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Alina's Atelier ~Factor of Despair~ Part 2 JP Text

Apr 30th, 2024
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  1. FILENAME: text_521410-0.txt
  2. ねむ: “魔法少女が魔女になった絵”を 依然、アリナは描けている
  3. ねむ: 状況は芳しくないね…
  4. 灯花: このこと…そろそろ お姉さまたちに伝えないとだよね
  5. 灯花: …………ねむが言ってきてよ
  6. ねむ: 都合の悪い時だけ押し付けるのは やめてくれないかな
  7. ねむ: …お姉さんとういにとっては 不本意だと思うけれど
  8. ねむ: 現状を伝えないというのも ひとつの方法だと思う
  9. 灯花: うん…
  10. 灯花: 今の対策だと効果がなくて
  11. 灯花: 自動浄化システムが全ての穢れを 回収できないなんて、ね…
  12. いろは: やっぱりそうなんだ…
  13. 灯花: にゃっ!?
  14. ねむ: お姉さん…! それにういも…
  15. 灯花: ど、どうしたの急に…!?
  16. うい: 灯花ちゃんたちの様子がいつもと 違うから、気になってたの…
  17. うい: それに、自動浄化システムも 不安定なままだったから…
  18. いろは: 自動浄化システムは もう安定させられないの…?
  19. ねむ: …穢れの回収を この宇宙における自然現象にする
  20. ねむ: 今考えられる方法は これしかない…
  21. 灯花: だけど、それをやると お姉さまとういは…
  22. うい: わたしたちのことは心配しないで
  23. いろは: うん…周りのみんなは 納得してくれないと思うけど
  24. いろは: どう説明するかは なんとなく考えてはいるから…
  25. うい: それより、ふたりはどうするの?
  26. ねむ: え?
  27. うい: 家族や魔法少女のみんなには 何も伝えないの…?
  28. ねむ: …こうして言及されるまで 微塵も考えなかったよ
  29. 灯花: わたくしは、説明するなら パパ様かにゃー…
  30. ねむ: 僕は… あの人達に説明したところで…
  31. いろは: ううん、 きっと受け止めてくれるよ
  32. いろは: 大切な人たちのために 話したいこと、一緒に伝えようよ
  33. 灯花&ねむ: …………
  34. アリナ: 今日もアリナは “魔法少女が魔女になった絵”を ドローイングするビジネスを続けてる
  35. アリナ: 灯花とねむのオーダーは関係ない アリナが求める“美”のために 好きに描いてるだけ
  36. アリナ: 魔女になった絵を見た魔法少女たちが 自分を戒めて生きようとする姿を 見たいんだヨネ
  37. 「アナタのデスペア ドローイングします」
  38. 「奥深くに眠るフィアーと向き合えば アナタに必要な戒めが見えてくるカモ」
  39. アリナ: フレーズに惹かれた魔法少女たちが 今日も、戒めを求めてやってくる
  40. アリナ: ハロー
  41. アリナ: 知ってる子もいるだろうケド ドローイングの対価はナッシング
  42. アリナ: ただ、アナタの抱えてる葛藤を アリナに見せてくれるだけでいい
  43. アリナ: テルミー
  44. アリナ: アナタはこのファクトを知って どうバーンナップするの…?
  45.  
  46. FILENAME: text_521410-1_2kaDr.txt
  47. レナ: ハァ…
  48. アリナ: プリーズ 何でもいいからコメントして
  49. レナ: ハイハイ、わかってるわよ…
  50. レナ: …………
  51. レナ: 魔法少女になる前は 今よりもレナのことが嫌いだった
  52. レナ: …本当はもっと器用に 立ち回れるようになりたかった
  53. レナ: でも、できなくて… 何をやっても裏目に出るし
  54. レナ: かえって人を傷つけることを 言っちゃって…
  55. レナ: 当然だけど、こんな面倒なヤツを わかってくれる人もいなかった
  56. レナ: でも…ホントにね ずっとひとりで苦しかったんだ…
  57. レナ: …………
  58. レナ: 別人に変わりたいって願って 魔法少女になったけど
  59. レナ: 結局レナはレナのままだった
  60. レナ: こんなレナを受け入れてくれる ももことかえでに会えたのは
  61. レナ: う、嬉しかった…
  62. レナ: けど… レナの嫌いなレナは変われてない
  63. レナ: あの魔女の絵を見て 思い知らされたわ…
  64. レナ: …………
  65. レナ: …でも、これまで何も してなかったわけじゃないから
  66. アリナ: …?
