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Oct 7th, 2023
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Never
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  1. 902101-010_homura [node 1]
  2. ほむら: う…
  3. ほむら: ここは…
  4. ほむら: (病室…なんで?)
  5. ほむら: (あ…カレンダーの日付 元に、戻ってる)
  6. ほむら: 私まだ…退院してない?
  7. ほむら: (まさか…今まで 見てたのは夢?)
  8. ほむら: !
  9. ほむら: (これ…ソウルジェム!)
  10. ほむら: 夢じゃ…ない!
  11. ほむら: (まさか…もしかして…)
  12. ほむら: (キュゥべえとの契約で 時間が巻き戻った…?)
  13. ほむら: 私…魔法少女になったの…?
  14.  
  15. 902101-020_homura [node 2]
  16. ほむら: (時間が巻き戻ったってことは ワルプルギスの夜も来てない)
  17. ほむら: (だから、鹿目さんも まだ生きてるはず…!)
  18. ほむら: (早く退院して 会いに行かないと…!)
  19. 医師の声: 暁美さん
  20. ほむら: あ…は、はいっ!
  21. 医師: 大変申し訳ないんだが 一緒に来てもらえるかな?
  22. 医師: もう一度だけ 診察をやり直したくてね
  23. ほむら: え…
  24. ほむら: 私、なにか悪いところが ありましたか?
  25. 医師: いや…そうじゃない というか、むしろ逆で…
  26. 医師: 君の体に、悪い場所が 全く見当たらないんだ
  27.  
  28. 902101-060_homura [node 3]
  29. ほむら: はぁ…
  30. ほむら: ごめんね、鹿目さん 私まだ…会いに行けそうにないよ
  31. ほむら: (色んな検査を受けて 結局出た結論が…)
  32. ほむら: 「全くの健康体です」
  33. ほむら: (原因がわからなすぎて 退院が延期だなんて)
  34. ほむら: (もちろん、原因は私が 魔法少女になったことだけど)
  35. ほむら: (でも、そんなこと 説明できるわけないし…)
  36. ほむら: (というか)
  37. ほむら: (私、ホントに魔法少女… なんだよね?)
  38. ほむら: ええと…
  39. ほむら: (確かこの、ソウルジェム? を使って…)
  40. ほむら: わ…すごい…
  41. ほむら: ホントに私 魔法少女になってる!
  42. ほむら: (でも…)
  43. ほむら: (魔法少女になったら、魔女と 戦わなきゃならないんだよね)
  44. ほむら: (鹿目さんは、魔法の弓矢で 巴さんは、魔法の銃)
  45. ほむら: (それじゃあ 私の魔法って、一体…?)
  46. ほむら: …よし
  47. ほむら: やってみよう
  48. ほむら: …………
  49. ほむら: はっ!
  50. カチッ
  51. ほむら: …………
  52. ほむら: あれ?
  53. ほむら: 何にも、起きない…!?
  54. ほむら: …ううん
  55. ほむら: もしかして、これって…
  56. ほむら: 時間が、止まってる…?
  57.  
  58. 902102-020_homura [node 4]
  59. ほむら: (結局、転入ギリギリまで 入院になっちゃった)
  60. ほむら: (せっかくやり直せたんだから 早く鹿目さんに逢いたいのに…)
  61. ほむら: はぁ…
  62. キュゥべえ: …………
  63. ほむら: あ…キュゥべえ!
  64. キュゥべえ: 驚いたな
  65. キュゥべえ: キミはボクのことを 知っているのかい?
  66. ほむら: あ…そっか
  67. ほむら: この世界じゃ、キュゥべえはまだ 私と会っていないんだ
  68. キュゥべえ: この世界… それはどういう意味だい?
  69. ほむら: 私の名前は暁美ほむら
  70. ほむら: 時間を巻き戻す前に あなたと契約をしました
  71. キュゥべえ: …なるほど
  72. キュゥべえ: 未契約の魔法少女が珍しくて 様子を見にきたんだけれど…
  73. キュゥべえ: キミが未来で契約したのだと すれば、整合性がとれる
  74. キュゥべえ: その話、詳しく聞かせて くれないかい?
  75.  
  76. 902102-030_mami [node 5]
  77. 咲笑の声: いらっしゃいませー
  78. まばゆ: いらっしゃいま…せ
  79. マミ: こんにちは
  80. まばゆ: ええと…お食事ですか? お持ち帰りですか?
  81. マミ: ええ、持ち帰りでおねがいね
  82. マミ: …………
  83. まばゆ: …? どうしましたか?
  84. マミ: なんでもないわ
  85. マミ: レモンケーキと、ザッハトルテを もらえるかしら
  86. まばゆ: ありがとうございます
  87. マミ: ふぅ…
  88. キュゥべえ: 彼女を知っているのかい?
  89. マミ: え…
  90. マミ: 愛生まばゆさんよね 私のクラスメイトの
  91. マミ: あまり話したことはないけれど
  92. マミ: 親族の家の手伝いをしているって 聞いたことはあるわ
  93. マミ: それがどうかしたの?
  94. キュゥべえ: おや、気付かなかったかい?
  95. キュゥべえ: 彼女はどうやら キミと同じ魔法少女のようだ
  96. マミ: え…彼女が魔法少女?
  97. キュゥべえ: でも不思議なことに ボクは彼女と契約した記憶がない
  98. キュゥべえ: 彼女はイレギュラーなんだ
  99. キュゥべえ: 実は、彼女の他にももう一人 イレギュラーがいるみたいでね
  100. キュゥべえ: もしも何か情報を手に入れたら 教えてくれるとうれしいよ
  101. マミ: ええ、わかったわ
  102.  
  103. 902106-010_mami [node 6]
  104. 先生: いいかみんな!10分後に この場所に集合だからな
  105. 先生: トイレなんかはちゃんと 済ませておくように!
  106. マミ: (ん…)
  107. マミ: (妙ね、この感覚は もしかして…)
  108. まばゆ: …………
  109. マミ: (!!)
  110. マミ: (だめ…彼女、結界の方に…)
  111. まばゆ: あ…あれ?
  112. まばゆ: なんか… 向こうから、気配が…
  113. まばゆ: 何かが…
  114. マミ: (仕方ないわ)
  115. マミ: (本当は、こんなことをしている 場合じゃないのだけれど…)
  116. マミ: (リボンを使って…)
  117. マミ: えいっ!
