Advertisement
Not a member of Pastebin yet?
Sign Up,
it unlocks many cool features!
- 「例えば?」
- 「いや、だから……」
- ここまで言って通じないとは思ってなかったので、さすがに口ごもる。
- 「おまえってさぁ、自分で美少女とか言いながら、\n 自分のこと、あんまり女の子だって意識してないよな」
- 「むっ……しょうがないじゃない。\n こんなカラダなんだから」
- 「関係ねーよ」
- 「おまえはすげー可愛いいんだぞ、顔も中身もな。\n それで、スタイルも良くて、いい女なんだぞ」
- そこまで言われても、まだ半信半疑って顔だ。
- 「……いいもん、それならそれで。\n 碧くんがちょっとくらいエッチでも、\n 私、キライにならないよ?」
- 「だから、もう寝るね。\n おやすみなさい」
- 「こらこら。\n せめてパジャマに着替えてからにしなさい」
- 「……じゃあ着替えさせてよぉ」
- 甘え口調で言う。
- やはりこいつ、自分が今どういう状況で、俺がどんな葛藤を抱えているのか、まったく気付いていないな。
- 「おまえは俺の好きな女の子で、\n めちゃめちゃ可愛いんだぞ?」
- 「わ、わかってるわよ」
- 「んで、ここは静かな個室のベッドの上……なんだぞ?」
- 「う……それはよくわからないなぁ」
- 「俺がおまえにしたいのは、キスだけじゃないんだぞ」
- ちょっとぶっきらぼうに言うと、俺は小鳥の髪を撫でた。
- その手が頬を撫で、耳をくすぐり、首筋を撫でる。
- 「ぁ……」
- 小鳥が、くすぐったいけど気持ちいいって顔で、目を細める。
- やがて、だんだんと下がってきた手が――
- 「ぁんっ」
- 俺の手が服の上から胸に触れた瞬間、小鳥はぎゅっと目を閉じて、上半身を固くした。
- 「痛かった?」
- ふるふる――小鳥が目を閉じたまま首を振る。
- 「びっくり……しただけ……」
- 「やじゃないから」
- 身を固くしたまま小鳥が言った。
- 俺は、服の上から彼女の胸を優しく撫でた。
- 大きくはないが、しっかりと手のひらに感じられるくらいの膨らみはあった。
- 「……柔らかいな、すごく」
- 「そ、そう……?」
- 少し強く、揉むようにしてみる。
- 「はぁんっ」
- 小鳥がびくんと震えた。
- 俺は少し身体を寄せ、目を閉じたままの小鳥の頬にキスをした。
- そうしながら、胸をまさぐる。
- 「はぁ……んんっ……碧、くん……」
- 俺は、耳たぶにキスしながら囁きかけた。
- 「なに?」
- 「はぅぅ!!」
- ぞくぞくっ!
- 耳に息がかかったからか、小鳥が震える。
- 俺は少し真面目な声で、耳元へ語り掛けた。
- 「……おまえのこと、抱きたい」
- 「だっ、だきっ、た、いっ……!!」
- 「ダメか?」
- ダメと言われれば、この手を引っ込める。
- まだ付き合い始めたばかりなんだ、焦る必要はない。
- 「ダメ」
- 「……じゃない」
- 「ありがとう、小鳥。\n 好きだよ」
- 耳元で囁いてからほっぺにキスすると、俺は彼女の服を脱がせていった。
- 「えっ、いきなり、そんなっ」
- 「? ちがうのか?」
- 「……すまん、俺、こういうの初めてでさ。\n その、手順とかよく知らないんだ」
- なにか間違っただろうか。
- 「初めてなんだ……」
- 「ああ」
- 「初めてなんだぁ……へぇ……」
- なぜか、ちょっと嬉しそうに繰り返す。
- 「じゃあ、いいよ……。\n 碧くんの、好きなやり方で」
- そう言って、小鳥は身体の力を抜いた。
- ごそごそ……
- 俺は寝そべったままの小鳥の服を、一枚一枚丁寧に脱がせていった。
- 「(あれ、これどうなってんだ……?)」
- 女の子の服は、男のそれより複雑で、しかも思ったよりも重ね着をしていて手間取った。
- 夏場だってのに、何枚着てるんだ……。
- 「あぅぅ……(赤面)」
- 下着を残して裸にされた小鳥は、瞳をうるうるさせて俺を見上げた。
- 俺は、小鳥の身体を眺めた。
- 「キレイだよ」
- 「……ほんと?」
- 「ああ、お世辞じゃないよ」
- ほんとにお世辞じゃなかった。
- スラリとスレンダーでありながら、痩せすぎていない。
- 均整のとれたスタイル。
- 小鳥はよく食べるのに、このスタイルを維持できているのは、やはりいつも車椅子で忙しく走り回っているおかげだろうか。
- 「下着も可愛いな」
