Vi_Vi

Mixed Up!? Aru-chan Warning! JP text

Nov 25th, 2022 (edited)
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  1. FILENAME: text_517810-1_JOLrO.txt
  2. きゃあっ!!
  3. うっ…うそ… このままじゃやられる…!?
  4. □◇▲☆◎□!
  5. かごめ: お願い!アルちゃん!
  6. アルちゃん: <まかせて!>
  7. え…!?
  8. アルちゃん: <ふぅ… これでひと仕事終わり!>
  9. かごめ: ありがとう、アルちゃん
  10. あの魔女をたった一撃で…!?
  11. かごめ: 大丈夫だった?
  12. あ…は、はい…!
  13. 危ないところを助けてくれて ありがとうございました…
  14. かごめ: ううん、気にしないで 困ったときはお互い様だから
  15. かごめ: あと、よければだけど…
  16. かごめ: このグリーフシードは あなたが使って
  17. え!? …いいんですか?
  18. 倒したのはあなたなのに…
  19. かごめ: 私はまだ大丈夫だから 気にしないで
  20. …………
  21. では、お言葉に甘えて…
  22. かごめ: それじゃ、私たちは行くね
  23. はい!いろいろと ありがとうございました!
  24. アルちゃん: <魔法少女になってから>
  25. アルちゃん: <すごく順調に 魔女を退治してるね>
  26. アルちゃん: <たくさん人も助けられてるし パートナーとして鼻が高いよ>
  27. かごめ: アルちゃんが 一緒に戦ってくれるおかげだって
  28. かごめ: いまの私たちならどんな強敵にも 負ける気がしないね
  29. アルちゃん: <その意気だよかごめちゃん!>
  30. アルちゃん: <この調子でもっと たくさんの人を救っちゃおう!>
  31. かごめ: ふふっ、頑張ろうね
  32. かごめ&アルちゃん: …!!
  33. アルちゃん: <かごめちゃん! また魔女の気配が!>
  34. かごめ: ここからそう遠くない場所だ…
  35. かごめ: 行こう、アルちゃん!
  36. アルちゃん: <うん!>
  37. アルちゃん: <見つけた!>
  38. かごめ: あの魔女、私たちのことを まだ探してるみたい
  39. アルちゃん: <なら先に 攻撃をしかけちゃおう!>
  40. かごめ: うん、お願い!
  41. アルちゃん: <えーーーーい!!>
  42. …!
  43. …………
  44. アルちゃん: <あれ!?>
  45. かごめ: 攻撃が効いてない…?
  46. 蝨*溷慍‡繧[]貞ョ医l
  47. かごめ: きゃっ! あ、危ない…
  48. アルちゃん: <かごめちゃん大丈夫!?>
  49. かごめ: うん、平気だよ! それよりも魔女を!
  50. アルちゃん: <わかった!>
  51. 蝨*溷慍‡繧[]貞ョ医l
  52. アルちゃん: <やせ我慢したって無駄だよ!>
  53. アルちゃん: <次はそんな余裕ないぐらいに しちゃうから!>
  54. アルちゃん: <とりゃーーー!!>
  55. …………
  56. かごめ: …!?
  57. アルちゃん: <あ、あれー!?>
  58.  
  59. FILENAME: text_517810-2_JOLrO.txt
  60. …………
  61. かごめ: ど、どうしてダメなの…!?
  62. 縺薙lwg縺ァ”Б懊無*為!!
  63. かごめ: きゃっ!?
  64. かごめ: うぐぅっ!!
  65. アルちゃん: <かごめちゃん!?>
  66. かごめ: はぁっ…はぁっ…
  67. かごめ: だ、大丈夫…! ちょっと油断しただけ…
  68. かごめ: でも…連戦で魔力も残り少ないし 次で決着をつけよう!
  69. アルちゃん: <そうだね…まかせて!>
  70. かごめ: いっけぇーー!!
  71. アルちゃん: <これで…終わりだよ!!>
  72. …………
  73. かごめ: そんなっ…!?
  74. アルちゃん: <ど…どうしてダメなの!? あの魔女はいったい…>
  75. 縺薙lwg縺ァ”Б懊無*為!!
  76. アルちゃん: <むぎゅっ!?>
  77. かごめ: アルちゃんっ…!?
  78. アルちゃん: <かごめちゃん…うしろ…!>
  79. 縺薙lwg縺ァ”Б懊無*為!!
  80. かごめ: …あっ…!
  81. かごめ: きゃあっ!?
  82. かごめ: うううっ…
  83. アルちゃん: <ダメだっ…>
  84. アルちゃん: <かごめちゃん いったん退こう…!>
  85. かごめ: …でも…!
  86. アルちゃん: <いいから退くよ!>
  87. かごめ: …っ…
  88. アルちゃん: <何か手がかりあれば…>
  89. かごめ: ーかごめー …はぁっ…はぁっ…
  90. アルちゃん: ーアルちゃんー <かごめちゃん…大丈夫…?>
  91. かごめ: ーかごめー うん…なんとか…
  92. かごめ: ーかごめー …でも… もう一歩も歩けない…かも…
  93. かごめ: うぅっ…なんで…
  94. かごめ: どうして、もうひと踏ん張り できなかったんだろう…
  95. アルちゃん: <仕方ないよ…>
  96. アルちゃん: <いくら自動浄化システムが あっても…>
  97. アルちゃん: <魔女にやられちゃったら 意味がないから…>
  98. アルちゃん: <むしろ、逃げるのが間に合って 本当によかった…>
  99. かごめ: でも…このままあの魔女を 放っておけない…!
  100. アルちゃん: <さ、さすがにこの状態で 戦うのは無理だよ!>
  101. アルちゃん: <今は素直に応援を頼もう!>
  102. かごめ: …でも…!
  103. アルちゃん: <気持ちはわかるけど…>
  104. アルちゃん: <無理して頑張ることが 全部正しいわけじゃないよ>
  105. アルちゃん: <だからお願い… 今回は応援を呼ぼう?>
  106. かごめ: …………
  107. かごめ: …そう…だよね… わがまま言ってごめん…
  108. かごめ: すぐにメッセージで 協力を呼びかけてみる
  109. 木崎 衣美里: かごめっち終わったよー!
  110. かごめ: だ、大丈夫でしたか…?
  111. 竜城 明日香: はい!
  112. 竜城 明日香: この人数でかかれば お茶の子サイサイでした!
  113. 空穂 夏希: 私たちがいっせいにかかったら すぐに終わったよ
  114. かごめ: えっ…! 本当ですか…?
  115. かごめ: なら、逃げないで もう少し戦えばよかったかな…
  116. かごめ: 手間かけさせちゃって すみませんでした…
  117. 都 ひなの: まぁ見くびって 痛い目を見るよりマシだろ
  118. 胡桃 まなか: 魔女にやられたら 元も子もないですしね!
  119. かごめ: そう…ですよね…
  120. かごめ: …………
  121. 都 ひなの: どうしたんだ、かごめ?
  122. かごめ: あっ…ごめんなさい なんでもないです
  123. かごめ: ともかく、みなさん ご協力ありがとうございました
  124. かごめ: …………
  125. かごめ: (…久しぶりに 助けられちゃった…)
  126. かごめ: (魔法少女になれば)
  127. かごめ: (もっとたくさんの人を 助けられると思ってたのにな…)
  128. アルちゃん: <かごめちゃん… なんだか元気ないね…>
  129. かごめ: …! そ、そんなことないよ
  130. アルちゃん: <本当?>
  131. かごめ: うん
  132. かごめ: …ただ、いろいろあって 少し疲れちゃったのかも
  133. かごめ: 一晩ぐっすり休めば きっと元通りになるよ
  134. かごめ: …………
  135. かごめ: (思わず顔に出ちゃってたんだ… 私ってばまだまだ未熟だな…)
  136. かごめ: (今はこれ以上、アルちゃんに 心配かけたくないし)
  137. かごめ: (早く寝て 元気を取り戻さないと…)
  138. かごめ: …よし
  139. かごめ: それじゃおやすみなさい アルちゃん
  140. アルちゃん: <…おやすみ、かごめちゃん>
  141. ピピピピ…
  142. かごめ: …うーん… いま…起きる…
  143. ピッ!
  144. かごめ: ふぁ~…よく寝た…
  145. かごめ: おはようアルちゃん
  146. アルちゃん: <×××××>
  147. かごめ: …………
  148. かごめ: …うん…? ごめん、よく聞き取れなかった
  149. アルちゃん: <×××××!>
  150. かごめ: あれ?