  67. レナ: 少しずつだけど…レナなりに
  68. レナ: ももことかえで以外の人とも 関われるように頑張ってるつもり
  69. レナ: 急には無理だけどさ…
  70. レナ: 特に、ももこには迷惑もかけたし 安心してほしいから…
  71. レナ: それで…いつか、もっと素直にさ ふたりに“ありがとう”って…
  72. レナ: …………
  73. レナ: …………
  74. アリナ: ワッツ? 最後まで話してほしいんですケド
  75. レナ: ああもう!うるさいわね! 急に恥ずかしくなってきたのよ!
  76. レナ: こんなことベラベラと ひとりで喋ってたから…!
  77. レナ: …ま、いいわ
  78. レナ: ももことかえでには言葉じゃなく 日頃の行動で感謝を示すから
  79. レナ: …それが、ふたりが受け入れて くれたレナらしさだし…!
  80. アリナ: 面倒なんですケド
  81. レナ: なっ…!?
  82. アリナ: でも、いいんじゃない?
  83. アリナ: それがアナタらしさで 美学ってことだヨネ
  84.  
  85. FILENAME: text_521410-2_2kaDr.txt
  86. ももこ: どんなのを見せられるかと 思ったけど
  87. ももこ: こりゃ想像以上だったな…
  88. アリナ: プリーズ アリナに詳しく話して
  89. ももこ: オッケ、話すよ…
  90. ももこ: アタシは男兄弟に挟まれて 育ったせいか、性格が男っぽくて
  91. ももこ: 女の子らしいものが好きなのに 似合わないっていう
  92. ももこ: コンプレックスがあったんだ
  93. ももこ: それが邪魔で、なかなか恋愛に 踏み込めなかったんだけど…
  94. ももこ: 一歩踏み出す勇気っていうか…
  95. ももこ: とにかく、好きになったヤツに 告白する勇気を願って
  96. ももこ: 魔法少女になったんだ
  97. ももこ: ただ…アタシが告白する前に 終わっちゃったんだよね、その恋
  98. ももこ: いつも間が悪いんだ アタシってヤツは…
  99. ももこ: 魔法少女になった意味を失って
  100. ももこ: 魔法少女はいずれ魔女になるって 宿命も知って
  101. ももこ: ホント、どこまで災難続きなんだ って恨みたくもなった
  102. ももこ: あの魔女の絵を見て それを思い出したよ…
  103. アリナ: 魔法少女になったこと、 今も後悔してるワケ?
  104. ももこ: いや、してないよ …むしろできない、かな
  105. ももこ: やちよさん、 レナ、かえで…
  106. ももこ: 魔法少女になってなかったら 出会わなかった子がたくさんいる
  107. ももこ: なのに魔法少女になったことを 後悔したら
  108. ももこ: その出会いを否定することに なるだろ?
  109. ももこ: アタシはみんなに出会えて すごく感謝してるんだ
  110. ももこ: だから後悔も否定もしない 全部受け止めて前に進むさ
  111. ももこ: …ま、これだけ振り切れるように なったのも
  112. ももこ: 過酷な運命に放り出されたから なのかもしれないけどね
  113. アリナ: そのポジティブさが アナタの生きるエネルギー?
  114. ももこ: いや、これはあくまで アタシのメンタルを保つ手段
  115. ももこ: 間の悪いアタシを前向きに捉えて 生きられるのは
  116. ももこ: それがアタシ自身の可能性を 広げることに繋がって
  117. ももこ: あわよくば、他の魔法少女たちの 助けにもなれるって思うからさ
  118. ももこ: …こんなアタシでも、 あの子たちは必要としてくれる
  119. ももこ: だから揺らがずに 最後まで立っていてやるんだ
  120. ももこ: みんなが大人になるまで、ね
  121. アリナ: ふん…フィアーに負けないのは
  122. アリナ: 期待するフューチャーがあるから ってワケ
  123.  
  124. FILENAME: text_521410-3_2kaDr.txt
  125. かえで: …っ、うぅ…
  126. アリナ: …………
  127. アリナ: プリーズ 何でもいいからコメントして
  128. かえで: ふゆぅ…
  129. かえで: アリナさんも魔女の絵も 怖いよ…
  130. アリナ: 始める前に言ったヨネ? アナタの葛藤を見せてって
  131. かえで: あわわ… わ、わかってるよぅ…!
