Vi_Vi

Madoka & Iroha MSS JP Text

Aug 20th, 2021 (edited)
81
0
Never
Not a member of Pastebin yet? Sign Up, it unlocks many cool features!
text 38.68 KB | None | 0 0
  1. FILENAME: text_321041-1.txt
  2. いろは: 最近、果てなしのミラーズが 原因の問題が多くて心配ですね
  3. やちよ: ええ、時間や空間を飛び越えて 矛盾を起こしてしまうなんてね…
  4. フェリシア: でも、別に白昼…メシ…? になるからいいんだろ?
  5. 鶴乃: ご飯じゃなくて、夢! 白昼夢だよ…!
  6. 鶴乃: 過去や平行世界と繋がった 鏡を通して起こることは
  7. 鶴乃: その鏡を壊せば 白昼夢になって修正されるんだよ
  8. 鶴乃: 現実に影響がないようにね
  9. 鶴乃: わたしたちの記憶には ぼんやり残っているんだけど…
  10. 鶴乃: それが白昼夢を 見たみたいに感じるって話!
  11. フェリシア: …ふーん
  12. 鶴乃: あっ… 理解してないね…
  13. さな: えっと… わかりやすかったですよ…?
  14. うい: でも…
  15. うい: まだ他の空間に繋がっている鏡は 残っているんだよね…?
  16. いろは: うん… 全部は壊せてないよ
  17. やちよ: 合わせ鏡になっているのを 見つければいいんだけど
  18. やちよ: あれだけ鏡があると
  19. やちよ: 向かい合っているのか 判断するのも難しいのよね…
  20. うい: ユニオンのみんなで協力して 見張ってても難しいんだ…
  21. いろは: あっ、そうだ…!
  22. いろは: 見滝原市に 通じてる鏡もあったよね
  23. いろは: まどかちゃんたちに 連絡しておかなきゃ…
  24. やちよ: はぁ、やらないといけないことが 盛りだくさんね…
  25. ピロン♪
  26. やちよ: ん?
  27. やちよ: …仕事の連絡だわ
  28. やちよ: …………
  29. やちよ: …ふふっ
  30. いろは: なんだか嬉しそうですね
  31. やちよ: 昔、お世話になった人と また仕事ができるみたいなのよ
  32. いろは: あっ、それで…
  33. やちよ: ええ、モデルを始めたばかりで 戸惑っていた私にね
  34. やちよ: ポーズの取り方や目線の送り方を 教えてくれた人だから
  35. やちよ: お礼も兼ねて 何か買っていかないと…
  36. いろは: お菓子とか、ですか?
  37. やちよ: いいわね
  38. やちよ: そういえば、見滝原市にある 和菓子屋がお気に入りだったわね
  39. いろは: 見滝原市…!
  40. いろは: 買いに行くんですか?
  41. やちよ: そうしたいんだけど…
  42. やちよ: スケジュール的に 買いに行く時間は取れなさそう…
  43. やちよ: 水名にある老舗の和菓子店で 買っていくことにするわ
  44. いろは: あの… 私が行きますよ
  45. やちよ: えっ…?
  46. いろは: 見滝原市のお店なんですよね?
  47. いろは: 知らない場所じゃないので 私に任せてください
  48. やちよ: そう?…それなら、悪いけど お願いしようかしら
  49. いろは: はい…!
  50.  
  51. FILENAME: text_321041-2.txt
  52. いろは: 着いた、見滝原市…!
  53. まどかの声: あれ…? いろはちゃん?
  54. いろは: えっ…!
  55. まどか: あっ、やっぱり いろはちゃんだ…!
  56. いろは: まどかちゃん…! わっ、すごい偶然…
  57. まどか: だね
  58. まどか: どうして見滝原市に?
  59. いろは: えっと… おつかい、かな?
  60. まどか: そっか やちよさんのために和菓子を…
  61. まどか: もしよかったら その和菓子屋さんまで案内するよ
  62. いろは: えっ…
  63. いろは: でも、どこか行く ところだったんじゃないの…?
  64. まどか: わたしの用事はもう終わったよ
  65. まどか: 文房具を買って 帰っていたところなんだ
  66. いろは: うん、 それならお願いしようかな
  67. まどか: 任せて!
  68. いろは: へぇ、毎日ここを通って 学校に通ってるんだ
  69. まどか: うん、近くにお家があってね ここが通学路なの
  70. まどか: あっ!
  71. まどか: パパ、ママ! それにタツヤも…!
  72. いろは: えっ…!
  73. まどかの弟: ―まどかの弟― あー、ねーちゃ!
  74. まどかの母: ―まどかの母― 同じ学校の子じゃないみたいだけど 友だち?
  75. まどか: ―まどか― うん 前に話したいろはちゃんだよ
  76. まどかの母: ―まどかの母― ああ、確か神浜市の!
  77. まどかの母: ―まどかの母― まどかの母です よろしく、いろはちゃん
  78. まどかの母: ―まどかの母― こっちは、まどかのパパと 弟のタツヤね
  79. まどかの弟: ―まどかの弟― うー…?
