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Alina's Atelier ~Factor of Despair~ Part 3 JP Text

Jul 1st, 2024
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  1. FILENAME: text_521910-0.txt
  2. アリナ: 今日もアリナは “魔法少女が魔女になった絵”を ドローイングするビジネスを続けてる
  3. アリナ: アリナが求める“美”…
  4. アリナ: 今は、魔女になった絵を見た魔法少女たちが 自分を戒めて生きようとする姿に ソレを見出してるんだヨネ
  5. 「アナタのデスペア ドローイングします」
  6. 「奥深くに眠るフィアーと向き合えば アナタに必要な戒めが見えてくるカモ」
  7. フレーズに惹かれた魔法少女たちが 今日も、戒めを求めてやってくる
  8. アリナ: ハロー
  9. アリナ: 知ってる子もいるだろうケド ドローイングの対価はナッシング
  10. アリナ: ただ、アナタの抱えてる葛藤を アリナに見せてくれるだけでいい
  11. アリナ: テルミー
  12. アリナ: アナタはこのファクトを知って どうバーンナップするの…?
  13. アリナ: …………
  14. アリナ: (…魔女の絵のドローイングに 時間がかかるようになってきた)
  15. アリナ: (タイムリミットが 近づいてるのかもしれない…)
  16. アリナ: …………
  17. アリナ: (…なら、今のうちにアレに 取り掛かったほうがいいヨネ)
  18. コンコン
  19. アリナ: …ん
  20. 灯花: ドアなんか通らなくても 移動できるんだけど
  21. 灯花: ちゃーんとノックして あげたよー!
  22. ねむ: そんなことで 鼻を高くしないでもらいたいね
  23. ねむ: やあ、アリナ 調子はどうかな
  24. アリナ: バッドなんですケド
  25. アリナ: 魔女の絵のドローイングが 難しくなってきたんだヨネ
  26. 灯花: それはろーほーだね!
  27. アリナ: ワッツ?
  28. ねむ: 実は今日、君に話したいことが あってここへ来た
  29. アリナ: ウェイト なら、そこで待っててヨネ
  30. アリナ: これからアリナは…
  31. アリナ: アリナが魔女になった絵を 描くカラ…!
  32.  
  33. FILENAME: text_521910-1_xBhEJ.txt
  34. みふゆ: …………
  35. アリナ: みふゆ? 何でもいいからコメントして
  36. みふゆ: …ええ、わかっています…
  37. みふゆ: こうして魔女の絵を見せられると
  38. みふゆ: 魔法少女の宿命に悩んでいた頃が 思い出されますね…
  39. みふゆ: …………
  40. みふゆ: もう、知っているとは思いますが 改めて話しますね…
  41. みふゆ: ワタシは、水名の旧家に生まれて 親の言う通りに生きてきました
  42. みふゆ: 家に縛られて育ったおかげで 自由に憧れたものでしたが
  43. みふゆ: “自由に過ごす”ことが どうすることかもわからないまま
  44. みふゆ: 夢の中だけでも自由でありたいと 願って、魔法少女になったんです
  45. みふゆ: …自由に夢を見る力は得ましたが
  46. みふゆ: 夢で見る理想と、厳しい現実は あまりにもかけ離れていて
  47. みふゆ: かえってそのギャップに 苦しむことになりました…
  48. みふゆ: そして、命がけの 魔法少女の宿命…
  49. みふゆ: その重さに押し潰されそうだった ワタシの唯一の心の支えは
  50. みふゆ: やっちゃんでした
  51. みふゆ: けれど…かなえさん、メルさんと 悲しい別れが続いて
  52. みふゆ: 魔法少女の宿命から解放されたく なってしまったワタシは
  53. みふゆ: マギウスの翼に入りました…
  54. みふゆ: そこで、たくさんの後輩たちの 運命を狂わせたんです…
  55. みふゆ: …この魔女の絵は
  56. みふゆ: 後輩たちを陥れた魔女のワタシ そのものを見ているようです…
  57. みふゆ: …………
  58. みふゆ: あの頃の罪が全て許される時は 来ないでしょう
  59. アリナ: …………
  60. みふゆ: それは構わないんです
  61. みふゆ: ワタシは一生を賭けて、 償うと決めていますから
  62. みふゆ: もう二度とこの宿命から逃げない 簡単に諦めたりしません
  63. みふゆ: ワタシの考える理想の姿に 少しずつ近づいて
  64. みふゆ: 正しい道へ、後輩たちを 導いてあげることが
  65. みふゆ: 年長のワタシにできる唯一の 償いだと自負しています
  66. アリナ: ふん… みふゆの理想の姿って何?