  151. かごめ: ごめんね、アルちゃん もう少し伝わるように…
  152. アルちゃん: <×××××!? ×××××…>
  153. かごめ: …うそ
  154. かごめ: 私、アルちゃんの言葉が わからなくなっちゃった…!
  155.  
  156. FILENAME: text_517810-3_JOLrO.txt
  157. アルちゃん: <×××××!? ×××××…>
  158. かごめ: …うそ
  159. かごめ: 私、アルちゃんの言葉が わからなくなっちゃった…!
  160. アルちゃん: <×××××!>
  161. かごめ: ど…どうしよう…
  162. かごめ: アルちゃんに 魔力を供給してるのは私だし…
  163. かごめ: 問題があるとすれば 私なのかな…?
  164. アルちゃん: <×××××…>
  165. かごめ: ごめんね… いまは何もわからないの…
  166. アルちゃん: <…………>
  167. かごめ: ここで考え込んでも仕方ないか…
  168. かごめ: とりあえず みたまさんにみてもらおう
  169. みたま: 終わったわ
  170. かごめ: どうでした…?
  171. みたま: うーん
  172. みたま: かごめちゃんの魔力に これといった異常はないわね
  173. かごめ: それじゃ原因も…
  174. みたま: いまのところ不明ね
  175. アルちゃん: <×××××…>
  176. みたま: …やっぱり、わたしにも 何を言ってるのかわからない…
  177. みたま: アルちゃんと 意思疎通できないのは辛いわね…
  178. かごめ: はい、こんなこと初めてで…
  179. みたま: もう少し様子を見てみましょう
  180. みたま: 何かわかることが あるかもしれないわ
  181. かごめ: そうですね… ありがとうございます
  182. かごめ: うーん、困ったな…
  183. かごめ: 私の魔力が原因じゃないなら いったい何が…
  184. アルちゃん: <…………>
  185. アルちゃん: <…!!>
  186. かごめ: きゃっ!! ど、どうしたの…?
  187. アルちゃん: <××××…!!>
  188. スポスポスポッ!!
  189. かごめ: 草なんて抜いてどうする気?
  190. アルちゃん: <××××!!>
  191. かごめ: ええ!? 今度はバラバラにしちゃった!?
  192. アルちゃん: <××××…!!>
  193. かごめ: …?
  194. かごめ: (もしかして草を使って 何かを伝えようとしている…?)
  195. アルちゃん: <××××…!!>
  196. かごめ: ごめん…やっぱりわからない
  197. アルちゃん: <××××…!!>
  198. スポスポスポッ!!
  199. かごめ: ダメだよアルちゃん これ以上はやめて!
  200. アルちゃん: <××××…!!>
  201. かごめ: もうダメだってば!
  202. アルちゃん: <××!!>
  203. パシッ!
  204. かごめ: 痛っ…!
  205. アルちゃん: <…!!>
  206. かごめ: (うそ…アルちゃんが 私を叩くなんて…)
  207. かごめ: (いったい どうしちゃったの…?)
  208. かごめ: …!
  209. かごめ: (もしかして おかしいのは私じゃなくて…)
  210. かごめ: (アルちゃん…!?)
  211. アルちゃん: <…っ…!!>
  212. かごめ: 待って、どこ行くの!?
  213. ズルッ…
  214. かごめ: きゃあっ!!
  215. かごめ: いたたた…
  216. かごめ: はっ…!
  217. かごめ: うそ…どこにもいない…
  218. かごめ: ど…どうしよう… アルちゃんを見失っちゃった…!
  219.  
  220. FILENAME: text_517810-4_JOLrO.txt
  221. 胡桃 まなか: ふぅ…床の掃除は このぐらいでいいでしょう
  222. 胡桃 まなか: あとは残りの仕込みを 終わらせないと
  223. 胡桃 まなか: それにしても… 遅いですね、お父さん…
  224. 胡桃 まなか: 仕入れに時間が かかってるんでしょうか
  225. ガタッ…
  226. 胡桃 まなか: ん…? なんの音…?
  227. ガタタッ!
  228. 胡桃 まなか: 厨房の方からだ…
  229. 胡桃 まなか: 変ですね… 今はまなかしかいないはずなのに
  230. 胡桃 まなか: もしや、お父さんが 裏口から入ったんでしょうか?
  231. 胡桃 まなか: お父さん帰ってきたんですか?
  232. 胡桃 まなか: あれ…いない…
  233. ガタタッ!
  234. 胡桃 まなか: …!! まさかネズミ!?
  235. ガタタタタッ!
  236. 胡桃 まなか: いままで見かけたことなんて 一度もなかったのにどうして…?
  237. 胡桃 まなか: とにかく、放っておくわけには いきません…!
  238. 胡桃 まなか: すぐに対処しないと…!
  239. 胡桃 まなか: そーっと…そーっと…
  240. アルちゃん: <!!>
  241. 胡桃 まなか: んん!? あなたはかごめさんの…
  242. 胡桃 まなか: どうしてここに…?
  243. アルちゃん: <××××!!>
  244. 胡桃 まなか: アルちゃんが持ってるのは カブとワケギ…?
  245. 胡桃 まなか: というか 何をしゃべってるんでしょう…
  246. アルちゃん: <××××!!>
  247. 胡桃 まなか: あっ!! 食材をどうするつもりですか!?
  248. 胡桃 まなか: いたずらはダメですよ!
  249. アルちゃん: <××××!!>
  250. 胡桃 まなか: まさか、持ち去るつもりじゃ!? 返してください!
  251. ドッタン! バッタン!
  252. 胡桃 まなか: すばしっこくて 全然捕まえられません…!
  253. アルちゃん: <××××!?>
  254. ガシャーン!! グラグラ…
  255. 胡桃 まなか: ほ、包丁立てが!!
  256. ドスドスドス!!
  257. 胡桃 まなか: ひゃあっ!?
  258. 胡桃 まなか: あ、危ないところでした…
  259. 胡桃 まなか: もう一歩前だったら まなかもスパッといってたかも…
  260. 胡桃 まなか: って、アルちゃんは…!!
  261. 胡桃 まなか: いない…
  262. まなかの父: ごめんごめん 渋滞で遅くなった
  263. まなかの父: …って、どうしたんだコレ!?
  264. 胡桃 まなか: あっ…お父さん!
  265. 胡桃 まなか: ちょ、ちょっと厨房で 躓いちゃいまして…あははは…
  266. まなかの父: ドジだなぁ… 刃物の扱いは十分気をつけなさい
  267. まなかの父: 一歩間違えば大惨事だからな
  268. 胡桃 まなか: は、はい…
  269. まなかの父: それじゃ 父さんは着替えてくるから
  270. 胡桃 まなか: …ふぅ… お父さんが来る前でよかった…
  271. 胡桃 まなか: それにしても…
  272. 胡桃 まなか: アルちゃんはどうしてお店を 襲ったんでしょう?
  273. 胡桃 まなか: 突然わけのわからない言葉で しゃべったり…
  274. 胡桃 まなか: 意味不明な行動をしたり わけがわかりません…
  275.  
  276. FILENAME: text_517810-5_JOLrO.txt
  277. かごめ: アルちゃーん! いたら返事をしてー!
  278. かごめ: アルちゃーん!
  279. かごめ: …………
  280. かごめ: この辺にはいないみたい…
  281. かごめ: アルちゃん どこに行っちゃったんだろう…
  282. ピロン♪
  283. かごめ: ん? メッセージだ
  284. 胡桃 まなか: アルちゃんが何故かうちのお店で 暴れまわってたんですけど 何かあったんでしょうか?
  285. かごめ: え…ええ!? どうしてそんなことを…
  286. かごめ: …とにかく迎えにいかないと!
  287. かごめ: 迷惑をかけて本当にごめんなさい… 今すぐアルちゃんを迎えに行きます
  288. かごめ: ピロン♪
  289. 胡桃 まなか: ごめんなさい 少し目を離した隙に 逃げられてしまいました…
  290. かごめ: うぅっ… せっかく見つかったと思ったのに
  291. かごめ: (やっぱりアルちゃんの身に)
  292. かごめ: (なにか起こってるとしか 考えられない)
  293. かごめ: (そんなことができるのは…)
  294. かごめ: …!
  295. かごめ: (まさか… 魔女の呪いを受けた…!?)
  296. かごめ: (それなら正気を失ったように 見えるのも辻褄が合うし…)
  297. かごめ: …どうしよう…
  298. かごめ: もし、このまま 見つからなかったら…
  299. アルちゃん: <××××!!>
  300. な、なにこれ!?
  301. 来るなバケモノー!!
  302. アルちゃん: <××××!!>
  303. きゃー!! うわー!!
