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Oct 21st, 2017
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  2. 東京都清瀬市の産婦人科・内科・小児科:医療法人社団 宇都宮病院
  3. 〒204-0021 東京都清瀬市元町1-4-41
  4. 電話:042-491-0103
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  6. ■赤ちゃんについての質問 トップページに戻る/よくある質問に戻る
  7.  
  8. ■気温が低く、乾燥しやすい季節。だけど赤ちゃんは暑がりっていうし、暖房もどれくらいに設定すればいいの?
  9. ■赤ちゃんの肌がカサカサしています。どんなケアが必要ですか?(生後0カ月)
  10. ■1カ月健診よりも前に病院へ行く必要があるのは、どんな時ですか?
  11. ■赤ちゃんはなぜ、大人と一緒のお風呂に入らず沐浴させるのですか?大人と同じ湯船にいれてはいけないのですか?(生後0カ月)
  12. ■鼻がグズグズしています。風邪でしょうか?病院に行くべきでしょうか?
  13. ■赤ちゃんのおへそのお手入れは、いつ頃までするものなのですか
  14. ■布おむつを使っておしりが赤くなっています。おむつかぶれでしょうか。紙おむつに替えたほうがいいですか?(生後1カ月)
  15. ■頭の形がいびつな気がします。大きくなれば直るものなのでしょうか。(生後0カ月)
  16. ■便の色が日によって違います。ミルクしか飲んでいないのに大丈夫ですか(生後1カ月)
  17. ■体温がいつもだいたい37.4度です。赤ちゃんの体温は高いといいますが、何度までなら病気じゃないのですか?(生後1カ月)
  18. ■赤ちゃんの頭に黄色いかさぶたのようなものがあります。どんなケアが必要ですか(生後0カ月)
  19. ■泣いてばかりいるので、起きているときはほとんどダッコしています。抱き癖がついてしまいますか?(生後2カ月)
  20. ■赤ちゃんのうんちはゆるいといいますが、下痢との判断はどこで見分ければいいのでしょうか(生後1カ月)
  21. ■少しずつまとめて寝てくれるようになりましたが、昼間のほうがよく寝ます。夜型になってしまいますか?(生後2カ月)
  22. ■外気浴はいつ頃からどうやって始めれば良いのでしょうか?(生後1カ月)
  23. ■夏の暑い日は、肌着だけで過ごしてもいいでしょうか。(生後3カ月)
  24. ■生まれた時3800gでした。このまま太ってしまうことはありませんか?(生後0カ月)
  25. ■汗っかきなので、夏は、シャワーで汗を流していましたが、涼しくなってきたらやめたほうがいいでのでしょうか。
  26. ■へその緒が取れた後、おへそがジクジクして赤い肉の塊のようなものができてしまいました。受診は必要ですか?ケアの方法は?
  27. ■よく向き癖といわれていますが、反対をむかせるようにした方がいいのでしょうか(生後3カ月)
  28. ■黒目が寄ったままなのですが、ずっとこのままなのでしょうか(生後2カ月)
  29. ■おっぱいを飲ませるのに、いつも30分ぐらいかかるのですが、長すぎますか?(生後1カ月)
  30. ■うんちの色が日によって違います。赤ちゃんのウンチは、どんな色だと病気ですか?
  31. ■早産のため、低体重児でうまれました。当然他の子より小さいのですが、いつごろおいつきますか?(生後0カ月)
  32. ■赤ちゃんが母乳かミルクどちらかしか飲まなくなったりしないでしょうか。
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  35. ■気温が低く、乾燥しやすい季節。だけど赤ちゃんは暑がりっていうし、暖房もどれくらいに設定すればいいの? 一番上へ▲
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  37. 赤ちゃんに快適な環境というのは、冬なら24~25度、湿度は、60~70%です。暖めすぎはかえって汗をかくので湿疹の原因に。赤ちゃんの背中に手を入れてみて汗をかいていないか、手足が冷たくなっていないか等をみてあげれば、それが目安になります。
  38. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年1月掲載分
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  40. ■赤ちゃんの肌がカサカサしています。どんなケアが必要ですか?(生後0カ月) 一番上へ▲
  41.  