  67. みふゆ: 今よりも冷静に周りを把握できて 的確に助けることができる…
  68. みふゆ: そんな自分になりたいだけです
  69. みふゆ: なので、理想と言っても 全然大したものではなくて
  70. みふゆ: ワタシ自身が前向きでいるための おまじないみたいなものですよ
  71. アリナ: 夢見がちな子どもっぽいヨネ
  72. みふゆ: なっ…!? あんまりです、アリナ…!
  73. アリナ: でも、いいんじゃない? みふゆはみふゆのままでいてヨネ
  74. アリナ: それがアリナの求める“美”に 繋がるんだカラ…!
  75.  
  76. FILENAME: text_521910-2_xBhEJ.txt
  77. 灯花: ふーん、わたくしが魔女になると こーんな感じなんだー?
  78. アリナ: リアクションが悪いヨネ
  79. 灯花: ウワサになったあとだもん! そんなこと言われても困るよー
  80. 灯花: まぁ、珍しいものを 見せてもらえたことだし
  81. 灯花: お礼として、わたくしのことを 話してあげないこともないよっ
  82. 灯花: わたくしは小さい頃から ずーっと入院しててね
  83. 灯花: 自由なんかなかったし
  84. 灯花: 本当に欲しいものは 何も与えてもらえてなかった
  85. 灯花: なのにパパ様も、他の人も わたくしに優しくしなさいって…
  86. 灯花: 与える側になれって言うから もうプンプンだったよ!
  87. 灯花: わたくしなんて 奪われてばーっかりだったのに!
  88. 灯花: だからわたくしは、宇宙について たくさん研究したんだよ
  89. 灯花: それだけが、わたくしの “自由”に思えてたから…
  90. 灯花: でもね、ういとお姉さま… あとついでにねむも…
  91. 灯花: みんなに会ってからは “与える”ことも悪くない
  92. 灯花: 天才の灯花ちゃんだからできる 役割をしようって思えたかにゃー
  93. 灯花: …ただ、やっぱり自由は欲しくて わたくしたちに不利のない条件で
  94. 灯花: 魔法少女の契約をすることに したんだけど、大失敗…
  95. 灯花: あの時はういとお姉さまの記憶も 大切なうい自身も失っちゃった…
  96. 灯花: …………
  97. 灯花: そのあとのことは、アリナも 知ってる話だしいいよね?
  98. アリナ: シュア
  99. 灯花: あ、別に軽く考えてるわけじゃ ないからね!
  100. 灯花: マギウスの翼を作って
  101. 灯花: 魔法少女も神浜市も巻き込んだ 責任は重いってわかってるから
  102. 灯花: でも、反省だけで終わる わたくしじゃないよっ
  103. 灯花: せっかくウワサの姿に なったんだもん
  104. 灯花: この宇宙に存在し続けられる限り
  105. 灯花: わたくしの持つ全てで ういとお姉さまを支えて
  106. 灯花: この宇宙も、魔法少女の平和も 守ってあげるつもり、えっへん!
  107. 灯花: だってだって! こーんなすごいこと
  108. 灯花: 天才の灯花ちゃんにしか できないもんね、くふふっ
  109. アリナ: そのプライドの高さだけは どうあっても変わらないワケ
  110. 灯花: わたくしの頭脳は世界一 なんだから、とーぜんでしょー!
