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- 902101-010_homura [node 1]
- ほむら: う…
- ほむら: ここは…
- ほむら: (病室…なんで?)
- ほむら: (あ…カレンダーの日付 元に、戻ってる)
- ほむら: 私まだ…退院してない?
- ほむら: (まさか…今まで 見てたのは夢?)
- ほむら: !
- ほむら: (これ…ソウルジェム!)
- ほむら: 夢じゃ…ない!
- ほむら: (まさか…もしかして…)
- ほむら: (キュゥべえとの契約で 時間が巻き戻った…?)
- ほむら: 私…魔法少女になったの…?
- 902101-020_homura [node 2]
- ほむら: (時間が巻き戻ったってことは ワルプルギスの夜も来てない)
- ほむら: (だから、鹿目さんも まだ生きてるはず…!)
- ほむら: (早く退院して 会いに行かないと…!)
- 医師の声: 暁美さん
- ほむら: あ…は、はいっ!
- 医師: 大変申し訳ないんだが 一緒に来てもらえるかな?
- 医師: もう一度だけ 診察をやり直したくてね
- ほむら: え…
- ほむら: 私、なにか悪いところが ありましたか?
- 医師: いや…そうじゃない というか、むしろ逆で…
- 医師: 君の体に、悪い場所が 全く見当たらないんだ
- 902101-060_homura [node 3]
- ほむら: はぁ…
- ほむら: ごめんね、鹿目さん 私まだ…会いに行けそうにないよ
- ほむら: (色んな検査を受けて 結局出た結論が…)
- ほむら: 「全くの健康体です」
- ほむら: (原因がわからなすぎて 退院が延期だなんて)
- ほむら: (もちろん、原因は私が 魔法少女になったことだけど)
- ほむら: (でも、そんなこと 説明できるわけないし…)
- ほむら: (というか)
- ほむら: (私、ホントに魔法少女… なんだよね?)
- ほむら: ええと…
- ほむら: (確かこの、ソウルジェム? を使って…)
- ほむら: わ…すごい…
- ほむら: ホントに私 魔法少女になってる!
- ほむら: (でも…)
- ほむら: (魔法少女になったら、魔女と 戦わなきゃならないんだよね)
- ほむら: (鹿目さんは、魔法の弓矢で 巴さんは、魔法の銃)
- ほむら: (それじゃあ 私の魔法って、一体…?)
- ほむら: …よし
- ほむら: やってみよう
- ほむら: …………
- ほむら: はっ!
- カチッ
- ほむら: …………
- ほむら: あれ?
- ほむら: 何にも、起きない…!?
- ほむら: …ううん
- ほむら: もしかして、これって…
- ほむら: 時間が、止まってる…?
- 902102-020_homura [node 4]
- ほむら: (結局、転入ギリギリまで 入院になっちゃった)
- ほむら: (せっかくやり直せたんだから 早く鹿目さんに逢いたいのに…)
- ほむら: はぁ…
- キュゥべえ: …………
- ほむら: あ…キュゥべえ!
- キュゥべえ: 驚いたな
- キュゥべえ: キミはボクのことを 知っているのかい?
- ほむら: あ…そっか
- ほむら: この世界じゃ、キュゥべえはまだ 私と会っていないんだ
- キュゥべえ: この世界… それはどういう意味だい?
- ほむら: 私の名前は暁美ほむら
- ほむら: 時間を巻き戻す前に あなたと契約をしました
- キュゥべえ: …なるほど
- キュゥべえ: 未契約の魔法少女が珍しくて 様子を見にきたんだけれど…
- キュゥべえ: キミが未来で契約したのだと すれば、整合性がとれる
- キュゥべえ: その話、詳しく聞かせて くれないかい?
- 902102-030_mami [node 5]
- 咲笑の声: いらっしゃいませー
- まばゆ: いらっしゃいま…せ
- マミ: こんにちは
- まばゆ: ええと…お食事ですか? お持ち帰りですか?
- マミ: ええ、持ち帰りでおねがいね
- マミ: …………
- まばゆ: …? どうしましたか?
- マミ: なんでもないわ
- マミ: レモンケーキと、ザッハトルテを もらえるかしら
- まばゆ: ありがとうございます
- マミ: ふぅ…
- キュゥべえ: 彼女を知っているのかい?
- マミ: え…
- マミ: 愛生まばゆさんよね 私のクラスメイトの
- マミ: あまり話したことはないけれど
- マミ: 親族の家の手伝いをしているって 聞いたことはあるわ
- マミ: それがどうかしたの?
- キュゥべえ: おや、気付かなかったかい?
- キュゥべえ: 彼女はどうやら キミと同じ魔法少女のようだ
- マミ: え…彼女が魔法少女?
- キュゥべえ: でも不思議なことに ボクは彼女と契約した記憶がない
- キュゥべえ: 彼女はイレギュラーなんだ
- キュゥべえ: 実は、彼女の他にももう一人 イレギュラーがいるみたいでね
- キュゥべえ: もしも何か情報を手に入れたら 教えてくれるとうれしいよ
- マミ: ええ、わかったわ
- 902106-010_mami [node 6]
- 先生: いいかみんな!10分後に この場所に集合だからな
- 先生: トイレなんかはちゃんと 済ませておくように!
- マミ: (ん…)
- マミ: (妙ね、この感覚は もしかして…)
- まばゆ: …………
- マミ: (!!)
- マミ: (だめ…彼女、結界の方に…)
- まばゆ: あ…あれ?
- まばゆ: なんか… 向こうから、気配が…
- まばゆ: 何かが…
- マミ: (仕方ないわ)
- マミ: (本当は、こんなことをしている 場合じゃないのだけれど…)
- マミ: (リボンを使って…)
- マミ: えいっ!
