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- 綾小路清隆が高度育成高等学校に入学する約20年前。
- 一人の男がいた。
- 綾小路篤臣. 31歳。政治家。
- 格差社会の日本で”持たざる者”として生まれた篤臣だが、一つだけ人より他者よりも多く持っていたものがあった。
- それはーーー抑え切れず、いつまでも膨張し続ける『野心』。
- 所属する派閥、直江は野トップ直江仁之助に付き従い、汚れ仕事をおこなってきた篤臣。直江はこれまでの苦労に報いるチャンスとして、1つの極秘プロジェクトを提示する。
- 政府直属の人材育成計画、機関の設立ーー。
- 野心のために奔走する篤臣はそれを結実させ、設立した施設をこう名付けるーーホワイトルーム、と。
- そして彼はもう一つ、ある計画をスタートさせていた。
- それは自らの実子をホワイトルームに参加させるというもの。
- 全ての始まり。これは綾小路清隆を『解剖』する物語ーー。
- 無機質な白い部屋で、幼子の瞳に映る未来は、果たして。
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