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The Heart Goes on Forever (Last Story Login) JP Text

Jul 22nd, 2024 (edited)
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  1. 646301-1_L40sg
  2. 久しぶりに覗いてみよう
  3. この魔法少女の物語を…
  4. やちよ: ふぅ… あとはお皿を出して…
  5. さな: 手伝いますよ、やちよさん…
  6. やちよ: ありがとう
  7. やちよ: ただ、フェリシアを起こして もらうほうがいいかもしれないわ
  8. さな: あ、それなら 大丈夫だと思います…
  9. フェリシア: おはよー
  10. やちよ: …おはよう
  11. さな: おはようございます フェリシアさん…
  12. やちよ: ついクセで心配しちゃうけど もう起きられるようになったわね
  13. さな: 少し前は、登校するギリギリまで パジャマでしたしね
  14. フェリシア: ま、オレも せいちょーしてるからな!
  15. フェリシア: そうだ、やちよ これ洗ってくれ!
  16. やちよ: ちょっと…昨日の給食で使った ランチョンマットじゃない!
  17. やちよ: 汚れ物はその日のうちに出して っていつも言ってるでしょ
  18. フェリシア: 昨日は見つかんなかったんだよ
  19. やちよ: もう…
  20. やちよ: …っと、この話はあとにして 早く朝ごはんを食べましょう
  21. バタン!
  22. バタバタバタバタッ
  23. 鶴乃: おっはよー!
  24. 鶴乃: 今日も元気で笑顔な鶴乃ちゃん 参上!!
  25. やちよ: おはよう、鶴乃 朝ごはんはどうする?
  26. 鶴乃: わたしは食べてきたから だいじょーぶ!
  27. 鶴乃: それより!!
  28. 鶴乃: すっごくハラハラする ニュースを見たんだよ!
  29. 鶴乃: またテレビでやるかもっ
  30. フェリシア: あ? なんだ?
  31. 鶴乃: ―鶴乃― カルガモ親子の行進だよ! ほらっ
  32. フェリシア: ―フェリシア― うわっ!あぶねえ!
  33. フェリシア: ―フェリシア― なんで道路のど真ん中を通るんだよ!? もっと安全な道を行けって!
  34. 鶴乃: ―鶴乃― あはは! テレビに向かって言ってもしょーがないよ
  35. さな: ―さな― あ、あの…ふたりとも…! ゆっくりテレビを見る時間はないですよ…!?
  36. やちよ: ―やちよ― まったく…成長したと思ったけど まだまだ変わってないわね…
  37. やちよ: ―やちよ― ほら、学校に遅刻するわけにはいかないし 早く朝ごはんを食べちゃって
  38. ごちそうさまでした
  39. 鶴乃: おそまつさまでした!
  40. やちよ: …って、なんで鶴乃が言うのよ
  41. 鶴乃: えへへー、勢いで!
  42. フェリシア: まだ時間あるよな? さっきのテレビの続きを…
  43. やちよ: ダメよ
  44. やちよ: 忘れ物がないかのチェックも してないでしょ
  45. やちよ: 今日は忘れ物をしても 届けてあげられないんだから
  46. 鶴乃: ほっ? やちよは仕事の日だっけ?
  47. やちよ: ちょっと人と会う予定があるのよ
  48. やちよ: みんなの今日の予定は?
  49. 鶴乃: わたしは万々歳を手伝ったら またみかづき荘に来るよ!
  50. 鶴乃: 今日は泊まる予定!
  51. フェリシア: オレはかことあやめと遊ぶぞ!
  52. さな: 特に予定はないので 学校が終わったら帰ってきます
  53. やちよ: 夜にみんなが揃うなら 何かお土産でも買ってくるわ
  54. フェリシア: よっしゃー! 買うなら肉一択だからな!
  55. やちよ: 今夜は魚にするつもりだから デザートになるものを買うわよ
  56. フェリシア: むー…ま、それでもいいぞ!
  57. やちよ: ふふ…それじゃ出発しましょ
  58. やちよ: …………
  59. やちよ: …行ってきます
  60.  
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  62. 鶴乃: じゃあこの辺でね!
  63. さな: はい、また放課後に…!
  64. やちよ: フェリシアは寄り道しないで まっすぐ学校に行くのよ
  65. フェリシア: ふぇーい
  66. フェリシア: …………
  67. フェリシア: (このまま学校に行っても つまんねえ…)
  68. フェリシア: (授業まで 教室で寝ててもいーけど)
  69. フェリシア: (ちょっと寄り道すっかな…!)
  70. フェリシア: (面白いモンが見つかったら あやめとかこに教えてやろっと)
  71. フェリシア: 寄り道するなって言われたけど バレなきゃ大丈夫だろ!
