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- #6/15 night, calling Kawakami
- Kawakami
- はーい、べっきぃ…
- Kawakami
- …あ、君か。
- Kawakami
- 指名料込みで5000円だけど、いいの…?
- >もちろん
- また今度
- Kawakami
- …わかった。
- Kawakami
- じゃあ、すぐ行くから…
- Kawakami
- ここが君の部屋?なんていうか…
- Kawakami
- …というより君、一体どういう子なの?
- Kawakami
- 鴨志田先生に逆らったり、真面目で正義感は強いみたいだけど…
- Kawakami
- そのわりに、こんなとこに電話して?私のこと、指名して?
- >寂しかった
- 友達がいない
- Kawakami
- なるほど、そっか…君、前歴の件で、アレだしね…
- Kawakami
- …じゃあ、わかった。こうしよう!
- Kawakami
- 少しならサボりを見逃してあげる。
- Kawakami
- 学校に居場所がないの、辛いでしょ?
- Kawakami
- でも、成績が下がったら考え直すから!
- Kawakami
- その代わり、私のこのお仕事のこと、誰にも言わないように。
- Kawakami
- これ、取引だからね?
- >ありがとう
- 約束する
- Kawakami
- じゃあ、取引成分ね。
- 川上との取引が成分した。
- #future
- Sae
- 学校に通いながら、あれだけの犯罪を成し得ただなんてね。
- Sae
- 君だけで立ち回れたとは思えない。学校関係者に、協力者がいたとしか…
- Sae
- …どうなの!?
- #end future
- Kawakami
- 教え子相手に、なんてことしてんだろ、私…
- Kawakami
- じゃあ、時間だから帰るね。
- Kawakami
- そうだ、家事で困ってたら呼んでよ。…指名、忘れたらダメだからね?
- >困ってない
- どうして?
- Kawakami
- そう言わずにさあ?お互いヒミツ知ってるし、気が楽だし…
- Kawakami
- それに、その…
- Kawakami
- こういう店では、私、年増だもん。なかなか指名もらえないんだよねえ…
- Kawakami
- 一応、お礼するしさ。もっとサボれるように工夫するとか!
- Kawakami
- まあ、考えてみてよ?
- Kawakami
- それ じゃご主人様、今日はこれで失礼しまぁ~す♥
- Kawakami
- はぁ~…ホント疲れるわこれ…
- Kawakami
- …いい?ぜっったい、学校では内緒よ?これはお互いの幸せの為だからね。
- Kawakami
- 誰にもメイドの話はしない!
- Kawakami
- ご主人様と、べっきぃの約束ですよぉ~?
- >わかってる
- お互いにな
- ノリがきつい
- Kawakami
- や~ん、ご主人様!ありがとうございますぅ♥
- Kawakami
- べっきぃもぉ、約束はちゃ~んと守にゃん♥
- Kawakami
- …じゃ、帰るから。
- Kawakami
- あ、寝る前にちゃんと予習復習しておくこと。遊んでばっかだと成績落ちるよ?
- Kawakami
- それじゃ。
- #6/16 at the hideout
- R
- おし、揃ったな。
- A
- やっぱり昼間は高校生とか多いね。きっとどっかで狙ってる。
- Y
- しかし、これだけ人が多いと少々骨が折れそうではあるな。
- >やるしかない
- 今日は止めよう
- R
- だよな!今日で尻尾つかんでやる。
- A
- 昨日の打ち合わせ通り、<name>はセントラル街ね。
- R
- そんじゃ、始めるか!怪しい奴がいたら報告な。
- #central street
- M
- よし、予定通り行くぞ!
- M
- マフィアと顔合わせかも知れん。気を引き締めて行け!
- #group of guys talking
- Man1
- ねえ、ブランド品とか興味ある?
- Man1
- すぐそこで商談会やってんだけど、覗いてかない?
- Man2
- ちょっと仕入れ過ぎちゃって商品残っちゃってさ。
- Man2
- このまま引き上げると、上から怒られちゃうわけよ。
- Man2
- 特別に安くしとくからさ、どう?