  42. 赤ちゃんの産まれた直後の皮膚というのは、いったんはがれ落ちるものなのです。新生児はその皮が残っていることがよくあるので、その場合は心配ありません。皮膚全体に皮が白くむけるような感じででてくるので、知らないと荒れているのではないかと心配するお母さんもいますが、それは、沐浴などで洗って徐々におとしてあげれば、きれいになります。他には、皮膚の表面の脂肪分が減ってきてカサカサしているということも考えられます。その場合には、皮膚の乾燥を防ぐ軟膏や市販のベビーローションをお風呂あがりに塗って様子を見てみましょう。それでもカサカサがひどくなったり赤くなるようでしたら、小児科の先生に診てもらうのが良いでしょう。
  43. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年1月掲載分
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  45. ■1カ月健診よりも前に病院へ行く必要があるのは、どんな時ですか? 一番上へ▲
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  47. まず、考えられるのは、半日以上機嫌の悪い時です。原因としては、熱をだしたとき、呼吸が普段と違って苦しそうな時、ミルクの飲みが悪かったり大量に吐いた時便がおかしかったり尿が半日以上でないときなどがあります。こういった症状が見られたら、小児科にまず、電話をいれましょう。どの程度の症状なのかを話し、どうすれば良いか先生と相談して、必要なら病院へいきましょう。産後まもなくで、まだ知っている小児科がどうしてもみつからなければ、自分がかかっていた産婦人科でも構いませんし、産婦人科で小児科を紹介してもらえないかきいてみてもいいでしょう。
  48. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年1月掲載分
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  50. ■赤ちゃんはなぜ、大人と一緒のお風呂に入らず沐浴させるのですか?大人と同じ湯船にいれてはいけないのですか?(生後0カ月) 一番上へ▲
  51.  
  52. 生後1カ月くらいは、赤ちゃんを雑菌から守ると言う意味でベビーバスを使うのです。ですからそれまでは、一緒に入ってはいけないということではなく清潔であれば、大人と一緒に湯船に入っても構わないと思います。通常、一番湯はよくないと思われがちしですが、大人が入った後のお湯よりは、清潔さを優先します。お湯の温度は、約38度~40度と、赤ちゃんに合わせ、大人用の入浴剤は、使わないで下さい。
  53. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年2月掲載分
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  55. ■鼻がグズグズしています。風邪でしょうか?病院に行くべきでしょうか? 一番上へ▲
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  57. 1カ月健診の10人に3,4人ぐらいのお母さんから鼻がゼコゼコしてて気になると相談されます。ですから決して珍しいわけではありません。生後1カ月の赤ちゃんの鼻は、空気の通り道がとても狭いので、ゼコゼコ音がいやすく、どうしても気になるのです。しかし実際は、かぜなどの病気でないことがほとんどです。病院にいかなくてはならないという目安は、息がつまって息がとても苦しい状態だとか、ミルクやおっぱいの飲みが悪くなるほどだと言う時です。そういう場合は小児科などに相談して受診するべきがどうかを判断してもらいましょう。
  58. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年2月掲載分
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  60. ■赤ちゃんのおへそのお手入れは、いつ頃までするものなのですか 一番上へ▲
  61.  