  304. かごめ: …こんな感じの 大事件に発展しちゃうかも…
  305. かごめ: あああっ… それだけは絶対に止めないと…!
  306. かごめ: …これはもう 私だけの問題じゃない
  307. かごめ: みなさんにアルちゃん 捜索の協力をお願いしよう…!
  308.  
  309. FILENAME: text_517810-6_JOLrO.txt
  310. かごめ: みなさんに緊急のお願いです。 先ほど、私の友だちのアルちゃんが 行方不明になりました。
  311. かごめ: どこか様子がおかしくて、もしかしたら 魔女に操られているかもしれません。
  312. かごめ: もし、見かけたら 捕まえてもらえると嬉しいです。
  313. かごめ: ただ、暴れるという連絡もあったので 捕まえるときは十分気をつけてください…!
  314. かごめ: 本当に私のことで申し訳ないのですが ご協力お願いします…!
  315. ピロン♪
  316. 都 ひなの: …かごめからのメッセージか
  317. 都 ひなの: …だが…
  318. アルちゃん: <…………>
  319. 都 ひなの: 今さら連絡してきても もう遅い!
  320. アルちゃん: <××××!>
  321. 都 ひなの: ああもう! 全然捕まえられないじゃないか!
  322. 都 ひなの: すばしっこいヤツめ!
  323. アルちゃん: <××××!>
  324. 都 ひなの: あっ、勝手にエタノールを 持ち出したのか!?
  325. 都 ひなの: 薬品はおもちゃじゃないぞ! こっちによこせ!
  326. 都 ひなの: コラ! 逃げるな―!
  327. 都 ひなの: って、戻ってきた!
  328. アルちゃん: <××××!>
  329. 都 ひなの: こ、今度はなんだ? 化学部の表札なんか持ち出して
  330. アルちゃん: <××××!>
  331. キュキュキュキュキュ!
  332. 都 ひなの: コラコラコラ! 文字を消すな文字を!
  333. 都 ひなの: それじゃ「化学部」じゃなく 「化部」になるだろ!
  334. アルちゃん: <××××!>
  335. 都 ひなの: はぁ… 行動の意味がわからない…
  336. 都 ひなの: 操られてるって話も 納得できる行動だな
  337. 都 ひなの: とにかく、引火すると危ないから エタノールを返せ!
  338. アルちゃん: <××…!>
  339. 都 ひなの: あっ…! そっちは薬品棚だぞ…!?
  340. 都 ひなの: まさかアイツ、エタノール以外も 持ち出す気か!?
  341. 都 ひなの: とっ捕まえてやる!
  342. アルちゃん: <××××!>
  343. 都 ひなの: 待てっ!
  344. アルちゃん: <××××!>
  345. ガタン! グラグラグラ…
  346. 都 ひなの: まずい! 薬品を入れてる試験管が…
  347. ガシャーン!!
  348. 都 ひなの: しまった…! このままじゃ爆発する!
  349. 都 ひなの: いったん退避!!
  350. ドカーン!!
  351. 都 ひなの: けほっ…けほっ…
  352. 都 ひなの: なんとか助かったか…
  353. 都 ひなの: そうだ、アルちゃんは…!?
  354. 都 ひなの: に、逃げられた…
  355.  
  356. FILENAME: text_517810-7_JOLrO.txt
  357. 空穂 夏希: 迷惑をかけるような暴走は さすがの私も応援できない!
  358. 空穂 夏希: ここは捕まってもらうからね!
  359. アルちゃん: <…!!>
  360. 空穂 夏希: 待てー!!
  361. 空穂 夏希: はぁっ…はぁっ…
  362. 空穂 夏希: ものすごく素早くて 全然捕まえられない…!
  363. 空穂 夏希: …こうなったら
  364. 空穂 夏希: バッティング練習用のネット~!
  365. 空穂 夏希: これを投げれば うまく捕まえられるはず…!
  366. アルちゃん: <…………>
  367. 空穂 夏希: 落ち着いて私…! この距離なら十分に狙える…
  368. 空穂 夏希: 元野球女子の腕の見せ所…!
  369. 空穂 夏希: とりゃー!!
  370. アルちゃん: <…!!>
  371. 空穂 夏希: 避けられた!? でも、まだ大丈夫!
  372. 空穂 夏希: 用意してるネットは ひとつじゃない!
  373. アルちゃん: <××××!>
  374. 空穂 夏希: もう観念して お縄についちゃいなさい!
  375. 空穂 夏希: えいっ!
  376. 空穂 夏希: やぁっ!
  377. 空穂 夏希: とりゃとりゃとりゃー!!
  378. アルちゃん: <…!?>
  379. バサッ!
  380. 空穂 夏希: やったー! 捕獲大成功!
  381. 空穂 夏希: さぁ、このまま かごめさんのところへ行くよ!
  382. アルちゃん: <××××!!>
  383. 空穂 夏希: いたっ! いたたたた!
  384. 空穂 夏希: ちょっ、暴れないで!!
  385. アルちゃん: <××××!!>
  386. 空穂 夏希: わぁっ!?
  387. ガシャーン!!
  388. ゴロゴロゴロ…
  389. 空穂 夏希: いったたた… ボール入れに躓いちゃった…
  390. 空穂 夏希: はっ…
  391. 空穂 夏希: アルちゃんはどこ!?
  392. アルちゃん: <××××!!>
  393. 空穂 夏希: しまった! ネットから出ちゃってる!?
  394. アルちゃん: <××××××!!>
  395. 空穂 夏希: えっ…ボールで何をする気!?
  396. ビューン!!
  397. 空穂 夏希: うわぁっ!!
  398. 空穂 夏希: あ、危なかった…
  399. 空穂 夏希: もう少し避けるのが 遅かったら当たってたよ
  400. 空穂 夏希: …でも、ずいぶん いいカーブを投げるなぁ…
  401. アルちゃん: <××××××!!>
  402. 空穂 夏希: って、感心してる 場合じゃなかった!
  403. 空穂 夏希: もう一度ネットで捕獲を…
  404. アルちゃん: <××××××!!>
  405. ビューン!!
  406. 空穂 夏希: きゃあっ!!
  407. 空穂 夏希: 危ないからやめて!
  408. アルちゃん: <××××××!!>
  409. ビュン!!ビュン!!ビュン!!
  410. 空穂 夏希: ちょ、ちょっと待って!? まさか、私に当てる気!?
  411. パコーーン!!
  412. 空穂 夏希: むぎゅっ!!
  413. アルちゃんの声: <××××××!?>
  414. 空穂 夏希: (ここまで凶暴だなんて 尋常じゃないよ…)
  415. 空穂 夏希: (魔女に操られているとしか 考えられないっ…)
  416. 空穂 夏希: ……がくっ……
  417.  
  418. FILENAME: text_517810-8_JOLrO.txt
  419. 木崎 衣美里: ふぅ~! やっとスマホの充電ができたー!
  420. 木崎 衣美里: あーしとしたことが うっかり充電し忘れるなんてねー
  421. 木崎 衣美里: 朝からスマホが見られないとか あと1分遅かったら死んでたし
  422. 木崎 衣美里: さーて、連絡きてるかな~
  423. ピロン♪
  424. 木崎 衣美里: ん…アルちゃんが行方不明…?
  425. 木崎 衣美里: アルちゃんって あのアルちゃんだよね?
  426. 木崎 衣美里: フツーに心配なんだけど
  427. ピロン♪ピロン♪
  428. 木崎 衣美里: やばっ…! 魔女に操られてる説まで出てるし
  429. 木崎 衣美里: これ、タダゴトじゃなくね!?
  430. 木崎 衣美里: こんなヤバい連絡来てたとか 気づかなくてマジでゴメン…!
  431. 木崎 衣美里: 今からでも 協力するっきゃないっしょ!
  432. 木崎 衣美里: 待っててかごめっち!
  433. ガサッ…
  434. 木崎 衣美里: ん…いまの音は何…?
  435. 木崎 衣美里: なんだ…買い物袋の音か… びっくりするじゃん
  436. ガサッ…ガサッ…
  437. 木崎 衣美里: や、ちがくね? やっぱりなんかいる!?
  438. 木崎 衣美里: で、出たぁ~~!!
  439. 木崎 衣美里: って…ええ!? どうしてここに!?
  440. アルちゃん: <…………>
  441. 木崎 衣美里: やばっ…! 暴れるならちょい待ち!
  442. 木崎 衣美里: まだ心の準備が できてないから!
  443. アルちゃん: <…………>
  444. 木崎 衣美里: えっ…ちょっと…!! アルちゃん!?
