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- FILENAME: text_901304-020.txt [Day 4]
- マミ: いらっしゃい
- まどか: は、はじめまして
- マミ: あなたが鹿目まどかさんね 話はキュゥべえから聞いているわ
- マミ: 私の名前は巴マミ あなたの先輩よ、よろしくね
- まどか: よろしくお願いします
- マミ: そんなに緊張しないで いま、お茶を入れるわね
- マミ: 紅茶とコーヒーと どっちがいいかしら?
- まどか: えっと…紅茶を…
- マミ: ええ、ちょっと待っていて くれるかしら
- マミ: まばゆさん、そこにいるわね?
- まばゆ: ロフトでマンガを読んでました
- まばゆ: で、そのお客さんは…?
- マミ: 鹿目まどかさん 新しい魔法少女よ
- マミ: ネコを救うために、キュゥべえと 契約をしたらしくて…
- まばゆ: ネコちゃんですか
- まばゆ: それは仕方ないですね!
- マミ: そういうものなのかしら?
- マミ: まあとにかく 貴重な仲間なんだから…
- マミ: きちんと、お迎えしないとね
- まばゆ: これは、なに…?
- まばゆ: 私の目から視た、フィルム… でも、私には見た記憶がない…
- まばゆ: もしかして、これって…
- まばゆ: 空白になっていた 1周目の私の記憶…?
- まどかの声: 「そうだよ」
- まばゆ: 鹿目さん…!?
- まどか: このフィルムの先にあなたの 希望が、焼きつけられているの
- FILENAME: text_901306-030.txt [Day 6]
- まどか: 新しい魔女…!
- まどか: マミさん!
- マミ: ごめんなさい、鹿目さん こっちは今、手が離せないの!
- まばゆ: (まさか急に、結界に 迷い込んじゃうなんて…)
- まばゆ: (マミさん…杏子さんの 相手をして手が出せない)
- まどか: きゃぁっ!
- まばゆ: (鹿目さんは魔法少女になりたて ひとりじゃ力不足だし…)
- まばゆ: (ううう…背に腹は代えられません こうなったら!)
- まばゆ: マミさん!
- マミ: ええ…そうね
- マミ: まばゆさん、頼んだわ!
- まばゆ: はい!
- まどか: わわわっ!!
- まどか: あ、あなたは…?
- まばゆ: 説明している暇はありません! 目を視せてください!
- まどか: 目…?
- マミ: 鹿目さん、お願い!
- まどか: わ、わかりました! マミさんが言うなら…
- まばゆ: 失礼します!
- まばゆ: (!?)
- まばゆ: (な…なんですか!?)
- まばゆ: (視ようとしていないのに 一気に、未来の光景まで…!?)
- まばゆ: (あれは…)
- まばゆ: (ワルプルギスの夜!?)
- まどか: だ、大丈夫ですか!?
- まばゆ: え…ええ、なんとか…
- まどか: きゃぁっ!
- まばゆの声: 鹿目さん右です!
- まどか: えっ?
- まばゆの声: 前!バック!
- まどか: あ、は、はいっ!
- まばゆの声: 横に飛びながら弓矢を打って!
- まどか: え、えいっ!
- まばゆ: 最後は私が
- まばゆ: チョッキン!!
- まばゆ: ふぅ…マミさんがいなくても なんとかなりました
- まどか: あ、あの…
- まどか: 助けてくれて ありがとうございました!
- まばゆ: 鹿目さん…こちらこそ 遅れてすみませんでした
- まばゆ: 私の名前は愛生まばゆ 巴マミさんの…参謀?です
- まどか: さ、さんぼう…?
- FILENAME: text_901306-050.txt
- マミ: ワルプルギスの夜…
- マミ: 厄介ね、本当にそんなものが この町にやってくるの?
