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- #Going to sleep
- 身体が疲れている。あの奇妙な体調のせいだろうか
- >寝る
- まだ寝ない
- #into the velvet room
- Caroline
- やっと気付いたか。
- Caroline
- 立て囚人!
- Justine
- 主よりお話を賜ります。心して聞いた方が、自分のためです。
- Igor
- まずは再会を喜ぶとしよう。
- Igor
- ほう 覚醒を果たしたな。それも特別な「力」のようだ。
- Igor
- これでようやく再生を始められる。
- >特別な力?
- 何が始まる?
- Igor
- 今はまだ、多くを理解しなくてもいい。
- Igor
- 目覚めた「ペルソナ」の力、お前には、それを鍛えてもらう。
- Igor
- ペルソナとは、外の事物と向き合う時に現れ出て、心を鎧う、言わば「仮面」だ。
- Igor
- お前には 期待しているのだよ。
- >なんの期待だ?
- 勝手に期待するな
- ……。
- Igor
- なに、心配しなくていい。時が来れば知る事になる。
- Igor
- ところで イセカイナビは、気に入ってもらえたかね?
- Igor
- あれを使えば、現実とパレスとを行き来できる。
- パレス ?
- >イセカイナビ ?
- Igor
- お前を「賊」に仕立てる為、私が受けてやったものだ。
- Caroline
- 主からのイセカイナビだ!心して活用しろ、囚人!
- Justine
- 立派な「賊」になれるよう、せいぜい精進なさい。
- Igor
- イセカイナビを活用するのに、独りでは心細かろう。
- Igor
- お前にとって有益な者にならば、その者にもイセカイナビをくれてやる。
- Igor
- すべては、お前がより優れた 「賊」に育つため。
- Caroline
- ふん、時間だ。戻ってせいぜい休憩時間を楽しむがいい
- #4/12 begins
- また奇妙な夢を見た
- 運命 そして、覚醒 ?
- それより 学校へ急がなくては
- #on the train
- Chatter
- 猛スピードで駅突っ込むとか運転手のヤツ、何考えてんだよ。
- Chatter
- 知らないの?運転手、アタマ完全にイってたらしいよ。
- Chatter
- ほら、ここんトコ、そういうの多いじゃん。
- Chatter
- 原因不明の暴走とか、突然、心がおかしくなるって話だろ。
- Chatter
- 最近、景気悪いし、ロクなニュースないし、ストレス社会の弊害ってやつでしょ。
- #approaching the school
- 無事に学校に着いたようだ あの城は、なんだったのだろう ?
- #in class
- Ushimaru
- 公民の牛丸(うしまる)だ。今年一年、お前らに社会のルールを教える。
- Ushimaru
- フン どいつも甘やかされて育った顔だな。
- Ushimaru
- 社会のルールの前に、まずは人としてのルールを叩きこんでおくか。
- Ushimaru
- おい、転校生。
- Ushimaru
- ギリシアの哲学者プラトンは人の魂を三つに分類した。
- Ushimaru
- 人の魂は意思と欲望 あと一つは何だ?答えろ。
- 根性
- >知性
- 愛情
- Ushimaru
- 正解だ。
- Ushimaru
- ほう、知ってたか。
- Ushimaru
- プラトンの師匠であるソクラテスも「悪は無知から生まれる」と言った。
- Ushimaru
- 意思だ個性だと甘やかされた人間は結局、レールを逸脱する社会のクズにしかならん。
- Classmates
- よく分かるなぁ ホントに不良?
- Classmates
- ワルぶって実はマジメ系?
- 質問に答えられたことですこし賢くなった気がする
- Ushimaru
- 巷じゃワケの分からん事件が頻発しているが、それこそ、こういうクズどもの仕業だ。
- Ushimaru
- この学校にそういった低俗な輩はいらん。分かるよな?
- #Kamoshida approaches Ann outside the classroom
- Kamoshida
- よう、高巻じゃないか。
- Kamoshida
- 帰り、乗って行くか?近ごろ、事件だなんだで物騒だしな。
- Ann
- いえ、今日はバイトで撮影が 夏の特集号で、外せなくて
- Kamoshida
- おいおい モデル業もいいが、ほどほどにな。
- Kamoshida
- 体調が悪いと言ってたじゃないか。盲腸の疑い、だったかな。
- Ann
- 忙しくて、ちゃんと病院に行けてなくて。ご心配かけて、すみません。
- Kamoshida
- 親友は練習ばかりで、寂しいだろう?悪いと思って誘ったんだが。
- Kamoshida
- ああそうそう、例の転校生、気を付けた方がいいぞ。
- Kamoshida
- 前歴のあるヤツなんだからな。お前にもしものことがあったら
- Ann
- ありがとう ございます。
- Ann
- 失礼します。
- #Ryuji ambush outside school
- Ryuji
- よう。
- どうしたんだ?
