Vi_Vi

Homura (scene0 ver.) MSS JP Text

Nov 6th, 2023
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  1. FILENAME: text_323011-1.txt
  2. まばゆ: …毎度どうもです 舞台裏コーナーです
  3. まばゆ: さて、これから私は
  4. まばゆ: scene0魔法少女ストーリー 暁美ほむらさん編なるものを
  5. まばゆ: 観賞しようとしているわけですが ここで少し注意!
  6. まばゆ: このストーリーの舞台は 割と先の方のループだそうで
  7. まばゆ: 軽いネタバレがあるかも…? ということです
  8. まばゆ: 具体的にはscene0本編 「Film.4」以降の内容に
  9. まばゆ: ちょこっと触れているそうです
  10. まばゆ: まあ、基本的に 魔法少女ストーリーは
  11. まばゆ: 本編から独立したエピソードに なってますってことなので
  12. まばゆ: 私は観ちゃうんですけど!
  13. まばゆ: あ、ちなみにこの場所ですけど ただの舞台裏です!
  14. まばゆ: 死後の世界だとか そういうアレじゃないので
  15. まばゆ: このコーナーについては
  16. まばゆ: 深く考えないで ご覧いただけますと!
  17. まばゆ: それじゃ…
  18.  
  19. FILENAME: text_323011-2.txt
  20. ほむら: (右、右、左、右…)
  21. ほむら: …………
  22. ほむら: ………… …………
  23. ほむら: (…これで)
  24. ほむら: (終わり)
  25. ほむら: ………… …………
  26. ほむら: (…このまま、進むしかない)
  27. まどか: ほむらちゃん 過去に戻れるんだよね?
  28. まどか: こんな終わり方に ならないように…
  29. まどか: 歴史を変えられるって 言ってたよね
  30. まどか: キュゥべえに騙される前の バカなわたしを…
  31. まどか: 助けてあげてくれないかな
  32. ほむら: 約束するわ!
  33. ほむら: 絶対にあなたを救ってみせる!
  34. ほむら: 何度繰り返すことになっても 必ずあなたを守ってみせる!
  35. まどか: 良かった…
  36. まどか: …ううっ!
  37. まどか: うっ…うああっ! ああああッ!
  38. まどか: …ッ もうひとつ頼んでいい?
  39. ほむら: …!
  40. まどか: わたし、魔女にはなりたくない…
  41. まどか: 嫌なことも悲しいことも あったけど…
  42. まどか: 守りたいものだってたくさん この世界にはあったから…
  43. ほむら: まどかぁっ!
  44. まどか: ほむらちゃん… やっと名前で呼んでくれたね…
  45. まどか: 嬉しいな…
  46. ほむら: ううっ!
  47. ほむら: っ…ぐ…うう…
  48. カチャ…
  49. ほむら: うぅぅぅぅ――っ!!
  50. ほむら: (…そう)
  51. ほむら: (あの日の約束を果たすまでは)
  52.  
  53. FILENAME: text_323011-3.txt
  54. ほむら: ………… …………
  55. ほむら: (ん…?)
  56. 早乙女先生の声: …あら、詢子 まだ仕事中じゃないの?
  57. 早乙女先生の声: 残業中の息抜き…? 会社員も大変よね
  58. ほむら: (早乙女先生の声…)
  59. ほむら: (誰かと電話してる…?)
  60. 早乙女先生: …えっ、そんなに修羅場なの!?
  61. 早乙女先生: じゃあ、この間も かなり無理して抜け出したとか?
  62. 早乙女先生: ほら、2週間近く前 一緒にお酒を飲んだとき…
  63. 早乙女先生の声: 「そう…あの日も残業を 頼まれそうだったのね」
  64. 早乙女先生の声: 「へえ、まどかちゃんから 急に買い物を頼まれて 定時にすぐ上がったからセーフだった…?」
  65. ほむら: ………… …………
  66. 早乙女先生の声: 「あの夜、詢子と会えたのは まどかちゃんのおかげだったのね! ふふっ、感謝しないとね!」
  67. ほむら: (…電話の向こうの声は よく聞こえないけれど)
  68. ほむら: (まどかの連絡がきっかけで)
  69. ほむら: (早乙女先生たちの その後の予定が)
  70. ほむら: (変わったということ…?)