- まばゆ: 私が、鹿目さんの未来を 視た限りでは、そうなってました
- まばゆ: 日付はわかんないんですけど 1ヶ月とか先のことの気がします
- まばゆ: 今まで、そんなに先のことが 視えたことはないんですが…
- マミ: そんなことが ありえるのかしら…
- キュゥべえ: 魔法には、ボクたちには 測り知れない可能性がある
- キュゥべえ: まどかの未知の魔力に触れて イレギュラーが起こっても…
- キュゥべえ: ボクはそれほど 驚いたりはしないよ
- マミ: あなたがそんな曖昧なことを 言うなんて珍しいわね
- まばゆ: もしワルプルギスの夜が 現れるのだとしたら…
- マミ: ええ、手段を選んでいる わけにはいかないわ
- マミ: 一緒に戦う仲間を増やしましょう
- FILENAME: text_901310-040.txt [Day 10]
- ほむら: 無理だよ… 私、何にもできない…
- まばゆ: あー、ふたりとも 聞こえますか?
- まばゆ: 新しい魔法少女候補生を 見つけました
- マミ: 了解
- まどか: わかりました
- ほむら: …………え!?
- ほむら: どこなの、ここ…?
- ほむら: !
- ほむら: あ…!
- ほむら: な…何?なんなの?
- ほむら: いやっ!
- まばゆ: (と!)
- まばゆ: (せっかくの候補生、ここで やられちゃまずいですからね)
- ほむら: あっ!
- ほむら: いっ…
- ほむら: いやああああっ!
- ほむら: !
- マミ: 間一髪ってところね
- まどか: もう大丈夫だよ ほむらちゃん
- ほむら: あ、あなたたちは…
- キュゥべえ: 彼女たちは魔法少女 魔女を狩る者たちさ
- まどか: いきなり秘密がバレちゃったね
- まどか: クラスのみんなには内緒だよっ
- ほむら: …………
- まばゆ: このフィルムの 暁美さんは、契約してない
- まばゆ: やっぱりこれが1周目の… 私の記憶から消えたフィルム!
- FILENAME: text_901310-050.txt
- ほむら: 鹿目さん、いつもあんなのと 戦ってるんですか?
- まどか: んーいつもって… そりゃマミさんはベテランだけど
- まどか: わたしなんて先週キュゥべえと 契約したばっかりだし…
- マミ: でも今日の戦い方、以前より ずっと上手かったわよ、鹿目さん
- まどか: えへへへ
- ほむら: 平気なんですか? 怖く…ないんですか?
- まどか: 平気ってことはないし 怖かったりもするけれど…
- まどか: 魔女をやっつければそれだけ 大勢の人が助かるわけだし
- まどか: やり甲斐はあるよね
- マミ: 鹿目さんにはワルプルギスの夜が 来る前に…
- マミ: がんばって一人前に なっておいてもらわないとね
- まばゆ: (そしてできれば、暁美さんも 我々の仲間に…!)
- FILENAME: text_901315-030.txt [Day 15]
- キュゥべえ: 気をつけて 出てくるよ
- ほむら: きゃあああっ!
- まどかの声: やあっ!
- まどか: 大丈夫だよ、ほむらちゃん!
- マミ: 鹿目さん、使い魔は私が 引き受けるわ
- まどか: はいっ!わかりました!
- まどか: やぁっ!
- まどか: たぁっ!
- まどか: これで…とどめっ!
- まどか: やった!
- まどか: ほむらちゃん、見てくれた? 大丈夫だって、言った…
- ほむら: !!
- ほむら: 鹿目さんッ!!
- まどか: え…!?
- マミの声: 「ティロ・フィナーレ!」
- まどか: あ…あぶなかった…
- まどか: マミさん…ありがとうございます
- マミ: ううん、問題ないわ
- マミ: 魔女がそういう変化をするのも わかっていたもの
- まどか: はい、マミさんがいてくれると 安心して戦えます!
- ほむら: もう、これ以上は…無理だ
- まどか: え…ほむらちゃん?
