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Nazta

Zamburg dialogues JP

Aug 31st, 2015
424
0
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  1. [spoiler=Opening]{Summoner}……
  2. 新たな地ザームブルグへの道を
  3. 開いておいたよ。
  4.  
  5.  
  6.  
  7. {Summoner}たちのおかげで
  8. 魔神たちの力も弱まってきた……。
  9.  
  10.  
  11.  
  12. でもどうしてかな?
  13. もっと怖い力を感じ始めてきたの……。
  14.  
  15.  
  16.  
  17. 気を付けて{Summoner}。
  18. きっとイシュグリアには
  19. 私たちの知らない何かが……。
  20.  
  21.  
  22.  
  23. [img]http://i.imgur.com/BihI7Gc.png[/img]
  24. [b]神秘的な女性:[/b]
  25. 神の力を借りながらとはいえ
  26. 人がこのザームブルグまで訪れるなんて
  27. 君は本当に面白いね。
  28. 長く生きていると日々に飽きてくるんだけど
  29. 久々に楽しめそうだよ。
  30.  
  31. あ、もしかして君がボクを
  32. 滅ぼしてくれる運命の人だったりして?
  33.  
  34. アハハ、それは期待し過ぎかな?
  35.  
  36. あれ、どうしたの?
  37.  
  38. ああ、そうか!
  39. 人じゃあボクが誰だかわからないよね。
  40.  
  41. [b]アム=ユノス:[/b]
  42. ボクは禍魔刻神アム=ユノス。
  43. この地を支配する魔神さ。
  44. まあ、この地を支配するっていうか
  45. ずっとここに住んでるだけなんだけどね。
  46.  
  47. シュスイやモーラたち他の魔神みたいな
  48. 若い連中と違って、
  49. 元々ボクはここで刻を眺めてるだけで
  50. 他の場所には興味が無かったんだけど
  51. 君に会って少し考えが変わったよ。
  52. 君たちと少し遊んでみたくなったんだ♪
  53.  
  54. 君は大切な女神様を助けたいんだろう?
  55. だったら、この地の奥にある
  56. ボクが暮らす塔まで来るといいよ。
  57. そこで君たちとボクが
  58. 全力で戦うんだ!
  59.  
  60. あれ、変な顔をしてどうしたの?
  61. 楽しそうだと思わない?
  62.  
  63. あ、そうか!
  64. 君たちとボクが戦う目的をもっと
  65. 明確にしておかないとね!
  66.  
  67. そうだな……。
  68. これなんかどうだろう。
  69. 君たちがボクを倒さないと
  70. ボクは世界を滅ぼしちゃうよ!
  71. こんな風にね♪
  72.  
  73. navi_chara54_0
  74. [b]アム=ユノス:[/b]
  75. アハハハハハハ!
  76. それじゃあ楽しみに待ってるよー!
  77. バイバーイ♪[/spoiler][spoiler=Part 1]navi_chara30_2
  78. [b]Seria:[/b]
  79. まったくどいつもこいつも
  80. どうなってるのよ!
  81. ティリスを助けるつもりは無いの?
  82.  
  83. navi_chara27_8
  84. [b]Paris:[/b]
  85. 本当に困るわよね……。
  86. これでもし{Summoner}まで
  87. いなくなったとしたら……。
  88.  
  89. navi_chara27_5
  90. ……!
  91. {Summoner}!
  92.  
  93.  
  94. navi_chara30_2
  95. [b]Seria:[/b]
  96. 遅いわよ!
  97. アンタのこと待ってたんだから!
  98.  
  99. navi_chara30_0
  100. まったくアンタまでいなくなったかと
  101. 思ったわよ……。
  102.  
  103. navi_chara27_8
  104. [b]Paris:[/b]
  105. ああ、ごめんなさい。
  106. ルジーナがいなくなってしまって……。
  107.  
  108. この前のベルツとかいう連邦の上級外交官が
  109. 話していたこともあるし
  110. 本当に連邦の諜報員だったり
  111. するのかしら……。
  112.  
  113. navi_chara30_5
  114. [b]Seria:[/b]
  115. 諜報員ねー。
  116. あいつがそんな演技力があるようには
  117. 見えないけど。
  118.  
  119. navi_chara27_0
  120. [b]Paris:[/b]
  121. 確かにあれだけ感情を表に出してたら
  122. ウソはバレそうだけど……。
  123.  
  124. navi_chara27_4
  125. でも、それもすらも演技だとしたら
  126. 怖いわよね。
  127.  
  128. navi_chara30_0
  129. [b]Seria:[/b]
  130. まあ、この際、ルジーナが諜報員だろうが
  131. なんだろうがなんでもいいけど
  132. 戦力としてあいつがいないのは
  133. 正直厳しいと思うわ。
  134. それに、あれでいて的確な指示は
  135. 出していたからね。
  136.  
  137. navi_chara27_8
  138. [b]Paris:[/b]
  139. あまり認めたくないけど
  140. その通りね……。
  141.  
  142. イシュグリアに来てから
  143. 彼の活躍があったからこそ
  144. ここまで辿り着けたという事実は
  145. 否めないわ。
  146.  
  147. navi_chara30_5
  148. [b]Seria:[/b]
  149. まあ、本人の前では
  150. 絶対に言いたくないけどね。
  151.  
  152. navi_chara27_2
  153. [b]Paris:[/b]
  154. フフフッ、それはそうね。
  155.  
  156. navi_chara30_0
  157. [b]Seria:[/b]
  158. で、{Summoner}、
  159. アンタはこの後、どうするの?
  160. ティリスから何か言われてないの?
  161.  
  162. navi_chara30_3
  163. え、この地を支配する魔神に会った?
  164.  
  165. navi_chara30_2
  166. そういうことはもっと早く言いなさいよ!
  167. 相変わらず受け身ねー。
  168.  
  169. navi_chara30_5
  170. まあ、そこがアンタらしいっちゃ
  171. アンタらしいんだけど。
  172.  
  173. navi_chara30_0
  174. そのクセ、妙に頑固な所もあるんだから
  175. 本当、変わったヤツよね。
  176.  
  177. navi_chara27_2
  178. [b]Paris:[/b]
  179. フフッ、そうね。
  180.  
  181. でも、私はそんな{Summoner}も
  182. 嫌いじゃないわよ。
  183.  
  184. navi_chara30_8
  185. [b]Seria:[/b]
  186. わ、私も別に嫌いってわけじゃないわよ!
  187.  
  188. そ、それより早くその魔神の話を
  189. 聞かせなさいよ!
  190.  
  191. navi_chara27_0
  192. [b]Paris:[/b]
  193. そうね。
  194. 移動しながら聞かせてちょうだい。
  195.  
  196. navi_chara27_8
  197. これだけ暑い場所に長くいると、
  198. 突然グラデンス様が現れて
  199. またおかしなこと言われそうだから……。
  200.  
  201. navi_chara30_6
  202. [b]Seria:[/b]
  203. うっ、それは私もイヤかも……。
  204.  
  205. navi_chara30_2
  206. ホラ、{Summoner}!
  207. さっさと先に進むわよ!
  208. [/spoiler][spoiler=Part 2]navi_chara27_0
  209. [b]Paris:[/b]
  210. つまり、その塔に行って
  211. 魔神を倒す必要があるということね?
  212.  
  213. navi_chara27_8
  214. 目的が明確になったのは
  215. 確かにいいことだけど、
  216. わからないことは多いわね……。
  217.  
  218. navi_chara30_5
  219. [b]Seria:[/b]
  220. ハアー、これだけ面倒な状況の中、
  221. また厄介事を増やしてくれたって訳ね。
  222.  
  223. アンタもその厄介事に巻き込まれやすい体質
  224. どこかで治してもらった方がいいわよ。
  225. こじらせたらそのうち、ルジーナみたく
  226. 変なやられ方するようになるわよ。
  227.  
  228. navi_chara27_8
  229. [b]Paris:[/b]
  230. 岩に逆さまに挟まる{Summoner}……。
  231. あまり見たくないわね……。
  232.  
  233. navi_chara27_1
  234. ま、まあ、それはさておき、
  235. そのアム=ユノスとかいう魔神、
  236. 何を考えているのかしら?
  237. このままその塔に進んでいいものか……。
  238.  
  239. [b]???:[/b]
  240. アム=ユノスの考えなど
  241. 推測するだけ無駄です。
  242. アレはそういう存在なのですから。
  243.  
  244. navi_chara37_0
  245.  
  246. navi_chara30_3
  247. [b]Seria:[/b]
  248. モーラ!
  249.  
  250. navi_chara37_0
  251. [b]Mora:[/b]
  252. いつもと違う顔ぶれですね。
  253. あのうるさいお猿さんはどうしたのかしら?
  254. シュスイに倒されたのなら世の中が少しは
  255. 静かになって嬉しいのですが……。
  256.  
  257. navi_chara30_0
  258. [b]Seria:[/b]
  259. 残念ながらルジくんは元気そのものよ。
  260.  
  261. navi_chara30_5
  262. 元気過ぎてどこかに行っちゃったけどね。
  263.  
  264. navi_chara37_0
  265. [b]Mora:[/b]
  266. フフフッ、セリア、あなたは相変わらず
  267. 面白いですね。
  268. あらためて今度お話しする時間を作って
  269. 声をかけますね。
  270.  
  271. navi_chara30_5
  272. [b]Seria:[/b]
  273. 気長に待ってるわ。
  274.  
  275. navi_chara30_0
  276. それより、さっきの話を聞かせて。
  277. あなたがここに来たってことは
  278. それを話すつもりだったんでしょう?
  279.  
  280. navi_chara37_0
  281. [b]Mora:[/b]
  282. フフフッ、せっかちですね。
  283. 寿命の短い人間では仕方が無いこと
  284. なのでしょうか?
  285. では、なるべく手短に
  286. 話すとしましょう。
  287.  
  288. 禍魔刻神アム=ユノス。
  289.  
  290. 彼女はイシュグリアに存在する魔神の中でも
  291. もっとも古い魔神だと言われています。
  292.  
  293. navi_chara27_5
  294. [b]Paris:[/b]
  295. もっとも古い魔神?
  296. どういうこと?
  297.  
  298. navi_chara37_0
  299. [b]Mora:[/b]
  300. 話は最後まできちんと聞くと
  301. 教わらなかったのですか?
  302.  
  303. 急いでる割には邪魔をする。
  304. 頭の良いフリをして行儀が悪い。
  305. 本当に残念な人間ですね……。
  306.  
  307. navi_chara27_7
  308. [b]Paris:[/b]
  309. クッ……。
  310.  
  311. navi_chara37_0
  312. [b]Mora:[/b]
  313. まあいいでしょう。
  314. では、続きを話させてもらいます。
  315.  
  316. 彼女は“時間”という概念の外側に
  317. 存在しているようなのです。
  318. 彼女の目的、力の根源など不明なことは
  319. 多いですが、
  320. 事実としてわかっているのは2つ。
  321.  
  322. 彼女がイシュグリアで歴史が生まれる前より
  323. あの姿のまま存在し続けていたということ。
  324.  
  325. そして、強大な力を持っているということ。
  326.  
  327. navi_chara30_0
  328. [b]Seria:[/b]
  329. つまり、あなたたちから見ても
  330. 厄介な相手ということね。
  331.  
  332. navi_chara37_0
  333. [b]Mora:[/b]
  334. ええ、そうです。
  335. 長く生き過ぎた故に、何を考えているのかが
  336. わからない存在。
  337. 私たち普通の魔神から見ても
  338. 彼女は異質な存在なのです。
  339.  
  340. ですから、彼女が何を考えているのか
  341. 推測するなど無駄なだけ。
  342. まずは彼女の言う通りに彼女のいる塔を
  343. 目指すのをお勧めします。
  344.  
  345. navi_chara27_1
  346. [b]Paris:[/b]
  347. それで、あなたは私たちとアム=ユノスを
  348. 戦わせたいのね。
  349.  
  350. navi_chara37_0
  351. [b]Mora:[/b]
  352. 当たり前じゃないですか。
  353. でなければ、わざわざここまで
  354. 来たりしません。
  355.  
  356. そんなことを聞くなんて
  357. あなたもお猿さんレベルということかしら?
  358.  
  359. navi_chara27_7
  360. [b]Paris:[/b]
  361. クッ……。
  362.  
  363. navi_chara37_0
  364. [b]Mora:[/b]
  365. まあ、セリアに少し会いたい気持ちは
  366. ありましたけどね。
  367.  
  368. navi_chara30_3
  369. [b]Seria:[/b]
  370. それは、どうもありがとう。
  371.  
  372. navi_chara30_0
  373. で、やっぱりあなたは戦わないのよね?
  374.  
  375. navi_chara37_0
  376. [b]Mora:[/b]
  377. ええ、私は私でやることがあるので、
  378. そこはお任せしますわ。
  379.  
  380. それでは、私はこれで失礼します。
  381. また、近いうちお会いしましょう。
  382.  
  383. navi_chara27_8
  384. [b]Paris:[/b]
  385. …………。
  386.  
  387. やっぱりあの魔神は私は
  388. 苦手かも……。
  389.  
