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- FILENAME: text_519510-0.txt
- <かつて魔法少女となり、やがて魔女へ成り果て 「円環の理」に導かれた百江なぎさ>
- <彼女は神浜市で起こる異変を調査するため 「円環の理」の使者となり 神浜市に舞い降りたが…>
- なぎさ: 今日も今日とて、神浜市を 散歩するのです!
- なぎさ: まずは最近見つけた 駄菓子屋から…
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: なななっ!?
- なぎさ: お前は… 「円環の理」からの監視役…!?
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: …久しぶりなのです
- なぎさ: なぎさのことなんて もう忘れたと思っていたのです
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: …そんな目で見ないで ほしいのです
- なぎさ: …なぎさは忘れていないのです
- なぎさ: 神浜市を調査するために 円環の理から遣わされたことも
- なぎさ: 自動浄化システムが完成した 今もその役目が生きていることも
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: うぅぅ…なんだか責められて いる気分なのです…
- なぎさ: …あ、そうなのです!
- なぎさ: 実は散歩をするのも 神浜市の調査に欠かせないのです
- なぎさ: すべてを回りきるのは大変なので
- なぎさ: 「円環の理」に戻らずにいるのは 当然のことなのです!
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: いい加減何か言うのです
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: はぁ…悪かったのです
- なぎさ: 散歩がてら調べようと思っていた というのはウソなのです
- なぎさ: でもよく考えてみるのです
- なぎさ: せっかく手に入れた自由を なぎさが手放すわけがないのです
- なぎさ: それに、なぎさはなぎさの 好きにすると決めたので
- なぎさ: 何をするにも なぎさ次第なのです
- なぎさ: というわけで これで失礼するのです!
- なぎさ: ふぅ…
- なぎさ: まさかまだ監視役がなぎさを 追っていたとは驚きなのです…
- なぎさ: …………
- なぎさ: …………でも…
- なぎさ: (なぎさも少しだけ 考えてはいるのです…)
- なぎさ: (本当は円環の理に戻るべき なんじゃないかって…)
- [From the opening sequence]
- わかっているのです…
- なぎさはここに居るべきじゃないって…
- それでも、今日だけは……
- みんなで ハイになろう! なのです!
- [Title card] サマーポップフェスティバル!~なぎさのアツい夏休み~
- FILENAME: text_519510-1_Nh4Ib.txt
- なぎさ: わわわっ!?
- マミ: なぎさちゃんは下がって! 行くわよ、みんな!
- まどか: はい!
- ほむら: ふっ、やぁっ!
- 杏子: ハァッ!
- さやか: マミさん!
- マミ: ええ!
- マミ: ティロ・フィナーレ!
- なぎさ: …またまた手伝ってくれて ありがとうなのです…
- まどか: ううん、気にしないで
- マミ: 私たち、友だちなんだもの 困ったときはいつでも助けるわ
- さやか: …それにしても変だよね
- さやか: あの魔女だけが こうして何度も現れるなんて
- ほむら: 何か原因があるのかも…
- なぎさ: ぎくっ…
- 杏子: ひとつはっきりしてるのは
- 杏子: なぎさひとりで魔女を倒そうと とっ散らかしたあとで助けるのは
- 杏子: それなりに面倒ってことだよな
- なぎさ: うぅ…
- さやか: イジワル言わないの
- さやか: あたしたちなら すぐに倒せるしいいでしょ?
- 杏子: そういう問題じゃなくて
- 杏子: 最初から呼べばいいじゃん ってこと
- なぎさ: …ごめんなさいなのです…
- 杏子: わかってくれりゃ いいんだけどさ
- なぎさ: (何も言い返せないのです…)
- なぎさ: (元なぎさの魔女が しょっちゅう現れるのは)
- なぎさ: (なぎさが他の宇宙から 割り込んでいるのが原因…)
- なぎさ: (なぎさが魔女を倒そうとしても みんなに迷惑をかけるし)
- なぎさ: (なぎさがいると 平穏を乱してしまうのです)
- まどか: あ、大変!
- まどか: そろそろ帰らないと ママに怒られちゃう…
- ほむら: 急いで帰ろうか
- まどか: うん…! またね、なぎさちゃん!
- さやか: じゃあ、あたしたちもこれで!
- マミ: 私たちも帰りましょう
- なぎさ: あ、はいなのです…
- なぎさ: (なぎさがいなければ… みんなは平穏に過ごせるのです)
- なぎさ: (なぎささえ 「円環の理」に戻れば…)
- マミ: …なぎさちゃん?
- なぎさ: ――っ!?
- マミ: 大丈夫? どこかケガしてた…?
- なぎさ: そ、そんなことないのです! この通り、元気なのです!
- マミ: じゃあ、何か気になることでも あるのかしら…?
- なぎさ: 何もないのです…
- なぎさ: …………
- マミ: …………
- マミ: ねぇ、なぎさちゃん
- マミ: 今度ふたりで お出かけしてみない?
- なぎさ: え…
- マミ: 気になってるイベントがあってね
- マミ: きっとなぎさちゃんも 気に入ると思うわ
- なぎさ: でも…
- マミ: あ…ごめんなさい 急に誘って迷惑だったわよね…
- なぎさ: そ、そんなことないのです!
- なぎさ: むしろ、なぎさがマミの迷惑に なるんじゃないかと…!
- マミ: そんなことないわ
- マミ: お互いに迷惑じゃないなら 付き合ってもらえる…?
- マミ: 夏休みの思い出に…ね?
- なぎさ: …………
- なぎさ: (元なぎさの魔女は)
- なぎさ: (なぜか、なぎさのいるところに 現れるのです…)
- なぎさ: (一緒にいたら、また迷惑を かけるのです…)
- なぎさ: (でも、なぎさは…やっぱり マミといたいのです…)
- なぎさ: わかったのです 一緒に行くのです
- FILENAME: text_519510-2_Nh4Ib.txt
- なぎさ: ここは…前にみんなと来た ウォーターパークなのです
- なぎさ: ここでやるイベントというのは プール教室とかなのですか?
- マミ: いいえ ほら、あそこの看板を見てみて
- なぎさ: えっと…
- なぎさ: 「“サマーポップフェスティバル”…?」
- マミ: お菓子メーカーが 新商品を開発したらしくてね
- マミ: 試食を兼ねた学生向けイベントを やるんですって
- なぎさ: マミがなぎさを誘った ということは…
- なぎさ: なぎさの大好きなチーズも…!?
- なぎさ: …あっ、と…
- なぎさ: (はしゃがず警戒するのです…)
- なぎさ: (なぎさがいるところに きっとあの魔女は出るのです…)
- マミ: ふふっ、チーズが出るかは 行ってみてのお楽しみよ
- マミ: さ、受付に行きましょ
- …はい、これで受付は終わりです
- こちらがパンフレットです
- マミ: ありがとうございます
- メインステージで企画もあるので 楽しんでいってくださいね
- マミ: …へぇ、結構こだわってるのね
- マミ: パンフレットにポップフェスの テーマまで載ってるわ
- なぎさ: 「お菓子を食べて、 自分を解放しよう」…?
- マミ: 新商品の試食とステージ企画で
- マミ: 学校の垣根を越え、学生全員に 交流してもらうのが狙いみたいね
- なぎさ: そのぉ~…試食にはチーズも あるのですか…?
- マミ: えーと、試食品の紹介ページは… …あ、これね
- なぎさ: ――っ!?
- なぎさ: 「超コクうまチーズ菓子 マジカルトリプルチーズ」…!
- マミ: ふふ、美味しそうね
- なぎさ: …………
- なぎさ: (いまだけ…いまだけは 魔女への警戒を解くのです…!)
- なぎさ: こうしてはいられないのです!
- なぎさ: 早く試食コーナーに 向かうのです!!
- なぎさ: むむむむ!! チーズ!チーズ!チーズ!
- なぎさ: チーズの香りがあちこちから するのです!!
- 試食品はこちらで お配りしてまーす
- あの…もらってもいいですか…
- なぎさ: なぎさが先にもらいたいのです!
- え、いいけど…
- なぎさ: ありがとうなのです!
- マミ: ダメよなぎさちゃん 順番は守らないと…
- いえ…いいんです… 私なんかはあとでも…
- マミ: …?
- なぎさ: いただきまーす!なのです!
- なぎさ: あーむっ
- なぎさ: …………
- なぎさ: ―なぎさ― ふわあぁぁ~~…!!
- なぎさ: ―なぎさ― 食べたことのない 味わいなのです…!!
- なぎさ: ―なぎさ― この存在感がありながらも 優しく深い味わい…
- なぎさ: ―なぎさ― 脳みそがチーズみたいにトロッと とろけてしまいそうなのです…!
- マミ: ―マミ― チーズ好きのなぎさちゃんが そこまで感動するなんて…
- なぎさ: ―なぎさ― 感動なんてものじゃないのです! なぎさは激震を受けているのです!
- マミ: それじゃあ私もいただきます… あむっ
- マミ: …本当だわ! これ…すごく美味しい…!
- 弊社独自に3種類のチーズを バランスよく配合してるんですよ
- なぎさ: 本当に美味しいのです…!!
- なぎさ: (脳みそがとろけるような感覚が 心地よくて)
- なぎさ: (悩みも不満も、どうでもよく なってしまいそうなのです)
- なぎさ: もっともっと食べるのです!!
- FILENAME: text_519510-3_Nh4Ib.txt
- なぎさ: あむあむあむあむっ!!
- マミ: あの…なぎさちゃん? 食べすぎじゃないかしら…?