- まばゆ: きゃあああっ!!
- マミ: (ちょっとだけ、外で 待っていてちょうだい)
- 902106-020_kyoko [node 7]
- 杏子: (さて、と…)
- 杏子: (今年もそろそろ 収穫の時期…か)
- 杏子: ん…?
- 杏子: (あそこにいるのは…)
- さやか: しっかし、毎年自動車工場 見学なんて、飽きるよねえ
- まどか: そうかな、わたしは面白くて 毎回じーっと見ちゃうけど
- さやか: はぁ…まどかはほんと イイコだねぇ…
- 杏子: (あいつら確か、去年もここで 見かけなかったっけ…?)
- 杏子: (まあいいや、あたしが やることは変わんない)
- 杏子: (おかしな横槍が入る前に さっさと収穫させてもらうか)
- 902106-030_madoka [node 8]
- まどか: 新しい魔女…!
- まどか: マミさん!
- マミの声: ええ、聞こえるわ
- まどか: わたし今、魔女の結界にいて…
- マミの声: ごめんなさい!
- マミの声: 少し待っていて すぐに向かうから!
- まどか: お願いしま…
- まどか: きゃっ!
- まどか: (だめだ、マミさんが来るまで もたないかも…)
- ???の声: せいっ!!
- まどか: えっ
- 杏子: あんた、新入りかい?
- まどか: (この人は…魔法少女?)
- 杏子: だったら、肝に銘じておくんだね
- 杏子: 縄張りを荒らす泥棒猫は 殺されたって文句は言えない
- まどか: ぁ…
- 杏子: ここはあたしの縄張りで…
- 杏子: こいつはあたしの獲物なのさ!
- 902106-040_kyoko [node 9]
- マミ: 鹿目さんっ!
- まどか: マミさん…!
- マミ: 大丈夫だった? どこにもケガはない?
- まどか: はいっ、この人が 助けてくれたおかげで…
- 杏子: 助けたわけじゃない
- 杏子: グリーフシードの横取りを 阻止しただけさ
- マミ: 佐倉さん…!
- 杏子: その新入り、あんたの 仲間なんだろう?
- 杏子: あたしが来なきゃ 魔女にやられてた
- 杏子: ちょっと見ないうちに 腕が鈍っちまったんじゃねーの?
- マミ: …………!
- 杏子: お友だちごっこも ほどほどにしておくこった
- 902109-005_homura [node 10]
- 医師: それで、検査の 結果なんだけれども…
- ほむら: 私、明日から 学校に行けますよね…?
- ほむら: どうしても、会わなきゃ ならない人がいて…
- 医師: 私としては、納得がいかない
- 医師: こんなに急に病気が治る事例は 今まで存在していないんだ
- 医師: もっとじっくり 検査を続けさせてもらいたい
- ほむら: そんな…!
- 医師: 君の病気がなぜ急に治ったのか…
- 医師: それを解明すれば、君は世界中の 患者さんの希望になるんだよ
- ほむら: でも…
- 医師: だから、退院しても定期的に 検査を受けに来て欲しい
- ほむら: えっ…
- ほむら: それは、つまり… 退院、していいってことですか!?
- 医師: 今まで長い間、よくがんばったね
- 医師: 退院祝いのケーキを 用意したんだ
- 医師: みんなで一緒に食べよう
- ほむら: は…はいっ!
- 902110-010_homura [node 11]
- キーンコーンカーンコーン
- 早乙女先生: はーいそれじゃ 自己紹介いってみよー
- ほむら: 暁美ほむらですっ! よろしくお願いします!
- 早乙女先生: 暁美さんは心臓の病気で ずっと…
- ほむら: 鹿目さん!
- まどか: …!
- ほむら: 私も魔法少女になったんだよ!
- ほむら: これから一緒にがんばろうね!
- まどか: あ…えっと…
- 902110-015_sayaka [node 12]
- キーンコーンカーンコーン
- さやか: ねえねえ、まどか
- まどか: え…なに?
- 仁美: なに?じゃありませんわ
- 仁美: まどかさん、暁美ほむらさんとは お知り合いですの?
- まどか: ううん、会った記憶は ないはず、なんだけど…
- さやか: いやまあ、知り合いかどうかも 重要だけどさ
- さやか: 彼女が言ってた 「魔法少女」ってのは何の話?
- まどか: え、えっと…なんのことかな あははははははは…
- ほむら: あのっ、鹿目さん!
- まどか: あ…暁美さん?
- ほむら: 休み時間には、保健室に 行かなきゃならないんですけど
- ほむら: つれて行ってもらえませんか?
- まどか: え、ええと…
- さやか: あたしが連れてってあげよっか?
- ほむら: いえ、大丈夫です!
- ほむら: 保健係の鹿目さんと一緒に 行きたいので…
- ほむら: 行きましょ、鹿目さん
- まどか: あ…う、うん
- さやか: 拉致された…
- さやか: っていうかホントになんなの あの転校生
- さやか: 魔法少女って、アニメ? オタクちゃんなの?
- さやか: ハッ!まさか、まどかも裏で こっそりコスプレしてるとか!?
- 仁美: …不思議ですわ
- さやか: ん?どうしたの?
- 仁美: 暁美さん、どうしてまどかさんの 係を知っていたんでしょうか…?
- 902110-017_madoka [node 13]
- まどか: えっと、保健室は…
- ほむら: こっちの方ですよね?
- まどか: えっ…う、うん そうなんだけど…
- ほむら: でも私、本当は保健室に 行かなくても良いんです!
- まどか: え?そ、そうなの?
- ほむら: お医者さんも驚いてたんですけど 今の私は健康体みたいなんです!