  71. ほむら: ………… …………
  72. ほむら: (あらゆる出来事は つながりあっている…)
  73. ほむら: (小さな違いが積み重なって 予想外の結果を生むこともある)
  74. ほむら: (不用意な行動は慎まないと)
  75.  
  76. FILENAME: text_323011-4.txt
  77. キンコ~ン♪ カンコ~ン♪
  78. ほむら: ………… …………
  79. ほむら: (結局…)
  80. ほむら: (今回も、まどかの契約を 阻止できなかった)
  81. ほむら: (本来はキュゥべえを まどかに接触させないよう)
  82. ほむら: (動く予定の日だったけれど)
  83. ほむら: (もう… 必要なくなってしまったわね)
  84. ほむら: …………
  85. ほむら: (佐倉杏子…?)
  86. 杏子: ハッ…
  87. 杏子: …………
  88. 杏子: フッ
  89. ほむら: ………… …………
  90. 杏子: …ん?
  91. Game Over
  92. 杏子: …あーあ、気がそがれちまった
  93. 杏子: そこにいるんだろ? 出てきなよ
  94. ほむら: …邪魔をしてしまったようね
  95. 杏子: 別にいいけどさ それより、なんか用?
  96. ほむら: いえ 表であなたを見かけたから
  97. 杏子: 見滝原はあんたが 仕切るって話だったっけ?
  98. 杏子: だから縄張りに立ち入らないよう 監視してるわけだ
  99. ほむら: …そんなところかしら
  100. 杏子: なら、余計なお世話だね
  101. 杏子: 通りの向こうっかわは 見滝原だけど
  102. 杏子: この店はギリ風見野市内だ
  103. 杏子: 縄張りを侵してるのは むしろあんたの方ってことになる
  104. 杏子: …それとも、あたしと コトを構えようってわけ?
  105. ほむら: そのつもりはないわ
  106. ほむら: 見滝原に手出しされないかぎり あなたを敵に回す意思はない
  107. 杏子: ふぅん あたしはそれで構わないけど
  108. 杏子: ま、せいぜい上手くやんなよ
  109. 杏子: 見滝原で魔女絡みの 人死にが増えるようなら
  110. 杏子: マミの奴が 黙っちゃいないと思うぜ
  111. 杏子: あんたに任せちゃ いられない、ってね
  112. ほむら: 忠告に感謝するわ
  113. ほむら: …私にはもう 関係のないことだけれど
  114. 杏子: はぁ?
  115. ほむら: それじゃ…
  116. 杏子: なんなんだよ、あんた
  117. 杏子: …ま、いっか あたしも帰るか
  118. ほむら: ゲームはもういいのかしら?
  119. 杏子: 今日は終わりだよ
  120. 杏子: パーフェクトを出すまで やり直したっていいけど
  121. 杏子: それじゃ、つまんねーだろ?
  122. 杏子: 何度でもやり直せたら
  123. 杏子: 楽しさも悔しさも 感じなくなっちまう
  124. 杏子: 人間、そういうもんじゃん?
  125. ほむら: ………… …………
  126. <病院前>
  127. ピーポー ピーポー
  128. ざわ…
  129. ほむら: …?
  130. 「まだ小さいのに、可哀想に…」
  131. 「助かってほしいけど…」
  132. 「…見つかったときには、もう 息がなかったそうよ」
  133. 「どうして廃ビルなんかに 入り込んでしまったのかしら…」
  134. 「迷子になってたんですって」
  135. ほむら: (子どもが救急車で運ばれた…)
  136. ほむら: (魔女か、使い魔と関係が? いえ…)
  137. ほむら: (以前、この近くで 孵化した魔女は)
  138. ほむら: (この手で倒したはずだけど…)
  139. ほむら: ………… …………
  140. ほむら: …!
  141. ほむら: (かすかに魔力を感じる)
  142. ほむら: (あった…)
  143. ほむら: (この間とは別の魔女… いえ…使い魔の結界?)