  72. フェリシア: …………
  73. フェリシア: …………
  74. フェリシア: (なんもねえ…)
  75. フェリシア: (どこに行っても 忙しそうな大人ばっかだぞ)
  76. フェリシア: (けどあんまり遠くまで行くと 学校に遅刻しそーだし…)
  77. フェリシア: (そうなったら やちよにバレて怒られるぞ…)
  78. フェリシア: …………ん?
  79. …………
  80. フェリシア: …………
  81. フェリシア: (オレと同じ制服だし 迷子…じゃなさそーだな)
  82. フェリシア: (落とし物でもしたのか?)
  83. フェリシア: (ま、オレには関係ねえけど)
  84. フェリシア: …………
  85. フェリシア: …………
  86. フェリシア: …………戻るか
  87. フェリシア: おい
  88. ――っ!?
  89. フェリシア: 通学路でウロウロするなんて きょどーふしんだぞ!
  90. フェリシア: なんか困ってることでも あるのか?
  91. え…えっと…
  92. フェリシア: オレさ、今日はいつもより 早く家を出られたんだ
  93. そうなんだ…?
  94. フェリシア: だから、落とし物したなら 探すのに付き合ってやれるぞ!
  95. フェリシア: どうだ?
  96. あ…ありがとう…
  97. でも、そういうのに 困ってるんじゃなくて…
  98. フェリシア: あ?
  99. フェリシア: じゃあ朝飯食べるの忘れて 腹が減ってるのか?
  100. …………
  101. …ちょっとね、学校に 行きづらいなって思ってただけ…
  102. フェリシア: なんでだよ
  103. …………
  104. 昨日、お友だちとケンカしてね 謝りたいんだけど…
  105. 許してくれなかったらって思うと 怖くて…
  106. フェリシア: なんだよ、そんなことか
  107. そんなことって…!
  108. フェリシア: んなの、謝ってみねーと わかんないだろ
  109. そうだけど…
  110. フェリシア: こーいうのは、早ければ早いほど いいってやちよが言ってたぞ!
  111. フェリシア: 怖いならオレが付き合ってやるし 早く学校行って謝ろーぜ!
  112. フェリシア: もしまだ怒ってたらさ そん時に考えればいいじゃん
  113. フェリシア: オレも力貸すし!
  114. うん… ありがとう…
  115. フェリシア: おうっ
  116. フェリシア: いろはとういと約束したんだ 1日1回はイイコトをするって
  117. フェリシア: オレ、まだまだ周りが 見えてなかったりして
  118. フェリシア: 自分のことばっかりに なっちまうけど
  119. フェリシア: いろはとういが考えてたみたいに
  120. フェリシア: 周りのヤツ全員がいつも笑って いられるように頑張りたいんだ
  121. フェリシア: だからさ、約束は守るよ
  122. フェリシア: オレ、ふたりにびっくりされる くらい成長するからさ!
  123. フェリシア: …ずっと見ててくれよな
  124.  
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  126. さな: …………
  127. …はい、やめ
  128. では、テストを隣の席の人と 交換して採点してください
  129. 先生、隣の人が いないんですけどー
  130. じゃあ前後の人も含めて 3人で交換してください
  131. はーい
  132. さな: …………
  133. さな: (魔法少女になった時の 願いのせいで)
  134. さな: (魔法少女以外には、私の存在が とても薄くなっちゃう…)
  135. さな: (慣れたけど、こういう時は やっぱり困るな…)
  136. さな: (でも…魔法少女になったから 手に入れられたものもある…)
  137. キーンコーンカーンコーン
  138. まなかの声: さなさーん!
  139. さな: 胡桃さん…!
  140. 胡桃 まなか: お待たせしました 昼食にしましょう!
  141. 若菜 つむぎ: うんうん、早く食べよう? お腹が空いて倒れそうだよ~!
  142. 胡桃 まなか: それは いつものことじゃないですか…
  143. 阿見 莉愛: 麻友さんと史乃さんも来るけれど 授業の後片付けで遅れるそうよ
  144. 若菜 つむぎ: そういうことなら、私たちで 先に食べ始めてようよ!
  145. 胡桃 まなか: まあ…そうですね、つむぎさんは 我慢できないでしょうし…
  146. さな: ふふ… じゃあ、さっそく…
  147. みんな: いただきます
  148. さな: 胡桃さんのお弁当は 今日も美味しそうですね…!
  149. 胡桃 まなか: 1口、食べますか? このオムレツでもどうです?
  150. さな: え、いいんですか…?
  151. 胡桃 まなか: はい、今日のは自信作なので!
  152. さな: えっと…じゃあ… いただきます…!
  153. 胡桃 まなか: 遠慮なくどうぞ!
  154. さな: あ、あの…料理人の胡桃さんには 失礼かもですけど…
  155. さな: もらうだけでは申し訳ないので 私のおかずと交換しませんか…?