  118. まばゆ: きゃあああっ!!
  119. マミ: (ちょっとだけ、外で 待っていてちょうだい)
  120.  
  121. 902106-020_kyoko [node 7]
  122. 杏子: (さて、と…)
  123. 杏子: (今年もそろそろ 収穫の時期…か)
  124. 杏子: ん…?
  125. 杏子: (あそこにいるのは…)
  126. さやか: しっかし、毎年自動車工場 見学なんて、飽きるよねえ
  127. まどか: そうかな、わたしは面白くて 毎回じーっと見ちゃうけど
  128. さやか: はぁ…まどかはほんと イイコだねぇ…
  129. 杏子: (あいつら確か、去年もここで 見かけなかったっけ…?)
  130. 杏子: (まあいいや、あたしが やることは変わんない)
  131. 杏子: (おかしな横槍が入る前に さっさと収穫させてもらうか)
  132.  
  133. 902106-030_madoka [node 8]
  134. まどか: 新しい魔女…!
  135. まどか: マミさん!
  136. マミの声: ええ、聞こえるわ
  137. まどか: わたし今、魔女の結界にいて…
  138. マミの声: ごめんなさい!
  139. マミの声: 少し待っていて すぐに向かうから!
  140. まどか: お願いしま…
  141. まどか: きゃっ!
  142. まどか: (だめだ、マミさんが来るまで もたないかも…)
  143. ???の声: せいっ!!
  144. まどか: えっ
  145. 杏子: あんた、新入りかい?
  146. まどか: (この人は…魔法少女?)
  147. 杏子: だったら、肝に銘じておくんだね
  148. 杏子: 縄張りを荒らす泥棒猫は 殺されたって文句は言えない
  149. まどか: ぁ…
  150. 杏子: ここはあたしの縄張りで…
  151. 杏子: こいつはあたしの獲物なのさ!
  152.  
  153. 902106-040_kyoko [node 9]
  154. マミ: 鹿目さんっ!
  155. まどか: マミさん…!
  156. マミ: 大丈夫だった? どこにもケガはない?
  157. まどか: はいっ、この人が 助けてくれたおかげで…
  158. 杏子: 助けたわけじゃない
  159. 杏子: グリーフシードの横取りを 阻止しただけさ
  160. マミ: 佐倉さん…!
  161. 杏子: その新入り、あんたの 仲間なんだろう?
  162. 杏子: あたしが来なきゃ 魔女にやられてた
  163. 杏子: ちょっと見ないうちに 腕が鈍っちまったんじゃねーの?
  164. マミ: …………!
  165. 杏子: お友だちごっこも ほどほどにしておくこった
  166.  
  167. 902109-005_homura [node 10]
  168. 医師: それで、検査の 結果なんだけれども…
  169. ほむら: 私、明日から 学校に行けますよね…?
  170. ほむら: どうしても、会わなきゃ ならない人がいて…
  171. 医師: 私としては、納得がいかない
  172. 医師: こんなに急に病気が治る事例は 今まで存在していないんだ
  173. 医師: もっとじっくり 検査を続けさせてもらいたい
  174. ほむら: そんな…!
  175. 医師: 君の病気がなぜ急に治ったのか…
  176. 医師: それを解明すれば、君は世界中の 患者さんの希望になるんだよ
  177. ほむら: でも…
  178. 医師: だから、退院しても定期的に 検査を受けに来て欲しい
  179. ほむら: えっ…
  180. ほむら: それは、つまり… 退院、していいってことですか!?
  181. 医師: 今まで長い間、よくがんばったね
  182. 医師: 退院祝いのケーキを 用意したんだ
  183. 医師: みんなで一緒に食べよう
  184. ほむら: は…はいっ!
  185.  
  186. 902110-010_homura [node 11]
  187. キーンコーンカーンコーン
  188. 早乙女先生: はーいそれじゃ 自己紹介いってみよー
  189. ほむら: 暁美ほむらですっ! よろしくお願いします!
  190. 早乙女先生: 暁美さんは心臓の病気で ずっと…
  191. ほむら: 鹿目さん!
  192. まどか: …!
  193. ほむら: 私も魔法少女になったんだよ!
  194. ほむら: これから一緒にがんばろうね!
  195. まどか: あ…えっと…
  196.  
  197. 902110-015_sayaka [node 12]
  198. キーンコーンカーンコーン
  199. さやか: ねえねえ、まどか
  200. まどか: え…なに?
  201. 仁美: なに?じゃありませんわ
  202. 仁美: まどかさん、暁美ほむらさんとは お知り合いですの?
  203. まどか: ううん、会った記憶は ないはず、なんだけど…
  204. さやか: いやまあ、知り合いかどうかも 重要だけどさ
  205. さやか: 彼女が言ってた 「魔法少女」ってのは何の話?
  206. まどか: え、えっと…なんのことかな あははははははは…
  207. ほむら: あのっ、鹿目さん!
  208. まどか: あ…暁美さん?
  209. ほむら: 休み時間には、保健室に 行かなきゃならないんですけど
  210. ほむら: つれて行ってもらえませんか?
  211. まどか: え、ええと…
  212. さやか: あたしが連れてってあげよっか?
  213. ほむら: いえ、大丈夫です!
  214. ほむら: 保健係の鹿目さんと一緒に 行きたいので…
  215. ほむら: 行きましょ、鹿目さん
  216. まどか: あ…う、うん
  217. さやか: 拉致された…
  218. さやか: っていうかホントになんなの あの転校生
  219. さやか: 魔法少女って、アニメ? オタクちゃんなの?
  220. さやか: ハッ!まさか、まどかも裏で こっそりコスプレしてるとか!?
  221. 仁美: …不思議ですわ
  222. さやか: ん?どうしたの?
  223. 仁美: 暁美さん、どうしてまどかさんの 係を知っていたんでしょうか…?
  224.  
  225. 902110-017_madoka [node 13]
  226. まどか: えっと、保健室は…
  227. ほむら: こっちの方ですよね?
  228. まどか: えっ…う、うん そうなんだけど…
  229. ほむら: でも私、本当は保健室に 行かなくても良いんです!
  230. まどか: え?そ、そうなの?