  80. まどかの父: ―まどかの父― いつもまどかと仲良くしてくれて ありがとう
  81. いろは: ―いろは― いえ…! 私の方こそ仲良くしてもらって…
  82. いろは: ―いろは― あっ、そうだ自己紹介…
  83. いろは: ―いろは― 環いろはです…! よろしくお願いします
  84. まどかの弟: ―まどかの弟― …ろはー?
  85. いろは: ―いろは― うん、いろはだよ よろしくね、タツヤくん
  86. まどかの弟: ―まどかの弟― ろはー! あのねぇ…うーんとぉー
  87. いろは: ―いろは― うん、何かなぁ…?
  88. まどかの母: ―まどかの母― 小さい子は好き?
  89. いろは: ―いろは― はい、可愛いですよね
  90. いろは: ―いろは― ふふっ、小さかった頃の ういを思い出すなぁ…
  91. まどか: ―まどか― ういちゃんっていうのは、いろはちゃんの妹なの いまは小学生なんだよ
  92. まどかの母: ―まどかの母― じゃあ、あんたたち お姉ちゃん同士か!
  93. まどか: ―まどか― そういえばそうだね
  94. いろは: ―いろは― うん、気にしたことなかったけど お姉ちゃん同士だね
  95. まどかの母: ―まどかの母― ははっ! ねぇ、まどか
  96. まどかの母: ―まどかの母― せっかく来てくれたんだからさ 家に遊びに来てもらえば?
  97. いろは: ―いろは― えっ、でも、急にお邪魔したら ご迷惑じゃありませんか…?
  98. まどかの母: ―まどかの母― 全然迷惑だなんて思ってないよ ぜひ来て!
  99. まどかの弟: ―まどかの弟― ろはー、おうちくゆ!
  100. まどかの父: ―まどかの父― タツヤも遊んで欲しそうだし よければ
  101. まどか: ―まどか― うんうん 和菓子屋さん行ったあとにどう?
  102. いろは: ―いろは― それなら…ぜひ!
  103. まどかの母: ―まどかの母― 和菓子屋さん?
  104. まどか: ―まどか― この先の和菓子屋さん ママも好きだよね
  105. まどかの母: ―まどかの母― ああ…あそこの和菓子はおいしいね 特にモナカがいい!
  106. いろは: ―いろは― やっぱりモナカ、ですか? 人気なんですね
  107. いろは: ―いろは― 買ってきて欲しいって頼まれたものも モナカなんです
  108. まどかの母: ―まどかの母― だったら、急いだ方がいいね
  109. まどかの母: ―まどかの母― あの店のモナカは人気だから 早い時間に売り切れちゃうんだ
  110. いろは: ―いろは― えっ、大変…!
  111. まどか: ―まどか― 急ごう…! じゃあ、あとでね!
  112. まどかの母: ―まどかの母― うん、いってらっしゃい
  113.  
  114. FILENAME: text_321041-3.txt
  115. まどか: あっ、ここだよ!
  116. いろは: モナカ、 売り切れてないといいけど…
  117. まどか: そうだね
  118. まどか: いっぱい買ったね
  119. いろは: たくさん試食させてもらって どれもおいしかったから
  120. いろは: (それに、まどかちゃんのお家に お邪魔するなら)
  121. いろは: (お土産も必要だよね モナカ、喜んでもらえるかな?)
  122. まどか: いろはちゃんは どれが一番おいしかった?
  123. いろは: うーん… 迷っちゃうけど…
  124. いろは: かりんとうかな
  125. いろは: いろいろな味があって
  126. いろは: みかづき荘のみんなで 楽しめるかなって思ったの
  127. まどか: それでお家用に買ってたんだね
  128. いろは: うん 喜んでくれるといいなぁ…
  129. いろは: まどかちゃんは 和菓子はよく食べるの?
  130. まどか: んー、わたしは洋菓子を 食べることの方が多いかな
  131. まどか: マミさんがお菓子作りが好きで 用意してくれてたりするんだ
  132. まどか: あっ、そういえばこの間ね…
  133. まどか: それで、聞いて!
  134. まどか: さやかちゃんたちと ゲームセンターに行ったときに
  135. まどか: 偶然、杏子ちゃんも来ててね
  136. まどか: さやかちゃんが 音楽ゲームをやってるところに
  137. まどか: 飛び込んできたの 『手本を見せてやる』って…!
  138. いろは: えっ…!
  139. まどか: さやかちゃん、怒っちゃって…
  140. いろは: そ、そうだよね…
  141. まどか: わたしとほむらちゃんは
  142. まどか: どうしようって なっちゃったんだけど…
  143. まどか: マミさんが仲裁してくれたんだ
  144. いろは: ふふっ、それが まどかちゃんたちの日常なんだね
  145. まどか: うんっ!
  146. まどか: 仲直りしたあとは…あっ!
  147. まどか: もうお家に着いちゃう…
  148. いろは: 話してたらあっという間だったね
  149. まどか: あはは、お話の続きは わたしのお部屋でしよう
  150. いろは: うんっ…!
  151.  
  152. FILENAME: text_321041-4.txt
  153. まどか: えっ!? やちよさんって元アイドルなの?
  154. いろは: うん、 子どもの頃の話らしいんだけど
  155. いろは: 持ち歌もあるんだよ
  156. まどか: へぇ、すごいね…! わたしも聞いてみたいなぁ
  157. まどかの母: 「いろはちゃーん そろそろいい時間だけど 電車、大丈夫?」
  158. まどか: あっ、うそ… もうこんな時間…!