- なぎさ: ポップフェスのテーマは
- なぎさ: 「お菓子を食べて 自分を解放しよう」なのです!
- なぎさ: なぎさが食欲を解放するのは 趣旨に合っているのです!
- マミ: 考えようによっては そうかもしれないけど…
- なぎさ: あーむっ あむっ、あむっ!
- あ、あのお嬢さん!
- 他に試食を待っている子に 譲ってもらえないかな…?
- なぎさ: それではなぎさは自分を 解放できないのです!
- なぎさ: 病みつきになるほどの 美味しいチーズを我慢したら
- なぎさ: なぎさは爆発してしまうかも しれないのです!
- うーん…そこまで気に入って くれてるのは嬉しいんだけどね…
- 参加者みんなに試食が 行き渡ったら
- また食べに来てくれていいよ
- なぎさ: でも…チーズの在庫がなくなって しまうかもしれないのです…
- 在庫はメインステージ脇に まだまだあるから大丈夫だよ
- なぎさ: むむむ…今すぐお腹いっぱい チーズを食べたいのに…
- 私のマジカルトリプルチーズ あげようか…?
- なぎさ: いいのですか!?
- うん…
- すごく美味しそうに食べるから もっと見ていたいし…
- 私のもあげる
- 見てるこっちが楽しくなるような 食べ方ができるなんてすごいよ…
- なぎさ: やったー!なのです!
- なぎさ: ありがたくいただくのです!
- なぎさ: あーむっ
- なぎさ: あむあむあむっ!
- 俺のもやるよ 腹減ってるんだろ?
- 私のもどうぞ
- なぎさ: ありがとうなのです!
- なぎさ: チーズを我慢し続けたら
- なぎさ: どうにかなってしまうところ だったので
- なぎさ: みなさんの優しさに 助けられたのです!
- …まさか、 ご飯をもらえてない…?
- なぎさ: へ?
- 家出してるとか…?
- あ、ご飯を買うお金もないから 試食目当てでフェスに来たの…?
- なぎさ: ち、違うのです! なぎさは…!
- マミの声: 「あのっ!」
- マミ: 私の“妹”がすみません…
- マミ: このチーズのお菓子を気に入って もっと食べたくなったみたいで…
- なんだ、お姉さんと来てたんだ
- もうお姉さんと 離れないようにね
- あとお菓子は 食べ過ぎないほうがいいよ
- なぎさ: うぅ… はいなのです…
- マミ: 家出なんて疑われて びっくりしたわね
- マミ: つい慌てて、“私の妹”なんて 言ってごまかしちゃったわ
- なぎさ: ごめんなさいなのです…
- なぎさ: (気をつけていたはずなのに 結局マミに迷惑をかけたのです)
- なぎさ: (冷静になるのです、なぎさ… ちゃんと我慢するのです…)
- ぐぅ~…
- なぎさ: あ! お腹が…
- なぎさ: まだまだチーズを 食べ足りないのです…
- マミ: ごめんね、本当は好きなだけ 食べさせてあげたいんだけど…
- なぎさ: 謝らなくていいのです!
- なぎさ: それに、少し我慢してから 食べたほうが
- なぎさ: ありがたみも出るし もっと美味しく感じるのです
- ???の声: えー、そんなのだるいって!
- なぎさ: …?
- ひめな: もっと食べちゃいなよ キャハッ★
- アレクサンドラ: はい、お腹が空いたままだと 悲しい気持ちになっちゃいますよ
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- ひめな: もっと食べちゃいなよ キャハッ★
- アレクサンドラ: はい、お腹が空いたままだと 悲しい気持ちになっちゃいますよ
- なぎさ: 誰なのです…?
- ひめな: あーごめんごめん
- ひめな: いい食べっぷりだったから 声掛けたくなっちゃってさ!
- ひめな: 私チャンは藍家ひめな! こっちはサーシャ!
- アレクサンドラ: 栗栖アレクサンドラです
- アレクサンドラ: サーシャって呼んでくださいね うふふ♪
- マミ: えっと…私は巴マミよ この子はなぎさちゃん
- なぎさ: よろしくなのです…
- ひめな: マミりんに、なぎなぎね! よろ~★
- ひめな: 「お菓子を食べて自分を解放」! って言われても
- ひめな: よくわからなかったけどさ
- ひめな: なぎなぎのムーブを見てたら なんかアガってきて
- ひめな: フェスのテーマの雰囲気が わかってきた感じがするんだよね
- アレクサンドラ: はい、何者にも囚われない感じが すごく参考になりました
- なぎさ: なぎさは褒められてるのですか?
- ひめな: ぶっちゃけ リスペクトレベルじゃね?
- なぎさ: それは嬉しいのですが 尊敬されるようなことでは…
- ひめな: なぎなぎみたいなムーブが できない子からしたら
- ひめな: 羨ましいと思うけどね
- マミ: それって、藍家さん自身とか…?
- ひめな: ううん、私チャンたちの友だちが まさにソレなんだよね
- ひめな: マジで自己肯定感が低くて とにかく自分に自信がなくてさ
- ひめな: でも、それって もったいなくない?
- ひめな: 自分を解放しちゃった方が 今を素直に楽しめるじゃん
- アレクサンドラ: そういう意味で
- アレクサンドラ: 「お菓子を食べて自分を解放」 できているなぎさちゃんが
- アレクサンドラ: 参考になりました
- アレクサンドラ: 本当の自分を解放できるような 開かれた環境なら
- アレクサンドラ: 自由に過ごせて、自分らしさを より大切にできるんだなって
- ひめな: フェスにはノリで来たんだけど
- ひめな: いいもの見せてもらえたかも キャハッ★
- なぎさ: なぎさは難しく考えて 行動したりなんかしてないのです
- なぎさ: 周りなんて関係なく、自由に 生きるだけでいいと思うのです
- ひめな: なぎなぎ… 小さいのになんか悟ってんね…?
- アレクサンドラ: 時雨ちゃんとはぐむちゃんに 紹介したいくらいですね
- アレクサンドラ: いっそお手本になってもらうのは どうでしょう?
- なぎさ: なぎさが…?
- ひめな: アリ寄りのアリ!
- なぎさ: …そういうことなら
- なぎさ: 人生を楽しくする秘訣を 教えてあげてもいいのです!
- マミ: ええと、なぎさちゃんひとりで 大丈夫…?
- なぎさ: あ…
- マミ: 私たち、友だちなんだもの 困ったときはいつでも助けるわ
- マミ: 家出なんて疑われて びっくりしたわね
- マミ: つい慌てて、“私の妹”なんて 言ってごまかしちゃったわ
- なぎさ: ごめんなさいなのです…
- なぎさ: (なぎさのせいで 魔女が現れるだけじゃなく)
- なぎさ: (なぎさの行動でも、マミに 迷惑をかけているのに)
- なぎさ: (余計なことはできないのです)
- なぎさ: あ、あの…やっぱりなぎさは お手本にはなれないのです
- ひめな: え~? いいじゃん、ちょっとだけ!
- なぎさ: でも…
- マミ: …お手本になるかどうかは 置いておいて
- マミ: ポップフェスの間だけでも 一緒に行動してみたら?
- マミ: 藍家さんも栗栖さんも私も
- マミ: いつも通りのなぎさちゃんと 過ごせるだけでいいんだもの
- ひめな: マミりん、ナイスアイデア! で、なぎなぎはどうなの?
- なぎさ: んん…本当に一緒にいるだけで いいなら、構わないのです
- ひめな: あざお★
- なぎさ: マジカルトリプルチーズの試食は いったん休憩して…
- なぎさ: 次はメインステージに 行ってみるのです
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- じゃんけん企画Cブロック 優勝者は栗栖さんです!
- 栗栖さんには、優勝賞品の チョコレート詰合せが贈られます
- アレクサンドラ: うふふ ありがとうございます♪
- マミ: 負けちゃったわね
- なぎさ: サーシャはじゃんけんの 猛者なのです…!
- アレクサンドラ: たまたま勝っただけですよ
- アレクサンドラ: それに…
- アレクサンドラ: 参加者も私たちだけでしたし…
- ひめな: メインステージの企画なのに 全然盛り上がってないとか
- ひめな: ヤバヤバのヤバじゃん!
- マミ: 学校の垣根を超えた交流って パンフレットに書いてあったけど
- マミ: 参加型の企画に 人が集まらないみたいだし
- マミ: 成立してるとは言えないわね…
- なぎさ: みんなうつむきがちで 目も合わせないのです
- マミ: 人見知りの子が多いのかしら
- なぎさ: むむむ…
- いえ…いいんです… 私なんかはあとでも…
- すごく美味しそうに食べるから もっと見ていたいし…
- 私のもあげる
- 見てるこっちが楽しくなるような 食べ方ができるなんてすごいよ…
- なぎさ: 言われてみれば、控えめな子が 多かったような…?
- アレクサンドラ: それなら、私たちだけでも しっかりフェスを楽しみましょう
- アレクサンドラ: よかったらおひとつどうですか?
- ひめな: もらっときなよ! このチョコ、めっちゃイケる!
- マミ: ありがとう、いただくわ
- なぎさ: …なぎさはやめておくのです…!
- ひめな: え、そう?
- なぎさ: (マミは、いつも通りのなぎさが いいって言ってくれたけど)
- なぎさ: (それだとマミに 迷惑をかけるのです)
- なぎさ: (食欲も我慢なのです…!)
- マミ: …………
- なぎさ: ポップフェスの参加者なら スライダーも乗り放題…!?