  62. 基本的には、おへそがグジュグジュしたり、出血しなくなって乾燥するころまでです。それがだいたい生後2週間から1カ月ほどなのです。それまではおへそが膿んでしまったりそこから感染などしないよう、綺麗に消毒してあげます。1カ月になるころまでは、手入れして1カ月健診のときにもうしなくてもいいかどうか診てもらうとよいでしょう。
  63. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年3月掲載分
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  65. ■布おむつを使っておしりが赤くなっています。おむつかぶれでしょうか。紙おむつに替えたほうがいいですか?(生後1カ月) 一番上へ▲
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  67. 赤ちゃんがおしっこをしたまま少し時間をおいた場合、ムレて赤くなりやすいのはどちらかというと布おむつのようです。おむつ替えのとき赤ちゃんのおしりの皮膚をよく乾燥させて、それからおむつをしてあげてください。また昼間は布おむつで夜だけ紙おむつにするという方法もあります。それでもひどくなるようなら小児科で診てもらいましょう。おむつかぶれの一番の原因はムレるころなので、布をすぐに紙にかえればいいということではなくて、赤ちゃんの肌の弱さやムレないことなども考えたうえで、こまめなおむつ替えをこころがけましょう。
  68. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年3月掲載分
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  70. ■頭の形がいびつな気がします。大きくなれば直るものなのでしょうか。(生後0カ月) 一番上へ▲
  71.  
  72. 産まれる前の赤ちゃんは、頭蓋骨が大人のように丸く1つになっているのではありません。狭い産道を通りやすくする為に、ブロックごとにバラバラになっている応変機能があるので頭がいびつな子は多いのです。骨は、産まれた後徐々にくっついてくるので、お座りをするころ目立たなくなりますし、1歳までは気にする必要は、ありません。寝かせっぱなしや向きグセの為に、頭の形が悪くなるという心配もいりません。それでもあまりにもいびつで気になるようでしたら、骨が早く融合してしまっていることもあるので、小児科で見てもらいましょう。定期健診のついでに相談してみるのもいいと思います。
  73. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年4月掲載分
  74.  
  75. ■便の色が日によって違います。ミルクしか飲んでいないのに大丈夫ですか(生後1カ月) 一番上へ▲
  76.  
  77. 生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ何も食べていないのに、胎便という真っ黒な便をします。それが、緑などに移行してきて、最後に黄色っぽくなるのです。便の色は、便がお腹に入っていた時間の長さによっても違います。1日に何度もミルクのたびに出ていたのが1カ月頃から1日の便の回数が減ってきます。ですからこの頃に薄緑や濃緑、または、黄色などに変化しても心配はいりません。心配な便は、やはり赤い便。そして色だけではなくにおいも注意しましょう。普段と違ってすっぱいとか腐った臭いとかです。いつもと違う様であれば、便がついたままのおむつを持って小児科へ行って下さい。
  78. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年4月掲載分
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  80. ■体温がいつもだいたい37.4度です。赤ちゃんの体温は高いといいますが、何度までなら病気じゃないのですか?(生後1カ月) 一番上へ▲
  81.  
  82. これは、きっちり何度と決まっていません。電子体温計などの予測型は、やや高めにでますし、水銀計がうまく肌にくっついていなくて正確に測れなかった等、計る体温計の種類によっても違います。ですから、日ごろ測り慣れている体温計での平熱を覚えておいて、0.5度以上高い時は、赤ちゃんの機嫌やミルクの飲み具合、排泄などの様子を見て判断しましょう。それから、環境にも左右されるので、寒い時は、体温も低くなったり、暖かい気候になって少しあがることもあります。少し薄着にしてもう一度測ってみると、平熱に戻っていると言う場合もあります。
  83. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年5月掲載分
  84.  
  85. ■赤ちゃんの頭に黄色いかさぶたのようなものがあります。どんなケアが必要ですか(生後0カ月) 一番上へ▲
  86.  
  87. これは、脂漏性湿疹といって、新生児の頃によくみられます。まず注意するのは、むりにはがさないこと。赤ちゃんが自分でひっかいてしまわないよう、爪を切っておくことも大事です。普段は、かさぶた状に固くなっているので、お風呂に入る前にベビーオイルをつけてふやかし、お湯で柔らかくなって自然に落ちるものを、石鹸などで落としてあげましょう。この時爪をたてないよう、きをつけてください。どうしても気になる場合は、小児科に頭用のローションがあります。軟膏をつけるのはベタベタして、かえってよごれもつきやすくなるのでお勧めできません。全くない子も、6カ月頃まで残る子もいますが、バイ菌が感染してひどくならなければ、あまり心配せずに清潔を保ってください。
  88. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年5月掲載分
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  90. ■泣いてばかりいるので、起きているときはほとんどダッコしています。抱き癖がついてしまいますか?(生後2カ月) 一番上へ▲
  91.  
