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- 905102-020_homura [node 1]
- ほむら: (い、意外と数値の書き換えは 難しいものね…)
- ほむら: (…いいえ、後悔していても 仕方ないわ)
- ほむら: (これからを考えましょう)
- カチッ
- ほむら: 時間ね
- ほむら: 前回までの出来事をなぞるなら…
- キュゥべえ: …………
- ほむら: …いた
- ほむら: 今回は、あなたと会うことすら 拒否させて貰うわ
- ほむら: せいぜい、私たちのデマに 振り回されることね
- 905102-035_mami [node 2]
- マミ: …………
- ???: 悩んでいる様子ね、巴マミ
- マミ: 誰?
- ほむら: 暁美ほむら あなたと同じ魔法少女よ
- マミ: …聞いたことのない名前ね どうして私を…
- マミ: そう
- マミ: あなたが、キュゥべえの言って いた、もう一人のイレギュラーね
- ほむら: なにを考えていたの?
- ほむら: ひとりぼっちが寂しくなって しまったのかしら?
- マミ: 何の話?
- マミ: あなた…何を知っているの この異変と、関係が…
- ほむら: 答える必要はないわ
- マミ: 答える気が無いのなら…
- マミ: 力尽くで聞いても…
- マミ: !?
- マミ: (一瞬で、後ろに!?)
- マミ: (全然、気配が掴めなかっ…)
- ほむら: 焦る気持ちもわかるけれど 私は戦いに来たわけじゃない
- ほむら: 休戦協定といきましょう
- マミ: 休戦協定?
- ほむら: 私はこれからこの街で活動する
- ほむら: あなたとは友好的な 関係でいたいの
- ほむら: 私は今後、あなたに 魔女の出現時間と場所を教えるわ
- ほむら: お互い、十分なグリーフシードを 手に入れることができるはずよ
- マミ: 自信があるのね
- ほむら: ただし、この休戦協定には 条件がある
- ほむら: もし魔法少女が増えれば グリーフシードは枯渇するわ
- ほむら: 時々あなたが行っている 新しい魔法少女の勧誘…
- ほむら: それを、一時的に停止して もらいたいの
- マミ: あなた…
- マミ: 未来予知でもできるっていうの?
- ほむら: どうかしら?
- マミ: 答えないつもり!?
- マミ: …………!?
- マミ: (また…一瞬で、消えた)
- ほむらの声: 最後にひとつ、忠告しておくわ
- ほむらの声: あなたの直感は、正しい
- ほむらの声: キュゥべえには真実を 伝えない方が、身のためよ
- マミ: ッ!!
- マミ: (彼女…まるで私の心を 見透かしたみたいに…)
- 905103-020_homura [node 3]
- まどか: おっはよー
- 仁美: おはようございます まどかさん
- さやか: おはよう、まどか
- さやか: 今日はちょっと遅いんじゃない?
- まどか: あ…うん、昨日、少し 眠るのが遅くなっちゃって
- 仁美: あら?まどかさんがですか? 珍しいですわね
- さやか: さては、数学のテストが心配で 眠れなかったなー?
- まどか: あはははは…
- ほむら: (まどか…)
- カチッ
- キュゥべえ: …………
- ほむら: まったく、油断も隙もない
- ほむら: どこからともなく まどかに寄ってくる
- ほむら: でも、これ以上近づける わけにはいかないわ
- カチャ…
- ほむら: 何度でも、穴だらけに なることね
- カチッ
- まどか: !?
- さやか: ん?
- 仁美: まどかさん、どうなさいました?
- まどか: 今、なんか音がしなかった?
- 仁美: 音、ですか…?
- さやか: 近所の子どもがかんしゃく玉でも 投げたんでしょ
- 仁美: かんしゃく…玉? なんですの、それは?
- さやか: えっ、知らない?
- まどか: わたしも…どんな玉なのかな?
- さやか: ま、まどかまで!? ウソでしょっ!!
- 905106-030_madoka [node 4]
- まどか: ううう…バスに早く戻らないと みんなを待たせちゃってるかな…
- さやか: かもしんない…あっ!よかった 出口が見えてきた…
- まどか: あ、あれ? なにか、変なのがいる?
- キュゥべえ: …………
- さやか: 何コレ? リス…じゃないよね
- まどか: ウサギ…かな?
- キュゥべえ: 魔女が現れているタイミングなら もしかしてと思ったけど…
- キュゥべえ: やっと会えたね、鹿目まどか
- さやか: えっ、ナニナニ!?