- >待ち伏せ?
- 誰だっけ?
- Ryuji
- 待ち伏せって 人間き悪ィこと言うなよ。
- Ryuji
- 昨日の城のことだけどさ。
- Ryuji
- 夢だって言い聞かそうとしたけど やっば無理だわ。
- Ryuji
- 無かったことに出来ねえ。鴨志田のヤロウと関係あるかもって思ったらよ
- Ryuji
- あそこが一体何なのか、どうしても確かめてえんだ。
- Ryuji
- こんな話、お前にしか相談できねーしよ。付き合ってくんねえか?
- 夢だろ
- 気が進まない
- >どうやって確かめる?
- Ryuji
- お 話の分かるヤツじゃん。
- Ryuji
- まあ確認ったって、昨日の朝の道順を歩き直してみるくらいだけどな。
- Ryuji
- どのみち、おまえ駅まで歩きだろ?一緒に行こうぜ。
- Ryuji
- あ、とりあえず、もし道で、それっぽい建物に気付いたら教えてくれ。
- 竜司は悪いヤツではなさそうだ。
- 付き合ってみよう
- #near the train station
- Ryuji
- あんなデカい城、ほんとにあんならすぐ見つかんだろ。
- Ryuji
- てえか、いつあんなの建ったんだ?
- Ryuji
- こっから、お前とあっちの道に歩いてったよな?
- >そんな気がする
- やっぱり帰ろう
- Ryuji
- そう言われると、俺も自信ねうな
- Ryuji
- おし、こっちだ。
- Ryuji
- なんか気付いたことあったら言うよ。
- #back at the (normal) school
- Ryuji
- あれぇ?
- Ryuji
- やっぱ学校か
- Ryuji
- 別に変わったとこなかったよな?城っぽいのもねえし
- Ryuji
- 道、どっかで間違ったんだな。
- Ryuji
- もう一回やんぞ?
- >まだやるのか?
- もう帰りたい
- Ryuji
- 大丈夫、次は間違えねえって。
- Ryuji
- 行くぞ。
- #back at the school again
- Ryuji
- マジか
- Ryuji
- 俺らが思ってるより小さいとか?
- Ryuji
- なお?
- >携帯で調べろ
- 本当にこの辺?
- Ryuji
- それ、もうやったし。
- Ryuji
- けど、それっぽいのなかったんだよな
- Ryuji
- ん?携帯 ?
- Ryuji
- なあ、そういえばお前、あんときナビみたいのつけてたろ?
- >ナビ?
- 知らない
- Ryuji
- ナビかどうか知らねえけど、携帯からそれっぽい声、出てたろ?
- Ryuji
- ほら、「ホームにきかん」とか、そんなの言ってなかった?
- Ryuji
- ちょっと携帯、貸せよ。
- Ryuji
- なんだ?この目ん玉の ?
- いつの間にか入ってた
- 消しても消えない
- >可愛い目だ
- Ryuji
- かわいいっつーか
- Ryuji
- 変なアプリ
- Ryuji
- あった!これだ!
- Ryuji
- やっぱこれ、ナビだよ!お前の操作履歴ってのもあるし!
- Ryuji
- やべえ!俺、天才すぎんだろ!
- Ryuji
- これ使おうぜ?
- >嫌な予感がする
- 使い方が分からない
- Ryuji
- アプリ立ち上げるだけだろ?
- Navigation App
- カモシダ シャウジンガクエン ヘンタイ シロ
- Navigation App
- ナビを開始します。
- Ryuji
- きたっ!
- Ryuji
- そしたら、どっちから行って
- Ryuji
- おい、なにやってん
- Ryuji
- なんだぁ!?
- #School transforms into castle, main character is in his outfit
- Ryuji
- 見ろよ!昨日の城だ!!
- Ryuji
- また来れちまったな つーことは、昨日のもマジ
- Ryuji
- って、おわ!!そのカッコ! !
- Ryuji
- 前も、なってたよな!?
- Ryuji
- なんなんだよ、そのカッコ!?
- 分からない
- 悪くはない
- >羨ましいか?
- Ryuji
- うらやましくねーからる。
- Ryuji
- どうなってやがんだ!?ワケ分かんねえ
- Morgana
- おい!
- Morgana
- 騒いでんじゃねえよ。
- Ryuji
- お前 !
