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Battle Museum Stages 26-50 (Sudachi) JP Text

May 23rd, 2022 (edited)
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  2. 月出里: 記憶ミュージアムで「初心」を思い出せば 魔法少女としても調整屋としても もっと成長できる…
  3. 月出里: リヴィアさんにそう言われて わたしはこの本の中に入ることになった
  4. 月出里: そこで思い出したのは 「あの事件」の直後のわたし
  5. 月出里: …あのとき、学校の教室に 銃を持った人が押し入ってきて わたしはクラスメイトに 「生贄」として差し出された
  6. 月出里: だけど殺されたのは、みんなの方 わたしが「選んだ」願いのせいで みんな死んでしまったから
  7. 月出里: それからわたしは「選ぶ」のが怖くなった あのとき、大人しくわたしが殺されてたらとか そんなことばっかり、ぐるぐる考えてた
  8. 月出里: これは、そんな頃のわたしの記憶
  9. 月出里: 死んで償いたいと思ってはいたけど 死ぬのも生きるのも選べなかった
  10. 月出里: 魔女退治を始めたのは 魔法少女の「使命」だって言われたから
  11. 月出里: 使命なら仕方ないって思ったの だって、わたしが選んだわけじゃないんだし
  12. 月出里: ふむっ!
  13. …………!
  14. 月出里: ふむぅ…っ!
  15. 月出里: だけど、わたしはすっごく弱くて 魔女に傷ひとつつけられなかった…
  16. 月出里: (どうしよう、このままじゃ…)
  17. 月出里: (…でも、わたしなんて このまま死んじゃった方が…)
  18. やあぁあっ!
  19. ふぅ… あなた大丈夫?
  20. 月出里: ふ、ふむ…
  21. ここら辺で見ない顔だけど新人? …小学生くらいかしら
  22. …って、あなた どこかで見たことあるような…
  23. もしかして… あの事件で生き残った…?
  24. 月出里: ――っ!?
  25. やっぱり… …え、でもこんなタイミングで
  26. あなた… いったい何を願ったの?
  27. 事件が関わってたり… しない、よね…?
  28. 月出里: (わたしが酷いことを願ったの… この人にバレちゃう…!)
  29. 月出里: (…………逃げよう)
  30. 月出里: みんなを殺したかったわけじゃない それでも、みんなが死んだのは わたしの願いのせい…だから
  31. 月出里: (魔女退治、したくないな… わたしじゃきっと勝てないし)
  32. 月出里: (…でも、ソウルジェム だいぶ濁ってきちゃったし)
  33. 月出里: (魔女が、わたしたちを襲った 犯罪者みたいなのを)
  34. 月出里: (生み出すこともあるって キュゥべえは言ってた…)
  35. 月出里: …………
  36. 月出里: (使命だから…仕方ないよね)
  37. 月出里: 魔女を倒せたことがないから グリーフシードは持っていなかった だから、戦えば戦うほど ソウルジェムは濁っていって…
  38. 月出里: (やっぱりわたしの攻撃 全然効いてない…!)
  39. 月出里: ふぐぅっ…!
  40. 月出里: ふ、ふむ…
  41. 月出里: 「罪を背負って死ね」 あのとき犯人に言われた言葉は ずっとわたしの頭に残ってた
  42. 月出里: でも「死んだ人の分も生きろ」… そんな風に言ってくる人もいて わたしはどっちも選べなかった
  43. 月出里: でも魔女に殺されるなら、それで死ぬなら もう何も選ばなくていい、楽になれるかなって …そう思ったの
  44. ☆▼◎△★…!!!!
  45. 月出里: (そう…やっとわたしは… 罪を背負って、死ねる…)
  46. ???の声: そうはいかへんで! みんな、やったり!