  445. アルちゃんの声: <…………>
  446. 木崎 衣美里: 急に動かなくなっちゃった… どゆこと…?
  447. 木崎 衣美里: …………
  448. 木崎 衣美里: まー…よくわかんないけど 結果オーライってやつ?
  449. 木崎 衣美里: いったん逃げないように ひもで縛っておこ…
  450. ギュッギュッ…!
  451. 木崎 衣美里: これでよしっと!
  452. 木崎 衣美里: …あれ? 絵本が散らばってる…
  453. 木崎 衣美里: これ、あーしが寄付した 「南極の魔女」シリーズじゃん!
  454. 木崎 衣美里: さてはキッズスペースから 持ってきたなー?
  455. 木崎 衣美里: まったくイタズラばっかしてー
  456. 木崎 衣美里: あとでかごめっちに うんっと叱ってもらうかんねー!
  457. 木崎 衣美里: …とりあえず、アルちゃんを 捕まえたことを連絡しなくちゃ!
  458. ピロン♪
  459. かごめ: …! 木崎さんからだ…
  460. 木崎 衣美里: アルちゃん捕まえたよ! なんだかよくわかんないけど 急に目の前で倒れちゃって… 悪いけど相談所まで迎えに来て!
  461. かごめ: えっ…!!
  462. かごめ: ア、アルちゃんが… 見つかった!?
  463.  
  464. FILENAME: text_517810-9_JOLrO.txt
  465. かごめ: アルちゃん!!
  466. 木崎 衣美里: わわっ! び、びっくりしたぁ…
  467. かごめ: ごめんなさい…! つい慌てちゃって…
  468. アルちゃんの声: <…………>
  469. かごめ: アルちゃん…!! しっかりして…!!
  470. 木崎 衣美里: あーし、なーんもしてないけど 急に動かなくなっちゃってさ
  471. ひなのの声: 衣美里は無事か!?
  472. 衣美里&かごめ: …!
  473. かごめ: みなさん…!
  474. 木崎 衣美里: みゃーこ先輩じゃん! ちゃっすー!
  475. 都 ひなの: アルちゃんが 捕獲されたと知ってな
  476. 都 ひなの: 原因究明で 協力できるかもと思って
  477. 都 ひなの: アルちゃんと接触があった 人を集めてきたんだ
  478. かごめ: そうだったんですね… ありがとうございます
  479. 都 ひなの: で、アルちゃんの様子は?
  480. かごめ: 魔力が減って 倒れちゃったみたいなので
  481. かごめ: 私の魔力を供給すれば 動けるようになると思います
  482. 木崎 衣美里: よかったー! なら、目が覚めれば元通りだね
  483. 都 ひなの: いや、そうとも限らない
  484. 空穂 夏希: 目を覚ましても 元に戻ってないかもよ?
  485. かごめ: その可能性もありますね
  486. 都 ひなの: よし、元に戻ってないことを 想定して話を整理しよう
  487. 都 ひなの: 新たにわかることが あるかもしれない
  488. 都 ひなの: 確か、最初に遭遇したのは まなかのところだったよな
  489. 胡桃 まなか: はい…
  490. 都 ひなの: なるほど…
  491. 都 ひなの: 初めにまなかのところに現れて カブとワケギにイタズラ…
  492. 都 ひなの: その次にアタシのところに現れて 化学部表札の「学」を消した
  493. 都 ひなの: その次は夏希のところに現れて カーブボールを投げつけられた
  494. 都 ひなの: そして最後は 相談所で力尽きたと…
  495. 都 ひなの: 今のところわかってるのは これぐらいか…
  496. 胡桃 まなか: わけがわかりませんね…
  497. かごめ: ううっ…本当にごめんなさい…
  498. 木崎 衣美里: マジで意味不明すぎて こっちの頭がこんがらがってくる
  499. 胡桃 まなか: やはり、魔女の仕業でしょうか
  500. 空穂 夏希: なんとも言えないけど 魔法少女ばかり狙ってるしね
  501. 空穂 夏希: いまは軽い怪我で済んだけど
  502. 空穂 夏希: これからもっと ひどくなるかもしれないよ?
  503. 都 ひなの: 魔女の口づけは見当たらないし そうとも限らないと思うが…
  504. かごめ: だとすると、別の理由が…?
  505. 都 ひなの: どうなんだろうな…
  506. 都 ひなの: もしかしたらアタシたちが 知らないだけで
  507. 都 ひなの: 魔女側から操る方法が 何かしらあるのかもしれない
  508. かごめ: …………
  509.  
  510. FILENAME: text_517810-10_JOLrO.txt
  511. 木崎 衣美里: 結局、魔女が原因なのか
  512. 木崎 衣美里: 他が原因なのか わかんないってことっしょ?
  513. 都 ひなの: まぁそういうことだな
  514. かごめ: …アルちゃん…
  515. ヒラッ…
  516. 都 ひなの: おや…葉っぱが落ちた…
  517. かごめ: …!
  518. かごめ: このアルちゃんの葉っぱに 何か情報が記録されているかも…
  519. かごめ: ちょっと見てみます!
  520. かごめ: …………
  521. 胡桃 まなか: 何かわかりましたか?
  522. かごめ: ダメでした…
  523. かごめ: 情報自体は 保存されてるみたいなんですが
  524. かごめ: モヤがかかってて詳しくは…
  525. 都 ひなの: そうか…
  526. かごめ: ごめんなさい…
  527. 都 ひなの: だけど、何かしらの情報は 手に入ったんだ
  528. 都 ひなの: もう少しだけ解析を チャレンジしてみてくれないか?
  529. かごめ: …そうですね やってみま…
  530. かごめ: …!! 魔女の反応…!?
  531. 木崎 衣美里: あれ? でも、もう感じない…?
  532. 胡桃 まなか: 一瞬だけでしたね…
  533. 空穂 夏希: 変な感じ…
  534. 都 ひなの: 念のため周辺を見てくるか
  535. かごめ: 私も行きます!
  536. 都 ひなの: いや かごめは葉っぱの情報解析を頼む
  537. 木崎 衣美里: そうそう! いまはそっちの方が大事だよ!
  538. かごめ: …わかりました それじゃあ、お願いします…!
  539. かごめ: …………
  540. かごめ: (私…全然役に立ててない…)
  541. かごめ: (これぐらいは なんとかしないと…)
  542. かごめ: よし… もう1回試してみよう
  543. かごめ: …やっぱりダメだ
  544. かごめ: (もしかして…)
  545. かごめ: (アルちゃんの魔力が 残り少ないからダメなの…?)
  546. かごめ: (…でも いまアルちゃんを回復させたら)
  547. かごめ: (また暴走しちゃう かもしれない…)
  548. かごめ: (困ったな…)
  549. かごめ: (ほんの少しだけなら 大丈夫かな…?)
  550. かごめ: (これで真相がわかれば…!)
  551. かごめ: …どうだろう…?
  552. アルちゃん: <…!>
  553. かごめ: きゃっ! アルちゃん!?
  554. 木崎 衣美里: やっぱりなんもなかったね~
  555. 胡桃 まなか: 魔女の反応は 気のせいだったんでしょうか
  556. 都 ひなの: いまはそうとしか言えないな 本当のところは不明だが…
  557. 木崎 衣美里: ま、平和なのはいいことじゃん!
  558. 都 ひなの: んじゃ見回りはこれぐらいにして いったん戻るか
  559. ピロン
  560. 都 ひなの: ん…? かごめからだ
  561. かごめ: 緊急事態です…! アルちゃんがまた行方不明に…
  562. 都 ひなの: え…
  563. 都 ひなの: な、なんだってー!?
  564. [Part 1 end]
  565. ---
  566. [Part 2 start]
  567. FILENAME: text_517820-1_pNzKp.txt
  568. ピロン
  569. 都 ひなの: ん…? かごめからだ
  570. かごめ: 緊急事態です…! アルちゃんがまた行方不明に…
  571. 都 ひなの: え…
  572. 都 ひなの: な、なんだってー!?
  573. 木崎 衣美里: とにかく、相談所に戻ろ!
  574. 都 ひなの: かごめー!!
  575. かごめ: みなさん…!
  576. 都 ひなの: アタシらがいない間 いったい何があったんだ!?
  577. かごめ: 葉っぱの情報を見たくて
  578. かごめ: アルちゃんに 少しだけ魔力を供給したんです…
  579. かごめ: そうしたら、考えてた以上に 暴れだしてしまって
  580. かごめ: 体を縛ってたひもからも抜けて 相談所を飛び出したんです…
  581. かごめ: あ、もちろん すぐに追いかけはしました!