  231. ほむら: お医者さんも驚いてたんですけど 今の私は健康体みたいなんです!
  232. ほむら: それもこれも、私がキュゥべえと 契約したからで…
  233. ほむら: だから私、鹿目さんと同じ 魔法少女になって良かったって…
  234. まどか: し、シーッ! 声が大きいよ!
  235. ほむら: あ…クラスの皆にはナイショ でしたね
  236. まどか: それはもう、手遅れだけどね
  237. ほむら: あっ!そ、そうか、私! す、すみません!
  238. まどか: 気にしないで 誰も信じてないと思うから
  239. まどか: みんな、アニメの話か何かだと 思ってるんじゃないかな
  240. ほむら: ううう…なんであんなこと… 本当にすみません!
  241. ほむら: 穴があったら入りたい…
  242. まどか: それで…暁美さん、どうして わたしのことを知ってたの?
  243. まどか: キュゥべえに話を聞いた…とか?
  244. ほむら: いえ、そうじゃなくて…
  245. ほむら: 私、未来から来たんです!
  246. まどか: 未来から…?
  247.  
  248. 902110-020_homura [node 14]
  249. ほむら: (はぁ…失敗しちゃった)
  250. ほむら: (皆の前で、「魔法少女」って 言葉をつかうなんて…)
  251. ほむら: (鹿目さんも、私の知ってる 彼女と違って…)
  252. ほむら: (私にちょっと 戸惑っているみたい…)
  253. ほむら: (それはそうだよね 私と会うのが初めてなんだもの)
  254. ほむら: (あの鹿目さんの記憶が もうないなんて)
  255. ほむら: (…寂しいな)
  256. 先生: 暁美ほむら
  257. ほむら: は…はいっ
  258. 先生: じゃあこの問題やってみようか
  259. ほむら: …………
  260. ほむら: (ええと、この問題は…)
  261. ほむら: …………
  262. ほむら: できました!
  263. 先生: おう、早いな
  264. 先生: うん、正解だ 君、休学してたんだっけ?
  265. ほむら: 入院中、たっぷり時間が ありましたから!
  266. ほむら: (大丈夫、前回とは違う)
  267. ほむら: (例え記憶がなくなって しまっていても…)
  268. ほむら: (私はちゃんと 鹿目さんのことを覚えてる!)
  269. ほむら: (鹿目さんを助けて、今度こそ ワルプルギスの夜を倒すんだ)
  270.  
  271. 902110-035_mami [node 15]
  272. マミ: ええと、つまり…
  273. マミ: あなたは、私たちの知らない 未来でキュゥべえと契約した
  274. マミ: それで時間がリセットされて もう一度やり直すことになった?
  275. ほむら: はい、そういうことです
  276. マミ: 時間操作なんて…そんな魔法 本当に存在するのかしら
  277. マミ: キュゥべえ、どう思う?
  278. キュゥべえ: 考えられなかった奇跡を 起こすのが魔法の力だ
  279. キュゥべえ: 可能性は十分にあるね
  280. キュゥべえ: それに、ボクにはキミと契約した 記憶が存在していない
  281. キュゥべえ: もしキミが、未来でボクと 契約したのだとしたら…
  282. キュゥべえ: キミがイレギュラーな存在で あることにも説明がつく
  283. マミ: でも、それはひとつの 可能性よね?
  284. マミ: 例えば、契約する時の願いが…
  285. マミ: 「契約の記憶を消して欲しい」 だとしたら?
  286. まどか: マミさんも、暁美さんの話をすぐ 信じるのは難しいですよね…
  287. マミ: ごめんなさい、様々な可能性を 探るのも、大切なことだから
  288. ほむら: 今日の放課後、私と一緒に 来てくれませんか?
  289. ほむら: 私が未来から来た証拠を お見せします!
  290.  
  291. 902110-040_homura [node 16]
  292. まどか: 暁美さん、どこに行くの?
  293. ほむら: もう少しです ちょうど、このくらいの時間で…
  294. マミ: ん…この気配は、まさか
  295. まどか: 魔女の結界!?
  296. ほむら: はい、そうです
  297. ほむら: 私は前回、ここに迷い込んで 鹿目さんたちと出会いました
  298. ほむら: これが、私が未来から来た 証拠です!
  299. マミ: なるほど… 確かに一理はあるわね
  300. マミ: でも検討の前に、こうなったら まず魔女を倒さないと
  301. ほむら: はい、任せて下さい!
  302. ほむら: 前回は、怖くて 見ているだけでしたけど…
  303. ほむら: 今回は、私の魔法の力で ふたりの役に立ちます!
  304. まどか: えっ? 暁美さん…?
  305. ほむら: やあっ!
  306. カチッ
  307. ほむら: ほらっ、ふたりとも見て下さい!
  308. ほむら: 私、時間を止めることが できるんです!
  309. ほむら: だから、この隙に敵を やっつけちゃえば…
  310. まどか: …………
  311. マミ: …………
  312. ほむら: あ、あれ…?
  313. ほむら: ふたりも一緒に 止まっちゃった…
  314.  
  315. 902110-070_homura [node 17]
  316. まどか: 魔女が出てくる場所が 先にわかってたのは…
  317. まどか: 前に一度、暁美さんが この時間を体験した証拠
  318. まどか: そういうことだよね
  319. ほむら: はい、そうです
  320. ほむら: 巴さん、信じてもらえますか?
  321. マミ: そうね…証明、とまでは いかないけれども
  322. ほむら: え…どうしてですか?
  323. マミ: 例えば、未来予知ができる 魔法が使えたとしたら?
  324. マミ: 今日のあなたと同じことが できるんじゃないかしら
  325. ほむら: そ、それは…確かに そうかもしれませんけれど…
  326. ほむら: (本当は、時間を止めたりも できるんだけど…)
  327. ほむら: (でも、まさか鹿目さんたちも 止まっちゃうなんて)
  328. ほむら: (せっかく、みんなの力に なれると思ったのに…)
  329. ほむら: (恥ずかしくて、言えない…)
  330. まどか: でも、暁美さんはどうして 過去に戻ってきたの?
  331. ほむら: ワルプルギスの夜が来るんです
  332. まどか: ワルプルギスの夜?