  156. 胡桃 まなか: いいんですか?
  157. 胡桃 まなか: では…その卯の花を 1口もらいたいです!
  158. さな: はい、どうぞ…!
  159. 胡桃 まなか: あーむっ
  160. 胡桃 まなか: …………
  161. 胡桃 まなか: うん、美味しいですね!
  162. さな: 本当ですか…?
  163. 胡桃 まなか: はい!
  164. 胡桃 まなか: 味は薄めですが、調味料の配合は よく考えられています
  165. 胡桃 まなか: さなさんが食べる人を想って 作っているのがわかりますよ
  166. さな: …………
  167. さな: それは…
  168. さな: …………
  169. 胡桃 まなか: どうかしました?
  170. さな: いえ…
  171. さな: …ありがとうございます
  172. さな: 胡桃さんにわかってもらえて すごく…嬉しいです…
  173. さな: 卯の花も、他の料理も
  174. さな: いろはさんに教わって作れる ようになったものばかりですね…
  175. さな: 味を褒めてもらえて嬉しいのに いろはさんにはもう伝えられない
  176. さな: そのことが寂しくて 下を向きそうになるけど…
  177. さな: 『嬉しいことをしてもらったら 必ず感謝を伝える』って
  178. さな: いろはさんとういちゃんと 約束をしたから、前を向けます
  179. さな: …魔法少女以外の人に 認識してもらえない私にとって
  180. さな: 誰かに何かをしてもらえるのは すごく嬉しいことだから
  181. さな: 孤独に思えても、誰かは私を見て くれているって忘れないように
  182. さな: これからも感謝を伝えて 生きていきます…
  183. さな: だから… いろはさん、ういちゃん…
  184. さな: 私、頑張りますから… きっと見ていてくださいね…!
  185.  
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  187. 鶴乃: ありがとうございましたー!
  188. 鶴乃: いやぁ~、この時間にしては 珍しく混んだねぇ
  189. 鶴乃の父: ありがとな
  190. 鶴乃の父: しばらくは客足も落ち着くし あとは手伝わなくて大丈夫だ
  191. 鶴乃: んー、じゃあ…
  192. 鶴乃: 今のうちにお父さんの夕飯を ちゃちゃっと作っておくよ!
  193. 鶴乃の父: いやいやいいよ それくらい自分で作れる
  194. 鶴乃: それはまかない料理でしょ?
  195. 鶴乃: 毎日同じような中華しか食べて ないって知ってるんだから!
  196. 鶴乃: 栄養が偏るといけないし ここはわたしに任せてよ!
  197. 鶴乃の父: 鶴乃は言い出したら 聞かないからなぁ…
  198. 鶴乃の父: …仕方ない 甘えさせてもらうよ
  199. 鶴乃: よしっ!
  200. 鶴乃: 鶴乃ちゃん特製! 特盛冷やし中華の完成ー!
  201. 鶴乃の父: 結局、中華…!?
  202. 鶴乃: 野菜たっぷりで栄養満点だから これはこれでいいの!
  203. 鶴乃: 冷蔵庫に入れておくから 作業が落ち着いたら食べてね?
  204. 鶴乃の父: あ、ああ…ありがとう
  205. 鶴乃: さてと! お次は宿題だー!
  206. 鶴乃の父: そういえば今晩、やちよちゃんの お宅に行くんじゃ…?
  207. 鶴乃: うん、だから行く前にパパッと 宿題を終わらせるんだ!
  208. 鶴乃: あっちではフェリシアの宿題を 見てあげたいからね!
  209. 鶴乃の父: …いつものことだが、もう少し ゆっくりしても罰は当たらんぞ
  210. 鶴乃: いやー、むしろ今やれることを やらないと気になっちゃって…
  211. 鶴乃: そんなに疲れてもないし わたしのことならだいじょーぶ!
  212. ???の声: こんにちはー
  213. 鶴乃: ほっ?
  214. 鶴乃: あれ、ししょー!?
  215. やちよ: 近くで夕飯の買い物をしていてね ついでに迎えに来たわ
  216. 鶴乃: ししょーってば優しい~!
  217. やちよ: 大げさね
  218. やちよ: …今日も張り切りすぎて 暴走してないかと思っただけよ
  219. 鶴乃: 『今日も』って何さー
  220. 鶴乃の父: ははは、やちよちゃんは よくわかってるなぁ
  221. 鶴乃: ちょ…お父さんまで!?
  222. やちよ: とりあえず、このまま一緒に 行きましょう
  223. 鶴乃: でも宿題がまだ…
  224. やちよ: 今日は私が見てあげるわ
  225. 鶴乃: いいの? ししょーも忙しいのに…
  226. やちよ: たまには人を頼って 肩の力を抜きなさい
  227. 鶴乃: あ!! そーだった!