  111. アリナ: ハイハイ
  112. アリナ: ま、アナタがいたから アリナも楽しめたし
  113. アリナ: 感謝してるヨネ
  114.  
  115. FILENAME: text_521910-3_xBhEJ.txt
  116. アリナ: ヴァァァ!!
  117. アリナ: こんなふざけた姿が アリナの魔女!?
  118. アリナ: ありえないんですケド!!!
  119. ねむ: その反応ということは 気づいていなかったんだね
  120. ねむ: “それ”は、ドッペルを出す時 常にアリナの後ろに居たよ
  121. 灯花: 今さら気づいて憤慨するなんて… …ぷぷー!
  122. アリナ: 笑わないで欲しいんですケド!
  123. ねむ: アリナ、落ち着いて…
  124. ねむ: 灯花も煽らないでくれる?
  125. 灯花: だって面白いんだもーんっ
  126. ねむ: ハァ…
  127. ねむ: そういえば…
  128. ねむ: アリナが魔法少女の契約をした 当時のことは聞いたことがないね
  129. ねむ: この際だから、 話してもらえるかな?
  130. アリナ: ふん…
  131. アリナ: アリナは魔法少女になる前も 今も変わらない
  132. アリナ: 求める“美”を表現するために
  133. アリナ: あらゆるメソッドを試して 作品をクリエイトしてた
  134. アリナ: だけど、周りに勝手に 評価されるのがノイジーだから
  135. アリナ: 誰にも邪魔されないアトリエを 願ったんだヨネ
  136. アリナ: アリナはアリナがやりたいように やるだけだし
  137. アリナ: 理解なんてされなくていいって 思ってたケド
  138. アリナ: まさか一番理解不能なモノが アリナの魔女の姿だなんて…!
  139. アリナ: クレイジーなんですケド!
  140. 灯花: ある意味、アリナらしいと 思うよー?
  141. アリナ: シャラップ!!
  142. ねむ: 灯花…お願いだから 話をかき回さないでくれないかな
  143. 灯花: はいはい、ごめんなさーい
  144. アリナ: …フン
  145. アリナ: 魔女のビジュアルが どうだろうと関係ない
  146. アリナ: だってアリナが求める“美”を 満足のいくままに表現できれば
  147. アリナ: アリナは絶対、こんなふざけた 姿にはならないカラ!
  148. ねむ: 確かに、心配はいらないだろうね
  149. アリナ: オフコース!
  150. アリナ: フゥ…
  151. アリナ: そう…
  152. アリナ: アリナを掻き立てる“美”が 存在する限り…
  153. アリナ: アリナはアリナらしく クリエイトし続けるだけ…
  154. アリナ: アーッハッハ!
  155.  
  156. FILENAME: text_521910-4_xBhEJ.txt
  157. ねむ: …なるほど
  158. ねむ: 自分の魔女の絵に、記憶を 刺激されるとは思わなかったよ
  159. アリナ: プリーズ アリナに詳しく話して
  160. ねむ: 構わないよ
  161. ねむ: もうこの先、君以外に 伝える人もいないからね
  162. ねむ: 僕は幼少時から 入院生活を送っていた
  163. ねむ: 家族は多忙でね、頻繁に見舞いへ 来るような人達ではなかったから
  164. ねむ: 病床の僕は、ひたすら物語を 生み出すことに明け暮れていた
  165. ねむ: それで不自由はなかったからね
  166. ねむ: けれど、ういとお姉さん、 ついでに灯花と出会って
  167. ねむ: 心の底から喜び、怒り、悲しみ 相手を気遣うことを経験して
  168. ねむ: 僕の環境は次第に変化していった
  169. ねむ: それはかけがえのないもので
  170. ねむ: 余命が残り僅かとわかっていても もっと一緒にいたいと願った…
  171. ねむ: …そんな途方もない夢物語を 考えていたことを
  172. ねむ: この魔女の絵を見て思い出したよ
  173. ねむ: …当時の僕は、可能性に賭けて 魔法少女の契約を交わした
  174. ねむ: 結果としては、 失敗だったけれどね…
  175. ねむ: ういの存在も記憶も、この手で 葬ることになったんだから…
  176. ねむ: …………
  177. ねむ: 当時のことも、マギウスの翼での 愚行も自覚している
  178. アリナ: …………
  179. ねむ: だから僕は、自らに課した 使命を全力で遂行することで
  180. ねむ: 償いに代えるつもりだよ
  181. アリナ: …ふん、罪とか償いとか アリナにはわからないケド
  182. アリナ: アナタが魂を削って 生み出すうわさは
  183. アリナ: いつもブリリアントだったから 嫌いじゃなかったヨネ
  184. ねむ: 褒め言葉として受け取っておくよ
  185. ねむ: …この姿になって、残り時間を 気にする必要はなくなったし
  186. ねむ: これからは、魔法少女たちの 救済に全身全霊を捧げて
  187. ねむ: ういとお姉さんの負担を減らせる ように行動していくつもりだよ
  188. アリナ: 魔法少女としてやりたいことは それしかないワケ?