  333. マミ: 鹿目さんは知らなくても 無理はないわね
  334. マミ: 過去にも様々な場所に現れた とても危険な魔女よ
  335. ほむら: その魔女のせいで 町がめちゃくちゃになって…
  336. ほむら: 巴さんも、鹿目さんも やられちゃって…
  337. ほむら: でも、そんな未来は 絶対に嫌だから…
  338. ほむら: 魔法少女になって もう一度やり直したい…
  339. ほむら: 私も、力になりたい… そう祈って契約したんです!
  340.  
  341. 902111-010_homura [node 18]
  342. ほむら: おはよう、鹿目さん
  343. まどか: おはよう、ほむらちゃん
  344. ほむら: えっ
  345. ほむら: あ、あの…今、私の名前…
  346. まどか: あ、うん…最初はちょっと ビックリしちゃったけど…
  347. まどか: ほむらちゃんは わたしの知らない未来で…
  348. まどか: わたしと友達だったんだよね
  349. まどか: だから、名前で呼んで みたいなって思って…
  350. まどか: だめ…かな?
  351. ほむら: ぜ、全然良いです! 名前で呼んでください!
  352. まどか: ありがとう、ほむらちゃん
  353. まどか: あ、ほむらちゃんもわたしのこと まどかって呼んでね
  354. ほむら: え、いや、あのそれは…
  355. まどか: おはよう、仁美ちゃん!
  356. 仁美: おはようございます
  357. 仁美: …あら?暁美さんも ご一緒ですの?
  358. ほむら: おはようございます
  359. まどか: 昨日、帰りに一緒になって
  360. まどか: 今日からみんなで学校に 行こうって誘ったの
  361. ほむら: 急にお邪魔してすみません
  362. 仁美: いえいえ、構いませんわ 転校生には興味津々ですもの
  363. 仁美: よろしければ暁美さんのこと たくさん聞かせて下さいね
  364. ほむら: こちらこそ 色々お話しさせて下さい!
  365. 仁美: ところでまどかさん
  366. 仁美: さやかさんから何か 聞いていませんか?
  367. まどか: ううん…特に、何も どうかしたの?
  368. 仁美: 昨晩、さやかさんのお母様から 問い合わせがあったんです
  369. 仁美: まだ家に帰ってこないんだけれど なにか知らないかって
  370. まどか: えっ!?さやかちゃんが…?
  371. 仁美: 私と別れたあと、CDを見に 行くっておっしゃってて…
  372. 仁美: あの後ショッピングモールで 強盗事件もありましたでしょう?
  373. 仁美: なにかあったんじゃないかと 心配で…
  374. まどか: そ、そうなんだ…
  375. ほむら: (あ…あれ?)
  376. ほむら: (前回も、同じ話を 聞いたんだっけ…)
  377. まどか: さやかちゃん どうしちゃったんだろう…
  378.  
  379. 902111-040_homura [node 19]
  380. ほむら: きゃっ
  381. まどか: 大丈夫、わたしが守る!
  382. まどか: ほむらちゃん、魔女と 戦ったこと、まだ少ないよね
  383. まどか: ここはわたしとマミさんに任せ…
  384. ほむら: だめですっ!
  385. まどか: ほむらちゃん?
  386. ほむら: (鹿目さんに守られる 私じゃなくて…)
  387. ほむら: (鹿目さんを守る 私になりたい)
  388. ほむら: (そう祈って 契約したんだから…)
  389. ほむら: 今度は私が、鹿目さんを守る!
  390. カチッ
  391. まどか: …………
  392. ほむら: 前回は何もできなかったけど… 今日は、武器を持ってきたから…
  393. ほむら: 時間が止まってる間に 私が魔女をやっつける!
  394. ほむら: うわああああああっ!!
  395. ほむら: えいっ!!
  396. ほむら: えっ!?
  397. ほむら: (ゴルフクラブが当たったら 魔女が、動き出しちゃった!?)
  398. ほむら: きゃあああああああっ!
  399. まどか: あれ?ほむらちゃんは…
  400. ほむらの声: 助けてえええっ!!
  401. まどか: 瞬間移動!?
  402. マミ: 待ってて暁美さん! 今、助けるわ!
  403.  
  404. 902113-010_homura [node 20]
  405. ほむら: それじゃいきます!
  406. ほむら: やあああああっ!
  407. ほむら: うわあああああ!
  408. ほむらの声: えいっ!
  409. ほむらの声: えいっ!
  410. ほむらの声: えいいっ!
  411. カチッ
  412. ほむら: はぁ、はぁ、はぁ…
  413. まどか: あっ、すごい…
  414. まどか: 一瞬で、ドラム缶が ヘコんじゃった…
  415. ほむら: ど、どうでしょうか? 私の魔法は…
  416. まどか: どう思う、マミさん?
  417. マミ: 時間停止ねぇ…
  418. マミ: 確かにすごいけれど 使い方が問題よね
  419. ほむら: は、はい…
  420. ほむら: 触った時に、時間停止が 解けてしまうみたいで…
  421. ほむら: 前回も、そのせいで魔女に やられかけてしまいました
  422. ほむら: ご迷惑、おかけしました…
  423. まどか: 何か、時間が止まってることを 上手く使う方法、ないかな…
  424. ほむら: 私も、色々考えてみたんですけど なかなか思いつかなくて…
  425. マミ: あ…そうだ
  426. マミ: 私、友だちにいい本を 借りたんだけど…
  427. マミ: そこに、参考になるサイトが 載っていたたかもしれないわ
  428. ほむら: 参考になるサイト、ですか…?
  429.  
  430. 902113-020_homura [node 21]
  431. ほむら: (材料はホームセンターで 手に入ったし…)
  432. ほむら: (あとは、巴さんに借りた この本に載ってるサイトで…)
  433. ほむら: (レシピ通りに爆弾を作る)
  434. ほむら: (爆弾なら直接相手に 触らなくてもいいし…)
  435. ほむら: (時間が進んでから、一気に 爆発させることもできるから)
  436. ほむら: (こんな手を思いつくなんて さすが巴さん!)
  437. ほむら: (でも…)
  438. ほむら: (なんでこんな本を 持ってたんだろう?)
  439. ほむら: (もしかして巴さんって 想像以上に過激派…?)
  440.  
  441. 902113-030_homura [node 22]
  442. ほむら: ふぅ…
  443. ほむら: (次の魔女がいつ現れるか わからないから…)
  444. ほむら: (できるだけ早いうちに テストしないと…)
  445. ウーーー…
  446. ほむら: あっ!