- FILENAME: text_901317-020.txt [Day 17]
- マミ: またお越しくださいませ
- まばゆ: マミさんすみません… お店、手伝ってもらっちゃって
- マミ: ううん、構わないわよ
- マミ: 一度、このお店の制服も 着てみたいと思ってたし…
- 咲笑: マミちゃん?お店が落ち着いたら はじめるわよ~?
- マミ: はい!お願いします!
- まばゆ: ? 何かやるんですか?
- マミ: ええ、せっかくのチャンスだから ケーキの作り方を習おうかなって
- まばゆ: あ、なるほど…
- マミ: レコンパンスのレシピを生で 見られるなんて…
- マミ: こんな機会、なかなかないわ!
- マミ: まばゆさん、 誘ってくれてありがとう
- まばゆ: あ、いえいえ…お店もちょうど 人手不足でしたし、助かります
- まばゆ: ホントは、こんなことしてる 場合じゃないのかもですけど…
- マミ: まばゆさん…まだ、暁美さんの ことを気にしているの?
- まばゆ: 実は…まあ、はい…
- まばゆ: ごめんなさい…
- まばゆ: 私がもっと暁美さんを 安心させる未来が視られれば…
- マミ: なに言ってるの
- マミ: あなたの視た未来は、いつでも ベストを尽くした未来でしょ?
- まばゆ: それは…確かに そうなんですけど、でも…
- マミ: ほらほら、もっとポジティブに 考えていきましょ
- マミ: 少数精鋭のほうが かえって上手くいくかもよ?
- まばゆ: 精鋭…って、私が…!?
- マミ: だって、まばゆさんは 私の軍師様、でしょ?
- マミ: ささ、3人で力を合わせて 悪いヤツらを…
- 咲笑の声: マミちゃ~ん!
- マミ: あら?
- まばゆ: 先に、ケーキ作りですね にひひひ…
- マミ: ちょ、ちょっと行ってくるわね
- まばゆ: は~い
- まばゆ: (マミさんと、鹿目さんと、私)
- まばゆ: (3人の力を合わせれば、この 平和な日常が、きっとずっと…)
- FILENAME: text_901332-010.txt [Day 32]
- 「本日午前7時、突発的異常気象に 伴い避難指示が発令されました」
- 「付近にお住まいの皆さまは」
- 「速やかに最寄りの避難場所への 移動をお願いします」
- マミ: いよいよ、やってきたわね
- マミ: まばゆさんの未来視のおかげで 資料を先に集めることができた
- まばゆ: はい!
- マミ: 鹿目さんの魔法も 素晴らしい上達よ
- まどか: マミさんのおかげです!
- マミ: 私たちが協力すれば ワルプルギスの夜を倒せる
- マミ: きっと、そういう運命よ
- マミ: それじゃあ…
- まばゆ: …はい
- まばゆ: マミさん、失礼します!
- まどか: きゃあっ!!
- マミ: 鹿目さ…
- マミ: くぅっ!!
- キュゥべえ: マミ!まどか!
- まどか: だめ…全然、魔法が届かない…!
- マミ: 大丈夫よ、鹿目さん!
- マミ: 今は苦戦していても まばゆさんの視た未来は…
- まばゆ: …………
- マミ: まばゆさん…?
- まばゆ: ごめんなさい…マミさん
- まばゆ: 私は、嘘をついていました…
- マミ: 嘘…?
- まばゆ: 私の視た未来は、本当は… ワルプルギスの夜を倒せなくて…
- まばゆ: その代わり…未来が…があっ!
- マミ: え…?何…どうしたの?
- まどか: まばゆさんどうしたんですか!? しっかりして…!
- まばゆ: ご、ごめんなさい… 私…私たち…いずれ…
- まばゆ: 魔女になる 運命だったみたいなんです…
- まばゆ: 「うわああああああああ…っ!!」
- マミ: まばゆさん!まばゆさん!?
- マミ: キュゥべえ、今の話って…!