- ほむら: それもこれも、私がキュゥべえと 契約したからで…
- ほむら: だから私、鹿目さんと同じ 魔法少女になって良かったって…
- まどか: し、シーッ! 声が大きいよ!
- ほむら: あ…クラスの皆にはナイショ でしたね
- まどか: それはもう、手遅れだけどね
- ほむら: あっ!そ、そうか、私! す、すみません!
- まどか: 気にしないで 誰も信じてないと思うから
- まどか: みんな、アニメの話か何かだと 思ってるんじゃないかな
- ほむら: ううう…なんであんなこと… 本当にすみません!
- ほむら: 穴があったら入りたい…
- まどか: それで…暁美さん、どうして わたしのことを知ってたの?
- まどか: キュゥべえに話を聞いた…とか?
- ほむら: いえ、そうじゃなくて…
- ほむら: 私、未来から来たんです!
- まどか: 未来から…?
- 902110-020_homura [node 14]
- ほむら: (はぁ…失敗しちゃった)
- ほむら: (皆の前で、「魔法少女」って 言葉をつかうなんて…)
- ほむら: (鹿目さんも、私の知ってる 彼女と違って…)
- ほむら: (私にちょっと 戸惑っているみたい…)
- ほむら: (それはそうだよね 私と会うのが初めてなんだもの)
- ほむら: (あの鹿目さんの記憶が もうないなんて)
- ほむら: (…寂しいな)
- 先生: 暁美ほむら
- ほむら: は…はいっ
- 先生: じゃあこの問題やってみようか
- ほむら: …………
- ほむら: (ええと、この問題は…)
- ほむら: …………
- ほむら: できました!
- 先生: おう、早いな
- 先生: うん、正解だ 君、休学してたんだっけ?
- ほむら: 入院中、たっぷり時間が ありましたから!
- ほむら: (大丈夫、前回とは違う)
- ほむら: (例え記憶がなくなって しまっていても…)
- ほむら: (私はちゃんと 鹿目さんのことを覚えてる!)
- ほむら: (鹿目さんを助けて、今度こそ ワルプルギスの夜を倒すんだ)
- 902110-035_mami [node 15]
- マミ: ええと、つまり…
- マミ: あなたは、私たちの知らない 未来でキュゥべえと契約した
- マミ: それで時間がリセットされて もう一度やり直すことになった?
- ほむら: はい、そういうことです
- マミ: 時間操作なんて…そんな魔法 本当に存在するのかしら
- マミ: キュゥべえ、どう思う?
- キュゥべえ: 考えられなかった奇跡を 起こすのが魔法の力だ
- キュゥべえ: 可能性は十分にあるね
- キュゥべえ: それに、ボクにはキミと契約した 記憶が存在していない
- キュゥべえ: もしキミが、未来でボクと 契約したのだとしたら…
- キュゥべえ: キミがイレギュラーな存在で あることにも説明がつく
- マミ: でも、それはひとつの 可能性よね?
- マミ: 例えば、契約する時の願いが…
- マミ: 「契約の記憶を消して欲しい」 だとしたら?
- まどか: マミさんも、暁美さんの話をすぐ 信じるのは難しいですよね…
- マミ: ごめんなさい、様々な可能性を 探るのも、大切なことだから
- ほむら: 今日の放課後、私と一緒に 来てくれませんか?
- ほむら: 私が未来から来た証拠を お見せします!
- 902110-040_homura [node 16]
- まどか: 暁美さん、どこに行くの?
- ほむら: もう少しです ちょうど、このくらいの時間で…
- マミ: ん…この気配は、まさか
- まどか: 魔女の結界!?
- ほむら: はい、そうです
- ほむら: 私は前回、ここに迷い込んで 鹿目さんたちと出会いました
- ほむら: これが、私が未来から来た 証拠です!
- マミ: なるほど… 確かに一理はあるわね
- マミ: でも検討の前に、こうなったら まず魔女を倒さないと
- ほむら: はい、任せて下さい!
- ほむら: 前回は、怖くて 見ているだけでしたけど…
- ほむら: 今回は、私の魔法の力で ふたりの役に立ちます!
- まどか: えっ? 暁美さん…?
- ほむら: やあっ!
- カチッ
- ほむら: ほらっ、ふたりとも見て下さい!
- ほむら: 私、時間を止めることが できるんです!
- ほむら: だから、この隙に敵を やっつけちゃえば…
- まどか: …………
- マミ: …………
- ほむら: あ、あれ…?
- ほむら: ふたりも一緒に 止まっちゃった…
- 902110-070_homura [node 17]
- まどか: 魔女が出てくる場所が 先にわかってたのは…
- まどか: 前に一度、暁美さんが この時間を体験した証拠
- まどか: そういうことだよね
- ほむら: はい、そうです
- ほむら: 巴さん、信じてもらえますか?
- マミ: そうね…証明、とまでは いかないけれども
- ほむら: え…どうしてですか?
- マミ: 例えば、未来予知ができる 魔法が使えたとしたら?
- マミ: 今日のあなたと同じことが できるんじゃないかしら
- ほむら: そ、それは…確かに そうかもしれませんけれど…
- ほむら: (本当は、時間を止めたりも できるんだけど…)
- ほむら: (でも、まさか鹿目さんたちも 止まっちゃうなんて)
- ほむら: (せっかく、みんなの力に なれると思ったのに…)
- ほむら: (恥ずかしくて、言えない…)
- まどか: でも、暁美さんはどうして 過去に戻ってきたの?
- ほむら: ワルプルギスの夜が来るんです
- まどか: ワルプルギスの夜?
