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- 義昭は信長と京都奉行を招き、感謝と労いのため能楽を行った。
- 信長 (討たれて失せし身の)
- はあ
- 儂はお前の子になることにして
- 信長…
- 聞こえるか、信長
- この儂は将軍である
- 御意
- 将軍だが、お前にやる褒美一つない無力な将軍だ
- だから、感謝の印に将軍がお前の子になるのだ
- 恐れながら…
- 何じゃ
- めでたき祝賀の能を、ご覧くださりませ
- へったな能じゃ!止めさせ!
- つまらぬぞ!止め!下がれ!
- 信長
- 恐れながら!
- 控え
- 恐れながら、我が親方様の名前を呼び捨てにされるのは…
- 控えよ!
- ははあっ
- 将軍様、この信長に何か申したき儀がおありになるのか
- 下手な能など見るより、我が父織田弾正の中の舞を親と子の固めの宴に披露致せ
- 恐れながら…
- 将軍が我が父信長の舞を所望じゃ
- なりませぬ!
- 良いではないか、なぜならぬ
- なりませぬ。恐れながらお言葉が過ぎまする
- 構わん。15代将軍足利義昭様が、儂の子になると申されておる。めでたいことじゃ
- ご所望とあらば一差し舞うも一興
- 「人間五十年化天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」
- ぱちぱちぱち!
- 親方様!何と素晴らしい!!なんとどでかいお人でございましょう!すごー、ぇいたっ!
- うるさい!場をわきまえよ!
- いや、これは失礼いたしました
- 京都奉行など、秀吉殿に務まるのでしょうか
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