- マミ: 夏休みの学生向けならではの 特典みたいね
- なぎさ: すごいのです…!! 最高なのです!!
- ひめな: サーシャ、乗りに行こーよ!
- アレクサンドラ: ごめんね、ひめちゃん 私、こういうの苦手で…
- ひめな: えー! ヤダヤダ、一緒に乗ろ!?
- なぎさ: それならなぎさが一番乗りさせて もらうのです!
- なぎさ: …………]あ
- マミ: …なぎさちゃん?
- なぎさ: …やっぱり、なぎさはここで 見ていることにするのです
- マミ: どうしたの? もしかして具合が悪いとか…?
- なぎさ: そういうわけではないのですが…
- なぎさ: (余計なことをして、マミに 迷惑をかけたくないから…)
- マミ: …じゃあ私もここに残るわ
- なぎさ: え…
- なぎさ: (結局、マミに気を 遣わせてしまったのです…?)
- ひめな: 私チャンとサーシャは 乗ってくるね、キャハッ★
- アレクサンドラ: 苦手だって言ってるのに… ひめちゃんったらひどいです…
- マミ: 藍家さんたちが戻ってきたら 次はどこに行こうかしらね
- なぎさ: せっかくなら楽しく 盛り上がってる所がいいのです
- …………
- …………
- なぎさ: なんだか、みんな暗くて なぎさまで暗くなりそうなのです
- マミ: 自分を解放したくて イベントに来ている子たちだから
- マミ: 自分をさらけ出すような企画は そもそも難しい気もするわよね…
- マミ: ただ… やっぱり暗すぎるような…?
- なぎさ: ――っ!?
- マミ: この子…魔女の口づけを 受けているわ!
- なぎさ: しかもあれは…
- なぎさ: わわっ!? こっちに来たのです!?
- アレクサンドラ: 無理です~! 乗りたくないです~!!
- ひめな: 落ち着いて、サーシャ! 周りをよく見てよ!
- アレクサンドラ: え…ここ、どこですか…? 魔女の結界…?
- ひめな: こんなとこで遭遇するとか ヤバヤバのヤバじゃん!
- なぎさ: あーーーーっ!? やっぱりお前なのですか…!!
- なぎさ: (またしても… 元なぎさの魔女なのです!)
- FILENAME: text_519510-6_Nh4Ib.txt
- なぎさ: (またしても… 元なぎさの魔女なのです!)
- マミ: え…その姿…!?
- ひめな: とりま、魔女を倒す前に ザコをさっさと片づけちゃお!
- アレクサンドラ: これくらいは余裕ですね
- ひめな: ん? マミりんも魔法少女だったんだ!
- マミ: ええ、それからなぎさちゃんもね
- ひめな: 魔法少女が4人も揃ってれば 超楽勝でしょ!
- アレクサンドラ: 油断は禁物ですよ
- アレクサンドラ: 魔女が… 1体だけじゃありません!
- マミ: これ…どういうこと!?
- なぎさ: 前にも、この魔女がずんずんと 増えたことがあったのです
- なぎさ: また同じことが起きてるのかも しれないのです…!
- …………
- マミ: 周りにいた子たちも、結界に 取り込まれてしまっているわね…
- ひめな: …………うん、そうだねヒコ君
- ひめな: とりまペアになって行動しよう
- ひめな: まずは学生の子たちの 安全確保を優先して!
- マミ: ええ!賛成よ
- マミ: なぎさちゃんは私と一緒に…
- なぎさ: …いいのです
- マミ: え…?
- なぎさ: なぎさはひとりでやるのです!
- マミ: ダメよ、ひとりじゃ危ないわ!
- なぎさ: また魔女が出るかもとか マミに迷惑をかけるかもって
- なぎさ: なぎさなりに、悩んでみたり 我慢してみたりしたのです…
- なぎさ: なのに… お前のせいで…台無しなのです!
- なぎさ: むぅ~…ちょこまかと すばしっこいのです…!
- なぎさ: おとなしくなぎさに やられるのです!!
- マミ: なぎさちゃん、落ち着いて! ふたりで一緒に戦いましょう…!
- アレクサンドラ: ひめちゃん、なぎさちゃんを サポートしたほうがいいかも…
- ひめな: そんなに余裕ないって!
- ひめな: ほら、来るよっ!
- なぎさ: 待つのです! おとなしくするのです!!
- なぎさ: な…なぎさをおちょくって いるのですか…!?
- なぎさ: …………
- なぎさ: もーーー我慢ならないのです!!
- なぎさ: なぎさが絶対に 成敗するのです!!
- FILENAME: text_519510-7_Nh4Ib.txt
- なぎさ: わわっ!?
- なぎさ: や、やめるのです!
- なぎさ: はぁ…はぁ…!
- なぎさ: (なぎさひとりの力で 元なぎさの魔女を倒したいのに)
- なぎさ: (なぎさのみっともない残骸を 見ると、頭に血が上って)
- なぎさ: (冷静に戦えないのです…!)
- なぎさ: むむむむ…逃がさないのです! やぁーーっ!
- なぎさ: いたぁっ!
- なぎさ: ま…まだまだなのです
- なぎさ: やーーっ!
- なぎさ: ――っ!?
- なぎさ: あ、危ないのです…
- なぎさ: (関係ない人を巻き込んで しまうところだったのです…)
- なぎさ: あうっ…!
- なぎさ: …………!
- なぎさ: うぅ… やっぱり、無理なのですか…?
- 杏子: なぎさひとりで魔女を倒そうと とっ散らかしたあとで助けるのは
- 杏子: それなりに面倒ってことだよな
- なぎさ: (元なぎさの魔女を呼び寄せる だけじゃなく)
- なぎさ: (みんなにも迷惑をかけるなら やっぱり、なぎさは…)
- なぎさ: あ…
- なぎさ: (なぎさのことを 食べようと…!?)
- なぎさ: …っ!
- マミの声: 「なぎさちゃんッ!!」
- なぎさ: マミ…!?
- マミ: 大丈夫!? ケガはないわね!?
- なぎさ: マミ、後ろなのですっ…!
- マミ: っ!
- なぎさ: マミっ!マミ!!
- マミ: …大丈夫
- マミ: これくらいじゃ 私は負けないわよ!
- マミ: ハァァッ!!
- なぎさ: マミ! ケガは…!!
- マミ: かすり傷だから大丈夫よ
- マミ: それより…格好悪いところを 見せちゃったわね
- なぎさ: 格好悪いのはなぎさなのです 勝手に動いて、何もできなくて…
- マミ: なぎさちゃんが無事ならいいのよ
- マミ: ただ…魔女の気配はあちこちに あるし、困ったことになったわね
- なぎさ: ひめなたちの姿も 見当たらないのです…
- マミ: 他の魔女を追いかけて はぐれてしまったのかもしれない
- マミ: 彼女たちの力量もわからないし 一度、合流したほうがよさそうね
- マミ: うっ…
- なぎさ: マミっ!?
- マミ: 少し魔力を使いすぎたみたい…
- マミ: さっきの結界には 使い魔も多かったから…
- なぎさ: 使い魔…?
- なぎさ: なぎさは一度も 出会ってないのですが…
- なぎさ: ――っ!?
- なぎさ: (マミが使い魔を倒していたから 遭遇しなかったのです…?)
- なぎさ: (…原因は全部なぎさなのに)
- なぎさ: (マミに迷惑をかけっぱなし なんて、情けないのです…!)
- なぎさ: (どうすればいいのか まだわからないのですが…)
- なぎさ: (なぎさが何とかしないと…!)
- FILENAME: text_519510-8_Nh4Ib.txt
- なぎさ: ドッペルを出すのは なるべく避けたいので
- なぎさ: まずは魔力を回復させるのです
- マミ: 今はグリーフシードの 持ち合わせがないの…
- マミ: さっき戦った魔女も
- マミ: グリーフシードを 落とさなかったし…
- なぎさ: むむ…
- なぎさ: (無限に増える 元なぎさの魔女は)
- なぎさ: (魂のない残骸みたいな ものなので)
- なぎさ: (グリーフシードを落とさない 厄介者なのです…)
- なぎさ: ここはなぎさに任せるのです
- なぎさ: ひめなたちを探して
- なぎさ: グリーフシードを持ってないか 聞くのです!
- マミ: 私も一緒に行くわ
- なぎさ: マミには結界に巻き込まれた 人たちの介抱をお願いするのです
- マミ: でも…
- なぎさ: 大丈夫なのです、魔女が現れたら 今度は逃げるのです…
- マミ: …わかったわ お願いね、なぎさちゃん…
- なぎさ: …とは言ったものの
- なぎさ: どうやってひめなたちを 探せばいいのです…?
- なぎさ: うーん…とりあえず 呼びかけてみるのです
- なぎさ: ひめな!サーシャ!
- なぎさ: 聞こえていたら 返事してほしいのです
- なぎさ: …………
- なぎさ: 反応がないのです…
- う…
- なぎさ: ――っ!?
- なぎさ: (あ…結界に巻き込まれた人…)
- なぎさ: (原因のなぎさが、素通りする わけにはいかないのです…!)
- あれ… 私、どうしたんだっけ…
- なぎさ: 悪い夢を見ていたのかも しれないのです
- 寝ちゃってたってこと…? こんなところで…?
- なぎさ: あ、えーと…
- なぎさ: たくさんスライダーに乗って きっと疲れてたのです!
- 乗ってないけど…
- なぎさ: じゃあ試食のし過ぎで 眠くなったのかもしれないのです
- 試食のお菓子はあなたにあげたし まだ食べてないけど…
- なぎさ: なっ!?