  390. navi_chara30_0
  391. [b]Seria:[/b]
  392. そうね。
  393. 一番、何を考えているのかわからないのは
  394. モーラかもしれないわね。
  395.  
  396. でも、彼女と話していると
  397. どうも憎みきれないのよね。
  398. 彼女の奥底に何か悲しさと怒りを
  399. 感じるというか……。
  400.  
  401. navi_chara27_5
  402. [b]Paris:[/b]
  403. 悲しさと怒り?
  404. 人間に対する?
  405.  
  406. navi_chara30_0
  407. [b]Seria:[/b]
  408. ううん、ちょっと違うかな。
  409. 人間っていうよりむしろ、このイシュグリア
  410. 全体に対するっていうか……。
  411.  
  412. navi_chara30_6
  413. ゴメン、うまく説明できないわ……。
  414.  
  415. navi_chara27_0
  416. [b]Paris:[/b]
  417. いえ、いいわ。
  418. 私も今度会った時はもう少し
  419. しっかりと観察してみるわ。
  420.  
  421. それじゃあ、先に進みましょう。
  422. モーラが言うことが本当なら
  423. 考えるだけ無駄ということですものね。
  424.  
  425. navi_chara30_0
  426. [b]Seria:[/b]
  427. そうね。
  428.  
  429. navi_chara30_2
  430. {Summoner}!
  431. 何も考えないのはアンタも得意でしょう?
  432. ホラ、さっさと進むわよ!
  433.  
  434. navi_chara27_8
  435. [b]Paris:[/b]
  436. {Summoner}、
  437. 複雑そうな顔をしないで。
  438.  
  439. 何も考えてないのはセリアも一緒では?
  440. というあなたの気持ちも
  441. わからないでもないから……。
  442.  
  443. [/spoiler][spoiler=Part 3]navi_chara30_5
  444. [b]Seria:[/b]
  445. なんか不気味な森ね……。
  446.  
  447. navi_chara30_0
  448. この先の山には異様な大きさの
  449. 巨人っぽいのも見えるし、
  450. 目的の塔までは簡単に行けそうもないか。
  451.  
  452. navi_chara30_5
  453. パリス、ここの遺跡が気になるのは
  454. わかるけど、それは後回しだからね。
  455.  
  456. navi_chara27_5
  457. [b]Paris:[/b]
  458. だ、大丈夫よ!
  459. 目的は忘れてないから!
  460. ちょっとそこら辺に見える遺跡が
  461. 気になっただけ。
  462.  
  463. navi_chara27_8
  464. セリアの言う通り、このザームブルグに
  465. 着いてから見えている
  466. あの巨人の姿も気になっては
  467. いるのだけれど……。
  468.  
  469. [b]???:[/b]
  470. あれはかつてアム=ユノスに封じられた
  471. 巨人の亡骸らしいぜ。
  472.  
  473.  
  474.  
  475. navi_chara30_3
  476. [b]Seria:[/b]
  477. カル!
  478.  
  479.  
  480. [b]Karl:[/b]
  481. よう、{Summoner}。
  482. それにカルとパリスさんは
  483. 久しぶりだな。
  484.  
  485. navi_chara30_2
  486. [b]Seria:[/b]
  487. カル、やっと会えたわね。
  488. 今回はしっかりと話を
  489. 聞かせてもらうからね。
  490.  
  491.  
  492. [b]Karl:[/b]
  493. ハハッ、凄い気合だな。
  494. 俺を逃すつもりも無いってのが
  495. 構えからも伝わってくるよ。
  496.  
  497. navi_chara30_2
  498. [b]Seria:[/b]
  499. 当たり前じゃない!
  500. こっちに来てから面倒なことが
  501. 増え過ぎてるのよ!
  502. せめてここで1つは解決させてもらうわ。
  503.  
  504.  
  505. [b]Karl:[/b]
  506. パリスさんもそんな雰囲気だな。
  507.  
  508. navi_chara27_4
  509. [b]Paris:[/b]
  510. ええ、そのつもりよ。
  511. カル召喚師。
  512.  
  513.  
  514. [b]Karl:[/b]
  515. パリスさんは相変わらずマジメだな。
  516. 俺のことはカルでいいよ。
  517.  
  518. navi_chara27_0
  519. [b]Paris:[/b]
  520. ……それじゃあ、私のことも
  521. パリスと呼んでくれるかしら?
  522.  
  523.  
  524. [b]Karl:[/b]
  525. ハハッ、そうだな。
  526.  
  527. navi_chara30_2
  528. [b]Seria:[/b]
  529. 2人とも今はそんなことを
  530. 話してる場合じゃないでしょ!
  531.  
  532. navi_chara30_0
  533. {Summoner}!
  534. アンタもちゃんと言いなさい!
  535. アンタはカルから色々聞かされてるんだろう
  536. けど納得はできてないんでしょう?
  537.  
  538.  
  539. [b]Karl:[/b]
  540. セリア、{Summoner}、
  541. それにパリス。
  542. 悪いけど今日は俺の話をするために
  543. ここに来たんじゃないんだ。
  544.  
  545. navi_chara30_0
  546. [b]Seria:[/b]
  547. カル、あなたが何を考えててもいいわ。
  548. 私はあなたの話を聞きたいの。
  549.  
  550.  
  551. [b]Karl:[/b]
  552. ハハッ、セリアは相変わらず厳しいな。
  553.  
  554.  
  555. まあ、まずは俺の話を聞いてくれ。
  556. ルジーナについてなんだ。
  557.  
  558. navi_chara30_3
  559. [b]Seria:[/b]
  560. ルジーナ!?
  561. カル、あなたルジーナに会ったの?
  562.  
  563. navi_chara29_0
  564. [b]Karl:[/b]
  565. いや、直接会ったわけじゃない。
  566.  
  567. 今の俺に会ったらあいつはきっと
  568. 喜んで襲いかかってきそうだから
  569. なるべく会わないようにしてるんだよ。
  570.  
  571. navi_chara30_5
  572. [b]Seria:[/b]
  573. そりゃそうよ……。
  574.  
  575. navi_chara29_0
  576. [b]Karl:[/b]
  577. とはいえ、あいつの動向は気になってたから
  578. ちょっとある連中に調べてもらったんだけど
  579. どうやらあいつは本来の目的への
  580. 手がかりをみつけたようなんだ。
  581.  
  582. で、今はそれに向けて動いてるようだから
  583. しばらくみんなの元には
  584. 戻ってこないと思うぜ。
  585.  
  586. navi_chara30_3
  587. [b]Seria:[/b]
  588. なんだか随分と抽象的なアドバイスね。
  589.  
  590. navi_chara30_2
  591. そもそも、ルジーナの本当の目的って何よ?
  592. どうしてカルはそれを知っているの?
  593.  
  594. navi_chara29_3
  595. [b]Karl:[/b]
  596. それは……。
  597.  
  598. [b]???:[/b]
  599. カルさん、話してさし上げたらどうですか?
  600. 素敵な女性のお願いには
  601. 応えてあげるべきですよ。
  602.  
  603. navi_chara51_0
  604.  
  605. navi_chara30_3
  606. [b]Seria:[/b]
  607. アンタは!
  608.  
  609. navi_chara51_0
  610. [b]ベルツ:[/b]
  611. またお会いできましたね。
  612. セリアさん、パリスさん。
  613.  
  614. navi_chara27_5
  615. [b]Paris:[/b]
  616. ベルツさん……。
  617.  
  618. navi_chara51_0
  619. [b]ベルツ:[/b]
  620. 今日はオーン殿もいらっしゃらないので
  621. お2人ともゆっくりお話しできそうですね。
  622.  
  623. もちろん、カル召喚師と
  624. {Summoner}召喚師ともね。
  625.  
  626. navi_chara30_5
  627. [b]Seria:[/b]
  628. 私たちは今、カルとの話で忙しいから
  629. ちょっと後にしてくれない?
  630.  
  631. navi_chara51_0
  632. [b]ベルツ:[/b]
  633. そう冷たいことを言わないでください。
  634.  
  635. カル召喚師、
  636. 今はどんなお話をしていたのですか?
  637. アクラス召喚院の成り立ちですか?
  638. イシュグリア先遣隊の悲劇についてですか?
  639.  
  640. それとも……。
  641.  
  642. この地に眠る強大な力……
  643. その場所が判明した…とかでしょうか?
  644.  
  645. navi_chara29_6
  646. [b]Karl:[/b]
  647. …………。
  648.  
  649. navi_chara27_5
  650. [b]Paris:[/b]
  651. この地に眠る強大な力?
  652.  
  653. navi_chara51_0
  654. [b]ベルツ:[/b]
  655. ええ、そうです!
  656. イシュグリア、グランガイア、
  657. そしてエルガイア!
  658. すべての世界の秩序を乱しかねない
  659. とてつもなく強大な力が
  660. このイシュグリアには眠っているのです!
  661.  
  662. ねえ、カル召喚師。
  663.  
  664. navi_chara29_6
  665. [b]Karl:[/b]
  666. …………。
  667.  
  668. navi_chara51_0
  669. [b]ベルツ:[/b]
  670. 私の親友のルジーナもエルガイア連邦からの
  671. 指令に従いその場所を探していたのです。
  672.  
  673. カル召喚師、つまりルジーナは
  674. その場所の手がかりをみつけたのですね?
  675. どのようにしてみつけたのでしょう?
  676. あなたはご存知なのですか?
  677.  
  678. navi_chara29_0
  679. [b]Karl:[/b]
  680. さあな。ルジーナがアンタたちの仲間なら
  681. そのうち報告が入るんじゃないのかい?
  682.  
  683. それにその依頼は連邦からだけじゃなくて
  684. 召喚院からも受けているはずだぜ。
  685.  
  686. navi_chara51_0
  687. [b]ベルツ:[/b]
  688. フフフッ、さすがカル召喚師。
  689. 私を楽しませる回答をご存知ですね。
  690. さすがはファル・ナーガを支配する魔神の
  691. 血を引くだけのことはありますね。
  692.  
  693. navi_chara27_5
  694. [b]Paris:[/b]
  695. 魔神の血!?
  696.  
  697. カル、あなたは一体!
  698.  
  699. navi_chara29_6
  700. [b]Karl:[/b]
  701. …………。
  702.  
  703. navi_chara30_0
  704. [b]Seria:[/b]
  705. パリス、今はそんなこと
  706. 気にしてる場合じゃないわよ。
  707.  
  708. navi_chara27_5
  709. [b]Paris:[/b]
  710. で、でも……。
  711.  
  712. navi_chara30_0
  713. [b]Seria:[/b]
  714. カルが魔神の血を引いていようが
  715. いまいがカルはカルよ。
  716. それよりもカルが何を考えているかの方が
  717. 今は大事なことでしょう?
  718.  
  719. {Summoner}、アンタも私と
  720. 同じ気持ちよね?
  721.  
  722. navi_chara51_0
  723. [b]ベルツ:[/b]
  724. アハハハハッ!
  725. さすがはセリアさん!
  726. なんて素敵な言葉でしょう!
  727.  
  728. カル召喚師、あなたはこの言葉を聞いて
  729. 何と答えるのですか?
  730.  
  731. navi_chara29_6
  732. [b]Karl:[/b]
  733. …………。
  734.  
  735. navi_chara29_1
  736. ハハッ、{Summoner}、セリア、
  737. 本当お前たちには敵わないよ。
  738.  
  739. navi_chara29_0
  740. ベルツさん、アンタの思惑通り
  741. 俺の今の立場を話してやるよ。
  742.  
  743. {Summoner}、セリア、パリス、
  744. 俺は今、アクラス召喚院の目的に
  745. 反した行動を取るつもりだ。
  746. それは俺が魔神の血を引くからではなく
  747. 俺がそれが正しいと思ってるからだ。
  748. だから少しだけ話を聞いてくれ。
  749.  
  750. navi_chara30_0
  751. [b]Seria:[/b]
  752. 当たり前よ。
  753. 私はいつだってカルのことを
  754. 信じてるんだから。
  755.  
  756. だから早く続きを話して。
  757.  
  758. navi_chara29_1
  759. [b]Karl:[/b]
  760.  
  761. セリア、ありがとう……。
  762.  
  763. navi_chara29_0
  764. まずはアクラス召喚院、つまり召喚老の
  765. 爺さんたちの目的だけど、
  766. この地に眠る力を復活させて
  767. その力を完全に滅ぼすことだ。
  768. もう二度とその力に
  769. 世界が振り回されないようにな。
  770.  
  771. navi_chara29_2
  772. だけど、俺はそれは危険だと考えている。
  773. だから俺は爺さんたちのこの地での行動を
  774. 止めるつもりだ。
  775. 魔神の力を借りてでも……。
  776.  
  777. navi_chara30_3
  778. [b]Seria:[/b]
  779. カル……。
  780.  
  781. navi_chara29_6
  782. [b]Karl:[/b]
  783. あれは人が滅ぼせるような力じゃない。
  784. 眠らせておくのが一番なんだ!
  785.  
