三田国際学園に3年以上常勤で勤務していました。

長所

学校の広報（PR）チームは一流です。彼らは学校を本当に良く見せてくれます。もしあなたが政治の世界に入りたいと思っているのであれば、彼らから多くのことを学ぶことができるでしょう。

短所

ここは「国際学園」ではありません。学校名の「国際」の部分は、戸板学園として倒産しそうになった後に、生徒を集めるための広報戦略としてつけられたものです。その結果、日本人以外の国籍を持っていると、日本人スタッフよりも劣った扱いを受けることになります。ここでは本当の意味での決定権はありません。この学校は非常に伝統的で保守的な日本の私立学校であり、年功序列やあからさまなえこひいきがあります。

外国人であるがゆえ、生徒の英語力向上のための素晴らしい学校として学校の魅力をアピールするために必要な「必要悪」として扱われることになります。しかし、私が在籍していた時には、英語の授業数が公立学校の2倍もあるにもかかわらず、生徒の英語の成績が公立学校の平均点を下回っているのを何度も目の当たりにしました。生徒の行動は日本で見た中で最悪のものでした。授業中に飲食をしたり、携帯電話で遊んだりすることは日常茶飯事で、授業料を払っている保護者を恐れて、事務局はこの問題に対処することを拒否しています。

職場環境や労働条件は非常に悪い。私の人生でこれほど非効率的な職場環境にあったことはありません。有害な労働文化と年齢による給与の低さのために、この学校は才能を維持することができず、有能な教師が著しく不足しています。私がこの学校に在籍していた間、優秀な教師が何度も、時には年度の途中で辞めていくのを目の当たりにしました。このような優秀な人材の不足が、私が上で述べたテスト結果の悪さを説明している可能性が高いです。

この学校では、日曜日ともう一つの平日が休みになることがあります。学期試験や説明会などのイベントのために休みの日に仕事をしなければなりません。もっともひどいのは、何の役目もない時でも出勤させることです。

職員室の周りや廊下の先生方はいつも嫌な顔をしていて、ストレスが溜まっています。これが普通ではないことに他の仕事に転職するまで気がつかず、転職してみんながこんなに幸せそうにしていることに初めて気がつきました。

経営者へのアドバイス

スタッフのトレーニングにもっと時間とお金をかけるべきだと思います。あるいは、最低限、マネジメントの授業を受けて、適切なマネジメントの方法を学び、チームのモチベーションを維持していくことが必要だと思います。