- なぎさ: (言われてみれば、なぎさに お菓子を譲ってくれた人…!)
- なぎさ: (まずいのです… ちょっと疑われてるのです…!)
- マミの声: あの…
- なぎさ: あっ…!
- マミ: …お水は飲んでましたか?
- マミ: もしかしたら、脱水症状で 倒れたのかもしれません
- あ、確かにあんまり水分を 取ってなかったかも…
- マミ: これ、お水です どうぞ
- ありがとうございます…
- なぎさ: 助かったのです… でも…
- マミ: ごめんなさい
- マミ: なぎさちゃんが心配で ついて来てしまったの…
- なぎさ: (やっぱりマミと一緒に いたほうが…)
- なぎさ: (いやいや! マミに甘えていたら)
- なぎさ: (なぎさはいつまでも 良いところなしなのです…!)
- なぎさ: 心配してくれるのは 嬉しいのですが
- なぎさ: なぎさはひとりでも平気なのです
- マミ: でも…
- なぎさ: マミには学生のみんなを 介抱する役割があるのです!
- マミ: それは…そうだけれど…
- なぎさ: なぎさはパパっと ひめなたちと合流して
- なぎさ: グリーフシードを持って 戻ってくるのです!
- なぎさ: 早くひめなたちを 探さないとなのです…
- なぎさ: な…
- なぎさ: また元なぎさの魔女なのです!?
- なぎさ: わわっ!? …危ないのです!
- なぎさ: 次はなぎさから行くのです! やあーー!
- なぎさ: …って、ストップなのです!!
- なぎさ: (また勢いに任せて 行動するところだったのです…)
- なぎさ: (無茶せず、感情に流されず 冷静でスマートに…!)
- なぎさ: よっと…!
- なぎさ: (クールななぎさなら、攻撃も 余裕でかわせるのです)
- なぎさ: えーいっ!
- なぎさ: (連続で攻撃できそうでも 慌てず、一度下がって…)
- なぎさ: (ヒット&アウェイで 少しずつ魔女を消耗させて…!)
- なぎさ: やっ!
- なぎさ: …これで最後なのですッ はぁぁっ!
- なぎさ: やったのです… なぎさひとりで倒せたのです…!
- なぎさ: ただ…やっぱりグリーフシードは 落とさなかったのです…
- なぎさ: …落ち込んではいられないのです 早くひめなたちと合流して…
- なぎさ: …ん? なぜ結界が消えないのです…?
- なぎさ: なななな!?
- なぎさ: これは… 囲まれてるのです!?
- なぎさ: ひゃぁあっ!?
- FILENAME: text_519510-9_Nh4Ib.txt
- なぎさ: これは… 囲まれてるのです!?
- なぎさ: ひゃぁあっ!?
- ひめなの声: 左に跳んで!
- なぎさ: …!
- なぎさ: ひめな!サーシャ!
- アレクサンドラ: 私たちが来たからには 安心してくださいね♪
- ひめな: んじゃ、いこっか!
- アレクサンドラ: 私のハープで リラックスしてくださいね
- …………
- アレクサンドラ: ひめちゃん!いまですよ!
- ひめな: あざお★
- ひめな: そーれっ!
- ひめな: ふぅ…
- なぎさ: ひめなは強かったのですか…!
- ひめな: ぴえん…私チャンって そんな弱そうに見える?
- ひめな: 前線に出るタイプじゃないけど そこそこ戦えるつもりだし!
- アレクサンドラ: 教官に特訓してもらいましたしね
- アレクサンドラ: …ただ…
- アレクサンドラ: ちょっと数が多いかも…?
- ひめな: せっかくカッコつけてみたのに ムリみが深いんだけど…
- ひめな: ねえヒコ君、このヤバなピンチを 突破できる方法ないかな…?
- ひめな: …………うん… 弱点を狙って一網打尽ね…
- ひめな: 弱点がわかるに越したことはない けど…どうやって調べるの?
- なぎさ: (あの魔女は、元はなぎさ…)
- なぎさ: (もしかしたら…前と同じ作戦が 使えるかもしれないのです…!)
- なぎさ: …弱点がわかったかも しれないのです
- ひめな: マジで!?
- なぎさ: マジカルトリプルチーズを投げて 魔女の興味を引きつけるのです!
- アレクサンドラ: …それは、弱点じゃなくて 一瞬の隙を突く作戦…ですか?
- ひめな: そんな子どもだましは 魔女に通用しないでしょ
- なぎさ: (あの魔女はなぎさと同じで チーズが大好物のはずで)
- なぎさ: (目の前にチーズが出てきたら 油断するのです!)
- なぎさ: (…なんて言えないのです…)
- なぎさ: その…根拠はないのですが… 自信はあるのです!
- なぎさ: 信じてほしいのです…!
- ひめな: んー… どう思う、ヒコ君?
- ひめな: うん…うん… そうだね、他に策もないし
- ひめな: なぎなぎの直感を信じて 勢いで突っ走るのもアリかもね
- なぎさ: 信じてくれるのですか…!?
- ひめな: うん、ワンチャンいけるかもだし やってみよ!
- なぎさ: ありがとうなのです!
- ひめな: で、マジカルトリプルチーズは どう手に入れる?
- アレクサンドラ: じゃーん♪ 実は私がまだ持ってました
- ひめな: 神じゃん!
- アレクサンドラ: それじゃあ投げますよ… えいっ!
- …バッ!
- …………!!!
- なぎさ: 想像通りの反応ですが… なんて強欲なやつらなのです!
- アレクサンドラ: 魔女も夢中になるくらい 美味しいんですね…?
- ひめな: なんかヤバいものが 中に入ってるのかも、キャハッ★
- アレクサンドラ: 怖いこと言わないでください… さっき1個、食べちゃったのに…
- なぎさ: ふたりとも!この隙に魔女を 退治するのです!
- ひめな: おけまる!
- なぎさ: ふぅ…なんとかなったのです
- ひめな: あいつらの弱点がわかったし あとは倒していくだけだね
- アレクサンドラ: なぎさちゃんのおかげですね ありがとうございます♪
- なぎさ: なぎさは何もしていないのです…
- なぎさ: むしろ、助けてくれて ありがとうなのです
- アレクサンドラ: どういたしまして♪ ただ…
- アレクサンドラ: やっぱり、まだいますよね…
- ひめな: 魔女が湧き続けてるとか 恐怖でしかないんだけど…
- なぎさ: …………
- なぎさ: (なぎさがいる限り、いくらでも 魔女が現れてしまうのです…)
- アレクサンドラ: 態勢を整えたほうがいいですね マミちゃんとも合流しましょう
- なぎさ: あ、そうなのです! マミのソウルジェムが濁っていて
- なぎさ: もしグリーフシードを持ってたら 使わせてほしいのです…
- ひめな: 全然使っちゃって!
- なぎさ: ありがとうなのです! マミのところに案内するのです
- FILENAME: text_519510-10_Nh4Ib.txt
- ザワザワ…
- なぎさ: マミ、戻ったのです!
- マミ: よかった…! 藍家さんたちと合流できたのね
- マミ: 結界に巻き込まれた子たちは みんな無事よ
- ひめな: こっちはなぎなぎが 大活躍だったんだよ
- アレクサンドラ: はい、おかげで魔女を 一網打尽にできました
- マミ: すごいじゃない…!
- なぎさ: …そ、そんなことはないのです!
- なぎさ: …それより、ひめな! グリーフシードを…
- ひめな: おけまる!
- ひめな: マミりん これ、使って?
- マミ: ありがとう…
- ひめな: 魔女が湧き続けてるっぽいけど この後はどうする?
- アレクサンドラ: それだけ結界もあるってことに なりますし
- アレクサンドラ: 抑え込む方法を探さないと いけませんね…
- マミ: 以前にも同じ魔女を倒したことが あるけれど
- マミ: あの時と今回とでは 少し違うのよね…
- なぎさ: 前も果てなしのミラーズから、 魔女が溢れたのです…
- なぎさ: (だけど今回は、もっと前…)
- なぎさ: (なぎさが神浜市に来た時に 起きたパニックに似てるのです)
- なぎさ: (こんな異常事態が これからも起こったら…)
- なぎさ: (みんなが平穏に 暮らせないのです…)
- なぎさ: なぎさは…ここにいたら ダメなのですか…?
- なぎさ: ――っ!?
- ひめな: 何この強い気配…! さすがに引くんだけど…!?
- アレクサンドラ: こんな人が多いところで…! 危険です!
- マミ: 来るわ! みんな、構えて!
- なぎさ: あ…
- ひめな: ここまでヤバい魔女は 久しぶりかも…
- アレクサンドラ: 逃げ出したいくらいの 禍々しさを感じます…
- マミ: だからって 退く理由にはならないわ
- なぎさ: マミ!戦ったらダメなのです! いったん退くのです!
- なぎさ: (他の宇宙から集まってくる 元なぎさの魔女の中でも)
- なぎさ: (あの魔女はボスと言えるくらい かなり強い個体なのです…!)
- なぎさ: あ…!
- なぎさ: (まさか、狙いはなぎさ…!?)
- マミの声: なぎさちゃん!! 逃げて!!
- なぎさ: (元はと言えば 全部、なぎさのせい…)
- なぎさ: (…ここで終わるのも 仕方ないのです…)
- …………
- なぎさ: …………あれ?
- アレクサンドラ: 魔女が逃げました!