  159. いろは: 全然気付かなかった…
  160. まどか: 駅まで送っていくね それならもう少しお話できるし
  161. いろは: うん、ありがとう…!
  162. まどか: …もう着いちゃった…
  163. いろは: あっという間だったね…
  164. まどか: また見滝原市に遊びに来てね
  165. いろは: 今度はみかづき荘のみんなと 一緒に来るよ
  166. いろは: そのときは
  167. いろは: ほむらちゃんたちとも ゆっくりお話ししたいな
  168. まどか: うんっ! 楽しみにしてるね
  169. ピンポーンパンポーン…
  170. 「お客様にお知らせいたします ただいま架線に異常が見つかったため 神浜市行きの運転を見合わせています」
  171. いろは: …えっ?
  172. 「なお、運転再開の見込みは未定となっており 復旧の目処は立っておりません…」
  173. 「お急ぎのところ ご迷惑おかけして申し訳ありません 新しい情報が入り次第 ご案内いたします」
  174. まどか: た、大変…!
  175. いろは: えっと…振替輸送もないみたい…
  176. まどか: どうしよう… わたしの家に戻る…?
  177. いろは: ううん、この時間だと ご迷惑になっちゃうし…
  178. いろは: …変身すれば なんとか帰れるかも…
  179. まどか: えっ… 帰れない距離じゃないけど
  180. まどか: この時間でも、まだ人が多いから 目立っちゃうよ…?
  181. いろは: それは…そうかも…
  182. いろは: …………
  183. まどか: やっぱり、家に戻ろ…? 泊まっていっても大丈夫だから
  184. いろは: …ううん、 そこまで甘えられないよ…
  185. いろは: 急だし、タツヤくんも まだ小さいんだもん…
  186. まどか: (パパとママは大歓迎だと 思うけど…)
  187. まどか: (遠慮してるいろはちゃんを 無理には連れて行けないし…)
  188. まどか: (いろはちゃんが 遠慮しなくていい…)
  189. まどか: あっ…! マミさんに聞いてみる?
  190. いろは: 巴さんに…?
  191. まどか: マミさん一人暮らしだから
  192. まどか: それに、頼ってくれなかったって あとで知ったら悲しむと思う…
  193. いろは: …うん、それなら お願いしてみようかな…
  194. マミ: それは大変だったわね…
  195. マミ: もちろん、大歓迎よ 泊まっていって
  196. マミ: …そうなの?
  197. マミ: じゃあ、せっかくだし…
  198. やちよ: ごめんなさい おつかいを頼んだばっかりに…
  199. やちよ: …ええ、 巴さんによろしく伝えてね
  200. まどか: …大丈夫そう?
  201. いろは: 大丈夫 巴さんによろしくって
  202. まどか: よかった じゃあ、行こっか
  203. いろは: うん…!
  204. いろは: これじゃあ帰りが遅くなるかも…
  205.  
  206. FILENAME: text_321042-1.txt
  207. さやか: まどかー!いろはちゃーん! こっちこっち!
  208. まどか: あっ、さやかちゃん!
  209. 杏子: ん…? ポテトとハンバーガー1個ずつ?
  210. まどか: わたしもいろはちゃんも ジュースは買ったよ
  211. 杏子: そういうことじゃなくて ふたりでその量は控え目だって話
  212. さやか: あんた、ちょっともらおうとか 思ってたでしょ
  213. いろは: あはは…
  214. ほむら: あの…机くっつけておいたので よければ座ってください
  215. いろは: ありがとう
  216. マミ: …それにしても
  217. マミ: 電車が止まっちゃうなんて 災難だったわね
  218. いろは: はい… 急にすみません…
  219. マミ: 気にしなくていいのよ
  220. マミ: 私たちがみかづき荘に 泊めてもらったこともあるし
  221. マミ: いつか、みかづき荘のみんなを 招待したいと思っていたの
  222. さやか: それに、こう言っちゃうのも あれだけどさ
  223. さやか: こうして、いろはちゃんと…
  224. さやか: って、あーーーーっ!
  225. さやか: ―さやか― それあたしのジュース!
  226. 杏子: ―杏子― 味見だよ、味見 ちょっと飲んだだけだって
  227. さやか: ―さやか― ちょっとって… けっこう飲んでるじゃん!
  228. ほむら: ―ほむら― 美樹さん、落ち着いて…! 周りの人、みんな見てるから…
  229. マミ: ―マミ― はぁ、いまのはどう見ても 佐倉さんが悪いわね…
  230. マミ: ―マミ― 騒ぐと周りの迷惑だから まずは座って落ち着きましょう
  231. さやか: ―さやか― わかってますけど…
  232. マミ: ―マミ― ジュースなら私のを 飲んでいいから、ねっ…?
  233. 杏子: ―杏子― マジで? ラッキー!
  234. さやか: ―さやか― いや…! あんたに言ってないでしょ!
  235. いろは: ―いろは― …ふふっ
  236. まどか: ―まどか― えっ… いろはちゃん?