- キュゥべえ: 事実だよ
- マミ: え…………
- キュゥべえ: 今までキミが倒してきた魔女も 元はといえば魔法少女さ
- キュゥべえ: 希望が絶望へと転化して ソウルジェムが濁りきる時…
- キュゥべえ: 魔法少女は、魔女になる
- マミ: …………
- マミ: そうなんだ…
- まどか: マミさん…?
- マミ: 私たち…今までずっと…
- マミ: まばゆさんも、鹿目さんも 他のたくさんの魔法少女も…
- マミ: 魔女になるように… 勧めてきたんだ…!
- まどか: マミさん、違う!それは 知らなかっただけで…
- マミ: まばゆさん… ひとりで苦しませて…ごめんね
- マミ: 私も、あなたと一緒に…
- まどか: マミさん! だめ、だめ…
- まどか: だめえええええええっっ!!
- まばゆ: …………
- マミ: どう?まばゆさん
- まばゆ: …………
- マミ: まばゆさん?
- まばゆ: は、はい…
- マミ: だめ…だったの?
- まばゆ: そんなことありませんよっ!
- まばゆ: 勝利、勝利、大勝利!
- まばゆ: あまりに呆気なさすぎて 呆然としちゃっただけで…
- マミ: ふふ…そう
- まどか: それじゃ、わたしたち…
- マミ: ええ、この町を守れるわ!
- マミ: みんな、気合いを 入れて行きましょう!
- まどか: おー!
- まばゆ: お、おー!
- まばゆ: 私…また、嘘ついてる
- ほむら: どう、まばゆ?
- ほむら: 未来のまばゆは…私のそばにいた?
- ほむら: あなたの協力で、まどかを救う… そんな未来が、視えた?
- まばゆ: はい
- まばゆ: バッチリ、視えました
- まばゆ: 巴さんの暴走を止めて…
- まばゆ: みんなで、ワルプルギスの夜を 越えましょう!
- まばゆ: あの時私が、暁美さんに真実を 伝えられなかったのと同じ
- まばゆ: 巴さんに真実を伝えられずに…
- まばゆ: …………
- まばゆ: でも…
- まばゆ: それでも、いいのかも
- まばゆ: だって、未来は変えられなくて 私の罪は今更消えなくて…
- まばゆ: ワルプルギスの夜には勝てなくて 絶望は必ずやってきて…
- まばゆ: だったら、せめて…
- まばゆ: 大好きな友だちと、最後だけでも 一緒に倒されたら、それで…
- まどかの声: 「大丈夫だよ、まばゆさん」
- まばゆ: え…
- まどか: そんな悲しい結末はやってこない
- まどか: だって、あなたの祈りは…
- まどか: あなたのお母さんを救った 優しい魔法なんだもの…
- まばゆ: 鹿目さん…?
- FILENAME: text_901332-020.txt
- まどか: きゃあっ!!
- マミ: 鹿目さ…
- マミ: くぅっ!!
- キュゥべえ: マミ!まどか!
- まどか: だめ…全然、魔法が届かない…!
- マミ: 大丈夫よ、鹿目さん!
- マミ: 今は苦戦していても まばゆさんの視た未来は…
- まばゆ: …………
- マミ: まばゆさん…?
- まばゆ: ごめんなさい…マミさん
- まばゆ: 私は、嘘をついていました…
- マミ: 嘘…?
- まばゆ: 私の視た未来は、本当は… ワルプルギスの夜を倒せなくて…
- まばゆ: その代わり…未来が…があっ!
- マミ: え…?何…どうしたの?
- まどか: まばゆさんどうしたんですか!? しっかりして…!
- まばゆ: ご、ごめんなさい… 私…私たち…いずれ…
- まばゆ: 魔女になる 運命…
- まばゆ: え…?
- まばゆ: 何…!?