  447. ほむら: (パトカー!)
  448. ほむら: (こんな時間に見つかったら 大変だ…!)
  449. ほむら: ちょっとだけ、魔法を…!
  450. カチッ
  451. ほむら: よし!
  452. ほむら: (とりあえずこれで 一安心だけど…)
  453. ほむら: (魔力を使いすぎると ソウルジェムが濁るんだよね)
  454. ほむら: (急いで、人気のない場所に 行かなくちゃ!)
  455. ほむら: (周りに人も いないみたいだし…)
  456. ほむら: (この辺りなら、大丈夫かな)
  457. ほむら: (爆弾を、セットして…)
  458. ほむら: えいっ!!
  459. ほむら: …………
  460. ほむら: あ…あれ?
  461. ほむら: (空中で、爆弾が止まってる)
  462. ほむら: (そうか…)
  463. ほむら: (私の手から離れたものは 時間が止まるんだ)
  464. ほむら: (っていうことは、今のうちに 何個も投げれば…)
  465. ほむら: えいっ!
  466. ほむら: えいっ!
  467. ほむら: よし…
  468. ほむら: (いくつもの爆弾を、一斉に 爆発させることで…)
  469. ほむら: (攻撃力を高めることも できるはず!)
  470. カチッ
  471. ほむら: きゃっ!
  472. ほむら: (す、すごい…)
  473. ほむら: (これならきっと、私も 鹿目さんの力になれるはず…)
  474.  
  475. 902114-010_madoka [node 23]
  476. 仁美: おふたりとも、聞きました?
  477. 仁美: 工場のガス事故と 高架下の爆弾騒ぎ
  478. まどか: あ…うん、なんだか色々 あったみたいだね
  479. 仁美: テロリストがいるなんて噂も 流れているみたいですのよ
  480. 仁美: 最近色々…不安なことばかりで 気をつけなければなりませんね
  481. まどか: そうだね
  482. ほむら: あ…あの、鹿目さん
  483. ほむら: 実はその、爆弾騒ぎの方は 私がやったことで…
  484. まどか: えっ!?ほむらちゃんが?
  485. ほむら: 巴さんに借りた本で、爆弾を 作ったんで、試したくて…
  486. ほむら: それで、夜に高架下で試したら 思ったより威力が大きくて…
  487. まどか: そ、そうなんだ
  488. ほむら: ずっと、迷惑をかけて ばっかりだったけど…
  489. ほむら: 今度こそ鹿目さんの 力になれると思う!
  490.  
  491. 902114-020_homura [node 24]
  492. マミ: ここが、昨日ガス漏れの 事故があった場所ね…
  493. まどか: ソウルジェムも反応してる 魔女の仕業だったんだ
  494. マミ: 昨日も被害が出ている以上 のんびりとはしていられないわ
  495. マミ: 暁美さん、期待しているわよ
  496. ほむら: はいっ!
  497. ほむら: うわっ!わわわっ!
  498. ほむら: (だ、だめ…)
  499. ほむら: (せっかく武器ができたのに 魔女まで辿り着けない)
  500. ほむら: (私、やっぱり足手まとい…)
  501. まどか: やあっ!
  502. まどか: マミさん!今だよ!
  503. マミ: オッケー!
  504. マミ: やっ!
  505. マミ: はっ!
  506. ほむら: (嘘…)
  507. ほむら: (巴さんのリボンが 橋になって…)
  508. マミの声: 暁美さん!お願い!
  509. ほむら: はいっ!
  510. カチッ
  511. ほむら: はぁっはぁっ
  512. ほむら: (私はまだ、ひとりじゃ 戦えないけど…)
  513. ほむら: はぁっはぁっ
  514. ほむら: (私には、仲間がいるから…)
  515. ほむら: えいっ!
  516. ほむら: (ひとりで戦わなくても いいんだ!)
  517. カチッ
  518. まどか: わわっ!?
  519. ほむら: (た、倒した…?)
  520. ほむら: (ホントに私、倒せたの…?)
  521. まどか: やったぁ!
  522. まどか: すごいよ、ほむらちゃん!
  523. マミ: お見事ね
  524. ほむら: …………
  525. ほむら: (ありがとう、鹿目さん)
  526. ほむら: (私もこれで、少しは 力になれるよね…?)
  527.  
  528. 902116-030_kyoko [node 25]
  529. …………
  530. …………
  531. そうだよ 俺ぁ駄目なんだ…
  532. こんな小さな工場ひとつ 満足に切り盛りできなかった
  533. 今みたいな時代にさ、俺の居場所 なんてあるわけねぇんだよな…
  534. 杏子: 時代のせいにすんじゃねーよ
  535. 杏子: いつ、どこの、誰だって、自分の 身の丈に合った居場所はある
  536. 杏子: ピーチクパーチク言い訳つけて 諦めてんじゃねーっての!!
  537. 杏子: ったく、マミのやつ ホントにヤキが回ったのか?
  538. 杏子: 前のアイツなら、こんな魔女を 見逃すはずはないんだけどな
  539. 杏子: まあ…あたしにとっちゃ 良い狩り場だ
  540. 杏子: ボーナスステージ
  541. 杏子: ここいらで たっぷり稼がせてもらうぜ!
  542.  
  543. 902117-010_madoka [node 26]
  544. 早乙女先生: ということで 今日のお知らせは以上です
  545. 早乙女先生: 皆さん、今日も一日 張り切っていきましょー
  546. まどか: あ、あの…先生
  547. 早乙女先生: ん?どうしたの、鹿目さん
  548. まどか: 仁美ちゃん、今日学校 お休みですよね
  549. まどか: 風邪でもひいちゃったんで しょうか?連絡がなくて…
  550. 早乙女先生: ああ…そうね 鹿目さんは、お友達だったものね
  551. 早乙女先生: クラスの皆にはあまり広めないで ほしいんだけれど…
  552. 早乙女先生: 昨日、事故に巻き込まれたの
  553. まどか: え…!? 事故ですか…?
  554. 早乙女先生: ガスを吸って、入院してるわ
  555. 早乙女先生: もしお見舞いしたかったら お家の人に連絡してみて
  556. まどか: はい、ありがとうございます
  557.  