- Student1
- どうする?
- Student2
- 値段次第じゃね?
- #Man2 turns towards main character
- Man2
- お、そこの君もどう?スッゲー得だよ?
- >忙しい
- 興味ない
- Man2
- そっか~、残念だわ。気が向いたら声かけてよ。
- Man1
- ホントすぐそこだからさ、ちょっと寄っていきなよ。
- M
- 何かのセールスらしいな。そんなの放っておけ。
- #guy in alley
- Guy
- どうした、兄ちゃん。俺みたいなのが珍しいか?
- >バイトがしたい
- マフィアの一味か?
- Guy
- んん?何かの合言葉か?俺は何も知らないぞ。
- Guy
- ここに流れついて、日が浅いんだ。他の奴を当たってくれ。
- >紹介してくれ
- とぼけるな
- Guy
- そう言われてもなあ…ここらが縄張りの仲間ぐらいしか…
- Guy
- 向かいの路地でたまに見るけど、今日はいないみたいだな。
- Guy
- だったら駅の方かな。会いたきゃ、そっちに行ってくれ。
- M
- ここが縄張りの仲間か…そいつなら、何か知ってるんじゃないか?
- M
- 駅の方にいるかもだってよ。戻って探してみようぜ。
- #back at train platform, IM
- R
- 会長サンいるな駅ですれ違った
- Y
- 俺たちを監視してるのか?
- A
- かもねやっぱ気にはしてるんだ
- R
- まあ、邪魔しねえなら放っとくか
- R
- それより、状況どうよ?
- A
- まだまだ次は地上街で張ってみる
- R
- 二ノ上線のほう探すわ地下から回るか
- Y
- 俺は、地下モールでしばらく訊き込みする
- Y
- <name>も、引き続き頼む
- M
- みんな自主的に動いてるな。それでこそ怪盗一味だ。
- M
- ワガハイたちも負けてられんぞ。まずは、ホームレスを見つけようぜ。
- #homeless guy
- Homeless Guy
- 何だよ、怖い顔して。俺に用でもあるの?
- >バイトがしたい
- マフィアの一味か?
- Homeless Guy
- バイトだって…?
- Homeless Guy
- どうせ、ただのバイトじゃないんだろ?悪いこと言わんから、止めときな。
- Homeless Guy
- 漬け込まれて毟られるぞ。あいつら、容赦ないからな。
- Homeless Guy
- 俺の仲間も何人かやられたよ。あいつら、やりたい放題しやがって…
- >会う方法は?
- 逃げないのか?
- Homeless Guy
- この時間、ウロついてりゃそのうち声かけてくるだろ。
- Homeless Guy
- 後で泣き見ないように、見分け法を教えてやるよ。
- Homeless Guy
- あいつら、妙な言葉を使ってたりするんだ。「隠語」ってやつだな。
- Homeless Guy
- スジ者同士の暗号みたいなもんだ。おかしな会話を聞いたら、気を付けな。
- Homeless Guy
- 昼間でも、平気なツラして声をかけてくる。特に若い人は狙われ易いからな。
- #IM
- A
- そっちどう?見つかった?
- >ここからが本番
- みんなはどう?
- ここからが本番
- Y
- 何かつかんだかさすがだな、<name>
- A
- とりあえず、集めた情報まとめよっか?
- R
- じゃ、俺からな
- R
- 駅ビルに「強いクスリ」とか言ってる奴がいたらしい
- R
- まんまだけど、とにかく行ってみるわ
- A
- 駅前広場で「高額バイト」の勧誘してるって聞いた
- A
- 女の子を狙って声かけてるってちょっと様子見て来る
- Y
- 遊技場正面の裏通りで、妙な会話をする輩がいたそうだ
- Y
- 「いい氷と野菜が入った」「明日は雪だ」…
- Y
- いちおう、確認はしてみる遊技場はセントラル街だな?
