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- #7/19 midday, Ryuji and Mishima
- R
- 忙しくて、勉強どころじゃなかったし…
- R
- 点数悪いの、俺のせいじゃねえよな?
- >その通りだ
- お前のせいだ
- ……
- R
- だろ?
- R
- つか、そんなことより!三島さぁ…
- Mishima
- ネットのことで話がある、だろ?
- R
- ああ。ぶっちゃけ聞くけど、お前、メジエドの生体とか知らぬ?
- Mishima
- いきなりすごいとこ突いてくるね。
- Mishima
- まあ、メジエドと怪盗団のニュース、盛りあがってるからね。
- Mishima
- 昔は義賊だったらしいけど、今は私欲に塗れたテロ集団…
- Mishima
- …ってことくらいかな。
- R
- そうか…
- Mishima
- メジエドの実態を知ってるヤツなんてどこ探してもいないと思うよ?
- Mishima
- まあ、でもこの夏は盛り上がりそうだな。怪盗団の世界デビュー戦だろ?
- R
- お前なあ…
- Mishima
- オレは怪盗団を応援するけどね。掲示板でも煽るつもりだし。
- Mishima
- 話、終わりでいいかな?それじゃあ。
- M
- 収穫ナシか…
- R
- 他のヤツ、どうなんだろ?
- #im
- R
- 三島ダメだったお前らは?
- Makoto
- お姉ちゃんに聞いてみたけどまあり詳しくないみたい
- Makoto
- サイバー犯罪は専門じゃないしね
- A
- 私も調べてみたけどダメ
- A
- てか、とっかかりが無さすぎだよね
- Y
- 相手が神出鬼没すぎる
- #end IM
- R
- 全滅か…
- M
- メジエドか。
- M
- ワガハイたちだけで手に負える相手じゃなさそうだな…
- #back at the Futaba trash den
- Futaba
- 「なんもかもうまくいってねーってこと?きびしー」…だって。
- Futaba
- ぐふふ…
- Futaba
- メジエドの手がかり、な…
- #at school
- M
- 正体不明じゃ、こっちも動きようがないな…かとなしく向こうが動くのを待つか…
- #at fortune teller
- Fortune teller
- あ、この前の<name>さん。
- Fortune teller
- 覚えてますよー。変わった運命をお持ちでしたからね。
- Fortune teller
- まぁ、座ってください。
- Fortune teller
- 「ホーリーストーン」購入ですね。10万円で運命が変わりますよ!
- M
- 10万か…これなら運命を変えるどころか前の小遣いよりスゴいラッキーもあんじゃね?
- M
- 買うんだったら、今日はさっさと帰って効果を確かめようぜ。
- M
- 10万だけど、とうする?
- >買う
- やめておく
- Fortune teller
- ありがとうございますー。
- Fortune teller
- はい、ではこれ。
- Fortune teller
- 当然ですよねー。不幸を避けるにはこれしかないんですから。
- Fortune teller
- すでに幸福オーラはチャージしてありますので今から効果ありますよー。
- Fortune teller
- 3日に1度、月の光をチャージすることを忘れないでくださいねー。
- Fortune teller
- では、運命がどうなったか占うのでまた今度、来てください。
- Fortune teller
- それではー。
- 家に帰ろう…
- #back at leblanc
- Sakura
- 帰ったか。
- Sakura
- 俺ももう上がろうと思ったんだが、忘れ物しちまってなぁ。
- Sakura
- ってく、歳を取るとこれだから…
- M
- 前はゴシュジンが宝くじ当てたんだよな。
- M
- 今度はどんな幸運がやってくるんだろうな?
- M
- なんたって10万円も払ったんだ!この「ホーリーストーン」には…アデデッ!!
- M
- いってーな!カバンの中、なんかザリザリしてるぞ!!
- M
- ったく、整理しろよな!なんなんだ?この小石。いっぱい…
- M
- …おい、<name>。嫌な予感がするぞ。
- Sakura
- おーい、ちっと留守番…
- M
- い、石が…粉々だ!
- Sakura
- なんだなんだ、騒がしいな。
- M
- しょっぺえ!おい、これ塩だぞ、塩!
- M
- 「ホーリーストーン」、塩だぞ!
- Sakura
- …<name>?どうかしたか?
- >塩だった…
- しょっぱい話だ
- Sakura
- あ?お前、エスパーか?
- Sakura
- そうなんだよ、塩だ塩。
- Sakura
- 切れてたからな、ちょいと買ってくるわ。
- M
- ふむ…これは岩塩というやつだな。ゴシュジンが削ってたことがあるぞ。
- M
- そうか!「ホーリーストーン」があれば料理の腕が上がるということだな!