- マミ: 鹿目さんは知らなくても 無理はないわね
- マミ: 過去にも様々な場所に現れた とても危険な魔女よ
- ほむら: その魔女のせいで 町がめちゃくちゃになって…
- ほむら: 巴さんも、鹿目さんも やられちゃって…
- ほむら: でも、そんな未来は 絶対に嫌だから…
- ほむら: 魔法少女になって もう一度やり直したい…
- ほむら: 私も、力になりたい… そう祈って契約したんです!
- 902111-010_homura [node 18]
- ほむら: おはよう、鹿目さん
- まどか: おはよう、ほむらちゃん
- ほむら: えっ
- ほむら: あ、あの…今、私の名前…
- まどか: あ、うん…最初はちょっと ビックリしちゃったけど…
- まどか: ほむらちゃんは わたしの知らない未来で…
- まどか: わたしと友達だったんだよね
- まどか: だから、名前で呼んで みたいなって思って…
- まどか: だめ…かな?
- ほむら: ぜ、全然良いです! 名前で呼んでください!
- まどか: ありがとう、ほむらちゃん
- まどか: あ、ほむらちゃんもわたしのこと まどかって呼んでね
- ほむら: え、いや、あのそれは…
- まどか: おはよう、仁美ちゃん!
- 仁美: おはようございます
- 仁美: …あら?暁美さんも ご一緒ですの?
- ほむら: おはようございます
- まどか: 昨日、帰りに一緒になって
- まどか: 今日からみんなで学校に 行こうって誘ったの
- ほむら: 急にお邪魔してすみません
- 仁美: いえいえ、構いませんわ 転校生には興味津々ですもの
- 仁美: よろしければ暁美さんのこと たくさん聞かせて下さいね
- ほむら: こちらこそ 色々お話しさせて下さい!
- 仁美: ところでまどかさん
- 仁美: さやかさんから何か 聞いていませんか?
- まどか: ううん…特に、何も どうかしたの?
- 仁美: 昨晩、さやかさんのお母様から 問い合わせがあったんです
- 仁美: まだ家に帰ってこないんだけれど なにか知らないかって
- まどか: えっ!?さやかちゃんが…?
- 仁美: 私と別れたあと、CDを見に 行くっておっしゃってて…
- 仁美: あの後ショッピングモールで 強盗事件もありましたでしょう?
- 仁美: なにかあったんじゃないかと 心配で…
- まどか: そ、そうなんだ…
- ほむら: (あ…あれ?)
- ほむら: (前回も、同じ話を 聞いたんだっけ…)
- まどか: さやかちゃん どうしちゃったんだろう…
- 902111-040_homura [node 19]
- ほむら: きゃっ
- まどか: 大丈夫、わたしが守る!
- まどか: ほむらちゃん、魔女と 戦ったこと、まだ少ないよね
- まどか: ここはわたしとマミさんに任せ…
- ほむら: だめですっ!
- まどか: ほむらちゃん?
- ほむら: (鹿目さんに守られる 私じゃなくて…)
- ほむら: (鹿目さんを守る 私になりたい)
- ほむら: (そう祈って 契約したんだから…)
- ほむら: 今度は私が、鹿目さんを守る!
- カチッ
- まどか: …………
- ほむら: 前回は何もできなかったけど… 今日は、武器を持ってきたから…
- ほむら: 時間が止まってる間に 私が魔女をやっつける!
- ほむら: うわああああああっ!!
- ほむら: えいっ!!
- ほむら: えっ!?
- ほむら: (ゴルフクラブが当たったら 魔女が、動き出しちゃった!?)
- ほむら: きゃあああああああっ!
- まどか: あれ?ほむらちゃんは…
- ほむらの声: 助けてえええっ!!
- まどか: 瞬間移動!?
- マミ: 待ってて暁美さん! 今、助けるわ!
- 902113-010_homura [node 20]
- ほむら: それじゃいきます!
- ほむら: やあああああっ!
- ほむら: うわあああああ!
- ほむらの声: えいっ!
- ほむらの声: えいっ!
- ほむらの声: えいいっ!
- カチッ
- ほむら: はぁ、はぁ、はぁ…
- まどか: あっ、すごい…
- まどか: 一瞬で、ドラム缶が ヘコんじゃった…
- ほむら: ど、どうでしょうか? 私の魔法は…
- まどか: どう思う、マミさん?
- マミ: 時間停止ねぇ…
- マミ: 確かにすごいけれど 使い方が問題よね
- ほむら: は、はい…
- ほむら: 触った時に、時間停止が 解けてしまうみたいで…
- ほむら: 前回も、そのせいで魔女に やられかけてしまいました
- ほむら: ご迷惑、おかけしました…
- まどか: 何か、時間が止まってることを 上手く使う方法、ないかな…
- ほむら: 私も、色々考えてみたんですけど なかなか思いつかなくて…
- マミ: あ…そうだ
- マミ: 私、友だちにいい本を 借りたんだけど…
- マミ: そこに、参考になるサイトが 載っていたたかもしれないわ
- ほむら: 参考になるサイト、ですか…?
- 902113-020_homura [node 21]
- ほむら: (材料はホームセンターで 手に入ったし…)
- ほむら: (あとは、巴さんに借りた この本に載ってるサイトで…)
- ほむら: (レシピ通りに爆弾を作る)
- ほむら: (爆弾なら直接相手に 触らなくてもいいし…)
- ほむら: (時間が進んでから、一気に 爆発させることもできるから)
- ほむら: (こんな手を思いつくなんて さすが巴さん!)
- ほむら: (でも…)
- ほむら: (なんでこんな本を 持ってたんだろう?)
- ほむら: (もしかして巴さんって 想像以上に過激派…?)
