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問11 次のイ、ロ、ハ, この記述のうち、附属機器について正しいものはどれか。
イ、液ガス熱交換器は、凝縮器から出た高温冷媒液と蒸発器から出た低温冷媒蒸
気との間で熱交換させで、冷媒液の過冷却度と圧縮機吸込み蒸気の過熱度を適
度に調節するのに使用され, フルオロカーボン冷凍装置およびアンモニア冷凍
装置で一般的に使用される。
ロ,冷媒循環液ポンプは、大形冷凍装置に装備した冷媒液強制循環式蒸発器にお
いて、冷媒を強制循環させるために用いられる。冷媒循環量は一般に蒸発量の
10倍以上にする。
ハ、開放形圧縮機を用いた大形低温用冷凍装置の場合, 低圧側の運転圧力が大気
圧力以下になると、不凝縮ガスが冷媒系統に侵入することがある。そこで、不
凝縮ガス分離器(ガスパージャ)を使用し不凝縮ガスが運転中に凝縮器にたま
ることを利用して、冷媒をまったく逃がさずに不凝縮ガスだけを取り出すこと
ができる。
ニ, 液分離器は、冷凍装置の蒸発器から圧縮機の間に設けられ、装置の大きな熱
負荷変動などによって, 圧縮機吸込み蒸気に冷媒液または冷媒液適が混入しな
いように,液を分離して蒸気だけを圧縮機に吸い込ませ、液戻りによる圧縮機
の事故を防ぐことができる。

A Notes