- まどか: 今、しゃべった!?
- キュゥべえ: 空気の振動によって言語を 伝えているわけじゃないよ
- キュゥべえ: キミたちには、魔法少女の 素質があるみたいだからね
- キュゥべえ: 頭の中に直接 コンタクトしているのさ
- さやか: それって、テレパシー?
- まどか: 魔法少女って、なに…?
- ほむら: 離れて、まどか!
- キュゥべえ: おや…
- キュゥべえ: 暁美ほむら、やはり 邪魔していたのはキミかい?
- 905107-010_mami [node 5]
- キュゥべえ: マミ キミに一つ、提案があるんだ
- マミ: 提案?
- キュゥべえ: 最近、魔法少女の素質を持った 人間をふたり、見つけたんだ
- キュゥべえ: いつものように、魔法少女の 手ほどきをしてくれないかな
- マミ: …………
- キュゥべえ: マミ?どうかしたのかい?
- マミ: (暁美さんは、私に新たな 魔法少女をつくるなと言った)
- マミ: (それに…キュゥべえに 真実を伝えるな、とも)
- マミ: まだ、彼女たちは 契約していないのよね?
- キュゥべえ: ああ、魔女と戦うことに少し 尻込みしているみたいだ
- マミ: 今まで、私の勧誘は 強引すぎたかも知れないわ
- マミ: 正体の知れない魔法少女も 現れているみたいだし…
- マミ: 少し、勧誘を控えようかと 思っているの
- キュゥべえ: …………
- キュゥべえ: そうか、残念だ
- キュゥべえ: キミの姿を見れば、彼女たちも 力になってくれると思ったけど
- マミ: ごめんなさい
- 905110-010_sayaka [node 6]
- 早乙女先生: はい、あとそれから…
- 早乙女先生: 今日は皆さんに転校生を 紹介します
- 早乙女先生: 暁美さーん いらっしゃーい
- さやか: うわっ
- さやか: ねえ、まどか あれって…
- まどか: う…うん
- まどか: この前自動車工場でわたしたちに 声をかけてきた人だね
- 早乙女先生: それじゃ自己紹介いってみよー
- ほむら: 暁美ほむらです よろしくお願いします
- さやか: なーんかうさんくさいんだよなー
- さやか: キュゥべえの言葉は信じるな だなんて偉そうに言っちゃってさ
- まどか: キュゥべえ
- まどか: 暁美さんって やっぱり魔法少女なの?
- キュゥべえ: そうみたいだね
- まどか: じゃあ…やっぱり 何か願いを叶えたのかな
- さやか: どうせろくでもない願いだって
- さやか: キュゥべえを遠ざけろってのも 願いを独り占めしたいからでしょ
- まどか: …本当に、そうなのかな?
- 905110-035_mami [node 7]
- マミ: あなた…この学校の 生徒だったのね
- マミ: わざわざ呼び出して何の用事?
- ほむら: あなたとの約束を 果たしに来たのよ
- ほむら: 今日の夕方、南の大橋を渡った ところに、魔女が出るわ
- マミ: 魔女が…?
- ほむら: その相手を あなたにしてもらいたい
- ほむら: ちょうど、グリーフシードも 必要な頃でしょう
- マミ: …………
- マミ: 最近、この街に魔女の事件の 気配がないわ
- マミ: あなたが先回りして 倒しているってことかしら?
- ほむら: 余計な詮索は不要よ
- ほむら: あなたはこの街の平和を守りつつ 体を保つだけの魔力を補給する
- ほむら: それ以外に 何か望むことはある?
- マミ: …………
- ほむら: この調子で、キュゥべえとも 距離を保つことね
- マミ: (確かに暁美さんの言うとおり)
- マミ: (魔女を倒して街の平和が 守れれば、何も文句はない)
- マミ: (表向きは、そうよ)
- マミ: (でも…)
- マミ: …本当に、それだけでいいの?
- 905111-030_madoka [node 8]
- まどか: さやかちゃん、大丈夫!?
- さやか: あ…う、うん 心配しないで
- さやか: 一応、簡単な手術も 成功したみたいだし
- さやか: ベッドの上で力が有り余って しょうがないやーって感じ
- さやか: まあ、この際ゆっくり学校を サボらせて貰いますよ
- さやか: 禍転じて福と成す…みたいな?
