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talran

Untitled

Jul 1st, 2019
146
Never
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  1. ユールモアの元首 : おのれ、頭の悪い愚民どもめ……!私の的確な指示で、この街は護られたではないか!
  2. ユールモアの元首 : それがなんだ、犠牲者の数が多すぎるだと!?ふざけるなッ!
  3. ユールモアの元首 : さては、元首の座を狙う連中が、よからぬ扇動をしているんじゃないか?
  4. ユールモアの元首 : そうだ……そうに違いない……。私は降りんぞ……絶対に……!
  5. ???? : 骨が折れますな、ユールモアの偉大なる元首殿。あなたは大変よくやっているのに、周りが馬鹿ばかりで困る。
  6. ユールモアの元首 : だ、誰だお前は!?ここへの立ち入りは、禁止されているはずだぞ!
  7. 黒法衣の男 : これは失敬……。しかし、内密な提案がございまして。
  8. 黒法衣の男 : 私は、あなたを支援したいのです。そのために、お命じいただければ、近隣にいる大罪喰いを捕らえて参りましょう。
  9. 黒法衣の男 : そいつと、あなたの奥方様が宿している胎児を使って、絶対の王を作るのです。さすれば王の父として、あなたの立場も盤石となりましょう。
  10. ユールモアの元首 : すばらしい、すばらしいぞ!我が息子、ヴァウスリーにかかれば、罪喰いがまるでペットか何かのようだ!
  11. ユールモアの元首 : これで我が一族には、永遠の地位と名誉が約束された!全世界を手中に収めるのも、時間の問題だな!
  12. 黒法衣の男 : ええ、是非。それによって、人は戦うことをやめ、進歩を捨て、光とともに停滞に沈む……。
  13. 黒法衣の男 : 実に結構でございます。光に満ちた世界こそ、私どもの……アシエンの望みなれば。
  14. ヤ・シュトラ : まずいわ……ついに限界が……!このままじゃ、彼女が罪喰いになってしまう……!
  15. ヤ・シュトラ : ウリエンジェ!対策があるんでしょう、早く……!
  16. リーン : ああ……空にも光が……!
  17. 水晶公 : 時は、来たれり。すべての大罪喰いの力が、ひとところに集まった。
  18. 水晶公 : その力……私がいただくぞ。
  19. アリゼー : 水晶公……!?あなた、何をするつもり!?
  20. 水晶公 : っ……お前がたくわえた膨大な力をクリスタルタワーに送り、私ごと、別の世界へ転移するのだ……!
  21. 水晶公 : ほかにも世界があると知ったときから、私はずっと、この瞬間を夢見てきた……。
  22. 水晶公 : こんな壊れかけの世界に留まるより、新天地で楽しく生きたい……当たり前だろう?そのために、お前を利用させてもらったのさ!
  23. リーン : そんな……!
  24. それじゃあ、こうなるとわかってて、わざと……!?
  25. アリゼー : 騙してたって言うなら、あの人を任せておけない!引きはがすわよ!
  26. ウリエンジェ : 手を出してはなりませんッ!
  27. ウリエンジェ : お願いします……今、このときだけは……彼の決意を、ただ、見届けてほしい……。
  28. ヤ・シュトラ : ……ああ……なんてこと……。ウリエンジェ、あなた、これをすべて知っていたのね……。
  29. ヤ・シュトラ : こんな乱暴な転移術は成功しない。別の世界になんて、辿りつくことはない……。
  30. ヤ・シュトラ : 水晶公はそれをわかっていながら、あの人には悟られまいと、嘘をついているんだわ……。
  31. アルフィノ : それは……どういう……。
  32. ヤ・シュトラ : 彼女からあふれた光の力を引き取って、世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。
  33. ヤ・シュトラ : 水晶公は、自分の命と引き換えに、あの人もノルヴラントも救う気なのよ……!
  34. 水晶公 : ……冒険の終わりに、英雄が集めてきたものを、小悪党が少しばかりちょろまかす。
  35. 水晶公 : それだけのこと、ありきたりなオチのひとつさ。
  36. 水晶公 : あんたの物語はまだまだ続き、いずれこれも、取るに足らない笑い話になるだろう。
  37. 水晶公 : 名も知れぬ水晶公は、どこかの世界で、明日も楽しく暮らしている。だから……!