  786. navi_chara29_0
  787. 俺はこの地の魔神たちからも
  788. その危険性を教えられた。
  789. だから、{Summoner}たちも
  790. 思い直してくれないか?
  791.  
  792. navi_chara30_0
  793. [b]Seria:[/b]
  794. カル、あなたの言いたいことはわかったわ。
  795.  
  796. navi_chara30_2
  797. でも、どうして最初に
  798. 言ってくれなかったの?
  799.  
  800. navi_chara29_6
  801. [b]Karl:[/b]
  802. ……それはすまないと思ってる。
  803.  
  804. ただ、この話をするとなると、
  805. どうしても俺の血の話もする必要が
  806. あったからさ……。
  807.  
  808. navi_chara30_2
  809. [b]Seria:[/b]
  810. そんなこと私たちが気にすると
  811. 思ったの?
  812.  
  813. navi_chara29_6
  814. [b]Karl:[/b]
  815. いや、信じてはいたんだけど
  816. 俺も臆病で……。
  817.  
  818. 本当に情けない話だよ。
  819.  
  820. navi_chara30_2
  821. [b]Seria:[/b]
  822. ハアー、本当よ!
  823.  
  824. navi_chara30_0
  825. でも、今回話してくれたから
  826. まあ特別に許してあげるわ。
  827. それともう1つ。
  828. その強大な力って何?
  829.  
  830. navi_chara29_0
  831. [b]Karl:[/b]
  832. それは……。
  833.  
  834. navi_chara51_0
  835. [b]ベルツ:[/b]
  836. その話はあなたからではなく
  837. 召喚老の方々から直接聞いた方が
  838. 良いと思いますよ。
  839.  
  840. やはり話は両方の立場から聞かないと
  841. 正しい判断ができませんからね。
  842.  
  843. navi_chara29_0
  844. [b]Karl:[/b]
  845. そうだな。
  846.  
  847. {Summoner}、セリア、パリス、
  848. ベルツのせいで今、話すつもりのなかった
  849. ことも話しちまったけど
  850. ルジーナの今の状況はしっかり伝えたぜ。
  851. 後は俺の話についてゆっくり考えてくれ。
  852. またあらためてお前たちの
  853. 答えを聞きにくるよ。
  854.  
  855. navi_chara29_1
  856. それじゃあな。
  857.  
  858. navi_chara30_2
  859. [b]Seria:[/b]
  860. カル、待って!
  861.  
  862. navi_chara27_0
  863. [b]Paris:[/b]
  864. 行ってしまったわね……。
  865.  
  866. navi_chara51_0
  867. [b]ベルツ:[/b]
  868. まったくこれだけ美しい女性を置いて
  869. 行ってしまうなんて
  870. カル召喚師は酷い方ですね。
  871.  
  872. navi_chara27_4
  873. [b]Paris:[/b]
  874. ベルツさん……。
  875.  
  876. navi_chara51_0
  877. [b]ベルツ:[/b]
  878. とはいえ、ルジーナの話が聞けたのは
  879. ありがたいことです。
  880. カル召喚師に彼の血筋に関わる魔神を
  881. 紹介した甲斐がありました。
  882.  
  883. navi_chara30_2
  884. [b]Seria:[/b]
  885. アンタ……。
  886.  
  887. navi_chara51_0
  888. [b]ベルツ:[/b]
  889. おっと、私は女性に怒られるのは
  890. あまり好きではないないので
  891. この辺で退散させていただきますね。
  892. 親友に強大な力の眠る場所を
  893. 聞かないといけませんしね。
  894.  
  895. あ、ちなみに私もその力は
  896. 眠らせておく派ですよ。
  897. だからカル召喚師やミーファさんにも
  898. 情報を伝えたのですから。
  899.  
  900. 召喚老さんたちのような天才と違い
  901. 凡人の私は安全第一ですからね。
  902.  
  903. それでは、皆さんまたお会いしましょう。
  904. 今度お会いする時は、セリアさんの
  905. 怒りを鎮める素敵な情報をお持ちしますね♪
  906.  
  907. navi_chara30_0
  908. [b]Seria:[/b]
  909. …………。
  910.  
  911. navi_chara27_8
  912. [b]Paris:[/b]
  913. ハアー、今まで色々な人に会ったけど
  914. その中でもダントツのクセモノね……。
  915.  
  916. navi_chara27_0
  917. セリア、大丈夫?
  918. もう落ち着いた?
  919.  
  920. navi_chara30_0
  921. [b]Seria:[/b]
  922. ええ、大丈夫よ。
  923. ベルツにはかなり腹が立ったけど
  924. カルが色々と話してくれたのは
  925. 彼のおかげとも言えるからね。
  926.  
  927. navi_chara30_5
  928. クローザーっていう二つ名の意味が
  929. 少しだけわかった気がするわ。
  930.  
  931. navi_chara27_8
  932. [b]Paris:[/b]
  933.  
  934. そうね……。彼の望む方向に自然と
  935. 全員が流されている気がするわ……。
  936.  
  937. navi_chara27_4
  938. しっかりと自分の意志で判断するよう
  939. 心がけないと……。
  940.  
  941. navi_chara30_0
  942. [b]Seria:[/b]
  943.  
  944. きっと大丈夫よ。
  945.  
  946. navi_chara30_1
  947. こっちには何も考えてないクセに頑固者の
  948. {Summoner}がいるんだから。
  949.  
  950. navi_chara27_2
  951. [b]Paris:[/b]
  952. フフフッ、確かにそうね。
  953. {Summoner}、あなたのこと
  954. 頼りにさせてもらうわ。
  955.  
  956. navi_chara30_0
  957. [b]Seria:[/b]
  958. それじゃあ、アム=ユノスがいる塔に
  959. 向かって進みましょう。
  960.  
  961. 周りが何を考えて動こうとも
  962. 私たちの目的がティリスを助けることに
  963. 変わりはないんだから。
  964.  
  965. ねえ、{Summoner}。
  966. [/spoiler][spoiler=Part 4]navi_chara51_0
  967. [b]ベルツ:[/b]
  968. 聞いてください。皆さん。
  969. 少し困った事態でして……。
  970.  
  971. navi_chara27_5
  972. [b]Paris:[/b]
  973. ベ、ベルツさん!
  974. いきなりどうしたんですか!?
  975.  
  976. navi_chara30_5
  977. [b]Seria:[/b]
  978. アンタ、よくもまあすぐに
  979. 私たちの前に顔を出せたわね……。
  980.  
  981. navi_chara51_0
  982. [b]ベルツ:[/b]
  983. いえいえ、私は皆さんとずっと一緒に
  984. 旅をしたいくらいですよ。
  985. 私はずーっと親友のルジーナが
  986. 羨ましかったのですから。
  987.  
  988. navi_chara30_0
  989. [b]Seria:[/b]
  990. そういう意味じゃないわよ。
  991. アンタ、わざと間違えてるでしょう。
  992.  
  993. navi_chara51_0
  994. [b]ベルツ:[/b]
  995. ハハハッ、さすがセリアさん、
  996. 無駄がなくて素晴らしい♪
  997.  
  998. では、私も無駄なく行きますね。
  999. 先ほど長話をしたもので
  1000. 少し疲れてしまっていますし。
  1001.  
  1002. navi_chara27_1
  1003. [b]Paris:[/b]
  1004. また無駄話をしているわよ……。
  1005.  
  1006. navi_chara51_0
  1007. [b]ベルツ:[/b]
  1008. これは失礼!
  1009. やはり美しい女性と一緒にいると
  1010. 饒舌になってしまいますね♪
  1011.  
  1012. では、あらためて。
  1013.  
  1014. 我が親友、ルジーナが
  1015. みつからないのですよ。
  1016. 皆さん、彼が行きそうな場所、
  1017. 何か知ってたりしませんか?
  1018.  
  1019. navi_chara30_5
  1020. [b]Seria:[/b]
  1021. 知ってるわけないでしょう。
  1022.  
  1023. navi_chara30_0
  1024. まあ、知っていたとしても
  1025. アンタに教えることはないけどね。
  1026.  
  1027. navi_chara51_0
  1028. [b]ベルツ:[/b]
  1029. これは手厳しい!
  1030. いやー、困りましたねー。
  1031. 皆さんなら何か知っているかもと
  1032. 思ったのですが……。
  1033.  
  1034. それにセリアさんもまだ先ほどのことを
  1035. 怒ってらっしゃるようですし……。
  1036.  
  1037. ……あ、そうそう!
  1038. 私としたことがうっかりしてました。
  1039. セリアさんの怒りを鎮める
  1040. 有益な情報を伝え忘れてました!
  1041.  
  1042. 実は私、アクラス召喚院の
  1043. 凄い秘密を知ってるんですよ……。
  1044. カル召喚師やミーファさんにも
  1045. お伝えしたのですが、
  1046. 皆さんにもぜひお伝えしたくて……。
  1047.  
  1048. navi_chara30_3
  1049. [b]Seria:[/b]
  1050. それって、前に話そうとしてた
  1051. 召喚院設立についての話のこと?
  1052.  
  1053. navi_chara51_0
  1054. [b]ベルツ:[/b]
  1055. さすがパリスさん!
  1056. その通りです!
  1057.  
  1058. さらに言うならば、設立当初からの
  1059. 召喚老たちの狙い…ですかね。
  1060.  
  1061. navi_chara30_3
  1062. [b]Seria:[/b]
  1063. 狙い?
  1064. もしかして“強大な力を滅ぼす”ってヤツ?
  1065.  
  1066. navi_chara30_0
  1067. でもアンタそれ、さっきカルに召喚老たちに
  1068. 直接話させるって言ってたじゃない。
  1069.  
  1070. navi_chara51_0
  1071. [b]ベルツ:[/b]
  1072. アハハハハッ、さすがセリアさん!
  1073. 気付かれましたか。
  1074.  
  1075. でも、興味あるでしょう?
  1076.  
  1077. navi_chara30_3
  1078. [b]Seria:[/b]
  1079. そりゃー無いって言ったら
  1080. ウソになるけど……。
  1081.  
  1082. navi_chara30_0
  1083. ……でもいいわ。
  1084. 今それを聞いても私の目的が
  1085. 変わるわけじゃないし。
  1086. ティリスを救うっていう目的がね。
  1087.  
  1088. navi_chara51_0
  1089. [b]ベルツ:[/b]
  1090. うっ……そ、そう言わずに
  1091. 聞いていただけませんかね?
  1092.  
  1093. [b]???:[/b]
  1094. フォッフォッフォッ、
  1095. さすがはセリアじゃな。
  1096.  
  1097. navi_chara10_0
  1098.  
  1099. navi_chara27_5
  1100. [b]Paris:[/b]
  1101. グラデンス様!
  1102.  
  1103. navi_chara10_0
  1104. [b]Grahdens:[/b]
  1105. クローザー殿もセリアを自分のペースに
  1106. 乗せることは難しいようじゃな。
  1107.  
  1108. navi_chara51_0
  1109. [b]ベルツ:[/b]
  1110. ……どういう意味でしょうか?
  1111.  
  1112. navi_chara10_0
  1113. [b]Grahdens:[/b]
  1114. そのままの意味じゃよ。
  1115.  
  1116. ベルツ殿、どうやらお前さんは
  1117. 召喚院設立の話を自身でしたいようじゃな。
  1118.  
  1119. navi_chara27_4
  1120. [b]Paris:[/b]
  1121. それは、私たちにウソをついて
  1122. 悪い印象を与えるということでしょうか?
  1123.  
  1124. navi_chara10_0
  1125. [b]Grahdens:[/b]
  1126. 簡単にバレるウソをつくような者なら
  1127. ワシらも危険視はしないのじゃがな。
  1128.  
  1129. navi_chara10_2
  1130. ベルツ殿は本当のことを話しながらも
  1131. 少しずつ相手の感情の隙間に入る言葉で
  1132. 印象を変えるのがうまいようでの。
  1133.  
  1134. navi_chara51_0
  1135. [b]ベルツ:[/b]
  1136. 私ごときには過ぎた評価ですね。
  1137. そんなことができたら私はもっと
  1138. 連邦で高い地位を得ていますよ。
  1139.  
  1140. navi_chara10_2
  1141. [b]Grahdens:[/b]
  1142. 高い地位をお主が望んでいるのなら
  1143. そうなっているじゃろうな。
  1144.  
  1145. navi_chara51_0
  1146. [b]ベルツ:[/b]
  1147. …………。
  1148.  
  1149. navi_chara30_0
  1150. [b]Seria:[/b]
  1151. グラデンス様の言うことが合っているか
  1152. どうかはわからないけど、
  1153. アンタが本心で話していないことくらいは
  1154. 私でもわかるわ。
  1155.  
  1156. だから、私はアンタの言葉を
  1157. 信じきることができないの。
  1158.  
  1159. navi_chara51_0
  1160. [b]ベルツ:[/b]
  1161. セリアさん…あなたは私の想像より
  1162. 面白い人のようですね。
  1163. 確かにあのルジーナが気に入るわけです。
  1164.  
  1165. でもアイツに渡すのはもったいないですね。
  1166. 私もあなたのパートナーに立候補しても
  1167. よろしいでしょうか?