- 902113-030_homura [node 22]
- ほむら: ふぅ…
- ほむら: (次の魔女がいつ現れるか わからないから…)
- ほむら: (できるだけ早いうちに テストしないと…)
- ウーーー…
- ほむら: あっ!
- ほむら: (パトカー!)
- ほむら: (こんな時間に見つかったら 大変だ…!)
- ほむら: ちょっとだけ、魔法を…!
- カチッ
- ほむら: よし!
- ほむら: (とりあえずこれで 一安心だけど…)
- ほむら: (魔力を使いすぎると ソウルジェムが濁るんだよね)
- ほむら: (急いで、人気のない場所に 行かなくちゃ!)
- ほむら: (周りに人も いないみたいだし…)
- ほむら: (この辺りなら、大丈夫かな)
- ほむら: (爆弾を、セットして…)
- ほむら: えいっ!!
- ほむら: …………
- ほむら: あ…あれ?
- ほむら: (空中で、爆弾が止まってる)
- ほむら: (そうか…)
- ほむら: (私の手から離れたものは 時間が止まるんだ)
- ほむら: (っていうことは、今のうちに 何個も投げれば…)
- ほむら: えいっ!
- ほむら: えいっ!
- ほむら: よし…
- ほむら: (いくつもの爆弾を、一斉に 爆発させることで…)
- ほむら: (攻撃力を高めることも できるはず!)
- カチッ
- ほむら: きゃっ!
- ほむら: (す、すごい…)
- ほむら: (これならきっと、私も 鹿目さんの力になれるはず…)
- 902114-010_madoka [node 23]
- 仁美: おふたりとも、聞きました?
- 仁美: 工場のガス事故と 高架下の爆弾騒ぎ
- まどか: あ…うん、なんだか色々 あったみたいだね
- 仁美: テロリストがいるなんて噂も 流れているみたいですのよ
- 仁美: 最近色々…不安なことばかりで 気をつけなければなりませんね
- まどか: そうだね
- ほむら: あ…あの、鹿目さん
- ほむら: 実はその、爆弾騒ぎの方は 私がやったことで…
- まどか: えっ!?ほむらちゃんが?
- ほむら: 巴さんに借りた本で、爆弾を 作ったんで、試したくて…
- ほむら: それで、夜に高架下で試したら 思ったより威力が大きくて…
- まどか: そ、そうなんだ
- ほむら: ずっと、迷惑をかけて ばっかりだったけど…
- ほむら: 今度こそ鹿目さんの 力になれると思う!
- 902114-020_homura [node 24]
- マミ: ここが、昨日ガス漏れの 事故があった場所ね…
- まどか: ソウルジェムも反応してる 魔女の仕業だったんだ
- マミ: 昨日も被害が出ている以上 のんびりとはしていられないわ
- マミ: 暁美さん、期待しているわよ
- ほむら: はいっ!
- ほむら: うわっ!わわわっ!
- ほむら: (だ、だめ…)
- ほむら: (せっかく武器ができたのに 魔女まで辿り着けない)
- ほむら: (私、やっぱり足手まとい…)
- まどか: やあっ!
- まどか: マミさん!今だよ!
- マミ: オッケー!
- マミ: やっ!
- マミ: はっ!
- ほむら: (嘘…)
- ほむら: (巴さんのリボンが 橋になって…)
- マミの声: 暁美さん!お願い!
- ほむら: はいっ!
- カチッ
- ほむら: はぁっはぁっ
- ほむら: (私はまだ、ひとりじゃ 戦えないけど…)
- ほむら: はぁっはぁっ
- ほむら: (私には、仲間がいるから…)
- ほむら: えいっ!
- ほむら: (ひとりで戦わなくても いいんだ!)
- カチッ
- まどか: わわっ!?
- ほむら: (た、倒した…?)
- ほむら: (ホントに私、倒せたの…?)
- まどか: やったぁ!
- まどか: すごいよ、ほむらちゃん!
- マミ: お見事ね
- ほむら: …………
- ほむら: (ありがとう、鹿目さん)
- ほむら: (私もこれで、少しは 力になれるよね…?)
- 902116-030_kyoko [node 25]
- …………
- …………
- そうだよ 俺ぁ駄目なんだ…
- こんな小さな工場ひとつ 満足に切り盛りできなかった
- 今みたいな時代にさ、俺の居場所 なんてあるわけねぇんだよな…
- 杏子: 時代のせいにすんじゃねーよ
- 杏子: いつ、どこの、誰だって、自分の 身の丈に合った居場所はある
- 杏子: ピーチクパーチク言い訳つけて 諦めてんじゃねーっての!!
- 杏子: ったく、マミのやつ ホントにヤキが回ったのか?
- 杏子: 前のアイツなら、こんな魔女を 見逃すはずはないんだけどな
- 杏子: まあ…あたしにとっちゃ 良い狩り場だ
- 杏子: ボーナスステージ
- 杏子: ここいらで たっぷり稼がせてもらうぜ!
- 902117-010_madoka [node 26]
- 早乙女先生: ということで 今日のお知らせは以上です
- 早乙女先生: 皆さん、今日も一日 張り切っていきましょー
- まどか: あ、あの…先生
- 早乙女先生: ん?どうしたの、鹿目さん
- まどか: 仁美ちゃん、今日学校 お休みですよね
- まどか: 風邪でもひいちゃったんで しょうか?連絡がなくて…
- 早乙女先生: ああ…そうね 鹿目さんは、お友達だったものね
- 早乙女先生: クラスの皆にはあまり広めないで ほしいんだけれど…
- 早乙女先生: 昨日、事故に巻き込まれたの
- まどか: え…!? 事故ですか…?
