Yogiri felt killing intent coming from her, so he promptly used his power. The woman tried to jump towards him but instead tripped over herself and fell.

She wasn’t dead, though. It wasn’t that Yogiri had gone easy on her, but the source of the killing intent had been something inside of her, not the woman herself.

“That was pretty small. Was it some sort of parasite?”

Yogiri knows for some reason or another what he killed by using his power. This time it had been something tiny inside the woman’s head. It must have been controlling her. He had heard of some parasites being able to control their hosts like that.

-Volume 6 page 157

夜霧 は、 女 からの 殺気 を 感じとり、 力 を 使っ た。 　 跳ぼ う と し た 女 が、 足 を もつれ させ て 倒れ た。 　 だが、 死ん では い ない。 　 夜霧 が 手加減 に 成功 し た わけ では なく、 殺気 の 主体 は この 女 の 中 に いる 何 か だっ た の だ。 「ずいぶん と 小さい な。 寄生虫 みたい な もの かな？」 　 夜霧 は、 力 を 使え ば 何 を 殺し た かが なんとなく は わかる。 　 それ は、 女 の 頭部 の 中 に いる、 ごく 小さな もの だっ た。 　 それ が この 女 を 操っ て い た の だろ う。 　 寄生 生物 の 中 には 宿主 を 操る よう な もの も いる と 夜霧 は 聞い た こと が あっ た。

-Volume 6 page 205