  228. やちよ: ――っ!?
  229. やちよ: ちょっと…大きな声出さないで びっくりするじゃない…
  230. 鶴乃: ごめぇん…
  231. 鶴乃: でもね、思い出したんだ 大事な約束をしてたって!
  232. 鶴乃: いろはちゃんとういちゃんにも 言われたんだ
  233. 鶴乃: ひとりで頑張りすぎだし いつも心配してるって…
  234. 鶴乃: わたしは平気なつもりでも
  235. 鶴乃: 周りの人を心配させるような 頑張り方じゃダメなんだよね
  236. 鶴乃: だから、『時々は肩の力を抜いて 自分を労う時間を作る!』って
  237. 鶴乃: いろはちゃんたちと約束したのに もう破っちゃうところだった…
  238. 鶴乃: わたしはまだまだ未熟者だけど
  239. 鶴乃: 遠くに行ったいろはちゃんたちに 心配させたくないから
  240. 鶴乃: 約束はしっかり守るよ!
  241. 鶴乃: だから、安心して… ずっと見ていてくれたら嬉しいな
  242.  
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  244. 鶴乃: ごちそうさまでしたー!
  245. 鶴乃: いやー、今日もししょーの料理は 絶品だね!
  246. フェリシア: オレはもっと肉があっても よかったけどな
  247. さな: やちよさん お皿は私が洗いますね…
  248. やちよ: ありがとう、助かるわ
  249. やちよ: …………
  250. やちよ: (みかづき荘に帰ってきたら 支度をして)
  251. やちよ: (全員が揃ったところで 夕飯を囲む)
  252. やちよ: (いつもの光景ではあるけど この時間が一番ホッとするわね)
  253. やちよ: (それに…)
  254. 鶴乃: よし、フェリシア! 宿題をやるよ!
  255. フェリシア: えー
  256. 鶴乃: 今日はわたしも自分のをやるから 一緒に頑張ってみよーよ!
  257. フェリシア: うー… でもオレ、ゲームしたいぞ…
  258. 鶴乃: 宿題終わったら やればいいじゃん!
  259. フェリシア: むぅ…あ!
  260. フェリシア: さな! オレも皿洗いを手伝うぞ!
  261. 鶴乃: ごまかされた!?
  262. さな: お手伝いは嬉しいですけど
  263. さな: 割らないように 気を付けてくださいね…?
  264. フェリシア: わーってるって!
  265. 鶴乃: じゃあわたしも手伝うー!
  266. やちよ: …………
  267. やちよ: (前から、みんなでよく一緒に リビングにいたけれど)
  268. やちよ: (ここ最近は特に、一緒に過ごす 時間が増えた気がするわ)
  269. やちよ: あ…そうだわ みんなにお土産があるんだった
  270. 鶴乃: そういえば今朝言ってたね
  271. フェリシア: デザートだよな!? 早く食べよーぜ!
  272. さな: あ、その前に お皿を洗っちゃいましょう…!
  273. やちよ: じゃあ私は今のうちに お茶を淹れておくわね
  274. やちよ: 私からのお土産はこれよ
  275. やちよ: 宝崎市の名産品の 「ザックザクサブレ」
  276. さな: なんだかこのお菓子、 見覚えがあります…
  277. やちよ: 前に一度、いろはがお土産にって 買ってきたことがあったからね
  278. 鶴乃: 今朝、人と会うって言ってたけど 宝崎市に行ったんだ?
  279. やちよ: ええ、いろはとういちゃんの ご両親に会ってきたの
  280. 鶴乃: え…!?
  281. やちよ: ご両親からいただいたお菓子も あるから、みんなで開けましょう
  282. フェリシア: お、おい…待てよやちよ!
  283. フェリシア: なんでやちよがいろはたちの 父ちゃんたちに会ったんだ…?
  284. やちよ: それは…
  285. やちよ: いろはたちとの約束を 果たすためよ
  286.  
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  288. やちよ: 「いろはとういちゃん 里見さんに柊さん…」
  289. やちよ: 「“4人がいなくなったあとで 私たちに少しずつ日常が戻って来たと思えた頃に それぞれの家族へ預かりものを渡す”って いろはたちと約束していたの」
  290. やちよ: 「だから私は、まずはじめに 柊さんのお母さんへ会いに行ったわ」
  291. ねむの母: 待たせたわよね ごめんなさい
  292. やちよ: いえ、お忙しいのに お呼び立てしてすみません
  293. ねむの母: いいのよ
  294. ねむの母: …ねむのことで話があるって 言われたら
  295. ねむの母: どんな仕事だって片づけて来るわ
  296. やちよ: …ありがとうございます
  297. ねむの母: …………
  298. やちよ: …………
  299. やちよ: …………あの…
  300. ねむの母: ねむがいなくなる前に 魔法少女のこと、聞いてはいたの
  301. やちよ: そうだったんですか…
  302. ねむの母: でもね、あまりに現実味がないし
  303. ねむの母: それこそあの子の 創作みたいな話でしょう?