- M
- よし、ワガハイたちも応援に行こう。
- M
- どれが当たりかわからんが、怪しいと思う所に行ってみろ。
- #veranda in front of the train station, man talking to woman
- Man
- 一本で50万円はギャラが出るよ。売れっ子になればもっと…
- 紹介してくれ
- >詳しく聞かせて
- Man
- へっ?バイトしたいって?君が出演する気なの?
- Man
- そ、そういう需要が無くはないけど…ウチの作品、女の子専門なんで…
- M
- …出演って、何の仕事だ?
- M
- まあ、運び屋とは関係なさそうだしこいつはハズレか。
- #Shibuya back alley
- Makoto
- こんにちは。
- Makoto
- ボス探しの件、進んでる?
- >順調だ
- 余計なお世話
- 渋谷は広い
- Makoto
- …なら、いいけど。
- Convenient Mafia Guy
- そこのお二人さん、ヒマなの?いい仕事あるんだけど。
- Convenient Mafia Guy
- すげえ楽なやつ。俗に言う運送業的な?
- Makoto
- 探す手間が省けた。
- Convenient Mafia Guy
- 高校生だよねぇ?お小遣いだけじゃ足りないでしょ?
- Makoto
- 運送って、恐いモノの…とかですか?
- Convenient Mafia Guy
- ハハ、このお姉ちゃん面白いこと言うね。
- Makoto
- 答えられないんですか?やっぱり恐いモノ…
- Convenient Mafia Guy
- つか、なんなの?質問ばっかじゃね?なぁ?
- >暴力はよくない
- 人を呼ぶぞ?
- Makoto
- 貴方…
- Convenient Mafia Guy
- …冗談だよ。ガキ相手にマジになるかよ。
- Convenient Mafia Guy
- つか、付き合ってらんねえし。
- Makoto
- あの、お手数でしたら、私から直接、責任者の方にうかがいましょうか?
- Convenient Mafia Guy
- うちのボス、誰だか知ってて言ってる?
- Convenient Mafia Guy
- …って、んなわけねえか。
- Convenient Mafia Guy
- なんか君らめんどくせーから、他あたるわ。じゃあね。
- Makoto
- あれたぶん、私たちが探してるマフィア。
- >追わないと
- よくわかったな
- Makoto
- まだ確証はないから、もう少し情報集めてからの方がいいと思う。
- Makoto
- カマかけてみたけど、肝心なとこ、はぐらかされたしね…
- Makoto
- ああ、さっきはありがとう。…かばってくれたよね?
- Makoto
- 私、行くね。
- M
- 噂のボスは、なかなか手ごわそうだな。部下の教育もしっかりしてやがる。
- M
- ケーサツにも尻尾をつかませないわけで。
- M
- にしてもオマエ、度胸があるんだな。チンピラ相手にひるまなかったもんな。
- M
- まあでも、収穫はナシだったな…
- M
- 今日はもう切り上げようぜ。
- #IM
- R
- どうよ?いったん集まるか?
- >そうしよう
- やめておこう
- まかせる
- そうしよう
- A
- 大丈夫かな?
- A
- 色んな人に聞き回ったし、付けられてたりするかも
- Y
- 念のため、目立つ行動は控えよう
- Y
- もう日が暮れるし解散して、報告は明日に
- A
- 明日、カラオケで集まろ?人目つかないし、昼なら安いし
- Y
- ハッスルタイムというやつか
- R
- それ言うならマッスルだろ
- R
- あれ?違ったっけ?
- A
- 汗臭そうな名前にしないで
- A
- それじゃ、また明日カラオケに集合ね
- #back at Leblanc, phone call
- M
- 知らない番号みたいだな…
- Makoto
- もしもし…<name>君?新島です、新島真…
- Makoto
- さっきは、どうも。
- >なんで番号を知っている?
- なんの用だ?