  582. かごめ: だけど…
  583. かごめ: うぅっ…私のせいで… 本当にごめんなさい…
  584. 胡桃 まなか: やっぱり正気には 戻ってなかったんですね
  585. 空穂 夏希: 次はいったい 何をするつもりなんだろう
  586. 都 ひなの: 何かしら行動のヒントが あればいいんだが…
  587. 木崎 衣美里: ヒントヒント…うーん…
  588. 都 ひなの: どうしたんだ衣美里
  589. 木崎 衣美里: なーんかひっかかるんだよなぁ…
  590. 木崎 衣美里: あー!!
  591. 都 ひなの: びっくりした!! いきなり大声出すなよ!
  592. 木崎 衣美里: いま集まってるメンツって
  593. 木崎 衣美里: 昨日かごめっちの救援に 参加したメンツじゃね…!?
  594. 都 ひなの: …!!
  595. 胡桃 まなか: 言われてみれば…
  596. 空穂 夏希: 本当だ!
  597. 木崎 衣美里: もし、アルちゃんが昨日いた 人たちのところに行ったなら
  598. 木崎 衣美里: 次に向かうのは…
  599. かごめ: …竜城さんのところ…!?
  600. 都 ひなの: 確かに、闇雲に襲って
  601. 都 ひなの: 偶然昨日のメンツがそろう方が 難しいからな
  602. 都 ひなの: あり得ない話じゃなさそうだ
  603. 木崎 衣美里: だしょ、だしょ!? あーし探偵の才能あったりして
  604. 空穂 夏希: 衣美里さんすごい!
  605. 木崎 衣美里: んじゃ、早速あすきゃんのとこへ レッツゴー!!
  606. かごめ: はい!
  607. 都 ひなの: …待て、かごめは待機だ
  608. かごめ: えっ…どうして…!
  609. 都 ひなの: 万が一戦闘になったら どうやって戦うんだ
  610. かごめ: …!
  611. かごめ: そうだ… 私はアルちゃんがいないと…
  612. 都 ひなの: かごめがいまの状況で 下手に動くのは危険だ
  613. 都 ひなの: どうかわかってくれ
  614. かごめ: …………
  615. 都 ひなの: 何かわかったら すぐに連絡する
  616. 都 ひなの: それじゃ、行くぞ
  617. かごめ: …………
  618. かごめ: …はぁ…
  619. かごめ: また…まただ…
  620. かごめ: またひとりじゃ何もできない 足手まといになっちゃった…
  621. かごめ: 魔法少女になれば
  622. かごめ: 今までよりもっと役立てると 思ってたのに…
  623. かごめ: 私は待つことしか できないの…?
  624. かごめ: …………
  625. かごめ: …嫌だ…
  626. かごめ: 私だって みんなの役に立ちたいよ…!
  627. かごめ: えっ…?
  628. かごめ: さっきのアルちゃんの葉っぱが…
  629. かごめ: きゃっ…!?
  630.  
  631. FILENAME: text_517820-2_pNzKp.txt
  632. かごめ: さっきのアルちゃんの葉っぱが…
  633. かごめ: きゃっ…!?
  634. ザザッ…
  635. アルちゃん: <…!>
  636. アルちゃん: <××××!>
  637. かごめ: 「これは…葉っぱの情報…!?」
  638. アルちゃん: <××××…!>
  639. ザザッ…
  640. かごめ: 「今度は使い魔とアルちゃん…?」
  641. アルちゃん: <××!>
  642. ザザッ…ザザザザ!
  643. かごめ: …!
  644. かごめ: 何をしても見ることが できなかったのに…
  645. かごめ: それにしてもこの葉っぱの記録…
  646. かごめ: アルちゃんと使い魔が 戦っていたように見えたけど
  647. かごめ: どういうことなんだろう…
  648. かごめ: …………
  649. かごめ: これだけじゃわからない もう少しだけ情報を…!
  650. かごめ: …っ…
  651. かごめ: ダメ…これ以上は 見ることができないみたい
  652. かごめ: …でも記録のなかのアルちゃんは 操られているというよりか
  653. かごめ: 自分の意思で動いているように 見えた…
  654. かごめ: 今までの行動もむやみやたらに していたわけじゃなくて
  655. かごめ: 私たちに何かを伝えようとして いたのなら…
  656. かごめ: このままじゃみなさんと アルちゃんが無駄に戦うことに!
  657. かごめ: 一刻も早く、この新事実を みなさんに報せないと…!
  658. かごめ: な、なに…!?
  659. かごめ: きゃあっ!?
  660. かごめ: こ、ここは…結界…? 急に何が起こったの…?
  661. …………
  662. かごめ: …!?
  663. かごめ: あのとき 勝てなかった魔女!
  664.  
  665. FILENAME: text_517820-3_pNzKp.txt
  666. 竜城 明日香: さて、今日の稽古もおしまいっと
  667. 竜城 明日香: …ん…? メッセージがたくさん来てます
  668. 竜城 明日香: なになに… 暴走アルちゃんが行方不明…
  669. 竜城 明日香: 各地で魔法少女を襲い逃走 魔女に操られている可能性あり…
  670. 竜城 明日香: ええ!? なにやら大変なことに…!
  671. 竜城 明日香: 稽古中だったとはいえ こんな大事件に気づかないなんて
  672. 竜城 明日香: 不覚中の不覚…!
  673. 竜城 明日香: 今から少しでも 後れを取り戻さなければ…!
  674. 竜城 明日香: ぎゃあ!?
  675. 竜城 明日香: って… あなたはアルちゃんさん!?
  676. 竜城 明日香: どうしてここに!?
  677. アルちゃん: <××××>
  678. クイックイッ…
  679. 竜城 明日香: 手招き…? ついてこいってことですか?
  680. 竜城 明日香: いや、魔女に操られているなら 罠という可能性も…
  681. アルちゃん: <××××>
  682. 竜城 明日香: あっ…待ってください!
  683. 竜城 明日香: …………
  684. 竜城 明日香: …今は迷っている 場合じゃありませんね!
  685. アルちゃん: <××××!>
  686. 竜城 明日香: うちの居間…? ここがどうかしたんですか?
  687. アルちゃん: <××××!>
  688. ビシ! ビシ! ビシィ!
  689. 竜城 明日香: 飾ってある鎧が 気になるんですか?
  690. 竜城 明日香: うーん…
  691. 竜城 明日香: 申し訳ないですが これは差し上げられません
  692. アルちゃん: <×××! ×××××!>
  693. ビシ! ビシ! ビシィ!
  694. 竜城 明日香: よく見ると兜、刀の束、居間を 順番に指している…?
  695. アルちゃん: <××××!>
  696. 竜城 明日香: 兜、束、居間… 兜、束、居間…
  697. アルちゃん: <××××!>
  698. 竜城 明日香: やっぱりわかりません!
  699. アルちゃん: <××ーー!>
  700. 竜城 明日香: 難しく考えるのはあとです!
  701. 竜城 明日香: 大人しいうちに 捕まえちゃいますよ!
  702. 竜城 明日香: とりゃー!!
  703. アルちゃん: <…!!>
  704. ドッタン! バッタン!
  705. 竜城 明日香: 捕まえた! 観念してください…
  706. 竜城 明日香: って、これはただの座布団!?
  707. 竜城 明日香: アルちゃんさんは…
  708. 竜城 明日香: に、逃げられたー!?
  709.  
  710. FILENAME: text_517820-4_pNzKp.txt
  711. 竜城 明日香: アルちゃんさんは…
  712. 竜城 明日香: に、逃げられたー!?
  713. 竜城 明日香: あああ… 明日香の大馬鹿者ー!!
  714. 竜城 明日香: 逃亡犯を捕まえる 絶好のチャンスを逃すなんて…
  715. 竜城 明日香: かごめさんに なんと言えばいいのか…
  716. 竜城 明日香: ううっ…かくなる上は 自害してお詫びを…!
  717. 木崎 衣美里: あすきゃん! ひとりで何ブツブツ言ってんの!
  718. 竜城 明日香: はっ…衣美里さん!? どうしてここに…
  719. 都 ひなの: 玄関の扉が 開きっぱなしになってたんだ
  720. 都 ひなの: 中から大きな物音も聞こえたし 悪いが勝手に上がらせてもらった
  721. 胡桃 まなか: ドタバタしてたのって もしかしてアルちゃんですか!?
  722. 竜城 明日香: そうなんです!!
  723. 空穂 夏希: やっぱり! 今度はいったい何を?
  724. 竜城 明日香: でも… それがよくわからないんです…
  725. 竜城 明日香: 兜、束、居間を必死に 指さしているだけで…
  726. 木崎 衣美里: またもや意味不明じゃん!