  189. ねむ: そうだね 魔法少女としては…
  190. アリナ: …?
  191. ねむ: …………これは、 ただの独り言だけれど
  192. ねむ: この姿になる前に もう一度、お母さんと出かける…
  193. ねむ: …そんな日があっても よかったかもしれない
  194. アリナ: フッ、クールぶっていても やっぱりまだまだ子どもなワケ
  195. ねむ: むっ…
  196. アリナ: うわさに残る人間的なファクター アリナ的にはそそられるヨネ
  197.  
  198. FILENAME: text_521910-5_xBhEJ.txt
  199. 胡桃 まなか: …………
  200. アリナ: プリーズ 何でもいいからコメントして
  201. 胡桃 まなか: あ…はい そういう話でしたね…
  202. 胡桃 まなか: なかなか強烈ですね 自分の魔女になった絵は…
  203. 胡桃 まなか: …………
  204. 胡桃 まなか: コホン! まず、まなかのことを話しますね
  205. 胡桃 まなか: まなかの実家は歴史ある洋食屋 「ウォールナッツ」です!
  206. 胡桃 まなか: かつてはセレブが集う 格式高い人気店だったんですが
  207. 胡桃 まなか: 味は確かなのに、閑古鳥が鳴く ようになってしまったんです…
  208. 胡桃 まなか: オーナーシェフである父の料理を 食べてもらう機会に恵まれれば
  209. 胡桃 まなか: また繁盛するお店に戻るはず!
  210. 胡桃 まなか: だからまなかは、チャンスを 願って魔法少女になったんです
  211. 胡桃 まなか: その甲斐あって、父の料理の 評判は広く知れ渡りましたが
  212. 胡桃 まなか: 広報活動のために料理を作っても お店への客足は遠のく一方で…
  213. 胡桃 まなか: お店を賑わせられないのなら 何のために料理を作ればいいのか
  214. 胡桃 まなか: そもそも魔法少女の契約は いらなかったんじゃないか…
  215. 胡桃 まなか: そんなふうに考えたことを 魔女の絵を見て思い出しました…
  216. 胡桃 まなか: …………
  217. 胡桃 まなか: でも!!
  218. アリナ: ――っ!?
  219. 胡桃 まなか: まなかの料理はウォールナッツを 繁盛させるためだけじゃない
  220. 胡桃 まなか: 「人を笑顔にさせる」ためでも あるんです!
  221. 胡桃 まなか: そんな簡単なことも わからなくなっていたまなかに
  222. 胡桃 まなか: さなさんやつむぎさんや 莉愛先輩が教えてくれました…
  223. 胡桃 まなか: …ま、そもそもまなかが 料理人を志したのは
  224. 胡桃 まなか: 偉大な料理人である 父の料理が好きで
  225. 胡桃 まなか: 父のように、料理で人を 喜ばせたかったから
  226. 胡桃 まなか: つまり原点回帰できたんです!
  227. アリナ: …料理人としてはわかったケド 魔法少女になった意味、ある?
  228. 胡桃 まなか: もちろんです!