  144. ほむら: ――っ!?
  145. ほむら: (…出たわね)
  146.  
  147. FILENAME: text_323011-5.txt
  148. ほむら: ………… …………
  149. ほむら: (使い魔にしては手ごわかった)
  150. ほむら: (例の魔女を倒して できた空白に)
  151. ほむら: (新しく使い魔が 入り込んできたのね…)
  152. 「まだ小さいのに、可哀想に…」
  153. 「助かってほしいけど…」
  154. 「…見つかったときには、もう 息がなかったそうよ」
  155. 「どうして廃ビルなんかに 入り込んでしまったのかしら…」
  156. ほむら: ………… …………
  157. 杏子: ま、せいぜい上手くやんなよ
  158. 杏子: 見滝原で魔女絡みの 人死にが増えるようなら
  159. 杏子: マミの奴が 黙っちゃいないと思うぜ
  160. 杏子: あんたに任せちゃ いられない、ってね
  161. ほむら: 忠告に感謝するわ
  162. ほむら: …私にはもう 関係のないことだけれど
  163. 杏子: はぁ?
  164. ほむら: ………… …………
  165. ほむら: そう…
  166. ほむら: まどかを救えなかった私には もう、関係ない…
  167. ほむら: 次の戦場へ向かいましょう 逃れられない運命を変えるために
  168.  
  169. FILENAME: text_323012-1.txt
  170.  
  171. FILENAME: text_323012-2.txt
  172. ほむら: ………… …………
  173. ほむら: (だんだん、慣れてゆく…)
  174. 杏子: 何度でもやり直せたら
  175. 杏子: 楽しさも悔しさも 感じなくなっちまう
  176. 杏子: 人間、そういうもんじゃん?
  177. ほむら: (最後は、何も感じなく なってしまう…?)
  178. キンコ~ン♪ カンコ~ン♪
  179. ほむら: (まどかは無事に 家へ帰ったようね)
  180. ほむら: (もし仮に、キュゥべえが 接触してきたとしても)
  181. ほむら: (まどかが契約する理由は すべて潰したはず…)
  182. <病院前>
  183. ほむら: (あのとき、子どもが 救急車で運ばれたのは)
  184. ほむら: (確か、このあたりだった)
  185. ほむら: (時間は、もう少し あとのはずだけど…)
  186. ほむら: ………… …………
  187. ほむら: …………
  188. ほむら: (…やっぱり、魔力の気配がある 例の使い魔ね)
  189. まどかの声: …あれっ?
  190. ほむら: ――っ!?
  191. まどか: やっぱり、暁美さんだ!
  192. ほむら: (まどか…)
  193. ほむら: あなた、どうしてここに?
  194. まどか: あ、家に帰ったら
  195. まどか: パパにおつかいを 頼まれちゃって…
  196. まどか: その帰りなんだ
  197. ほむら: そう…
  198. ほむら: (まどかとの接触は計算外…)
  199. ほむら: (小さな違いが積み重なって 予想外の結果を生むこともある)
  200. ほむら: (不用意な行動は慎まないと)
  201. ほむら: (近くに使い魔もいる… 早く家に戻るよう促すべきね)
  202. まどか: …あっ? あの子…
  203. ほむら: …?
  204. まどか: こんな時間にひとりで… どうしたんだろう?
  205. ほむら: …ずいぶん小さな子ね
  206. まどか: そうだよね… もしかして、迷子とか?
  207. ほむら: (あ…)
  208. 「…見つかったときには、もう 息がなかったそうよ」
  209. 「どうして廃ビルなんかに 入り込んでしまったのかしら…」
  210. 「迷子になってたんですって」
  211. ほむら: (このまま放っておけば あの子が)
  212. ほむら: (使い魔の犠牲になる 運命だということ…?)
  213. まどか: わたし、声をかけてくる!
  214. まどか: どうしたの? 道に迷っちゃったのかな?
  215. ………… …………
  216. まどか: パパやママは一緒じゃないの?