  237. いろは: ―いろは― あっ、ごめんね…
  238. いろは: ―いろは― さっき、まどかちゃんに 聞いた通りだなって思って…!
  239. さやか: はぁ…なんか 怒る気失せちゃったなぁ…
  240. 杏子: ゴメンゴメン、悪かったよ
  241. マミ: 落ち着いたところで…
  242. マミ: 今日のお泊まり会の 話をしましょうか
  243. いろは: あっ、電話で言ってた みんなも呼ぶって…
  244. まどか: いろはちゃん、 みんなともっと話してみたいって
  245. まどか: 言ってくれたでしょ?
  246. マミ: それなら、せっかくだから、 お泊まり会にしようと思って
  247. いろは: ありがとうございます
  248. いろは: そこまで気を遣ってもらって なんだか申し訳ないです…
  249. さやか: 別に気を遣って みんな集まったわけじゃないよ
  250. さやか: あたしも、いろはちゃんとは もっと話したいと思ってたからさ
  251. ほむら: 環さんとゆっくり話せる時間って
  252. ほむら: これまでなかったので いい機会ですよね
  253. 杏子: あたしは、マミとさやかが 呼ぶから来ただけだよ
  254. 杏子: そろそろメシにしようと 思ってたとこだったのにさ
  255. いろは: そうだったんだ…
  256. いろは: あの…台所貸してもらえれば お夕食、作りますよ
  257. 杏子: おっ、いいね
  258. マミ: 気を遣わなくていいのよ?
  259. いろは: いえ、 これくらいはさせてください
  260. マミ: じゃあ、お願いしようかしら… 帰りに買い出ししていきましょう
  261. いろは: はい…!
  262.  
  263. FILENAME: text_321042-2.txt
  264. ほむら: ごめんね
  265. ほむら: 鹿目さんと環さんに 夕食の準備を任せっきりで…
  266. いろは: 私が自分で言い出したことだもん 気にしないで、ほむらちゃん
  267. いろは: まどかちゃんも みんなと待ってていいんだよ?
  268. まどか: ううん、わたしも いろはちゃんに教わったレシピを
  269. まどか: 一緒に作ってみたかったんだよね
  270. 杏子: おっ、いい匂い
  271. 杏子: こういうのは得意なやつに 任せとくのが正解だよな
  272. さやか: だからって任せっきりは よくないでしょ
  273. さやか: 食器並べるの手伝って
  274. 杏子: はいはい…
  275. 杏子: …ところで、 マミは何やってるんだ?
  276. マミ: コレ? 食後のお楽しみよ
  277. いろは: そろそろご飯炊けそうだけど つみれのスープはどう?
  278. まどか: うーん…
  279. まどか: 分量通りのはずなんだけど なんだか味が物足りなくて…
  280. いろは: ちょっと味見するね
  281. いろは: 足りないのは…みりんかな? もう少しだけ入れてみて
  282. まどか: うん…!
  283. まどか: …………
  284. まどか: あっ、おいしくなった…!
  285. いろは: よかった
  286. いろは: お魚も煮えたから できたものから並べちゃおっか
  287. さやか: よしきた!
  288. 本日のメニュー ・サバの味噌煮 ・鶏肉のつみれと根菜のスープ ・炊き込みご飯
  289. ・大根のそぼろ煮込み ・小松菜と油揚げのおひたし ・ちくわのキュウリとチーズ、大葉巻き ・小松菜とちくわの卵焼き
  290. 杏子: おおっ! 豪勢だな!
  291. ほむら: すごい品数になりましたね
  292. いろは: えへへ… 張り切りすぎちゃったかな
  293. まどか: すごいんだよ、いろはちゃん
  294. まどか: 食材を残さないように いろいろアレンジしちゃうの!
  295. いろは: ううん、 すごいのは私じゃないよ
  296. いろは: お母さんとやちよさんの おかげなの
  297. いろは: 一緒に料理しながら レシピだけじゃなくて
  298. いろは: 時間も食材も無駄にしない方法を 教えてくれたから
  299. まどか: ふふっ、そういうのって なんだか素敵だね
  300. いろは: えへへ…
  301. いろは: あっ、それより… 冷めないうちにどうぞ
  302. マミ: そうね せっかく作ってもらったんだもの
  303. さやか: それじゃあ… 手を合わせて!
  304. みんな: 「いただきます!」
  305. ほむら: わぁ…このつみれおいしい…! 鶏肉、かな…?
  306. まどか: うん!
  307. まどか: 鳥のつみれを大根やニンジンと 一緒にスープにしたの!
  308. いろは: まどかちゃんが 頑張ってくれたんだよね
  309. 杏子: このそぼろがかかった大根も うまいな!
  310. いろは: よかった…
  311. いろは: スープで使ったひき肉と大根が 余ったから作ってみたの
  312. マミ: もしかして、副菜って 他の料理とあわせて考えたの?
  313. いろは: はい、メインのメニューで 使った食材が余らないように…
  314. いろは: それでも余っちゃったものは 卵焼きに入れちゃいました…
  315. まどか: 巻くの大変だったよね
  316. いろは: うん、ちょっと具材を 入れすぎちゃったね
  317. さやか: でも、おいしいよ
  318. さやか: いやー、これはふたりとも いいお嫁さんになりますなぁー
  319. まどか: もう、さやかちゃん またそうやってからかう…!
