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- 警察署で妹を抱きながら熱い涙を流す俺。妹は、俺の胸に顔を埋め、小さく泣く。
- 彼女だけを落ち着かせる為ではなく、自分も落ち着く為に彼女の柔らかくて黒い髪を優しく撫でる。
- 彼女は大きな目と泣きっ面で俺を見る。
- 「うう…お兄ちゃん、監獄はやだよ…」
- 「俺も嫌だ、ほむは…俺も…」
- 「しくしく・・・あたし、お嫁さんにいけいなくなったら、お兄ちゃんはどうする?」
- あんまり考えたくない質問なんだ。それより、まだ公式に公訴されてないから、考える必要はまだない。
- うまく説明出来たら、警察は心の底から容赦を見つけて許すかもしれない。
- が、日本では公訴された人の断罪率99%以上だ。日本人の生活はどんなに便利で面白いであろうと、今すぐ是非アメリカ人になりたい、
- 「アメリカ人にしてください!三食にハンバーガーを食べますから!レストランでチップをして、毎月の食料のお買い物をシニアカーでしますから!」
- 「お兄ちゃん(しく)、急に何を…」
- 俺は立ち、揚々と拳を上げる。
- 「YES WE CAN! HASTA LA VISTA, BABY!」
- 「お兄ちゃん…それ、英語じゃなくてオーストリア語でしょう…?」
- こんな日になってしまうと今朝俺に伝えたら、病院にいけと言い返したのだろう。しかし、運命のいたずらを全く知っていなかった…
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