forget spell confusion

[　フォーゲット　(レプラコーン／精神の精霊)　]
　この呪文は、レプラコーンの力を借りて使われますが、人間やエルフには使えません。
使えるるのは、フェザーフォルク (妖精)、グレムリン (妖魔) だけです。
賢者たちの間では、片手だけでなく、翼も使う必要があるからだといわれています。
　この呪文をかけられたものは、記憶を失ってしまい、正常な判断を下せなくなります。
勇者グラックスの乗ったぺガサスが、グレムリンにこの魔法をかけられ、グラックスを振り落としてしまったという悲劇のエピソードは、アレクラストではきわめて有名なものです。
　自分の名前や生まれ育った記憶、友や仲間などは思い出せなくなりますが、言葉などは使えるますし、専門的な知識は残っています。
したがって、技能レベルなどに影響はありません。

[14:24:55] <~bluesun> Forget Leprechaun Mind Spirits
[14:24:55] <~bluesun> This spell is used by borrowing the power of a leprechaun, but humans and elves cannot use it.
[14:24:55] <~bluesun> Only featherfolk (fairies) and gremlins (demons[?]) can use it.
[14:24:55] <~bluesun> [Philosophers/Sages] believe this to be due to a need of using a wing, rather than a hand.
[14:24:55] <~bluesun> Whoever this spell is cast upon loses their memory, and is unable to make normal decisions.
[14:24:55] <~bluesun> A gremlin casting this spell on a pegasus carrying the hero Grax, and flinging Grax off of it, is a very well-known tragic tale in Arecrast.
[14:24:57] <~bluesun> You stop being able to remember your own name, your memories of growing up, your friends and allies, and so on, but you can still use words[=speak language], and you keep your specialised knowledge.
[14:25:00] <~bluesun> As such, it doesn't effect your skill level, etc.

勇者グラックス　の悲劇
　今より200年をさかのぼるころ、アレクラスト西部にザンティという名の王国が栄えていた。
　その王国に、”混沌の地” の侵攻から王国を守ったことで、誰もから勇者と称えられた、グラックスという騎士がいた。
　伝説によれば、ペガサスにまたがったグラックスは、数百の敵兵をただ一騎で打ちやぶったという。
これは、アレクラストに伝わる多くの武勇伝の中でも、特筆に値する。
　しかし、グラックスの最後は哀れなものだった。
ある戦さに勝ち、一足先に王国のもとに報告に帰ろうとしたその途中、彼は1匹のグレムリンに選遇した。
グラックスは、その小さな妖魔をまるで意に介さずにいたのだが、あろうことか、グレムリンは彼のまたがるペガサスに “フォーゲット” の呪文を飛ばして、逃げ去ったのだ。
　不意をつかれたペガサスは、その呪文に捕らわれてしまい、自分が何をしているのか気づかないまま、主人をその背から振り落とし、いずこかへ飛び去ってしまった。
勇者グラックスは、遥か下の地面に叩きつけられ、絶命した。
　以来、グレムリンは、”空の小鬼” として知られるようになっている。