  229. 胡桃 まなか: 魔法少女になったからこそ さなさんたちと出会えて
  230. 胡桃 まなか: 料理の原点を 思い出せたんですから!
  231. 胡桃 まなか: 今は「父の味」を超えるため 日夜、研究を重ねています!
  232. 胡桃 まなか: お店のためだけじゃなく、料理を より究めたいと思えたのも
  233. 胡桃 まなか: 魔法少女になって得た 出会いのおかげですから!
  234. 胡桃 まなか: まなかは何も 後悔なんてしてません!
  235. アリナ: ふぅん 魔法少女になったことが
  236. アリナ: フレーバーにも、アナタ自身にも コクを生んだってワケ
  237.  
  238. FILENAME: text_521910-6_xBhEJ.txt
  239. 若菜 つむぎ: ああ…やっぱりそうなんだぁ
  240. 若菜 つむぎ: わかってるつもりだったけど こう突き付けられると…
  241. アリナ: プリーズ アナタのことを話して
  242. 若菜 つむぎ: うん…
  243. 若菜 つむぎ: うんとね、私、 食べることが大好きなんだけど
  244. 若菜 つむぎ: 中でも、まなかの料理は特別!
  245. 若菜 つむぎ: 世界で一番美味しくて とっても大好きなんだ!
  246. 若菜 つむぎ: だけど、まなかのお店には お客さんが全然来なくって
  247. 若菜 つむぎ: このままじゃ、まなかの料理を 食べ続けられないって思ったの
  248. 若菜 つむぎ: だから食レポとか、SNSとか 私なりに頑張って宣伝したんだよ
  249. 若菜 つむぎ: でも、全然効果がなくて…
  250. 若菜 つむぎ: まなかの料理を食べ続けるために まなかの役に立ちたい
  251. 若菜 つむぎ: そのために、何ができるのかを 知りたくて魔法少女になったんだ
  252. 若菜 つむぎ: そのおかげで、まなかに 料理の正確な感想を伝えられるし
  253. 若菜 つむぎ: 私はまなかの料理を 食べ続けられるし
  254. 若菜 つむぎ: 願い事が完璧すぎる!って あの時は毎日幸せだったな…
  255. 若菜 つむぎ: でもさ、まなかが料理をやめたり いなくなっちゃったりしたら
  256. 若菜 つむぎ: まなかの料理は食べられなくなる って気づいて…
  257. 若菜 つむぎ: 別の願い事がよかったかもって 後悔しちゃった時のこと
  258. 若菜 つむぎ: 魔女の絵を見て思い出したよ…
  259. 若菜 つむぎ: はぁ………… お腹空いてきたなぁ…
  260. アリナ: …………で?
  261. 若菜 つむぎ: あ、そうそう!
  262. 若菜 つむぎ: だからね、今は料理の感想を 伝える以外に
  263. 若菜 つむぎ: 料理を頑張るまなかの姿も 記録してるんだ!
  264. 若菜 つむぎ: まなかの格好いい姿を見れば
  265. 若菜 つむぎ: 私の大好きな「まなかの料理」を 知ってもらえるきっかけになるし
  266. 若菜 つむぎ: まなかの後継者も現れたりすれば
  267. 若菜 つむぎ: まなかの意思と料理の味が 受け継がれるかもしれないよね!
  268. 若菜 つむぎ: …って、これは私が 妄想してるだけなんだけど
  269. 若菜 つむぎ: そういうわけで、これからも まなかのために頑張るよ!
  270. 若菜 つむぎ: 何もできない私だけど それだけは使命だって思ってる!
  271. アリナ: ふん…食べるしか取り柄のない アナタでも、そのミッションが…
  272. ぐぅ~~…
  273. 若菜 つむぎ: あぁ…お腹鳴っちゃった… もう限界かも…
  274. 若菜 つむぎ: アリナさん、このアトリエって 飲食OKですか?
  275. 若菜 つむぎ: あ、食べるものなら 持ってきたのでご心配なく!
  276. アリナ: …………出て行ってヨネ
  277.  