  304. ねむの母: だから信じてなかった
  305. ねむの母: …信じてあげられなかった
  306. やちよ: …………
  307. ねむの母: …ねむがいなくなったあとも 信じられなかったけど
  308. ねむの母: 里見さんのお父さんと叔父さんに 話を聞かせてもらって
  309. ねむの母: 少しずつ受け入れられるように なって、やっと実感も湧いたの…
  310. ねむの母: …バカよね
  311. ねむの母: こんな状況になってから じゃないと後悔できないなんて…
  312. やちよ: …失ってから気づくことも たくさんあります…
  313. ねむの母: 慰めなくていいわよ
  314. ねむの母: ダメな母親だったって 自分でわかってる
  315. ねむの母: 最後に何かしてあげたかったけど
  316. ねむの母: あの子のために私ができることは もうないのよね…
  317. ねむの母: ねむも今ごろ、諦めを通り越して きっと呆れてるわ…
  318. やちよ: …まだあります ねむさんのためにできること…
  319. ねむの母: え?
  320. やちよ: 今日お呼びした理由です
  321. やちよ: ねむさんから預かったものを お渡ししたいんです
  322. ねむの母: …? シロクマのぬいぐるみ…?
  323. やちよ: 覚えていませんか
  324. ねむの母: うーん… ねむの入院中に買ったのかしら?
  325. ねむの母: 入院期間が長かったし、色々と 差し入れてたからわからなくて…
  326. ねむの母: ねむはこのぬいぐるみが 一番好きだったのかな
  327. やちよ: …このシロクマは ねむさんが入院した時に
  328. やちよ: お母さんから初めてもらった ぬいぐるみだったそうです
  329. ねむの母: …………
  330. やちよ: ねむさんは、ご両親が多忙で お見舞いに来られなくても
  331. やちよ: このぬいぐるみといれば
  332. やちよ: 家族と繋がっているように 感じられて、安心できたそうです
  333. ねむの母: …………
  334. やちよ: 『お母さんに、このシロクマを 僕だと思って持っていてほしい』
  335. やちよ: …と言っていました
  336. ねむの母: …………
  337. ねむの母: …考えてみれば
  338. ねむの母: 入院していた頃のねむは わがままを全然言わない子だった
  339. ねむの母: …そんなあの子のお願いだもの
  340. ねむの母: このぬいぐるみ 一生、大切にするわ
  341.  
  342. 646301-7_jHDNf
  343. やちよ: 「柊さんのお母さんと別れたあとは 里見さんのお父さんを訪ねたの」
  344. 灯花の父: わざわざ来てもらって すまないね
  345. やちよ: いえ、お元気そうで良かったです
  346. 灯花の父: はは…一時は死も覚悟したんだが 私もなかなかしぶといようだ
  347. やちよ: すみません… 魔法少女に関わったせいで…
  348. 灯花の父: いや、七海さんが 気にすることじゃない
  349. 灯花の父: それに、これから何が起きても
  350. 灯花の父: 魔法少女のことを広めるのに 手を貸すのは変わらないよ
  351. 灯花の父: それが灯花の願いだったからね
  352. やちよ: ありがとうございます とても心強いです
  353. 灯花の父: 嬉しい言葉だが、私は非力だし あまり役には立てないよ
  354. 灯花の父: 娘ひとり、過酷な運命から 助けてやれなかったんだ…
  355. やちよ: そんな…………
  356. 灯花の父: 今でもたまに、娘の運命を 理不尽だと思ってしまう
  357. 灯花の父: 幼くして病を患い、 外の世界を知ることもできず
  358. 灯花の父: 願いと引き換えに 魔法少女になって
  359. 灯花の父: 最後は魔法少女と世界のために 全てを投げ出して…
  360. やちよ: …………
  361. 灯花の父: …いや、わかってはいるんだ
  362. 灯花の父: 私があの子の決断を悲観するのは 許されない
  363. 灯花の父: 幼い灯花を入院させて 自由を与えなかったのは…
  364. 灯花の父: あの決断に至らせたのは 他の誰でもなく、私だからだ…
  365. 灯花の父: あの子のためにしてやれるのは 意志を継いでやることだけだ…
  366. やちよ: …………
  367. 灯花の父: ああ、すまない 私のことばかり話してしまった
  368. 灯花の父: 今日は灯花のことで 話があるんだったね?
  369. やちよ: あ、はい…
  370. やちよ: 実は灯花さんからお父さんへ 預かっているものがあるんです
  371. 灯花の父: …それは?