  320. さやか: ホント、ホント このちくわのやつもおいしいし
  321. まどか: ホント?
  322. まどか: それはね、ひとりで作ったんだ
  323. まどか: いろはちゃんに教わったあと パパと作ったこともあったから
  324. ほむら: あの… 話している間に佐倉さんが…
  325. マミ: あら…
  326. さやか: うわっ! めっちゃ食べてる…!
  327. 杏子: だってめちゃくちゃうまいしさ
  328. さやか: それにしたって 遠慮ってもんがあるでしょ!
  329. いろは: あはは…スープとご飯は… おかわりもあるので
  330. 杏子: おっ、サンキュー
  331. いろは: はい
  332. さやか: あたしも!
  333. まどか: はーい! マミさんとほむらちゃんは?
  334. マミ: 私はまだあるから大丈夫 食べ終わってからもらうわ
  335. ほむら: 私も… あとでいただきます…
  336. まどか: 喜んでもらえたね
  337. いろは: うん…! よかった!
  338.  
  339. FILENAME: text_321042-3.txt
  340. 杏子: ふぅ…
  341. 杏子: メシ食って風呂入って あとは寝るだけか?
  342. さやか: まさか!
  343. さやか: お泊まり会なんだから お楽しみはこれからだって!
  344. ほむら: これからって…?
  345. さやか: パジャマ着て 寝るまでおしゃべりするの
  346. 杏子: おしゃべりねぇ…
  347. マミ: ふふっ、佐倉さんも 楽しめると思うわよ
  348. マミ: だって、お茶をしながらの おしゃべりだもの
  349. まどか: はい! マミさん特製のデザートだよ!
  350. いろは: パウンドケーキとゼリーです!
  351. さやか: えっ、すごい! いつの間に…?
  352. マミ: ご飯を作ってくれている間に 仕込んでおいたの
  353. マミ: 時間がなかったから 簡単なものだけだけど…
  354. 杏子: ああ、あのとき 作ってたやつか!
  355. マミ: そう、食後のおたのしみって 言ったでしょう?
  356. ほむら: わぁ…すごい… 簡単なものには見えないです…
  357. マミ: ふふ、お茶も淹れるわね カフェインレスの紅茶よ
  358. まどか: ゼリーおいしい…!
  359. マミ: ふふっ、実はコレ お湯に溶かして固めるだけなの
  360. いろは: あっ、ゼリーのもと 買ってましたね
  361. まどか: フルーツもついてるんですか?
  362. マミ: ううん、フルーツは缶詰 ミックスタイプのを入れただけよ
  363. まどか: へぇ… 今度お家で作ってみようかな
  364. ほむら: パウンドケーキも おいしいです…!
  365. マミ: ありがとう
  366. ほむら: これも簡単に作れるんですか…?
  367. マミ: ええ、ボウルに材料を入れて 混ぜたら、型に入れて焼くだけ
  368. マミ: ホットケーキ用の粉を使えば 失敗もなくて簡単よ
  369. ほむら: ホットケーキの… 今度、作ってみます
  370. マミ: じゃあ、あとでレシピを教えるわ
  371. さやか: あっ、あたしもいいですか?
  372. マミ: もちろん
  373. 杏子: それなら、作るときは 呼んでよね
  374. 杏子: 味見してやるからさ
  375. マミ: もう…本当に ちゃっかりしてるわね…
  376. さやか: そういえば、大丈夫なの?
  377. さやか: 神浜市でいろんなグループが 争い合ってるって聞いたけど…
  378. いろは: …………
  379. いろは: まだいろんな問題が残ってて 大丈夫とは言えないんだけど…
  380. いろは: グループ同士での争いは 少し落ち着いたかな…
  381. まどか: …………
  382. いろは: …私ね
  383. いろは: 誰の想いも大切で… 報われて欲しいって思うの
  384. いろは: だから… 静香ちゃんたち時女一族とも
  385. いろは: 紅晴さんたち プロミストブラッドとも
  386. いろは: 手を取り合っていきたいんだ
  387. まどか: …いろはちゃん
  388. いろは: ワガママだってわかってるし
  389. いろは: そのせいで大変な面も あるんだけどね…
  390. いろは: でも、やっぱり諦められないから
  391. まどか: …ごめんね
  392. まどか: わたしたちも、 手伝えたらよかったんだけど…
  393. いろは: ううん、謝らないで
  394. いろは: これは… 私たち神浜市の魔法少女と
  395. いろは: 自動浄化システムを求めてきた 魔法少女たちとの問題だから
  396. いろは: まどかちゃんたちを 巻き込ませるわけにはいかないよ
  397. いろは: それにマギウスの騒動で 神浜市に来てたときは
  398. いろは: まどかちゃんたちの家族に 心配かけちゃったから…
  399. 杏子: いろはの言うことは一理あるけど
  400. 杏子: いま、見滝原市を 離れるのは危険なんじゃない?
  401. いろは: えっ、見滝原市でも 何かあったの?
