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- FILENAME: text_325031-1.txt
- まばゆ: こんにちは
- まばゆ: これから始まるのは
- まばゆ: scene0魔法少女ストーリー 巴マミさん編です
- まばゆ: どんな感じのお話になるのか ちょっと見当がつきませんね…
- まばゆ: 可愛い系のお話でしょうか? それともかっこいい系…?
- まばゆ: さて、楽屋からは このくらいにして
- まばゆ: 巴さんのストーリーを 観ていくことにしましょう…
- ほむら: それじゃいきます!
- ほむら: やあああああっ!
- ほむら: うわあああああ!
- ほむらの声: えいっ!
- ほむらの声: えいっ!
- ほむらの声: えいいっ!
- カチッ
- ほむら: はぁ、はぁ、はぁ…
- まどか: あっ、すごい…
- まどか: 一瞬で、ドラム缶が ヘコんじゃった…
- ほむら: ど、どうでしょうか? 私の魔法は…
- まどか: どう思う、マミさん?
- マミ: 時間停止ねぇ…
- マミ: 確かにすごいけれど 使い方が問題よね
- まどか: 晴れましたね
- マミ: そうね、よかったわ
- ほむら: あの…ありがとうございました 巴さん
- ほむら: 戦い方の相談に乗ってもらって…
- マミ: お礼なんていいわよ
- マミ: 一緒にワルプルギスの夜と戦う 仲間なんだから
- ほむら: あ…ありがとうございます
- マミ: 実は、暁美さんの魔法を どう活かしていくか
- マミ: 私に考えがあるんだけど…
- まどか: えっ
- ほむら: ぜひ、聞かせてください
- マミ: 決まりね
- マミ: これからケーキ屋さんに 寄っていく予定だから
- マミ: そこで話をしましょう
- まどか: えっ、マミさんの言ってた ケーキ屋さんって…
- まどか: レコンパンスの ことだったんですか?
- マミ: あら、知ってるの?
- マミ: このお店のケーキが好きで よく買いにくるのよ
- まどか: そうだったんですね
- マミ: 鹿目さんもよく来るのね
- まどか: はい!
- まどか: 少し前に、エイミーのことで お世話になって…
- マミ: エイミー…? あっ…
- マミ: 鹿目さんが魔法少女になるときに
- マミ: 助けてあげたっていう 子猫のことね
- まどか: そうなんです
- FILENAME: text_325031-2.txt
- カランカラン
- 咲笑: いらっしゃいませー
- マミ: こんにちは
- 咲笑: あら… まどかちゃんも一緒?
- 咲笑: 知らなかったわ
- 咲笑: うちの常連さんとまどかちゃんが お友だちだったなんて
- まどか: あっ、マミさんとは 最近知り合ったんです
- マミ: 今日はテイクアウトじゃなくて 3人でお茶をしにきたんです
- 咲笑: 一度に3人も… ありがたいわ
- 咲笑: 今日は見ての通り ガラガラだったもの
- マミ: それは寂しいですね
- 咲笑: というわけで お好きなお席へどうぞ
- ほむら: …なるほど そういうやり方が…
- ほむら: 確かに、爆弾を武器にして 立ちまわれば
- ほむら: 私の魔法を活かせるかも…!
- マミ: しっ、声が大きくなってるわよ
- ほむら: あっ …すっ、すみません
- マミ: うまく行くかどうか… 早めに試してみたいところだけど
- 咲笑: お待たせしました 特製ブレンドティーと…
- 咲笑: それから、レモンケーキ!
- マミ: えっ…
- 咲笑: フフッ、ケーキはサービスよ♪
- まどか: わぁ、ありがとうございます
- ほむら: …いいんですか?
- 咲笑: 遠慮しないで! 見込み違いで作りすぎちゃったの
- マミ: お気遣いいただいて ありがとうございます
- マミ: このお店は ブレンドティーもおいしいのよ
- ほむら: はい…ポットから とってもいい香りがします…
- マミ: さっそくいただきましょうか 暁美さん、鹿目さん
- まどか: はいっ!
- 咲笑: …………
- 咲笑: …あけみ…暁美? 暁美…ほむらちゃん?
- ほむら: えっ、私の名前 知ってるんですか?
- 咲笑: やっぱり、思った通りね
- 咲笑: 最近、病院から ケーキの注文をいただいたの
- 咲笑: 退院祝いのケーキに 名前を入れてほしいって
- ほむら: あっ! あのときのケーキ…
- 医師: 退院祝いのケーキを 用意したんだ
- 医師: みんなで一緒に食べよう
- ほむら: は…はいっ!
- ほむら: …あれって このお店のだったんですね
- マミ: 3人ともレコンパンスと 縁があったなんて…
- 咲笑: ほんと、びっくりね
- 咲笑: あ…いけない
- 咲笑: お店がヒマだからってつい お話に割り込んじゃったわ
- まどか: そんな! 全然大丈夫です
- マミ: よかったら一緒に お話、しませんか?