  47. リヴィア: あんた、大丈夫か!? すぐ浄化したるからな
  48. 月出里: (どうして…わたしなんか… 死んじゃえばよかったのに…)
  49. リヴィア: あぁ、起きたん 魔女なら、もうおらへんよ
  50. リヴィア: ま、倒したんは私やなくて 他の魔法少女たちやけどな
  51. リヴィア: 私もあんたと同じで 魔女退治は不得手やからなぁ
  52. リヴィア: こうしてたまに 助けてもろとるんや
  53. リヴィア: って、名乗り忘れてたわ
  54. リヴィア: 私はリヴィア・メディロス 出張調整屋さんや
  55. 月出里: (調整屋…?)
  56. リヴィア: それより体はどうや? 魔力がみなぎってくるやろ
  57. 月出里: (体…? 言われてみたらちょっと軽い?)
  58. リヴィア: それが「調整」ってやつやな
  59. リヴィア: …で、本題なんやけど あんたも調整屋にならへんか?
  60. 月出里: ふむ…?
  61. リヴィア: って、急にこんなん困るわな とりあえず簡単に説明するわ
  62. リヴィア: 「調整屋っていうのはな… 魔法少女のソウルジェムをいじって 能力を強化したり使いやすくしたりする商売や」
  63. リヴィア: 「そのお代として、魔法少女から グリーフシードを頂くっちゅうわけやな」
  64. リヴィア: 「中にはケガして駆け込んでくる子もおるけど 別に病院ってわけやないで ま、調整で回復の手助けくらいはできるけどな」
  65. リヴィア: そんで、あんたにはその調整屋に なれる素質があるんや
  66. 月出里: …ふむ?
  67. リヴィアさーん! いるー?
  68. リヴィア: おっと、お客さんや あんたちょっと手伝ってくれるか
  69. 月出里: ふむっ!?
  70.  
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  72. リヴィアさんありがとー
  73. リヴィア: まいどおおきになー あんたもお疲れさんやな
  74. 月出里: (なんか…すごく雑用を させられたような…)
  75. リヴィア: って、もうこんな時間かいな
  76. リヴィア: あんたに調整屋の素質がある って話、まだ終わってなかったな
  77. リヴィア: 家の近くまで送ったるから また明日おいで
  78. 月出里: (あれ、なんか勝手に 明日も来ることになってる…)
  79. 月出里: (ちょっと面倒だけど… この人相手に断る方が大変そう)
  80. 月出里: ふむ…
  81. リヴィア: ん、ええ子や!
  82. <翌日…>
  83. リヴィア: あ、奥にあるグリーフシード 取ってきてくれへんか?
  84. 月出里: ふ、ふむっ!
  85. 月出里: (結局、今日も お手伝いさせられてる…)
  86. リヴィア: そら大変やなぁ いつでもうちを頼ってええからな
  87. うん…ありがとう調整屋さん
  88. 月出里: (テキトーな人だと思ったけど あの人、頼られてるんだ…)
  89. あ、お菓子持ってきてくれたの? ありがとう!
  90. 月出里: ふ、むむん…
  91. リヴィア: よう働いてくれとるわ ほんまありがとな
  92. 月出里: (なんか、変な気持ち…)
  93. 月出里: (わたしにも調整屋の素質が あるっていうけど)
  94. 月出里: (こうやって人の役に立てるなら それも悪くない、のかな)
  95. こんにちはー
  96. 月出里: (あれ、この声… あのときの人…!)
  97. 「あなた… いったい何を願ったの?」
  98. 「罪を背負って死ね」
  99. 月出里: ふむ…む、む…
  100. 月出里: そこで見た悪夢は 銃声と叫び声が響く 赤い赤いあの日の教室
  101. 月出里: それが、わたしが選んだ願いの結果
  102. 月出里: あの日から 「罪を背負って死ね」って言葉が 耳を離れなくて
  103. 月出里: ずっとずっと、苦しくて…
  104. 月出里: ――っ!?
  105. リヴィア: 大丈夫や、落ち着き…
  106. 月出里: (そうだ…わたし、わたしは…)
  107. 月出里: ふむむむ、ふむむん ふんむむんむむんむ!
