lycanthropy confusion

人間をライカンスロープにしてしまうこの病いは、精霊力の異常によって起こる通常の病気とは異なると考えられています。
賢者のなかには、これを一種の呪いであると主張するものもいます (もっとも “リムープ・カース“ の呪文で解除できないので、この賢者の主張は受け入れられていませんが)。
ライカンスロープに傷を負わされた者は、2Dをふらなければなりません。
出目が6か、それより小さければ、ライカンスロープに感染したことになります (ライカンスロープが一種の伝染病であるという知識を冒険者が知らないときには、ゲームマスターが密かにサイコロをふります)。
ライカンスロープの進行は通常の病気のルールとは異なります。
ライカンスロープに感染した者は、傷口が腫れ上がり、高熱を発します。
この熱は延々と続きます。

その日から毎夜、2D+3と月齢 (月齢が16日以上のときは「30 - 月齢」) を比較します。
月齢と同じか、より低い数値が出た時点で、そのキャラクターは完全なライカンスロープとなり、獣の姿に変身します。
自然治癒はしません。
完全なライカンスロープになる前なら、神聖魔法の “キュアー・ディジーズ“ などの呪文で治りますが (目標値は16です)、一度獣の姿になってしまったら、二度と治癒しません。