  558. 902117-015_homura [node 27]
  559. マミ: そう… お友だちが、そんな目に…
  560. まどか: あ、あの…もしかしたら その事故も、魔女のせいで…
  561. マミ: …そうかもしれないわね
  562. マミ: 今朝、集団自殺未遂事件の 現場を見てきたけど…
  563. マミ: 幽かに、魔力の気配があった
  564. ほむら: それじゃあ、魔女退治に…
  565. マミ: ううん、すでに結界はなかったわ
  566. マミ: だから、もう別の場所に 移動してしまったか、それとも…
  567. マミ: 別の魔法少女に、退治されたか
  568. まどか: え…見滝原に、わたしたちの 他にも魔法少女が!?
  569. ほむら: それじゃみんなで協力すれば…
  570. マミ: それはどうかしら
  571. まどか: え…
  572. マミ: グリーフシードの数は限られてる
  573. マミ: みんながみんな 仲良くなれるわけじゃないわ
  574. マミ: 時には、奪い合って殺し合う… なんてことも、ないわけじゃない
  575. まどか: そんな…
  576. マミ: 大丈夫よ
  577. マミ: どんなことがあっても あなたたちは私が守る
  578. ほむら: (どうしてだろう…)
  579. ほむら: (巴さんの雰囲気が全然違う)
  580. ほむら: (前回は、もっと余裕が あった気がするんだけど…)
  581. ほむら: (私がいるせいで 負担が増えてるのかな…)
  582.  
  583. 902117-030_homura [node 28]
  584. まどか: 今日もソウルジェムで 魔女捜し、がんばろう!
  585. ほむら: あの…ごめんなさい…
  586. ほむら: 私が、前の周の出来事を 全部記憶していれば…
  587. ほむら: 志筑さんのケガも 防げたはずなのに…
  588. まどか: あっ、ううん ほむらちゃんのせいじゃないよ!
  589. マミ: 暁美さんの契約は ワルプルギスの夜だったのよね
  590. マミ: それ以前の情報を知らないのは 無理もないわ
  591. ほむら: …はい、ありがとうございます
  592. ほむら: あ…この気配は…
  593. まどか: 魔女の結界!
  594. マミ: いいえ、これは恐らく 使い魔のものね
  595. ほむら: 使い魔ってことは、まだ魔女に なってないんですよね?
  596. まどか: それでも、油断は禁物だよ
  597. マミ: それに、放っておけば人間に 危害を及ぼすようになるわ
  598. マミ: いずれにせよ…
  599. マミ: ここで倒すより他に、手はない…
  600. 杏子の声: そいつはどうかな?
  601. マミ: …!?
  602. ほむら: 新しい、魔法少女?
  603. まどか: 佐倉、杏子さん…ですよね?
  604. 杏子: ん?ああ、あんたは… 自動車工場にいたひよっこか
  605. まどか: 先日は、助けてもらってどうも ありがとうございました
  606. 杏子: 勘違いするなって
  607. 杏子: あたしはただ、グリーフシードを もらいたかっただけだ
  608. まどか: じゃあ、今日も…
  609. ほむら: 急いで、使い魔が逃げる…
  610. ほむら: きゃっ
  611. 杏子: だから言ってんだろ?あたしの 狙いはグリーフシードだって
  612. まどか: え…
  613. マミ: 使い魔はグリーフシードを 落とさない
  614. マミ: だから、魔女になるのを 待てっていうのね
  615. ほむら: そんな、それじゃあ 誰かが襲われることに…
  616. 杏子: 関係ないね
  617. ほむら: そんな…
  618. 杏子: 弱肉強食って言うじゃないか 弱い奴が食われんのは運命さ
  619. まどか: そんなこと…
  620. マミ: そんなことは、させないわ
  621. 杏子: やる気かい?
  622. 杏子: 残念だけど、あたしの目的は 金の卵を逃がすこと
  623. 杏子: 巴マミと戦うのはまだ先さ
  624. マミ: 待ちなさい!
  625. ほむら: 逃げられちゃった…
  626. まどか: マミさん、佐倉さんって…?
  627. マミ: 彼女はかつて、私と一緒に 魔女と戦ったわ
  628. マミ: でも…
  629. マミ: 今はもう、仲間じゃない
  630.  
  631. 902122-040_madoka [node 29]
  632. まどか: あ…あれ?
  633. まどか: この、気配って…
  634. まどか: やっぱり! 近くに魔女がいる
  635. ほむら: 巴さん、聞こえますか?
  636. ほむら: 巴さん!
  637. ほむら: だめだ…遠くて テレパシーが通じない…
  638. まどか: 携帯の番号も…うう 聞き忘れちゃったし…
  639. ほむら: どうしよう、鹿目さん
  640. まどか: …………
  641. まどか: マミさん、今日は図書館で 勉強するって言ってたよね
  642. まどか: でも、そろそろ家に帰る 時間だし…
  643. まどか: もし呼びに行ったとしても 魔女がどうなるかはわからない
  644. まどか: このままにはしておけない
  645. まどか: 行こう、ほむらちゃん!
  646. ほむら: う…うん
  647. ほむら: ひっ
  648. まどか: 大丈夫
  649. まどか: 今のわたしとほむらちゃんなら きっとできるよ!
  650. ほむら: そう…だよね
  651. まどか: やあっ!!
  652. まどか: いい感じ!
  653. まどか: (ほむらちゃんの爆弾は 数に限りがあるから…)
  654. まどか: (わたしがそれまで攻撃して 相手の魔力を削って…)
  655. まどか: きゃっ!
  656. ほむら: 鹿目さん!!
  657. まどか: うくっ、ん…
  658. まどか: んぐぐぐぐぐ…
  659. まどか: (捕まっちゃった)
  660. まどか: (ど、どうしよう…)
  661. まどか: あああ…ほむら…ちゃんっ
  662. ほむら: っ!!
  663. まどか: (え…)
  664. まどか: (ほむらちゃんが、消えた…?)
  665.  
  666. 902122-050_homura [node 30]
  667. まどか: きゃっ!
  668. ほむら: 鹿目さん!!
  669. まどか: うくっ、ん…
  670. まどか: んぐぐぐぐぐ…
  671. ほむら: (鹿目さんが捕まっちゃった!)
