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- L-SMASH WorksのFAQ
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- ●この文書は何なの?
- AviUtlやAvisynth、Vapoursynth用の入力プラグインである「L-SMASH Works」についてのFAQです。
- 2ちゃんねるのAviUtlスレに置いておきたいと思って書いてみたものなので、
- 基本的にはAviUtlでの利用を前提とした内容になっています。
- 色々な人から指摘をもらってブラッシュアップしていけるといいと思っているので、
- 間違いの指摘や情報、追加したい項目などがあれば、AviUtlスレに意見を寄せていただけると助かります。
- ●この文書の扱いについて
- ・無保証です。
- ・第三者が自分の理解に基づいて勝手に書いたものなので、間違っている点があるかもしれません。
- ・転載や再利用等は、その人が責任を持つ限り自由です。
- ただ、間違いの修正や情報の追加などをしたなら、
- それをAviUtlスレにフィードバックしてもらえると色々な人が助かると思います。
- ●最新の更新履歴
- 2014/09/07 初版公開。無保証。指摘をもらうための叩き台。間違いがあっても呪わないでね。俺リフレクかかってるし。
- ●L-SMASH WorksのFAQ
- Q.AviUtlに動画を読み込む時、最初だけ「Creating Index file...」と出て待たされるんだけど、何故?
- A.動画全体を解析し、動画と同じフォルダに「動画ファイル名.lwi」というインデックスファイルを作成しています。
- 2回目以降の読み込みではlwiファイルを参照するだけになるので、待たされることはありません。
- インデックスファイルは、フレーム番号で正確にシークできるようにするために
- 必要な重要ファイルですので、おとなしく生成を待ちましょう。
- なお、一般的なMP4ではそれ自体がインデックスを持っているためインデックスの生成は行われませんが、
- フラグメント化されたMP4などではインデックス作成処理が必要になります。
- 参考:
- https://twitter.com/Paranoialmaniac/status/505275218315583489
- https://twitter.com/Paranoialmaniac/status/505275794344529920
- https://twitter.com/Paranoialmaniac/status/505276283240972288
- https://twitter.com/Paranoialmaniac/status/505281540335497216
- ※rigaya氏が、インデックスファイルを生成するためのコマンドラインツールである
- 「aui_indexer」を公開して下さっています。
- http://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-287.html
- 事前処理やバッチ処理による自動化などに有効利用するとよいでしょう。
- ※どうしてもインデックスファイル(*.lwi)を生成したくないのであれば、
- 「ファイル→環境設定→入力プラグインの設定→L-SMASH Works File Readerの設定」
- を開き、「Create Index file」のチェックを外します。
- ただし、この場合は、動画を読み込む際に毎回メモリ上にインデックス情報を作成する処理が入り、
- 待たされることになります。なるべくチェックは外さないほうがよいでしょう。
- Q.動画を読み込んで「その他→ファイルの情報」で確認したら、フレームレートがおかしいんだけど?
- A1.AviUtlはフレームベースの動画編集ソフトであり、CFR(Constant Frame Rate)で動画を扱います。
- L-SMASH Worksは、動画全体を解析し、平均フレームレートを算出して示すようになっています。
- CFRの動画であれば、ユーザーが想定しているフレームレートと一致するはずですが、
- VFR(Variable Frame Rate)の動画の場合は、平均フレームレートではうまく扱えず、
- 映像再生がおかしくなったり、音ズレが起きるなどの問題を引き起こします。
- MediaInfo等で調べてみるとわかりますが、キャプチャ機器やキャプチャソフトで録画したMP4やMKVなどは、
- VFRになっているものが多いです。このようなVFRの動画をAviUtlで適切に扱うためには、
- 事前に動画をCFRにしたうえでAviUtlに読み込む必要があります。
- VFRの動画をCFRにする方法については、下に示す「参考:VFRの動画をCFRにする方法」を参照してください。
- A2.VFRの場合以外にも、TSでドロップが起きている場合や、
- RFF、PAFFの場合にフレームレートがおかしくなることがあります。
- ドロップによる誤差程度であれば、下に示す「参考:フレームレートの強制指定方法」を参照のうえ、
- 本来のフレームレートを指定するとよいでしょう。
- ★★★筆者注★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- 筆者はTSやインタレソースを扱うことが無いので、TSやインタレに関する知識が極めて薄く、
- この回答は中途半端で凄く怪しく、書きかけの状態です。詳しい人による加筆修正を強く求めます。
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- ※古いバージョンではフレームレート強制指定のためのオプションもついていたのですが、
- AviUtlにフレームレート変更機能があるということで、このオプションは削除されたそうです。
- L-SMASH Worksの作者のmuken氏によると、要望があればこのオプションを
- 復活させてもいいとのことです。
- https://twitter.com/Paranoialmaniac/status/504396746324066305
- Q.動画を読み込んで、再生またはエンコードしたら音ズレするんだけど?
