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- はじめ、宇宙に一匹の生物がいた。
- 彼が右胸を叩くと宇宙に星が産まれた。
- 次に左胸を叩くと星に森が産まれ、
- もう一度右胸を叩くと森にバナナが産まれた。
- 彼は星を豊かにするため、自らの名を冠した三柱の神を創りだした。
- 強さの象徴である剛の神、
- 知恵の象徴である理の神、
- それらを繋ぎ止める網の象徴である羅の神。
- 彼は三柱が星へ降りて行くのを見届けると何処かへと去っていった。
- 残された三柱はそれぞれの力を出し合い、星にある生物を産み出した。
- その生物は三柱の創造主から姿と名を取り、
- 剛理羅――ゴリラと呼ばれた。
- これが、第一日目の出来事である。
- ~ 創ゴリ記 第一章 第一節 より ~
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