  1168.  
  1169. navi_chara30_8
  1170. [b]Seria:[/b]
  1171. な、なにバカなこと言ってるのよ!
  1172.  
  1173. navi_chara51_0
  1174. [b]ベルツ:[/b]
  1175. おや、ダメでしょうか?
  1176. もしかしてすでに
  1177. 心に決めた男性がいるとか?
  1178.  
  1179. ルジーナとは思えませんし……
  1180. カル召喚師でしょうか?
  1181.  
  1182. navi_chara30_2
  1183. [b]Seria:[/b]
  1184. いいかげんにして!
  1185.  
  1186. なんでもかんでも恋愛に繋げて考えて!
  1187. バカじゃないの!
  1188. 私は今は恋愛をするつもりなんかないわ!
  1189.  
  1190. navi_chara51_0
  1191. [b]ベルツ:[/b]
  1192. それは、もったいない。
  1193.  
  1194. そうは思いませんか?
  1195. パリスさん、{Summoner}さん。
  1196.  
  1197. navi_chara27_8
  1198. [b]Paris:[/b]
  1199. 私に振らないで……。
  1200.  
  1201. navi_chara51_0
  1202. [b]ベルツ:[/b]
  1203. アハハハハッ、これは失礼しました。
  1204. どうやらこの場にこれ以上いるのは
  1205. 得策ではないようですね。
  1206. それでは、私は失礼しますよ。
  1207.  
  1208. セリアさん、今度はさっきの話を
  1209. ゆっくりさせてくださいね。
  1210.  
  1211. navi_chara30_2
  1212. [b]Seria:[/b]
  1213. とっとと行きなさいよ!
  1214. このバカ男!
  1215.  
  1216. navi_chara51_0
  1217. [b]ベルツ:[/b]
  1218. アハハハハッ、それでは皆さん
  1219. またお会いしましょう。
  1220.  
  1221. navi_chara30_2
  1222. [b]Seria:[/b]
  1223. まったく本当に面倒な男ね……。
  1224.  
  1225. {Summoner}!
  1226.  
  1227. アンタもボーっとしてないで
  1228. 何か言ってやればよかったのよ!
  1229.  
  1230. まったく興味なさげに
  1231. ボケっとして……。
  1232.  
  1233. navi_chara27_8
  1234. [b]Paris:[/b]
  1235. 彼のせいでこちらのペースが
  1236. 乱され続けてるわ……。
  1237. ……ある意味、魔神より手強い相手よね。
  1238.  
  1239. navi_chara27_5
  1240. ところでグラデンス様、
  1241. どちらに行こうとされているのです?
  1242.  
  1243. navi_chara10_3
  1244. [b]Grahdens:[/b]
  1245. フォッ!?
  1246.  
  1247. い、いやアレじゃ。
  1248. ベルツ殿もいなくなったし、
  1249. ワシの出番ももう終わりかと思っての。
  1250.  
  1251. navi_chara27_4
  1252. [b]Paris:[/b]
  1253. そんな言い訳が通ると思います?
  1254.  
  1255. navi_chara10_1
  1256. [b]Grahdens:[/b]
  1257. フォッフォッフォッ、冗談じゃよ。
  1258.  
  1259. navi_chara10_0
  1260. あれだけあやつが話していったんじゃ。
  1261. ワシがしっかり説明せんと
  1262. お主らも納得いかぬじゃろう?
  1263.  
  1264. それに、いつあの者から歪んだ説明を
  1265. されるかわからんしな。
  1266.  
  1267. navi_chara10_2
  1268. いいじゃろう。
  1269. お主たちにアクラス召喚院設立に
  1270. 関わる真実を話させてもらうとしよう。
  1271.  
  1272. 3人とも覚悟はいいかの?
  1273.  
  1274. navi_chara30_0
  1275. [b]Seria:[/b]
  1276. ですから、私たちは元から話して
  1277. くださるのを待ってたんです。
  1278.  
  1279. navi_chara27_4
  1280. [b]Paris:[/b]
  1281. この地に来た時点で、それなりの覚悟は
  1282. しているつもりです。
  1283.  
  1284. navi_chara10_0
  1285. [b]Grahdens:[/b]
  1286.  
  1287. フォッフォッフォッ、そうじゃったな。
  1288. では、{Summoner}も良いかの?
  1289.  
  1290. …………。
  1291.  
  1292. navi_chara10_2
  1293. うむ、皆、覚悟はいいようじゃな。
  1294.  
  1295. navi_chara10_0
  1296. だが、その前にお主たちには
  1297. ワシら召喚老が滅ぼそうとしている
  1298. “強大な力”について先に話させてくれ。
  1299.  
  1300. それを聞いた後、ワシの話を聞くかどうか
  1301. 決めてくれてもよいのでな。
  1302.  
  1303. navi_chara27_5
  1304. [b]Paris:[/b]
  1305. それだけ、それが危険な内容という
  1306. ことなんですね……。
  1307.  
  1308. navi_chara30_0
  1309. [b]Seria:[/b]
  1310. …………。
  1311.  
  1312. navi_chara10_2
  1313. [b]Grahdens:[/b]
  1314. ……召喚師たちよ。
  1315. お主たちに話そう。
  1316.  
  1317. ワシら召喚老が滅ぼすために動いている
  1318. “強大な力”、
  1319.  
  1320.  
  1321. それは、この地に封じられている
  1322. 大神皇カルナ・マスタと呼ばれる神じゃ。
  1323.  
  1324. navi_chara27_5
  1325. [b]Paris:[/b]
  1326. カルナ・マスタ様を……。
  1327.  
  1328. navi_chara30_0
  1329. [b]Seria:[/b]
  1330. …………。
  1331.  
  1332. navi_chara10_2
  1333. [b]Grahdens:[/b]
  1334. そうじゃ。
  1335.  
  1336. かつて人を滅ぼそうとして
  1337. ルシアスに封じられた神。
  1338. すべての神の頂点に立つ存在。
  1339. ワシらはその神を滅ぼそうと
  1340. しておるのじゃよ。
  1341.  
  1342. セリア、パリス、{Summoner}。
  1343. お主たちに覚悟はあるか?
  1344. カルナ・マスタと戦う覚悟は。
  1345.  
  1346. navi_chara30_0
  1347. [b]Seria:[/b]
  1348. …………。
  1349.  
  1350. 覚悟は無いかもしれません。
  1351. でも、私はティリスを救いたい。
  1352. 私はこの地に棲む魔神の脅威を払えば
  1353. ティリスを救えると思っていました。
  1354. それだけではダメなのですか?
  1355. カルナ・マスタ様も倒さなければ
  1356. ティリスは救えないのですか?
  1357.  
  1358. navi_chara30_2
  1359. だったら私はカルナ・マスタ様とも
  1360. 戦います。
  1361.  
  1362. navi_chara10_4
  1363. [b]Grahdens:[/b]
  1364. …………。
  1365.  
  1366. navi_chara27_4
  1367. [b]Paris:[/b]
  1368. 覚悟があると言えばウソになります。
  1369. ただ、私は真実が知りたい。
  1370.  
  1371. navi_chara27_8
  1372. 皇国を捨てた私がたどり着いた
  1373. アクラス召喚院という場所。
  1374. そこでもまた私は信じた人に
  1375. 騙されたのか……。
  1376.  
  1377. navi_chara27_1
  1378. でも、私はそうでないと
  1379. 信じたいんです。
  1380. 召喚老様たちにはカルナ・マスタ様と
  1381. 戦う正しい理由があると。
  1382.  
  1383. navi_chara10_4
  1384. [b]Grahdens:[/b]
  1385. …………。
  1386.  
  1387. navi_chara10_0
  1388. {Summoner}よ。
  1389. お主はどうじゃ?
  1390.  
  1391. …………。
  1392.  
  1393. ふむ、お主に聞くだけ野暮じゃったな。
  1394. お主はいつも自身の信じることのために
  1395. 戦い続けてきたのじゃからな。
  1396.  
  1397. navi_chara10_4
  1398. …………。
  1399.  
  1400. navi_chara10_2
  1401. なるほど、わかった。
  1402. お主たちが安易な覚悟ではなく
  1403. しっかりと考えていることがな。
  1404.  
  1405. navi_chara10_0
  1406. ここで簡単に戦うという選択をしたなら
  1407. 逆に心配するところじゃったよ。
  1408.  
  1409. navi_chara10_1
  1410. フォッフォッフォッ。
  1411.  
  1412. navi_chara27_5
  1413. [b]Paris:[/b]
  1414. グラデンス様、私たちを試されたのですね?
  1415.  
  1416. navi_chara10_0
  1417. [b]Grahdens:[/b]
  1418. 当たり前じゃ。
  1419. ワシはいつもお主たちを
  1420. 試し続けていたのじゃよ。
  1421. お主たちがワシら召喚老とともに
  1422. 真実を知るに値する戦士かどうかをの。
  1423.  
  1424. navi_chara30_0
  1425. [b]Seria:[/b]
  1426. …………。
  1427.  
  1428. navi_chara10_0
  1429. [b]Grahdens:[/b]
  1430. セリアよ。
  1431. そう怖い顔をするでない。
  1432.  
  1433. navi_chara30_0
  1434. [b]Seria:[/b]
  1435. 怖い顔なんてしてません。
  1436. この顔は生まれつきです。
  1437.  
  1438. それより、早く話の続きを
  1439. 聞かせてください。
  1440. カルナ・マスタ様を倒す理由、
  1441. そして、アクラス召喚院設立の秘密を。
  1442.  
  1443. navi_chara10_1
  1444. [b]Grahdens:[/b]
  1445. フォッフォッフォッ、
  1446. それはすまんかったな。
  1447.  
  1448. navi_chara10_0
  1449. だが、その話は少し待ってくれ。
  1450. これ以上、同じ場所に長居するのは
  1451. 危険じゃ。
  1452. この見晴らしの良い場所では、
  1453. いつ、他の魔神が気付いて襲ってくるか
  1454. わからんからな。
  1455.  
  1456. この渓谷を越えた先に朽ちた城がある。
  1457. そこでお主たちにゆっくりと
  1458. 話をさせてもらう。
  1459.  
  1460. navi_chara30_0
  1461. [b]Seria:[/b]
  1462. 本当ですね。
  1463.  
  1464. navi_chara10_1
  1465. [b]Grahdens:[/b]
  1466. 本当じゃ。
  1467.  
  1468. navi_chara10_0
  1469. それより、早く移動せんと
  1470. ミーファを追っているオーンが
  1471. 目的を遂げ
  1472. こちらに合流してくるかもしれんぞ。
  1473. そうなってはゆっくり話もできん。
  1474.  
  1475. navi_chara27_5
  1476. [b]Paris:[/b]
  1477. それは本当に急ぐ必要が
  1478. ありそうですね……。
  1479.  
  1480. navi_chara27_1
  1481. {Summoner}、急ぎましょう。
  1482.  
  1483. navi_chara27_4
  1484. でも、油断はしないでね。
  1485. 私たちが今いる場所が魔神が支配する地だと
  1486. いうことは変わらないのだから。
  1487.  
  1488. [i]-Elsewhere-[/i]
  1489.  
  1490. navi_chara54_0
  1491. [b]アム=ユノス:[/b]
  1492. 召喚師たちは
  1493. カイオンに向かっているところかー。
  1494. なんか色々と盛り上がってるみたいだけど
  1495. ボクのこと忘れてないかな?
  1496.  
  1497. まあ、いいか。
  1498. 刻は流れるようにしか
  1499. 流れないんだしね。
  1500.  
  1501. それよりもこれは期待できるかな?
  1502. ボクの所に着く頃には
  1503. 彼らはまた一段階成長してそうだしね♪
  1504.  
  1505. それじゃあボクはゆっくりと
  1506. 待たせてもらうとしようかな。
  1507. ボクの存在を終わらせる可能性を持つ
  1508. 人間たちの到着をね。[/spoiler][spoiler=Part 5]navi_chara10_0
  1509. [b]Grahdens:[/b]
  1510. さて、この辺でよいかの。
  1511.  
  1512. とはいえ、どこから話したものかのー。
  1513. ワシやオーンがまだ若い頃、
  1514. 1人の女性を取り合った話から始めるかの。
  1515.  
  1516. navi_chara27_8
  1517. [b]Paris:[/b]
  1518. 申し訳ありませんが、
  1519. そこは省略してください。
  1520.  
  1521. navi_chara30_5
  1522. [b]Seria:[/b]
  1523. 私もパリスと同意見です。
  1524.  
  1525. navi_chara10_3
  1526. [b]Grahdens:[/b]
  1527. 2人とも厳しいのー。
  1528. 冗談じゃよ。
  1529.  
  1530. navi_chara10_0
  1531. なあ、{Summoner}、
  1532. お主ならわかるじゃろう?
  1533.  
  1534. …………。
  1535.  
  1536. navi_chara10_4
  1537. あー、すまんかった。
  1538. ちょっとワシなりに言い出しづらくての。
  1539.  
  1540. navi_chara10_0
  1541. では、話すとするかの。
  1542. アクラス召喚院設立の話を……。
  1543.  