  372. やちよ: 灯花さんが使っていた スマートフォンです
  373. やちよ: これに、お父さんに見てほしい 動画が残されているらしくて
  374. 灯花の父: …!
  375. やちよ: 見ていただけますか?
  376. 灯花の父: …もちろんだ
  377. 灯花の声: 「えっとー、この動画は 1回しか再生できない仕組みにしてるから 耳をゾウさんにして、よーく聞いてね!」
  378. 灯花の声: 「…きっと今のパパ様には わたくしの言葉が必要だと思うから」
  379. 灯花の声: 「…わたくしはね パパ様を恨んでなんかない」
  380. 灯花の声: 「魔法少女になる前のわたくしに 自由はなかったけど その分、パパ様がたくさんの知識を 与えてくれてたって、今ではわかってるから」
  381. 灯花の声: 「だからね パパ様も、もう自分を責めないで わたくしの意志とは関係なく パパ様がやりたいことをやってね」
  382. 灯花の声: 「あっ、でもできればこれからも たくさんの人を救ってほしいかにゃー」
  383. 灯花の声: 「それがわたくしの大好きで 憧れるパパ様だから、くふふっ」
  384. プツッ
  385. やちよ: …終わりみたいですね
  386. やちよ: あ…動画… 本当に再生できなくなってる…
  387. 灯花の父: …っ…………
  388. 灯花の父: …ありがとう、灯花…
  389. やちよ: 里見さん…
  390. 灯花の父: 灯花のいない寂しさは消えないが
  391. 灯花の父: それ以上に、大勢の人々を救うと 決断したあの子は私の誇りだよ
  392. 灯花の父: …私もいつまでも こんな気持ちでいてはいけないね
  393. 灯花の父: 灯花への贖罪のためじゃない
  394. 灯花の父: 私も、誰かを助けるために 前を向こう
  395. やちよ: …………
  396.  
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  398. やちよ: 「最後は宝崎市に行って いろはとういちゃんのご両親を訪ねたわ」
  399. やちよ: 色々と…聞きたいことも 言いたいこともありますよね…
  400. いろはの父: ああ…そうだね…
  401. いろはの父: ただ、一体何から 話せばいいのか…
  402. いろはの母: いろはとういから、魔法少女の 話を聞いた時は正直驚いたわ…
  403. いろはの父: ただ、ふたりとも真剣だったし
  404. いろはの父: あの子たちが嘘をついて 困ったことなんてなかったしな…
  405. やちよ: すぐには信じられなくて 当然だと思います…
  406. いろはの母: いろはとういがいなくなったあと
  407. いろはの母: 灯花ちゃんのお父さんと 叔父さんからもお話を聞いてね
  408. いろはの母: 嘘でもごまかしでもないって 理解したつもりではいるのよ…
  409. いろはの父: それでも… 誰もいない子ども部屋も
  410. いろはの父: 残されたあの子たちの物も 受け入れるのはまだ難しくてね…
  411. やちよ: …………
  412. いろはの母: いろはたちの決断はみんなを救う って、聞いてはいたけれど
  413. いろはの母: こうして置いて行かれてしまうと やっぱり悲しいわ…
  414. いろはの母: …本音を言えばね 世界中の人が幸せになっても
  415. いろはの母: いろはとういがいないのに
  416. いろはの母: 私たちは幸せになんかなれない って思ってしまうから…
  417. いろはの父: …七海さんの前だぞ…
  418. やちよ: …すみません
  419. いろはの母: やだ、違うのよ… 誰かのせいだなんて思ってないわ
  420. いろはの母: それにね、たまにだけれど 前向きになれる時もあるのよ
  421. やちよ: え…
  422. いろはの母: 宝物のふたりがいなくなって 毎日寂しいけれど…
  423. いろはの母: 穏やかな日常も 誰かの笑顔も、些細な幸せも
  424. いろはの母: あの子たちがこの世界を守って いるおかげなんだって思うとね
  425. いろはの母: 心が温かくなって あの子たちを近くに感じられるの
  426. やちよ: …………
  427. いろはの母: みんなが穏やかに 暮らせているなら
  428. いろはの母: あの子たちの決断は間違いじゃ なかったって思えるわ…
  429. やちよ: …………
  430. やちよ: あの…今日こうして 来させてもらったのは
  431. やちよ: 娘さんたちからご両親へ預かった ものを渡すためなんです
  432. いろはの父: …?
  433. やちよ: これをどうぞ
  434. いろはの母: 星型のライト…?
  435. いろはの父: 手作りみたいだね こっちは…
  436. カサ…
  437. いろはの父: あ…家族の似顔絵…!