  217. …………
  218. ほむら: (…反応がない)
  219. ほむら: (虚ろな目… 使い魔に魅入られている…!)
  220. …………
  221. ダッ
  222. まどか: あっ、待って!
  223. ほむら: (そっちは使い魔の結界が…!)
  224. ほむら: (まどかっ!)
  225. …………
  226. まどか: あっちだよ!
  227. ほむら: …ええ
  228. ほむら: (迂闊すぎたわ)
  229. ほむら: (まどかを 巻き込んでしまった…!)
  230. ほむら: (足場が崩れかかっている… 危険だわ)
  231. …………
  232. まどか: はぁ…はぁ ねえ、待って!
  233. まどか: えっ… ここ、どこ?
  234. ほむら: …………
  235. カチッ
  236. ほむら: (…結界の主は、あそこね)
  237. ほむら: (まどかに見られないように あいつを始末する)
  238.  
  239. FILENAME: text_323012-3.txt
  240. ほむら: (時間停止を解除)
  241. ほむら: …………
  242. グラッ
  243. ほむら: ――っ!?
  244. ほむら: (足場が…!)
  245. まどか: …………
  246. ほむら: まどかっ!
  247. ガラガラガラッ
  248. まどか: ―まどか― えっ… あ、暁美…さん?
  249. ほむら: ―ほむら― 怪我はないかしら?
  250. まどか: ―まどか― う…うん
  251. ほむら: ―ほむら― そう、よかったわ
  252. まどか: ―まどか― ありがとう…あっ! それよりあの子は…!
  253. ………… …………
  254. ほむら: 大丈夫 どこにも怪我はないわ
  255. う…うーん…
  256. あれ… ここ、どこ?
  257. まどか: あっ、気がついた!
  258. まどか: 大丈夫? 痛いところはない?
  259. う…うん えっと…ママはどこ?
  260. ほむら: …やはり迷子だったようね 交番まで連れていきましょう
  261. ほむら: あなたも自分の家に 電話しておいた方がいい
  262. ほむら: ご家族が心配するわ
  263. まどか: えっ… あ、うん
  264. <交番前>
  265. まどか: よかったぁ…
  266. まどか: あの子のママがもうすぐ 迎えにきてくれるって!
  267. ほむら: …そうね
  268. ほむら: (私が別の行動を取っていたら)
  269. ほむら: (あの子は使い魔の犠牲に なる運命だった)
  270. まどか: あの、暁美…さん…?
  271. ほむら: 何かしら?
  272. まどか: もしかしたら、わたしの 見間違いかもしれないんだけど
  273. まどか: さっき、わたしを 助けてくれたとき
  274. まどか: 暁美さんが…今と違う格好を してたように見えて…
  275. ほむら: …………
  276. まどか: それと…その前に、わたし 変な場所に迷い込んだ、ような…
  277. ほむら: …なんのことかしら
  278. まどか: ご…ごめんね! 変なこと言って
  279. まどか: 危ないところを 助けてもらったのに…!
  280. まどか: きっと、気のせいだよね
  281. まどか: 怖い目に遭って 気が動転してたのかも…
  282. ほむら: そうね 今日のことは忘れた方がいい
  283. まどか: えっ…?
  284. ほむら: 私の忠告に耳を貸さなければ
  285. ほむら: あなたは すべてを失うことになる
  286.  
  287. FILENAME: text_323012-4.txt
  288. ほむら: ………… …………
  289. まどかの声: あっ、暁美さん!
  290. ほむら: (…まどか)
  291. まどか: …昨日は本当にありがとう
  292. まどか: ちゃんとお礼言えてなくて ごめんね
  293. ほむら: 当然のことをしたまでよ
  294. まどか: あ、あのね…
  295. まどか: わたし、暁美さんともっと 仲良くなりたいなぁ、なんて…
  296. ほむら: …………
  297. ほむら: (まどかはまだ契約していない)
  298. ほむら: (まどかが魔法少女に 関心を抱くきっかけを)
  299. ほむら: (与えてはならない)
  300. ほむら: …私はあなたが思っているような 人間じゃないし
  301. ほむら: あなたは私に 興味を持つべきじゃない
  302. まどか: えっ…でも
  303. ほむら: ………… …………
  304. ほむら: …ごめんなさい
  305. ザッ
  306. まどか: 暁美さん…
  307. まどか: 何か、わけがあるんだよね? 本当は優しい子なんだよね?