  1544. …………。
  1545.  
  1546. ルシアスの門が開き、オーンが初めて
  1547. その門からグランガイアへと向かった。
  1548. そして、召喚師となり戻ってきた。
  1549.  
  1550. その後、同じように門を見ることができた
  1551. ワシやウォーロンたちとともに
  1552. オーンはグランガイアを
  1553. 冒険していったのじゃ。
  1554.  
  1555. ここまでは皆、知っておるの。
  1556.  
  1557. navi_chara27_0
  1558. [b]Paris:[/b]
  1559. はい。皇国にもその伝説は
  1560. 伝わっています。
  1561.  
  1562. navi_chara10_1
  1563. [b]Grahdens:[/b]
  1564. フォッフォッフォッ、伝説とは
  1565. これまた大げさじゃな。
  1566.  
  1567. ワシらはただ未知の世界の冒険を
  1568. 楽しんでいただけじゃよ。
  1569. それこそ伝説でしか聞いたことのない
  1570. グランガイアの地の冒険をな。
  1571.  
  1572. navi_chara30_0
  1573. [b]Seria:[/b]
  1574. …………。
  1575.  
  1576. navi_chara10_0
  1577. [b]Grahdens:[/b]
  1578. ワシらは様々な地を冒険していった。
  1579.  
  1580. グランガイアに関する情報は
  1581. 今と違ってほとんど残っておらず
  1582. 手探りの状態で各地を
  1583. 冒険していったのじゃ。
  1584.  
  1585. navi_chara30_0
  1586. [b]Seria:[/b]
  1587. その話は私も少しだけ
  1588. 聞いたことがあります。
  1589. 今、私たちがグランガイアを冒険できるのは
  1590. 先人たちが情報を集めてくれたからだと。
  1591.  
  1592. navi_chara10_0
  1593. [b]Grahdens:[/b]
  1594. その情報を集めてくれたのはワシらではなく
  1595. 欠番となっている魔討隊の隊長たちじゃよ。
  1596.  
  1597. navi_chara10_4
  1598. ミーファが敬愛する後のイシュグリア先遣隊
  1599. の者たちじゃな。
  1600.  
  1601. …………。
  1602.  
  1603. navi_chara10_0
  1604. ワシらはただ自分の興味の向くまま
  1605. 冒険をしていただけじゃよ。
  1606. 他の者ではできないような危険な冒険をな。
  1607.  
  1608. だから、召喚院の設立後に他の者に
  1609. 彼の地を調査・探索させたのじゃ。
  1610. ワシら以外でもグランガイアを
  1611. 冒険するための道標を作るためにな。
  1612.  
  1613. ……ふむ、少し話がずれてしまったの。
  1614. 話を戻させてもらうぞ。
  1615.  
  1616. 召喚院の設立前、オーンやワシらが
  1617. 興味の向くまま冒険をしていた頃、
  1618. ある記録を発見したのじゃ。
  1619.  
  1620. navi_chara27_5
  1621. [b]Paris:[/b]
  1622. 記録ですか?
  1623.  
  1624. navi_chara10_0
  1625. [b]Grahdens:[/b]
  1626. そう、それは無数の書物の中に紛れた
  1627. 小さな紙片。
  1628. 普通の探索では間違いなく
  1629. 見逃すようなちっぽけな存在だった。
  1630.  
  1631. navi_chara10_4
  1632. じゃが、なぜかワシらは
  1633. それに惹きつけられた。
  1634. その紙片に出会うことがワシらの
  1635. 運命だったかのようにな……。
  1636.  
  1637. navi_chara27_1
  1638. [b]Paris:[/b]
  1639. それには何が書かれていたのですか?
  1640.  
  1641. navi_chara10_0
  1642. [b]Grahdens:[/b]
  1643. まったくよくわからん短い言葉と
  1644. 作者の名前だけじゃったよ。
  1645.  
  1646. navi_chara30_0
  1647. [b]Seria:[/b]
  1648. …………。
  1649.  
  1650. navi_chara10_0
  1651. [b]Grahdens:[/b]
  1652. ワシらは何か肩透かしをくらった気がして
  1653. その紙片のことは忘れようとした。
  1654. じゃが、他の遺跡や戦場跡でもその者の名を
  1655. 記した物が発見され続けたのじゃ。
  1656. 時にそれは石板に記された言葉であり、
  1657. 時にそれは壁に記された言葉でもあった。
  1658. そしてそれぞれを読んでも
  1659. 何も理解できない不思議な言葉だった。
  1660.  
  1661. しかし、それを読み続けたワシらは
  1662. いつしかその者の意志を理解し始めた。
  1663.  
  1664. navi_chara10_2
  1665. その者は神々の眼を恐れたのじゃ。
  1666. 神々と人の戦いの真実を記したその記録が
  1667. 神々にみつかり消されることをな。
  1668.  
  1669. だから、その者はグランガイアの各地に
  1670. 短い言葉を己の名とともに残した。
  1671. 人と神々の戦いの真実。
  1672. 彼の者とその仲間たちに訪れた悲劇。
  1673. 神々の中で暗躍する存在の正体。
  1674. そして、その存在を倒すために
  1675. 有益と思われる数々の情報をな……。
  1676. 様々な形で、様々な言葉で
  1677. いくつもいくつもいくつも……。
  1678.  
  1679. navi_chara10_4
  1680. …………。
  1681.  
  1682. いつか誰かがその者の無念を晴らし、
  1683. 人が神から離れ1人で歩けるようになる日を
  1684. 信じてな……。
  1685.  
  1686. …………。
  1687.  
  1688. navi_chara10_0
  1689. その者の名は
  1690. アクラス・Z・ミューゼル。
  1691.  
  1692. かつて神に仕える身でありながら
  1693. 神の真意にいち早く気付き反旗を翻した者。
  1694. そして、敗れながらも生き延びた者。
  1695. ともに戦った仲間の無念を晴らすため
  1696. 各地に記録を残す孤独な戦いを続けた者。
  1697.  
  1698. navi_chara10_2
  1699. オーンとワシらはその者の意志に気付いた時
  1700. その遺志を継ぐ決意をしたのじゃ。
  1701. 人を神々から独立させるという遺志をな。
  1702.  
  1703. そして、召喚院の設立を開始した。
  1704. その者の名を冠として付けてな。
  1705.  
  1706. navi_chara27_1
  1707. [b]Paris:[/b]
  1708. アクラス召喚院の設立については
  1709. しっかりと理解できました。
  1710.  
  1711. navi_chara27_4
  1712. そこにはルシアスの暗躍が記されて
  1713. いたのですね?
  1714.  
  1715. navi_chara10_0
  1716. [b]Grahdens:[/b]
  1717. ああ、そうじゃ。
  1718. だからワシらは召喚院を
  1719. 大きな組織にしようとした。
  1720. 人を救ったとされる神に敵対しても
  1721. 人に滅ぼされないだけの力を得るためにな。
  1722.  
  1723. navi_chara30_0
  1724. [b]Seria:[/b]
  1725. では、カルナ・マスタ様を倒す理由も
  1726. そこに記されていたのですか?
  1727.  
  1728. navi_chara10_2
  1729. [b]Grahdens:[/b]
  1730. …………。
  1731.  
  1732. カルナ・マスタについては
  1733. こう書かれておったよ。
  1734. “人を滅ぼすことを最初に決めた神”とな。
  1735.  
  1736. navi_chara10_0
  1737. つまり、ルシアスにより一度は人が
  1738. 救われたのは事実じゃ。
  1739. じゃがルシアスの目的はあくまで秩序ある
  1740. 世界を守り続けること。
  1741. 人を守ったことなどその目的のための
  1742. 手段でしかない。
  1743. それこそ、ルシアスの気分次第で
  1744. いつ滅ぼされるかわからぬ状況だったのは
  1745. お主たちも知っておろう?
  1746.  
  1747. navi_chara10_2
  1748. そのルシアスが封じた神、カルナ・マスタ。
  1749. それは大神皇とは名ばかりの
  1750. 乱神だったようじゃ。
  1751. その強大な力を恐れ他の神々は
  1752. カルナ・マスタの意志に従った。
  1753. 例えそれがどれだけ理不尽なことで
  1754. あろうともな。
  1755.  
  1756. それ故にルシアスはカルナ・マスタを
  1757. 封じることを画策したのじゃ。
  1758.  
  1759. navi_chara10_0
  1760. だが、ワシらは自由を得るために
  1761. カルナ・マスタを封じたルシアスを倒した。
  1762. 人はこの時、神々から独立したのじゃ。
  1763.  
  1764. navi_chara10_4
  1765. じゃがルシアスが倒れたことで
  1766. カルナ・マスタの封印も弱まる。
  1767. いつかその封印も解かれることじゃろう。
  1768. 人はまたいつ神に滅ぼされるか
  1769. 怯えながら生きなければならぬのか?
  1770.  
  1771. navi_chara10_2
  1772. 否。
  1773. そうではない。
  1774.  
  1775. 人が真の自由を得るためには
  1776. 気まぐれで人を滅ぼすような乱神は
  1777. 倒さねばならんのじゃ。
  1778.  
  1779. 例えそれがどれだけ強大な神で
  1780. あろうともな。
  1781.  
  1782. navi_chara10_0
  1783. セリア、パリス、
  1784. そして{Summoner}よ。
  1785. ワシらとともに歩んでくれぬか?
  1786.  
  1787. アクラスの遺志を継ぎ、
  1788. 神々から人が真の独立を勝ち取るため
  1789. ともに戦うことを選んでもらえぬか?
  1790.  
  1791. …………。
  1792.  
  1793. navi_chara10_4
  1794. じゃが、ここまで話したからと言って
  1795. お主たちに無理強いはせん。
  1796. カルもおそらく同じ話を聞いたの
  1797. じゃろうが、
  1798. アイツは現状維持を選択しておるしの。
  1799.  
  1800. navi_chara27_1
  1801. [b]Paris:[/b]
  1802. ……グラデンス様、私は安心しました。
  1803. カルナ・マスタと戦うことについては
  1804. 正直、まだどうしたらいいのか
  1805. 判断できていません。
  1806.  
  1807. navi_chara27_0
  1808. でも、グラデンス様のお話からは
  1809. 真に人のことを思う気持ちが
  1810. 感じられました。
  1811.  
  1812. navi_chara27_2
  1813. 私が今回選んだ場所は
  1814. 間違っていなかったのですね……。
  1815.  
  1816. navi_chara10_1
  1817. [b]Grahdens:[/b]
  1818. パリスちゃんにそう言ってもらえると
  1819. ワシも少しは救われるの。
  1820.  
  1821. navi_chara30_0
  1822. [b]Seria:[/b]
  1823. グラデンス様、ひとつお聞かせください。
  1824. 現状維持をしていた場合、
  1825. ティリスはどうなるのですか?
  1826.  
  1827. navi_chara10_4
  1828. [b]Grahdens:[/b]
  1829. 正直に言うとわからん。
  1830.  
  1831. navi_chara10_0
  1832. 普通に考えれば、ティリスちゃんが
  1833. その役割を止めた時、
  1834. イシュグリアは完全に解放され、
  1835. 同時にこの地に封じられたカルナ・マスタの
  1836. 封印も解かれるとワシらは考えておった。
  1837.  
  1838. じゃが、カルにはどうやら別の
  1839. 考えがあるようじゃ。
  1840. それは直接本人に聞いてみんと
  1841. わからんことじゃな。
  1842.  
  1843. navi_chara30_0
  1844. [b]Seria:[/b]
  1845. わかりました。
  1846. では、直接聞くことにします。
  1847.  
  1848. navi_chara30_2
  1849. もし、カルがティリスを救えないのなら
  1850. 私は相手が大神皇であろうと何だろうと
  1851. 戦うつもりです。
  1852.  
  1853. navi_chara30_0
  1854. {Summoner}、アンタも
  1855. もちろんそのつもりよね?
  1856.  
  1857. navi_chara10_1
  1858. [b]Grahdens:[/b]
  1859. フォッフォッフォッ、
  1860. セリアも{Summoner}も
  1861. ティリスちゃんが大好きなのじゃな。
  1862.  
  1863. navi_chara27_2
  1864. [b]Paris:[/b]
  1865. 私もティリス様のことは
  1866. 大好きですよ!
  1867.  
  1868. navi_chara10_1
  1869. [b]Grahdens:[/b]
  1870. ふむ、そうじゃな。
  1871. もちろんワシもティリスちゃんのことは
  1872. 大好きじゃぞ。
  1873.  
  1874. navi_chara10_0
  1875. どちらにせよ、カルナ・マスタを倒せば
  1876. ティリスちゃんは自由になる。
  1877. だからワシはこの地でカルナ・マスタの
  1878. 封じられた場所を探していたのじゃ。
  1879.  
  1880. ルジーナにも同様の依頼をしての。
  1881.  
  1882. …………。
  1883.  
  1884. navi_chara10_4
  1885. これがワシが隠しておった
  1886. 召喚院設立と目的についてのすべてじゃ。
  1887. 今後の行動はお主たちの判断に任せる。
  1888.  
  1889. …………。
  1890.  