  438. いろはの母: これはういの絵ね…
  439. いろはの父: じゃあライトは…
  440. やちよ: いろはさんの手作りだそうです
  441. やちよ: 『ライトと似顔絵を 天井や壁に飾って』
  442. やちよ: 『寂しくなったら見上げてね』 って言っていました
  443. やちよ: 『私たちはいつでもお父さんと お母さんを見守っているから』と
  444. いろはの父: ああ…
  445. いろはの母: っ…ごめんね、いろは…うい…
  446. いろはの母: お母さん…自分が寂しいからって そのことばかり考えて…
  447. いろはの母: いろはとういだって 寂しかったはずだよね…
  448. いろはの父: 本当に… どこまでも人を気遣って…
  449. いろはの父: こんなに優しい子たちに 育ってくれていたんだな…
  450. いろはの母: ええ…
  451. やちよ: …………
  452. いろはの父: ありがとう、七海さん…
  453. いろはの父: みかづき荘のみなさんにも よろしく伝えてください
  454. いろはの父: 娘たちが楽しく過ごせたのは みなさんのおかげですから
  455.  
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  457. やちよ: …そういうわけで
  458. やちよ: いろはたちとの約束を 全部果たしてきたの
  459. さな&フェリシア: …………
  460. 鶴乃: …………
  461. やちよ: どうかした、鶴乃?
  462. 鶴乃: あ、えっと… やちよは大丈夫…?
  463. やちよ: え…
  464. 鶴乃: いろはちゃんとういちゃんは
  465. 鶴乃: わたしには「もっと自分を労う」 って約束を残してくれたんだ
  466. 鶴乃: だけど、やちよは
  467. 鶴乃: いろはちゃんたちとの約束を 果たしちゃった
  468. 鶴乃: 今までは、約束を果たす タイミングを考えたりして
  469. 鶴乃: いろはちゃんたちとの繋がりを 感じられてたかもしれない…
  470. 鶴乃: でも…
  471. やちよ: …………
  472. やちよ: …鶴乃の心配は当たってるわ
  473. やちよ: 私も正直怖かった
  474. やちよ: いろはたちの約束を果たしたら 私には何も残らないのかもって…
  475. さな: …………
  476. やちよ: だけどね、今は不思議なくらい 晴れ晴れとした気持ちなの
  477. フェリシア: そーなのか…?
  478. やちよ: ええ…
  479. やちよ: 「いろはとういちゃんがいない日常は わかっていたけれど、やっぱり寂しかったし 当たり前のものになんかならない」
  480. やちよ: 「隣にいたはずの姿を探してしまうし 聞こえていたはずの声を待ってしまう」
  481. やちよ: 「それでも 何もかもなくなったわけじゃない」
  482. やちよ: 「いろはたちとの温かい記憶が いろはたちが約束として残した優しさが ここにはある」
  483. やちよ: 「それに、いろはたちのおかげで 魔法少女が魔女にならずに済むこの世界には 希望だけが残されてる」
  484. やちよ: 「あの子たちがいない日常は、寂しいけれど 想像していたよりはずっと温かくて 穏やかで、安心できる場所だった」
  485. やちよ: この幸せを享受するだけだったら
  486. やちよ: 私には 何も残らなかったでしょうね
  487. 鶴乃: じゃあ…
  488. やちよ: いろはたちとの約束はないけれど 私には、私に課した使命がある
  489. やちよ: あの子たちが残した希望を 広めるっていう使命が、ね
  490. 鶴乃: …!
  491. やちよ: だから、私は大丈夫よ
  492. やちよ: この使命を忘れない限り、きっと いろはたちと繋がっていられるわ
  493. 鶴乃: …………
  494. 鶴乃: よかったー!! それでこそ、ししょーだよ!!
  495. やちよ: きゃっ!? 急にやめてよ…!
  496. 鶴乃: ごめんごめん! でもなんか嬉しくなっちゃって!
  497. やちよ: 嬉しい…?
  498. 鶴乃: わたしもししょーと同じでさ 魔法少女の希望を広め続けて
  499. 鶴乃: ずっといろはちゃんたちと 繋がっていたいって思ってた!
  500. フェリシア: 難しいことはわかんねーけど
  501. フェリシア: それでいろはたちが 見ててくれるならオレもやるぞ!
  502. さな: 私ももっと役に立てるように 頑張ります…!
  503. やちよ: みんな…
  504. やちよ: …全員で頑張りましょう いろはたちのためにも…!
  505. みんな: おー!
  506. フェリシア: …で、やちよの土産と もらったお菓子はいつ食うんだ?
  507. 鶴乃: あ…忘れてた!
  508. さな: やちよさんが淹れてくれたお茶、 すっかり冷めちゃいましたね…
  509. 鶴乃: わたしが淹れ直してくるよ!
  510. やちよ: ええ、お願い
  511. やちよ: ――っ!?