  727. 竜城 明日香: 兜、束、居間、兜、束、居間って 繰り返し繰り返し…
  728. 竜城 明日香: 頭がこんがらがりそうに…
  729. 胡桃 まなか: うーん…解決までには まだ時間がかかりそうですね
  730. 都 ひなの: かぶと、つか、いま… かぶと、つかいま…
  731. 都 ひなの: …………
  732. 都 ひなの: …はっ…!?
  733. 都 ひなの: …おい!! もしかして…
  734. 都 ひなの: 何かのメッセージ だったんじゃないか!?
  735. 木崎 衣美里: ええ!?
  736. 都 ひなの: アタシたちにしてきたことも ただの暴走なんかじゃなくて
  737. 都 ひなの: なんらかの メッセージだったとしたら…
  738. 都 ひなの: もう一度、アルちゃんの行動を 分析しよう!!
  739. 都 ひなの: 最初はまなかのところか
  740. 都 ひなの: 食材にいたずらを していたんだったな
  741. 胡桃 まなか: はい! 「カブ」と「ワケギ」です
  742. 都 ひなの: そして次はアタシのところだ
  743. 都 ひなの: アイツは化学部の表札の 文字を消そうとしていた…
  744. 都 ひなの: 「学」という文字だけをな
  745. 木崎 衣美里: 「学」がなくなったら 「化部(かぶ)」になっちゃうね
  746. 竜城 明日香: また「かぶ」が出てきました…!
  747. 都 ひなの: 次は夏希のところだ
  748. 都 ひなの: アイツはオマエに向かって ボールを投げてきたんだよな?
  749. 空穂 夏希: うん ものすごいカーブ球をね
  750. 空穂 夏希: って、ここでも「かぶ」!
  751. 都 ひなの: 次は衣美里のところだ アイツは何もせずに倒れたのか?
  752. 木崎 衣美里: そういえば… 絵本が散らばってたかも
  753. 木崎 衣美里: 「南極の魔女」 シリーズのやつが!
  754. 竜城 明日香: かぶ…まじょ… つかいま…
  755. 竜城 明日香: うーん「かぶ」の意味が よくわからないです…
  756. 胡桃 まなか: …!!
  757. 胡桃 まなか: もしかして、カブとワケギで 「株分け」と言おうとしてたとか
  758. 竜城 明日香: あっ… なるほど!
  759. 空穂 夏希: 「株分けの魔女」と「使い魔」に 何か秘密があるってこと?
  760. 木崎 衣美里: なんそれー! 超わかりづらいっての!
  761. 都 ひなの: それでも、危険を知らせようと アルちゃんなりに行動してたんだ
  762. 都 ひなの: 魔女に操られてる恐れがある以上 決め打ちはできないが
  763. 都 ひなの: 今は危険を知らせたかったという 想定で動くとしよう
  764. 都 ひなの: 他に手がかりはなさそうだからな
  765.  
  766. FILENAME: text_517820-5_pNzKp.txt
  767. 都 ひなの: ただ、暴れっぷりを 慌ててただけだと解釈すると
  768. 都 ひなの: 急いで魔女の存在を知らせようと していた気がしないでもない
  769. 都 ひなの: 断定はできないが
  770. 都 ひなの: 何か危険を知らせたかったという 想定で動いてみよう
  771. 木崎 衣美里: でも、なんで あーしらだったんだろ?
  772. 木崎 衣美里: ただ危険を知らせるだけなら 他の子でもよかったわけじゃん?
  773. 空穂 夏希: 昨日の救援に駆けつけた 人に当たってるって話だったよね
  774. 胡桃 まなか: 何か関係があるんでしょうか…
  775. 竜城 明日香: うーん…
  776. 都 ひなの: とにかく、危険が迫っているなら 早く真相を突き止めたい
  777. 都 ひなの: 急いで アルちゃんの行方を捜そう!
  778. 都 ひなの: 付近に怪しい反応はないか…
  779. 都 ひなの: おや…?
  780. 木崎 衣美里: みゃーこ先輩、どったの?
  781. 都 ひなの: 何故かはわからないが… 夏希の反応がふたつある…
  782. 胡桃 まなか: ええ!?
  783. 空穂 夏希: わ、私がふたりいるってこと!?
  784. 竜城 明日香: 双子の可能性は!?
  785. 空穂 夏希: あるわけないよ!
  786. 都 ひなの: 妙だな… 直接行って確かめるぞ!
  787. 都 ひなの: 反応があったのはここだ!
  788. 胡桃 まなか: あっ… 見てください!
  789. アルちゃん: <…………>
  790. 木崎 衣美里: アルちゃんじゃん!
  791. 竜城 明日香: それと結界も!
  792. 空穂 夏希: ええ!?
  793. 空穂 夏希: 敵の気配なんて どこにも感じなかったよ!?
  794. 都 ひなの: どうして結界から 夏希の反応があるんだ…
  795. 都 ひなの: まさか…結界の主が夏希の 魔力反応を偽装しているのか!?
  796. 胡桃 まなか: そんなことできるんですか!?
  797. 竜城 明日香: だとしたら かなり厄介ですね!
  798. アルちゃん: <…!!>
  799. 木崎 衣美里: アルちゃんが結界に入った!
  800. 都 ひなの: アタシらも後を追うぞ!
  801. アルちゃん: <……!!>
  802. §×ΘΦщβ!!
  803. アルちゃん: <××××!>
  804. 竜城 明日香: アルちゃんが使い魔に攻撃を!?
  805. 空穂 夏希: アルちゃんが 魔女に操られているのなら
  806. 空穂 夏希: 味方の使い魔を攻撃したり しないよね!?
  807. 都 ひなの: …!!
  808. 都 ひなの: これでアタシの仮説が 正しいことが証明されたな!
  809. ∴∞∬!?!?
  810. アルちゃん: <××…!?>
  811. 木崎 衣美里: へっへ~ん!
  812. 木崎 衣美里: アルちゃんばっかに いいかっこさせないっての!
  813. ガチャガチャガチャ!
  814. 都 ひなの: みんなで協力して さっさとコイツらを片づけるぞ!
  815. みんな: おー!!
  816.  
  817. FILENAME: text_517820-6_pNzKp.txt
  818. 木崎 衣美里: あーしらを甘くみないでよね!
  819. 胡桃 まなか: あっ… 夏希さんの反応が消えました!
  820. 都 ひなの: やはり使い魔が 偽装して隠れ蓑にしてたのか
  821. 木崎 衣美里: ひぇ~! なんかホラーっぽいんですけど!
  822. 都 ひなの: もしかすると 他にも偽装しているヤツが…
  823. 竜城 明日香: た、大変です!
  824. 竜城 明日香: 今度は私と まなかさんの反応が…!
  825. 空穂 夏希: ひなのさんのも増えました!
  826. 胡桃 まなか: というか、みなさんの反応が どんどん増えていってます!
  827. 都 ひなの: 本当だ…! こいつは厄介だな…
  828. 木崎 衣美里: なんのためにこんなことを してんのー!?
  829. 都 ひなの: 魔力の偽装ができれば 魔法少女に気づかれない
  830. 都 ひなの: ひっそりと呪いをまき散らして 人間を殺す腹づもりだろ
  831. 都 ひなの: もしくは、自分たちの魔力で 魔女の居場所を隠す…とかな
  832. アルちゃん: <××××!!>
  833. 胡桃 まなか: アルちゃんがすごく頷いてます!
  834. 都 ひなの: なら、魔女を隠している 使い魔たちを一掃すれば
  835. 都 ひなの: 居所がわかるのか?
  836. アルちゃん: <××××!!>
  837. 空穂 夏希: なんかすっごく嬉しそう!
  838. 木崎 衣美里: すげー!!
  839. 木崎 衣美里: みゃーこ先輩の推理 ドンピシャだったっぽい!
  840. 都 ひなの: アタシたちはようやく正解に たどり着いたようだな
  841. 都 ひなの: まずは手分けして その使い魔たちを倒すぞ!
  842. 都 ひなの: 全部叩けば自ずと 魔女本体の居場所がわかるはずだ
  843. 都 ひなの: 衣美里、かごめにこのことを 連絡してくれ!
  844. 木崎 衣美里: オッケー!
  845. ~~♪~~♪ ~~♪~~♪ ~~♪~~♪
  846. 木崎 衣美里: あれ…どうしたんだろ? 全然出ない…
  847. 都 ひなの: どうしたんだ
  848. 木崎 衣美里: ずっとコールしてるんだけど 全然かごめっちが出てくれなくて
  849. 都 ひなの: それは変だな… 何かあれば連絡すると伝えたはず
  850. アルちゃん: <…!!>
  851. アルちゃん: <…………>
  852. 竜城 明日香: アルちゃんさん!?