- 咲笑: あらあら お誘い、うれしいわ
- 咲笑: ちょうどまばゆちゃんも いなくて退屈だし…
- 咲笑: 次のお客さんが来るまで
- 咲笑: おしゃべりに 混ぜてもらおうかな
- ほむら: まばゆ…さん?
- 咲笑: あ、普段このお店を 手伝ってもらってる子よ
- FILENAME: text_325031-3.txt
- 咲笑: …でね、まばゆちゃんに 教えてもらった
- 咲笑: その映画を観てみたんだけど
- 咲笑: アメコミものって聞いて 想像してたのと違って
- 咲笑: 最後、すごく泣けたの!
- マミ: …切ないお話だったんですか?
- 咲笑: そう、切ないの
- 咲笑: 主人公はヒーローとしての力を 私利私欲のためじゃなくて
- 咲笑: 正しいことに使うって 決意するんだけど
- 咲笑: そのせいで最後は 好きな人のことも諦めて
- 咲笑: ひとりぼっちで 戦い続けなきゃいけなくて…
- 咲笑: …ハッ、ごめんなさい!
- 咲笑: いま、さりげなく ネタバレしちゃったかも!
- マミ: いえ、大丈夫ですよ
- マミ: 最後まで聞いたおかげで むしろ興味が出てきましたし
- ほむら: 私も…
- 咲笑: そう言ってもらえると 助かるわ
- 咲笑: …それにしても、観終わって 少し考えちゃったわ
- マミ: 何をですか?
- 咲笑: 私はお菓子作りくらいしか 得意なことなんてないけれど
- 咲笑: もしも、たくさんの人を 助けられるような
- 咲笑: すごい力を持っちゃったとしたら
- 咲笑: 同じ決断ができるのかしら、って
- まどか&ほむら: …………
- マミ: ………… …………
- マミ: もしかしたら…
- マミ: そんなに難しく考えることじゃ ないかもしれませんよ
- マミ: 映画に出てくるヒーローみたいな 力がなくったって
- マミ: 目の前に困ってる人がいて 助けられる力が自分にあったら
- マミ: 手をさしのべるのは 自然なことだと思うんです
- まどか: …そうですよね! そう思います
- 咲笑: へええ…
- マミ: …?
- まどか: 何か変ですか?
- 咲笑: うぅん、それが自然に 思えるっていうのは
- 咲笑: マミちゃんたちって根っからの 正義のヒロイン気質なのね!
- まどか: ひ…ヒロイン気質?
- 咲笑: そうよ
- 咲笑: いざとなると、臆病になったり いろいろ考えちゃったりして
- 咲笑: 何もできないのが普通だもの
- 咲笑: まして本当に、そんな すごい力を持ってしまったら
- 咲笑: 普通の人には 想像もつかないような
- 咲笑: 悩みが出てくるかもしれないし
- マミ: ………… …そうですね
- マミ: そんな力があるって 信じてくれる人はいないから
- マミ: 誰にも本当のことが 言えなかったり
- マミ: 恐くても、つらくても 誰にも相談できなくて
- マミ: ひとりで抱え込んでしまったり…
- まどか: マミさん…
- 咲笑: …そうね
- 咲笑: もしも本物のヒーローや ヒロインがいたら
- 咲笑: そういうことで悩んでるかも しれないものね
- マミ: はい…でも、もし仮に そんな立場になったとしても
- マミ: 守れる力があるのなら 守るのは当然だって
- マミ: そんな風に 思える人でいたいですね
- ほむら: …………
- カランカラン
- 咲笑: …あら、いけない お客さんだわ!
- 咲笑: いらっしゃいませー
- マミ: それじゃ、最初の話の続きを しましょうか
- ほむら: はい、爆弾…じゃなくて! …私の戦い方の話ですね
- FILENAME: text_325031-4.txt
- 咲笑: …お持ち帰りですね ありがとうございます
- 咲笑: コーヒー豆、ただいま お挽きしますので
- 咲笑: おかけになってお待ちください
- よろしくね
- ほむら: あの親子も常連さんでしょうか
- マミ: そうみたいね
- マミ: ケーキと一緒にコーヒー豆を 買っていく人もいるから
- …あっ 豆の匂い、今日は違う!
- いつもと違う銘柄だからね わかるの?
- うんっ
- 咲笑: すごいわね …将来、バリスタになれるかも?
- 本人は、他に目指してるものが あるみたいですけどね
- ほら、テレビに出てくる 変身ヒロインっていうか…
- 咲笑: …魔法少女?
- そう、それです
- うん、わたしも大きくなったら 魔法少女になるの!
- 咲笑: 魔法少女かぁ…
- 咲笑: 最近はどんな番組が 人気なのかしら
- テレビの話じゃないよ 魔法少女は本当にいるんだから!
- …最近、ずっとこうなんです
- 咲笑: あら、そうなんですね
- 咲笑: いつかなれるといいわね
- ほむら: …あの子、魔法少女がいるって 信じてるみたい
- まどか: 本当にいるって知ったら きっと驚くよね
- まどか: …ね、マミさん
- マミ: ………… …………
- まどか: …マミさん?