  512. 鶴乃: 魔女の気配だね ここからそんなに遠くない
  513. フェリシア: っしゃあ! 久々にズガンとかますぜ!
  514. さな: やちよさん…!
  515. やちよ: みんなで向かいましょう!
  516.  
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  518. やちよ: ふぅ…
  519. さな: お疲れさまでした…!
  520. フェリシア: あっという間だったな!
  521. 鶴乃: わたしたちの連携プレーがあれば どんな魔女でもへっちゃらだよ!
  522. フェリシア: ――っ!?
  523. 鶴乃: また魔女…? 最近だと珍しいね
  524. フェリシア: 行こーぜ、鶴乃!
  525. フェリシア: 今度はオレがフィニッシュを 決めるんだ!
  526. 鶴乃: ちょっ!?
  527. 鶴乃: 連携が大事なんだから 単独行動はダメだよ!
  528. さな: 私たちも行きましょう やちよさん…!
  529. やちよ: ええ…!
  530. やちよ: …………
  531. やちよ: …………
  532. やちよ: この世界から魔女がいなくなるまで戦って 魔法少女の希望を広め続ける
  533. やちよ: それが私たちの理想だけれど…
  534. やちよ: 魔女を生む原因になる 悲しみも憎しみも、人の悪意も 簡単には世界からなくならない…
  535. やちよ: 私たちの理想は 無謀なんかじゃないわよね…? いろは…
  536. やちよ: …っと、今は魔女退治が優先
  537. やちよ: 急がないと…
  538. やちよ: …………
  539. かえで: 待ってよぉ、レナちゃん…!
  540. レナ: 早くしなさいよね! レナたちが一番に倒すんだから!
  541. ももこ: 張り切るのはいいけど ケンカはするなよ?
  542. みたま: あらあら、ももこたちってば 来るのが早いのねぇ
  543. 都 ひなの: これだけ頭数が揃っていれば 楽勝だな
  544. 十七夜: 都、油断は禁物だぞ 警戒を怠るな
  545. みふゆ: 魔女1体に魔法少女がこんなに…
  546. 月夜: 大集合にございます
  547. 月咲: ねー!
  548. みふゆ: でも、それだけみなさんが 積極的に活動している証拠ですね
  549. 鶴乃: あっれー? もうみんな来てたんだ!
  550. さな: 私たちが一番早いと 思ってました…
  551. フェリシア: つーか、みんな 張り切りすぎじゃね?
  552. ももこ: あはは、ホントだな
  553. レナ: 別にフツーよ、フツー
  554. レナ: 魔女も使い魔も早く倒して 平和な世の中にするわよ
  555. かえで: うんっ じゃあ早速行こう…!
  556. レナ: って、 なんでかえでが仕切るのよ!?
  557. やちよ: …………
  558. やちよ: …………ふふ…
  559. さな: …? やちよさん…?
  560. やちよ: あ、ううん… なんだかホッとしてね…
  561. やちよ: 私やみかづき荘のみんなだけじゃない
  562. やちよ: いろはたちが残してくれた希望を 世界中に広めたいと思ってくれて 同じように活動する仲間はたくさんいる
  563. やちよ: それは、神浜市の魔法少女だけに留まらない
  564. やちよ: 時女一族の魔法少女たち
  565. やちよ: 二木市の魔法少女たち
  566. やちよ: ネオマギウスの魔法少女たち
  567. やちよ: 湯国市の魔法少女たち
  568. やちよ: 調整屋として各地を回る魔法少女たち
  569. やちよ: 私たちがまだ会ったことのない 世界中の魔法少女たちも いろはたちが残した希望を受け取って 活動してくれている
  570. やちよ: …………
  571. やちよ: (今は夢物語のように思えても 途方もない目標に見えても)
  572. やちよ: (希望を願った魔法少女になら きっと叶えられる)
  573. やちよ: (辿り着ける場所がある)
  574. やちよ: …………
  575. やちよ: …みんな、準備はいいわね?
  576. やちよ: (託されたこの世界を 私たちの手で守るために…)
  577. やちよ: さあ、行くわよ
  578. みんな: 「はい!」
  579. やちよ: いろは…
  580. やちよ: 私は、あなたが残した希望を 受け継いで
  581. やちよ: この世界から 魔女がいなくなるまで戦うわ
  582. やちよ: それがたとえ無謀な願いに 思えてもね
  583. やちよ: だって、私たちの道は まだまだ続くんだもの
  584. やちよ: この願いが叶うのかどうか 未来まで行って確かめるわ
  585. やちよ: だから…
  586. やちよ: 私たちのこと 見ていてね、いろは
  587. やちよ: どんな時も、信じているから…
  588. まだ誰も知らないこの物語の続きを 私たちが見届けよう
  589. いつか、みんなに伝えられる その時がくるまで…
  590. おわり
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