- ほむら: 暁美ほむらです よろしくお願いします
- マミ: ちょっと一仕事 片づけちゃっていいかしら
- さやか: 別に珍しくなんかないはずだよ
- さやか: 命と引き替えにしてでも 叶えたい望みって
- さやか: そういうの抱えてる人は世の中に 大勢いるんじゃないのかな
- まばゆ: 頭の中に、映像が流れて… でも、視たことがない
- まばゆ: 鹿目さん これって、まさか…!
- まどか: そうだよ、これは…
- まどか: あなたが、希望を捨てずにいた時 これから訪れる…
- まどか: わたしの未来
- まばゆ: 未来…?
- マミ: 参ったなあ…
- マミ: まだまだちゃんと先輩ぶって なきゃいけないのになぁ
- マミ: やっぱり私駄目な子だ
- さやか: あるよ!
- さやか: 奇跡も魔法もあるんだよ
- 杏子: あんたさ、なんか大元から 勘違いしてんじゃない?
- 杏子: 食物連鎖って知ってる? 学校で習ったよね
- 杏子: 弱い人間を魔女が喰う その魔女をあたしたちが喰う
- ほむら: いい加減にしてよ!あなたを 失えばそれを悲しむ人がいるって
- ほむら: どうしてそれに気づかないの!
- ほむら: あなたを守ろうとしてた人は どうなるの!?
- キュゥべえ: まどか、キミはエントロピーって いう言葉を知ってるかい?
- まどか: 杏子ちゃん!?
- 杏子: 大丈夫…この程度屁でもねぇ…
- 杏子: あんたは呼びかけろ! 呼び続けろさやかを!
- まばゆ: やめて下さい…! どうして、こんな未来が?
- まばゆ: 暁美さんは… 鹿目さんを救いたい一心で…
- まばゆ: なのに、行き着く先が これなんて…ひどすぎる…
- まどか: 何度も何度も 失敗して悲劇を繰り返して…
- まどか: 辛かったよね? 苦しかったよね?
- まばゆ: え…
- まばゆ: どうしてそれを 知っているんですか!?
- まばゆ: あなたは、いったい…
- まどか: わたしはね…
- まどか: このフィルムの先の 未来から呼び出されたの
- まばゆ: この、先の…?
- まどか: ほむらちゃん… ごめんね
- まどか: わたし、魔法少女になる
- まどか: 今日まで魔女と 戦ってきたみんなを…
- まどか: 希望を信じた魔法少女を わたしは泣かせたくない
- まどか: 最後まで笑顔でいて欲しい
- まどか: それを邪魔するルールなんて 壊してみせる、変えてみせる
- まどか: これがわたしの祈り… わたしの願い…
- まどか: さあ、叶えてよ! インキュベーター!!
- まどかの声: 「わたしの願いは 全ての魔女を消し去ること」
- まどか: 本当にそれが 叶ったんだとしたら…
- まどか: わたしだって もう絶望する必要なんて…
- まどか: ない!
- まばゆ: 過去も書き換わっていく…
- まばゆ: タイムパラドックス…? 私たちが誘った女の子たちも…
- まばゆ: みんな、魔女になる前に 絶望する前に、救われて…
- まばゆ: これが…鹿目さんの 願いの力…?
- まどか: わたしだけじゃないの
- まどか: ほむらちゃんがこの未来に たどり着いたのは…
- まどか: わたしじゃなくて、さやかちゃん マミさん、なぎさちゃん…
- まどか: みんなの運命を 見捨てなかったから
- まどか: …あなたがそばにいたからだよ
- まどか: あなたたちが、希望を 諦めなかったからだよ
- まどか: わたしの、因果を覆す魔法は あなたたちの祈りが呼んだんだ
- まどか: ありがとう、まばゆさん
- まばゆ: 私の祈りが…?
- まばゆ: それじゃあ…私も… 絶望する必要なんて、ない?
- まどか: そうだよ、まばゆさん
- まどか: だって、あなたの祈りは この未来に繋がっているのだから
- まどか: さあ、一緒に、失われた フィルムの続きを見よう?