  108. 月出里: (あのときわたしが死んでたら みんなは死なずに済んだ!)
  109. 月出里: ふむむ、ふむんむ!
  110. リヴィア: 罪を背負って死ぬべきだった って言いたいんか
  111. 月出里: ――っ!? ふんむ…
  112. リヴィア: なんで知ってるのかって顔やな
  113. リヴィア: …調整屋の素質があるんは 呪いを願った子や…
  114. リヴィア: …私と同じようにな
  115. リヴィア: 私は、あんたみたいな子を探して 調整を教えて回ってるんや
  116. リヴィア: 報道写真であんたを知って 指輪つけてんのを見てな
  117. リヴィア: もしかしたら…と思って このあたりを探してたら
  118. リヴィア: 結界であんたを見つけて ビンゴや!ってなったわけや
  119. 月出里: …………
  120. リヴィア: それに言っとらんかったけど 調整屋さんはな
  121. リヴィア: 調整すると相手の記憶が 少しだけ見えることがあるんや
  122. リヴィア: 見たくて見てるわけやないんや 堪忍やで?
  123. 月出里: (そんな…)
  124.  
  125. FILENAME: text_420171-3.txt
  126. 月出里: (全部、知られてた… わたしが、何をしたのか…)
  127. 月出里: ふむ…!
  128. リヴィア: おっと、逃げたらあかんで
  129. リヴィア: あんたの悪いようにはせんから ちょっと茶でも飲まへんか?
  130. リヴィア: 他の子らには帰ってもろたから ゆっくり話しよか
  131. 月出里: (…逃げられなかった)
  132. リヴィア: せや、ドーナツあるんやけど チョコといちごどっちがええ?
  133. 月出里: …………
  134. リヴィア: なんや、選ばんのか?
  135. 月出里: (選びたく、ないな…)
  136. リヴィア: しゃーないな… ほな、どっちも私が食べたるわ
  137. ぱくっ
  138. 月出里: (あ…)
  139. リヴィア: なんて顔してんねん
  140. リヴィア: 選ばんかった あんたが悪いんやで
  141. 月出里: ふむぅ…
  142. リヴィア: 別に意地悪したんちゃう いまのは話の前フリや
  143. 月出里: ふむむん…?
  144. リヴィア: あんた、選ぶの避けてるやろ
  145. 月出里: ふむぅ…
  146. リヴィア: あのな、あんたは選択を せんかったつもりやろうけど
  147. リヴィア: 選ばんことも選択したことに 入るんやで
  148. リヴィア: 現に、あんたはいま 選ばんかったから
  149. リヴィア: 私にドーナツを両方 食べられてしもうたやろ?
  150. 月出里: …………
  151. リヴィア: あんたは自分の願いを 選んだ責任を感じとるんやろ
  152. リヴィア: …その気持ちは わからんでもないけどな
  153. リヴィア: せやからって罪を背負って あんたが死ぬのはおかしわ
  154. リヴィア: そもそも、悪いのは犯人やし あの状況で冷静な判断は無理やろ
  155. 月出里: ふむ…
  156. リヴィア: ま、そんくらいであんたが 自分の罪を許すとも思わへんけど
  157. 月出里: …………
  158. リヴィア: あんたは、みんなの命を犠牲に 自分が生き残ったのを悔いとる
  159. リヴィア: そんなあんたに ええこと教えたるわ
  160. 月出里: ふむ…?
  161. リヴィア: 「あんたには調整屋としての才能がある それは多くの魔法少女を 救える可能性があるっちゅうことや」
  162. リヴィア: 「あんたが死んで償って誰が喜ぶ? いったい、どこの誰が得すんねん」
  163. リヴィア: 「まぁ、あんたは罪から逃れて楽かもしれんけど 犯人もクラスメイトも死んでしもたんや 残念やけど、死んだ人間は返ってけーへん」
  164. リヴィア: けど、あんたが…月出里が これから救える人は何人や?