- Makoto
- …調べたの。
- Makoto
- 事後報告になったけど…ごめんなさい。
- Makoto
- 黙ってるの、よくないと思ったから…
- Makoto
- …それだけ。それじゃあ。
- Sakura
- 電話、女からだな。声、聞こえてたぜ。
- Sakura
- …そうだ、昼過ぎにお前宛てに電話きてな。生徒会長って女の子。
- Sakura
- 貴重品、預かってくれてるんだと。
- Sakura
- 秀尽やお前のことよく知ってたし、困ってる感じだったから連絡先、教えといたけど。
- M
- …ここの住所、調べて、ゴシュジンから番号、聞きだしたってことか。
- M
- あのニージマ、やること徹底してるぜ!
- M
- けど、そうかと思えば、オマエに詫びの電話は入れてくるし…
- M
- ワガハイたちへの当たりは強いけど、悪いヤツじゃないのかもな。
- #6/17 begins, Akechi at tran station
- Akechi
- また会ったね。それにしても、すっきりしない天気だね…
- Akechi
- すっきりしないと言えば、例の怪盗騒ぎ…その後の動きがないんだ。
- Akechi
- 予告状を使ってまで目立とうとする奴らなら、斑目の件で終わりとは思えないよ。
- Akechi
- 次に奴らが狙うとしたら、どんな相手だろう。君ならどう考える?
- >悪人だと思う
- 見当がつかない
- Akechi
- 怪盗団は悪人しか狙わない…か。本当にそうかな?
- Akechi
- たとえそうだとしても、悪人なんて山ほどいる。なら、奴らはどうやってその中から選ぶ?
- Akechi
- …あ、ごめん。つい考え込んでしまって…
- Akechi
- テレビであんなことを言ったから、怪盗団の動きから目が離せなくてね。
- Akechi
- 学校でなにか噂を聞くことがあれば、教えてくれると嬉しいよ。
- #at karaoke
- R
- まーじかよ!全員収穫なし!?
- A
- ヘタすぎる…
- R
- なんも進む気がしねえ…
- R
- …なあ、会長サンに変えてもらわねえ?
- A
- 変えて…って、ターゲットを?
- R
- 俺らの「正義」を見せりゃ満足なんだろ?
- R
- 相手選ばなきゃ、悪い大人なんていっくらでもいやがんだし。
- R
- 生徒のためとかいってと、結局自分の内申の為なんだろ、どうせ。
- A
- でもさ、そのマフィア、子供からお金、巻き上げてんだよ?
- A
- 絶対、許しちゃダメでしょ!会長とかもう関係なくない?
- Y
- 杏の言う通りだな。
- Y
- 弱い者に勇気を与える俺たちの狙いに、うってつけの標的だと思わないか?
- Y
- まるでセンスを感じない…
- R
- 唄ってねえと、こんなうるせえんだな。
- R
- そりゃあさ、なんとかできたら明智も黙るとは思うぜ?
- Y
- だからやるべきだ。
- M
- やっぱり情報じゃねーのかなー。情報の…
- M
- …情報の探り方からテコ入れしないと、これ以上、進めようがねえぜ…
- Y
- 誰なら、情報を持ってる可能性があるだろうな。
- >マスコミは?
- 見当つかない
- 誰か考えて
- A
- …そうだよ!あの新聞記者は?
- M
- マダラメの家を張ってたオンナ?
- R
- おお、居たな。すっかり忘れてたぜ!
- R
- お前、名刺もらってたよな?
- カバンに入れっぱなしだった名刺が出てきた…毎朝新聞…大宅一子…と書いてある。
- Y
- …けっこう大手じゃないか。
- R
- けど、信用できんの?
- M
- 他に手がないからな。
- A
- はい、さっそく連絡!
- #Ann goes to phone
- A
- あ、はい…
- A
- 時間すぎてるって。延長する?
- R
- サービスタイム終わりだろう?出ようぜ。
- Y
- もったいないっ!
- R
- とにかく、あの記者からのメール待ちだな。
- R
- レス来たら、即連絡くれよ、<name>?
- #back at Leblanc
- Sakura
- ここの所、帰りが遅いが妙なことに首突っ込んでねえだろうな?