- マミ: あ… …ええ、そうね
- マミ: …そろそろ帰りましょうか
- ほむら: はい
- マミ: あ、そうだ その前に…
- マミ: 私の家の近くまで つきあってくれる?
- <マミの家の前>
- マミ: お待たせ 暁美さん
- ほむら: あ、この本…
- マミ: そう、爆弾作りの参考にどうぞ
- マミ: しばらく貸してあげる 役に立ててちょうだい
- ほむら: はっ…はいっ ありがとうございます
- ほむら: さっそく読んで準備します! それじゃ…
- まどか: またね、ほむらちゃん
- マミ: 鹿目さんの家は どっちの方向だったかしら
- まどか: あっ、わたしは…
- まどか: 今日もさやかちゃんを 探そうかなって
- マミ: 美樹さやかさん…
- マミ: …そうね、心配ね 今日で3日目だものね
- マミ: おとといと昨日 みんなで一緒に探したけど
- マミ: 見つけられなかったのよね…
- まどか: はい…今日からは 警察や大人の人たちが
- まどか: 捜索の人数を増やして 探してくれているから
- まどか: あとは任せるようにって お話でしたけど…
- まどか: やっぱり、いてもたっても いられないんです
- まどか: わたしにもできることが あるんじゃないかって…
- マミ: …そうよね
- マミ: もしも、魔女か使い魔が 関係していたら…
- マミ: 対処できるのは 私たちだけだものね
- マミ: もう一度、一緒に探しましょう
- マミ: 魔女や使い魔が出そうな場所を 重点的にね
- まどか: いいんですか? ありがとうございます!
- マミ: 私たちは魔法少女だもの
- まどか: そうですよね
- まどか: 『守れる力があるのなら 守るのは当然』…ですよね!
- マミ: ええ、その通りよ
- ポツ…ポツ…
- まどか: …あれっ?
- マミ: 雲ゆきが怪しいわね また雨がぱらついてきたわ
- マミ: いいものじゃないわよ 魔法少女なんて
- FILENAME: text_325032-1.txt
- まどか: …さやかちゃん、まだ 見つかってないって
- ほむら: 鹿目さん…
- まどか: どこへ行っちゃったんだろう さやかちゃん…
- マミ: …今日も、私たちの他に
- マミ: たくさんの人が 探してくれているわ
- マミ: 私たちは、私たちにしか 探せない場所を探しましょう
- ほむら: …魔女の結界ですね
- マミ: そうよ
- マミ: もし、魔女を見つけたら
- マミ: 今日は暁美さんメインで 戦ってもらおうかしら
- ほむら: えっ… わっ、私がですか!?
- マミ: さっそく 爆弾を作ってきたんでしょう?
- ほむら: は、はい…
- まどか: ほむらちゃん、昨日遅くまで 特訓してたんだよね?
- ほむら: うん…
- ほむら: 爆弾の威力を確かめてみた だけだけど…
- マミ: 威力は充分だったんでしょ?
- マミ: だったら次は 実戦で試すべきだと思うの
- ほむら: …………
- ほむら: わっ…わかりました やってみます!
- まどか: がんばろうね、ほむらちゃん
- ほむら: うん…あっ、でも
- ほむら: 今日、魔女が見つかるって 決まったわけじゃないけど
- マミ: そういえば…
- マミ: ちょっと 気になる場所があるの
- マミ: ここが、昨日ガス漏れの 事故があった場所ね…
- まどか: ソウルジェムも反応してる 魔女の仕業だったんだ
- マミ: 昨日も被害が出ている以上 のんびりとはしていられないわ
- マミ: 暁美さん、期待しているわよ
- ほむら: はいっ!
- マミ&ほむら: ――っ!?
- まどか: マミさん!
- マミ: …ええ、見つけたわ 魔女ね
- マミ: いくわよ! 鹿目さん、暁美さん!
- まどか&ほむら: はいっ!
- FILENAME: text_325032-2.txt
- ほむら: えいっ!
- カチッ
- まどか: わわっ!?
- まどか: やったぁ!
- まどか: すごいよ、ほむらちゃん!
- マミ: お見事ね
- ほむら: でも、美樹さん… この結界にもいませんでしたね
- まどか: …うん…
- マミ: 諦めてはダメよ 別の場所を探しましょう
- まどか: はいっ
- まどか: あっ…あの、マミさん 次は手分けして探してみませんか
- まどか: その方が 3人でまとまって動くより
- まどか: いろんな場所を探せますし
- マミ: そうね…それじゃ 二手に分かれましょうか
- マミ: 鹿目さんは西 私と暁美さんは東でどう?
- マミ: 暁美さんはまだ
- マミ: ひとりで魔女と戦うのは 危険だと思うから
- まどか: わかりました!