  165. 月出里: (わたしが、救う…?)
  166. リヴィア: 確かに、あんたの選択の結果 死んでしもた人はいるかもしれん
  167. リヴィア: それは取り返せへんけど 同じか、それ以上の人らを
  168. リヴィア: 月出里、あんたが救うことは できるかもしれへんやろ
  169. リヴィア: 人の生き死にを数で話すんは 不謹慎やって言われるかもしれん
  170. リヴィア: せやけど、月出里が死ぬよりも 生きて救い続けた方が
  171. リヴィア: 最終的に助かる人間は 多くなるんちゃうか?
  172. 月出里: (そんなこと 考えたこともなかった…)
  173. リヴィア: そうしたら…罪は消せんけど 少しくらい許されるんちゃうかな
  174. リヴィア: …って、私は思っとる
  175. 月出里: …………
  176. リヴィア: せや、あんたのために これ用意しといたんや
  177. リヴィア: すっかり使う機会を 逃しとったけど…ほれ
  178. 月出里: (…これ 小さいホワイトボード…)
  179. リヴィア: 月出里の言葉で 返事聞かせてくれんか?
  180. 月出里: (わたしにもできることが あるんだとしたら、それは…)
  181. きゅっ…きゅ
  182. 月出里: …ふむ
  183. 調整屋さんに わたしもなれますか?
  184. リヴィア: 当たり前やろ 私が見込んだんやから
  185. リヴィア: ま、修行は たっくさん必要やろけど
  186. 月出里: ふむっ!?
  187. リヴィア: そらそうや にしても、字ぃちっさいなぁ
  188. 月出里: ふむむっ!
  189. リヴィア: ん?怒っとるんか? 全然こわないよ?
  190. 月出里: (ちょっと意地悪な人… …でも、わたしこの人に)
  191. 月出里: (リヴィアさんに ついていきたいな…)
  192.  
  193. FILENAME: text_420171-4.txt
  194. 月出里: それから、リヴィアさんは お母さんへの挨拶をしにわたしの家に来た
  195. 月出里: 調整屋修行に連れていくために しばらくわたしを預かって 自宅学習って扱いにしたいからって
  196. リヴィア: 広い世界を見て学ぶのも いまのこの子に必要やないかと
  197. 月出里の母: そう…そうですか、自宅学習… はい、いいかもしれませんね
  198. リヴィア: …………おおきに 話が早くて助かりますわぁ
  199. リヴィア: ほんなら、諸々の手続きは また後日伺いますんで…
  200. リヴィア: …せや、これ手土産のドーナツ 危うく渡し損ねるところやったわ
  201. 月出里の母: ああ、そんな 気を遣わなくても…
  202. リヴィア: チョコといちごのがあるんやけど どっちがええとかあります?
  203. 月出里の母: えと…私は別にどちらでも… 頂けるだけでありがたいですから
  204. リヴィア: なんや…事件のせいやなくて そもそも親譲りなんかいな
  205. 月出里の母: …?
  206. 月出里: (はっ…このままじゃ両方 リヴィアさんに食べられる…!)
  207. 月出里: ふ…ふんむっ!
  208. リヴィア: お…あんたが選んでくれるんか
  209. リヴィア: それじゃ、残りの方は トレーラーで一緒に食べよか
  210. リヴィア: ちゅーことで、今日から ここで過ごすわけやけど…
  211. ???の声: 先生 ただいま戻りました
  212. リヴィア: お、帰ったか ええタイミングや!
  213. 月出里: ふ、ふむっ!?
  214. リヴィア: そうそう、初対面やったな
  215. リヴィア: もうひとりの弟子のヨヅルや 一緒に学ぶもん同士仲良くしいや
  216. ヨヅル: はじめまして 篠目ヨヅルと申します
  217. 月出里: ふ、ふむ… ふむむむ…ふむんむむ…
  218. ヨヅル: は? なんと言ってるかわかりません
  219. リヴィア: 言い方キツイわ…月出里は 色々あって喋られへんのや
  220. ヨヅル: …そうですか、それはなぜ? どうして話せないのでしょう?