- 早乙女先生: ガスを吸って、入院してるわ
- 早乙女先生: もしお見舞いしたかったら お家の人に連絡してみて
- まどか: はい、ありがとうございます
- 902117-015_homura [node 27]
- マミ: そう… お友だちが、そんな目に…
- まどか: あ、あの…もしかしたら その事故も、魔女のせいで…
- マミ: …そうかもしれないわね
- マミ: 今朝、集団自殺未遂事件の 現場を見てきたけど…
- マミ: 幽かに、魔力の気配があった
- ほむら: それじゃあ、魔女退治に…
- マミ: ううん、すでに結界はなかったわ
- マミ: だから、もう別の場所に 移動してしまったか、それとも…
- マミ: 別の魔法少女に、退治されたか
- まどか: え…見滝原に、わたしたちの 他にも魔法少女が!?
- ほむら: それじゃみんなで協力すれば…
- マミ: それはどうかしら
- まどか: え…
- マミ: グリーフシードの数は限られてる
- マミ: みんながみんな 仲良くなれるわけじゃないわ
- マミ: 時には、奪い合って殺し合う… なんてことも、ないわけじゃない
- まどか: そんな…
- マミ: 大丈夫よ
- マミ: どんなことがあっても あなたたちは私が守る
- ほむら: (どうしてだろう…)
- ほむら: (巴さんの雰囲気が全然違う)
- ほむら: (前回は、もっと余裕が あった気がするんだけど…)
- ほむら: (私がいるせいで 負担が増えてるのかな…)
- 902117-030_homura [node 28]
- まどか: 今日もソウルジェムで 魔女捜し、がんばろう!
- ほむら: あの…ごめんなさい…
- ほむら: 私が、前の周の出来事を 全部記憶していれば…
- ほむら: 志筑さんのケガも 防げたはずなのに…
- まどか: あっ、ううん ほむらちゃんのせいじゃないよ!
- マミ: 暁美さんの契約は ワルプルギスの夜だったのよね
- マミ: それ以前の情報を知らないのは 無理もないわ
- ほむら: …はい、ありがとうございます
- ほむら: あ…この気配は…
- まどか: 魔女の結界!
- マミ: いいえ、これは恐らく 使い魔のものね
- ほむら: 使い魔ってことは、まだ魔女に なってないんですよね?
- まどか: それでも、油断は禁物だよ
- マミ: それに、放っておけば人間に 危害を及ぼすようになるわ
- マミ: いずれにせよ…
- マミ: ここで倒すより他に、手はない…
- 杏子の声: そいつはどうかな?
- マミ: …!?
- ほむら: 新しい、魔法少女?
- まどか: 佐倉、杏子さん…ですよね?
- 杏子: ん?ああ、あんたは… 自動車工場にいたひよっこか
- まどか: 先日は、助けてもらってどうも ありがとうございました
- 杏子: 勘違いするなって
- 杏子: あたしはただ、グリーフシードを もらいたかっただけだ
- まどか: じゃあ、今日も…
- ほむら: 急いで、使い魔が逃げる…
- ほむら: きゃっ
- 杏子: だから言ってんだろ?あたしの 狙いはグリーフシードだって
- まどか: え…
- マミ: 使い魔はグリーフシードを 落とさない
- マミ: だから、魔女になるのを 待てっていうのね
- ほむら: そんな、それじゃあ 誰かが襲われることに…
- 杏子: 関係ないね
- ほむら: そんな…
- 杏子: 弱肉強食って言うじゃないか 弱い奴が食われんのは運命さ
- まどか: そんなこと…
- マミ: そんなことは、させないわ
- 杏子: やる気かい?
- 杏子: 残念だけど、あたしの目的は 金の卵を逃がすこと
- 杏子: 巴マミと戦うのはまだ先さ
- マミ: 待ちなさい!
- ほむら: 逃げられちゃった…
- まどか: マミさん、佐倉さんって…?
- マミ: 彼女はかつて、私と一緒に 魔女と戦ったわ
- マミ: でも…
- マミ: 今はもう、仲間じゃない
- 902122-040_madoka [node 29]
- まどか: あ…あれ?
- まどか: この、気配って…
- まどか: やっぱり! 近くに魔女がいる
- ほむら: 巴さん、聞こえますか?
- ほむら: 巴さん!
- ほむら: だめだ…遠くて テレパシーが通じない…
- まどか: 携帯の番号も…うう 聞き忘れちゃったし…
- ほむら: どうしよう、鹿目さん
- まどか: …………
- まどか: マミさん、今日は図書館で 勉強するって言ってたよね
- まどか: でも、そろそろ家に帰る 時間だし…
- まどか: もし呼びに行ったとしても 魔女がどうなるかはわからない
- まどか: このままにはしておけない
- まどか: 行こう、ほむらちゃん!
- ほむら: う…うん
- ほむら: ひっ
- まどか: 大丈夫
- まどか: 今のわたしとほむらちゃんなら きっとできるよ!
- ほむら: そう…だよね
- まどか: やあっ!!
- まどか: いい感じ!
- まどか: (ほむらちゃんの爆弾は 数に限りがあるから…)
- まどか: (わたしがそれまで攻撃して 相手の魔力を削って…)
- まどか: きゃっ!
- ほむら: 鹿目さん!!
- まどか: うくっ、ん…
- まどか: んぐぐぐぐぐ…
- まどか: (捕まっちゃった)
- まどか: (ど、どうしよう…)
- まどか: あああ…ほむら…ちゃんっ
- ほむら: っ!!
- まどか: (え…)
- まどか: (ほむらちゃんが、消えた…?)
- 902122-050_homura [node 30]
- まどか: きゃっ!
- ほむら: 鹿目さん!!
- まどか: うくっ、ん…
- まどか: んぐぐぐぐぐ…
- ほむら: (鹿目さんが捕まっちゃった!)