  402. 杏子: こっちで起きたのは、 同じ魔女がたくさん出る現象だ
  403. マミ: あと、見滝原市が 影響を及ぼしたことっていうと
  404. マミ: 過去の見滝原市にいた魔女が 神浜市に出たことね
  405. いろは: あっ、前に白昼夢になって なかったことになった…
  406. 杏子: そ、こっちはこっちで いろいろとあるだろ
  407. いろは: …そっか 見滝原市に通じる鏡もあるから…
  408. ほむら: 少し前に、神浜市に行ったときも おかしなことがありましたよね…
  409. さやか: あたしの服についてた 葉っぱが消えたやつだね
  410. ほむら: うん…
  411. マミ: これって全部 ミラーズの影響なのよね…?
  412. いろは: はい… そうみたいです
  413. いろは: …原因になっている鏡を壊せば 影響は消えるとはいえ…
  414. いろは: まだよくわからないことの方が 多くて…
  415. まどか: …やっぱり、心配だね
  416. いろは: うん…
  417.  
  418. FILENAME: text_321042-4.txt
  419. いろは: …原因になっている鏡を壊せば 影響は消えるとはいえ…
  420. いろは: まだよくわからないことの方が 多くて…
  421. まどか: …やっぱり、心配だね
  422. いろは: うん…
  423. まどか&いろは: ――っ!?
  424. まどか: えっ、魔女の気配…?
  425. いろは: しかも、これって…
  426. 杏子: 噂をすれば影ってね
  427. マミ: みんな…!
  428. さやか: はい!
  429. ほむら: 行きましょう…!
  430. さやか: あった! ありましたよー!
  431. ほむら: 魔女の結界です…!
  432. マミ: 鏡の魔女については 環さんの方が詳しいわよね
  433. マミ: どうかしら…?
  434. いろは: …………
  435. いろは: …はい、株分けのミラーズだと 思います…
  436. いろは: それに…
  437. まどか: それに…?
  438. うい: まだ他の空間に繋がっている鏡は 残っているんだよね…?
  439. いろは: うん… 全部は壊せてないよ
  440. やちよ: 合わせ鏡になっているのを 見つければいいんだけど
  441. 杏子: 合わせ鏡か…
  442. いろは: うん…調査中だから 断定はできないけど…
  443. いろは: 見滝原市に繋がってる鏡もあるし
  444. いろは: ここの結界に影響してる 可能性はあるかも…
  445. マミ: …いつも以上に 気を引き締めた方がよさそうね
  446. まどか: はい…!
  447. いろは: まさかみんなで パジャマパーティーなんて
  448.  
  449. FILENAME: text_321043-1.txt
  450. まどか: 行くよ、いろはちゃん
  451. いろは: うんっ…! 一緒に!
  452. まどか&いろは: やぁっ!
  453. さやか: こっちも片付いたよ
  454. マミ: 私たちも終わったわ 次の階に行きましょう
  455. まどか&いろは: はい!
  456. いろは: (ここで株分けの魔女を 倒せたら…)
  457. いろは: (ターミナルで探している みんなの助けにもなる…)
  458. まどか&いろは: えっ…
  459. マミ: しまった…! 待ち伏せ!?
  460. 杏子: 来るぞ! 構えろ…!
  461. まどか: ――っ!?
  462. いろは: きゃあっ…!?
  463. いろは: えっ…?
  464. まどか: いま、何か…?
  465. ほむら: 「鹿目さん…!」
  466. さやか: 「いろはちゃん!?」
  467. まどか: …………
  468. いろは: …………
  469. まどか: …なんともない
  470. いろは: …うん、でも いま、ちょっと変なカンジが…
  471. いろは: 鏡にぶつかったような 気がしたんだけど…
  472. まどか: いろはちゃんも…?
  473. いろは: でも、なんともないよね…?
  474. まどか: 使い魔に吹き飛ばされたけど ケガも大したことないし…
  475. まどか: …!
  476. まどか: そうだ、使い魔! 戦わないと…!
  477. いろは: あっ…!
  478. まどか&いろは: …………
  479. まどか: えっ… みんな、どこ…?
  480. まどか: マミさん…? さやかちゃん…!
  481. まどか: 杏子ちゃん!ほむらちゃん…! どこなの…?
  482. いろは: みんなだけじゃないよ…
  483. いろは: さっきまであんなにいた使い魔も いなくなってる…
  484. まどか&いろは: …………
  485.  
  486. FILENAME: text_321043-2.txt
  487. まどか&いろは: …………
  488. まどか: マミさんたち どこにもいないね…
  489. いろは: …うん 魔力の反応もない…
  490. まどか: スマホはどう…?
  491. いろは: …圏外、みたい
  492. まどか: わたしも…
  493. まどか: …なんだろう、これ… 変、だよね…?
  494. いろは: うん…白昼夢って こういうカンジなのかなぁ…
  495. まどか: とりあえず… マミさんの家に行ってみる?
  496. まどか: もしかしたら、戻ってるかも…
  497. いろは: そうだね…
  498. ピンポーン
  499. マミ: はーい
  500. マミ: …あら?
  501. まどか: マミさん…! よかった
  502. いろは: 無事だったんですね…!
  503. マミ: えっと…ごめんなさい… どちら様かしら…?
  504. いろは: えっ…?
  505. まどか: マミさん…?
  506. マミ: あなたは… 同じ学校の子みたいだけど…
  507. まどか: …わ、わたしたちのこと わからないんですか…?