  278. FILENAME: text_521910-7_xBhEJ.txt
  279. 「アリナのドローイングは これでエンド」
  280. 「デスペアを感じて さらにバーンナップするアナタたちは 最高にビューティフルだったヨネ」
  281. 「サンキュー」
  282. アリナ: ハァ…………
  283. アリナ: またアリナをエキサイトさせる ものを探さないといけないワケ…
  284. ねむ: 残念そうだね、アリナ
  285. アリナ: …魔女の絵を ドローイングできなくなったのは
  286. アリナ: アナタたちのせいだヨネ?
  287. 灯花: うん、そのとーり!
  288. 灯花: 自動浄化システムが安定して
  289. 灯花: 穢れを回収できるように なったからねー
  290. アリナ: …ふん
  291. アリナ: 環いろはたちを犠牲にしてまで マギアレコードが大切なワケ?
  292. ねむ: むっ…
  293. ねむ: これはお姉さんとういが 望んだことなんだ
  294. 灯花: そーだよ!わたくしたちは 反対だったんだから…!
  295. 灯花: でも…お姉さまとういが 願っていた通り
  296. 灯花: 穢れは安定して回収される 状態になったし
  297. 灯花: 魔法少女が魔女になる可能性は なくなったんだよ
  298. アリナ: ふぅん…で、アナタたちは これから何をするの?
  299. ねむ: マギアレコードに 集まってくる穢れ…
  300. ねむ: 魔法少女たちの記録を回収して 物語にまとめるんだ
  301. ねむ: ここ最近は手つかずだったから
  302. ねむ: しばらくは処理に追われて こちらに顔を出せなくなると思う
  303. 灯花: だからこーして最後に 挨拶に来たんだよ
  304. 灯花: アリナとは同じマギウスとして 活動してきたしね
  305. アリナ: …………
  306. 灯花: ノーリアクション!?
  307. アリナ: 記録を回収してまとめるだけなら 今までだって、できたはずだヨネ
  308. 灯花: …………
  309. アリナ: この宇宙で、穢れを完全に 回収できるようにするには
  310. アリナ: アナタたち4人が宇宙のルールに でもならないとインポッシブル
  311. アリナ: だからしばらく動けなくなる… …違う?
  312. 灯花: さすが天才アーティスト! 面白いことを考えつくにゃー
  313. ねむ: 本当に、少しの間 忙しくなるだけだよ
  314. ねむ: それじゃ、僕達は失礼する
  315. アリナ: …ウェイト
  316. アリナ: アナタたちが集めてる記録を 見るにはどうすればいいの?
  317. ねむ: 今は無理だよ
  318. ねむ: 魔法少女のことを 知ってもらうために
  319. ねむ: いつかは誰もが読める形に 整えるつもりではいるけれど
  320. ねむ: 集めた記録には、魔法少女以外の ものも含まれているから
  321. ねむ: 精査するにも時間がかかるんだ
  322. アリナ: じゃ、アリナも マギアレコードに行く
  323. アリナ: それなら記録を見られるヨネ?
  324. 灯花: えーーーー? 今のアリナじゃムーリ!
  325. 灯花: 天地がひっくり返ったって 不可能だよー!
  326. アリナ: …………
  327. 灯花: それじゃーね、アリナ!
  328. ねむ: 元気で
  329. アリナ: …………シーユーアゲイン
  330. アリナ: …………
  331. アリナ: (魔法少女は、イレギュラーを クリエイトできる存在)
  332. アリナ: (方法はわからないけど)
  333. アリナ: (いつか、アリナが マギアレコードに行けたら…)
  334. アリナ: その時は…
  335. アリナ: …………ハァァ…
  336. アリナ: どれだけブリリアントでピュアな ストーリーを見られるのか…
  337. アリナ: 考えただけで ゾックゾクするんですケド…!
  338. アリナ: …………
  339. アリナ: 待っててヨネ、 マギアレコード…
  340. アリナ: いつかアリナが たどり着いてみせるから…!
  341. アリナ: アーッハッハッハッ!
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