  853. 空穂 夏希: ど、どうしたの!?
  854. 胡桃 まなか: アルちゃんが急に倒れました!
  855. 都 ひなの: ええ!?
  856. 都 ひなの: また魔力が底をついたって やつなのか…?
  857. 木崎 衣美里: うーん、なんか相談所のときと 様子が違うような…
  858. 木崎 衣美里: 本当に電池切れみたいな感じで
  859. 木崎 衣美里: こんな突然バッタリって 感じじゃなかったもん
  860. 空穂 夏希: それなら、また別の問題が…?
  861. 都 ひなの: …!!
  862. 都 ひなの: まさか…かごめの身に 何かあったのか!?
  863.  
  864. FILENAME: text_517820-7_pNzKp.txt
  865. …………
  866. かごめ: …!?
  867. かごめ: あのとき 勝てなかった魔女!
  868. かごめ: ど、どうして… ひなのさんたちが倒したんじゃ
  869. §×ΘΦщβ!!
  870. かごめ: この使い魔は…!?
  871. かごめ: きゃっ!?
  872. かごめ: うぐぅっ!?
  873. かごめ: はぁっ…はぁっ…
  874. 縺薙lwg縺ァ”Б懊無*為!!
  875. かごめ: きゃあーーー!!
  876. かごめ: うっ…うぅっ…
  877. かごめ: (そっか… …アルちゃんはあの時…)
  878. アルちゃん: <××××…!!>
  879. スポスポスポッ!!
  880. かごめ: 草なんて抜いてどうする気?
  881. アルちゃん: <××××!!>
  882. かごめ: ええ!? 今度はバラバラにしちゃった!?
  883. アルちゃん: <××××…!!>
  884. かごめ: …?
  885. かごめ: (もしかして草を使って 何かを伝えようとしている…?)
  886. アルちゃん: <××××…!>
  887. ザザッ…
  888. かごめ: 「今度は使い魔とアルちゃん…?」
  889. アルちゃん: <××!>
  890. ザザッ…ザザザザ!
  891. かごめ: (この魔女のことを知らせようと していたんだよね…)
  892. かごめ: (危険が忍び寄ってるって…)
  893. かごめ: (それなのに私は アルちゃんを疑って…)
  894. かごめ: (どうしてあの時)
  895. かごめ: (アルちゃんを信じて あげられなかったんだろう…)
  896. かごめ: (どうしてもっと早く)
  897. かごめ: (このことに気づいて あげられなかったんだろう…)
  898. かごめ: (ああ…私って本当に 失敗ばっかりでダメだ…)
  899. 蝨*溷慍‡繧[]貞ョ医l
  900. かごめ: うぁっ…!! うううっ…
  901. かごめ: (ごめんねアルちゃん…)
  902. かごめ: (私はここで終わりみたい…)
  903. かごめ: (…最期に… …一目だけでも…)
  904. 蝨*溷慍‡繧[]貞ョ医l
  905. …!?
  906. かごめ: …え…?
  907. ひなのの声: なんとか間に合ったようだな!
  908. かごめ: みな…さん…!?
  909.  
  910. FILENAME: text_517820-8_pNzKp.txt
  911. ひなのの声: なんとか間に合ったようだな!
  912. かごめ: みな…さん…!?
  913. かごめ: どうしてここが…
  914. 都 ひなの: ようやくアルちゃんの行動の 意味を理解してな
  915. 都 ひなの: この魔女は昨日アタシたちが 倒した株分けの本体だ
  916. かごめ: えっ…!?
  917. 都 ひなの: 魔法少女に見つからないように
  918. 都 ひなの: 使い魔を放って魔力探知を妨害し 自分の居所を隠してたんだ
  919. 都 ひなの: わざわざ使い魔の反応を アタシたちのものに偽装してな
  920. 都 ひなの: だからアルちゃんは その反応を追って
  921. 都 ひなの: アタシたちのもとにやってきた
  922. 胡桃 まなか: ちなみに邪魔な使い魔たちは
  923. 胡桃 まなか: 他の魔法少女にも協力いただいて 全部やっつけてきました!
  924. 空穂 夏希: そしたら妨害がなくなって 魔女の居所を突き止められたの
  925. 都 ひなの: で、本体は見ての通り こそこそと逃げ延びていたと
  926. 竜城 明日香: どれもアルちゃんさんが 全部教えてくれました…!
  927. かごめ: そっか…
  928. かごめ: いままでアルちゃんが 一生懸命がんばってくれたんだ…
  929. 木崎 衣美里: だけど、またアルちゃんが 急に動かなくなっちゃって…
  930. アルちゃんの声: <…………>
  931. かごめ: アルちゃん…!
  932. かごめ: (こんなボロボロになるまで 私のために…)
  933. かごめ: (アルちゃんは失敗を重ねても 諦めないで前を向き続けた…)
  934. かごめ: (それなのに私は…)
  935. かごめ: (たった一度失敗しただけで 落ち込んだりして…)
  936. かごめ: (本当に情けない…)
  937. かごめ: ごめん…ごめんねアルちゃん…!
  938. アルちゃんの声: <か×め…××ん…なら… 絶対に…大丈夫…>
  939. かごめ: …え!? いまアルちゃんの言葉が…
  940. かごめ: …!?
  941. かごめ: なに…これ…? 頭に何かが流れ込んで…!
  942. アルちゃん: <…………>
  943. 分裂アルちゃん: <える…?聞こえる…?>
  944. アルちゃん: <うん、聞こえるよ! 何か動きがあった?>
  945. 分裂アルちゃん: <あの魔女、株分けを本体に偽装して 自分はのうのうと逃げ延びたみたい>
  946. アルちゃん: <やっぱりね… 私のカンが当たったんだ>
  947. 分裂アルちゃん: <それだけじゃないよ>
  948. 分裂アルちゃん: <株分けを倒した 魔法少女の反応を利用して 自分の居場所を隠そうとしてるし>
  949. 分裂アルちゃん: <分裂した私に 追跡させて正解だったね!>
  950. アルちゃん: <念のためとった 行動が吉と出たみたい>
  951. アルちゃん: <魔女はわざわざ小細工をして ごまかそうとしてるみたいだけど>
  952. アルちゃん: <仕掛けさえわかれば こっちのものだよ!>
  953. アルちゃん: <引き続き追跡をお願いするね!>
  954. 分裂アルちゃん: <もちろん!お安い御用…>
  955. ガガガッ!!
  956. 分裂アルちゃん: <わぁっ!?>
  957. アルちゃん: <どうしたの!?返事して!!>
  958. アルちゃん: <…………>
  959. アルちゃん: (まさか、探ってることを 魔女に気づかれた…?)
  960. アルちゃん: (だとすると…)
  961. アルちゃん: (じきに邪魔な私たちを 消しに来るかもしれない…)
  962. アルちゃん: (どうにかして、かごめちゃんに このことを知らせなくちゃ!)
  963. アルちゃん: <…!!>
  964. かごめ: きゃっ!! ど、どうしたの…?
  965. アルちゃん: 「かっこ悪くったっていい… 何度失敗したっていい… 誰かに頼ったっていい…」
  966. アルちゃん: 「私は…絶対にかごめちゃんを守りぬく…!」
  967. かごめ: …!!
  968. かごめ: そうだ… 私はたった一度の失敗を…
  969. かごめ: 初めて魔女を倒せなかったことを ずっと引きずって
  970. かごめ: 大切なことを すっかり見失っていたんだ…
  971. かごめ: 失敗をしないことだけが すべてじゃない…
  972. かごめ: 失敗から何かを学んで 未来に活かすことが大切なんだ
  973. かごめ: …………
  974. かごめ: アルちゃんのおかげで ようやく気づくことができたよ…
  975. かごめ: もう立ち止まったりしない
  976. かごめ: だから… 目を覚ましてアルちゃん!!
  977. アルちゃん: <お待たせ、かごめちゃん!>
  978. かごめ: アルちゃん…!
  979. かごめ: 私… アルちゃんの言葉がわかるよ…!
  980. アルちゃん: <かごめちゃんは初めて魔女を 倒せなかったことがショックで>
  981. アルちゃん: <無意識のうちに 力を抑え込んでいたみたい>
  982. アルちゃん: <でも、もう大丈夫だね!>
  983. かごめ: ごめんねアルちゃん もっと早く気づいていれば…
  984. アルちゃん: <ううん、気にしないで!>
  985. アルちゃん: <これはかごめちゃんの成長に 必要なことだったんだよ>
  986. アルちゃん: <だから…!>
  987. アルちゃん: <魔女に一回り成長した私たちを 存分に見せつけてやろう!>
  988. かごめ: …うん!!