- なぎさ: …………
- なぎさ: (あの魔女…なぎさは眼中にも ないってことなのです…!?)
- マミ: なぎさちゃん!! 無事!?
- なぎさ: 大丈夫なのです…
- マミ: …顔色が悪いわ
- マミ: なぎさちゃんはここで休んでいて 私は魔女を追いかけるわ
- ひめな: 今は追うべきじゃなくない?
- マミ: だけど、あんな強力な魔女を 野放しにしたら何が起きるか…
- ひめな: それはそうだけど、マミりん ひとりで行ったら危険じゃん?
- ひめな: なぎなぎも元気ないしさ いったん仕切り直そうよ
- マミ: …藍家さんの言うとおりね 私も冷静にならないと…
- ひめな: うんうん ま、全部ヒコ君の意見だけどね
- マミ: そう… …ところでその、ヒコ君って…?
- ひめな: 私チャンの彼ピのこと、 キャハッ★
- マミ: そ、そうなの…
- アレクサンドラ: きっとなんとかなりますよね…?
- なぎさ: 前は、魔女を倒しきって 解決したのですが…
- マミ: 今回も同じことよ みんなで魔女を倒しましょう
- マミ: そして、ポップフェスを楽しんで 夏休みの大切な思い出にするの
- なぎさ: マミ…
- なぎさ: (マミの言葉はいつも心強くて 勇気が湧いてくるのです…)
- なぎさ: …そうなのです、魔女を倒して 楽しくチーズを食べるのです!
- なぎさ: (しっかりするのです、なぎさ)
- なぎさ: (この異常事態を なんとかして収めるのです)
- なぎさ: (そして、全部終わったら… 「円環の理」に戻るのです)
- なぎさ: (もう二度と、マミたちに 迷惑をかけないように…)
- [Part 1 end]
- ---
- [Part 2 start]
- FILENAME: text_519520-1_j3DWf.txt
- なぎさ: ふぅ…
- マミ: 少しは休めたかしら?
- なぎさ: はいなのです!
- なぎさ: マジカルトリプルチーズを もらえて、気力も回復したのです
- ひめな: 周りの学生たちも、すっかり 元通りになったっぽいね
- アレクサンドラ: そうですね、元通り明るく…
- …………
- なぎさ: 暗いのです…
- ひめな: まぁ、元からそんなに明るくは なかったよね
- マミ: そうは言っても、みんなは 自分を解放するために来たのに
- マミ: このままじゃ気の毒だわ…
- なぎさ: …………
- なぎさ: マミに誘ってもらって 学生向けのお菓子の試食イベント 「サマーポップフェスティバル」に来たなぎさは
- なぎさ: 「お菓子を食べて自分を解放しよう」 というテーマのもと マジカルトリプルチーズを食べて なぎさらしく楽しむはずだったのです
- なぎさ: なのに、元なぎさの魔女がたくさん現れて なぎさもみんなも 楽しみにしていたイベントが台無しなのです…
- なぎさ: ただ、元なぎさの魔女は なぎさがいる場所に現れていると思うので 原因はなぎさとも言えるのです…
- ひめな: あのさ、私チャン ちょっと考えてたんだけど…
- ひめな: さっき遭遇したボス級の魔女は なぎなぎを食べようとしてたよね
- なぎさ: あの魔女はいつも なぎさを狙ってくるのです…
- マミ: 果てなしのミラーズから 魔女が大量に現れた時も
- マミ: なぎさちゃんが襲われたのよね
- アレクサンドラ: 何か因縁がある相手なんですか?
- なぎさ: なぎさにもわからないのです…
- なぎさ: (…本当のことなど 言えないのです)
- なぎさ: あの魔女は、別の宇宙で魔女になったなぎさだ ということ
- なぎさ: そして、魔女になったなぎさは 欲しくても手に入らなかったもの… チーズを持っているなぎさを食べて 満たされようとしていることも…
- なぎさ: …………
- なぎさ: なぎさは神浜市の異変を調査するために 「円環の理」から遣わされたのです
- なぎさ: でも、自由を得たのをいいことに 好きに行動してきたのです
- なぎさ: そんな中、なぎさがこの宇宙に割り込んだ影響で 元なぎさの魔女が延々と現れて マミたちの平穏を脅かすようになったのです…
- なぎさ: …なぎさのやりたいことを我慢して なぎさというこの人格も封印して 「円環の理」の使者に徹すれば
- なぎさ: 「円環の理」の監視役も納得するだろうし 元なぎさの魔女も現れなくなって マミたちの平穏も保てるかもしれないのです…
- ひめな: …………だよね、ヒコ君 私チャンも変だなって思ってた
- アレクサンドラ: 何ですか?
- ひめな: あの魔女は最初 なぎなぎを狙ってたけど
- ひめな: 途中でやめたっぽく見えたからさ
- マミの声: なぎさちゃん!! 逃げて!!
- …………
- なぎさ: …………あれ?
- ひめな: ヒコ君は、あの魔女に他の目的が できたように思えたってさ
- なぎさ: (なぎさを後回しにするくらい 重要な目的ができた…?)
- なぎさ: …………
- ひめな: なぎなぎを狙ってるかと思えば チーズ菓子に夢中になったり
- マミ: なぎさちゃんを挑発するように 動いた個体もいたし…
- アレクサンドラ: いままでに出会ったことのない タイプの魔女ですよね
- アレクサンドラ: とても自由というか…
- ひめな: もしかして自我があったりしてね キャハッ★
- なぎさ: …あの魔女に…?
- ひめな: そういうふうに見えるってだけで 本当にあるかはわからないけどね
- なぎさ: …おかしいのです
- なぎさ: なぎさは生身の魔法少女として復活して 自由も手に入れたので 周りのことなんか関係なく好きに生きる と決めたのです
- なぎさ: それなのに、なぎさは みんなの平穏のために我慢して
- なぎさ: 魔女に成り下がった元なぎさの方が さも自我があるように振る舞い 自由にしているのです
- なぎさ: ましてや、なぎさを狙うよりも重要な目的が あの魔女にできたかもしれないなんて…!
- なぎさ: …納得できないのです
- なぎさ: なぎさを差し置いて自由になる なんて、許せないのです!
- FILENAME: text_519520-2_j3DWf.txt
- なぎさ: …納得できないのです
- なぎさ: なぎさを差し置いて自由になる なんて、許せないのです!
- マミ: 突然どうしたの…?
- なぎさ: あ…コホン!
- なぎさ: えっと、その…あの魔女に 急に怒りが湧いてきたのです…
- なぎさ: (そう…これは怒り…!)
- なぎさ: (この宇宙で元なぎさが 自由に振る舞っているのに)
- なぎさ: (なぎさは我慢しないといけない という不条理に対しての!)
- なぎさ: 「なぎさは もう何も我慢しないのです!」
- なぎさ: 「なぎさは、なぎさのために! なぎさだけのために!!」
- なぎさ: そもそも自由とは 尊いものなのです!
- なぎさ: みんながみんならしくあるために 約束された権利を
- なぎさ: 魔女の分際で得ようなんて 許されないのです!
- なぎさ: もう野放しには しておけないのです!
- マミ: ええ、いつまでも自由には させないわよ
- マミ: 私たち自身のためにもね
- なぎさ: …?
- マミ: 魔法少女にとって、 魔女を倒すのは責務だけど
- マミ: それだけに 縛られる必要もないでしょう?
- マミ: だから、早く魔女を倒して 楽しい夏休みを掴み取らないとね
- なぎさ: …………
- マミ: なんて、その方がなぎさちゃん らしいって思ったんだけれど…
- なぎさ: …………
- なぎさ: その通りなのです、マミ!
- なぎさ: (なぎさはなぎさらしく なぎさのために生きるのです)
- なぎさ: ありがとうなのです、マミ 吹っ切れたのです…!
- マミ: どういたしまして
- なぎさ: 覚悟も新たにできたところで…
- なぎさ: あのボス級の魔女は、 なぎさが倒してやるのです!
- アレクサンドラ: 一筋縄ではいかなそうですけど…
- ひめな: ぶっちゃけ相当強いよね
- マミ: 並大抵の攻撃では返り討ちね…
- なぎさ: うーん…
- ひめな: …え、なに?ヒコ君…
- ひめな: うん………… えー、それはヤバみが深くない?
- なぎさ: (あの魔女は、元はなぎさ…)
- アレクサンドラ: ヒコ君は なんて言ってるんですか?
- なぎさ: (それなら…)
- ひめな: なぎなぎが見つけた 魔女の弱点を利用して
- ひめな: 地道に倒していくしかなくない? ってさ…
- なぎさ: それじゃあ時間がかかるだけで 解決にならないのです!
- なぎさ: なぎさは決めたのです…!
- ひめな: え!?
- マミ: なぎさちゃん!? ひとりで行かないで!
- マミ: もう…こんな時に…!
- アレクサンドラ: 魔女を倒してから なぎさちゃんを追いかけましょう
- なぎさ: むぅ…
- なぎさ: その姿を見るだけでも 腹立たしいのです…!
- なぎさ: 元なぎさの魔女は、なぎさがこの宇宙にいる限り きっとこれからも現れるし、増え続けるのです
- なぎさ: 魂はとっくに消滅していて 恥ずかしくてみっともないなぎさの残骸…
- なぎさ: 見たくもないやつらを全て消し去りたいのですが 怒りのままに攻撃しても かえってみんなに迷惑をかけるのです…
- なぎさ: 消したくても消せない… それなら、なぎさは…
- なぎさ: …生身の魔法少女のなぎさでは どうにもならないなら…
- なぎさ: 「円環の理」の使者としての力を 使ってでも…!
