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Feb 26th, 2024
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  1. FILENAME: text_914101-010.txt [Day 1]
  2. 嘘の結末
  3. 偽りの関係
  4. でも
  5. それも
  6. もう終わりだから
  7. バイバイ
  8. ジリリリリリ!
  9. まばゆ: …………
  10. まばゆ: さて…と
  11. まばゆ: 最後の仕事ですね
  12.  
  13. FILENAME: text_914101-020.txt
  14. まばゆ: (学校に行く途中で…)
  15. マミ: …………
  16. まばゆ: (マミさんとすれ違う)
  17. まばゆ: (でも、彼女は私に 声をかけない)
  18. まばゆ: (彼女には、もう私の 記憶が存在しないから)
  19.  
  20. FILENAME: text_914101-030.txt
  21. まばゆ: (今の私は、まるで 前の周のマミさんだ)
  22. まばゆ: (彼女は、私の記憶を 持っていて…)
  23. まばゆ: (でも、わざと知らないふりを しなければならなかった)
  24. まばゆ: (相手が抱えた罪がなんなのか ずっと、不安に怯えたまま…)
  25. まばゆ: (そんな関係は、耐えきれない)
  26. まばゆ: (ソウルジェムも、濁っちゃう)
  27. まばゆ: (これじゃあ、全然 鹿目さんは救えない)
  28.  
  29. FILENAME: text_914101-032.txt
  30. まばゆ: (だから、私に…)
  31. まばゆ: (私たちに残された 最後の希望への道しるべは…)
  32.  
  33. FILENAME: text_914101-035.txt
  34. まばゆ: 暁美さん
  35. ほむら: まばゆ 来たのね
  36. ほむら: これを見てくれる?
  37. まばゆ: フローチャート…?
  38. まばゆ: あっ!今回は戦闘機まで 盗みきるつもりですね?
  39. ほむら: ええ、でも前回とメンバーが違う 同じルート構築はできないわ
  40. ほむら: 前回の反省も含めて、最終日の 対策をブラッシュアップしたの
  41. ほむら: どうかしら?
  42. まばゆ: ふむふむ、なるほど
  43. まばゆ: なかなか周到に 用意されていますが…
  44. まばゆ: ここを省けば、私の協力は 要らないのでは?
  45. ほむら: …はぁ
  46. ほむら: 横着をする気? あなたの協力がないと…
  47. ほむら: …………まばゆ?
  48. まばゆ: 暁美さんには、今まで ずーっとお世話になりましたよね
  49. まばゆ: 巻き込まれたことに戸惑ってて 魔法少女ってことも知らなくて
  50. まばゆ: 自分が何をできるかも知らない 秒で死んじゃうザコキャラで…
  51. ほむら: ちょっと、何を言って…
  52. まばゆ: でも、何回かは暁美さんの 命を救ったりできて…
  53. まばゆ: そのおかげで、このフローが できたのだとしたら…
  54. まばゆ: 私も、この世界にいる 意味があるってものです!
  55. ほむら: やめて、まばゆ! 私は、あなたがいないと…!
  56. まばゆ: できますよ
  57. まばゆ: 私と共に過ごした記憶を無くせば あなたは正しい結末にたどり着く
  58. まばゆ: そんな未来を…私はもう 視ちゃいましたから
  59. ほむら: そんな…
  60. まばゆ: ほむらさん
  61. ほむら: まばゆ…
  62. まばゆ: 今までありがとうございました
  63. まばゆ: あとは、よろしくです
  64. チャキッ…
  65. まばゆ: お願いします
  66. まばゆ: 鹿目さんと別れてしまうことに 鈍感にならないで…
  67. ほむら: 私より先に絶望するなんて…
  68. ほむら: 私をひとりにするなんて 許さないわよ、まばゆ!!
  69. ほむら: どう、まばゆ?
  70. ほむら: 未来のまばゆは…私のそばにいた?
  71. まばゆ: みんなで、ワルプルギスの夜を 越えましょう!
  72. ほむら: あ…あれ? 私、今、何を…
  73. ほむら: ああ、そうか フローチャート
  74. ほむら: …………ん?
  75. ほむら: 変ね
  76. ほむら: この展開、ひとりじゃ成立 しないような…
  77. ほむら: …………
  78. ほむら: 私、何か勘違い… していたのかしら…?
  79.  
  80. FILENAME: text_914101-060.txt
  81. まばゆ: 私が私の記憶を切ったら ほむらさんが折れちゃうから
  82. まばゆ: 全員の記憶から 愛生まばゆの記憶を消す!
  83. まばゆ: そして私の記憶もまた消える運命
  84. まばゆ: それが、あの未来を導く たったひとつの冴えたやり方
  85. まばゆ: 完全犯罪! そして誰もいなくなった!
