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- FILENAME: text_521910-0.txt
- アリナ: 今日もアリナは “魔法少女が魔女になった絵”を ドローイングするビジネスを続けてる
- アリナ: アリナが求める“美”…
- アリナ: 今は、魔女になった絵を見た魔法少女たちが 自分を戒めて生きようとする姿に ソレを見出してるんだヨネ
- 「アナタのデスペア ドローイングします」
- 「奥深くに眠るフィアーと向き合えば アナタに必要な戒めが見えてくるカモ」
- フレーズに惹かれた魔法少女たちが 今日も、戒めを求めてやってくる
- アリナ: ハロー
- アリナ: 知ってる子もいるだろうケド ドローイングの対価はナッシング
- アリナ: ただ、アナタの抱えてる葛藤を アリナに見せてくれるだけでいい
- アリナ: テルミー
- アリナ: アナタはこのファクトを知って どうバーンナップするの…?
- アリナ: …………
- アリナ: (…魔女の絵のドローイングに 時間がかかるようになってきた)
- アリナ: (タイムリミットが 近づいてるのかもしれない…)
- アリナ: …………
- アリナ: (…なら、今のうちにアレに 取り掛かったほうがいいヨネ)
- コンコン
- アリナ: …ん
- 灯花: ドアなんか通らなくても 移動できるんだけど
- 灯花: ちゃーんとノックして あげたよー!
- ねむ: そんなことで 鼻を高くしないでもらいたいね
- ねむ: やあ、アリナ 調子はどうかな
- アリナ: バッドなんですケド
- アリナ: 魔女の絵のドローイングが 難しくなってきたんだヨネ
- 灯花: それはろーほーだね!
- アリナ: ワッツ?
- ねむ: 実は今日、君に話したいことが あってここへ来た
- アリナ: ウェイト なら、そこで待っててヨネ
- アリナ: これからアリナは…
- アリナ: アリナが魔女になった絵を 描くカラ…!
- FILENAME: text_521910-1_xBhEJ.txt
- みふゆ: …………
- アリナ: みふゆ? 何でもいいからコメントして
- みふゆ: …ええ、わかっています…
- みふゆ: こうして魔女の絵を見せられると
- みふゆ: 魔法少女の宿命に悩んでいた頃が 思い出されますね…
- みふゆ: …………
- みふゆ: もう、知っているとは思いますが 改めて話しますね…
- みふゆ: ワタシは、水名の旧家に生まれて 親の言う通りに生きてきました
- みふゆ: 家に縛られて育ったおかげで 自由に憧れたものでしたが
- みふゆ: “自由に過ごす”ことが どうすることかもわからないまま
- みふゆ: 夢の中だけでも自由でありたいと 願って、魔法少女になったんです
- みふゆ: …自由に夢を見る力は得ましたが
- みふゆ: 夢で見る理想と、厳しい現実は あまりにもかけ離れていて
- みふゆ: かえってそのギャップに 苦しむことになりました…
- みふゆ: そして、命がけの 魔法少女の宿命…
- みふゆ: その重さに押し潰されそうだった ワタシの唯一の心の支えは
- みふゆ: やっちゃんでした
- みふゆ: けれど…かなえさん、メルさんと 悲しい別れが続いて
- みふゆ: 魔法少女の宿命から解放されたく なってしまったワタシは
- みふゆ: マギウスの翼に入りました…
- みふゆ: そこで、たくさんの後輩たちの 運命を狂わせたんです…
- みふゆ: …この魔女の絵は
- みふゆ: 後輩たちを陥れた魔女のワタシ そのものを見ているようです…
- みふゆ: …………
- みふゆ: あの頃の罪が全て許される時は 来ないでしょう
- アリナ: …………
- みふゆ: それは構わないんです
- みふゆ: ワタシは一生を賭けて、 償うと決めていますから
- みふゆ: もう二度とこの宿命から逃げない 簡単に諦めたりしません
- みふゆ: ワタシの考える理想の姿に 少しずつ近づいて
- みふゆ: 正しい道へ、後輩たちを 導いてあげることが
- みふゆ: 年長のワタシにできる唯一の 償いだと自負しています
- アリナ: ふん… みふゆの理想の姿って何?
- みふゆ: 今よりも冷静に周りを把握できて 的確に助けることができる…
- みふゆ: そんな自分になりたいだけです
- みふゆ: なので、理想と言っても 全然大したものではなくて
- みふゆ: ワタシ自身が前向きでいるための おまじないみたいなものですよ
- アリナ: 夢見がちな子どもっぽいヨネ
- みふゆ: なっ…!? あんまりです、アリナ…!