  308. まどか: だって、あの子とわたしのこと… 助けてくれたもん!
  309. ほむら: …………
  310. ほむら: (昨日の交番の前…)
  311. ざわ…
  312. ほむら: (…何かしら?)
  313. 「交通事故…?」
  314. 「ええ、ゆうべね 4人も亡くなったって」
  315. ほむら: (事故? 交番の目の前で…?)
  316. 「なんでも、迷子を 警察で預かってたらしいんだけど」
  317. 「親御さんが迎えにきたら その子が道に飛び出しちゃったらしくてね あわてて避けようとした車が 交差点で別の車と衝突して…」
  318. ほむら: …!
  319. ほむら: (いったいどういうこと?)
  320. ほむら: (あの子が助かったことで 新たな惨劇が引き起こされて)
  321. ほむら: (別の4人が 命を落としたというの?)
  322. ほむら: ………… …………
  323. ほむら: (このことが…)
  324. ほむら: (まどかの耳に入らないよう 祈っているわ)
  325. ほむら: 繰り返す…私は何度でも繰り返す
  326.  
  327. FILENAME: text_323013-1.txt
  328. ほむら: ………… …………
  329. ほむら: (今日から1週間後…)
  330. 「まだ小さいのに、可哀想に…」
  331. 「助かってほしいけど…」
  332. 「…見つかったときには、もう 息がなかったそうよ」
  333. ほむら: (病院前に現れる 使い魔を放置すれば)
  334. ほむら: (あの子は犠牲になる)
  335. ほむら: (でも…)
  336. ガラガラガラッ
  337. 「交通事故…?」
  338. 「ええ、ゆうべね 4人も亡くなったって」
  339. ほむら: (ひとりを助けた結果 4人の命が失われ)
  340. ほむら: (まどかまで 危険な目に遭わせてしまった)
  341. ほむら: (あんな愚行は、もう…)
  342. …………
  343. ほむら: ………… …………
  344. 杏子: 何度でもやり直せたら
  345. 杏子: 楽しさも悔しさも 感じなくなっちまう
  346. 杏子: 人間、そういうもんじゃん?
  347. ほむら: …私はいつまで “人間”でいられるのかしら
  348.  
  349. FILENAME: text_323013-2.txt
  350. おはよう!
  351. おはよう~!
  352. 今日の予習してきた?
  353. えへへ~、ばっちり
  354. 己がすっかり人間でなくなって 了う前に…
  355. 一つ頼んで置きたいことがある
  356. え、すごくない?
  357. 今日の国語の時間 先生に当てられそうだから
  358. それでかー
  359. ほむら: ………… …………
  360. ほむら: (新たな選択は 予測不可能な結果を生む)
  361. ほむら: (未知の選択肢を選ぶのは 危険すぎる…)
  362. ほむら: (ひとりが犠牲になることで 4人の命が助かるのなら)
  363. ほむら: (仕方ない、と割り切ることが… 人間の思考と言えるのかしら)
  364. まどか: キュゥべえに騙される前の バカなわたしを…
  365. まどか: 助けてあげて、くれないかな
  366. ほむら: (…何を迷っているの)
  367. ほむら: (今の私の目的は、ただひとつ)
  368. ほむら: (ワルプルギスの夜を倒し まどかを救うこと)
  369. ほむら: (そのためなら…)
  370. まどかの声: あっ
  371. ほむら: …?
  372. まどか: おはよう、暁美さん!
  373. ほむら: (まどか…)
  374. キンコ~ン♪ カンコ~ン♪
  375. ほむら: …………
  376. まどか: 何か、わけがあるんだよね? 本当は優しい子なんだよね?
  377. まどか: だって、あの子とわたしのこと… 助けてくれたもん!
  378. ほむら: (他の誰かを見捨てて 別の誰かを救う…)
  379. ほむら: (そんな選択をして まどかが喜ぶわけがない…!)