- まどか: (あれ…)
- まどか: (ベッドの横に置いてある CDプレイヤーって…)
- まどか: (確か、上条君が 使ってたやつ…だよね)
- まどか: (そっか…同じ病院だもんね)
- さやか: しっかしまさか、魔女ってのが あんなに危ないヤツだなんてね
- さやか: キュゥべえの口車に 乗らなくてよかったわー
- さやか: 契約したら、あんなのと 戦わせられるわけでしょ?
- まどか: う…うん、そうだよね
- さやか: …まどか?
- さやか: なに考えてるの?
- まどか: ほむらちゃんは…いつも あんな相手と戦ってるんだよね
- まどか: この町の平和を守るために 命がけで…
- さやか: バカ言わないでよ
- さやか: あの子は、そんな危険に 見合うだけの奇跡を叶えたの
- さやか: まどかに、そこまでして叶えたい 願い事なんて、ないでしょ?
- まどか: それは…
- 905115-020_mami [node 9]
- ほむら: またそろそろグリーフシードが 必要な頃でしょう
- ほむら: 次にあなたが向かうべき場所は…
- マミ: あなたの同級生が ケガを負ったそうね
- マミ: 現場に魔力が残っていたわ 魔女と戦ったんでしょう?
- ほむら: …………
- マミ: 彼女も、魔法少女の素質が あるのよね
- マミ: 契約したら、彼女は命の危険を おかさずにすんだんじゃない?
- マミ: どうして、新しい魔法少女を 拒むのかしら?
- ほむら: …………
- マミ: あなたが本当に未来を 予知できるならば…
- マミ: この街のグリーフシードの 総量には、余裕があるはずよ
- マミ: あなたは何を企んでいるの?
- ほむら: 言ったでしょう
- ほむら: 好奇心は猫を殺す 詮索は無用よ
- マミ: 待ちなさい!
- バタンッ
- マミ: …………
- マミ: (やっぱり暁美さん、私の 知らない何かを知っているわ)
- マミ: (このまま見逃しておく わけには、いかない…)
- マミ: (後を付けて、彼女の 正体を調べなきゃ)
- 905115-025_sayaka [node 10]
- さやか: (そろそろ、まどかがお見舞いに 来てくれる時間かな)
- さやか: (さやかちゃんはできる子! 売店でお茶うけを準備!)
- さやか: (ついでに恭介の好きな バームクーヘンも用意して…)
- さやか: ん?
- まどか: 待って、キュゥべえ!
- キュゥべえ: …………
- さやか: あ、まどか…
- さやか: って、消えた…?
- さやか: (あ、アレ?もしかして あそこにあるのって…)
- さやか: (魔女の結界?)
- さやか: うううう…!
- さやか: まどかったら、なにやってんの!
- さやか: まどかーっ!!
- さやか: …全く、どこにいるのよ
- さやか: まどかひとりで戦えるわけ ないじゃない
- さやか: あたしたちがわざわざ危ない目に 遭う必要なんてないし
- さやか: っていうか、ここ、どこ? 結構奥まで迷って…
- さやか: ひえっ!で、出た…
- さやか: ぐっ!
- さやか: (ミイラ取りがミイラってやつ? これ、本気でマズった…)
- さやか: (ああ…こんなことになるなら いっそ願い事を…)
- ???: 下がっていて
- さやか: え?
- さやか: あ、あなたは…
- ???: 通りすがりの魔法少女
- ???: 出口はあっちよ ここは私に任せて、逃げなさい
- さやか: は…はいっ! ありがとうございますっ!!
- ???: さて…と
- ???: 予想外の展開だけど 久々に、腕が鳴るわね!
- 905116-030_kyoko [node 11]
- 杏子: おい、マミ
- 杏子: …………
- 杏子: ちぇっ、やっぱいねーのかよ…
- 杏子: (昨日から、帰ってきてる 気配がない…)
- 杏子: (最近、見滝原の様子がおかしい って話は聞いてたけどよ)
- 杏子: (本格的に、様子が 変じゃねぇか)
- 杏子: (魔女にやられちまったのか?)
- 杏子: (…いや)
- 杏子: (アイツはそんじょそこらの ザコに負けるタマじゃねえ)
- 杏子: (もしも本当に、マミが やられちまったとすれば…)
- 905117-025_madoka [node 12]
- 仁美: それでは、お先に失礼しますわー
- まどか: ばいばーい、仁美ちゃーん
- さやか: 退院祝い、ありがとねー
- さやか: まどかも、今日は どうもありがとう
- まどか: ううん、お祝い 遅くなっちゃってごめんね
- さやか: 一緒に給仕してくれたの 魔法少女の仲間、だよね
- まどか: あ…うん
- さやか: やっぱりまどかも…契約して 魔法少女になったの?