- ほむら: (爆弾を使ったら 鹿目さんが巻き添えになる)
- ほむら: (時間停止を使っても 魔女に触っちゃうし…)
- ほむら: (今の状況じゃ、私 何の役にも立てない…)
- まどか: あああ…ほむら…ちゃんっ
- ほむら: っ!!
- カチッ
- ほむら: ゴメン、鹿目さん!
- ほむら: すぐに戻ってくるから!!
- ほむら: はぁっ!はぁっ!はぁっ!
- ほむら: (私には無理だから 巴さんを呼んでこなきゃ)
- ほむら: (大丈夫、私のソウルジェムは まだきれいだから…)
- ほむら: (巴さんを呼びに行くくらいは なんとか間に合うはず)
- ほむら: (問題は、巴さんが 今どこにいるかだけど…)
- ほむら: (もしこの近くなら テレパシーが届くはず!)
- カチッ
- ほむら: 巴さん!聞こえますか!? 今、どこにいますか!?
- マミの声: 暁美さん? レコンパンスの前だけど
- カチッ
- ほむら: (やった!通じた!)
- ほむら: (レコンパンスなら ここからすぐ!)
- ほむら: (きっと、間に合う…)
- ほむら: (間に合わせなきゃ、 だめなんだ!)
- ほむら: いたっ!
- ほむら: 巴さんッ!巴さんッ!
- マミ: え…暁美さん?
- ほむら: 鹿目さんが、大変なんです! 魔女に捕まって、私だけじゃ…
- マミ: どこにいるの?
- ほむら: 埠頭近くの、工場です
- マミ: わかったわ
- ほむら: あ…
- ほむら: (そうか…リボンがついてれば 時間が止まってても動けるんだ)
- マミ: 急ぎましょう、暁美さん!
- ほむら: は、はいっ!
- 902123-025_homura [node 31]
- マミ: 暁美さん、昨日は助かったわ
- マミ: あなたがいなかったら 鹿目さんがどうなってたか…
- ほむら: いや、その、私は…
- ほむら: 私がもう少しうまく魔法を 使えたら、そもそも…
- まどか: ほむらちゃんは、ほむらちゃんに できることをしてくれた
- まどか: 目の前から消えたと思ったら マミさんと一緒に現れて…
- まどか: わたし、とっても うれしかったんだ
- まどか: マミさんを呼んできてくれて ありがとう
- ほむら: ど…どう、いたしまして…
- マミ: 早速だけど、グリーフシードで 穢れを取ってもらうことにして…
- ほむら: ありがとうございます
- マミ: それで、佐倉さんの ことなんだけれど…
- まどか: あの…
- まどか: やっぱりわたしたち、佐倉さんと 戦わなきゃならないんでしょうか
- まどか: マミさん、昔は一緒に 魔女退治をしてたんですよね?
- まどか: だったらまた みんなで協力して…
- マミ: そうね…私も、できることなら そうしたいと思っているわ
- マミ: しばらく、佐倉さんのこと 任せてもらえないかしら?
- マミ: 彼女のことは、私が一番 良く知っているから…
- マミ: お願い
- まどか: …………
- ほむら: …………
- まどか: わかりました
- まどか: でも、少しでもピンチになったら わたしたちを呼んでください
- ほむら: 私も、すぐ助けに行きます!
- 902123-050_kyoko [node 32]
- 杏子: やれやれ…
- 杏子: またハズレ… 魔女じゃなくて使い魔かよ
- 杏子: こんなザコに構ってる暇は…
- ???の声: いやああああッ!!
- 杏子: ん…?
- マミ: んがはっ!
- 杏子: お…おい、マミ!?
- マミ: さ…佐倉、さん?
- 杏子: おまえ…なんで こんなザコに?
- マミ: ごめんなさい、私、もう…
- 杏子: ふっざけんな!お前、こんな とこでやられてる場合じゃ…
- マミ: お願い…が…あるの
- マミ: これから…ワルプルギスの夜が 来るわ…
- 杏子: は?お前、なに言って…
- マミ: 鹿目さんと…暁美さんを よろしく…
- マミ: …………っ!
- 杏子: マミ!おい、マミ…
- 902124-010_madoka [node 33]
- まどか: マミさん、マミさん?
- まどか: 聞こえますか?今日 学校に来てますか?
- まどか: …………
- まどか: …返答、ないみたい…
- ほむら: 昨日、何かあったのかな?
- ほむら: 佐倉さんのことは任せてって 言ってたけど、まさか…
- まどか: …………
- まどか: 放課後、マミさんの家に 行ってみようか
- ほむら: …うん
- 902124-020_kyoko [node 34]
- 杏子: ワルプルギスの夜…か
- 杏子: (大量に資料が並んでる)
- 杏子: (まさか本当に 見滝原を襲うってのか?)
- 杏子: (それに、そもそもマミがあんな ザコにやられるわけがない)
- 杏子: (一体マミに何の 異変があったってんだ?)
- 杏子: (昨日、一緒にあった 死体と、何か関係が…)
- ガチャ…
- 杏子: ん…?
- 杏子: なっ!?
- ほむら: 動かないで下さい!
- 杏子: おまえら、いつの間に…?
- まどか: 佐倉さん 昨日、マミさんに会いましたね?
- 杏子: …ああ
- 杏子: 魔女の使い魔にやられて アイツは死んだよ
- ほむら: え…
- まどか: 嘘…
- まどか: マミさんがやられるなんて そんな…そんなこと…!
- まどか: だって、マミさんはものすごく 強くて…カッコよくて…
- まどか: わたしと一緒に、ワルプルギスの 夜を倒そうって…
- 杏子: ワルプルギスの、夜…?