  132. かえで: …すー…はぁ…………
  133. かえで: あ、あのね… 私が魔法少女になったのは
  134. かえで: 私の家の前に建つことになった マンションの工事を
  135. かえで: なかったことにしてもらう ためだったの…
  136. かえで: お父さんもお母さんも 大切な家庭菜園も
  137. かえで: 大好きなペットのみんなもいる 本当に大事な場所だったから
  138. かえで: どうしても 変わってほしくなくて…
  139. かえで: …でも、よくわからないまま キュゥべえと契約しちゃったから
  140. かえで: 魔女と戦うことが、こんなに 怖いなんて思わなかったの…
  141. かえで: 毎日逃げてばかりで… 何をしてても、ずっと怖くて…
  142. かえで: 魔法少女になったこと、 何度も後悔してた…
  143. かえで: それをね、あの魔女の絵を見て 思い出したんだ…
  144. かえで: …………
  145. かえで: でもね、こんな私だけど 今では頑張れてる…と思う…!
  146. アリナ: リアリー? そうは見えないケド
  147. かえで: あうぅ… でも、本当なんだよ…?
  148. かえで: ももこちゃんとレナちゃんと チームを組んでから
  149. かえで: 少しずつだけど、 前向きになれてきたの
  150. かえで: 前は、こんな自分を変えたくても 怖くてできなかったけど
  151. かえで: 本気で向き合ってくれる ふたりがいるから
  152. かえで: 私も頑張らないとって 思えるようになったの…!
  153. かえで: これからも怖いことは たくさんあると思う…
  154. かえで: でもねっ、そばで励ましてくれる ふたりがいるかぎり
  155. かえで: きっと折れないで 頑張れる気がするんだ…!
  156. かえで: だからね、逃げないで これからも頑張るよ…!
  157. かえで: 少しずつでも前に進んで
  158. かえで: ももこちゃんとレナちゃんに 追いつけるように…!
  159. アリナ: アイシー
  160. アリナ: 弱いアナタがバーンナップできる 理由がわかったヨネ
  161.  
  162. FILENAME: text_521410-4_2kaDr.txt
  163. 常盤 ななか: …………ふぅ そうですか…
  164. 常盤 ななか: 私は今もまだ、 引きずっているのですね…
  165. アリナ: プリーズ アナタのことを話して
  166. 常盤 ななか: …ええ、まずは経緯を 話しましょうか
  167. 常盤 ななか: 私の家は、江戸の頃より続く 華道の宗家でしたが
  168. 常盤 ななか: 家元だった父が 病に倒れたことをきっかけに
  169. 常盤 ななか: 高弟に一門を 奪われてしまいました
  170. 常盤 ななか: 失意の中で衰弱していく父が 私に残した言葉は
  171. 常盤 ななか: 『一門を取り戻せ』 …ただこのひとつでした
  172. 常盤 ななか: 偽りの家元を追放し 我が流派「華心流」を元に戻す
  173. 常盤 ななか: 父より、常盤家の復讐を 使命として課せられていた私は
  174. 常盤 ななか: キュゥべえと魔法少女の契約をし 敵を見極める力を得て
  175. 常盤 ななか: 常盤家に仇を成した存在… 魔女とその黒幕を倒しました
  176. 常盤 ななか: ですが…
  177. アリナ: …?
  178. 常盤 ななか: そもそも魔法少女と魔女の関係… ルールを作ったのは、キュゥべえ
  179. 常盤 ななか: ならばインキュベーターこそが 私の真の敵なのでは…と
  180. 常盤 ななか: その思考に至ってからは 何もかも茶番に思えました
  181. 常盤 ななか: 願いで得た力は、ルールに 飲み込まれた結果に過ぎず
  182. 常盤 ななか: 初めから敵の掌中にいたのと 同義です…
  183. 常盤 ななか: あの時の無力感を 魔女の絵を見て思い出しました…
  184. アリナ: それで? アナタは何もしないワケ?
  185. 常盤 ななか: ふふ…見くびらないでください
  186. 常盤 ななか: 敵が強大だからといった理由で 戦いを放棄することはしません
  187. 常盤 ななか: 私は、自分の意思で 魔法少女になると決めたんです
  188. 常盤 ななか: ルールの渦中にあっても 立ち塞がる障壁は全て払います
  189. 常盤 ななか: 限りなく不可能に見えたとしても
  190. 常盤 ななか: 諦めず前に進む限り、道は続き 可能性は生じるもの…
  191. 常盤 ななか: その中の希望を掴み取り
  192. 常盤 ななか: 復讐をやり遂げて、 一門を復興させるんです
  193. 常盤 ななか: たとえ争いの火種が 燃え続けたとしても
  194. 常盤 ななか: 真の宗家として向き合い続けると 決めていますから
  195. アリナ: ふぅん…エンドレスな戦いに あえて自分を縛り付けて
  196. アリナ: さらに命をバーンナップさせる ってワケ…
  197. アリナ: あぁ…! 最高にゾクゾクするヨネ…!