- まどか: 隠すつもりはなかったんだけど 切り出すタイミングがなくて…
- まどか: ごめんね、さやかちゃん ずっと反対してたのに…
- さやか: ううん、こっちこそ 言いづらくしちゃって、ごめん!
- さやか: でもあたし、もう全然 反対してないから!
- まどか: え…
- さやか: 実は前に、病院で、魔女の結界に 入り込んじゃったことがあって…
- さやか: その時、知らない魔法少女に 助けてもらったの
- まどか: えっ、そうなんだ
- さやか: お礼を言う暇も なかったんだけどね
- さやか: あたしは全然、勇気が出なくて 戦う気にはなれないけど…
- さやか: でも、自分が助けられてるんだし 反対なんてできないなって
- まどか: さやかちゃん…
- さやか: それに、ひとりじゃ危ないけど 心強い仲間もいるんでしょ?
- まどか: うん!ほむらちゃんも まばゆさんも、頼りになるから…
- まどか: だから、わたしのことは全然 心配しなくて大丈夫!
- さやか: 見滝原の平和は 君に任せたぞ、鹿目まどか!
- まどか: あはははは…
- さやか: あ、そうだ ところでさ…
- さやか: 契約したってことは 何か願いを叶えたんでしょ?
- さやか: まどかは、一体何を願ったの?
- まどか: え、えっと…
- まどか: ちょっと、うまく 説明しづらいんだけど…
- まどか: 絶望してしまった人に、希望を 与えてあげられたらなって…
- さやか: えっ、ちょっと、何それ! まどか、聖人過ぎない?
- まどか: え?そ、そうかな…
- さやか: まどか大明神、ありがたやー ありがたやー!
- まどか: ちょ、ちょっとやめてよ!
- さやか: あっ、ご利益でなんか 骨折が治ってきたかも!
- まどか: もう…
- 905118-020_sayaka [node 13]
- さやか: ん…いたたた
- さやか: だいぶ良くなったけど、まだ 完治ってわけにはいかないか
- さやか: まあ別に、病院に行くのは 嫌いじゃないからいいけど…
- 杏子: やっとみつけた
- さやか: ん?あなたは…
- 杏子: あんた、コイツを見ただろ?
- さやか: あ…この写真…!
- 杏子: 知ってるって顔だな
- さやか: うん、名前はわからないけど…
- 杏子: 巴マミっていうんだ
- さやか: 巴、さん…
- 杏子: あたしも魔法少女をやってて コイツとは古い馴染みなんだ
- 杏子: ところが今、コイツの行方が わからなくなっちまってる
- 杏子: 足取りを追って、ようやく 病院まで辿り着いてね
- 杏子: 忍びこんで、監視カメラの データを確認したが…
- 杏子: 結界に入った人間と出た人間が どうも釣り合わない
- 杏子: マミが入った姿は映ってるのに 出てきた様子がないんだ
- さやか: そんな…
- 杏子: で、聞きたいんだが
- 杏子: 結界に入れたってことは あんたも魔法少女か?
- さやか: ち、違うよ! あたしは契約、してない
- さやか: まどかと違って、あたしには そんな勇気、なかったから…
- 杏子: まどか? そいつは、もしかして…
- 杏子: キュゥべえと契約したのか?
- 905121-020_homura [node 14]
- ほむら: (前回は、この辺りに 使い魔が出たはず)
- ほむら: (まどかも、愛生まばゆも なぎさを捜しているから…)
- ほむら: (使い魔程度なら、 私ひとりで…)
- ほむら: よし、ここね
- ほむら: ん…?
- ほむら: (結界が…消えていく?)
- なぎさ: はぁ…はぁ…はぁ…
- ほむら: なぎさ…?
- なぎさ: ――っ!?
- ほむら: あなた、こんな所で何を…
- なぎさ: 関係ないのです!!
- ほむら: ちょ、ちょっと待って
- なぎさ: いうことなんて、聞きません!
- なぎさ: だって、なぎさは 悪い子なんですからっ!!
- ほむら: ちょっと…
- ほむら: …………
- ほむら: なぎさ…
- ほむら: あなた…たったひとりで 魔女と戦っているのね
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