  86. まばゆ: とまあ、虚勢を張ってみても…
  87. まばゆ: やっぱり、ひとりぼっちは さみしいもんですねぇ…
  88. まばゆ: 記憶は私を蝕んでいって 魔女化させてしまう
  89. まばゆ: 避けようのない未来であることは わかっていますが…
  90. まばゆ: ちぇっ、寂しいです
  91. まばゆ: まあ、でも…そうだなあ…
  92. まばゆ: レンタルビデオで借りてきて そんなに期待してなかったのに
  93. まばゆ: 意外とクッソ面白かった、あの 映画の興奮をまた味わえるなら…
  94. まばゆ: 記憶を失うってのも、ま 全部悪いってわけじゃないかも
  95. まばゆ: さて…
  96. まばゆ: …………
  97. チャキッ…
  98. まばゆ: 「ああ… いろいろ、あったけど…」
  99. まばゆ: 「とっても、ステキなフィルムに なりましたね」
  100. まばゆ: 「それでは、みなさん…」
  101. まばゆ: 「さようなら」
  102.  
  103. FILENAME: text_914102-010.txt [Day 2]
  104. ジリリリリリ!
  105. まばゆ: ふわぁあぁ…
  106. まばゆ: 朝…ですか…
  107. まばゆ: 朝…ですね…
  108. まばゆ: おやすみなさい…
  109. まばゆ: …………
  110. ジリリリリリ!
  111. まばゆ: うううう…わかりました わかりましたよ…ふわぁあ…
  112.  
  113. FILENAME: text_914102-015.txt
  114. まばゆ: (あー、だる…あー、つら… 朝の日差しが私の目を焼く…)
  115. まばゆ: (私のようなボッチ陰キャに 日々の登校はコクですよ)
  116. まばゆ: (さっさと教室に潜り込んで 机につっぷして爆睡したい…)
  117. さやか: ねえねえ、で、どうするの そのラブレター?
  118. 仁美: いえ…どうするの、と 言われましても…
  119. 仁美: 相手のことも よく存じ上げませんし
  120. さやか: いやー、いきなり結論 出さなくてもさあ
  121. さやか: つきあってみてから考える… みたいなのもアリなんじゃない?
  122. まばゆ: (はぁ…朝っぱらから恋バナで テンション高いですねぇ)
  123. まばゆ: (どこの誰だか知りませんけど ラブレターだなんて、古風な…)
  124. まばゆ: (ま、古風だろうと今風だろうと 私には全然関係ないですけど)
  125. さやか: ねえねえ、もしまどかに ラブレター届いたら、どうする?
  126. まどか: え?わたし!?
  127. まどか: きゅ、急にそんなこと言われても わかんないけど…
  128. まどか: でももし、そんなことがあったら 悪い気はしない…よね?
  129. さやか: おやおやぁ…まどかさん 満更でもないですなー
  130. まどか: ちょっと、からかわないでー
  131. 仁美: わかりましたわ、それでは私から まどかさんに秘伝のモテ術を…
  132. まどか: えっ、モテ術…!?
  133. まばゆ: (はいはい、青春青春)
  134. まばゆ: (若人よ、恋に部活に 励むがいいですよー)
  135. まばゆ: (私はひとり、ボッチ術に 励むとしましょうか)
  136. まばゆ: …………
  137. まばゆ: (いや、別に寂しくなんて ないですけど…)
  138.  
  139. FILENAME: text_914102-020.txt
  140. まばゆ: (なんでもない日常が 当たり前に過ぎていく…)
  141. まばゆ: (ダルい学校で昼寝をしたり 適度に授業をサボったり…)
  142. まばゆ: (ビデオ屋でレアな旧作を レンタルしておこたで堪能…)
  143. まばゆ: (そんな当たり前でフツーの 毎日が過ごせれば、それで…)
  144. 先生: それでは、抜き打ちテストを行う
  145. みんな: 「えええええええーっ!!」
  146. まばゆ: (うげ、やば)
  147. まばゆ: (何でもない日常が幸せなんて 撤回…!)
  148. まばゆ: (やだやだやだー! 抜き打ちテスト、はんたーい!)
  149. まばゆ: …………
  150. まばゆ: (うーん、だめだ…)
  151. まばゆ: (空白だらけで、時間も余って… いっそ、寝ちゃいますかね…?)
  152. まばゆ: (なんかこう… ありませんかね?)
  153. まばゆ: (テストの答えがわかる魔法! みたいなの!)
  154. まばゆ: (ないですよねー…)
  155. まばゆ: (ないかー…)
  156. まばゆ: (はぁ…)
  157.  
  158. FILENAME: text_914102-025.txt
  159. まばゆ: (あー、こりゃ追試 決定ですねぇ…)
  160. まばゆ: (うううう…めんどくさい…)
  161. まばゆ: (こんな日は、お手伝いの前に 黒猫ちゃんに慰めてもらって…)
  162. まばゆ: (いやまあ、いつも素っ気なく あしらわれてしまいますが!)