- アリナ: でも、いいんじゃない? みふゆはみふゆのままでいてヨネ
- アリナ: それがアリナの求める“美”に 繋がるんだカラ…!
- FILENAME: text_521910-2_xBhEJ.txt
- 灯花: ふーん、わたくしが魔女になると こーんな感じなんだー?
- アリナ: リアクションが悪いヨネ
- 灯花: ウワサになったあとだもん! そんなこと言われても困るよー
- 灯花: まぁ、珍しいものを 見せてもらえたことだし
- 灯花: お礼として、わたくしのことを 話してあげないこともないよっ
- 灯花: わたくしは小さい頃から ずーっと入院しててね
- 灯花: 自由なんかなかったし
- 灯花: 本当に欲しいものは 何も与えてもらえてなかった
- 灯花: なのにパパ様も、他の人も わたくしに優しくしなさいって…
- 灯花: 与える側になれって言うから もうプンプンだったよ!
- 灯花: わたくしなんて 奪われてばーっかりだったのに!
- 灯花: だからわたくしは、宇宙について たくさん研究したんだよ
- 灯花: それだけが、わたくしの “自由”に思えてたから…
- 灯花: でもね、ういとお姉さま… あとついでにねむも…
- 灯花: みんなに会ってからは “与える”ことも悪くない
- 灯花: 天才の灯花ちゃんだからできる 役割をしようって思えたかにゃー
- 灯花: …ただ、やっぱり自由は欲しくて わたくしたちに不利のない条件で
- 灯花: 魔法少女の契約をすることに したんだけど、大失敗…
- 灯花: あの時はういとお姉さまの記憶も 大切なうい自身も失っちゃった…
- 灯花: …………
- 灯花: そのあとのことは、アリナも 知ってる話だしいいよね?
- アリナ: シュア
- 灯花: あ、別に軽く考えてるわけじゃ ないからね!
- 灯花: マギウスの翼を作って
- 灯花: 魔法少女も神浜市も巻き込んだ 責任は重いってわかってるから
- 灯花: でも、反省だけで終わる わたくしじゃないよっ
- 灯花: せっかくウワサの姿に なったんだもん
- 灯花: この宇宙に存在し続けられる限り
- 灯花: わたくしの持つ全てで ういとお姉さまを支えて
- 灯花: この宇宙も、魔法少女の平和も 守ってあげるつもり、えっへん!
- 灯花: だってだって! こーんなすごいこと
- 灯花: 天才の灯花ちゃんにしか できないもんね、くふふっ
- アリナ: そのプライドの高さだけは どうあっても変わらないワケ
- 灯花: わたくしの頭脳は世界一 なんだから、とーぜんでしょー!
- アリナ: ハイハイ
- アリナ: ま、アナタがいたから アリナも楽しめたし
- アリナ: 感謝してるヨネ
- FILENAME: text_521910-3_xBhEJ.txt
- アリナ: ヴァァァ!!
- アリナ: こんなふざけた姿が アリナの魔女!?
- アリナ: ありえないんですケド!!!
- ねむ: その反応ということは 気づいていなかったんだね
- ねむ: “それ”は、ドッペルを出す時 常にアリナの後ろに居たよ
- 灯花: 今さら気づいて憤慨するなんて… …ぷぷー!
- アリナ: 笑わないで欲しいんですケド!
- ねむ: アリナ、落ち着いて…
- ねむ: 灯花も煽らないでくれる?
- 灯花: だって面白いんだもーんっ
- ねむ: ハァ…
- ねむ: そういえば…
- ねむ: アリナが魔法少女の契約をした 当時のことは聞いたことがないね
- ねむ: この際だから、 話してもらえるかな?
- アリナ: ふん…
- アリナ: アリナは魔法少女になる前も 今も変わらない
- アリナ: 求める“美”を表現するために
- アリナ: あらゆるメソッドを試して 作品をクリエイトしてた
- アリナ: だけど、周りに勝手に 評価されるのがノイジーだから
- アリナ: 誰にも邪魔されないアトリエを 願ったんだヨネ
- アリナ: アリナはアリナがやりたいように やるだけだし
- アリナ: 理解なんてされなくていいって 思ってたケド
- アリナ: まさか一番理解不能なモノが アリナの魔女の姿だなんて…!