- フリルと小さなリボンのついた下着は、小鳥によく似合っていた。
- 「これ、お気に入りなの……ふふ、褒められた♪」
- 「脱がせちゃうのがもったいなくなるなぁ」
- 「脱が……」
- この後、自らが辿る運命を予言され、小鳥の表情が強張る。
- 「脱がせる」
- 「脱がせちゃうんだ……」
- 小鳥が涙目になるのが可愛い。
- 俺は、そんな小鳥を抱きしめた。
- 「可愛いなぁ、小鳥は」
- とか言いながら、背中に回した手で、ブラジャーのホックを外す。
- 「あれ、どうなってんだこれ…………あ、外れた」
- プチン。
- 「はにゃんっ」
- 「あぅあぅ……」
- 小鳥は腕で胸を庇おうとするけど、
- 「お願い、見せて。\n 見たいんだ、小鳥の裸」
- 「う……うん……」
- 真っ赤になりながら、腕をどけた。
- 形のいい膨らみが露わになった。
- 小鳥らしい、可愛い胸だった。
- 「じっくり見ないで……\n 小さいでしょ、私の胸」
- 「そんなことないと思うぞ」
- 「でも天音ちゃんやあげはにはかなわないもん……。\n 男の子って、大きな胸が好きなんでしょう?」
- 「好みによるだろ、それは。\n 小鳥の胸、可愛いぞ」
- 「ぁん……」
- 俺の手が胸に触れると、小鳥が眉を寄せて可愛い声をあげた。
- 俺は、優しい手つきで、撫でるように小鳥の胸をまさぐる。
- 「すべすべしてる。\n それに、柔らかい……」
- 「碧くんの手、大きいよぉ……はぅん」
- 小鳥のやや小ぶりな胸は、俺の手のひらにすっぽり収まってしまう。
- 俺は小鳥の胸を揉みながら、先端部で震えているピンク色の突起を、指先でつついた。
- 「ぁんっ……!」
- ピクン……小鳥が肩を震わせた。
- やはりここは敏感なようだ。
- 「(小鳥の乳首、キレイな色してるな……)」
- 淡いピンク色で、なんとも可愛らしかった。
- 「み、見ちゃやぁ……」
- 「ごめん、もう見ないよ」
- 俺は優しく言って、それを証明するために、小鳥の頬に唇を寄せた。
- そうして、キスしながら胸をまさぐった。
- 「はぁ……んん……ん、んんぅ…………ん、んぅぅ…………」
- しかし、こうしていると、胸は見えなくても、胸を触られて悩ましげにしている小鳥の表情はよく見える。
- 「(感じてるのかな……?)」
- なんとなく、そんな風に見えた。
- 小鳥の乳首が、少し硬くなってきたように感じる。
- 俺は手のひらに収まるサイズの胸を揉みながら、指の隙間に豆粒を挟んで刺激した。
- 「んふっ……ん、んん…………あ、ああぁ…………!」
- 小鳥が上半身を固くして、ぷるぷると震えた。
- やっぱり気持ちいいんだ。
- 俺は、胸だけじゃなく、脇腹やおへそや、肌の露出したあらゆる場所を撫でていった。
- 小鳥の肌はきめ細かくすべすべで、撫でているこっちが気持ち良くなってくる。
- 「はぁん、ん、あ、あっ…………はぁ、はぁ…………ふぅぅ」
- 小鳥は、全身が感じるようで、脇腹や背筋を撫でられただけでも、胸を触られた時のように震えた。
- そうして、お腹を撫でていた俺の手が、やがて、さらに下へとおりていく。
- 「え……?\n やっ、そこはっ」
- ビクン――
- そこに触れた瞬間、小鳥が今までにないくらい震えた。
- 「(……ここ、少し濡れてる)」
- 小鳥の股間を覆う布地は、汗ではない液体で、しっとりと濡れていた。
- 「碧くん…………そ、そこ…………は…………ああッ」
- ビクンッ!
- 少し指先に力を入れただけで、小鳥の肩が上下した。
- やっぱりこの部分は、他よりもずっと感じやすいのだ。
- 「小鳥のここ、熱くなってる……」
- 「やぁ、いわないで……」
- 小鳥が、恥ずかしそうに顔を背ける。
- 太ももに挟まれたその部分は、明らかに周囲と温度が違っていた。
- 湿っているのは下着だけじゃなく、股間の隙間にある空気も湿り気を帯びていた。
- 俺は、指先で揉みほぐすように、染みのできたその部分を刺激した。
- 「んはぁ、ん、んんっ…………んぅぅ…………はぁ、はぁ、\n あ、ああ……んんぅぅ……あん、あ、ああぁ…………」
- 小鳥が、可愛い口を小さく開いてあえぐ。
- その表情は、我を忘れて恍惚としているようにも見えた。
- 「気持ちいい……?」
- 「うん……(赤面)」
- 真っ赤になって頷いてくれた。
- 今日の小鳥は素直で可愛い。
- 「じゃあ、もっと触るね」
- 「う、うん…………ああッ!!」
- 小鳥が思わず声をあげ、唇を噛む。