- Morgana
- シャドウが急にザワっき出して、もしやと思って来てみれば
- Morgana
- せっかく逃げのびたのにまた正面から来るとはな。
- Ryuji
- ここどこだよ?学校、なのか ?
- Morgana
- そうだよ。
- Ryuji
- 城じゃねえか!
- Morgana
- この城は「学校」なんだよ。
- Morgana
- 但し「この城の主」にとってのな。
- Ryuji
- 城の主 ?
- Morgana
- カモシダだったっけ?
- Morgana
- アイツが歪んだ心の目で見ている学校だ。
- Ryuji
- 歪んだ 心?
- Ryuji
- わかるように言えっ!
- Morgana
- バカにはわからんか
- #yelling in background
- Ryuji
- 今のは!?
- Morgana
- 捕まってる奴隷だろう。
- Ryuji
- マジ!?
- Ryuji
- マジだ!
- Ryuji
- 昨日、俺たち以外にも捕まってるヤツを見た たぶんウチの生徒だ。
- Morgana
- 大方、城主のカモシダの命令だろう。珍しいことじゃない、ここじゃ毎日こうだ。
- Morgana
- まして昨日、オマエらに逃げられたからな。さぞ、荒れてんだろうぜ。
- Ryuji
- あんのヤロウ ッ!!
- Morgana
- リュージ ?
- Ryuji
- ざけんなッ!!
- Ryuji
- 鴨志田ァーッ!!
- Morgana
- そんなんで開くかよ
- Morgana
- だが、何やらワケありみたいだな。
- Ryuji
- おい、モナモナ!
- Morgana
- モルガナだ!
- Ryuji
- この声の連中のとこ、お前なら、わかるか ?
- Morgana
- 連れて行けってか?
- Morgana
- まぁ、案内してやらんでもない。こいつも一緒に来るならな。
- >行こう
- 断る
- なぜそうなる
- Morgana
- 決まりだな!
- Ryuji
- マジか !
- Ryuji
- わりぃ。
- Morgana
- よし、いいだろう。ワガハイについて来い!
- Morgana
- ここが「潜入口」だ。
- Ryuji
- ここって確か、前に脱出で使った
- Morgana
- ああ、通気口だ。正面から入らないなんて、怪盗の基本だぜ?
- Ryuji
- カイトウ?知らねーっての。
- Morgana
- まあ、ワガハイがしっかり仕込んでやる。 それじゃ行くぞ、ついて来い!
- Ryuji
- その 悪ィ。結局巻き込んじまってよ
- Ryuji
- けど、鴨志田のヤロウが好き 勝手しやがんの、どうしても許せねーんだ!
- Ryuji
- ありがとな、付き合ってくれて 恩に着るぜ!
- #in the castle
- Ryuji
- 相変わらず、不気味なトコだぜ。
- Morgana
- いいか、ちゃんとワガハイの案内通りにするんだぞ?
- Morgana
- ついて来い!
- #examining door on other side of room
- Ryuji
- 何やってんだ!早くあいつについて行くぞ!
- #in the main hall
- Ryuji
- ここは 正面から入ったときに通った
- Ryuji
- 今、なんか、ダブって !学校か !?
- Morgana
- だから言ってるだろ。ここは「オマエらの学校」だって。
- Morgana
- 長話してる余裕はねえぜ。いつここにシャドウが来てもおかしくないからな。
- Morgana
- ほら、早く来い!
- #trying to go back in the main hall
- Ryuji
- 上の階に用はねぇだろ。早く捕まってた奴らのトコに行こうぜ。
- #finding some guards
- Morgana
- チッ 、やっぱり見張りがいるか
- Morgana
- こっから先は、戦いが避けられそうもない。
- Ryuji
- ま、マジか
- Morgana
- 仕方ない 戦闘の基礎の基礎だけここで伝えておくぞ。頭に叩き込め。
- Morgana
- 原則、いつでも不意打ちを狙っていく。可能な限り、敵は背中から襲え。
- Morgana
- バレスの敵は、主の歪みに支配されてる。その象徴が「仮面」 そいつを剥ぎ取るんだ。
- Morgana
- 成功すれば、どんな敵でも一瞬かならず前後不覚になる。そこを先制攻撃だ。
- Ryuji
- 後ろから不意打ちかまして、先制攻撃か…うしっ、分かった!
- Morgana
- オマエは外で見学だぞ?ペルソナが使えないんだからな。
- Morgana
- さぁ、行くぞ!
- #starting the fight
- Morgana
- 敵は1体!蹴散らせ!
- #after the fight, checking cells
- Ryuji
- ここは 居ねぇか
- Ryuji
- ここは カラか
- #across the bridge
- Ryuji
- なんで誰もいねえんだよ
- Ryuji
- 前は居ただろ!?どこ行ったんだよ!?