- >違う
- 上がってどうする
- 詐欺だった
- M
- む…?じゃあなんなんだ?
- M
- …というか、運命が変わるって話だったよな?料理、関係ねーじゃねーか!
- M
- 「ホーリーストーン」は、ニセモンか!
- M
- あの占い師…チハヤ、だったよな。
- M
- オマエが事件に巻き込まれてるって言い当てたし、タダモンじゃない感じするが…
- M
- …とりあえず、文句言ってやろうぜ!
- 御船千早から買ったホーリーストーンは偽物だったようだ。
- どういうつもりなのか、話を聞きに行こう…
- #velvet room
- Caroline
- 問題が山積みだな、囚人。
- Justine
- この状況下でも安眠を獲得するとは、よほどの大物か…馬鹿なのか。
- Igor
- 「姿なき姿」の者か。
- Igor
- 大変なヤカラに目をつけられたものだな。
- >メジエドのことか?
- 皆が騒いでいる
- Igor
- フフ…「正義」の水掛け論…楽しませてもらっている。
- Igor
- だが、それも間もなく終演を迎えるだろう。思わぬ戦力の出現によって…ね。
- Igor
- 難敵の討伐もまた、更正の一環である。どうか乗り越えてくれたまえ。
- Igor
- お前は、力を磨き…立派な「賊」になるのだから…
- #train station
- Goro
- すっかり夏だね。少し歩いただけで汗かいちゃうね。
- Goro
- まさか、メジエドが怪盗団にかみつくなんてね。今年は面白い事ばかり起きるよ。
- Goro
- 怪盗団の影響力は、本当に計り知れないな…正直、侮ってたよ。
- Goro
- この騒動、世間の人はどう思ってるんだろう。楽しんでるのかな?それとも迷惑してる?
- 楽しんでる
- >迷惑してる
- Goro
- 良識ある人はそう答えるだろうね。ひょっとして君の意見も含まれてるのかな?
- Goro
- まあ、大多数の人間は思考するのを止めて面白がってるんだろうけどね…
- Goro
- これが大衆の心理か…
- Goro
- …って、話しこんでる場合じゃないな。最近は取材ばかりで、出席日数がまずくてね。
- Goro
- 貴重な意見をありがとう。じゃあ、またね。
- #in class, IM
- M
- おい、携帯呼んでたぞ。
- 知らないアカウントから大量にメッセージが届いている…
- Ali Baba
- はじめまして
- Ali Baba
- 私はアリババという者だ
- Ali Baba
- ひとつ、尋ねる
- Ali Baba
- 君は怪盗だな?
- Ali Baba
- 本当に心を盗めるのか?
- M
- 誰だこいつ?なんで、怪盗だと知ってんだ?
- M
- 仲間のいたずらか?
- Ali Baba
- 心を盗んでほしい人間がいる
- Ali Baba
- タダとは言わない取引をしよう
- Ali Baba
- メジエドのことが知りたいんだろう?
- Ali Baba
- 改心が成功すればメジエドの情報を渡す
- Ali Baba
- 君たちが望めば、片付けることも可能だ
- Ali Baba
- 私の腕を信じていないか?
- Ali Baba
- 私はこのようにアカウントを探り当てることができる
- Ali Baba
- いま提示できる証拠はこの程度だが
- Ali Baba
- 必要な道具はこちらで用意した
- Ali Baba
- 楽しみに待て
- M
- 返信した方がいいんじゃないか?
- どう返信しようか…?
- 誰だ?
- >人違いだ
- イタズラ?
- 人違いだ
- エラーメッセージが出た。アカウントが見つからないらしい…
- M
- ん?返信できないのか?
- M
- よく分からんが、みんなに知らせた方がよさそうだな…
- #at the hideout
- R
- 「心を盗む」って、バレてるよな、これ?
- Makoto
- みたいね…
- Y
- どうしてバレた?
- Makoto
- チャットのログを辿られたのかも…
- Y
- 迂闊だったな…
- Makoto
- でも、そんなことぐらいでここまで詳細に…?
- Y
- 要因は別にあるというのか?
- Makoto
- うん、分かんないけど、何となく、そんな気が…
- A
- ねえ、他人のチャットログって簡単に見れたりするの?
- Makoto
- 私も、そんなに詳しくないけど…できなくはないんじゃないかな?
- R
- どうやって?
- Makoto
- 携帯のデータを抜き取るとか…
- A
- 返信しようとしたらエラーって、どういう事?
- Makoto
- うーん…送信先が存在しないとか?
- R
- そんなことできるのか?
- Makoto
- 全部私に訊かないでよ。詳しくないんだってば。
- Y
- おい、それはもしかしてハッキングというやつじゃないのか?