  92. まずは、泣いている原因が何かみて下さい。おむつや服の汗、暑くて喉が渇いたなど、はっきりした原因が分かればお母さんがそれを解決してあげましょう。また、何も原因がなくても赤ちゃんが泣くことはよくあります。そう言う時は、スキンシップとしてダッコしていいのです。抱き癖がついても構わないのでドンドンダッコしてあげましょう。1,2カ月のダッコは本能的な欲求、歩くころの抱き癖は智恵がついての甘えなど、発達の段階で「抱き癖」の意味も違ってきます。抱き癖がつくから放っておくというのは、やめたほうがいいですね。
  93. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年6月掲載分
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  95. ■赤ちゃんのうんちはゆるいといいますが、下痢との判断はどこで見分ければいいのでしょうか(生後1カ月) 一番上へ▲
  96.  
  97. 赤ちゃんの便は、同じ生後1カ月でも、母乳か粉ミルクかで違ってきます。母乳をのんでいれば、やや水っぽいウンチをしますし、粉ミルクの子は、硬めで量も多いです。ゆるいかたといって必ずしも下痢ということはありませんし、毎回ゆるいのであれば、それがその赤ちゃんの通常の便と思って良いでしょう。機嫌もよく、母乳やミルクの飲み方にも問題なければ。色や形が違っても心配はいりません。どうしても心配なら、体重がちゃんとふえているかどうか測ってみましょう。順調に増えていれば正常と言うことです。
  98. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年6月掲載分
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  100. ■少しずつまとめて寝てくれるようになりましたが、昼間のほうがよく寝ます。夜型になってしまいますか?(生後2カ月) 一番上へ▲
  101.  
  102. 赤ちゃんの睡眠パターンで、昼と夜が逆転するケースはよくることです。しかしこういったことはしばらくすると変わってくるもので、夜型というのが長く続くわけではありません。ただ、限られた期間であっても、昼と夜が逆転していると言う事は、お母さんも夜おきていなくてはなりませんね。ですからむしろ、一緒に昼寝をしてしまうなど、お母さんの睡眠不足や疲れの方に気をつけてください。そうして、あまり心配せず様子をみましょう。
  103. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年7月掲載分
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  105. ■外気浴はいつ頃からどうやって始めれば良いのでしょうか?(生後1カ月) 一番上へ▲
  106.  
  107. 外気浴とは、ずっと室内で過ごした赤ちゃんが、環境の変化に慣れる為のものです。生後1カ月過ぎたころ、いきなり外にでるというのでなくて、まず、手足から10分間ほど太陽の光にあて、赤くなるほどの過敏性がないことを確認します。問題がなければ翌日から徐々に日に当てる部分を増やすのです。これからは特に、日差しの強くなる午後2時前後は、避け、午前中や夕方に始めるといいでしょう。この時「風」に注意してください。大人には、気持ちの良いそよ風でも、赤ちゃんは、呼吸が難しくなってしまい。苦しくなることがあります。
  108. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年7月掲載分
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  110. ■夏の暑い日は、肌着だけで過ごしてもいいでしょうか。(生後3カ月) 一番上へ▲
  111.  
  112. 赤ちゃんは、外気温を受けやすいので、夏場、外と素通しの暑い部屋で着せすぎていると体温まで上がってしまうことがあります。しかし、温度や湿度をしっかりコントロールできる部屋のなかであれば、汗の出具合や手足の冷え具合によって肌着やベビーオール1枚だけでよかったり、両方着せておいたほうが良かったりします。冷房は、赤ちゃんに良くないと思って全くつけない人もいますが、無理して暑い部屋で過ごす必要はありません。風が直接赤ちゃんに当たらない様に、隣接する部屋の冷房をつけたり、大人の快適温度より少し高めに設定するなどの工夫をしましょう。
  113. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年8月掲載分
  114.  