- まばゆ: そっか…
- まばゆ: 私…未来を変えられる
- まばゆ: 絶望なんて、しなくていいんだ
- チャキッ…
- マミ: まばゆさん、何を…
- まばゆ: 一度視た未来が変えられない… なんてあれは嘘です
- まばゆ: 最初から、未来を変える方法は 私の魔法の中にありました
- まばゆ: 私のフィルムは、私が未来を視た ことが、織り込み済みの未来
- まばゆ: だから、未来視をした 記憶を消してしまえば…
- まばゆ: 絶望の記憶を切ってしまえば…
- まばゆ: 未来は、希望に変わる!
- マミ: まばゆさんッ!!
- まばゆ: にひひひひ…
- まばゆ: やりましたよ、マミさん
- マミ: あなた、今…
- まばゆ: 私は、マミさんの目の中に視た フィルムを、切っちゃいました
- まばゆ: 私たちの未来はまだ見えない…
- まばゆ: ワルプルギスの夜との 戦いの結果は、闇の中です
- マミ: それじゃあ、大勝利の 未来を視たって言うのは…
- まばゆ: たぶん、嘘だったんでしょうね 中身はもう忘れちゃいましたけど
- まばゆ: …ごめんなさい
- マミ: ふふふ、なに言ってるの
- マミ: あなたの嘘なんて とっくの昔にわかってたわよ
- マミ: まったく、嘘をつくのが 下手なんだから
- まばゆ: あ…あははは… デスヨネー
- ほむら: 鹿目さんッ!
- まどか: ほむらちゃん!?
- まどか: だめ、こっちに来ちゃ…
- ほむら: でも…私、鹿目さんが心配でッ!
- まどか: ほむらちゃん…
- まばゆ: 鹿目さん、ここから私たちの 援護をお願いできますか?
- まどか: え、でも、わたしも…
- まばゆ: ワルプルギスの夜は 私とマミさんで大丈夫
- まばゆ: あなたは、暁美さんを 守ってあげてください
- マミ: 心配ないわ、まばゆさんの予言よ 先輩に花を持たせてちょうだい
- まどか: …わかりました
- まどか: 全力で、サポートします!
- まばゆ: ありがとうございます 鹿目さん
- マミ: それじゃあ…まばゆさん?
- まばゆ: はい…行きましょう!
- マミ: たあああああっっ!
- まばゆ: てりゃあああっっ!
- まばゆ: (私とマミさんは 一緒に空へと飛び出す)
- まばゆ: (いつもとは違う 運命の定まっていない戦い)
- まばゆ: (でも…)
- まばゆ: マミさん!
- マミの声: ええ!
- まばゆ: (私には、マミさんの動きが 手に取るようにわかる…)
- まばゆ: (マミさんにも、私の動きが はっきりとわかってる…)
- マミ: ッ!?
- まばゆ: 危ないッ!!
- まばゆ: がはっ!
- マミ: まばゆさん!
- まばゆ: 大丈夫です…
- まばゆ: (全然、大丈夫じゃ ないですけど…)
- まばゆ: (でも…!)
- まばゆ: 最後に決めるのは、マミさんです
- マミ: …ええ
- マミ: 私に、任せなさい!!
- まばゆ: (これは、私たちが共に 重ねてきた時間がなせる技で…)
- まばゆ: (これが、最後の輝き)
- まばゆ: うりゃりゃりゃりゃりゃ!!
- まばゆ: マミさん、ラストッ!!
- マミ: まばゆさん
- マミ: ありがとう
- マミ: ティロ・フィナーレ!!!!
- まばゆ: (マミさんの渾身の一撃は 私の切り裂いた血路を進み…)
- まばゆ: (消え失せた)
- マミ&まばゆ: 「きゃああっ!!」 「うわああっ!!」
- まばゆ: (砕けていく…)
- まばゆ: (私のソウルジェムが マミさんのソウルジェムと…)
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