  508. マミ: …………
  509. まどか: ほ、本当に… わかりませんか…?
  510. マミ: …ごめんなさい
  511. マミ: 心当たりがなくて… どこかで会ったかしら…?
  512. まどか: そんな…
  513. いろは: どういうことなの…?
  514. いろは: …冗談を言っている わけじゃないよね…?
  515. まどか: うん、マミさんは こんな冗談言わないよ…
  516. 杏子: どうした、マミ?
  517. さやか: お客さんじゃないんですか?
  518. まどか: さやかちゃん… 杏子ちゃんも…
  519. 杏子: ん? あたしたちのこと知ってる…?
  520. さやか: 知り合い?
  521. 杏子: いや、知らないけど…
  522. マミ: ふたりも…?
  523. まどか&いろは: …………
  524. まどか: …いろはちゃん なんか変だよ…
  525. いろは: …とりあえず 別のところに行こう…
  526. いろは: あの…間違えました すみません…!
  527. まどか: …………
  528. マミ: あっ…
  529. 杏子: …なんだったんだ…?
  530. さやか: さぁ…
  531.  
  532. FILENAME: text_321043-3.txt
  533. まどか: どういうこと…?
  534. まどか: わたしたちのこと みんな、わからないなんて…
  535. いろは: わからない、けど…
  536. まどか: …うん、ウソをついてるわけでも からかってるわけでもないと思う
  537. まどか&いろは: …………
  538. まどか: …駅の掲示板 今日の日付だね
  539. いろは: だけど…電車が動いてる… そもそも止まってないみたい…
  540. いろは: …………
  541. いろは: …もしかして
  542. まどか: いろはちゃん…?
  543. いろは: ちょっと電話してみるね…
  544. まどか: えっ、でもスマホは…?
  545. いろは: 駅なら公衆電話があると思うから
  546. まどか: あっ… そうだね…
  547. いろは: (…フェリシアちゃんと さなちゃんは出てくれなかった)
  548. いろは: (次は…)
  549. いろは: (鶴乃ちゃん…)
  550. …………
  551. 鶴乃: 「はい、もしもし…?」
  552. いろは: …!
  553. いろは: あの…鶴乃ちゃん 私、いろはです…
  554. 鶴乃: 「…えっと、いろは…さん?」
  555. 鶴乃: 「ごめん…ちょっと思い出せなくて… どちら様…ですか?」
  556. いろは: ………… …………
  557. いろは: …みかづき荘のことを お聞きしたいんです
  558. いろは: やちよさんのことで…
  559. 鶴乃: 「やちよ…!? やちよのこと知ってるの? もしかして、最近会った!? 元気にしてた…?」
  560. いろは: (…この反応、 出会った頃みたい…)
  561. いろは: すみません… その…忘れてください
  562. 鶴乃: 「えっ!? ちょっと待って!」
  563. いろは: ごめんね…
  564. ガチャン…
  565. いろは: …………
  566. いろは: (やちよさんにも… かけるべき、だよね…)
  567. いろは: ………… …………ふぅ…
  568. ………… ……………………
  569. やちよ: 「…もしもし」
  570. いろは: (やちよさん… 冷たい声、久しぶりに聞いた…)
  571. いろは: あの…私、いろはです
  572. やちよ: 「…いろはさん? どなたかしら?」
  573. いろは: …………
  574. いろは: すみません…間違えました
  575. いろは: ………… …………
  576. いろは: (一応、実家にも…)
  577. まどか: …………
  578. いろは: まどかちゃん…
  579. まどか: あっ、いろはちゃん…
  580. いろは: 大丈夫、じゃないよね…
  581. まどか: …ごめんね
  582. まどか: わたしも家に電話しようと 思ったんだけど
  583. まどか: …っ…こわくて… こわくて、かけられなかったんだ
  584. いろは: …………
  585. いろは: しかたないよ…
  586. いろは: それに…かけなくて よかったかも…
  587. いろは: みかづき荘のみんなも… 私のこと…知らなかった…
  588. いろは: みんなも…出会ってないみたい…
  589. まどか: それって…
  590. いろは: …たぶん、鏡にぶつかったとき
  591. いろは: 合わせ鏡になった結界に移動して 別の世界に来ちゃったんだと思う
  592. いろは: …そして…そして…
  593. いろは: …………
  594. まどか: …………
  595.  
  596. FILENAME: text_321043-4.txt
  597. まどか: …………
  598. いろは: …………
  599. まどか: …帰ろう
  600. まどか: あの鏡に入れば 元の世界に戻れるんだよね…?
  601. いろは: …うん、きっとね
  602. まどか: …ウソ 結界がない…
  603. いろは: 移動しちゃったの…?