- R
- ってことは、こいつ、ハッカー!?
- M
- ハイテクはワカラン!要するに、どういう事だ?
- A
- 正体不明のハッカーがコンタクトしてきたのよ!
- M
- なるほど、よく分からん…
- Y
- じゃあ、こいつがメジエドか?
- Makoto
- 違うでしょう。「メジエドを片付ける」って言ってるし。
- Makoto
- 言葉を鵜呑みにすれば、だけど。
- Y
- 確かにな…
- R
- こいつ、仲間にしたらよくねえ?
- Makoto
- 素性も何も分からないのよ?信用できないわ。
- R
- 悪くねえ取引だと思うけどな…
- Y
- アリババが悪党でもか?そんな奴に手を貸すのは御免だぞ。
- R
- あ、そっか。そりゃダメだな…
- M
- 「必要な道具を用意した」ってのも意味不明だぞ。
- A
- もしかして、ただのイタズラ?
- Makoto
- イタズラにしては妙に知り過ぎてる。
- A
- 正体がバレてるなら、私たち、捕まっちゃったりしない?
- Makoto
- いや、通報したいなら、とっくにしてると思う。
- Y
- 何らかの目的があるに違いない。現に取引を持ち掛けてきただろ?
- Y
- 必ず向こうから連絡が来るさ。
- Makoto
- その連絡が、いつ来るか分からない。
- Makoto
- もしものとき、すぐ動けるように、今日は一緒にいたほうがいいわ。
- A
- そうだね。
- A
- 隠れて長時間待てる場所…
- Makoto
- ルブランは?
- #leblanc
- Sakura
- …おう。なんだ、揃って?
- A
- こんばんは。
- A
- 今日は夏休みの計画でも、練ろうかと思って。
- Sakura
- ん?そちらのお嬢さんは初めて?
- Makoto
- 初めまして、新島真です。お邪魔します。
- R
- ウチの生徒会長なんスよ。
- Sakura
- 新島…?
- Makoto
- どうかしましたか?
- Sakura
- …いや、なんでもねえ。
- Sakura
- 生徒会長サンとは驚いた。こいつをよろしくお願いします。
- Sakura
- 佐倉惣治郎。マスターで構わんよ。
- Sakura
- それ、お前宛だぞ。
- Sakura
- オッサンはお暇するわ。
- Sakura
- じゃ、店、よろしくな。
- #at table
- TV
- 先日、声明を発表して注目されていたハッカー集団「メジエド」の続報です。
- TV
- 先程、メジエドのホームページに新たな声明が発表されました。
- TV
- メジエドは声明で、怪盗団に対する勝利宣言を発表しました。
- TV
- 更に、怪盗団を称賛する一部の日本国民に対し称賛を止めるよう、警告を発しています。
- TV
- メジエドの今後の動向が注目されます。
- R
- って英語じゃねーか!
- A
- えっと…
- A
- 「我々の質問に怪盗団は沈黙した。これで我々の正義が証明された」
- A
- 「日本の大衆よ、目を覚ましなさい。あなたたちは怪盗団を崇拝してはいけない」
- R
- はぁ!?ざけんなっ!
- Y
- 最後まで聞け。
- A
- 「怪盗団を崇拝する社には罰が下るだろう。その罰とは財産の没収です」
- A
- 「私たちはメジエドです。見えない存在です。姿がない姿で悪を倒します」
- A
- …だってさ。
- R
- どういうことだよ!?
- Makoto
- 怪盗団のシンパをターゲットにするって言ってる。
- Y
- 財産の没収か…
- Makoto
- 銀行か、もしくは個人情報か…なんにせよ嬉しくないことでしょうね。
- R
- そこでなんで俺らがやり玉になるわけ?
- Makoto
- あくまで怪盗団が悪ってことにしたいんじゃない?
- Makoto
- 怪盗団さえいなければこういうことは起こらなかったって。
- R
- 冗談じゃねえよ。
- M
- 厄介な奴らに狙われたもんだ…
- A
- このまま、ほっとくしかないの…?
- Y
- 俺たちじゃ手も足も出ない…
- R
- おいコレ、何の手紙だよ?
- R
- これ以上面倒なもんはゴメンだぜ。
- M
- 珍しいよな、オマエ宛なんて。
- #calling card comes out
- M
- 予告状…?
- A
- 他には!?
- A
- てか、誰から来たのコレ?
- Makoto
- そもそも切手がないじゃない。誰かが、ここへ直接投函したのよ…
- Y
- もしや、アリババが…?
- M
- そう言えば、「必要な道具」を用意したとか何とか…
- M
- まさか…これのことか!?