- ほむら: あなたが、巴さんを 殺したんですか?
- 杏子: あたしじゃない…って言えば 信じるか?
- ほむら: グリーフシードを巡って 魔法少女が争うこともある
- ほむら: そう、巴さんは言っていました
- ほむら: もし、あなたが彼女を 殺したのなら…
- 杏子: だったら、どうする?
- 杏子: 復讐で、あたしを殺すかい?
- ほむら: …………
- まどか: それは…
- 杏子: やりたきゃいつでも 相手になるぜ
- 杏子: もっとも…
- まどか: きゃっ
- ほむら: いやっ!
- 杏子: 今のあんたたちに 負けるあたしじゃないけどな
- 杏子: 復讐したいなら、もっと強く なってから出直しな
- まどか: 佐倉さん!
- ほむら: …逃げられちゃった
- 902125-010_madoka [node 35]
- ほむら: 行くよ、鹿目さん!
- まどか: うん ほむらちゃん、お願い!
- カチッ
- ほむら: どう?
- まどか: 本当だ… わたしも動けるよ!
- ほむら: やっぱり…この前、巴さんを 呼びに行ったとき、わかったの
- ほむら: 触っていなくても、魔力の こもったリボンで繋いだら…
- ほむら: 止まった時間を共有できる
- まどか: すごい…すごいよ ほむらちゃん!
- まどか: この力があったら、わたしたち どんな相手にも負けないね!
- 902125-020_homura [node 36]
- まどか: ほむらちゃん!
- ほむら: うん!
- カチッ
- ほむら: 止めたよ、鹿目さん!
- まどか: オッケー! 後はわたしにまかせて!
- まどか: やっ!
- ほむら: (私たちの体が触れている ものは、動くことができる…)
- まどか: やっ!
- ほむら: (でも、体から離れたものは すぐに時間が止まってしまう)
- まどか: はぁっ!
- ほむら: (それは、一見不利な 条件にも見えるけど…)
- まどか: いいよ、ほむらちゃん!
- ほむら: うん!
- カチッ
- ほむら: (鹿目さんの弓矢…飛び道具なら 力を上手く引き出せるんだ!)
- まどか: やったね、ほむらちゃん!
- ほむら: うん!
- ほむら: (鹿目さんには、少し 負担が大きいけれども…)
- ほむら: (この戦い方なら ワルプルギスの夜にもきっと…)
- 902132-012_madoka [node 37]
- まどか: あれが…ワルプルギスの夜
- ほむら: …うん、そうだよ
- 杏子の声: やれやれ
- まどか: !?
- ほむら: 佐倉さん!
- 杏子: まさかホントに、現れるとはな
- 杏子: おまえら、アイツと 戦うつもりか?
- 杏子: まともにやって 勝てる相手じゃないぞ
- まどか: …………
- まどか: …わかってます
- まどか: それでも、皆を守りたい
- まどか: きっとそれが マミさんの願いでもあるから…
- 杏子: ちぇっ
- ほむら: それに、まともに戦う つもりはありません
- ほむら: 私たちにだって 作戦があります
- 杏子: ふぅん…言うね
- 杏子: それじゃ、その作戦とやら 特等席で観戦させてもらおうか
- まどか: …わかりました
- まどか: 行こう、ほむらちゃん
- ほむら: うん!
- ほむら: 今日まで一緒に 特訓してきたんだもの
- ほむら: 見滝原は、 私たちが守ってみせる!
- カチッ
- ほむら: 鹿目さん!
- まどか: うん!
- ほむら: えいっ!
- まどか: やあっ!
- ほむら: えいっ!
- まどか: そこっ!
- まどか: (特訓の中で見つけた コンビネーション!)
- まどか: (ほむらちゃんが投げた爆弾を 私の弓が射貫いて…)
- まどか: いいよ、ほむらちゃん!
- ほむら: うんっ!
- カチッ
- まどか: いけええっ!!
- ほむらの声: やった!?
- まどか: あっ!
- ほむら: きゃあッ!!
- まどか: (そ、そんな…)
- まどか: (全然、効いてない?)
- まどか: ほむらちゃん、危ないッ!!
- 杏子: おいおい、こんなところで ギブアップか?
- ほむら: 佐倉さん…?
- まどか: わたしたちの代わりに…
- 杏子: …ったく、あたしも ヤキが回ったかな
- 杏子: 普段なら、こんな町見捨てて 逃げ出すところだけどさ
- 杏子: おまえら、マミに 感謝するんだな
- 杏子: ぐはぁっ!
- まどか: 佐倉さん!
- 杏子: あたしのことは、放っておきな
- 杏子: マミの代わりに、この町を 魔女から守るんだろ…
- まどか: そんな、でも…
- 杏子: ほら、さっさと魔女を 倒してこいよ!
- ほむら: 鹿目さん…!
- まどか: …………
- まどか: 絶対、すぐに、倒してきます!
- まどか: わたしは…みんなを守るために 魔法少女になったんだから!
- 902132-020_madoka [node 38]
- まどか: うぅ…
- まどか: うううッ!
- ほむら: どうしたの!? ねぇ鹿目さんしっかりして!
- まどか: ど、どうして…うっ!
- まどか: (みんな…みんな 死んじゃった)
- まどか: (マミさんも、佐倉さんも…)
- まどか: (そしてたぶん… さやかちゃんも)
- まどか: (わたしが弱いから みんなを守れなかった)
- まどか: (せっかく、魔法少女になって 皆の役に立てると思ったのに…)
- まどか: (わたしは、全然 役立たずで…)
- まどか: あああああああああああっ!
- ほむら: !! 何…?
- ほむら: ッ!!
- ほむら: どうして…なんで…
- ほむら: こんな…!!
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