- M
- さすがゴシュジン、勘が鋭いな…
- M
- けど実際は、首を突っ込んだんじゃなくて巻き込まれたんだけどな…
- #back at the Niijima household
- Sae
- 今日、学校から電話があった。
- Sae
- あなたの生活態度に、変わった様子はないかって。
- Sae
- 適当に答えておいたけど、学校で何か問題でもあるの?
- Makoto
- …大丈夫。ごめんなさい、心配かけて。
- Sae
- …この頃、帰りが遅いみたいじゃない。
- Sae
- 無いとは思うけど、渋谷をむやみにウロついたりしないでね。
- Sae
- あなたぐらいの年代の子が、人生棒に振ったなんて話を聞くから。
- Sae
- 犯罪に関わって、脅されたあげく違法な風俗店で働かされたり…
- Makoto
- そういう話、私も知ってるよ。学校で噂になってる。
- Sae
- …噂なんかじゃないわ。いくつかそういう事例、知ってるし。
- Sae
- まあ、貴方の気にすることじゃない。とにかく、学校のことはしっかりやって。
- #Sae leaves
- Makoto
- あいつら、許せない…!
- #Makoto and Iida in the student council room
- Iida
- 新島先輩…僕を助けてくれないんですか?
- Iida
- 秘密は守るっていうから相談したのにウワサが広まってるし…
- Iida
- …まさか、先輩が濡らしたんじゃ!?
- Makoto
- 落ち着いて…貴方が被害を受けてるのね?
- Iida
- 例の不良にも知られちゃってまた脅されるかも…
- Iida
- どうして僕ばっかり…もうお金なんて払えないよ…
- Makoto
- …もう少しだけ待って。手掛かりも掴んだから。
- Iida
- ホントなんですか…?ただの点数稼ぎだとか、みんな噂してますよ…
- Makoto
- そんなことない。私だって生徒を守りたいと思って…
- Iida
- だったら早く…会長だけが頼りなんです、お願いします…
- #Takemi social link
- Takemi
- …はい、じゃ今日は終わり。
- Takemi
- 調子はどう?特に問題ないなら帰っていいよ。
- #Takemi answers phone
- Takemi
- はい、武見内科医院。
- Takemi
- …え、また?
- Takemi
- それは、まぁ…乗りかかった船というか…
- Takemi
- …はぁ、めんどくさ。
- Takemi
- この前の親子、覚えてる?医局長の患者だった女の子の。
- Takemi
- 適切な病院を紹介してあげたのに、なぜかうちに通ってるのよ。
- Takemi
- 私の医療ミスの事も教えたのに…
- 信用されてる
- >本当にミスした?
- Takemi
- 医療ミスは事実だよ。業界では有名だし。
- Takemi
- 「クロフォード・エンデ病」。私が新薬開発を指揮していた、難病の名前。
- Takemi
- …ま、ミスの原因になった薬を投与したの、私じゃないけど。
- Takemi
- エンデ病は、一部の細胞が離れた場所の細胞を無差別に攻撃する厄介な病気。
- Takemi
- 筋肉が攻撃されると日常生活に支障をきたす。けれど、死に去るには時間がかかる…
- Takemi
- 発症例が少ないこともあって、これ研究が進んでなかった。
- Takemi
- それでも、製薬会社と組んでなんとか新薬の最終調整段階まで漕ぎ着けたのに…
- Takemi
- ある日、いきなりリーダーを外された。
- Takemi
- 代わりにリーダーの座に収まったのが、当時の上司だった、医局長の大山田。
- Takemi
- 新薬の開発者になって大出世?それともくだらない名誉欲?
- Takemi
- そんなことのために杜撰な調整で完成を急いで、あの子…「美和ちゃん」に投与して…
- Takemi
- ひどい副作用で、彼氏は重体。慌てた医局長は、全責任を私になすりつけた…
- Takemi
- 美和ちゃんにも、美和ちゃんの家族にも恨まれたよ…
- Takemi
- …私が何を言っても、もう誰にも届かない。
- >そうだったのか
- まだ遅くない
- Takemi
- ま、それはいいの。
- Takemi
- 新薬の開発は凍結されたから、もうあの病院にいる必要もなくなったし。
- Takemi
- でも、開業医なら勝手に続けられるから。若いモルモットも見つかったし?
