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- JAGDA会員のみなさまへ
- 「エンブレム委員会からの要請と対応について」
- JAGDAの活動にご協力いただきありがとうございます。
- すでに東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下「組織委員会」と表記)より
- 公式に発表された内容もあり、
- 会員のみなさまへは後追いのお知らせになりますが、改めてご報告いたします。
- 9月28日に発足したエンブレム委員会の宮田亮平委員長(東京藝術大学学長)と
- JAGDAの上條喬久理事が、
- エンブレムの審査に関して私的に面談をしたことをきっかけに、
- 組織委員会よりいくつかの要請がありました。
- 1. エンブレム委員候補2名の推薦
- エンブレム委員会にロゴ、シンボルマークの専門家があまりに少ないということで、
- 2名のグラフィックデザインの専門家審査員候補者の推薦要請が、JAGDAにありました。
- それを受け、急遽10月14日に臨時理事会を開き、対応を議論いたしました。
- 今回のエンブレム委員会の委員では、精度の高い審査はとても不可能だと思うので、
- JAGDAとしては中途半端な関わりを持たずに、静観するべきだ、という意見と、
- このまま手をこまねいていても、いい結果にならないのであれば、
- 少しでもいい方向になるよう支援すべきだ、という意見の対立がありました。
- 臨時理事会では、オブザーバーとして中西元男さんにも出席いただきましたが、
- 「正直、今回の顔ぶれ、および組織委員会のプロデュース力の弱さについてブログでも書いており、
- はじめはお断りをした。
- しかし、このまま放っておいてもいい方向に行くことは考えられないので、
- いままでの私の知見と経験をJAGDAとして少しでも役に立てるのであれば、
- 参加して応援していくべきか? という気持ちになっている」、
- とのご意見もいただき、協議の結果、賛成7、反対2で、
- 勝井三雄前会長と中西元男さんを追加委員の候補として推薦いたしました。
- 組織委員会で承認され、
- 10月16日の第3回エンブレム委員会会議からすでにご参加いただいております。
- 2. 予備審査の審査員候補者約20名の推薦
- 2つ目の要請は、数万点と予想される応募作品を粗よりする専門委員候補者の推薦です。
- 応募作品の審査はおおまかに下に示したような流れになりますが、
- 2.デザインのチェック(粗より)をする専門家20名ほどを推薦してほしい、
- ということでした。
- 1.形式要件のチェック(組織委員会事務局が、応募様式や制作条件の不備などを確認)
- 2.デザインのチェック(デザインの専門家とエンブレム委員が、デザインの粗よりを行う)←この専門家の候補者の推薦をJAGDA等に依頼
- 3.エンブレム委員会での審査
- 10月26日の運営委員会で協議、さまざまな議論をしましたが、
- ただ見ていても何もはじまらない、
- 少しでも良くなるようであればと採決した結果、
- 賛成16、反対4でこの要請に対応しようという結論になりました。
- これを受けて、11月7日の理事会でも協議いたしました。
- 2名のエンブレム委員の候補者を推薦した以上、
- できることは応援していこうという結論に満場一致で達しましたが、
- 問題が起きないような選考方法を、
- JAGDAからも相談・提案することといたしました。
- 推薦する審査委員候補者は、
- 年鑑2016版の選考委員選挙の投票結果を基に選出することになりました。
- もちろん、エンブレムの出品者は選考委員になれませんので、
- エンブレムに応募しないということが条件になります。
- また、JAGDA単体ではなく、
- 日本パッケージデザイン協会、日本サインデザイン協会にも
- 組織委員会から予備審査の審査委員の推薦を依頼するよう提案することにいたしました。
- 以上が組織委員会の要請を受けての動きになります。
- 2つ目の事項につきましては、
- エンブレムの出品を考えていない、会員のみなさまのみへの依頼になりますが
- その際は、ご検討よろしくお願いいたします。
- 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会 事務局長 大迫修三
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