相手の口裏から大体のことは察せられる
くち-うら [0] 【口占・口裏】〔（２）が原義〕
（１）言い方から察せられる本心。相手が本心を推察できるような話しぶり。《口裏》「相手の―から大体のことは察せられる」
（２）人の言葉を聞いて、それで吉凶を占うこと。《口占》「源繁昌の―あり、とぞささやきける/盛衰記 27」

登極してやっと丸二年が過ぎたところだ
とう-きょく [0] 【登極】（名）天皇が位につくこと。即位。「新帝―の由にて/太平記 3」

室内に犯罪の証跡あり
しょう-せき [0] 【証跡】〔「しょうぜき」とも〕ある事が行われたという証拠となるあとかた。後々の証拠となるような痕跡（こんせき）。証拠。

物価が奔騰する
ほん-とう [0] 【奔騰】（名）激しい勢いであがること。物価や相場が急に騰貴することなどにいう。

後れ馳せにやって来る
おくれ-ばせ [0] 【後れ馳せ】人より遅れてかけつけること。「―にやって来る」

仁政を施す
じん-せい [0] 【仁政】為政者が人々を労り慈しむよい政治。「―を施す」

このような逸楽を味わったのははじめてであり、
いつ-らく [0] 【逸楽・佚楽】（名）気ままに遊び楽しむこと。「唯だ―して歳月を送れり/日本開化小史（卯吉）」

歌い声にかけては、神々にも類えられようほどのかたです
たぐ・う タグフ 【類ふ・比ふ】（動ハ四）それと同等のものとして並ぶ。匹敵する。相当する。「君達のかみなき御選びには，ましていかばかりの人かは―・ひ給はむ/源氏（帚木）」

国の基を築く
もと-い ―ヰ [2] 【基】〔「本居」の意〕物事の根本をなすところ。基礎。根幹。もと。「国の―を築く」

孔子の思想を継承し祖述して「孟子」を残す
そ-じゅつ [0] 【祖述】（名）先人の学説を受け継いで発展させること。「師の学説を―する」