  115. ■生まれた時3800gでした。このまま太ってしまうことはありませんか?(生後0カ月) 一番上へ▲
  116.  
  117. 赤ちゃんは、外気温を受けやすいので、夏場、外と素通しの暑い部屋で着せすぎていると体温まで上がってしまうことがあります。しかし、温度や湿度をしっかりコントロールできる部屋のなかであれば、汗の出具合や手足の冷え具合によって肌着やベビーオール1枚だけでよかったり、両方着せておいたほうが良かったりします。冷房は、赤ちゃんに良くないと思って全くつけない人もいますが、無理して暑い部屋で過ごす必要はありません。風が直接赤ちゃんに当たらない様に、隣接する部屋の冷房をつけたり、大人の快適温度より少し高めに設定するなどの工夫をしましょう。
  118. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年8月掲載分
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  120. ■汗っかきなので、夏は、シャワーで汗を流していましたが、涼しくなってきたらやめたほうがいいでのでしょうか。 一番上へ▲
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  122. 汗をびっしょりかく子と、あまりかかない子がいます。夏場、気になるようなら赤ちゃんの汗のかき具合に合わせて何度か沐浴させても構いませんし、シャワーで汗を流してあげてもいいでしょう。ただ、沐浴はお母さんにとっても一仕事ですし、赤ちゃんも疲れる運動です。「午前と午後の2回」などと時間を決めてリズムを作って疲れないようにしたり、湯冷めしてかぜをひかないよう注意しましょう。それほど暑くなくて沐浴を迷ったりした日は、濡れタオルで汗をかいた背中や首などをふいてあげるのもひとつの方法ですよ。
  123. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年9月掲載分
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  125. ■へその緒が取れた後、おへそがジクジクして赤い肉の塊のようなものができてしまいました。受診は必要ですか?ケアの方法は? 一番上へ▲
  126.  
  127. これは、臍肉芽というもので、おへその一部が完全に取りきれなかった場合にジクジクすることをいいます。もともと赤ちゃんのへその緒がとれたあとというのは、しばらくジクジクしているのが普通です。おへその消毒セットなどがあるうちは、それで清潔にしておけば問題ありません。1カ月健診時に診ますがその前にひどく膿んだような感じがあれば、細菌が付着しやすく、炎症をおこすことも考えられますので、必ず小児科で受診しましょう。小児科でジクジクしたところを薬で処置すると約1週間で乾燥してきれいになります。
  128. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年9月掲載分
  129.  
  130. ■よく向き癖といわれていますが、反対をむかせるようにした方がいいのでしょうか(生後3カ月) 一番上へ▲
  131.  
  132. 赤ちゃんの頭の骨というのは、いくつかのブロックに分かれていて1歳半頃までに徐々にくっついてゆくのです。頭が左右や前後にのびているなど、頭の形が悪い事があり寝かせたときに横を向いてしまうのでしょう。気にするお母さんは、傾かないようタオルを置いたり、ドーナツ形のまくらを使ってもかまいません。赤ちゃんがおすわりやたっちができるようになるにつれてだんだん直ってきます。ですからあまり無理に直す必要はありません。斜頚の可能性もありますが、それは、1カ月健診で分かりますし、治るものなので心配は、いりません。
  133. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年10月掲載分
  134.  
  135. ■黒目が寄ったままなのですが、ずっとこのままなのでしょうか(生後2カ月) 一番上へ▲
  136.  
  137. 生後間もない赤ちゃんは、急に目が寄ったり。左右の目がずれたような大人には見られない動きをすることがあります。しかしこれは、「生理的内斜視」といって病気異常ではありません。また、赤ちゃんの小さな顔は、眼球や目と目の距離の関係で自然に前を見ていても、目が寄っているように見えてしまうのです。ですから、基本的には、生後6カ月ぐらいまでは、あまり心配しなくても大丈夫でしょう。6カ月健診の頃なっても持続的に目が寄ったりしている場合は、斜視や弱視の心配があります。まずは、小児科で診てもらい必要であれば、眼科で詳しい検査をしてもらいます。
  138. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年10月掲載分
  139.  