  1891. navi_chara10_0
  1892. ワシが同行しては相談もしづらかろう。
  1893. ワシは一度、離れるので
  1894. ゆっくり考えてくれ。
  1895.  
  1896. じゃが、当面の目的も忘れぬようにな。
  1897. お主たちの今の目的は
  1898. この地の魔神を倒すことなのじゃから。
  1899.  
  1900. navi_chara27_1
  1901. [b]Paris:[/b]
  1902. アクラス・Z・ミューゼル……。
  1903. 不思議な名前ね。
  1904. 初めて聞いたはずなのに、
  1905. なぜか懐かしい気がするわ……。
  1906.  
  1907. navi_chara30_0
  1908. [b]Seria:[/b]
  1909. 神々に滅ぼされる世界の中で
  1910. 命がけで言葉を残した人か。
  1911. どんな想いで戦い続けたのか
  1912. 私程度じゃ想像もできないわね……。
  1913.  
  1914. とはいえ、私たちは自分たちが生きる
  1915. この今で戦わなくちゃいけない。
  1916.  
  1917. navi_chara30_2
  1918. {Summoner}、進みましょう。
  1919. きっと魔神たちとの戦いの中で
  1920. 自分自身の答えもみつかるはずだから。[/spoiler][spoiler=Part 6]navi_chara30_3
  1921. [b]Seria:[/b]
  1922. …………。
  1923.  
  1924. navi_chara27_5
  1925. [b]Paris:[/b]
  1926. …………。
  1927.  
  1928. navi_chara30_3
  1929. [b]Seria:[/b]
  1930. …………。
  1931.  
  1932. navi_chara27_5
  1933. [b]Paris:[/b]
  1934. …………。
  1935.  
  1936. navi_chara27_1
  1937. そ、それにしても本当に大きな巨人ね。
  1938. アム=ユノスが倒したってカルは
  1939. 言っていたけど
  1940. どうやったらこんなのを倒せるのかしら?
  1941.  
  1942. navi_chara30_5
  1943. [b]Seria:[/b]
  1944. ……どうかしらね。
  1945.  
  1946. navi_chara30_0
  1947. でも、カルがウソをつくとも
  1948. 思えないし。
  1949.  
  1950. [b]???:[/b]
  1951. その通りですよ。
  1952. あの青髪の子は
  1953. ウソは言っていません。
  1954.  
  1955. navi_chara37_0
  1956.  
  1957. navi_chara30_3
  1958. [b]Seria:[/b]
  1959. モーラ!
  1960.  
  1961. navi_chara37_0
  1962. [b]Mora:[/b]
  1963. あの巨人はかつてアム=ユノスの支配を拒み
  1964. 戦いを挑んだ存在です。
  1965. そして彼女に敗れそこに死ぬまで
  1966. 縛られ続けたそうです。
  1967.  
  1968. navi_chara30_5
  1969. [b]Seria:[/b]
  1970. 死んだ後もそのまま縛られてる
  1971. みたいだけどね……。
  1972.  
  1973. navi_chara37_0
  1974. [b]Mora:[/b]
  1975. 彼女はもうすでにこの巨人に対する
  1976. 興味を失ったのでしょう。
  1977.  
  1978. navi_chara27_5
  1979. [b]Paris:[/b]
  1980. 興味を失ったからってこんな大きな存在を
  1981. 放っておいたっていうの?
  1982.  
  1983. navi_chara37_0
  1984. [b]Mora:[/b]
  1985. 悠久の時を生きる彼女にとって
  1986. それは些細なこと。
  1987.  
  1988. あなたたちも気を付けてください。
  1989. 今は彼女の興味の対象のようですが、
  1990. それがいつ覚めるかは私にもわかりません。
  1991.  
  1992. navi_chara27_4
  1993. [b]Paris:[/b]
  1994. 興味が無くなるとどうなるというの?
  1995.  
  1996. navi_chara37_0
  1997. [b]Mora:[/b]
  1998. あの巨人のように放っておかれるだけ。
  1999. 何の興味も持たれずそのまま永遠に……。
  2000.  
  2001. navi_chara30_6
  2002. [b]Seria:[/b]
  2003. それは…何かイヤね……。
  2004.  
  2005. navi_chara27_8
  2006. [b]Paris:[/b]
  2007. ええ、そうね……。
  2008.  
  2009. navi_chara27_4
  2010. {Summoner}、負けるわけには
  2011. いかないわよ……。
  2012.  
  2013. navi_chara37_0
  2014. [b]Mora:[/b]
  2015. フフッ、殊勝な心がけです。
  2016.  
  2017. では、私から特別に重要な情報を
  2018. お伝えしましょう。
  2019. 今はそのために、ここへ来たのですから。
  2020.  
  2021. navi_chara30_3
  2022. [b]Seria:[/b]
  2023. 重要な情報?
  2024. 罠に繋がる情報じゃなくて?
  2025.  
  2026. navi_chara37_0
  2027. [b]Mora:[/b]
  2028. いえ、今のあなたたちにとっては
  2029. 本当に重要な情報です。
  2030.  
  2031. あの破壊神カルナ・マスタと戦うかを
  2032. 迷っているあなたたちにとっては。
  2033.  
  2034. navi_chara27_4
  2035. [b]Paris:[/b]
  2036. ……当然のようにその情報は
  2037. 知っているのね。
  2038.  
  2039. navi_chara37_0
  2040. [b]Mora:[/b]
  2041. あなたたちは自分たちが魔神が支配する地に
  2042. いることを忘れてはいけません。
  2043. いつだって私たちの目と耳は
  2044. あなたたちに向かっているのですから。
  2045.  
  2046. navi_chara30_2
  2047. [b]Seria:[/b]
  2048. そんな大げさに言って脅しても無駄よ。
  2049. すべてを見聞きしてるなら
  2050. 私たちはとっくにあなたにやられてるわ。
  2051.  
  2052. navi_chara37_0
  2053. [b]Mora:[/b]
  2054. フフッ、わざと生かされてるとは
  2055. 考えないのですね。
  2056.  
  2057. navi_chara30_0
  2058. [b]Seria:[/b]
  2059. ……この話はもういいわ。
  2060. それよりその情報を早く教えて。
  2061.  
  2062. navi_chara37_0
  2063. [b]Mora:[/b]
  2064. そうですね。アム=ユノスと違い
  2065. 私たちの時間は限られているのでしたね。
  2066.  
  2067. …………。
  2068.  
  2069. ルシアスとかいう神により
  2070. この地に封じられたカルナ・マスタは
  2071. この地に降りた後、私を含めた8体の
  2072. 魔神によりさらなる封印を施されています。
  2073.  
  2074. navi_chara27_5
  2075. [b]Paris:[/b]
  2076. 8体の魔神……。
  2077.  
  2078. navi_chara37_0
  2079. [b]Mora:[/b]
  2080.  
  2081. ええ、シュスイやモルデリム、アム=ユノス
  2082. 六鎧ベイオルグに魅入られた魔神、
  2083. それと、支配する地を捨て封印を守る魔神、
  2084. ファル・ナーガの地を支配する魔神、
  2085. それに私を加えた8体の魔神により
  2086. カルナ・マスタは封じられたのです。
  2087.  
  2088. navi_chara30_3
  2089. [b]Seria:[/b]
  2090. モーラ、どうしてあなたちは
  2091. カルナ・マスタを封印したの?
  2092.  
  2093. それだけ力を持った魔神たちなら
  2094. 封印せずに倒せそうなものだけど。
  2095.  
  2096. navi_chara37_0
  2097. [b]Mora:[/b]
  2098. いえ、残念ながら当時の私たちでは
  2099. それを封印するのが限界でした。
  2100. しかも、ただ封印するのではなく
  2101. 自分の力の一部とともに封じることでしか。
  2102.  
  2103. navi_chara27_5
  2104. [b]Paris:[/b]
  2105. 自分の力の一部とともに?
  2106.  
  2107. navi_chara37_0
  2108. [b]Mora:[/b]
  2109. この地に降り立ったカルナ・マスタは
  2110. ルシアスと人に対する怒りで
  2111. 破壊の限りを尽くしました。
  2112. 未だその傷跡はこの地に残っています。
  2113.  
  2114. 当時、この地を支配していた
  2115. メロードを除く7体の魔神は
  2116. さすがにその危険を感じ
  2117. それぞれがカルナ・マスタに挑みましたが
  2118. その暴威の前では何もできませんでした。
  2119.  
  2120. そして我々が絶望にくれる中、
  2121. メロードが現れ我々に策を提案したのです。
  2122. 自身の力とともにカルナ・マスタを
  2123. 封じる術を使う策を。
  2124.  
  2125. その術はなんとか成功し、
  2126. 私たちはカルナ・マスタの力を
  2127. 封印することができました。
  2128.  
  2129. それぞれが持つ強大な力も
  2130. 同時に封印しながら。
  2131.  
  2132. navi_chara27_4
  2133. [b]Paris:[/b]
  2134. では、今のあなたたちは本来の力では
  2135. 無いというの?
  2136.  
  2137. navi_chara37_0
  2138. [b]Mora:[/b]
  2139. 当然です。
  2140. でなければ、私たちが人ごときに
  2141. 遅れを取ることなどありません。
  2142.  
  2143. navi_chara27_4
  2144. [b]Paris:[/b]
  2145. …………。
  2146.  
  2147. navi_chara30_0
  2148. [b]Seria:[/b]
  2149. つまり、すべての魔神を倒したら
  2150. やっぱりカルナ・マスタは復活するのね?
  2151.  
  2152.  
  2153. navi_chara37_0
  2154. [b]Mora:[/b]
  2155. いえ、そうはなりません。
  2156.  
  2157. navi_chara30_3
  2158. [b]Seria:[/b]
  2159. どういうこと?
  2160.  
  2161. navi_chara37_0
  2162. [b]Mora:[/b]
  2163. 私たちが封印に成功したのは
  2164. あくまでカルナ・マスタの力だけ。
  2165.  
  2166. カルナ・マスタ自身は
  2167. 傷ついた体を癒やすため
  2168. この地のどこかで眠っているのでしょう。
  2169.  
  2170. navi_chara30_2
  2171. [b]Seria:[/b]
  2172. わかったわ。
  2173. やっぱりティリスを救うためには
  2174. カルナ・マスタは倒さなくちゃダメなのね。
  2175.  
  2176. navi_chara30_0
  2177. モーラ、ありがとう。
  2178. あなたのおかげで私も覚悟ができたわ。
  2179.  
  2180. navi_chara37_0
  2181. [b]Mora:[/b]
  2182. 私がウソを言っているとは
  2183. 思わないのですか?
  2184.  
  2185. navi_chara30_1
  2186. [b]Seria:[/b]
  2187. 別にウソでもいいわよ。
  2188. どちらにしろ、この地にある脅威は
  2189. 全部どうにかしないといけないしね。
  2190.  
  2191. navi_chara30_0
  2192. ねえ、モーラひとつだけ聞かせて。
  2193. あなたはティリスを開放するための
  2194. 障害になるの?
  2195.  
  2196. navi_chara37_0
  2197. [b]Mora:[/b]
  2198. それは、わかりません。
  2199. 私の目的をあなたたちが
  2200. どう理解するかですから……。
  2201.  
  2202. navi_chara30_6
  2203. [b]Seria:[/b]
  2204. そう……でも、私はそうならないと
  2205. いいなって最近は思うようになったの。
  2206. それだけは覚えておいてね。
  2207.  
  2208. navi_chara37_0
  2209. [b]Mora:[/b]
  2210. …………。
  2211.  
  2212. navi_chara30_0
  2213. [b]Seria:[/b]
  2214. それじゃあ、パリス、{Summoner}、
  2215. 先に進みましょう。
  2216. とりあえずこの地の魔神は
  2217. どうにかしないといけなそうだしね。
  2218.  
  2219. navi_chara27_5
  2220. [b]Paris:[/b]
  2221. あ、セリア待って!
  2222.  
  2223. navi_chara37_0
  2224. [b]Mora:[/b]
  2225. セリア、私はウソは言っていません。
  2226. ただ、伝えていないことがあるだけ……。
  2227.  
  2228. ……縛られているのは巨人だけでは
  2229. ないようですね。
  2230. 私もまた縛られているのでしょう。
  2231. 今は亡き存在が掲げた理想に……。
  2232.  
  2233. …………。
  2234.  
  2235. そろそろ出てきたらどうですか?
  2236. コソコソするのはあなたらしく
  2237. ないのでは?
  2238.  
  2239.  
  2240.  
  2241. navi_chara32_0
  2242. [b]Shushui:[/b]
  2243. 我が名は闘魔武神シュスイ。
  2244. 最強を目指す魔神。
  2245.  
  2246. モーラよ。
  2247. お前の暗躍は我が目的の邪魔になる。
  2248. この地で滅びるがいい。
  2249.  
  2250. navi_chara37_0
  2251. [b]Mora:[/b]
  2252. 相変わらずくだらない存在ですね……。
  2253. 自身が私におびき出されたとは
  2254. 考えないのですか?
  2255.  