  672. ほむら: (爆弾を使ったら 鹿目さんが巻き添えになる)
  673. ほむら: (時間停止を使っても 魔女に触っちゃうし…)
  674. ほむら: (今の状況じゃ、私 何の役にも立てない…)
  675. まどか: あああ…ほむら…ちゃんっ
  676. ほむら: っ!!
  677. カチッ
  678. ほむら: ゴメン、鹿目さん!
  679. ほむら: すぐに戻ってくるから!!
  680. ほむら: はぁっ!はぁっ!はぁっ!
  681. ほむら: (私には無理だから 巴さんを呼んでこなきゃ)
  682. ほむら: (大丈夫、私のソウルジェムは まだきれいだから…)
  683. ほむら: (巴さんを呼びに行くくらいは なんとか間に合うはず)
  684. ほむら: (問題は、巴さんが 今どこにいるかだけど…)
  685. ほむら: (もしこの近くなら テレパシーが届くはず!)
  686. カチッ
  687. ほむら: 巴さん!聞こえますか!? 今、どこにいますか!?
  688. マミの声: 暁美さん? レコンパンスの前だけど
  689. カチッ
  690. ほむら: (やった!通じた!)
  691. ほむら: (レコンパンスなら ここからすぐ!)
  692. ほむら: (きっと、間に合う…)
  693. ほむら: (間に合わせなきゃ、 だめなんだ!)
  694. ほむら: いたっ!
  695. ほむら: 巴さんッ!巴さんッ!
  696. マミ: え…暁美さん?
  697. ほむら: 鹿目さんが、大変なんです! 魔女に捕まって、私だけじゃ…
  698. マミ: どこにいるの?
  699. ほむら: 埠頭近くの、工場です
  700. マミ: わかったわ
  701. ほむら: あ…
  702. ほむら: (そうか…リボンがついてれば 時間が止まってても動けるんだ)
  703. マミ: 急ぎましょう、暁美さん!
  704. ほむら: は、はいっ!
  705.  
  706. 902123-025_homura [node 31]
  707. マミ: 暁美さん、昨日は助かったわ
  708. マミ: あなたがいなかったら 鹿目さんがどうなってたか…
  709. ほむら: いや、その、私は…
  710. ほむら: 私がもう少しうまく魔法を 使えたら、そもそも…
  711. まどか: ほむらちゃんは、ほむらちゃんに できることをしてくれた
  712. まどか: 目の前から消えたと思ったら マミさんと一緒に現れて…
  713. まどか: わたし、とっても うれしかったんだ
  714. まどか: マミさんを呼んできてくれて ありがとう
  715. ほむら: ど…どう、いたしまして…
  716. マミ: 早速だけど、グリーフシードで 穢れを取ってもらうことにして…
  717. ほむら: ありがとうございます
  718. マミ: それで、佐倉さんの ことなんだけれど…
  719. まどか: あの…
  720. まどか: やっぱりわたしたち、佐倉さんと 戦わなきゃならないんでしょうか
  721. まどか: マミさん、昔は一緒に 魔女退治をしてたんですよね?
  722. まどか: だったらまた みんなで協力して…
  723. マミ: そうね…私も、できることなら そうしたいと思っているわ
  724. マミ: しばらく、佐倉さんのこと 任せてもらえないかしら?
  725. マミ: 彼女のことは、私が一番 良く知っているから…
  726. マミ: お願い
  727. まどか: …………
  728. ほむら: …………
  729. まどか: わかりました
  730. まどか: でも、少しでもピンチになったら わたしたちを呼んでください
  731. ほむら: 私も、すぐ助けに行きます!
  732.  
  733. 902123-050_kyoko [node 32]
  734. 杏子: やれやれ…
  735. 杏子: またハズレ… 魔女じゃなくて使い魔かよ
  736. 杏子: こんなザコに構ってる暇は…
  737. ???の声: いやああああッ!!
  738. 杏子: ん…?
  739. マミ: んがはっ!
  740. 杏子: お…おい、マミ!?
  741. マミ: さ…佐倉、さん?
  742. 杏子: おまえ…なんで こんなザコに?
  743. マミ: ごめんなさい、私、もう…
  744. 杏子: ふっざけんな!お前、こんな とこでやられてる場合じゃ…
  745. マミ: お願い…が…あるの
  746. マミ: これから…ワルプルギスの夜が 来るわ…
  747. 杏子: は?お前、なに言って…
  748. マミ: 鹿目さんと…暁美さんを よろしく…
  749. マミ: …………っ!
  750. 杏子: マミ!おい、マミ…
  751.  
  752. 902124-010_madoka [node 33]
  753. まどか: マミさん、マミさん?
  754. まどか: 聞こえますか?今日 学校に来てますか?
  755. まどか: …………
  756. まどか: …返答、ないみたい…
  757. ほむら: 昨日、何かあったのかな?
  758. ほむら: 佐倉さんのことは任せてって 言ってたけど、まさか…
  759. まどか: …………
  760. まどか: 放課後、マミさんの家に 行ってみようか
  761. ほむら: …うん
  762.  
  763. 902124-020_kyoko [node 34]
  764. 杏子: ワルプルギスの夜…か
  765. 杏子: (大量に資料が並んでる)
  766. 杏子: (まさか本当に 見滝原を襲うってのか?)
  767. 杏子: (それに、そもそもマミがあんな ザコにやられるわけがない)
  768. 杏子: (一体マミに何の 異変があったってんだ?)
  769. 杏子: (昨日、一緒にあった 死体と、何か関係が…)
  770. ガチャ…
  771. 杏子: ん…?
  772. 杏子: なっ!?
  773. ほむら: 動かないで下さい!
  774. 杏子: おまえら、いつの間に…?
  775. まどか: 佐倉さん 昨日、マミさんに会いましたね?
  776. 杏子: …ああ
  777. 杏子: 魔女の使い魔にやられて アイツは死んだよ
  778. ほむら: え…
  779. まどか: 嘘…
  780. まどか: マミさんがやられるなんて そんな…そんなこと…!
  781. まどか: だって、マミさんはものすごく 強くて…カッコよくて…
  782. まどか: わたしと一緒に、ワルプルギスの 夜を倒そうって…
  783. 杏子: ワルプルギスの、夜…?
  784. ほむら: あなたが、巴さんを 殺したんですか?