- Morgana
- 声デカイって!打ち付け!
- Ryuji
- そうだ、確かあの奥にも居たはず !
- Morgana
- こりゃ、移送されたのかもな
- Ryuji
- やべえぞ、足音が近づいてくる!かなりのかずだ!
- Morgana
- チッ、今見つかると面倒だな
- #camera pans to door
- Morgana
- おい、ひとまずその部屋に入れ。やり過ごすんだ。
- #inside the room. The walls are shifting between reality and the castle. Ryuji is tired from running around.
- Morgana
- ここならシャドウ来ないだろう。
- Ryuji
- ハァ ハァ なんで分かんだよ?
- Morgana
- ここだけ歪みが少ない。主の支配が弱い場所ってことだ。
- Ryuji
- これ、教室か !?
- Morgana
- これで分かったろ?
- Morgana
- ここは、主の心が映し出した「もう1つの現実」なのさ。
- Ryuji
- 鴨志田のゲンジツ?さっぱり分かんねーよ!
- Morgana
- 歪んだ欲望が具現化した世界、と言ってもいい。
- Morgana
- ワガハイは「パレス」って呼んでる。
- Ryuji
- パレス ?
- Morgana
- 学校を「自分の城」と思ってるからこうなってるわけだ。
- Ryuji
- 思っただけで、城んなったってのかよ!?
- Ryuji
- ざけんなッ!!
- Morgana
- よっぽどカモシダってのがキライらしいな。
- Ryuji
- 嫌いどころじゃねえ。
- Ryuji
- 全部、あのヤロウのせいだ!
- Morgana
- 何があったか知らないが、情で突っ走んのはやめとけよ?
- Morgana
- そこらじゅう手下だらけだ。
- Morgana
- その格好、気になってんだろ?
- Ryuji
- ああ、俺に気になりまくるわ。
- Morgana
- そいつも、この世界のせいだ。
- Ryuji
- また、ワケわかんねえ話
- Morgana
- パレスでは、何でも主の思い通りに歪む。
- Morgana
- 学校がこんな城になるくらいだからな。
- Morgana
- 防ぐには、強い「反撃の意志」を持つしかない。
- Morgana
- 今の姿は、その表れ オマエ自身がもつ「反撃のイメージ」だ。
- Ryuji
- あーっ、メンドくせえ!
- Ryuji
- つーか、服の前にお前の方が気になるわ!何なんだお前!?
- Morgana
- 人間だ!正真正銘、人間さまだ!
- Ryuji
- いや猫だろ、どっちかっつーと!
- Morgana
- それは、その 本当の姿を失くしたからだ。
- Morgana
- たぶんな。
- Ryuji
- たぶんかよ。
- Morgana
- だが元に戻る方法は分かってる。
- Morgana
- ここへ忍び込んだのも、下調べのためだ。
- Morgana
- まあ、捕まっちまったが
- Morgana
- それに、ワガハイだってカモシダには拷問されたんだ!
- Morgana
- 絶対お礼してやるっ!
- Ryuji
- 漫画かよ、まじイカれてやがんな
- Morgana
- 行くなら急ぐぜ。
- Morgana
- 新人、オマエの力、今回もアテにさせてもらうぜ?
- Ryuji
- なに、お前ばっかに苦労はさせねえよ。そう言や、もしかしてって思って
- #Ryuji takes out a gun! Oh no!
- Ryuji
- 一応、持ってサタンだよ!モデルガン!音しか出ねえけど!
- Morgana
- オモチャじゃねえか!
- Ryuji
- でも見た目、超リアルだし、脅すくらいには使えんだろ。
- Ryuji
- あと一応、傷薬ももってきた。「備えあれば 」ってやつだ どうよ?
- Morgana
- やっぱり、ハナからこのつもりだったのか
- Morgana
- まあいい、なら準備が整ったら、潜入を再開するぞ。
- Morgana
- とはいえ、まだ外は番兵が巡回しているハズだ。
- Morgana
- 番兵をやり過ごす間、ここで状況を整理するとしよう。
- #Out of the cutscene, but still in the safe room
- Ryuji
- くそっ 捕まってた連中、どこ行っちまったんだ
- Morgana
- 多分、どこかに移送されたんだろう。
- Ryuji
- どこにだよっ!つーか、何のためにだよ!?
- Morgana
- ワガハイに聞くなって!
- Morgana
- だが、兵隊どもが近づいて来てるんだったな?ちょっと様子を伺ってみるか
- Morgana
- 外の兵士の様子を伺ってみよう。分かる事があるかも知れん。
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