- アリナ: クレイジーなんですケド!
- 灯花: ある意味、アリナらしいと 思うよー?
- アリナ: シャラップ!!
- ねむ: 灯花…お願いだから 話をかき回さないでくれないかな
- 灯花: はいはい、ごめんなさーい
- アリナ: …フン
- アリナ: 魔女のビジュアルが どうだろうと関係ない
- アリナ: だってアリナが求める“美”を 満足のいくままに表現できれば
- アリナ: アリナは絶対、こんなふざけた 姿にはならないカラ!
- ねむ: 確かに、心配はいらないだろうね
- アリナ: オフコース!
- アリナ: フゥ…
- アリナ: そう…
- アリナ: アリナを掻き立てる“美”が 存在する限り…
- アリナ: アリナはアリナらしく クリエイトし続けるだけ…
- アリナ: アーッハッハ!
- FILENAME: text_521910-4_xBhEJ.txt
- ねむ: …なるほど
- ねむ: 自分の魔女の絵に、記憶を 刺激されるとは思わなかったよ
- アリナ: プリーズ アリナに詳しく話して
- ねむ: 構わないよ
- ねむ: もうこの先、君以外に 伝える人もいないからね
- ねむ: 僕は幼少時から 入院生活を送っていた
- ねむ: 家族は多忙でね、頻繁に見舞いへ 来るような人達ではなかったから
- ねむ: 病床の僕は、ひたすら物語を 生み出すことに明け暮れていた
- ねむ: それで不自由はなかったからね
- ねむ: けれど、ういとお姉さん、 ついでに灯花と出会って
- ねむ: 心の底から喜び、怒り、悲しみ 相手を気遣うことを経験して
- ねむ: 僕の環境は次第に変化していった
- ねむ: それはかけがえのないもので
- ねむ: 余命が残り僅かとわかっていても もっと一緒にいたいと願った…
- ねむ: …そんな途方もない夢物語を 考えていたことを
- ねむ: この魔女の絵を見て思い出したよ
- ねむ: …当時の僕は、可能性に賭けて 魔法少女の契約を交わした
- ねむ: 結果としては、 失敗だったけれどね…
- ねむ: ういの存在も記憶も、この手で 葬ることになったんだから…
- ねむ: …………
- ねむ: 当時のことも、マギウスの翼での 愚行も自覚している
- アリナ: …………
- ねむ: だから僕は、自らに課した 使命を全力で遂行することで
- ねむ: 償いに代えるつもりだよ
- アリナ: …ふん、罪とか償いとか アリナにはわからないケド
- アリナ: アナタが魂を削って 生み出すうわさは
- アリナ: いつもブリリアントだったから 嫌いじゃなかったヨネ
- ねむ: 褒め言葉として受け取っておくよ
- ねむ: …この姿になって、残り時間を 気にする必要はなくなったし
- ねむ: これからは、魔法少女たちの 救済に全身全霊を捧げて
- ねむ: ういとお姉さんの負担を減らせる ように行動していくつもりだよ
- アリナ: 魔法少女としてやりたいことは それしかないワケ?
- ねむ: そうだね 魔法少女としては…
- アリナ: …?
- ねむ: …………これは、 ただの独り言だけれど
- ねむ: この姿になる前に もう一度、お母さんと出かける…
- ねむ: …そんな日があっても よかったかもしれない
- アリナ: フッ、クールぶっていても やっぱりまだまだ子どもなワケ
- ねむ: むっ…
- アリナ: うわさに残る人間的なファクター アリナ的にはそそられるヨネ
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- 胡桃 まなか: …………
- アリナ: プリーズ 何でもいいからコメントして
- 胡桃 まなか: あ…はい そういう話でしたね…
- 胡桃 まなか: なかなか強烈ですね 自分の魔女になった絵は…
- 胡桃 まなか: …………
- 胡桃 まなか: コホン! まず、まなかのことを話しますね
- 胡桃 まなか: まなかの実家は歴史ある洋食屋 「ウォールナッツ」です!
- 胡桃 まなか: かつてはセレブが集う 格式高い人気店だったんですが
- 胡桃 まなか: 味は確かなのに、閑古鳥が鳴く ようになってしまったんです…
- 胡桃 まなか: オーナーシェフである父の料理を 食べてもらう機会に恵まれれば
- 胡桃 まなか: また繁盛するお店に戻るはず!