  785. 杏子: あたしじゃない…って言えば 信じるか?
  786. ほむら: グリーフシードを巡って 魔法少女が争うこともある
  787. ほむら: そう、巴さんは言っていました
  788. ほむら: もし、あなたが彼女を 殺したのなら…
  789. 杏子: だったら、どうする?
  790. 杏子: 復讐で、あたしを殺すかい?
  791. ほむら: …………
  792. まどか: それは…
  793. 杏子: やりたきゃいつでも 相手になるぜ
  794. 杏子: もっとも…
  795. まどか: きゃっ
  796. ほむら: いやっ!
  797. 杏子: 今のあんたたちに 負けるあたしじゃないけどな
  798. 杏子: 復讐したいなら、もっと強く なってから出直しな
  799. まどか: 佐倉さん!
  800. ほむら: …逃げられちゃった
  801.  
  802. 902125-010_madoka [node 35]
  803. ほむら: 行くよ、鹿目さん!
  804. まどか: うん ほむらちゃん、お願い!
  805. カチッ
  806. ほむら: どう?
  807. まどか: 本当だ… わたしも動けるよ!
  808. ほむら: やっぱり…この前、巴さんを 呼びに行ったとき、わかったの
  809. ほむら: 触っていなくても、魔力の こもったリボンで繋いだら…
  810. ほむら: 止まった時間を共有できる
  811. まどか: すごい…すごいよ ほむらちゃん!
  812. まどか: この力があったら、わたしたち どんな相手にも負けないね!
  813.  
  814. 902125-020_homura [node 36]
  815. まどか: ほむらちゃん!
  816. ほむら: うん!
  817. カチッ
  818. ほむら: 止めたよ、鹿目さん!
  819. まどか: オッケー! 後はわたしにまかせて!
  820. まどか: やっ!
  821. ほむら: (私たちの体が触れている ものは、動くことができる…)
  822. まどか: やっ!
  823. ほむら: (でも、体から離れたものは すぐに時間が止まってしまう)
  824. まどか: はぁっ!
  825. ほむら: (それは、一見不利な 条件にも見えるけど…)
  826. まどか: いいよ、ほむらちゃん!
  827. ほむら: うん!
  828. カチッ
  829. ほむら: (鹿目さんの弓矢…飛び道具なら 力を上手く引き出せるんだ!)
  830. まどか: やったね、ほむらちゃん!
  831. ほむら: うん!
  832. ほむら: (鹿目さんには、少し 負担が大きいけれども…)
  833. ほむら: (この戦い方なら ワルプルギスの夜にもきっと…)
  834.  
  835. 902132-012_madoka [node 37]
  836. まどか: あれが…ワルプルギスの夜
  837. ほむら: …うん、そうだよ
  838. 杏子の声: やれやれ
  839. まどか: !?
  840. ほむら: 佐倉さん!
  841. 杏子: まさかホントに、現れるとはな
  842. 杏子: おまえら、アイツと 戦うつもりか?
  843. 杏子: まともにやって 勝てる相手じゃないぞ
  844. まどか: …………
  845. まどか: …わかってます
  846. まどか: それでも、皆を守りたい
  847. まどか: きっとそれが マミさんの願いでもあるから…
  848. 杏子: ちぇっ
  849. ほむら: それに、まともに戦う つもりはありません
  850. ほむら: 私たちにだって 作戦があります
  851. 杏子: ふぅん…言うね
  852. 杏子: それじゃ、その作戦とやら 特等席で観戦させてもらおうか
  853. まどか: …わかりました
  854. まどか: 行こう、ほむらちゃん
  855. ほむら: うん!
  856. ほむら: 今日まで一緒に 特訓してきたんだもの
  857. ほむら: 見滝原は、 私たちが守ってみせる!
  858. カチッ
  859. ほむら: 鹿目さん!
  860. まどか: うん!
  861. ほむら: えいっ!
  862. まどか: やあっ!
  863. ほむら: えいっ!
  864. まどか: そこっ!
  865. まどか: (特訓の中で見つけた コンビネーション!)
  866. まどか: (ほむらちゃんが投げた爆弾を 私の弓が射貫いて…)
  867. まどか: いいよ、ほむらちゃん!
  868. ほむら: うんっ!
  869. カチッ
  870. まどか: いけええっ!!
  871. ほむらの声: やった!?
  872. まどか: あっ!
  873. ほむら: きゃあッ!!
  874. まどか: (そ、そんな…)
  875. まどか: (全然、効いてない?)
  876. まどか: ほむらちゃん、危ないッ!!
  877. 杏子: おいおい、こんなところで ギブアップか?
  878. ほむら: 佐倉さん…?
  879. まどか: わたしたちの代わりに…
  880. 杏子: …ったく、あたしも ヤキが回ったかな
  881. 杏子: 普段なら、こんな町見捨てて 逃げ出すところだけどさ
  882. 杏子: おまえら、マミに 感謝するんだな
  883. 杏子: ぐはぁっ!
  884. まどか: 佐倉さん!
  885. 杏子: あたしのことは、放っておきな
  886. 杏子: マミの代わりに、この町を 魔女から守るんだろ…
  887. まどか: そんな、でも…
  888. 杏子: ほら、さっさと魔女を 倒してこいよ!
  889. ほむら: 鹿目さん…!
  890. まどか: …………
  891. まどか: 絶対、すぐに、倒してきます!
  892. まどか: わたしは…みんなを守るために 魔法少女になったんだから!
  893.  
  894. 902132-020_madoka [node 38]
  895. まどか: うぅ…
  896. まどか: うううッ!
  897. ほむら: どうしたの!? ねぇ鹿目さんしっかりして!
  898. まどか: ど、どうして…うっ!
  899. まどか: (みんな…みんな 死んじゃった)
  900. まどか: (マミさんも、佐倉さんも…)
  901. まどか: (そしてたぶん… さやかちゃんも)
  902. まどか: (わたしが弱いから みんなを守れなかった)
  903. まどか: (せっかく、魔法少女になって 皆の役に立てると思ったのに…)
  904. まどか: (わたしは、全然 役立たずで…)
  905. まどか: あああああああああああっ!
  906. ほむら: !! 何…?
  907. ほむら: ッ!!
  908. ほむら: どうして…なんで…
  909. ほむら: こんな…!!
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