- なぎさ: 「マミたちには こんな姿は見せられないので さくっとパクッと食べて 取り込んでやるのです…!」
- なぎさ: 「そして、自由ななぎさと元なぎさを足して なぎさは完全なる自由を手にするのです!」
- なぎさ: 「あーむっ!」
- マミ: なぎさちゃん、どこ!?
- アレクサンドラ: え…
- ひめな: これって、マジ…!?
- なぎさ: 「マミ、ひめな、サーシャ! 心配無用なのです! ここにいた魔女はもういなくなったのです!」
- なぎさ: 「悩みも晴れてすっきりしたので なんだか生まれ変わったような気分なのです」
- マミ: そうね…姿は変わってるし…
- なぎさ: 「え? なぎさの姿が…なのですか?」
- アレクサンドラ: そうみたいですね…
- なぎさ: なっ…
- なぎさ: 何なのですかこの姿はーー!!?
- FILENAME: text_519520-3_j3DWf.txt
- なぎさ: なっ…
- なぎさ: 何なのですかこの姿はーー!!?
- ん…?
- またトラブル…?
- アレクサンドラ: あ、えっと…! 何でもないですよ…!
- ひめな: …いきなり大声出したら 目立つって!
- なぎさ: いまはそれどころじゃ ないのです!
- なぎさ: どうしてこんな姿なのですか!?
- なぎさ: (これじゃあ 魔女にそっくりなのです…!)
- マミ: 驚いたけれど すごく似合っているわ
- ひめな: とりま可愛いし、全然アリだって
- アレクサンドラ: はい、素敵ですよ♪
- なぎさ: むむむ…うまく執りなされている 気がするのです…
- ひめな: ほらほら、そのパワーを使って アイツらを片しちゃおうよ
- なぎさ: なぎさの変化に気づいて 慌てて消しに来たのですか
- なぎさ: でも、もう遅いのです
- なぎさ: なぎさがぜーんぶ 退治してやるのです!
- なぎさの声: まずはお前から倒すのです!
- なぎさ: このラッパで… あれっ?
- なぎさ: (武器がウォーターガンに なってるのです)
- なぎさ: (中身はきっと…)
- なぎさ: (なぎさが編み出した力なので チーズソースなのです!)
- なぎさ: 大好きなチーズを食らえることに 感謝するのです!
- なぎさ: 発射!なのです!!
- バシャッ!
- シュワシュワッ!
- なぎさ: ――っ!?
- なぎさ: チーズソースじゃないのです! これは…
- ペロッ…
- なぎさ: ぶわっ!? 炭酸ジュースなのです!?
- なぎさ: (チーズ風味だけど 思ってた味とは違うのです…!)
- ひめな: あ、なぎなぎ見て! 魔女が…
- なぎさ: え?
- ひめな: 何これ …もしかして踊ってる?
- マミ: ご機嫌になったようにも 見えるわね…?
- シュワシュワシュワ…
- アレクサンドラ: 魔女の様子が変化した理由は わからないですけど
- アレクサンドラ: とにかく倒せたみたいですね
- なぎさ: やったやったー!なのです!!
- なぎさ: (想像とは違ったのですが 全く問題ないのです!)
- ひめな: 結界が消えないってことは ここの主は別の魔女ってことだね
- なぎさ: 上等なのです…
- なぎさ: 首を洗って待ってろ!なのです!
- FILENAME: text_519520-4_j3DWf.txt
- なぎさ: ふん…
- なぎさ: 何体同時にかかってきても なぎさには勝てないのです!
- なぎさ: えーいっ!
- バシャッ!バシャッ!
- シュワッ!
- なぎさ: 悪く思うな、なのです!
- マミ: なぎさちゃんの快進撃で 着実に魔女の数が減っているわね
- なぎさ: なぎさが本気を出せば もーっと倒せるのです!
- マミ: …ふふ
- なぎさ: どうしたのですか?
- マミ: なんだか、やっとなぎさちゃんの 調子が戻ってきたと思って
- マミ: ポップフェスに誘ったせいで こんな苦労もさせてしまったけど
- マミ: 誘ってよかった…のかな…?
- なぎさ: …………! もちろんなのです!
- なぎさ: マミのおかげで こうして前向きになれたのです
- マミ: そう言ってもらえると嬉しいわ
- マミ: ポップフェスを楽しめるように 早く残りの魔女も退治しましょう
- なぎさ: はいなのです!
- ひめな: もうすぐメインステージで
- ひめな: マジカルトリプルチーズの テイスティング企画もあるしね
- なぎさ: ――っ!? また試食できるのですか!?
- ひめな: 品評のスキル?を競うらしいよ
- なぎさ: それは聞き捨てならないのです!
- アレクサンドラ: あら…試食はウォーミングアップ じゃなかったんですね
- なぎさ: 絶対参加したいのです!!
- なぎさ: 早く魔女をやっつけて メインステージに行くのです!
- なぎさ: 「なぎさの新しい力、その名も… “超炭酸魔法飲料オカシコーラ”で!」
- マミの声: その魔女が ここの結界の主よ!
- なぎさ: 遠慮なくやらせてもらうのです
- なぎさ: やーっ!
- なぎさ: ふぅー! 参ったか、なのです!
- マミ: お疲れさま 見事な戦いぶりだったわ
- なぎさ: えへへ…なのです
- なぎさ: (この力があれば、元なぎさは 目じゃないのです)
- なぎさ: (だからなぎさがこの宇宙に 居続けたって、問題ない…)
- なぎさ: …………
- なぎさ: …わけはないのです…
- なぎさ: なぎさは周りのことなんか関係なく 自由に、なぎさだけのために 生きてきたのです…
- なぎさ: でも…マミたちと仲良くなっていくうちに みんなの平穏を乱すようなトラブルを 起こしたくないって思うようにもなったのです…
- なぎさ: (こんな異常事態が 何度も起きたら)
- なぎさ: (今以上にみんなに迷惑が かかるのです…)
- なぎさ: (なぎさは「円環の理」に 戻らないといけないのです…)
- ひめな: この調子で魔女を全部蹴散らして メインステージに向かおっ
- なぎさ: あ…はいなのです!
- FILENAME: text_519520-5_j3DWf.txt
- マミ: ふぅ…
- なぎさ: またも小物の魔女だったのです…
- アレクサンドラ: ボス級の魔女を倒したいのに
- アレクサンドラ: 気配を感知しても すぐ逃げられてしまいますね…
- ひめな: ニューなぎなぎが怖くて 逃げ惑ってるのかもよ?
- なぎさ: あの魔女は、そんないじらしい 存在ではないのです
- ひめな: ふーん? なんかエピでもあるの?
- なぎさ: いや、その…ただの勘なのです!
- なぎさ: それより、魔女を早く倒すのです
- なぎさ: マジカルトリプルチーズの 企画に集中したいのです
- サマーポップフェスティバルは 中止になりました~
- なぎさ: なぜなのです!?
- ええと…フェスの参加者から 突然眠くなるって苦情が来てて
- 試食品のせいか調べるためにも 一旦、中止することになって…
- なぎさ: そんな…!
- なぎさ: なぎさは原因がわかるのです! 解決してくるのです!!
- と、言われてもねぇ…
- あーあ、来なきゃよかった…
- 勇気出して来てみたけど…
- こういうイベントは そもそも向いてなかったな…
- なぎさ: …………
- ひめな: 魔女のせいなんて言えないし どうする…?
- なぎさ: ポップフェスの中止を撤回させる 理由は…なんとでもなるのです!
- なぎさ: 早くボス級の魔女を見つけて 倒すのです!
- なぎさ: あっちのほうから ボス級の気配を感じるのです!
- マミ: 気づかれたら逃げられるわ 慎重に近づきましょう
- なぎさ: ここにいるのです…!
- マミ: こんな目立つところに…?
- アレクサンドラ: この施設で一番広いプール ですよね…?
- アレクサンドラ: フェスのメインステージも ここにありますし…
- ひめな: 私チャンたちに気づいてない ことはなくなくない…?
- なぎさ: …………
- なぎさ: …ボス級の魔女はきっと なぎさたちには気づいてるのです
- なぎさ: でも、ここから 動くつもりはないのです
- マミ: え…どうしてわかるの?
- なぎさ: でも…チーズの在庫がなくなって しまうかもしれないのです…
- 在庫はメインステージ脇に まだまだあるから大丈夫だよ
- なぎさ: それは…チーズあるところに あの魔女あり、だからなのです!
- なぎさ: いざ突入!なのです!!
- なぎさ: もう!なぎさの邪魔を しないでほしいのです!
- なぎさ: それー!!
- マミ: なぎさちゃん! ここは私たちに任せて!
- ひめな: そーそー! ボス級を倒してよ、キャハッ★
- アレクサンドラ: なぎさちゃんが頼りです!
- なぎさ: …わかったのです
- なぎさ: 負けられない戦い… なぎさが制してくるのです!
- …………
- なぎさ: …見つけたのです
- …………
- なぎさ: なっ!? ここにも人がいるのです…!?
- なぎさ: いくらなぎさに勝てる見込みが ないからって人質を取るなんて…
- なぎさ: 同じなぎさとして 見損なったのです!
- …………
- なぎさ: 聞こえてないのですか!?
- なぎさ: なぎさの風上にも置けないやつだ と言っているのです!
- …………
- なぎさ: 元なぎさのくせに なぎさを無視するとは…
- なぎさ: も~~怒ったのです!