- そして、たまらず俺の手に手を重ねた。
- けど、愛撫を止めようとしているわけじゃない。
- どうしていいか解らず、つい手を重ねてしまった感じだった。
- 「はぁ、はぁ…………あぁん、ん、あ、ああっ…………」
- 小鳥が腰をくねらせる。もどかしげに。
- 内側から染み出てくる液体で、小鳥のショーツはすっかり濡れてしまっている。
- 俺は下半身を覆う最後の布をはぎ取ろうと、彼女の太ももに触れた。
- その瞬間――
- 「やっ」
- 小鳥が反射的に、俺の手を払った。
- 「小鳥……?」
- 「あ……」
- 「ち、ちがうの……急に、その……」
- 「今日はもうやめた方がいい……?」
- 急に恐くなったのかもしれない。\n無理強いはしたくなかった。
- 「ちがう、そうじゃない……\n そうじゃなくて、その……」
- 「もしかして、足を触られるのが嫌だった?」
- 小鳥は一瞬ためらってから、コクンと頷いた。
- 「碧くんに、ヘンだって思われたくない」
- 「思わないって、そんなこと」
- 「でも……」
- 俺は小鳥の髪を撫で、耳元をくすぐりながら、泣きそうになってる瞳を覗き込んだ。
- 「足に触らないと、ここから先のことができないだろ?」
- 真面目ぶって言う俺を、小鳥はじろっと睨んだ。
- 「……エッチがしたいだけなんだ」
- 「ああ、したい」
- 「う……」
- 「あ……足に触らずに……して」
- 「それは……無理じゃないかな」
- そういうやり方もあるのかもしれないが、俺の乏しい知識じゃ想像もつかない。
- 「俺、小鳥と最後まで、ちゃんとしたいんだ」
- 「うぅ…………でも」
- 「ヘンだなんて絶対に思わないよ。\n 小鳥のこと、足のことも全部ひっくるめて好きなんだ」
- 「……碧くん」
- 「一つになりたいんだ、おまえと」
- 小鳥が、すごく嬉しそうに微笑む。
- 「私もなりたい、碧くんと……一つに」
- 俺は、小鳥が瞳に浮かべた涙を指先で拭ってやる。
- 「泣くほど喜ばれるとは」
- 「嬉しいもん……嬉しいに決まってるじゃない」
- 「好きな男の子から、そんな風に言ってもらえて……\n 喜ばない女の子なんていないもん」
- 「俺も、小鳥が泣くほど喜んでくれて、うれしいよ」
- 俺は、小鳥を抱き寄せてキスをした。
- 唇をついばみながら、少しだけ舌を絡ませて。
- 「あん、ん、ん……んん、ちゅ、ちゅぷ……はぁん」
- ゆっくり唇を離すと、俺は服を脱いでいった。
- シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ捨て、そして下着に手をかける。
- その間、小鳥はベッドに横になって、顔を背けて……
- いながらも、目だけはチラチラとこっちを見ていた。
- 「(わっ……なにあれ……)」
- 裸になった俺の下半身のシルエットを見て、小鳥が軽くびびってるのがわかった。
- 俺は小鳥に覆い被さるようにすると、可愛いショーツを脱がせていく。
- 「あ、やっ……」
- 「大丈夫、暗くて見えないから」
- 「うん……」
- 小鳥は安心したというより、観念した様子で頷いた。
- 足に触れられると、緊張して上半身を固くしてるのが伝わって来た。
- けど、じっと口を閉ざして堪えてくれていた。
- 足首から抜き取る頃、小鳥のショーツはくるくると丸まっていた。
- 思わずまじまじと見そうになるが、小鳥が恥ずかしがっているので、どこか邪魔にならない場所へ置いておく。
- それから、小鳥の足を――動かない足を抱え上げた。
- 「……」
- 「大丈夫だから、俺に任せて」
- 「……(コクン)」
- 俺は、もう随分前からカチカチに硬くなっていた肉棒の先を、小鳥の股間へとそっと添えた。
- 小鳥のそこは、透明な液体でぬるぬるだった。
- 「いくぞ、力抜いて」
- 「ふぅぅ…………んあああぁぁぁぁ…………!!」
- 俺がゆっくりと体重をかけていくと、小鳥はベッドの上で上半身を仰け反らせて震えた。
- 「んくぅぅ、んんっ…………くふぅぅ…………」
- 「痛いのか?」
- 女の子は初めての時、めちゃめちゃ痛いらしい。
- 「う、ん…………でも、平気。我慢する…………」
- 俺のモノは、まだ半分も入っていない。
- 「少し休む?」
- 小鳥は首を振る。
- 「ゆっくりの方が……たぶん痛いだろうから……」
- 「わかった。\n じゃあ、少しだけ我慢してくれな」
- 小鳥が頷くのを見て、俺は一気に体重をかけた。
- ぬぷぷ……!