- R
- もう、どうなってんだよ…
- Makoto
- 今、私たちにできることは、アリババからの指示を待つことくらい。
- Makoto
- いつ何が起きてもいいように、気持ちを引き締めて待機しないと。
- A
- 参ったね…
- #in class
- M
- 携帯が呼んでるぞっ!
- R
- アリババから連絡来たか?
- M
- リュージかよ…
- R
- まだ?
- R
- 来たら、そっこ一教えろよ
- #in class again
- M
- またリュージか?落ち着きのないやつだ。
- Ali Baba
- ごきげんよう
- 誰だ?
- >何の用だ?
- ごきげんよう
- 何の用だ?
- Ali Baba
- 今日は応答があったか
- Ali Baba
- 改めて私がアリババだ
- Ali Baba
- 君が怪盗団のリーダーだな?
- >人違いだ
- そうだ
- お前は誰だ?
- 人違いだ
- Ali Baba
- いや、私にはわかっている
- Ali Baba
- 予告状は受け取ってくれたな?
- M
- やっぱり、こいつだったか…
- Ali Baba
- 今、学校か?
- 授業中だ
- 違う
- >お前は誰だ?
- お前は誰だ?
- Ali Baba
- 何度でも答えよう
- Ali Baba
- アリババである
- Ali Baba
- さて、予告状は用意した
- Ali Baba
- いつ盗んでくれるのかな?
- 何のことだ
- 誰から?
- >お前は誰だ?
- お前は誰だ?
- Ali Baba
- 何度でも答えよう
- Ali Baba
- アリババである
- Ali Baba
- 予告状があれば盗めるのではないのか?
- M
- 教えてやれ。
- M
- 「ターゲットの名前」が必要だと。
- >ターゲットの名前は?
- フルネームがないと無理
- ターゲットの名前は?
- Ali Baba
- …そんな情報が必要なのか?言わなければ無理なのか?
- >無理だ
- 教えろ
- 無理だ
- Ali Baba
- …そうか
- Ali Baba
- たしかに予告状に書いてあったな
- Ali Baba
- 待て
- Ali Baba
- わかった、教えよう
- Ali Baba
- 「佐倉双葉」たしかそんな名前だった
- Ali Baba
- やらなければ君の名前を世にさらし通報する
- Ali Baba
- では頼むまた、改心後に
- 待ってくれ
- >「佐倉双葉」とは?
- お前は誰だ
- 「佐倉双葉」とは?
- エラーメッセージが出た。アカウントが見つからないらしい…
- M
- 脅迫するだけして、切りやっがった!
- M
- それにしても…佐倉?どっかで聞いたような…
- M
- とりあえず、みんなに報告するか。
- #at hideout
- R
- やらないと通報って、マジヤバイだろ…
- A
- 「佐倉双葉」…?
- Makoto
- 佐倉ってたしか…
- A
- マスターの苗字!
- Y
- マスターにご家族は?
- M
- いたっけ?
- R
- どうなってんの!?大らかすぎんだろ!
- R
- 普通なんか紹介とか挨拶とかねえの?居候なんだろ?
- Y
- まあ事情が事情だからな…
- Makoto
- 予告状が届いたのもマスターの家だし、関係があると考える方が自然よ。
- Makoto
- アリババが「どこの佐倉双葉」か、言わなかったことも理由の一つ。
- Makoto
- 名前だけで十分だと思っているんじゃない?
- M
- そういうことか。
- Makoto
- 近くにいる誰かの仕業と考えるのが、妥当じゃないかしら。
- A
- なるほど。
- Makoto
- アリババが携帯のアカウントを、どうやって突き止めたかはわからない。
- Makoto
- ただ、チャットで命じてくるというのは、からかわれている気がしないでもないわ。
- R
- イタズラってことか?
- Makoto
- 要求が、どうもね…
- Makoto
- 「正体をバラされたくなければ金を払え」これならわかる。
- Makoto
- でも、理由も言わず「心を盗め」でしょ?
- Y
- 試されてるのか?
- Makoto
- とにかく、佐倉双葉に関しては、マスターに一度聞いてみるべきだと思う。
- M
- それがいいだろうな。
- M
- 今出来ることはそれくらいだし、ゴシュジンも心当たりがあるかもしれない。
- Makoto
- 私は念のため、学校の名簿を調べてみる。
- Y
- 慎重に頼むぞ。マスターに正体を悟られないようにな。
- #at leblanc
- Sakura
- ん?どうした?
- >佐倉双葉って?
- 佐倉双葉を紹介して
- Sakura
- …お前、なんで知ってるんだ。
- Sakura
- 関係ねえだろ。
- Sakura
- 帰る。店閉めとけ。
- M
- こりゃ、ビンゴだな。
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