レジェンドデイズ [第2話]カンペキを目指して

$pname,(ﾌﾟﾗﾁﾅｽﾀ-ﾗｲﾌﾞに向けて､｢ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞﾃﾞｲｽﾞ｣のみんなも練習に打ち込んでいるようだ｡俺もみんなを支えていけるようにならないとな…!)";
我那覇響,…ﾜﾝ､ﾂ-､ｽﾘ-､ﾌｫ-､ﾜﾝ､ﾂ-､で､ﾀ-ﾝ!!…よーし､できたっ!!";
$pname,驚いたな…｡ﾗｲﾌﾞ本番まで､まだけっこう時間はあるのに､短期間でここまで仕上げてしまうとは…｡みんな､さすがだな!";
我那覇響,…ねえ､ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-､何か他に言うことないの?";
$pname,…ん?他に言うこと?…みんな､お疲れ!よく頑張ったな!…くらいかな｡";
我那覇響,そうじゃないさーっ!ここはこうしたほうがいいとか､今の動きは全然ﾀﾞﾒだーっ!とか…｡";
$pname,と､言われてもな…｡つめるべきところは､当然あるが､今のところ､ﾀﾞﾝｽは仕上がっていたと思うぞ｡";
我那覇響,ええ～っ!もっといろいろ言ってほしいのに…｡自分達､ｶﾝﾍﾟｷだったけど､もっともっとｶﾝﾍﾟｷを目指してるから､今のままじゃ不満だぞっ!";
高槻やよい,あ､あの……やっぱり､今のﾀﾞﾝｽ､私だけちょっと遅れてたかも…｡響さん､ごめんなさい…｡";
我那覇響,ち､違うぞ､やよいっ!!誰かひとりが悪かったって言ってるんじゃなくて､もっと全体的になんとかしなきゃっていうか､…うぎゃー!!わかんなくなってきたぞっ!!";
$pname,うーん､無理にﾀﾞﾒ出しをしなきゃいけないというのも､難しいな…｡";
水瀬伊織,響､弱気すぎるんじゃない?私達がﾎﾝｷを出したら､ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-だって絶賛するしかない仕上がりになっちゃうってｺﾄでしょ?";
双海亜美,うんうん!亜美も今のは､ﾒｯﾁｬいいｶﾝｼﾞだったって思うよ｡";
我那覇響,うーん…｡けど､自分､ﾘ-ﾀﾞ-として､今のままじゃﾀﾞﾒだって思うさー!なんか､足りないっていうか…｡";
我那覇響,いつものﾗｲﾌﾞだったらお客さんもよろこんでくれると思うけど､今回は､目指せ100万人ﾗｲﾌﾞ!なんでしょ?";
秋月律子,うーん､なるほどね…｡響は､100万人のお客さんに見てもらうには､今のままのﾊﾟﾌｫ-ﾏﾝｽじゃﾀﾞﾒだって思ってるﾜｹね｡";
我那覇響,そうさーっ!!ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-､ｶﾝﾍﾟｷな自分達のﾀﾞﾝｽ､もっともっとｶﾝﾍﾟｷにするためには､どうしたらいいと思う?";
$pname,(｢ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞﾃﾞｲｽﾞ｣のﾀﾞﾝｽ､今のままじゃ何かが足りないようだ…｡…さて､どうｱﾄﾞﾊﾞｲｽをすればいいかな?)";
	branch1,人生経験が足りない,
	branch2,ﾀﾞﾝｽﾚｯｽﾝが足りない";

branch1 >>> $pname,足りていないとすれば､人生経験…かな｡楽しい気持ちや悲しい気持ち､悔しさや感動を､もっともっと味わえば､ﾊﾟﾌｫ-ﾏﾝｽにも味と深みが出てくるんじゃないかな｡";
秋月律子,人生経験､ね…｡言いたいことはわかりますけど､それって､どうやって積めばいいのかしら?";
双海亜美,ひと夏の経験をするには､やっぱ海っしょ～!ﾊｲﾎ-的な太陽の下で､誰よりも輝いちゃうっぽいよ～!";
水瀬伊織,伊織ちゃんの下僕30日体験版､なんてどうかしら♪終わる頃には､きっとみんな､ｸｾになって､やめられなくなっちゃってるかもねっ♪";
やめられなくなってしまうのは､ｱｲﾄﾞﾙとして､困るな…｡もっと､楽しく遊びに行ったり､そういうことを､想定していたんだが…｡";
高槻やよい,楽しく遊びに行くだけでいいんですか?それで練習になっちゃうなんて､ｽｺﾞｲですっ!";
我那覇響,うう～ん､ﾎﾝﾄにそれでいいのか?でも､ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-を信じて､自分もその作戦､試してみたいぞっ!!";

branch2 >>> $pname,やっぱり､ﾀﾞﾝｽﾚｯｽﾝをみっちりやるしかないよな｡地道な練習の積み重ねの上にしか､輝かしい成功は存在しない…｡";
双海亜美,兄ちゃん､それって､よくわかんないけどまだまだ練習しなきゃﾀﾞﾒってこと?亜美､聞くだけでもう疲れてきちゃったよ～!";
秋月律子,練習が大切っていうところには同意しますけど､違うｱﾌﾟﾛ-ﾁを考えてみてもいいんじゃないですか｡";
$pname,違うｱﾌﾟﾛ-ﾁか…｡いっそのこと､みんなで､ぱーっと遊びにでも出かけるか?";
秋月律子,そうね､長期的な戦略としては､それもいいかも…｡";
水瀬伊織,律子!?ｱﾝﾀ､本気で言ってるの…?";
秋月律子,ﾎﾝｷもﾎﾝｷよ｡情操教育って言うのかな…｡みんなでいろんな楽しい気持ちや感動を体験すれば､ﾊﾟﾌｫ-ﾏﾝｽにも深みが出るんじゃないかしら｡…どうですか､ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-?";
$pname,うーん､なるほど…｡律子の言うことにも､一理ある…か?";

秋月律子,それじゃ､ｷﾏﾘね!…えーと､まずは…｡…どうすればいいのかしら?";
双海亜美,ﾓｯﾁﾛﾝ!兄ちゃんが亜美達を遊びに連れて行ってくれるんだよねっ!どんなところに連れてってくれるのか､亜美､ﾒｯﾁｬ期待してるからね｡";
水瀬伊織,私とのﾃﾞ-ﾄｺ-ｽをｾｯﾃｨﾝｸﾞするつもりで､真剣に考えなさいよ!つまんないところに連れていったら､許さないんだから♪";
$pname,ああ､責任重大だが､必ずみんなを､人生経験の積める楽しい遊びに連れていくよ｡期待していてくれ!";
$pname,(さて､そうは言ったものの､みんなをどこに連れて行ったらいいか…｡じっくり考えて決める必要がありそうだ)";