- 胡桃 まなか: だからまなかは、チャンスを 願って魔法少女になったんです
- 胡桃 まなか: その甲斐あって、父の料理の 評判は広く知れ渡りましたが
- 胡桃 まなか: 広報活動のために料理を作っても お店への客足は遠のく一方で…
- 胡桃 まなか: お店を賑わせられないのなら 何のために料理を作ればいいのか
- 胡桃 まなか: そもそも魔法少女の契約は いらなかったんじゃないか…
- 胡桃 まなか: そんなふうに考えたことを 魔女の絵を見て思い出しました…
- 胡桃 まなか: …………
- 胡桃 まなか: でも!!
- アリナ: ――っ!?
- 胡桃 まなか: まなかの料理はウォールナッツを 繁盛させるためだけじゃない
- 胡桃 まなか: 「人を笑顔にさせる」ためでも あるんです!
- 胡桃 まなか: そんな簡単なことも わからなくなっていたまなかに
- 胡桃 まなか: さなさんやつむぎさんや 莉愛先輩が教えてくれました…
- 胡桃 まなか: …ま、そもそもまなかが 料理人を志したのは
- 胡桃 まなか: 偉大な料理人である 父の料理が好きで
- 胡桃 まなか: 父のように、料理で人を 喜ばせたかったから
- 胡桃 まなか: つまり原点回帰できたんです!
- アリナ: …料理人としてはわかったケド 魔法少女になった意味、ある?
- 胡桃 まなか: もちろんです!
- 胡桃 まなか: 魔法少女になったからこそ さなさんたちと出会えて
- 胡桃 まなか: 料理の原点を 思い出せたんですから!
- 胡桃 まなか: 今は「父の味」を超えるため 日夜、研究を重ねています!
- 胡桃 まなか: お店のためだけじゃなく、料理を より究めたいと思えたのも
- 胡桃 まなか: 魔法少女になって得た 出会いのおかげですから!
- 胡桃 まなか: まなかは何も 後悔なんてしてません!
- アリナ: ふぅん 魔法少女になったことが
- アリナ: フレーバーにも、アナタ自身にも コクを生んだってワケ
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- 若菜 つむぎ: ああ…やっぱりそうなんだぁ
- 若菜 つむぎ: わかってるつもりだったけど こう突き付けられると…
- アリナ: プリーズ アナタのことを話して
- 若菜 つむぎ: うん…
- 若菜 つむぎ: うんとね、私、 食べることが大好きなんだけど
- 若菜 つむぎ: 中でも、まなかの料理は特別!
- 若菜 つむぎ: 世界で一番美味しくて とっても大好きなんだ!
- 若菜 つむぎ: だけど、まなかのお店には お客さんが全然来なくって
- 若菜 つむぎ: このままじゃ、まなかの料理を 食べ続けられないって思ったの
- 若菜 つむぎ: だから食レポとか、SNSとか 私なりに頑張って宣伝したんだよ
- 若菜 つむぎ: でも、全然効果がなくて…
- 若菜 つむぎ: まなかの料理を食べ続けるために まなかの役に立ちたい
- 若菜 つむぎ: そのために、何ができるのかを 知りたくて魔法少女になったんだ
- 若菜 つむぎ: そのおかげで、まなかに 料理の正確な感想を伝えられるし
- 若菜 つむぎ: 私はまなかの料理を 食べ続けられるし
- 若菜 つむぎ: 願い事が完璧すぎる!って あの時は毎日幸せだったな…
- 若菜 つむぎ: でもさ、まなかが料理をやめたり いなくなっちゃったりしたら
- 若菜 つむぎ: まなかの料理は食べられなくなる って気づいて…
- 若菜 つむぎ: 別の願い事がよかったかもって 後悔しちゃった時のこと
- 若菜 つむぎ: 魔女の絵を見て思い出したよ…
- 若菜 つむぎ: はぁ………… お腹空いてきたなぁ…
- アリナ: …………で?
- 若菜 つむぎ: あ、そうそう!
- 若菜 つむぎ: だからね、今は料理の感想を 伝える以外に
- 若菜 つむぎ: 料理を頑張るまなかの姿も 記録してるんだ!
- 若菜 つむぎ: まなかの格好いい姿を見れば
- 若菜 つむぎ: 私の大好きな「まなかの料理」を 知ってもらえるきっかけになるし
- 若菜 つむぎ: まなかの後継者も現れたりすれば
- 若菜 つむぎ: まなかの意思と料理の味が 受け継がれるかもしれないよね!