- マミ: 絶対に無理はしないで
- マミ: 危ないと思ったらすぐに 私を呼ぶのよ
- まどか: はい 注意していきます
- マミ: それじゃ、行きましょうか 暁美さん
- ザッ…
- マミ: 暁美さんが 戦えるようになったのは…
- マミ: 今日の収穫だったわね
- ほむら: あ、ありがとうございます
- ほむら: でも、もっともっと 強くならないと…
- マミ: そうね、暁美さんと鹿目さんの ふたりには
- マミ: ワルプルギスの夜が来る前に 一人前になってもらわないと
- マミ: いけないものね
- ほむら: …はい
- マミ: 私が暁美さんと会ってから 今日で4日よね
- マミ: たった4日で、これだけ 戦えるようになったんだから
- マミ: 将来有望よ
- ほむら: そ、そんな…
- マミ: 初めて鹿目さんに 暁美さんを紹介されたときは
- マミ: 驚いちゃったけど
- ほむら: あ…あの日のことは その…!
- ほむら: いろいろと、失敗しちゃって…
- ほむら: 鹿目さん!
- まどか: …!
- ほむら: 私も魔法少女になったんだよ!
- ほむら: これから一緒にがんばろうね!
- まどか: あ…えっと…
- マミ: ええと、つまり…
- マミ: あなたは、私たちの知らない 未来でキュゥべえと契約した
- マミ: それで時間がリセットされて もう一度やり直すことになった?
- ほむら: はい、そういうことです
- マミ: 時間操作なんて…そんな魔法 本当に存在するのかしら
- ほむら: あのときはまだ、自分の魔法も うまく使いこなせなかったし…
- マミ: 魔法少女になったばかりだもの 無理もないわ
- マミ: 私だって、最初の頃は 上手に戦えなかったし…
- ほむら: そうなんですか?
- マミ: そうよ 試行錯誤の連続
- FILENAME: text_325032-3.txt
- マミ: あの頃はね…
- マミ: 魔法少女になって 魔女と戦う宿命を負って
- マミ: ただ生き延びるのに必死だった
- ほむら: 確か、巴さんの銃って… リボンでできているんですよね?
- マミ: そうよ
- マミ: 暁美さんが時間を操るように 私が操るのはリボン
- マミ: リボンで相手を縛って 動けなくして
- マミ: 銃で一気に仕留める… これが私の基本的な戦い方
- マミ: でも、このスタイルに たどり着くまでは
- マミ: ずいぶん苦労したのよ
- ほむら: そうなんですか?
- マミ: …!
- マミ: うっ…
- マミ: 最初から思い通りに 立ちまわれたわけじゃないから…
- マミ: ただ縛るだけじゃなくて 完全に動きを封じて
- マミ: その間に、確実に仕留めるだけの 攻撃の威力も必要だし
- ほむら: なるほど…
- マミ: ただね、暁美さんの戦い方も 考え方は同じだと思うの
- ほむら: あ…そうですね
- ほむら: 時間を止めて…動きを封じて その間に攻撃する…
- マミ: そう
- マミ: だから先輩として、いろいろと アドバイスできると思うわ
- ほむら: ぜひ、聞かせてほしいです…!
- マミ: ええ 歩きながら話しましょう
- マミ: …私たちみたいに 相手の動きを封じる戦術はね
- マミ: こちらの手の内を知らない相手に 絶大な効果を発揮するわ
- ほむら: はい…
- マミ: ただ、敵が動けない間に 一気に仕留めないと
- マミ: 反撃されて 厄介なことになってしまうの
- マミ: 私の場合は、大きな銃を出したり
- マミ: 集中砲火で威力を上げたり してるんだけど…
- ほむら: えっと… 昨日、実験してみたんですけど
- ほむら: 時間を止めている間に 爆弾をふたつ起爆しておけば
- ほむら: 時間が動き出すと同時に ふたつ爆発するみたいです
- マミ: すごいじゃない!
- マミ: それって、攻撃力を何倍にも 圧縮できるってことよ!
- ほむら: こ…攻撃力を圧縮?
- マミ: そうよ、爆弾を5個投げれば 攻撃力も5倍になるわけだから
- マミ: 今日の魔女より強い相手にだって 対抗できるようになるわ
- ほむら: そう…ですよね よかった…
- ほむら: 巴さんにそう言ってもらえて ホッとしました
- ほむら: 私の魔法でも 魔女と充分戦えるんだって…
- マミ: ええ、でも油断は禁物よ
- マミ: 特に、魔力の使いすぎには 注意が必要ね
- マミ: 魔法が使えなければ 万事休すだから
- ほむら: そっか…そうですよね
- マミ: 生き残るために 何より大切なのは
- マミ: グリーフシードを確保して
- マミ: ソウルジェムを最善の状態に 保っておくこと
- ほむら: なるほど…
- マミ: それともうひとつ
- マミ: 私たちのような戦い方には 大きな弱点があるわ
- ほむら: 弱点…?
- マミ: そう 手の内を知られている相手には
- マミ: 対処される可能性が あるっていうことよ
- ほむら: どういうことでしょうか?