  989.  
  990. FILENAME: text_517820-9_pNzKp.txt
  991. 木崎 衣美里: やった~! アルちゃんが元に戻った!
  992. 胡桃 まなか: 一時はどうなることかと… でも、解決してよかったです!
  993. 空穂 夏希: 次は魔女退治だね!
  994. 竜城 明日香: はい!
  995. 竜城 明日香: かごめさんたちを傷つけた罪 今すぐ償ってもらいましょう!
  996. 都 ひなの: ああ!
  997. 都 ひなの: アタシらも総力をあげて 魔女を倒すぞ!
  998. 縺薙lwg縺ァ”Б懊無*為!!
  999. 木崎 衣美里: わわっ!?
  1000. 木崎 衣美里: ちょ、ちょっと待って…! あの魔女、前より強くない!?
  1001. 都 ひなの: 大本の本体だからな あり得ない話じゃ…
  1002. 縺薙lwg縺ァ”Б懊無*為!!
  1003. ひなの&衣美里: うわーっ!!
  1004. まなか&夏希&明日香: きゃーーっ!!
  1005. かごめ: みなさん!?
  1006. 衣美里の声: ううっ…油断したぁ…
  1007. ひなのの声: すまない…かごめ…
  1008. かごめ: …っ…!
  1009. かごめ: よくもみなさんを…! あとはまかせてください!
  1010. かごめ: アルちゃんお願い!
  1011. アルちゃん: <もちろん!>
  1012. アルちゃん: <やぁー!>
  1013. …………
  1014. かごめ: やっぱり何も効いてない!?
  1015. かごめ: 昨日のときとまったく同じ…
  1016. かごめ: 普通に攻撃するだけじゃ ダメージが通らないんだ
  1017. かごめ: どうすればいいの…!?
  1018. アルちゃん: <落ち着いてかごめちゃん! 必ず方法はあるはずだよ>
  1019. アルちゃん: <これまで何度もピンチを 潜り抜けてきたんだから!>
  1020. かごめ: …………
  1021. かごめ: そっか…そうだよね…!
  1022. かごめ: いままでで何か ヒントになりそうなことは…
  1023. かごめ: だ、大丈夫でしたか…?
  1024. 竜城 明日香: はい!
  1025. 竜城 明日香: この人数でかかれば お茶の子サイサイでした!
  1026. 空穂 夏希: 私たちがいっせいにかかったら すぐに終わったよ
  1027. かごめ: みんなでいっせいに…
  1028. かごめ: …!!
  1029. かごめ: …もしかして これじゃないかな!?
  1030. かごめ: ひとりじゃなくて みんなでいっせいに攻撃するの
  1031. アルちゃん: <そっか!>
  1032. アルちゃん: <竜城さんたちが そんなことを言ってたね!>
  1033. かごめ: でもどうしよう… 今は私しか戦えない…
  1034. アルちゃん: <大丈夫!>
  1035. かごめ: <そんなの まったく問題ないよ!>
  1036. かごめ: <私“たち”がいるじゃない>
  1037. かごめ: そっか…!
  1038. かごめ: アルちゃんが分裂すれば 竜城さんたちと同じことができる
  1039. かごめ: それならやってみるしか!
  1040. かごめ: アルちゃん フルパワーでお願い!
  1041. かごめ: <まかせて!>
  1042. かごめ: ーかごめー いっけーアルちゃん!!
  1043. アルちゃん: ーアルちゃんー <私たちが分裂して いっきに攻撃しちゃうよ!>
  1044. アルちゃん: ーアルちゃんー <とりゃとりゃとりゃー!!>
  1045.  
  1046. FILENAME: text_517820-10_pNzKp.txt
  1047. かごめ: ーかごめー いっけーアルちゃん!!
  1048. アルちゃん: ーアルちゃんー <私たちが分裂して いっきに攻撃しちゃうよ!>
  1049. アルちゃん: ーアルちゃんー <とりゃとりゃとりゃー!!>
  1050. …!!
  1051. かごめ: …………
  1052. かごめ: た…倒せた…!
  1053. かごめ: 私… 強敵をやっつけたんだ…!
  1054. アルちゃん: <やったねかごめちゃん!>
  1055. かごめ: やったやったー!
  1056. 木崎 衣美里: ふぃ~… ヤ…ヤバかった~
  1057. 胡桃 まなか: いったた…
  1058. かごめ: みなさん! 大丈夫でしたか!?
  1059. 都 ひなの: …なんとかな
  1060. 空穂 夏希: でも、結構危なかったかも…
  1061. 竜城 明日香: 今回はがっつりかごめさんに 助けられちゃいましたね!
  1062. かごめ: そ、そんな…!
  1063. かごめ: みなさんの手助けがあったから ここまでこれたんです
  1064. かごめ: …でも、お役に立てたみたいで 嬉しいです…
  1065. アルちゃん: <うんうん!>
  1066. アルちゃん: <かごめちゃんが嬉しいと 私も嬉しいよ>
  1067. 都 ひなの: それにしてもだなアルちゃん… あのやり方じゃわからないぞ
  1068. アルちゃん: <…!!>
  1069. アルちゃん: <みんなへのメッセージのこと …だよね?>
  1070. 都 ひなの: それ以外にないだろ
  1071. 胡桃 まなか: せめて、もう少しわかりやすく してほしかったです…
  1072. 竜城 明日香: あれを初手で解読するのは
  1073. 竜城 明日香: 難関大謎解き研究会所属でも ないかぎり無理ですよ…
  1074. アルちゃん: <ご、ごめんねみんな…!>
  1075. アルちゃん: <あのときはとにかく必死で 取り乱してて…>
  1076. アルちゃん: <意思疎通もできないから あれが精いっぱいだったの…>
  1077. かごめ: …元はと言えば、私の責任です
  1078. かごめ: 魔女に負けたショックから
  1079. かごめ: 魔力を無意識に 抑え込んでいたのが原因で
  1080. かごめ: アルちゃんと 意思疎通できなくなったようです
  1081. かごめ: 結果、みなさんを 危険にさらすことに…
  1082. 都 ひなの: なるほど…事件の発端は メンタルの不調だったのか
  1083. かごめ: 本当にごめんなさい…!
  1084. 空穂 夏希: 謝らないで、かごめさん 誰だってそういうときはあるよ
  1085. 竜城 明日香: みんなお互い様ですし 助け合っていきましょう!
  1086. 胡桃 まなか: そうです! 魔法少女は協力が不可欠ですし
  1087. 木崎 衣美里: 今回のことは 貸しにしとくってことで!
  1088. かごめ: みなさん… ありがとうございます…!
  1089. 都 ひなの: んじゃ、今回はこれにて 一件落着ってことで
  1090. 都 ひなの: みんな、お疲れ様だったな
  1091. アルちゃん: <かごめちゃん何してるの?>
  1092. かごめ: 今回の出来事をレポートで 残しておこうと思って
  1093. かごめ: またあの魔女みたいな敵と 遭遇しても慌てないようにね
  1094. アルちゃん: <へぇ! さすがかごめちゃん>
  1095. かごめ: …あと、助けを求めることは
  1096. かごめ: 決して悪いことじゃないって 私の心に刻んでおくためにも
  1097. アルちゃん: <えっ…?>
  1098. かごめ: 私、魔法少女になるまで
  1099. かごめ: 助けられることの方が 多かったでしょ?
  1100. かごめ: 魔法少女になったら もっとみんなの役に立ちたいって
  1101. かごめ: ずっと思ってて…
  1102. かごめ: 今回のことまでは 魔女退治もひとりでできてたし
  1103. かごめ: いまさら助けを求めることは
  1104. かごめ: 無意識にダメなことだと 思いこんでたみたいなの
  1105. かごめ: 恥ずかしいことだけど 少し自惚れちゃってたのかもね…
  1106. アルちゃん: <そっか…それに 気づけただけでもすごいよ>
  1107. アルちゃん: <かごめちゃんは たくさん成長したんだね>
  1108. かごめ: うん…
  1109. かごめ: だから また壁にぶつかったときは
  1110. かごめ: 今回のことを思い出して
  1111. かごめ: 失敗を恐れずに 立ち向かおうと思う
  1112. かごめ: …だから、これからも ずっとそばにいてね
  1113. アルちゃん: <うん…>
  1114. アルちゃん: <何があっても私はずっと かごめちゃんと一緒だよ!>
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