- 閉じた狭い穴を、俺のモノが押し広げていく感触。
- 「んあああッ!!?」
- 「ん、くっ…………入った…………!!」
- 俺のモノは根元まで小鳥の膣内に呑み込まれていた。
- 「はぁ、はぁ、はぁ……んぐ、んんっ…………あはぁ」
- 「大丈夫か……?」
- さらさらと流れる髪を撫でながら尋ねると、小鳥は苦しげな表情のまま微笑んだ。
- 「うん、平気だよ……」
- 「そんなこと言って、おまえ涙目になってんぞ」
- 「これは…………嬉しいからだもん」
- 「碧くんと一つになれて……」
- 「俺も。感動に震えてる」
- 「うん、わかるよ。\n 私の中に入ってる碧くんの部分が……震えてるもん」
- 痛いだろうに、小鳥は無理して「ふふ……」と笑った。
- そんな小鳥が愛おしくて、俺は彼女の髪を撫でて弄んだ。
- 小鳥はくすぐったそうにしながら、俺の胸元に手をやる。
- 「碧くんの裸……」
- もぞもぞと胸を撫でる。
- 「男の子も……ここ触られるとキモチイイ?」
- 「……ちょっとくすぐったいかな。\n でも、なんか気持ちいい」
- 「そうなんだ。へぇ……」
- 小鳥とこうして一つになっているからだろう。肌と肌が触れ合っていると、なんていうか心地良い。
- 「感じる」ってよく言うけど、それは相手のことを感じられていることを言うんだって理解した。
- 「動いてもいいか?」
- 「うん……」
- 俺は、ゆっくりと腰を前後に揺すった。
- 「いっ、ああッ……んんぅぅ!?」
- 小鳥が、苦しげに眉を寄せる。
- 俺が思わず動きを止めると、
- 「いいの……つづけて」
- 「でも、おまえ……」
- 「私もちゃんとできるの……\n 男の子とこうやって、普通の恋人同士みたいに……」
- 「だからお願い、やめないで……」
- 「小鳥……」
- 「ああ、わかった」
- 俺が再び動き出すと、小鳥は安心したように微笑んだ。
- 「いっ、あ、あ、ああっ……ん、んん、んく……んんっ」
- 「あぁん、あん、あん、あ、あ、ああっ……\n 碧くんの……こと……私の中で、感じる……ああぁん」
- 「んっ、んんっ……ん、あ、あんっ、んん……ふぅぅ!」
- 小鳥が、悩ましげに眉を寄せながら、痛みに耐えている。
- 俺はゆっくりと、腰を前後に動かした。
- 「はぁ、はぁ……小鳥の中、めちゃめちゃキモチイイ」
- ぬるぬるの熱い粘膜にぴったり包み込まれて、軽く動かすだけで射精してしまいそうになるくらい気持ち良かった。
- 「ほんと……?\n ちゃんとキモチイイ?」
- 「ああ……とろけちゃいそう」
- 「ふふ……嬉しい」
- そう言いながら小鳥は俺の首筋に腕を回し、抱き寄せた。
- 「はぁん、あんっ、あんっ、あ、ああ、くふぅぅ……\n んん、ん、んっ……んふ、ん、むふぅ……あぁぁん!!」
- だんだんと、小鳥のあえぎに、甘やかさが混ざり始めていた。
- 苦悶の表情の中に、うっとりとした色が浮かび、せつなげな瞳で俺を見つめてくる。
- 「はぁ、はぁ……あぁん、んん……\n お腹の下の方が……なんか、ヘンな感じ」
- 「碧くんのこと……すごく感じるの……\n 私の中に、碧くんが……いるの」
- 「俺も、小鳥に包まれてるのを感じるよ……はぁ、はぁ!」
- 「もっと気持ち良くなって……はぁん、あん、あんっ!」
- 俺は、だんだんと遠慮なしに腰を振るようになっていった。
- 小鳥の中が気持ち良すぎて、腰が止まらない。
- ギシギシとベッドが軋む。
- 「あぁん、あん、あ、ああっ……あんっ、あんっ……\n ん、ん、あ、ふぁあぁぁ……はふぅん、ん、んっ!!」
- 「あ、碧、くん……もっと、していいよ……\n 私のこと、もっと強く……」
- 「はぁ、はぁ、はぁ…………小鳥も、キモチイイのか?」
- 「わ、わかんない……これが、そうなのかな……\n い、いた、い……けど……はぁ、はぁ、はぁ……」
- 「お腹の下の方がじんじんして……\n 碧くんのが動くと、それが強くなるの」
- 「なんだろうこれ……こんなの初めてだよぉ」
- 小鳥は、初めて覚える性的快感に戸惑っているみたいだった。
- 「大丈夫だよ、たぶんそれが普通のことなんだ。\n みんなそんな風に感じるんだと思う」
- 「そう……なのかな。\n えへへ、私も普通の女の子だもんね」
- 「ああ。とびっきり可愛い、な」
- 俺は、小鳥のことを抱きしめた。
- 頬に唇を這わせ、耳を舐めながら、腰を突き入れた。
- 「んぐぅぅ、あぁん、あ、あ、ああっ!\n それ、そ、それ……すごいの……なんか、\n 頭がぼーっとするぅ」
- 肌の密着する部分が増えると、快感も増した。
- より多く、より強く小鳥を感じられた。
- いつの間にかかいていた汗が、肌と肌の隙間の潤滑油になる。
- 股間の方はというと、もう小鳥のあそこから溢れ出す潤滑油で、シーツにまで染みを作っていた。
- 「どうしよう……キモチイイよぉ。\n 碧くんのこと感じすぎて、おかしくなりそう」
- 「俺はもうとっくになってる」
- ほっそりとした小鳥の背筋を抱きすくめ、耳にかぶりついた。
- 「はぁぁんっ!?\n 耳、すごいのっ、ぞくぞくするぅぅ……!!」
- 「ぞくぞくしてる小鳥、可愛い……」
- 耳にかぶりつきながら言うと、小鳥はますます背筋を震わせた。
- そうする間も、俺は腰を動かし続けていた。
- 俺は小鳥の太ももを抱え上げ、より奥までモノを突き入れる。
- もういつ絶頂に達してもおかしくない状態だった。
- 「はぁ、はぁ……んく、ん、ああっ!」
- 「はぁ、ふぅ、はぁ、ふぅ……ああぁん、んんっ、ああ!\n あんっ、あんっ、あんっ……あ、ああ、あくぅぅ!!」
- 痛みと快感が混ざり合い、小鳥が激しいあえぎ声をあげる。
- 「はぁ、はぁ……俺、もうイキそうだっ」
- 「はぁ、はぁ、はぁ……?」
- なんのことかわかってない、って顔で小首をかしげる。
- けど、俺の様子からなんとなく理解したようだ。
- 「うん……いいよ、我慢しないで」
- 俺は、強く腰を突き動かした。
- ぬぷっ、ぬぷっ、ぬちゅっ……!!