- 若菜 つむぎ: …って、これは私が 妄想してるだけなんだけど
- 若菜 つむぎ: そういうわけで、これからも まなかのために頑張るよ!
- 若菜 つむぎ: 何もできない私だけど それだけは使命だって思ってる!
- アリナ: ふん…食べるしか取り柄のない アナタでも、そのミッションが…
- ぐぅ~~…
- 若菜 つむぎ: あぁ…お腹鳴っちゃった… もう限界かも…
- 若菜 つむぎ: アリナさん、このアトリエって 飲食OKですか?
- 若菜 つむぎ: あ、食べるものなら 持ってきたのでご心配なく!
- アリナ: …………出て行ってヨネ
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- 「アリナのドローイングは これでエンド」
- 「デスペアを感じて さらにバーンナップするアナタたちは 最高にビューティフルだったヨネ」
- 「サンキュー」
- アリナ: ハァ…………
- アリナ: またアリナをエキサイトさせる ものを探さないといけないワケ…
- ねむ: 残念そうだね、アリナ
- アリナ: …魔女の絵を ドローイングできなくなったのは
- アリナ: アナタたちのせいだヨネ?
- 灯花: うん、そのとーり!
- 灯花: 自動浄化システムが安定して
- 灯花: 穢れを回収できるように なったからねー
- アリナ: …ふん
- アリナ: 環いろはたちを犠牲にしてまで マギアレコードが大切なワケ?
- ねむ: むっ…
- ねむ: これはお姉さんとういが 望んだことなんだ
- 灯花: そーだよ!わたくしたちは 反対だったんだから…!
- 灯花: でも…お姉さまとういが 願っていた通り
- 灯花: 穢れは安定して回収される 状態になったし
- 灯花: 魔法少女が魔女になる可能性は なくなったんだよ
- アリナ: ふぅん…で、アナタたちは これから何をするの?
- ねむ: マギアレコードに 集まってくる穢れ…
- ねむ: 魔法少女たちの記録を回収して 物語にまとめるんだ
- ねむ: ここ最近は手つかずだったから
- ねむ: しばらくは処理に追われて こちらに顔を出せなくなると思う
- 灯花: だからこーして最後に 挨拶に来たんだよ
- 灯花: アリナとは同じマギウスとして 活動してきたしね
- アリナ: …………
- 灯花: ノーリアクション!?
- アリナ: 記録を回収してまとめるだけなら 今までだって、できたはずだヨネ
- 灯花: …………
- アリナ: この宇宙で、穢れを完全に 回収できるようにするには
- アリナ: アナタたち4人が宇宙のルールに でもならないとインポッシブル
- アリナ: だからしばらく動けなくなる… …違う?
- 灯花: さすが天才アーティスト! 面白いことを考えつくにゃー
- ねむ: 本当に、少しの間 忙しくなるだけだよ
- ねむ: それじゃ、僕達は失礼する
- アリナ: …ウェイト
- アリナ: アナタたちが集めてる記録を 見るにはどうすればいいの?
- ねむ: 今は無理だよ
- ねむ: 魔法少女のことを 知ってもらうために
- ねむ: いつかは誰もが読める形に 整えるつもりではいるけれど
- ねむ: 集めた記録には、魔法少女以外の ものも含まれているから
- ねむ: 精査するにも時間がかかるんだ
- アリナ: じゃ、アリナも マギアレコードに行く
- アリナ: それなら記録を見られるヨネ?
- 灯花: えーーーー? 今のアリナじゃムーリ!
- 灯花: 天地がひっくり返ったって 不可能だよー!
- アリナ: …………
- 灯花: それじゃーね、アリナ!
- ねむ: 元気で
- アリナ: …………シーユーアゲイン
- アリナ: …………
- アリナ: (魔法少女は、イレギュラーを クリエイトできる存在)
- アリナ: (方法はわからないけど)
- アリナ: (いつか、アリナが マギアレコードに行けたら…)
- アリナ: その時は…
- アリナ: …………ハァァ…
- アリナ: どれだけブリリアントでピュアな ストーリーを見られるのか…
- アリナ: 考えただけで ゾックゾクするんですケド…!
- アリナ: …………
- アリナ: 待っててヨネ、 マギアレコード…
- アリナ: いつかアリナが たどり着いてみせるから…!
- アリナ: アーッハッハッハッ!
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