- …………
- なぎさ: …何をしているのですか?
- なぎさ: …というか、人質にも 関心がないのです…?
- なぎさ: 一体何に夢中になって…
- なぎさ: …………
- なぎさ: それは…
- なぎさ: マジカルトリプルチーズ…!?
- なぎさ: やっぱり そうだったのですか…!
- なぎさ: なぎさを後回しにするくらい 重要な目的がお前にできるなんて
- なぎさ: それこそチーズくらいしか 思いつかないのです!
- なぎさ: なぎさたちとの遭遇を 避けていたのも
- なぎさ: チーズ探しに夢中だったから なのです
- …………
- なぎさ: …魔女になっても、食欲を満たす ことしか考えられないなんて!
- なぎさ: 自由を得たなどと言って!
- なぎさ: 周りのことなんてお構いなし 好き勝手に振る舞い続ける!
- なぎさ: その姿はまさに…
- なぎさ: なぎさが思い描く “なぎさ”そのもの…!
- なぎさ: なぎさがいるというのに…
- なぎさ: 魔女のお前が最もなぎさらしい なんて、おかしいのです!!
- なぎさ: なぎさが許さないのです!!
- …!?
- なぎさ: いい加減、こっちを見るのです!
- なぎさ: やぁああ!
- FILENAME: text_519520-6_j3DWf.txt
- なぎさ: えーいっ!
- なぎさ: 逃げないで なぎさと向き合うのです!
- なぎさ: それーーっ!
- なぎさ: むむむ…!
- なぎさ: 自身と向き合おうとしないのも なぎさらしく見えてくるのです…
- なぎさ: お前もなぎさだとはいえ…
- なぎさ: なぎさのダメなところを 見せつけられてるようで…
- なぎさ: 散々なぎさを我慢させて… おちょくって…
- なぎさ: なぎさよりもなぎさらしく 振る舞って…!
- なぎさ: どっちが本物のなぎさか 教えてやるのです!
- マミ: 待たせたわね! 一緒に魔女を…
- マミ: ――っ!?
- マミ: なぎさちゃん… ソウルジェムが…!
- なぎさ: え?
- ひめな: 穢れを溜めこみすぎだって!
- アレクサンドラ: グリーフシードは…!?
- マミ: 藍家さんにもらったのが まだ使えるわ!
- なぎさ: …いらないのです
- マミ: ダメよ!
- マミ: ドッペルを出すのはリスクがある って知ってるでしょう…!?
- マミ: だからグリーフシードを 使ってちょうだい…!
- なぎさ: 強がりではなくて 本当にいらないのです
- マミ: やめて! お願いよ、なぎさちゃん…!
- なぎさ: マミのお願いでも聞けないのです
- なぎさ: あの魔女だけは…
- なぎさ: 懲らしめないと 気が済まないのです…!!
- なぎさ: ふぅ… 終わったのです…
- なぎさ: (さすがに少し…いや、だいぶ 疲れたのです…)
- なぎさ: (でも、なぎさの力で 元なぎさの魔女を倒せたのです)
- なぎさ: (そして…マミたちとは これでお別れ…)
- なぎさ: (少しだけフェスを楽しんで 夏休みの思い出を作ったら)
- なぎさ: (「円環の理」に帰るのです…)
- なぎさ: マミ、ひめな、サーシャ ありがとうなのです
- なぎさ: 気を取り直して、もう一度 ポップフェスを回ろうなのです!
- マミ: …ふふ
- なぎさ: …? マミ…?
- マミ: ふふっ、あはははっ!
- なぎさ: ど、どうしたのですか?
- ひめな: なんかすっごくいいカンジ! いまなら飛べそう、キャハッ★
- なぎさ: ――っ!?
- アレクサンドラ: 私、このまま溶けちゃいたいな… うふふ♪
- なぎさ: な、な… みんなに何が…?
- なぎさ: まさか…まだ元なぎさの魔女が 悪さをしているのですか!?
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- なぎさ: …………
- マミ: 楽しいわねえ、なぎさちゃん
- マミ: 次はどんなことをして 遊びましょうか、うふふっ
- ひめな: これだけ学生がいるなら 出会いもたくさんあるってこと
- ひめな: その背中を押してあげるのも アリ寄りのアリだよね!
- アレクサンドラ: この気持ちよさを みんなと分け合いたいな…
- アレクサンドラ: そうだ…歌にして 聞かせてあげればいいのね…!
- なぎさ: 元なぎさの魔女め…!
- なぎさ: 消滅してからもなぎさたちに 迷惑をかけるとは…
- なぎさ: なんてこった!なのです!
- まだまだ俺は帰らねえ! アゲてくぜ~!
- オレ、DJやるわ!
- あーあ、喉乾いちゃった 飲み物探そーっと
- ねえ、誰か一緒に写真撮ろ!
- ここのプール、映えると 思うんだよね~
- オレが世界の中心だ~!!
- なぎさ: あわ…あわわ…
- なぎさ: さっきの結界に巻き込まれた人も 変なテンションになってるのです
- 集団睡眠といい… 今度は何が起きてるの…?
- お姉さんも仕事なんか忘れて 一緒に楽しくなろー!
- な、なんか怖いんですけど…!
- なぎさ: …このおかしな現象は 元なぎさの魔女のせいなのです?
- なぎさ: だとしても魔力は感じないし…
- なぎさ: みんなはどうすれば 元に戻るのですか…?
- ひめな: みんなノッてる~!?
- みんな: イェーイ!
- ひめな: んじゃ、パーティーを 始めちゃお!
- ひめな: 怖がらなくていいよ
- ひめな: 本当の自分を、どんどんさらけ だしちゃって~!!
- みんな: わ~~!!
- なぎさ: わわっ!? もみくちゃにされそうなのです!
- なぎさ: ひめな! 勝手な行動はダメなのです!
- ひめな: 別によくない?
- ひめな: 全然盛り上がってない ステージ企画をやるより
- ひめな: 私チャンが仕切った方が ブチ上がれるでしょ
- なぎさ: な…!?
- ひめな: 本当はブチ上がりたいみんなと それにふさわしい場所がある
- ひめな: なら、あとは身一つで ノるだけだよね!みんな!?
- みんな: うおーーー!!!
- アレクサンドラ: 今日は私のために集まってくれて ありがとうございます
- アレクサンドラ: とっても嬉しいです♪
- わーー!
- サーシャちゃーん!
- アレクサンドラ: それじゃあ、 感謝の気持ちを込めて…
- アレクサンドラ: 歌わせてもらいますね♪
- ~~♪
- マミ: なぎさちゃん、やっと見つけたわ
- マミ: さあ、私と楽しい思い出を たくさん作りましょう
- なぎさ: なんだか怖いのです…
- マミ: ふふ、ちょっと浮かれてるだけで 大げさよ
- マミ: あら、楽しそうなプールね 一緒に泳ぎましょうよ、うふふふ
- なぎさ: な…な…
- なぎさ: 魔女のせいとはいえ みんな勝手すぎるのです!!
- なぎさ: マミはなぎさと夏休みの思い出を 作りたいんじゃないのです…?
- なぎさ: マジカルトリプルチーズの テイスティング企画は…?
- なぎさ: 今度はみんなのせいで なぎさの楽しみが奪われるなんて
- なぎさ: ひどいのです! 我慢できないのです!
- なぎさ: それなら… なぎさだって好きにやるのです!
- なぎさ: …決めたのです!
- なぎさ: 腹立たしくて、なぎさは無性に お腹が空いているので…
- なぎさ: この会場の マジカルトリプルチーズは
- なぎさ: ぜーんぶなぎさが食べるのです!
- なぎさ: 異論は受け付けないのですーッ!
- バシャーーッ!!
- きゃあっ! 何これ?
- べたついて気持ち悪い…
- なぎさ: あ、ごめんなさいなのです…
- なぎさ: (オカシコーラをうっかり かけてしまったのです…)
- みんな: …………
- なぎさ: お、怒っちゃったのですか…?
- うおおおお!!!
- みんな: わーーーーッ!!
- なぎさ: わわわあっ!? 助けてなのですーー!?
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- なぎさ: わわわあっ!? 助けてなのですーー!?
- なぎさ: や、や、やめるのです!
- 早くしろ!急げ!
- なぎさ: ひぃぃ~!
- 早く食べて! いくらでも持ってくるから!
- なぎさ: …………へ?
- マジカルトリプルチーズを ありったけ持ってきた!
- 腹減ってるんだろ? 食え食え!
- なぎさ: いいのです…?
- あなたのために持ってきたのよ じゃんじゃん食べちゃって!
- なぎさ: …………
- なぎさ: …そういうことなら いただくのです…
- なぎさ: あむっ… んん~やっぱり美味なのです!
- なぎさ: あむあむあむっ!!
- なぎさ: この存在感がありながらも 優しく深い味わい…
- なぎさ: 脳みそがチーズみたいにトロッと とろけてしまいそうなのです…!
- なぎさ: 視界もなんだかびかびかして きたのです~!!
- 工場からも取り寄せるから 好きなだけ食べてね!
- なぎさ: ありがとうなのです~!
- なぎさ: あむあむあむあむっ!!
- なぎさ: うっ…
- なぎさ: さすがにもう 食べられないのです…
- なぎさ: 少し休憩するのです…
- マミ: あ…なぎさちゃん!?
- なぎさ: マミ!? いつものマミなのです…?