  221. 月出里: ふ、ふむむ…
  222. リヴィア: ほらヨヅル… 私が言うことちゃうけどやな
  223. リヴィア: 初めからズケズケと聞くんは 優しさとちゃうんやなかったか?
  224. ヨヅル: あ…すみません 少し待ってください、メモを…
  225. 月出里: (メモ…? なんのことだろう…?)
  226. ヨヅル: あ! これだ、ありました!
  227. ヨヅル: …相手の個人的なことに 踏み込んだ発言は慎重に…
  228. ヨヅル: すみません、いまのは あなたの個人的なことでしたか
  229. ヨヅル: ところで、あなたは どうして調整屋に?
  230. リヴィア: …うん、それも 個人的なことやな
  231. ヨヅル: あっ…その、あの… 申し訳ありません…
  232. リヴィア: すまんな、この子も色々あって 人への接し方が下手なんやわ
  233. ヨヅル: ですが、私には先生に貰った 優しい行動のメモがあるので
  234. リヴィア: メモがあっても実行でけへんと なんにもならんやろ
  235. ヨヅル: …そうでした
  236. 月出里: (あれ…そんなに怖い人じゃ ないのかも…?)
  237. 月出里: (それに、なんだか ここは息がしやすいな…)
  238. 月出里: あんな事件があったから 大人たちはみんな、わたしにすごく優しくて たぶん、はれもの扱いをされてたんだと思う
  239. 月出里: だから、ふたりの雰囲気が あのときは、なんかいいなあって思った
  240. 月出里: でも、楽しいって思えば思うほど 罪を犯したわたしが笑ってていいのかなって 逆に不安になったりした
  241. 月出里: だから、わたしは自分がしたことを わたしの言葉で、ふたりに伝えることにしたの
  242. リヴィア: あんときの写真まで用意して… …よく話してくれたな
  243. 月出里: …ふむんむふんむ?
  244. ヨヅル: 嫌いになったか? どうしてでしょう?
  245. ヨヅル: 先生にスカウトされた以上 訳ありなのはお互い様です
  246. リヴィア: …せやな、私らは罪を背負うてる だから、救わなあかんのや
  247. 月出里: …ふむむ、ふむむむ ふむむ、ふむむふむむん
  248. ヨヅル: 生きて罪を償えるように…? …はい、共に頑張りましょう
  249. 月出里: ふむふむっ!
  250. リヴィア: …ほんで、さっきから 気になってたんやけど
  251. リヴィア: なんでヨヅルだけ月出里の 言うてることわかるんや
  252. ヨヅル: …え? いや、テレパシーで普通に…
  253. リヴィア: なんやて、私には してきたことないのに…!
  254. ヨヅル: あぁ…自慢になるので 隠しておくのが優しさでしたか
  255. リヴィア: 自慢…わざとやないのが 逆にむっかつくわぁ…
  256. 月出里: ふむむっ
  257. リヴィア: ったく… ま、一歩前進っちゅーことで
  258. リヴィア: そんな根詰めすぎずに 気楽にやってこな、月出里
  259. 月出里: ふむっ!
  260. 月出里: こうして、わたしは調整屋になるために そして、生きて罪を償うための 一歩を踏み出したんだ
  261. 月出里: 魔法少女たちを救うたびに 少しずつ罪が晴れるような気持ちになる それに、神浜市に来てからは ミィちゃんって友だちもできた
  262. 月出里: でもきっと、これからも わたしの罪が消えることはない …消したいとも思わない
  263. 月出里: それでも、生きて、生き続けて みんなを救えたらって思う それがわたしが選んだ道だから
  264. 月出里: 「罪を背負って死ね」 あの言葉は、心から消えないけれど
  265. 月出里: 「生きていく」って自分で決めた このときの気持ちが、わたしの初心… 本当のスタートだったんだ
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