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  40. エメトセルク : ……クリスタルタワーを制御できるのは、紅い眼を持つアラグの血族だけ。そしてそれは、第一世界には存在しえないものだ。
  41. エメトセルク : その男が、世界と……恐らく時まで渡って、何を大それたことを企んでいるのかと思ったが……
  42. エメトセルク : まさか、たかだかひとりの英雄様を救おうとしていたとは。まったく、馬鹿すぎて恐れ入る。
  43. エメトセルク : だが、成就するのはお前の計画じゃない。私たちの計画だ。
  44. サンクレッド : エメトセルク……お前……ッ!
  45. エメトセルク : おっと、動くなよ。水晶公は、まだ息があるはずだ……が、それもお前たち次第だぞ?
  46. エメトセルク : 残念だ……本当に……心底失望した。
  47. エメトセルク : お前なら、すべての光を取り込んでも平気かもしれない……そう思っていたのに、なんだそのザマは?化け物になりかけているじゃないか。
  48. エメトセルク : それじゃ、交渉する価値もない。今の「なりそこない」の人類には、その程度が限界か。
  49. エメトセルク : 私はアシエンだぞ?世界統合のために、あれこれ画策するのが仕事だ。
  50. エメトセルク : 第一世界においては、100年前、当時の英雄たちを利用して光を高める策を、同胞アログリフに授けた。
  51. エメトセルク : それで片がつかなかったので、次の策として、ヴァウスリーを造りだしたわけだ。
  52. エメトセルク : ……が、それもお前たちの到来によって、展望がなくなった。
  53. アルフィノ : 私たちに近づいてきた狙いは何だ……!
  54. エメトセルク : それについては、今まで散々話してきただろう?あれは本当だ、何ひとつ嘘はついていない。
  55. エメトセルク : お前たちは、私にとって裁定の材料だった。今の人類の精神性や強さ、可能性を知るための。
  56. エメトセルク : だから興味があったのは事実、教えたことも事実。結果によっては、味方として取り込むに値するとも思っていた。
  57. エメトセルク : ただし、合格の最低条件は、こいつがすべての光を飲み込んだ上で、それを自在に制御できるようになることだった。
  58. エメトセルク : それくらいでなければ、価値がない。手を取るほどの強者とは、認められない。
  59. サンクレッド : つまり、俺たちは落第とみなされたと……。ずいぶんと勝手な話だ。
  60. サンクレッド : だが、仮に合格していたとして、俺たちがアシエンにつくとは限らなかっただろう。
  61. エメトセルク : そのときは、殺せばいい。ため込まれた光が放出されて、少なくとも、すべての罪喰いを倒す前の状態には戻せる。
  62. エメトセルク : だからこそ、光そのものを持ち去られちゃ困るんだ。こいつの行動には、少しばかり焦らされた。
  63. エメトセルク : ふむ……まだ知性と姿は保ってるようだが、中身はもうほとんど罪喰いみたいなものだな。
  64. エメトセルク : お前の意志はどうあれ、これからは、いるだけで世界を光に包み込む。
  65. エメトセルク : 寄り添ってきた相手を罪喰いに変えるかもしれないし、正常なエーテルを喰らいたくて、無辜の人々を襲うようになるかもしれない。
  66. エメトセルク : そんなお前に、人類は立ち向かいもするだろう。だが……その強さを目にして、すぐに絶望する!
  67. エメトセルク : 「勝てるわけがない……私たちはもうおしまいだ……。 人はもう、何をしても無駄なのだ!」
  68. エメトセルク : 皮肉だなぁ……ヴァウスリーが幸福によって成し遂げようとしていた停滞を、お前が、絶望によって成し遂げるんだ。
  69. エメトセルク : さて、お前がとっとと世界を蹂躙してくれることを願いながら、私はそろそろ、おいとまするとしよう。
  70. アルフィノ : 水晶公……ッ!
  71. エメトセルク : お前たちにつきあっても、結局、何かが変わるほどの収穫は得られなかったんだ。これくらいの土産はもらっていくさ。
  72. エメトセルク : なりそこないの人類から学ぶことがあるとは思わなかったが、あいつが英雄様のために蓄えてきた知識と技術には、大変興味がある。
  73. エメトセルク : ……本当に、哀れだな。
  74. エメトセルク : お前が仲間と思っている連中も、そうなっては、もはや殺し合うしかない敵だ。
  75. エメトセルク : なまじ知性が残って、堪えがたくなったら、私のもとに来るがいい。 せめて嗤って、すべてを見届けてやろう。
  76. エメトセルク : テンペストと呼ばれる、黒き海の底。 その暗がりに、私の根城がある……。
  77. エメトセルク : ではな、化け物…………。
  78. アルバート : ……ああ、目が覚めたのか。
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