- マミ: たとえば暁美さんと私が 戦うことになったとしたら?
- ほむら: 私が…巴さんと!?
- マミ: ふふ、たとえばの話よ そうなったら、どうする?
- ほむら: …えっと、隙を見て 時間を止めて…
- マミ: あなたが時間を止めるには その盾に触れる必要があるわよね
- マミ: その前にリボンで暁美さんの 腕を縛れば、時間は止められない
- ほむら: あ…
- マミ: もちろん、私が暁美さんと 対立するなんてことはないけれど
- マミ: あなたの魔法のことは 他の人には言わない方がいいわ
- マミ: 鹿目さんと私と、3人だけの 秘密にしておきましょう?
- ほむら: は…はい
- ほむら: あの、でもそれって…
- ほむら: 誰か他の人と戦う可能性が あるっていうこと…ですか?
- マミ: …ごめんなさい
- マミ: 理由は後で話すから もう少し待ってくれる?
- ほむら: わかりました
- マミ: さて、と…そろそろ 鹿目さんと合流しましょう
- ほむら: はいっ
- 杏子: チッ…
- 杏子: マミのやつ、何やってんだか
- FILENAME: text_325032-4.txt
- 杏子: 今回のは貸しにしといてやるよ
- 杏子: けど、次にまた こんなヌルい真似してたら
- 杏子: この町ごと、あたしが奪ってやる
- マミ: …ふぅ、行ったわね
- ほむら: 鹿目さんっ!!
- まどか: ほむらちゃん 心配かけてごめんね…
- マミ: …暁美さん
- ほむら: はっ…はい
- マミ: 前に私が言ったことの意味が… 今のでわかったんじゃないかしら
- マミ: あなたの魔法のことは 他の人には言わない方がいいわ
- マミ: 鹿目さんと私と、3人だけの 秘密にしておきましょう?
- ほむら: はい…今日みたいに
- ほむら: 魔法少女同士で対立して 争わざるを得ないこともある…
- ほむら: だから無暗に 手札を見せないようにすることが
- ほむら: 大事なんですね
- マミ: ええ もし、暁美さんの魔法が
- マミ: 今の佐倉さんのような相手に 知られてしまったら…
- マミ: 敵対関係になったとき
- マミ: 圧倒的に不利な状況に 追い込まれるわ
- マミ: 暁美さんみたいに 相手が知らないことが
- マミ: 有利に働く魔法の使い手は 特に、ね
- ほむら: はい…
- まどか: ………… …………
- まどか: どうして、魔法少女同士で 争わないといけないのかな…
- ほむら: 鹿目さん…
- まどか: この間にも魔女のせいで
- まどか: 誰かが傷ついてるかも しれないのに
- まどか: さやかちゃんはまだ 見つからないし
- まどか: 仁美ちゃんもケガしちゃって…
- マミ: …………
- マミ: 今日はもう遅いし パトロールは終わりにしましょ
- マミ: 家まで送っていくわ 鹿目さん
- ほむら: …わ、私も!
- まどか: えっ… ひとりで大丈夫ですよ
- マミ: そんな顔した鹿目さんを ひとりで行かせられないわよ
- まどか: …送ってくれて ありがとうございます
- まどか: ここまでで大丈夫です わたしの家、すぐそこですから
- マミ: そうね、じゃあここで
- ほむら: また明日
- マミ: …行ったわね
- マミ: ひと晩ぐっすり寝て 立ち直ってくれるといいけど…
- マミ: 暁美さん、悪いんだけど ちょっとつきあってくれる?
- マミ: ひとつ確かめたいことがあるの
- ほむら: えっ? は、はい…!
- ほむら: …あの、もとの場所に 戻ってきましたけど
- マミ: ひと気のないところじゃないと 困るからよ
- マミ: 暁美さんの魔法の効果を 確かめるためにね
- ほむら: 私の魔法…ですか?
- マミ: そう、さっきここに ふたりで駆けつけたときは
- マミ: 時間停止の魔法の途中でも 一緒に動けていたわよね
- ほむら: はい
- ほむら: 巴さんとリボンで 繋がっていたので…
- マミ: その状態なら 暁美さんだけじゃなく
- マミ: 私の攻撃力も 圧縮できるかもしれないと思って
- ほむら: あ…
- ほむら: わかりました! それを試すんですね?
- ほむら: 時間を止めました
- マミ: じゃあ、いくわよ!
- マミ: ハァッ!
- マミ: いいわ 魔法を解除して!
- ほむら: はいっ
- ほむら: すごい…!
- マミ: いけそうね
- ほむら: 私と直接触れあってなくても…
- ほむら: リボンで繋がっていれば こんな風に動けるんですね
- マミ: そうね…魔力のこもった リボンだからかしら?
- マミ: 鹿目さんも飛び道具が武器だから 3人なら、もっと効果的よね
- マミ: 暁美さんが私と鹿目さんの サポート役をしてくれたら
- マミ: 3人でバラバラに攻撃するより ずっと強くなれると思うの
- ほむら: サポート役…こんな私でも 役に立てるんだ…!