  2256. あなたが強くなるための生贄は
  2257. もうこの地にほとんど残っていません。
  2258. これ以上、あなたが強くなる前に
  2259. 私の手で直接滅ぼしてあげましょう。
  2260.  
  2261. 最強などというくだらない幻想に
  2262. 捕らわれたあなたの目標など
  2263. 私の理想の前ではゴミのような
  2264. 存在でしかないのですから。
  2265. [/spoiler][spoiler=Part 7]navi_chara54_0
  2266. [b]アム=ユノス:[/b]
  2267. 待っていたよ。
  2268. {Summoner}。
  2269. それに、セリアとパリスでいいのかな?
  2270.  
  2271. navi_chara30_0
  2272. [b]Seria:[/b]
  2273. アンタがこの地を支配する魔神ね。
  2274.  
  2275. navi_chara30_2
  2276. で、アンタが{Summoner}に
  2277. 話したことは本当なの?
  2278. だったら私はアンタと
  2279. 戦うことになるんだけど。
  2280.  
  2281. navi_chara27_0
  2282. [b]Paris:[/b]
  2283. セリア、落ち着いて。
  2284. まだ敵だって決まったわけじゃないわ。
  2285.  
  2286. navi_chara27_4
  2287. アム=ユノス、あなたの目的は何?
  2288.  
  2289. navi_chara54_0
  2290. [b]アム=ユノス:[/b]
  2291. う~ん、{Summoner}とセリア、
  2292. 君たち2人はいいんだけど、
  2293. パリスはまだダメだね。
  2294. まだ覚悟が足りてないんじゃないかい?
  2295. また君は流されていやしないかい?
  2296. ボクの目的がどうこうじゃなくて
  2297. 君が何をしたいのかを考えなよ。
  2298. そうでなければ、
  2299. 君は再び自分を見失うことになるよ。
  2300.  
  2301. これは禍魔刻神としての予言ではなくて
  2302. 単なる君への助言さ。
  2303.  
  2304. navi_chara27_5
  2305. [b]Paris:[/b]
  2306. な……。
  2307.  
  2308. navi_chara54_0
  2309. [b]アム=ユノス:[/b]
  2310. さあ、みんな!
  2311. ボクを早く倒して
  2312. カルナ・マスタへの道を切り開きなよ!
  2313. 新たな混沌が君たちを待っているんだから!
  2314.  
  2315. でも、ボクも簡単にやられやしないよ。
  2316. ボクは死にたがりだけど
  2317. 自分からは死ねない。
  2318. そういう存在だからね♪
  2319.  
  2320. navi_chara30_2
  2321. [b]Seria:[/b]
  2322. どういうこと?
  2323.  
  2324. navi_chara54_0
  2325. [b]アム=ユノス:[/b]
  2326. アハハハハッ、
  2327. そういうことさ♪
  2328.  
  2329. さて、それじゃあボクはこの先で
  2330. 待たせてもらうとするよ。
  2331. ボクのことを放っておいて
  2332. 色々な話をしてたんだ。
  2333. これくらいの嫌がらせは
  2334. させてもらわないとね♪
  2335.  
  2336. あ、そうそう、{Summoner}!
  2337. 君はカルナ・マスタの封印された力が
  2338. どうなっているか知っているのかい?
  2339. 知らずに動いているなら
  2340. 君はカルナ・マスタ以上に
  2341. 混沌の申し子なのかもね。
  2342. ルシアスもとんでもない子に
  2343. 力を与えちゃったもんだね。
  2344. まあ、ボクには関係無いことだけど。
  2345.  
  2346. それじゃあ、また後でねー。
  2347. バイバーイ♪
  2348.  
  2349. navi_chara27_8
  2350. [b]Paris:[/b]
  2351. …………。
  2352.  
  2353. navi_chara30_2
  2354. [b]Seria:[/b]
  2355. なんなのよ、アレは!
  2356.  
  2357. パリス、気にする必要はないわよ!
  2358. あんなのさっさと倒して
  2359. 先に進みましょう!
  2360.  
  2361. navi_chara27_0
  2362. [b]Paris:[/b]
  2363. セリア、ありがとう。
  2364. でも、私は冷静よ。
  2365. アム=ユノスの計り知れない強さくらいは
  2366. しっかりと感じられているもの。
  2367.  
  2368. navi_chara30_0
  2369. [b]Seria:[/b]
  2370. そっか、じゃあ何も言わなくても平気ね。
  2371.  
  2372. navi_chara30_2
  2373. それより、混沌の申し子様!
  2374. アンタ、他で面倒なことしてたり
  2375. しないでしょうね?
  2376.  
  2377. …………。
  2378.  
  2379. navi_chara30_5
  2380. ハアー、まあいいか。
  2381. アンタのやることをいちいち気にしてたら
  2382. こっちももたないわ。
  2383.  
  2384. navi_chara30_0
  2385. それじゃあ2人とも行きましょう。
  2386. 何を考えているか知らなけど、
  2387. ティリス復活の邪魔をするつもりなら
  2388. アム=ユノスも倒すだけよ!
  2389.  
  2390. navi_chara27_4
  2391. [b]Paris:[/b]
  2392. そうね。
  2393. 私も迷ったりはしない。
  2394. まずは、アム=ユノスと戦うだけ。
  2395.  
  2396. navi_chara27_0
  2397. {Summoner}、私が迷ったら
  2398. 背中を押してね。
  2399.  
  2400. 言葉じゃなくてもいいの。
  2401. あなたのその行動が
  2402. いつも私を勇気付けてくれるから。[/spoiler][spoiler=Part 7-2]navi_chara54_0
  2403. [b]アム=ユノス:[/b]
  2404. アハハハハッ、やっぱり君たちは面白いよ!
  2405. 力を失っているとはいえ、
  2406. 人間がこのボクを倒すんだからね!
  2407.  
  2408. その召喚術という力、
  2409. カルナ・マスタの呪いかい?
  2410. だとしたら、カルナ・マスタを倒したら
  2411. どうなってしまうんだろうね?
  2412.  
  2413. まあ、ボクにはもう関係無いことか。
  2414.  
  2415. さて、ボクのこの力は誰が
  2416. 手に入れるんだろう?
  2417. うーん、魔神たちも
  2418. また混沌としてきそうだなー。
  2419. これぞイシュグリアて感じだね!
  2420.  
  2421. それじゃあ、バイバイ。
  2422.  
  2423. あ、でも{Summoner}、
  2424. 君とはまたすぐに会えるかもね。
  2425. きっとそれはボクじゃない
  2426. 違うボクだろうけど……。
  2427.  
  2428.  
  2429.  
  2430. navi_chara27_5
  2431. [b]Paris:[/b]
  2432. 不思議な魔神だったわね……。
  2433.  
  2434. navi_chara30_5
  2435. [b]Seria:[/b]
  2436. 本当、何を考えてるか
  2437. 最後までわからなかったわ……。
  2438.  
  2439. navi_chara30_0
  2440. でも、これでまた1つ
  2441. 魔神の脅威は払われた。
  2442. シュスイとモーラを除けば
  2443. 残りは2体ね。
  2444.  
  2445. navi_chara27_8
  2446. [b]Paris:[/b]
  2447. 片方はカルに関係する魔神なのかしら……。
  2448.  
  2449. それに、アム=ユノスが言っていた
  2450. カルナ・マスタを倒した後に
  2451. 召喚術がどうなるかも気になるわね……。
  2452.  
  2453. navi_chara30_0
  2454. [b]Seria:[/b]
  2455. 考えるだけ無駄よ。
  2456. どうせ私たちが色々考えたって
  2457. 裏でコソコソ動くヤツは出てくるんだから。
  2458.  
  2459. navi_chara30_5
  2460. そろそろ、あのベルツってヤツが
  2461. 出てきそうなタイミングだと思わない?
  2462.  
  2463. navi_chara27_8
  2464. [b]Paris:[/b]
  2465. セリア、止めて……。
  2466. そんなことを言うと
  2467. 本当に出てきそう……。
  2468.  
  2469.  
  2470. ドーーーーン!
  2471.  
  2472.  
  2473. navi_chara27_5
  2474. [b]Paris:[/b]
  2475. な、なに!?
  2476.  
  2477.  
  2478. [b]???:[/b]
  2479. ミーファよ、もう逃げられると思うなよ。
  2480.  
  2481. navi_chara15_0
  2482.  
  2483.  
  2484. navi_chara30_3
  2485. [b]Seria:[/b]
  2486. オーン様……。
  2487.  
  2488. それにアンタは……ミーファ!
  2489.  
  2490. navi_chara48_0
  2491. [b]Mifa:[/b]
  2492. 老いぼれめ……。
  2493.  
  2494. 貴様なぞに正面からでも
  2495. 負けはしない!
  2496.  
  2497. navi_chara15_0
  2498. [b]Owen:[/b]
  2499. ほう、若造がぬかしたな。
  2500. いいだろう。
  2501. ならば貴様にハンデをくれてやる。
  2502.  
  2503. {Summoner}よ!
  2504. お主はミーファに力を貸せ!
  2505. お主ら2人でかかってくるがいい!
  2506.  
  2507. navi_chara48_0
  2508. [b]Mifa:[/b]
  2509. ふざけるな!
  2510. 俺との戦いですでにボロボロの体で
  2511. さらにハンデだと!?
  2512. それがお前の過信であることを
  2513. 思い知らせてやる!
  2514.  
  2515. {Summoner}、
  2516. 俺について来い!
  2517. この年寄りをどうにかしないと
  2518. お前たちの未来も不幸になるぞ!
  2519.  
  2520. navi_chara30_5
  2521. [b]Seria:[/b]
  2522. {Summoner}、あきらめるのね。
  2523. この状況からは逃げられないわよ。
  2524.  
  2525. navi_chara27_1
  2526. [b]Paris:[/b]
  2527. {Summoner}、
  2528. がんばって……。
  2529.  
  2530. navi_chara27_8
  2531. 死なない程度にね……。
  2532.  
  2533. navi_chara48_0
  2534. [b]Mifa:[/b]
  2535. 行くぞ!
  2536. オーン!
  2537. イシュグリア先遣隊の無念、
  2538. 今、ここで晴らしてやる!
  2539.  
  2540. navi_chara15_0
  2541. [b]Owen:[/b]
  2542. 来るがいい!
  2543. いつまでも亡霊にとり憑かれた愚か者よ![/spoiler][spoiler=Ending]navi_chara15_0
  2544. [b]Owen:[/b]
  2545. グッ……。
  2546.  
  2547. navi_chara30_3
  2548. [b]Seria:[/b]
  2549. ウソ……オーン様が……。
  2550.  
  2551. navi_chara27_4
  2552. [b]Paris:[/b]
  2553. {Summoner}、大丈夫?
  2554.  
  2555. navi_chara48_0
  2556. [b]Mifa:[/b]
  2557. 俺はやったのか……。
  2558.  
  2559. グリフさん、ロアさん、クランツさん……
  2560. 俺は…俺は遂にオーンを倒しました!
  2561.  
  2562. {Summoner}よ。
  2563. お前の協力に感謝する。
  2564. 手負いとはいえ、オーンをここまで
  2565. 追い込めたのはお前の力があったからだ。
  2566.  
  2567. これで俺は前に進める。
  2568. 先輩たちのことを忘れること無く
  2569. 胸の奥にしまってな……。
  2570.  
  2571. navi_chara27_8
  2572. [b]Paris:[/b]
  2573. ミーファさん……。
  2574.  
  2575. navi_chara48_0
  2576. [b]Mifa:[/b]
  2577. {Summoner}、そしてその仲間の
  2578. 召喚師たちよ。
  2579. お前たちの協力に感謝して
  2580. 俺が知っている情報を教えてやる。
  2581.  
  2582. イシュグリア先遣隊が命がけで
  2583. 調査した情報、
  2584. カルナ・マスタが封じられた地の
  2585. 情報をな。
  2586.  
  2587. navi_chara27_5
  2588. [b]Paris:[/b]
  2589. 先遣隊の目的はそれだったのね……。
  2590.  
  2591. navi_chara48_0
  2592. [b]Mifa:[/b]
  2593. そうだ。
  2594. 俺たちはこのイシュグリアで魔神たちに
  2595. 追われる中、その任務を遂行していた。
  2596. そして、それらしき地を発見しながらも
  2597. それを持ち帰ることができなかった。
  2598.  
  2599. 召喚院の援軍が届かなかったためにな。
  2600.  
  2601. navi_chara15_0
  2602. [b]Owen:[/b]
  2603. …………。
  2604.  
  2605. navi_chara48_0
  2606. [b]Mifa:[/b]
  2607. フン、まあいい。
  2608. それは別の話だ。
  2609.  
  2610. {Summoner}よ。
  2611. お前は進むのだろう?
  2612. カルナ・マスタを倒すために。
  2613.  
  2614. それが召喚老たちの意志と知りながら
  2615. アクラスの遺志を継ぐのだろう?
  2616. お前の大切な何かを救うために。
  2617.  
  2618. ならば進むがいい。
  2619. お前たちが目指すべき場所の名はメノン。
  2620. そこにカルナ・マスタは眠っている。
  2621.  
