“However, it seems people excluding Sir Takatou can be protected by an automatic counterattack, but is it no more than one person?”

“It's not limited to one extra person.”

“So why not add me to those who it would protect?!”

“It’s not something that I can do consciously. Basically, the psychological damage I receive from the deaths of other people is considered an attack on me, I think” However, he couldn’t be sure that it would always keep Tomochika safe, so whenever it seemed like someone would attack her, he consciously acted in her defense.

“In short, seeing her die in front of you would be traumatic?”

“That’s right. If Dannoura died in front of me, it would be an extreme shock. So she gets protected automatically while she’s near me. Attacks against her count as attacks against me. Do you understand now?”

“Really, I wish to say that I understand less.”

“Sorry, but I don’t think I’d be very shocked if you died in front of me. So you won’t be protected automatically.”

“Could you not turn your heart more towards that of a hero?! That’s it! You need to embrace a spirit of brotherhood! I think you also lack the necessary compassion to save someone in peril right in front of you!”

“It’s not anything unique to you. The same thing goes for Carol and the others. We’re just not that close.” Though he felt awful about it himself, Yogiri didn’t think he’d be that shocked if Carol or Ryouko died in front of him. So if someone attacked them, he wouldn’t notice the killing intent and wouldn’t automatically counterattack.

-Volume 10 page 18

「しかし です よ？ 　 高遠 殿 本人 以外 も 殺意 感知 自動 反撃 対象 に できる という こと の よう です が、 それ は 一人 だけ という こと なので ござる か？」 「別に 一人 限定 って わけ じゃ ない けど」 「では 拙者 も 対象 に し て いただい ても よい のでは!?」 「これ は 俺 も 明確 に 意識 し て でき てる こと じゃ ない ん だ よ。 要は 他人 が 死ぬ こと によって 俺 が 受ける 心理的 な ダメージ も 俺 への 攻撃 と 見 做 さ れる って こと な ん だ と 思う」 　 しかし、 確実 に 守れる とは 言い 切れ ない ので、 知 千 佳 が 攻撃 を 喰らい そう で あれ ば 夜霧 は 念 の ため 盾 に なる よう に 動い て いる の だ。「つまり、 目 の 前 で 死な れ たり する と トラウマ に なる からと いう こと で ござる か？」 「そういう こと。 壇ノ浦 さん が 死ん だら、 俺 は ものすごく ショック を 受ける と 思う。 だから 俺 の そば に いる と 勝手 に 守ら れ てる。 壇ノ浦 さん への 攻撃 は、 俺 を 攻撃 し た のと 同じ よう な こと に なる。 ここ まで 説明 すれ ば わかる だろ」 「あえて わから ない と 言い たい ので ござる が」 「悪い けど、 俺 は 花川 が 目 の 前 で 死ん でも あんまり ショック を 受け ない と 思う ん だ。 だから 花川 が 勝手 に 守ら れる こと は ない」 「もうちょい ヒーロー っぽい 言動 を 心がけ て もらえ ない で ござる かね!?　 博愛！ 　 そう！ 　 ヒーロー には 博愛 の 精神 が！ 　 目 の 前 の 困っ て いる 人 を 見捨て ない 慈悲 の 心 が 必要 だ と 思う ので ござる が！」 「別に 花川 に 限っ た こと じゃ なく て、 キャロル とか でも 同じ だ よ。 そんなに 親しく も ない し」 　 自分 でも ひどい とは 思う が、 諒子 や キャロル が 目 の 前 で 死ん でも それほど ショック は 受け ない だろ う と 夜霧 は 思っ て い た。 　 つまり、 何者 かが 彼女ら を 攻撃 し た 際 に 夜霧 は それ を 感知 する こと が でき ず、 自動的 に 反撃 する こと も ない の だ。

-Volume 10 pages 24 and 25