  140. ■おっぱいを飲ませるのに、いつも30分ぐらいかかるのですが、長すぎますか?(生後1カ月) 一番上へ▲
  141.  
  142. 授乳時間が長くなる原因は、2つあります。まず1つは、お母さんのおっぱいの出がよくないこと。乳腺が完全に開いていないと、張っている割りに分泌が悪い事があります。分泌が悪いからとすぐに粉ミルクを足す必要はないので、まずは、授乳前にしっかりマッサージをしましょう。もう1つの原因は、赤ちゃんの吸う力が弱い、あるいは,空気の飲みこみが多いことです。赤ちゃんの口と乳首がフィットしているかもう一度確認しましょう。のめているかどうか分からない場合も、赤ちゃんの体重が増えていれば問題ありません。あまり、増えず、吐くことも多いようなら、小児科で受診が必要です。
  143. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年11月掲載分
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  145. ■うんちの色が日によって違います。赤ちゃんのウンチは、どんな色だと病気ですか? 一番上へ▲
  146.  
  147. 生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ何も食べていないのに、胎便という真っ黒な便をします。おっぱいを飲み始めると、緑などに移行してきて、やがて黄色っぽくなるのです。1日のうんちの回数が減ってくるとお腹に長くとどまったうんちは、再びみどりっぽくなります。つまり黄色やみどりの範囲での変化は心配いりません。病気が考えられるのは、いちごジャム状の赤、腐敗臭のする黒いウンチです。また、色は、普通でも赤い筋状の血がついているときも受診したほうがよいでしょう。自分で判断できないときは、少量でもかまわないので、うんちのついたままのおむつを持って小児科で相談しましょう。
  148. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年11月掲載分
  149.  
  150. ■早産のため、低体重児でうまれました。当然他の子より小さいのですが、いつごろおいつきますか?(生後0カ月) 一番上へ▲
  151.  
  152. 単純に2500g以下の低体重児であれば、早い子なら標準の赤ちゃんに1カ月ぐらいでおいついてしまうこともあります。1500g以下の極小未熟児の場合は、なかなかおいつかず、2~2歳ぐらいで、やっとおいつくくらいでしょう。赤ちゃんが予定日近くまでおなかにいたのに、小さい場合は、親の体格や身長による遺伝的な原因も考えられます。4~5歳までは小さいままで育つことが多いですが、発育面さえしっかりしていれば問題ありません。早産のために小さいようですが、その場合、小さいなりの成長曲線があるので小柄であっても発育には問題ありません。
  153. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年12月掲載分
  154.  
  155. ■赤ちゃんが母乳かミルクどちらかしか飲まなくなったりしないでしょうか。 一番上へ▲
  156.  
  157. まず、ミルクを足さなくてはならない場合とは、母乳の出が悪く、赤ちゃんの体重が増えていないときです。授乳の時、まずは、普段どおり母乳を飲ませ。次に不足分のミルクを与える方法と状況によっては、初めの授乳はおっぱいだけ飲ませて、次の授乳ではミルクだけという方法もあります。そのためにどちらかをのまなくなるということは、一般的にはありません。時間を決めてあとから、ミルクを足す方法のほうが飲んでいる量でどのくらいたりていないのかわかりますね。赤ちゃんが哺乳瓶をいやがった場合は、乳首の素材やサイズを替えたり。少しずつスプーンであげましょう。
  158. 「婦人生活社 月刊マタニティ」1998年12月掲載分
  159.  
  160. ■トップページに戻る/よくある質問に戻る
  161.  
  162. 東京都清瀬市の産婦人科・内科・小児科:医療法人社団 宇都宮病院 〒204-0021 東京都清瀬市元町1-4-41
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