- マミ: ふふふ よろしく頼むわね、暁美さん
- ほむら: 巴さん、ありがとうございます
- ほむら: 少しずつだけど 自分の魔法を活かした戦い方が
- ほむら: わかってきた気がします…
- ほむら: 何もかも、巴さんのおかげです!
- マミ: …感謝するのは私の方よ
- ほむら: えっ… どうしてですか?
- マミ: 暁美さんに、鹿目さん…
- マミ: 魔法少女同士、悩みを わかちあえる仲間ができて
- マミ: 今の私は とても充実しているの
- マミ: 魔法少女の仲間ができたのは 初めてじゃないんだけど…
- ほむら: あ…
- まどか: マミさん、佐倉さんって…?
- マミ: 彼女はかつて、私と一緒に 魔女と戦ったわ
- マミ: でも…
- マミ: 今はもう、仲間じゃない
- マミ: …初めてじゃないからこそ その大切さが
- マミ: 余計に身に沁みてしまうのかも しれないわね
- ほむら: 巴さん…
- マミ: さて、実験も終わったし 今日はお開きにしましょう
- マミ: 次は、爆弾以外に
- マミ: 暁美さんが使えそうな武器を 考えてみたいわね
- ほむら: 爆弾以外の…武器…
- ほむら: 巴さんの…銃みたいな?
- マミ: 確かに、それもいいかもね
- マミ: 暁美さんには もっともっと強くなって
- マミ: いつか、私の助けなんか
- マミ: いらないくらいに なってほしいもの
- マミ: 私…独りぼっちじゃないもの
- FILENAME: text_325033-1.txt
- マミ: …………
- ザッ…
- マミ: …あなたは?
- ほむら: 暁美ほむら この町の新しい魔法少女よ
- マミ: …………
- マミ: 私に用?
- ほむら: ええ
- ほむら: この町を私に 譲ってもらえるかしら
- マミ: 穏やかじゃないわね
- ほむら: そうね
- ほむら: もとから穏便に すませるつもりなんてないもの
- マミ: …!
- ほむら: (前の周では、巴マミと 休戦協定を結んだけれど)
- ほむら: (そんな、生やさしい手段を 取ったせいで)
- ほむら: (誰もが傷つく結果を 招いてしまった…)
- ほむら: (同じ過ちは繰り返さない)
- ほむら: (…巴マミには 完全に手を引いてもらう)
- ほむら: …最初に条件を決めましょう
- ほむら: どちらかが負けを認めたら 勝負あり
- ほむら: 私が勝ったら あなたはこの見滝原で
- ほむら: 魔法少女としての活動を 一切やめてもらう
- ほむら: 他の魔法少女やその候補との 接触も禁止よ
- マミ: 構わないわ
- マミ: その代わり、私が勝ったら…
- ほむら: 無条件で あなたの言う通りにするわ
- ほむら: この町から出ていけと言うなら 出ていくし
- ほむら: 命をさしだせと言うならそうする
- マミ: ずいぶんな自信ね
- ほむら: ええ 勝つのは私だもの
- マミ: …いいわ、その条件で
- ほむら: 開始の合図は あなたが決めていい
- マミ: それじゃ…
- マミ: あの公園の時計が 5分を指した瞬間でどうかしら
- ほむら: 問題ないわ そうしましょう
- ほむら: ………… …………
- マミ: (あの余裕…)
- マミ: (私の手の内は知られていると 考えてよさそうね)
- マミ: (いきなりリボンを放って 動きを封じようとしても)
- マミ: (先手を打って対処される…)
- ほむら: …………
- チラ
- マミ: …?
- マミ: (あの目…何かを狙ってる?)
- マミ: (戦う前から勝ちを確信している 様子と考えあわせると)
- マミ: (絶対的な切り札を 隠し持っている可能性が高い)
- マミ: (…だったら)
- マミ: (先に切り札を使われないよう 開始と同時に仕掛けるべきね)
- ほむら: …………
- マミ: (もうすぐ時計が5分を指す…)
- カチッ
- マミ&ほむら: …!
- マミ: いくわよ!
- FILENAME: text_325033-2.txt
- ほむら: ――っ!?
- マミ: 逃がさないわよ!
- ほむら: くっ…
- ほむら: (…盾に触れる隙がない)
- ほむら: (時間操作の魔法のことは 知られてないはずなのに)
- ほむら: (切り札を使わせないように 休みなく攻撃してきている)
- ほむら: でも…
- マミ: …やるわね
- マミ: (もう少しで 逃げ場がなくなって)
- マミ: (リボンで拘束できたのに)
- マミ: (反撃されて 逃げ道を作られたわ)
- マミ: じゃあ… これでどう?