- {卑猥:ひわい}な音が、ベッドの軋みと同期して、静かな部屋に響き渡る。
- そのリズムがだんだんと早くなっていった。
- 「ひんっ、ん、ん、あ、あ、あくぅぅ……あ、あぁんっ!」
- 「痛いの……す、少しだけ……我慢してくれっ!」
- 「う、うんっ!」
- 小鳥のためにも、早く終わらせないと。
- 「ああっ、あ、あ、ああっ……ん、ん、んんっ……\n そ、そんなにこすられたら……はぁ、はぁ……んんっ!!」
- 小鳥がシーツを掴んで身をよじる。
- 痛むのだろうか。
- それとも……
- 「はぁ、はぁ……い、いくぞ……小鳥っ」
- 「う、うん……きてっ、きてっ、碧くんっ!」
- 小鳥は我を忘れて叫びながら、俺にぎゅっとしがみついた。
- その瞬間――
- 「くぅぅ!!」
- 俺は絶頂に達してしまった。
- 「んんんんんんーーーーーっっ…………!!!!??」
- 小鳥はしがみついたまま、俺を放してくれなかった。
- 俺は、小鳥と奥深くでつながったまま、射精していた。
- どくっ、どくっ、びゅくくっ――!!
- 精液が尿道を駆け上り、小鳥の子宮へと注ぎ込まれていく。
- 「う、くぅぅ……!!」
- 俺の頭は、快感で真っ白になった。
- 「あ、ああぁ…………ん、ん…………はぁぁぁ…………」
- 俺の肉棒の震えが伝わったかのように、小鳥も両肩を{痙攣:けいれん}させて、恍惚と震えた。
- 「こ、とり……?」
- 「はぁ……はぁ…………碧、くん…………」
- 俺にしがみついていた小鳥の腕から、徐々に力が抜けていった。
- 一度離れた俺は、再び小鳥を抱きしめ、深く唇を重ねた。
- 「ん、んちゅっ、ん、んん…………んふぅぅ」
- そうしながら、腰をゆっくりと前へ突き出し、射精を続けた。
- どく……どく……どくん……
- 精液が、最後の一滴まで、小鳥の膣内へと注がれる。
- 全て出し終えると、俺は、小鳥の上へ折り重なるようにして力尽きた。
- 「はぁ……はぁ……はぁ……」
- 「はぁ、はぁ……はぁ…………おわったの…………?」
- 「ああ……」
- ゆっくりとモノを引き抜いていく。
- ぬるりという感触と共に、俺が射精した精液が、小鳥の股間からどろっと溢れてきた。
- 「あんっ……」
- その感触に、小鳥が眉をひくっとさせる。
- 「中に……出しちゃったよ……」
- 「これ、碧くんの……せーえき?」
- 「ああ」
- 「すごい……こんなにいっぱい……」
- 小鳥はそれに指で触れて、うっとりと微笑んだ。
- 「……なんで嬉しそうなんだ?」
- 「だって……碧くんが私と気持ち良くなってくれた、\n 証拠だもん」
- そういうものか。
- 俺は小鳥をぎゅっと抱きしめ、いい子いい子するみたいに頭を撫でた。
- 「きゃふん」
- 「なあ。さっき小鳥もイッてなかった……?」
- 「え?\n ……わかんない。そうかも」
- 「すっっっごく気持ちよくて……\n 頭が真っ白に飛んじゃったから」
- 「そか」
- 俺は、小鳥の頭を抱き寄せて、おでこにキスした。
- 小鳥はくすぐったそうにしてから、俺の胸に顔を埋め、幸せそうに目を閉じた。
- 「くんくん……男の子の匂いがする」
- 「汗臭くて悪かったな」
- 「ううん、いい匂い。\n 今夜はいい夢が見られそう」
- 「ふふ……おやすみなさい」
- そう言って小鳥は目を閉じた。
- 「……」
- 「……パジャマくらい着ろよ。\n 風邪ひくぞ」
- 「うん……あとで……」
- 「うぅぅ……んぅぅ……」
- もぞもぞ……
- むに。
- 「……んぅ? ハット?\n だからベッドに上がっちゃダメだって…………ひゃっ!?」
- 寝返りをうった私は、そこにあった生温かいものに触れて、思わず悲鳴をあげた。
- 「くかー……くかー……んぐぐ……」
- あ、碧くん!?
- しかも裸っ!!!
- 「あ、そうか……」
- 昨日の夜のことを思い出して、この不条理な状況に納得する。
- けど、昨日の夜のことを思い出したせいで、顔が熱くなる。
- それから、自分も裸のまま寝てしまってたことに気が付いて、パジャマに手を伸ばした。
- 昨日は暗かったからいいけど、明るいところで裸を見られるなんて、恥ずかしすぎて死んじゃうわ。
- ごそごそ……
- 「よっと……ふぅ、これでよし」
- とりあえず上を着て、まるまっておいてあったパンツだけはいて安心した。
- 「くかー……くかー……」
- 「……」
- 碧くんはまだ寝ている。
- すごく気持ちよさそうだ。
- 人の部屋で、裸で、よくこんなだらしなく眠れるものだ。
- 「ふふ……寝顔、可愛い。\n ちゅっ」
- ほっぺにキスする。
- まだ起きない。
- お姫さまのキスで目覚めないなんて……やっぱり彼には、デリカシーというものが少々足りない気がする。
- 肌に触れてみる。
- すべすべとして気持ちいい。
- 「男の子って、もっとゴツゴツしてるんだと思ってた」
- もこもこと盛り上がった筋肉質なお肉は、焼いて食べたら美味しそうだ。
- 「うぅ〜〜ん…………」
- 碧くんが寝返りをうった。
- その拍子に、シーツがめくれた。
- 「ん?\n ……キャッ!!?」
- 思わず両手で目を覆った!