- A.上に書いたように、ユーザーが映像を適切なフレームレートで扱っていないのが原因です。
- VFR動画のCFR化などを行い、適切な形で読み込むようにしましょう。
- Q.動画を読み込んで再生ウィンドウで再生してみたら、音が出なかったりおかしくなったりするんだけど?
- A.AviUtlの本体(拡張編集ではない)に動画を読み込み、「その他→ファイルの情報」を見ると、
- 「チャンネル数」が「1」「2」以外(例えば「6」)になっていませんか?
- AviUtlの再生ウィンドウは、モノラル(1ch)またはステレオ(2ch)の再生しかできません。
- 例えば音声が6チャンネル(5.1ch)の動画を読み込んだ場合は、音が出なかったりおかしく聞こえたりします。
- x264guiExなどでエンコードすれば、そのまま6チャンネル(5.1ch)でエンコードされますが、
- ステレオ(2ch)にしたい場合は、
- 「ファイル→環境設定→入力プラグインの設定→L-SMASH Works File Readerの設定」
- を開き、「Channel layout」の欄の内容を、「downmix」(デフォルトでは「Unspecified」)に書き換えた上で、
- あらためて動画を読み込みなおすと、ステレオ(2ch)にダウンミックスされて読み込まれます。
- この状態なら再生ウィンドウでも正常に再生できます。
- Q.動画を読み込んだらフレームが2倍に水増しされるんだけど?
- A.PAFFなAVCでフィールド情報が不整合なソースだとそうなるようです。
- 例えばトップフィールドピクチャが連続していると、フレームとして不完全で、正しく処理できません。
- remuxしたり、異常な部分をカットしたり修正したりして下さいとのことです。
- 参考:https://twitter.com/Paranoialmaniac/status/505377036584497152
- https://twitter.com/Paranoialmaniac/status/505377762735960064
- ●参考:VFRの動画をCFRにする方法
- VFRの動画をCFRにするためには、
- 「タイムコードを元にして、フレームの配置や水増し、間引きを行う」
- という処理が必要になります。
- ここでは2つの方法を示します。ざっくりとした説明だけになりますので、詳細はググって下さい。
- 方法A.Avisynthを使ってVFRの動画をCFRにするavsを作り、それをAviUtlに読み込ませる方法
- 1.AvisynthとFFMS2を導入します。
- 2.以下の内容のavsファイルを作ります。
- 例:test.mp4を23.97(24000/1001)fpsでCFR化する場合。
- FFVideoSource("test.mp4", fpsnum=24000, fpsden=1001)
- AudioDub(FFAudioSource("test.mp4"))
- 3.2で作成したavsファイルをAviUtlに読み込みます。
- ※AvisynthでVFRをCFRにする方法としては、他にVFRtoCFR()やTimecodeFPS()などがあります。
- 参考:http://peace.2ch.net/test/read.cgi/avi/1400444842/472
- 方法B.他のソフトで再エンコードしてCFRの動画を作り、それをAviUtl読み込ませる方法
- 例:Handbrakeをインストールし、動画を開いた後、「Video」タブでフレームレートを指定。
- 「Constant Framerate」にチェックを入れて出力し、出力したファイルをAviUtlに読み込む。
- (他の設定も適宜行ってください。)
- ●参考:フレームレートの強制指定方法
- 「本来CFRなのに、わずかなTSドロップ等によってフレームレートの誤差が生じている」という場合の対処方法となります。
- 上で述べた「VFR動画をCFRにする方法」とは行う処理が異なりますので、VFR動画のCFR化には使わないで下さい。
- 具体的には、「読み込んだフレーム数を維持したままフレームレートだけを変更」します。
- 以下の手順でフレームレートを指定します。
- 1.「ファイル→環境設定→システムの設定」を開き、
- 「追加読み込みしたファイルのfpsを変換しない」
- のチェックを外します。(デフォルトでは外れています)
- 2.動画を読み込みます。
- 3.「編集→再生速度の情報を変更」を選択し、表示されたダイアログの
- 「フレームレート」の部分に、フレームレートを指定します。
- 4.「その他→ファイルの情報」を見て、フレームレートが指定したものになっていることを確認します。
- また、フレーム数が指定前と変わっていないことも確認しておくとよいでしょう。
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- 以上。
- この文書についてのご意見は、2ちゃんねるDTV板のAviUtlスレッドにお願いします。
- 2ちゃんねるDTV板 Aviutl総合スレッド72
- http://peace.2ch.net/test/read.cgi/avi/1409023798/
- なお、この文書とは別に、L-SMASH(Works)のビルド方法についての文書も作成しています。
- そちらについては、2ちゃんねるソフトウェア板のAviUtlスレッドで公開し、意見を募集しているところですので、
- そちらについてもご意見よろしくお願いいたします。詳しくは下記URLをご覧ください。
- 2ちゃんねるソフトウェア板 AviUtl総合スレッド78
- http://anago.2ch.net/test/read.cgi/software/1409719204/21-
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