  163. まばゆ: (不幸なことがあったんだから ラッキーもないと釣り合いが…)
  164. ???: …………
  165. まばゆ: …………?
  166. まばゆ: (あれ?)
  167. まばゆ: (何か今、道路の向かい側に ミョーな生きものがいたような)
  168. まばゆ: (ネコ?イヌ? それともタヌキ?)
  169. まばゆ: (信号が変わったら 追いかけてみましょうか…)
  170. まばゆ: …………
  171. まばゆ: …………
  172. まばゆ: …………
  173. まばゆ: …………うーん
  174. まばゆ: (おかしいな…)
  175. まばゆ: (全然、信号が変わりません)
  176. まばゆ: (信号機の故障?)
  177. まばゆ: えっ!?
  178. まばゆ: (な、何あれ!?)
  179. まばゆ: (自転車が…道路の真ん中で 止まってるの、あれって…)
  180. まばゆ: わわっ!!
  181. まばゆ: (え…ナニナニ?)
  182. まばゆ: (もしかして、今…)
  183. まばゆ: (時間、止まってました!?)
  184.  
  185. FILENAME: text_914102-030.txt
  186. まばゆ: …………
  187. まばゆ: (さっきのアレ、なんですか? 信号もヤケに長かったし…)
  188. まばゆ: (時間が止まってたとしか… それ以外、考えられない…)
  189. まばゆ: (うーん、しかし…そんな 非科学的なこと、起こるワケ…)
  190. まばゆ: (起こるなら…せめてテスト中に 起こって欲しかった…!!)
  191. まばゆ: (カンニング させて欲しかった…!)
  192. まばゆ: (悔しい…!)
  193. まばゆ: …………いやいや
  194. まばゆ: (っていうか…うーん 私、疲れてるんですかね…)
  195. まばゆ: (まさかこれも、夢の続きとか そういうオチじゃ…)
  196. まばゆ: 咲笑さん
  197. 咲笑: なあに、まばゆちゃん?
  198. まばゆ: ほっぺ、つねってくれませんか?
  199. 咲笑: えいっ
  200. まばゆ: いででででっ!
  201. まばゆ: ちゅ、ちゅうちょがなひ…
  202. 咲笑: やあっ、とりゃー!
  203. まばゆ: だだだ、だいじょうぶ! もう、だいじょうぶれすからぁ…
  204. まばゆ: はぁ…咲笑さん、やることが極端
  205. 咲笑: 今日は様子が変よ また夜更かししちゃった?
  206. まばゆ: そうじゃ、ないんですけど…
  207. カランカラン
  208. 咲笑の声: いらっしゃいませー
  209. まばゆ: いらっしゃいま…せ
  210. まばゆ&マミ: あ…
  211. マミ: ええと…もしかして 愛生…さん?
  212. まばゆ: クラスメイトの、たしか… 巴さん…ですよね
  213. まばゆ: すみません!あ、あの…っ!! これ、アルバイトじゃなくて!
  214. まばゆ: 家の、手伝いで、だからその で、で、できれば内密に…
  215. マミ: ふふふ、大丈夫よ
  216. まばゆ: ほ…ほんとうですかっ!?
  217. マミ: だって、このお店にはいつも お世話になってるんだもの
  218. まばゆ: あ、あ、ありがとうございます! 恩に着ます!!
  219. マミ: むしろ、私もお店のお手伝い させてもらいたいくらい
  220. まばゆ: えっ?
  221. マミ: だって、レコンパンスのケーキの レシピが知りたいし、それに…
  222. マミ: その制服も、とっても かわいいんだもの!
  223. まばゆ: あ、なんか…言われると て、照れる…
  224. 咲笑: あらあらあらあら!! まばゆちゃんのお友だち?
  225. 咲笑: 現在レコンパンスの店員には 若干名余裕が…!
  226. まばゆ: はいはい!ダメダメ! 正規の方法で募集して下さい!
  227. 咲笑: ちぇーっ
  228. マミ: ふふふ、なんだか面白い パティシエさんね
  229. まばゆ: 恥ずかしながら、私の保護者で
  230. まばゆ: まあ、あれでも料理の腕前は 超一流…って感じで
  231. まばゆ: あ、それで注文は何にしますか?
  232. マミ: レモンケーキと、ザッハトルテを もらえるかしら
  233. まばゆ: はい、かしこまりました
  234. まばゆ: (ふぅ…焦った…)
  235. まばゆ: (まさかクラスメイトに お手伝いが見つかるなんて…)
  236. まばゆ: (いやあ、巴さんが 優しい人で、助かった…)
  237. まばゆ: お会計、1300円になります
  238. マミ: はい、ちょうどね
  239. まばゆ: たしかに!
  240. マミ: また来るわね、まばゆさん
  241. まばゆ: お待ちしています、マミさん!
  242. まばゆ: (って、あれ…?)
  243. まばゆ: (今、私、なんて…)
  244. まばゆ: …ま、いっか
  245. まばゆ: にひひひひひ
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