- マミ: ―マミ― ハァッ
- ほむら: ―ほむら― くっ…
- マミ: ―マミ― ぎりぎり避けたわね けれど…
- マミ: ―マミ― 次は逃がさないわよ
- ほむら: (こちらに隙を与えないためには 休みなく攻撃する必要がある)
- ほむら: (だからまだ、向こうも 切り札を繰り出す余裕はない)
- チラッ
- ほむら: …………
- ほむら: (…リボンで縛られたら 魔法を封じられる危険がある)
- ほむら: (あちらが隙を見せて 私が時間操作の魔法を使うのと)
- ほむら: (私が根負けして、巴マミに 拘束の魔法を使われるのと)
- ほむら: (どっちが先かの勝負…)
- マミ: ハッ!
- マミ: (今の視線… 自分の左腕を見た?)
- マミ: (盾から新しい銃を出すため?)
- マミ: (いえ…弾数はまだ 足りているはず…)
- マミ: (もしかすると… あの盾そのものに)
- マミ: (切り札となる魔法が?)
- マミ: (それなら…)
- マミ: …!
- ほむら: そこ!
- マミ: ――っ!?
- ほむら: (バランスを崩した…!?)
- マミ: くぅっ
- ほむら: (…無駄なあがきね 隙は逃さない)
- ほむら: (ここで…)
- カチッ
- ほむら: …………
- ほむら: …やっと時間を止められた
- マミ: あなたの魔法のことは 他の人には言わない方がいいわ
- ほむら: 魔法の効果も、発動の方法も 秘密にしていたのに…
- ほむら: ここまで てこずってしまうなんて
- ほむら: (これで時間が動き出せば)
- ほむら: (回避できない4発の銃弾が 一斉に巴マミを襲う)
- ほむら: (ぎりぎり命中しないように 狙いを外したけれど)
- ほむら: (勝負あったことは わかるはず…)
- ほむら: (時間が止まる直前に放った 巴マミの攻撃が)
- ほむら: (こちらに当たることはない)
- ほむら: (私の完勝よ)
- ほむら: …………
- ほむら: (時間停止を解除)
- ほむら: (…これで、決着ね)
- マミ: ――っ!?
- ほむら: なっ…
- ほむら: (リボン…どこから!?)
- ほむら: これはっ…!
- FILENAME: text_325033-3.txt
- ほむら: これはっ…!
- ほむら: (バランスを崩してみせたのも 苦しまぎれの銃弾も、全部フェイクで…)
- ほむら: (最初から、盾を狙っていた?)
- ほむら: (…時間操作を完璧に封じられた まさか…知っていたの?)
- マミ: …………
- マミ: …お見事ね 私の負けよ
- ほむら: …………
- マミ: あなたが最後の札を切る方が 早かったわ
- マミ: どんな魔法を使ったのかは わからないけれど…
- マミ: 4発の銃弾が別々の方向から 一斉に襲いかかってきた
- マミ: そのすべてが 一歩間違えば致命傷…
- マミ: その気になれば当てることの できる攻撃だった
- マミ: …私の完敗ね
- マミ: あなたの視線を追って
- マミ: その盾を封じれば勝てると踏んで 勝負をかけたのだけど…
- マミ: そちらの魔法が効果を 発揮する方が
- マミ: 一瞬、早かったようね
- ほむら: …………
- ほむら: (ええ…紙一重だったわ)
- ほむら: (リボンが届く前に 時間が停止したから勝てただけ)
- ほむら: (手の内がまだ知られていない)
- ほむら: (圧倒的に有利な条件で 挑んだはずなのに…)
- マミ: …あなたは戦い方を心得た 魔法少女みたいね
- ほむら: それは…
- ほむら: (何もかも、あなたに教わって 身に着けたものよ)
- マミ: それは…何?
- ほむら: いえ… なんでもないわ
- ほむら: ―ほむら― …約束、覚えてるわよね
- マミ: ―マミ― ええ
- マミ: ―マミ― 約束通り、今後は見滝原で 魔法少女としての活動は一切しない
- マミ: ―マミ― その代わり…
- ほむら: ―ほむら― …何?
- マミ: ―マミ― あなたがこの町を 守ってくれないかしら?
- ほむら: …………
- ほむら: …それは約束できない
- ほむら: もし私が負けたら 無条件であなたに従うと決めた
- ほむら: その逆も同じ 条件付きの降伏は認めない
- マミ: …そう、残念だわ
- マミ: その気になれば私の命を 奪うことだってできたはずなのに
- マミ: あなたはそれをしなかった
- マミ: 一切、話が通じないような 非情な魔法少女ではないと
- マミ: 思ったんだけど…
- ほむら: …………
- ほむら: …あいにくだったわね
- FILENAME: text_325033-4.txt
- キンコ~ン♪ カンコ~ン♪
- マミ: ………… …………
- ほむら: (巴マミは、特に おかしな動きをする様子はない)
- ほむら: (どうやらこのまま おとなしくしてくれそうね…)
- プルルル…
- 恭介: …………
- ピッ
- 看護師: …どうだった?