  604. まどか: …………
  605. いろは: …………
  606. まどか: …でも、わたし 魔力は、覚えてるよ
  607. いろは: 私も… 結界、探さないとね…
  608. まどか: …うん
  609. まどか: ………… …………
  610. いろは: ………… …………
  611. まどか: (…しっかりしなきゃ…)
  612. まどか: (いろはちゃんだって 不安なはずだもん…)
  613. いろは: (ちゃんとしなきゃ…)
  614. いろは: (まどかちゃんと一緒に 元の世界に帰らないと…)
  615. まどか&いろは: (でも…)
  616. まどか&いろは: (足が動かない…)
  617. まどか&いろは: ………… …………
  618. まどか: …わたしたち… 存在してないのかな…
  619. まどか: マミさんや杏子ちゃんとは 魔法少女だから出会えたけど…
  620. まどか: さやかちゃんとは、魔法少女とか 関係なく、幼馴染なの…
  621. まどか: でも、さやかちゃんは… わたしのこと、知らなかった…
  622. まどか: それって…この世界には わたしがいないってことだよね…
  623. いろは: …………
  624. まどか: ごめん… こんなこと…
  625. いろは: …ううん
  626. いろは: 私も…もうこの世界には いないみたいだから…
  627. まどか: …………
  628. いろは: 実家に電話したら 怒られたの…
  629. いろは: 『いたずらならやめて』って… お母さん泣いてた…
  630. まどか: えっ…?
  631. いろは: …死んじゃったみたい 交通事故で…
  632. いろは: たぶん… 私は魔法少女になっていなくて
  633. いろは: ういも… 治らなくて…
  634. いろは: ………… …………
  635. まどか: …………
  636. まどか: ―まどか― …こんな風にわたしたちがいない世界って 他にもあるのかな…?
  637. いろは: ―いろは― …わからないけど
  638. いろは: ―いろは― ない… とは言えないかも…
  639. いろは: ―いろは― 魔法少女は いつでも危険と隣り合わせだし
  640. いろは: ―いろは― 魔法少女にならなかったとしても この世界の私みたいに…
  641. まどか&いろは: ―まどか― …………うん
  642. まどか&いろは: ―まどか― わたしたちがこうして存在してることが それ自体がひとつの奇跡なのかも…
  643. いろは: ―いろは― …………
  644. まどか&いろは: ―まどか― ………… …………
  645. まどか: ねぇ、いろはちゃん…
  646. いろは: うん、帰ろう 私たちの世界に…
  647. まどか: そうだね…
  648. まどか: わたしたちが一緒にいられる 奇跡の世界だもん
  649. まどか: みんなのところに帰らなきゃ…!
  650. いろは: …うんっ!
  651. まどか&いろは: きゃっ…!?
  652. まどか&いろは: …………
  653. いろは: …ここ、鏡の?
  654. まどか: もしかして…!
  655. さやかの声: まどかー! いろはちゃんー!
  656. まどか: さやかちゃん…!
  657. さやか: よかった! いた!
  658. ほむら: 鹿目さん… よかった…無事で…
  659. まどか: えっと…
  660. まどか: (あっ、そうだ… みんなで戦ってたんだっけ)
  661. マミ: ごめんなさい…使い魔の数が 多くてフォローできなくて
  662. いろは: 大丈夫ですよ まどかちゃんと一緒だったから…
  663. いろは: …………
  664. マミ: どうしたの…? どこかケガを…?
  665. いろは: …あっ、いえ… なんか変な感じがして…
  666. いろは: 私たちたくさん出てきた使い魔と 戦っていたんですよ、ね…?
  667. 杏子: そうだよ、そしたら いろはとまどかと分断されて
  668. マミ: えっ… ふたりを探していたんじゃ?
  669. 杏子: 言われてみれば… どっちだ?
  670. まどか: 帰って来たね…
  671. いろは: …うん なんだかそんなカンジがする…
  672. まどか: なんでだろう?
  673. まどか: わたしたちが一緒にいられる 奇跡の世界だもん
  674. まどか: みんなのところに帰らなきゃ…!
  675. いろは: …うんっ!
  676. いろは: …わからないけど すごく安心する…
  677. まどか: わかるよ…
  678. まどか: わたしもここにいられてよかった って思うの…
  679. さやか: いろはちゃん、 帰っちゃったね…
  680. マミ: もっとゆっくりしていっても よかったのに…
  681. まどか: 残念だけど…
  682. まどか: みかづき荘のみんなに会いたい って気持ち、わかります…
  683. ほむら: やっぱり昨日 何かあったの…?
  684. まどか: んー…
  685. まどか: 大切な人たちといられるいまって とても大切だなって…
  686. 杏子: …なんだそりゃ?
  687. まどか: ふふっ…内緒
  688. まどか: じゃあ、わたし こっちだから
  689. さやか: えっ、まどかも帰るの?
  690. まどか: うん、パパとママ タツヤの顔が見たくなっちゃった
  691. 杏子: ふたりそろって ホームシックか?
  692. まどか: …そうかも!
  693. いろは: ただいま戻りました!
  694. うい: おかえり、お姉ちゃん
  695. やちよ: おかえりなさい、いろは おつかい、ありがとう
  696. いろは: いえ、お土産もあるんです! かりんとう
  697. フェリシア: おおっ! やったー!
  698. 鶴乃: 先におかえりなさいでしょ?
  699. 鶴乃: おかえり、いろはちゃん
  700. フェリシア: わりぃ、いろは… おかえり!
  701. さな: あの…おかえりなさい
  702. いろは: うん…! ただいま!
  703. まどか: ふたりが一緒にいるだけで 奇跡だと思うよ
Add Comment
Please, Sign In to add comment