- マミ: …ということは やっぱり変だったのね、私…
- マミ: 記憶もあるし、私の意思で 行動してるはずなのに
- マミ: 気分が良すぎるというか フワフワしていたというか…
- アレクサンドラ: 私もです…
- アレクサンドラ: 普段なら、やりたくても やらないようなことなのに
- アレクサンドラ: なんでもできる気分に なってしまって…
- ひめな: 初めて会った人たちに ノリ強めになりすぎたかも…
- なぎさ: きっと魔女のせいで、おかしく させられちゃってたのです!
- ひめな: え…何、ヒコ君…?
- ひめな: うん、うん… …………それってマジ…?
- ひめな: なぎなぎが魔女に攻撃した時
- ひめな: オカシコーラが私チャンたちにも 少しだけかかったんだよね
- ひめな: そのあとから様子が変だったって
- なぎさ: 魔女じゃなくて なぎさのせい、なのです…?
- ひめな: っぽいかも…
- ひめな: オカシコーラが消えたら 私チャンたちが正気に戻ったって
- アレクサンドラ: なぎさちゃんに、他に思い当たる ことはありませんか…?
- なぎさ: んん…
- なぎさ: …あ!
- なぎさ: …決めたのです!
- なぎさ: 腹立たしくて、なぎさは無性に お腹が空いているので…
- なぎさ: この会場の マジカルトリプルチーズは
- なぎさ: ぜーんぶなぎさが食べるのです!
- なぎさ: 異論は受け付けないのですーッ!
- バシャーーッ!!
- 早く食べて! いくらでも持ってくるから!
- なぎさ: …………へ?
- マジカルトリプルチーズを ありったけ持ってきた!
- なぎさ: なぎさのオカシコーラがかかった 人たちが
- なぎさ: 会場中のチーズを 持ってきてくれたのです…
- ひめな: オカシコーラをかけられると なぎなぎの命令を聞いちゃう…?
- マミ: でも、私たちは自分の意思で 行動していたわ
- マミ: たぶん…普通ならできないことも できるような気にさせてくれる…
- マミ: ある意味で、みんなの背中を 押してくれる効果があるのかも…
- アレクサンドラ: 時と場所によりますけど… 前向きな能力ですね♪
- なぎさ: じゃあ、オカシコーラがかかると やりたいことができる勇気が出る
- なぎさ: 本当の自分を解放できる… そういうことなのです?
- ひめな: まあ、考えようによっては そうなるかも、キャハッ★
- なぎさ: …………
- すごく美味しそうに食べるから もっと見ていたいし…
- 私のもあげる
- 見てるこっちが楽しくなるような 食べ方ができるなんてすごいよ…
- 俺のもやるよ 腹減ってるんだろ?
- 私のもどうぞ
- なぎさ: もしかして、あの時の人たちは…
- マミ: なぎさちゃんが食べている様子を また見たくて
- マミ: マジカルトリプルチーズを持って きてくれたのかもしれないわね
- なぎさ: ありがたいのです
- なぎさ: でも…
- いえ…いいんです… 私なんかはあとでも…
- なぎさ: みんなうつむきがちで 目も合わせないのです
- マミ: 人見知りの子が多いのかしら
- あーあ、来なきゃよかった…
- 勇気出して来てみたけど…
- こういうイベントは そもそも向いてなかったな…
- なぎさ: みんなには、もっと自分のために 行動してみてほしいのです…
- なぎさ: …………
- なぎさ: 本当の自分をさらけだすには 自信も勇気もないし、周りの目も気にする うつむきがちな学生たちを もどかしい彼らの背中を
- なぎさ: 「いいから楽しめ」と押せるのは 本当の自分をさらけだしているなぎさこそが ふさわしいのです…!
- なぎさ: 決めたのです!
- マミ: 何をするつもり…?
- なぎさ: みんなも、なぎさのように ただ自由に…
- なぎさ: 自分のためだけに 弾けるのです!
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- なぎさ: みんなも、なぎさのように ただ自由に…
- なぎさ: 自分のためだけに 弾けるのです!
- マミ: ―マミ― きゃあっ!?
- なぎさ: ―なぎさ― みんなでハイになろう! なのです!
- なぎさ: ―なぎさ― そして普段できないことを 今日だけはやってみるのです!
- なぎさ: ―なぎさ― なぎさが応援するのですッ!!
- ひめな: ―ひめな― あははは! なぎなぎサイコー!!
- ひめな: ―ひめな― 私チャンたちもテンションあげみざわで 盛り上がっちゃお!
- アレクサンドラ: ―アレクサンドラ― うふふ♪
- アレクサンドラ: ―アレクサンドラ― 本当のパーティーみたいで 楽しいですね♪
- マミ: ちょっとやりすぎじゃない かしら…?
- なぎさ: これくらいでちょうどいいのです
- なぎさ: ほら…
- みなさん元気みたいなので
- サマーポップフェスティバルを 再開しまーす!
- マジカルトリプルチーズ ください!
- はい、どうぞ~
- んんん~、美味しい! このフェスに来てよかった~
- 今日はどこから来たんですか?
- 宝崎市から…
- でもこういうの初めてで なんだか緊張しちゃって…
- わかります~! よかったら一緒に回りません?
- ぜひ!
- あの…このチョコレート 一緒に食べてください!
- 私と…?
- 変な意味じゃなくて、色々と 話したいって思ってたんです!
- …いいですよ 実は私も誘いたかったんです
- もっとこのフェス 盛り上げたくないですか!?
- ですよね!
- もっと参加しやすい企画が あったほうがいいと思ってて…
- 全員参加型のクイズなんて どうですか!?
- それ、ありです!採用!
- なぎさ: みんな、やりたかったことを できてるのです
- マミ: …確かにそうね
- マミ: 少し強引だから 時と場所は選ぶけれど…
- マミ: なぎさちゃんの魔法は、みんなの きっかけになれたみたいね
- なぎさ: マミは魔法にかからなくて いいのですか?
- マミ: 私は…なぎさちゃんに頼らずに やってあげたかったんだけど…
- なぎさ: え?
- マミ: なぎさちゃんとたくさん遊んで 夏休みの思い出を作って
- マミ: 元気になってほしかったの
- なぎさ: マミ…
- マミ: 色々あったけど、 今日は楽しかったわ
- マミ: でも、次は魔女のことは抜きで もっと楽しい思い出にしましょう
- なぎさ: ありがとうなのです…
- なぎさ: (そして…今まで迷惑をかけて ごめんなさいなのです)
- マミ: さぁ、私たちも私たちらしく ポップフェスを楽しみましょう
- なぎさ: はいなのです! もっとチーズを食べるのです!
- なぎさ: …………
- なぎさ: (「円環の理」へ戻る前に)
- なぎさ: (最後まで、マミと一緒に 夏を楽しむのです…!)
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- なぎさ: …………
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: わかっているのです…
- なぎさ: そろそろ「円環の理」に 戻るのです…
- なぎさ: …でも、その前に
- ピンクのキュゥべえ: …?
- なぎさ: 最後の最後に… マミに会わせてほしいのです
- ピンポーン
- なぎさ: こんにちは、なのです…
- マミ: いらっしゃい、待ってたわよ 可愛い“魔女”さん
- なぎさ: ――っ!? な、な、なぜそれを…!
- なぎさ: いつからなのですか…!?
- マミ: いつって言われても… ポップフェスのあとからよ
- なぎさ: そんな…
- なぎさ: …なぎさが魔女って知っても マミは変わらないのですか…?
- マミ: そんな大事にとらえなくて いいのに
- マミ: “フェスの魔女”なんて あだ名みたいなものよ
- なぎさ: …………“フェスの魔女”?
- マミ: その話をしていたんじゃなくて?
- なぎさ: あ、えっとえっと… たぶんその話…なのです…!
- マミ: あの日、フェスに参加していた 学生のみんなに
- マミ: 自分を解放する不思議な奇跡を 起こしてくれた女の子がいた…
- マミ: それが“フェスの魔女”と 言われ始めたきっかけだそうよ
- なぎさ: そ、そういうことだったのですか
- なぎさ: (お菓子の魔女がなぎさだって 知られたわけじゃないのですね)
- マミ: ポップフェスをきっかけに 友だちを作れたり
- マミ: 自分の行動に自信を持てた子も いるみたいで
- マミ: みんな、なぎさちゃんに 感謝しているそうよ
- なぎさ: なぎさに…?
- なぎさ: (なぎさはこの宇宙に割り込んだ 異物で)
- なぎさ: (マミたちの平穏も乱すし トラブルも起こすから)
- なぎさ: (ここにいるべき存在では ないのに…)
- なぎさ: みんなにとって いいことも起こすなら
- なぎさ: なぎさはここにいても いいのです…?
- マミ: いいに決まってるじゃない
- なぎさ: …………
- なぎさ: (なぎさがいることで 元なぎさの魔女が出ても)
- なぎさ: (なぎさ自身で倒せるし、 いいことも起きるなら)
- なぎさ: (「円環の理」に戻らなくても いいはずなのです…)
- なぎさ: (いや、戻ったって 仕方がないのです!)
- なぎさ: 今、決めたのです!
- なぎさ: ここにいるなって言われても なぎさは居続けるのです!
- なぎさ: マミと一緒に、夏休みの思い出を まだまだたくさん作るのです!
- マミ: ええ、この夏は 忙しくなりそうね
- なぎさ: はいなのです!
- なぎさ: …というわけなので
- なぎさ: これからもなぎさらしく 自由にやらせてもらうのです
- ピンクのキュゥべえ: …………
- なぎさ: 機会があれば また会うこともあるのです
- なぎさ: その時まで…さらばなのです!
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