- 覆いながら、指の隙間から、思わずしっかり凝視した!
- 「なにアレ…………どういうことなの??」
- 碧くんの股間から、女の子にはないモノが、にょきっと生えていて……
- まるで、塔のようにそそり立っていた。
- その重力を物ともしない不自然な{屹立:きつりつ}の仕方は、そこだけ目が覚めていて、別の意思を持って活動しているかのようだった。
- 「うー……」
- 私は葛藤していた。激しく。
- 好奇心が{疼:うず}く。
- それと同程度、乙女回路が「見ちゃいけない、ましてや触れるなんて絶対だめ!」と警告していた。
- 「……でも、こんな機会、滅多にないし。\n ううん、もう一生ないかもしれない」
- 好奇心に天秤が傾いた。
- さらにそれを後押ししたのは、本能的で衝動的な何かだった。
- それを見た瞬間、下腹部がじんじんと疼いた気がしたのだ。
- 「ちょ、ちょっと見るだけ……」
- 私はもぞもぞと這っていって、ソレに顔を近付けた。
- 「これが、男の子のおち○ちん……(ゴクリ)」
- 昨日、薄闇のシルエットで見た時は、なんとも恐ろしげに見えたものだった。
- けど、窓から差し込む柔らかな朝陽に照らされたそれは、ちょっとグロテスクなようで、可愛くも見えた。
- こういうのをグロカワ系って言うんだろうか……
- いや言わないか。
- こうなったらしっかりくっきり見ようと、私はホフク前進で、さらなる接近を試みた。
- 「さきっぽが、矢印みたいになってる……。\n これでフックして、そう簡単に抜けないようにするのね。\n 恐ろしいわ……」
- そう言えば、昨日している最中、お腹の中に引っかかるような感触があったけど、これだったんだ。
- それは、見れば見るほど不思議なものだった。
- 「こんな大きなものが私の中に入ってたなんて、\n 信じられないわ……」
- 人体の不思議に思いを馳せつつ、股間がキュンとするのを感じていた。
- まるで、{入:・}{っ:・}{て:・}{い:・}{た:・}{時:・}を思い出してるみたいに。
- そうして私は実感していた。
- 昨日の夜、私はしたんだ――セックスを。
- それも、大好きな男の子と。
- 「……一生、それだけは、絶対にありえないって思ってた。\n 私が誰かとエッチするなんて」
- 誰かの恋愛対象になったり、ましてや、それが自分が好きになった男の子だったり。
- キスしたり……
- 好きな人とエッチしたり……
- そういうこと、もう一生ないんだって漠然と信じてた。
- だって、私みたいなカラダの子と、エッチしたいって思う男子なんて、いないって思ってたから。
- 昨夜の出来事は、だから奇跡だったのだ、私にとって。
- そう思うと、今まで感じたことのないような充実感で、胸がいっぱいになる。
- 頬が緩み、嬉しさからくる笑いでニヤニヤしてしまう。
- なんだか、碧くんへの好きなキモチが、急に溢れ出しそうになってきた。
- 今すぐ起こして「好きだーー!!」と叫びたかったけど、それは思いとどまる。
- その前に、今しかできないミッションに取り組むべきだと、学年トップクラスの成績を誇る私の頭脳が主張していた。
- その主張に従う。
- 「私、知ってるわ……。\n これって、舐めたりするのよね」
- あきらめていたからといって、エッチの知識が、まったくないわけじゃない。
- 誰かが話してるのを聞いたことがあるし、雑誌やテレビから、意図しなくてもそういう情報が入ってきてしまうことはある。
- だから知っていた。
- 好きな男の子のおち○ちんを舐めるのは、別に不潔なことでもなんでもなく、むしろその勇気によって愛情を表現する崇高な手段なのだと。
- し、しかし……やっぱり勇気がいるなぁ。
- 「くんかくんか……むぅ、ちょっとヘンな匂い。\n しょっぱい味がしそう」
- けど、それほど嫌な匂いでもない。
- 慣れればきっとやみつきになりそうだ。
- 「では、失礼して……」
- ぺろり。
- ……予想通り、ちょっとしょっぱい。
- けど、味はほとんどしなかった。
- いける! と思った。
- 「……ぺろぺろ……ちゅっちゅっ……」
- そそり立つ塔の側面に、舌を這わせていく。\nとりあえず、無難そうだったので。
- 「ぺろぺろ……ちゅちゅっ…………んはぁ……\n すごい硬い……どうなってるのよこれ……ちゅぱっ」
- 人間の肉体とは思えないくらい硬かったけど、骨が入ってる感じじゃなかった。
- 神秘だ。
- 私の舌はだんだんと塔を這い上っていって、やがて矢印の先端へと登りつめる。
- 少し赤らんだその部分は、しょっぱ苦い味がした。
- 「ちゅぱ……ここ……ぺろぺろ……なんだかデリケートそう」
- 丁寧に、なるべくソフトに舐める。
- ひくひくっ――
- 「ひゃっ、動いたっ」
- 「うぅぅ……んぅ……」
- 起きたわけじゃないようだ。
- ということは、自動的に動いたのか、ここは。
- 寝てる時にくすぐられて、反応するようなもの?