  198.  
  199. FILENAME: text_521410-5_2kaDr.txt
  200. 夏目 かこ: …………
  201. アリナ: プリーズ 何でもいいからコメントして
  202. 夏目 かこ: …すみません 魔女の絵を見たら
  203. 夏目 かこ: あの時の感情が…恐怖が… フラッシュバックして…
  204. 夏目 かこ: …………ふぅ…
  205. 夏目 かこ: もう、大丈夫です 話せます…
  206. 夏目 かこ: 私は…実家の「夏目書房」を 放火で失ったんです…
  207. 夏目 かこ: 犯人を見たのに… 怖くて、私は何もできなかった
  208. 夏目 かこ: それが悔しくて…
  209. 夏目 かこ: 大切な夏目書房を取り戻すために 魔法少女になったんです
  210. 夏目 かこ: 本の世界の勇者のようには 振る舞えませんでしたけど
  211. 夏目 かこ: ななかさん、あきらさん、 美雨さん…
  212. 夏目 かこ: 他にも心強い魔法少女の みなさんのおかげで
  213. 夏目 かこ: 困難だったとしても立ち向かって 魔女と戦えるようになりました
  214. 夏目 かこ: でも…ふと考える時があるんです
  215. 夏目 かこ: ひとりの時でも、奮い立って 行動できるのか…
  216. 夏目 かこ: もしできなかったら、また大切な ものを失うんじゃないかって…
  217. 夏目 かこ: …………でも…!
  218. アリナ: …?
  219. 夏目 かこ: 魔女の絵を見て思い出せました
  220. 夏目 かこ: 魔法少女になる時に
  221. 夏目 かこ: 『自分なりに…精一杯に 立ち向かう』って決めたことを…
  222. 夏目 かこ: だから…恐怖を理由に逃げたり なんて、もうしません…!
  223. 夏目 かこ: 家族の笑顔と 大切なみなさんを守るために
  224. 夏目 かこ: ひとりでも困難な道を 選べるようになりたいんです
  225. 夏目 かこ: …私が読んできた 多くの物語でそうだったように
  226. 夏目 かこ: 生きることは、 決めることの連続だから
  227. 夏目 かこ: 迷いなく、後悔なく 決めて踏み出すこと…
  228. 夏目 かこ: それが今の私の目標です…!
  229. アリナ: ふん…
  230. アリナ: 小さな決断が、人生を大きく 変化させてるってことだヨネ
  231. アリナ: アナタの未来に何が待ってるのか 気になってきたんですケド
  232.  
  233. FILENAME: text_521410-6_2kaDr.txt
  234. 純 美雨: ふん… 思たより辛辣ネ…
  235. アリナ: プリーズ アナタのことを話して
  236. 純 美雨: わかたヨ
  237. 純 美雨: 私は「蒼海幣」ていう 互助組織に属してるネ
  238. 純 美雨: 今では足を洗たけど
  239. 純 美雨: 昔は神浜市の裏事情にも 精通する組織だたから
  240. 純 美雨: 何年か前に、警察から 理不尽な罪をなすりつけられて
  241. 純 美雨: 組織ごと壊滅させられそうに なたことがあたヨ
  242. 純 美雨: その時に、 私は魔法少女の契約をして
  243. 純 美雨: 捏造された証拠を偽造させたネ
  244. 純 美雨: おかげで蒼海幣のみんなは 起訴を免れたけど
  245. 純 美雨: 世間の目は厳しいままだたヨ
  246. 純 美雨: それどころか、私の願いで 不幸になた人たちもいて
  247. 純 美雨: その逆恨みで、蒼海幣のみんなを 危険にさらしたこともあたネ…
  248. 純 美雨: 蒼海幣のみんなと「普通」に 過ごせるように
  249. 純 美雨: 力に頼らず、誰も傷つけない ように願たつもりだたけど
  250. 純 美雨: 安全圏から人を傷つけただけ
  251. 純 美雨: あの時の私には、 甘えがあたヨ…
  252. 純 美雨: …………
  253. 純 美雨: でも、私は願たことを 後悔しない
  254. アリナ: ふん…理由は?