  380. まどか: 暁美…さん?
  381. <夜明け前…>
  382. ほむら: ………… …………
  383. ほむら: (ひとりが犠牲になるのとも 4人が犠牲になるのとも違う)
  384. ほむら: (誰ひとり犠牲にならない 第3の選択…)
  385. ほむら: (それが まどかの望む道のはず)
  386. ほむら: …見つけた
  387.  
  388. FILENAME: text_323013-3.txt
  389. ほむら: …………
  390. ほむら: (まず… 元凶の使い魔は排除した)
  391. ほむら: 次は…
  392. ほむら: (あの女の子が 母親とはぐれたのは)
  393. ほむら: (この日の夕方のはず…)
  394. ほむら: …違う あの子じゃない
  395. ほむら: ………… …………
  396. ほむら: …いた!
  397. あっ、ママ!
  398. …………
  399. 見て、わんこだよ! かわい~!
  400. ほむら: (…母親は気づいていない ここではぐれたのね)
  401. ほむら: (だったら…)
  402. ほむら: あの…
  403. ん…私ですか?
  404. ほむら: はい
  405. ほむら: お子さん、あっちへ 走っていきましたよ
  406. えっ…? あっ、大変!
  407. すみません! ぼーっとしちゃってて
  408. ありがとうございます 連れ戻さないと…!
  409. みあちゃん! ママから離れちゃダメよ!
  410. ほむら: ………… …………
  411. ほむら: (これでいいのよね…)
  412. ほむら: (…まどか)
  413.  
  414. FILENAME: text_323013-4.txt
  415. ほむら: ………… …………
  416. ほむら: …………
  417. ???の声: これで、気が済みましたか?
  418. ほむら: ええ
  419. ほむら: 病院の近くに、別の使い魔が 現れた様子もないし
  420. ほむら: 交番前の事故も 今度は起きなかった
  421. ???の声: 誰も犠牲にならない道が 見つかった…?
  422. ほむら: …そうね この一件に関しては、ね
  423. ほむら: けれど、それは あくまで結果でしかない
  424. ほむら: この一手が、状況を
  425. ほむら: さらに悪化させる危険も あったのだから
  426. ???の声: でも、よかったです 救いのある結末で
  427. ほむら: 本当にわかっているの? 私たちの目指す結末は…
  428. ???の声: わかってます 1週間後が本当の勝負です
  429. ほむら: ええ、最後の戦いに向けて 準備を再開しましょう
  430. ほむら: 今度こそ、この手で あの最悪の魔女を…
  431. ほむら: ワルプルギスの夜を倒すために
  432. まばゆ: …………
  433. まばゆ: …重い、重いです!
  434. まばゆ: 暁美さんが強いられる選択が いちいち重いですっ!
  435. まばゆ: なんか悪意ありますよね、これ? 見えない悪意みたいなのが!
  436. まばゆ: この、ループを重ねるごとに 人間らしい感情を少しずつ
  437. まばゆ: 失っていってるんじゃないか っていう恐怖…
  438. まばゆ: 映画の追体験でも辛いのに リアルで耐えきれる気がしません
  439. まばゆ: …さて、話は変わりますが
  440. まばゆ: 最後のところに 声だけ出演してたあの人
  441. まばゆ: アレ、なんで隠したんでしょうか 割とバレバレだったんですが…
  442. まばゆ: ネタバレ対策ですよね? 見えない悪意とかじゃなく!
  443. まばゆ: それと気になったのが 早乙女先生のくだりなんですが
  444. まばゆ: 他の子の魔法少女ストーリーと
  445. まばゆ: 微妙につながっているような いないような…?
  446. まばゆ: …ということで
  447. まばゆ: 暁美さんの物語は まだまだ続くわけですが
  448. まばゆ: このお話は、ここでいったん 終わりみたいです
  449. まばゆ: なんだか蛇足みたいなコーナーで すみません
  450. まばゆ: ちょっとした企画(?)だって 聞いてるんですが…
  451. まばゆ: 以上、舞台裏からでした
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