- だとすると、寝てても気持ち良くなるに違いない。
- 碧くんを、気持ち良くさせたい。
- 「んん……ん、んっ……ちゅ、れろ……んちゅ……」
- 私は一生懸命、赤らんだ部分を舐めた。
- 碧くんのおち○ちんが、だんだんと唾液で濡れてきた。
- すると、可愛げが減って、なんだかいやらしいものに見えてくる。
- いや、それがこの子の本性なのか。
- 「ハァ、ハァ……んちゅ、ちゅっ、ちゅぱ……んん、れろ、\n ぺろぺろ……ちゅっ、ちゅちゅっ……ん、んちゅ……」
- 私は我知らず、腰をくねらせていた。
- 股間が湿ってくる。
- おち○ちんに触れていて、身体が無意識に昨夜のことを思い出してしまったみたいだった。
- 頭がぼんやりしてきて、私は夢中でそれを舐めた。
- 「んちゅっ、ちゅぷっ……れろれろっ……ぺろぺろ……\n んくぅ……む、むちゅぅ……れろろっ、ちゅぱっ……」
- 「うぅぅ……んぅぅ……」
- 「ちゅぱちゅぱ……ちゅっちゅっ……れろれろ……\n ぺろ、ちゅっ、んんっ……んちゅちゅ……ちゅぱっ」
- 「うぅぅぅぅ………………んん…………??」
- 「ちゅぱっ、ちゅぷっ……んちゅ、ん、ちゅちゅっ……」
- 「……ことり?」
- 「ちゅるるっ…………」
- 碧くんと目が合って、私は我に返った。
- 「小鳥…………?」
- 下半身……というか、股間のあの部分に、妙にぬめぬめと熱い感触がまとわりついていた。
- それがあまりに気持ちよくて、俺は覚醒に向かいつつある意識をギリギリで引き留め、その感触にひたっていたのだが……
- ふと目を開けて見ると、こっちを上目遣いに見上げていた小鳥と目が合った。
- 「…………え? え? あれ……??」
- 「……おはよう」
- 「おはよう……って、おまえナニやってんだっ!!?」
- 「……見ればわかるでしょ」
- 小鳥が、照れながら開き直ったように答える。
- 見りゃわかる。
- わかるが、なぜこのような状況に陥ったのかはわからん!
- わからんけど、わかる必要はない気がした。
- 俺の意思が通じたのか、小鳥は無言で、ぺろぺろする作業を再開した。
- 「んちゅっ、んぷっ……ちゅるちゅる……ぺろぺろ……\n ちゅぱっ、れろれろ……んんっ……んふぅ」
- 「ん、く……おお……」
- ぬるぬるとした小鳥の舌が亀頭をくすぐる。
- 気持ちよくて、たまらず腰が動く。
- 「はぁ、はぁ……気持ちいいの?」
- 「ああ……いい」
- 寝起きな上、いまだ状況がよくわかってない俺は、照れながら答えた。
- 「こうすると……いいの?\n れろれろ、ちゅ、ちゅぱっ……」
- 「う、うん……いいっ、おお!?」
- さきっちょをちろちろされて、さらにキスするみたいに吸われて、めちゃくちゃ気持ち良かった。
- 俺は思わず腰を突き出す。
- 「れろれろ……ん、んん……??」
- 「咥えてくれないか……」
- 俺が熱のこもった声で言うと、小鳥は目をとろんとさせて頷いた。
- 「はむぅぅ…………ん、ん、ん、んぷっ…………!!」
- 「くぅ……おおぉ……!!」
- 小鳥の小さな口に亀頭が呑み込まれた。
- 敏感な部分が、ぬめぬめとした生温かい感触に包まれる。
- 「そのまま……しゃぶってくれ」
- 「んっ、んっ、んんっ、んぷっ……んちゅ、んむぅ……\n むちゅっ、ちゅぱぱっ……じゅるじゅる……んぷぷっ」
- 粘膜と粘膜が擦れ合い、その隙間を唾液が埋める。
- 熱くて柔らかいものに擦られる感触は、格別だった。
- 「めちゃめちゃキモチイイよ……小鳥」
- 小鳥は、亀頭を咥えたまま、照れくさそうに微笑んだ。
- そして、もっともっと俺を悦ばせようと、おしゃぶりを続けた。
- 「んぷっ、んちゅちゅっ、ちゅぱっ、ちゅぷっ……!\n んん、ん、んちゅ、んむむっ……む、むちゅぅ……!!」
- 唾液が卑猥な音をたて、早朝の柔らかな陽射しに包まれた部屋に響く。
- 朝の爽やかな空気と、自分たちがやっていることのギャップが、また俺を強く興奮させた。
- 「小鳥、いいよ……ほんとに気持ちいい」
- 俺は、たまらず小鳥の頭に手を置く。
- 小鳥は一生懸命頭を上下に動かして、すぼめた唇で俺のモノをしごきたてた。
- 「んっ、んっ、んんっ、ん、んっ……んぷっ、ちゅぷっ、\n ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅぷっ……じゅるるっ、ちゅる!」
- 「はぁ、はぁ……もうだめだ、やばい、出る……!」
- もっとしゃぶっていてほしい。
- だから我慢したいのに、気持ち良すぎて堪えきれそうにない。
- 小鳥は、俺の射精が近いと見るや、さらに攻めを強めた。
- 「はむっ、ちゅっ、ちゅぱぱっ! じゅるるっ!\n ちゅぱちゅぱ、じゅるんっ、んぷぷっ……じゅる!!」
- 「ちゅぱ、ちゅぱっ、れろれろ……ぺろ、んちゅっ!!\n じゅるじゅる、ちゅぷちゅぷっ……んぷ、ちゅぷぷっ」
- 「はぁ、はぁ、はぁ……!!」
- 腰が動いて、小鳥ののどを突いてしまいそうになるのを、我慢するのがやっとだった。
- 俺は小鳥の頭に手をのせ、限界を訴えた。
- 「で、出る……小鳥、出るからっ」
- 「ちゅるちゅる……じゅぷぷっ……?」
- 小鳥は、何が起こるのか想像もしてないって顔で、俺を上目遣いに見ると、そのまま俺をイカせてしまった。
- 「くっ、出るっっっ!!!?」
- 「んんんっ!!?」
- どくどくっ、びゅくんっ――
- 口内へ精液を放たれ、小鳥が顔をしかめる。
- 「んんっ、んはぁぁああぁぁ!!?」
- びゅっ、びゅくく――
- 口内に放出された小鳥は、驚いてモノを吐き出した。
- しかし、そのせいで、噴出する精液が小鳥の顔へと降りかかってしまった。
- 「きゃうっ!!?」
- しかし、射精は止まらない。
- 昨日の夜、あれだけ出したにも関わらず、信じられない勢いで噴き出していた。
- 「くっ、ああぁ……!!」
- びゅっ、どくどくっ……!!