- Takemi
- 貴方に治験してるのが、その新薬。私の手で最終調整したバージョンだよ。
- Takemi
- 攻撃態勢に入ってた細胞だけをサーチして、ピンポイントで破壊する。
- Takemi
- だからエンデ病にかかってない人には無害…多分ね。
- >良かった
- いつ完成する?
- 多分じゃ困る
- Takemi
- ずいぶん信用してくれてるね。ありがと、モルモット君。
- Takemi
- 今さら、降りるなんて言わないでね。
- Takemi
- ようやく、完成の時が迎えられそうなの。でもそれには、貴方が必要。
- Takemi
- うちのお薬なら、特別価格で分けてあげるから。…頼むね。
- Takemi
- さて、あの親子どうするかな…脅しても冷たくしても無駄だし。
- Takemi
- こういうめんどくさいの久しぶり。ストレス溜まるわー。
- Takemi
- …ああごめん、話、終わり。帰っていいよ。
- Takemi
- はい、お疲れー。
- #requisite phone call
- Takemi
- モルモット君、その後どう?一応、確認しておこうかと思って。
- Takemi
- あと…今日、いきなり悪かったね。話すつもりじゃなかったんだけど。
- >美和ちゃんの事?
- 大山田の事?
- エンデ病の事?
- Takemi
- そう…話したのは、貴方が初めて。
- Takemi
- でもね…疫病神になった私が何をすべきか、改めて思い出せた。
- Takemi
- モルモット君のおかげで、新薬の開発はとっても順調に進んでる。ありがとう。
- Takemi
- 今回のバージョンで問題ないようだったらもう完成まで、あと一歩…
- Takemi
- …あ、ごめん、患者が来たみたい。例の親子かな。
- Takemi
- じゃあ、切るね。またよろしく。
- #back in attic
- 新聞記者から連絡が届いている…
- M
- バー「にゅぅカマー」…
- M
- これ、あの新聞記者からなんだよな。そこで今から会おうって…?
- M
- どうやら、にゅぅカマーって、新宿にあるバーみたいだぜ。
- M
- 新宿で待ち合わせか…
- 望むところだ
- >どんな所だ?
- 同伴か?
- M
- そうだな、新宿…
- M
- まあ、一言で言うと、大人の歓楽街ってとこだな。
- M
- みんなに連絡回せ。
- #IM
- R
- 夜の新宿か
- Y
- 物騒なシチュエーションだな
- A
- 待ち合わせ、どこにする?
- R
- 杏は待機しとけ少人数のが動きやすい
- Y
- すまん、電車賃がない
- R
- お前も待ってろ
- R
- <name>と俺で行くいいよな?
- >わかった
- 不安だ
- わかった
- A
- <name>が行くなら安心か任せるね
- R
- じゃあ決まりな一旦、渋谷集合で
- A
- 二人とも、気をつけて
- Y
- 今度から有事に備えて貯金をしておく
- M
- 待て、まさか制服で行くつもりか?
- M
- 無意味に目立つのもナンだからな。着替えてった方がいいぜ。
- #at the hideout
- M
- 今度はオマエが制服かよ!
- R
- あ?仕方ねえだろ。帰るヒマなかったんだよ。
- R
- つか、制服だってバレねえよ。上はTシャツだし。
- >確かに
- よけい目立つ
- 似合ってる
- M
- オマエらバカか?補導されても知らんからな。
- R
- 心配すんなって。渋谷とたいして変わんねえだろ。
- R
- キッチリ案内してやるよ。こっから新宿なら…JL乗るぞ。
- R
- ビル出て、すぐ右の改札な。さっさと行こうぜ!
- M
- ホントに大丈夫かよ…?
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