  255. 純 美雨: 蒼海幣が 壊滅させられそうになた時も
  256. 純 美雨: 逆恨みで危険にさらされた時も
  257. 純 美雨: 力でやり返していれば 酷い被害が出ていたはずヨ
  258. 純 美雨: けど私は、力を行使して 解決するんじゃなく
  259. 純 美雨: 困難でも、力を抑止力として 持ち続けることを選んだネ
  260. 純 美雨: それが私の望む
  261. 純 美雨: みんなと「普通」に過ごせる 未来に繋がる方法だたからヨ
  262. 純 美雨: 今、それが実現してるのに 後悔なんかするわけないネ
  263. 純 美雨: それに…
  264. アリナ: …?
  265. 純 美雨: あの時、魔法少女になたおかげで 信頼できる仲間たちと…
  266. 純 美雨: ななかたちと出会えたネ
  267. 純 美雨: 彼女たちがいれば 私は道を踏み外さずにいられる
  268. 純 美雨: 魔法少女になたからこそ 手に入れられた、私の強みヨ
  269. アリナ: 仲間を守る願いが 新たな仲間を生んで
  270. アリナ: アナタのピュアな命を さらにバーンナップさせてる…
  271. アリナ: もっと見ていたいくらい ビューティフルだヨネ…!
  272.  
  273. FILENAME: text_521410-7_2kaDr.txt
  274. 春名 このみ: …………
  275. アリナ: プリーズ 何でもいいからコメントして
  276. 春名 このみ: あ…! ごめんなさい
  277. 春名 このみ: …えっと、私のことを 話せばいいんだよね…?
  278. アリナ: シュア
  279. 春名 このみ: …うーんと、ね…
  280. 春名 このみ: 私、「ブロッサム」っていう お花屋さんでアルバイトしてるの
  281. 春名 このみ: 前にね、店主のおばさんが 病気になっちゃった時に
  282. 春名 このみ: お店を閉めるつもりだって 聞かされたんだ…
  283. 春名 このみ: おばさんに元気になってもらって ブロッサムのことも守りたかった
  284. 春名 このみ: だからおばさんの病気を治すため 魔法少女になったの
  285. 春名 このみ: その願いはちゃんと叶ったし お店も続けてもらえたんだけど…
  286. 春名 このみ: 遠くない将来、おばさんが 引退すればブロッサムはなくなる
  287. 春名 このみ: おばさんが病気じゃなくたって いくらでもありえた話なのに
  288. 春名 このみ: 私、動揺しちゃって… それで気づいたの
  289. 春名 このみ: 私はおばさんとブロッサムを 守りたかったんじゃなくて
  290. 春名 このみ: 幸せな「今」を失いたくなかった だけだったんだって…
  291. 春名 このみ: あの時の暗い感情をね 魔女の絵を見て思い出したよ…
  292. 春名 このみ: 胸が痛くなるくらいに…
  293. 春名 このみ: ……………
  294. 春名 このみ: でもね、今はもう立ち直ってて 前を向いてるの!
  295. アリナ: 解決策でも見つけたの?
  296. 春名 このみ: うーん、ある意味そうかな…?
  297. 春名 このみ: 私がブロッサムでのお手伝いに こだわる理由を考えてみたらね
  298. 春名 このみ: 小さい頃に、おばさんからお花を もらったことが嬉しくて
  299. 春名 このみ: 同じように、誰かにお花をあげて 喜ばせたかったからだったの
  300. 春名 このみ: つまりね、 お花をプレゼントすることで
  301. 春名 このみ: 人の心に寄り添って 優しさを届ける…
  302. 春名 このみ: それが私のやりたいこと だったんだよね
  303. 春名 このみ: これは、たとえブロッサムが なくなってもできることだし
  304. 春名 このみ: 私の幸せも、やりたいことも なくならないよね!
  305. 春名 このみ: …なんてね、こんなふうに 考えられるようになるまで
  306. 春名 このみ: たくさん悩んだけど…
  307. 春名 このみ: これからも、お花でみんなに 優しさを届けていくつもり
  308. 春名 このみ: …ふふ、私がやりたいことは 本当に昔から変わってない
  309. 春名 このみ: …私って幸せ者だよね!
  310. アリナ: …オーケー
  311. アリナ: やりたいことを見失わない強さは 魔法少女で居続けるのに必要だし
  312. アリナ: ある意味、 アナタは最強なのカモ
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