- 驚いてしかめている小鳥の顔めがけて、大量の精液が降りかかるのだった。
- 「はぁ……はぁ……はぁ…………とまった?」
- 小鳥が呆然と言うが、射精はまだ続いている。
- 勢いを失った精液が、尿道からいまだに吐き出されていた。
- 「手で……しごいてくれないか」
- 小鳥が、どろどろになったモノを握る。
- 「こう?」
- 「うん、そう…………くぅぅ」
- どくん…………どくん…………
- 尿道から溢れてくる精液を、小鳥は不思議そうに眺めていた。
- ようやく射精が収まると、俺は一息ついてベッドでぐったりとした。
- 「……これが男の子のせーえきなんら……」
- 口に精液が残ったままの小鳥が、それをどうしていいかわからない様子で言う。
- そして、困ったあげく、
- 「コクン…………うげ、ヘンな味ぃ…………」
- 飲んでしまった。
- それを見ていた俺は、密かにちょっと感動していた。
- 「手も顔もどろどろになっちゃった……」
- 「……すまん」
- 「てか、なんで……こんなことしてたんだ?」
- 「えと……朝起きたら、碧くんが裸で寝てて……\n それで……なんかここがこう……超常現象かってくらい\n おっきくなってたから…………つい」
- つまり、いわゆる朝立ちを目撃して、つい、ってことか。
- ていうか、ついってなんだ、ついって。
- 「無防備に寝てる碧くんが悪いの。\n 女の子だって、男の子のカラダに興味津々なんだから」
- 「いいよ、気持ち良かったから。\n こういう悪戯ならいつでも大歓迎だ」
- 「あぅ……エッチなことを催促されてる……」
- 今さら赤くなる小鳥だった。
- 「これでよしと」
- 俺はティッシュで、小鳥の顔や手を拭いてやった。
- 「キレイになった……?」
- 「……あとでシャワー浴びた方がいいかもな」
- 「うん、そうする」
- 「じゃあ俺、自分の部屋に戻るよ」
- 俺は、ベッドに寝そべってる小鳥にちゅっとキスして、部屋を出た。
- 「いっちゃった……」
- 「ふふ……ドキドキしたぁ」
- 「……誰もいないな」
- 早朝とはいえ、もう誰かが起きてきてもおかしくない時間だった。
- 俺がこそこそと足音を忍ばせて歩いてると、
- 「みぃーーちゃったぁ♪」
- 「ぎくっ!?」
- 振り向くと、ハットを抱いた佳奈子さんがいた。
- 「か、佳奈子さん…………おはようございます」
- 「うふふ、朝帰りかー、\n いいなぁ碧くん♪」
- 「こ、このことはどうぞご内密に!」
- 「んー、あたしはいいけどぉ。\n ハット先輩は?」
- 「グワッ! グワッ!」
- 「ぐわっ、怒ってる!?」
- 「昨日の夜さぁ、あたしの部屋で寝てたんだよねー。\n 小鳥ちゃんとケンカでもしたのかと思ってたけど、\n なーるほどぉ、そういうことだったのかぁ」
- そういや、昨日の夜、ハットを締め出したっきりだった……。
- 「ごめんよ、ハット。\n あとでキュウリおごってやるから……」
- 「ガァガァ!!」
- うーむ、ご機嫌斜めだ。
- 「この様子じゃ、まだ小鳥ちゃんの部屋には\n 戻らない方がよさそうだねー」
- 「ハット先輩、朝ご飯にしよっか」
- 「クゥゥ♪」
- 「ほんと、ナイショでお願いしますね……」
- 「んー、いいよー」
- かる〜い調子で言うと、佳奈子さんはハットと一緒に食堂へと入っていった。
- 俺はまだ心臓をバクバクさせながら、
- 「もうちょっと気を付けないと……」
- と思うのだった。
Advertisement
Add Comment
Please, Sign In to add comment
Advertisement