Say, for example, that each goddess had one hundred points of power. In their contest for Mitsuki’s affection, they had each given Mitsuki ten. While they wanted to grant him power to earn his favor, giving him too much would be ceding their ability to contest the other goddesses. So they had slowly and gradually given power to him...until one day Alexia suddenly gave up eighty points of her power to him.

That left her at ten points, the UEG and Luu at ninety, and Mitsuki himself at one hundred and ten. Alexia had greatly weakened herself, and it looked like she had no chance in the conflict any longer. However, it also resulted in Mitsuki having more power than the goddesses.

Though everything had revolved around him, Mitsuki had been no more than a spectator up until that point. Now things were different. While Mitsuki was used to members of the opposite sex constantly falling for him, a situation like this was too much. He lent his power to Alexia, feeling sympathy for her after she had given up everything she had.

The truce between the goddesses collapsed back into war. When their powers had been more or less even, any such conflict would develop into an eternal deadlock, but now that Alexia was thirty percent stronger than the other two, it was over in no time. If the other two had cooperated, they may have been able to resist her, but with them still in conflict, Alexia was able to defeat them one at a time.

-Volume 14 Chapter 9

女神 の 力 が それぞれ １００ だ と しよ う。 恋 の 鞘 当て において どの 女神 も ミ ツキ に 10 の 力 を 与え て いる 状況 だっ た。 ミ ツキ の 歓心 を 得る ため に 力 を 与える のは いい として、 与え 過ぎれ ば 他 の 女神 に 優越 さ れる こと に なる。 その ため 力 の 贈与 は 慎重 に 少し少し ずつ 行わ れ て い た の だ が、 そこで アレクシア が 一気に 80 の 力 を 与え た の だ。 　 つまり ミ ツキ の 力 が １１０、 アレクシア が 10、 ＵＥＧ が 90、 ルー が 90。 そんな バランス に なっ て しまっ た。 　 確か に アレクシア は 弱体化 し、 恋愛 闘争 からは 脱落 し た かの よう に なっ た。 だが、 女神 たち よりも ミ ツキ の ほう が 力 が ある という 状況 に なっ て しまっ た の だ。 　 当事者 では ある もの の 半ば 傍観 し て い た ミ ツキ だっ た が、 こう なっ て くる と 話 は 変わる。 　 元々 惚れ られ やすく、 常に 異性 が 身の回り に い て あれこれ と 関わっ て くる 人生 では あっ た が、 さすが に この 状況 には ミ ツキ も うんざり し て い た の だ。 　 ミ ツキ は、 その 力 を アレクシア に 貸し 与え た。 力 を 投げ出し、 全て を 捧げ た アレクシア に 同情 し た の だ。 　 協定 は 破棄 さ れ、 三 女神 による 乱戦 が 始まっ た。 　 力 が 拮抗 し て いる なら 千日手 に 陥る こと も ある が、 三 割 も 力 が 違え ば 勝敗 は 決まり 切っ て いる。 二 体 の 女神 が 協力 すれ ば 対抗 でき た かも しれ ない が、 元々 協力 し あう よう な 関係 でも なく、 アレクシア は それぞれ を 個別 撃破 し た。

-Volume 14 Chapter 9