- 恭介: すみません、やっぱりダメです
- 恭介: 電話は鳴ってるみたいですけど 出てくれなくて…
- 恭介: どうしたんだろう、さやか…
- 看護師: 何度かけてもだめかぁ…
- 看護師: 電話を持たずに、どこかへ 出かけちゃったんでしょうね
- 恭介: …そんな感じがします
- 看護師: そろそろ出発しないと 間に合わないし
- 看護師: コンサートへ一緒に行くのは 諦めるしかないですね
- 恭介: はい… そろそろ父が迎えに来ますし
- 恭介: さやかも好きな奏者だから 喜んでくれると思ったんだけど
- 看護師: 先生からもせっかく 外出許可がもらえたのに
- 看護師: タイミングが悪かったですね
- 恭介: はい…今日、急に言われたんです
- 恭介: 父の友人が コンサートに行けなくなったから
- 恭介: 代わりにどうだ、って
- コツ…
- 看護師: あ、お父様 いらっしゃったみたい
- 看護師: 車椅子、動かしますね
- ほむら: ………… …………
- ほむら: (美樹さやかが 病院へ来る様子はない)
- ほむら: (…今日は、まどかの動きにだけ 注意していればよさそうね)
- …本当に ありがとうございました!
- この子に声をかけて いただかなかったら
- きっと今もまだ 迷子のままでした…
- お礼は娘に言ってください
- その子が泣いてるのに気づいて
- 『きっと迷子だよ』って 私の手を引っ張るものですから…
- ほむら: (迷子になっていた男の子に 親子が声をかけて)
- ほむら: (無事に家族のところへ 帰せた、ということかしら?)
- まあ…すごいのね
- この子よりほんの少し お姉ちゃんなだけなのに…
- えへへ、守れる力があるのなら 守るのは当然だって
- 魔法少女のマミちゃんが 言ってたもん!
- ほむら: ――っ!? あの言葉…!
- マミ: はい…でも、もし仮に そんな立場になったとしても
- マミ: 守れる力があるのなら 守るのは当然だって
- マミ: そんな風に 思える人でいたいですね
- ほむら: (それにあの親子 よく見ると、あのときの…)
- うん、わたしも大きくなったら 魔法少女になるの!
- 咲笑: 魔法少女かぁ…
- 咲笑: 最近はどんな番組が 人気なのかしら
- テレビの話じゃないよ 魔法少女は本当にいるんだから!
- ほむら: …………
- ほむら: (あの子はおそらく過去に)
- ほむら: (巴マミに 助けられたことがある…)
- その魔法少女って いったいどこで会ったの?
- …ナイショ 秘密にするって約束したから
- ほむら: ………… …………
- ほむら: (『守れる力があるのなら 守るのは当然』…)
- ほむら: (あのときのまどかも 同じようなことを言っていた)
- まどか: それでも わたしは魔法少女だから
- まどか: みんなのこと 守らなきゃいけないから
- ほむら: …………
- ほむら: (巴マミに勝負を挑んで)
- ほむら: (事実上、見滝原から 追い出したようなものなのに)
- ほむら: (巴マミが残したものは あらゆる人の中に息づいている)
- ほむら: (かつての周で出会った まどかの覚悟…)
- ほむら: (名も知らぬ、あの少女の心…)
- ほむら: (巴マミがいなければ)
- ほむら: (私自身、今のような戦い方を していたかどうかわからない…)
- ほむら: …………
- ほむら: 巴マミ、私はあなたの想いを 受け継ぐつもりはない
- ほむら: その想いを踏み越えて進んでゆく
- ほむら: だけど… いえ、だからこそ
- ほむら: 必ずまどかを救ってみせる
- まばゆ: …………
- まばゆ: 暁美さんに手取り足取り 戦い方を教えたのは
- まばゆ: 巴さんだったのに
- まばゆ: 最後はそれがあだになって
- まばゆ: 不本意ながら、暁美さんに
- まばゆ: 見滝原のバトンを 預けることになるなんて
- まばゆ: だけど確かに 巴さんと出会った魔法少女たちは
- まばゆ: 誰もが巴さんの考え方に
- まばゆ: 深い影響を 受けているような気がします
- まばゆ: たとえ不在だったとしても 見滝原の魔法少女といえば
- まばゆ: やっぱり巴さん、と言いますか…
- まばゆ: ………… …………
- まばゆ: …あとそれから、最後らへんに
- まばゆ: 今回のお話と無関係な くだりがありましたよね?
- まばゆ: そうそう 上条さんの出てくるところです
- まばゆ: ディスク特典の隠し映像とかを
- まばゆ: 英語でイースターエッグって 呼ぶみたいですが
- まばゆ: そういう感じのアレでしょうか?
- まばゆ: …実は、他の魔法少女のお話と 合わせたら
- まばゆ: これまで見えなかったものが
- まばゆ: 見えてきそうな 予感がしているんですが…
- まばゆ: それでは、バックステージの 戯れ言は終わりにして
- まばゆ: また別の機会にお会いしましょう
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