  2622. 世界を滅ぼす力を取り戻すため
  2623. 傷を癒やしながらな……。
  2624.  
  2625. navi_chara30_0
  2626. [b]Seria:[/b]
  2627. メノン……。
  2628. それが私たちが目指す場所……。
  2629.  
  2630. navi_chara48_0
  2631. [b]Mifa:[/b]
  2632. だが、その前にお前たちは2つの場所を
  2633. 進まねばならない。
  2634.  
  2635. 1つは竜の力を持つ魔神が支配する地
  2636. ファル・ナーガ。
  2637.  
  2638. 1つはかつて多くの魔神を従えた国家が
  2639. 存在した地、エストリア。
  2640.  
  2641. その2つを越えた時、
  2642. お前たちはメノンに進む資格を得るだろう。
  2643.  
  2644. navi_chara27_1
  2645. [b]Paris:[/b]
  2646. 資格?
  2647. それはどんな資格なの?
  2648.  
  2649. navi_chara48_0
  2650. [b]Mifa:[/b]
  2651. 残念だが俺が知るのはここまでだ。
  2652. その先はお前たち自身の力で調べるがいい。
  2653.  
  2654. navi_chara30_3
  2655. [b]Seria:[/b]
  2656. どこに行くの?
  2657.  
  2658. navi_chara48_0
  2659. [b]Mifa:[/b]
  2660. さあな。
  2661. 俺の居場所などどこにも無い。
  2662.  
  2663. navi_chara30_0
  2664. [b]Seria:[/b]
  2665. 私たちと一緒に行かない?
  2666. {Summoner}と一緒に戦ったのも
  2667. 何かの縁だしさ。
  2668.  
  2669. もう、召喚老様たちとの
  2670. わだかまりもないんでしょう?
  2671.  
  2672. navi_chara48_0
  2673. [b]Mifa:[/b]
  2674. 悪いがそれは断らせてもらう。
  2675. さっきは成り行きでともに戦ったが、
  2676. 今さら召喚院の者とともに戦うのには
  2677. どうにも抵抗がある。
  2678.  
  2679. それに、グラデンスへの
  2680. 嫌悪感はまだ消えてはいない。
  2681.  
  2682. オーンよ。
  2683. グラデンスに伝えておけ。
  2684. 貴様のつまらなぬ策など無くても
  2685. 俺はお前らに負けはしないとな。
  2686.  
  2687. navi_chara15_0
  2688. [b]Owen:[/b]
  2689. フン、知るか。
  2690. お前が自分で伝えろ。
  2691.  
  2692. navi_chara48_0
  2693. [b]Mifa:[/b]
  2694. ……そうだな。
  2695. 俺自身の言葉で伝えるとしよう。
  2696.  
  2697. {Summoner}、お前とはまたすぐに
  2698. 会うような気がする。
  2699. それまでにお互いに腕を磨くとしよう。
  2700.  
  2701. 俺も本気のお前と
  2702. 戦ってみたくなったのでな。
  2703.  
  2704. navi_chara30_0
  2705. [b]Seria:[/b]
  2706. 行っちゃったわね……。
  2707.  
  2708. navi_chara27_4
  2709. [b]Paris:[/b]
  2710. ええ、でもこれで最終目的地は
  2711. はっきりとしたわね。
  2712.  
  2713. navi_chara30_0
  2714. [b]Seria:[/b]
  2715. メノンか……。
  2716.  
  2717. navi_chara30_5
  2718. まあでもそこに辿り着くまで
  2719. まだ色々大変そうだけどね。
  2720.  
  2721. navi_chara27_1
  2722. [b]Paris:[/b]
  2723. そうね……。
  2724.  
  2725. navi_chara27_8
  2726. カルにルジーナにベルツ、
  2727. それにまだ出会っていない魔神。
  2728. まだまだ問題は山積みね……。
  2729.  
  2730. navi_chara30_3
  2731. [b]Seria:[/b]
  2732. それはそうとオーン様、
  2733. 大丈夫ですか?
  2734.  
  2735. navi_chara15_0
  2736. [b]Owen:[/b]
  2737. 貴様に心配されるほどではない。
  2738.  
  2739. navi_chara30_1
  2740. [b]Seria:[/b]
  2741. それにしても、実はお優しいんですね。
  2742. 体力が回復しても
  2743. 襲いかかったりしないんなんて。
  2744.  
  2745. navi_chara15_0
  2746. [b]Owen:[/b]
  2747. フン……。
  2748. それよりも、とっとと先へ進め。
  2749. お前たちが言ったように
  2750. やるべきことは山積みなのだろう。
  2751.  
  2752. それと、{Summoner}よ。
  2753. 調子に乗るんじゃないぞ。
  2754. 次に戦った時も同じように
  2755. 勝てると思わないことだな。
  2756. 俺の全盛期は常に
  2757. その瞬間なのだから。
  2758.  
  2759. navi_chara30_0
  2760. [b]Seria:[/b]
  2761. …怖いセリフですね。
  2762. それじゃあパリス、{Summoner}、
  2763. 行きましょう。
  2764.  
  2765. navi_chara30_1
  2766. 敗北感に打ちひしがれている
  2767. オーン様をそっとしておくのも優しさよ。
  2768.  
  2769. navi_chara27_7
  2770. [b]Paris:[/b]
  2771. ちょ、ちょっとセリア!
  2772.  
  2773. navi_chara30_0
  2774. [b]Seria:[/b]
  2775. こんな時くらいしか言えないでしょう。
  2776.  
  2777. {Summoner}も
  2778. しっかり言っておきなさい。
  2779.  
  2780. navi_chara30_1
  2781. 勝者の言葉をオーン様に向けてね♪
  2782.  
  2783. navi_chara15_0
  2784. [b]Owen:[/b]
  2785. セリア、覚悟はできているということか?
  2786.  
  2787. navi_chara30_1
  2788. [b]Seria:[/b]
  2789. アハハハハッ、冗談です♪
  2790.  
  2791. さあ、2人とも行くわよー!
  2792.  
  2793. navi_chara27_5
  2794. [b]Paris:[/b]
  2795. セリアちょっと待ってって!
  2796.  
  2797. navi_chara27_1
  2798. {Summoner}も急ぎましょう!
  2799. オーン様の気が変わらないうちに!
  2800.  
  2801.  
  2802. [b]???:[/b]
  2803. 賑やかな連中は行ったようじゃな。
  2804.  
  2805.  
  2806. navi_chara15_0
  2807. [b]Owen:[/b]
  2808. グラデンスか。
  2809.  
  2810.  
  2811. navi_chara10_0
  2812. [b]Grahdens:[/b]
  2813. オーンよ。
  2814. 今回はすまなかったな。
  2815. お前に損な役割をさせてしまった。
  2816.  
  2817. navi_chara15_0
  2818. [b]Owen:[/b]
  2819. フン、どうせなんとかミーファを
  2820. ワシに勝たせたかったのじゃろうが
  2821. 貴様が仕掛けた罠など
  2822. どれもこれも効きはしないわ。
  2823.  
  2824. 純粋に奴らが強くなっていた。
  2825. ただそれだけだ。
  2826.  
  2827. navi_chara10_1
  2828. [b]Grahdens:[/b]
  2829. フォッフォッフォッ、
  2830. 相変わらず不器用な男じゃのー。
  2831. その言葉を先ほどかけてやれば
  2832. また違っていただろうに。
  2833.  
  2834. navi_chara15_0
  2835. [b]Owen:[/b]
  2836. 知らん。
  2837.  
  2838. なぜ自分の敗北を相手の前で
  2839. 認めねばならんのだ。
  2840.  
  2841. navi_chara10_4
  2842. [b]Grahdens:[/b]
  2843. そうじゃな……。
  2844.  
  2845. navi_chara15_0
  2846. [b]Owen:[/b]
  2847. グラデンスよ。
  2848. お前は{Summoner}たちに
  2849. すべてを話したんだな。
  2850.  
  2851. navi_chara10_2
  2852. [b]Grahdens:[/b]
  2853. ああ、話した。
  2854.  
  2855. navi_chara15_0
  2856. [b]Owen:[/b]
  2857. そうか。
  2858. ならば何も言うまい。
  2859.  
  2860. あいつらがメノンを目指すのも自由。
  2861. 俺たちの前に立ち塞がるのも自由。
  2862.  
  2863. navi_chara10_0
  2864. [b]Grahdens:[/b]
  2865. そうじゃな……。
  2866.  
  2867. navi_chara15_0
  2868. [b]Owen:[/b]
  2869. だが、お前は信じているのだろう。
  2870. あいつらのこと、
  2871. それにお前の息子のことも。
  2872.  
  2873. navi_chara10_4
  2874. [b]Grahdens:[/b]
  2875. ワシの息子か……。
  2876.  
  2877. そうじゃな。
  2878. ワシは信じているんじゃろうな……。
  2879.  
  2880. navi_chara15_0
  2881. [b]Owen:[/b]
  2882. ならば俺たちも進むとするか。
  2883. こんな所でいつまでも休んでられん。
  2884.  
  2885. navi_chara10_3
  2886. [b]Grahdens:[/b]
  2887. お、お主、傷はもう大丈夫なのか?
  2888.  
  2889. navi_chara15_0
  2890. [b]Owen:[/b]
  2891. この程度の傷、
  2892. 動いているうちに治るわ。
  2893.  
  2894. navi_chara10_0
  2895. [b]Grahdens:[/b]
  2896. お主、本当に{Summoner}たちに
  2897. 負けたんじゃよな?
  2898.  
  2899. navi_chara15_0
  2900. [b]Owen:[/b]
  2901. 知らん。
  2902. あの戦いの結果はもう忘れた。
  2903.  
  2904. navi_chara10_3
  2905. [b]Grahdens:[/b]
  2906. フォッフォッフォッ、
  2907. そうだな、お主はそういう男じゃったな。
  2908.  
  2909. navi_chara10_0
  2910. では、ワシらも行くとしよう。
  2911. アクラスの遺志を継ぐ者として
  2912. カルナ・マスタを倒す戦いにの。
  2913.  
  2914.  
  2915.  
  2916.  
  2917.  
  2918. navi_chara28_0
  2919. [b]Lugina:[/b]
  2920. なるほどな。
  2921. 時代が変わっても
  2922. お前はやっぱり人間の敵になるってわけか。
  2923.  
  2924. …………。
  2925.  
  2926. 何を黙っているんだ?
  2927. それとも何も言い返せないのか?
  2928.  
  2929. navi_chara28_1
  2930. なあ、アークさんよー!
  2931.  
  2932.  
  2933. navi_chara18
  2934. [b]Ark:[/b]
  2935. …………。
  2936.  
  2937. navi_chara28_3
  2938. [b]Lugina:[/b]
  2939. ハハハハハッ、俺の予想は大的中って
  2940. ヤツだったみたいだな!
  2941. オモシレー状況じゃねーか!
  2942.  
  2943. さーて、それじゃあ俺は
  2944. どう動かせてもらうとするかな。
  2945.  
  2946. カル、{Summoner}、待ってろよ。
  2947. 俺がお前らに面白いものを
  2948. 見せてやるからよー。[/spoiler][img]http://i.imgur.com/UABQnvj.png[/img][Spoiler=Ex Opening][img]http://i.imgur.com/IuVM4wL.png[/img]
  2949. [b]謎の魔神:[/b]
  2950. お前か……。
  2951.  
  2952. 最近、封印の地を荒らしている
  2953. 人間というのは。
  2954.  
  2955. ……愚かな。
  2956. ならば教えてやろう。
  2957.  
  2958. 魔神たちの影が封じているもの。
  2959.  
  2960. それは破壊神カルナ・マスタの
  2961. 力そのものだ。
  2962.  
  2963. ……それでも去るつもりは
  2964. ないということか?
  2965.  
  2966. では、試させてもらうとしよう。
  2967.  
  2968. [b]カロン[/b]:
  2969. 我が名は封魔導神カロン。
  2970. 封印を守るだけに生きる存在。
  2971.  
  2972. お前が何者かを
  2973. 我が前に示すがいい![/spoiler][spoiler=Ex Clear]navi_chara48_0
  2974. [b]Mifa:[/b]
  2975. グッ……これが神をも倒した
  2976. 召喚師の本当の実力か……。
  2977.  
  2978. どうやら、オーンを倒せたのは
  2979. お前の力のおかげのようだな……。
  2980.  
  2981. ……{Summoner}よ。
  2982. たまにはここに来て力を試させてくれ。
  2983. 俺は人と競い磨き合う楽しさを
  2984. 再び思い出してしまったようなのでな。
  2985.  
  2986. ……そうだ。
  2987. お前にも一応、伝えておこう。
  2988. どうやら召喚院の連中が俺の
  2989. 擬似ユニットとやらを開発したらしい。
  2990. ロアさんが基礎研究は終わらせていたとは
  2991. 聞いていたが
  2992. 今の時代にもその研究を引き継げる
  2993. 才能があったのだな。
  2994.  
  2995. では、{Summoner}よ。
  2996. また再びここで会う時を
  2997. 楽しみにしているぞ。[/spoiler]
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