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- Stage 6 Start:
- 【オフィサー】......生存者は一名だけなのね。
- 【麗】はい。他には誰も......。
- 【オフィサー】そう......。
- 【オフィサー】こんな戦略的価値も無い町を襲うなんて......。
- 【オフィサー】......それで、その子は?
- 【麗】怪我の方はたいした事ないようです。
- 【オフィサー】わかったわ、念の為に近郊の医療センターに連絡を取っておくわね。
- 【ノッティー】卑劣だよ......<スレイブ・ドッグ>の奴ら。
- 【オフィサー】......そう。
- 【オフィサー】これが私たちが戦っている相手の正体よ。
- 【オフィサー】みんな......よく覚えておいて。
- 【麗】気分......どう?
- 【少女】......。
- 【麗】......心配しなくてもいいよ。じきに医療センターに移れるからね。
- 【少女】......返して。
- 【麗】......えっ?
- 【少女】私の母さんと兄さんを返してよ!
- 【少女】あんたたち兵隊が殺した母さんと兄さんよ!
- 【麗】落ちついて。
- 【麗】......私たちは、あなたたちを傷つけたりしないよ。
- 【麗】あなたのお父さんやお兄さんの命を奪った連中は、私たちにまかせて。
- 【麗】きっと仇は討つから......。
- 【少女】そうやって、あんたたちは争いの火をまき散らすんだわ。
- 【麗】そんな事ないよ。私たちは<スレイブ・ドッグ>から、みんなを守る為に戦っているんだよ。
- 【麗】......信じて。
- 【少女】......兵隊はみんな同じよ。
- 【少女】やつらも、あんたらも!
- 【麗】......。
- 【千帆】......あなた......名前は?
- 【少女】......そんなの......聞いてどうするのよ。
- 【千帆】だって......名前、知らないと他人みたいじゃない。
- 【少女】......帰ってよ。
- 【少女】もう出てって。
- 【麗】......行こう、千帆。
- 【千帆】......ええ。
- 【千帆】......この次、来た時は、名前......教えてね。
- 【少女】......。
- 【千帆】かわいそうに......あの子......。
- 【麗】......今はそっとしておこう。
- 【千帆】うん。
- 【千帆】......ねぇ、麗。
- 【千帆】私たちがしている事って......間違っていないよね?
- 【麗】......あの子の言った事、気にしているのかい?
- 【千帆】......うん。
- 【麗】自信を持ちなよ、千帆。
- 【麗】......いつか、あの子だってわかってくれるさ。
- 【麗】きっとね。
- 【千帆】ええ......そうね。
- 【ゴールドマン】そうか......。やはり情報に間違いな。
- 【オフィサー】というと?
- 【ゴールドマン】君達が生存者を救出したという東ヨーロッパで、<スレイブ・ドッグ>の戦闘部隊の動きがあったらしい。
- 【ゴールドマン】それもかなり大規模な部隊だ。
- 【ゴールドマン】あの辺りは中東、中央アジアに次いで連中の活動の拠点となっているからな......。
- 【ゴールドマン】まずいな......まさかとは思うが連中、正面から戦闘をしかけるつもりか。
- 【オフィサー】まさか......ユーロアフリカの首都を?
- 【ゴールドマン】ああ、狙うとするならベルリンだな......。
- 【オフィサー】でも、それは考えられません。
- 【オフィサー】ユーロアフリカの国防軍は優秀です。いくら<スレイブ・ドッグ>でも正攻法で落とせる訳がありません。
- 【ゴールドマン】忘れたのかい? 奴らの切り札を?
- 【オフィサー】でも......まさか核を使うなんて......。
- 【オフィサー】共同軍の発足閣議はどうなったのです? こんな事態ならば他の国だって他人事では済まないはずです。
- 【ゴールドマン】残念ながら承認はまだだ。
- 【ゴールドマン】詳しい事はわかってないが、ラシアン国がためらっているらしい。
- 【ゴールドマン】どうも国家機密に関する事でもめているようだ。
- 【ジュリア】パンアメリカーナはどうなんです? 私の国は世界の警察としての威信は捨ててないはずよ。
- 【ゴールドマン】どの国も同じだよ。閣議で承認が下りない以上は動けないし、それに核の驚異を恐れている。
- 【ノッティー】私の国なら大丈夫だよ。何たって優秀な部隊が揃っているもん。
- 【ラーニャ】けど装備は<スレイブ・ドッグ>の方が優秀よ。
- 【ラーニャ】それに連中は実戦慣れしているわ......。
- 【ノッティー】でも......まだベルリンが襲われるって決まった訳でも無いじゃない。
- 【ノッティー】<スレイブ・ドッグ>だって、一国に攻めてくる程、馬鹿じゃないでしょ?
- 【ゴールドマン】諸君、聞いてくれ。
- 【ゴールドマン】たった今、ラシアン国とユーロアフリカ国間の非武装地帯に、国籍不明の戦闘部隊が確認された。
- 【ノッティー】!
- 【オフィサー】......やはり。
- 【ゴールドマン】国籍不明の戦闘部隊は、グダニスク、ワルシャワ、ルブリンで確認された模様だ。
- 【オフィサー】ユーロアフリカの国境警備軍はどうしたのです!?
- 【ゴールドマン】駄目だ......どうやら、ほぼ壊滅状態だ。
- 【ゴールドマン】......くそっ、またしても、こちらの打つ手が少し遅かったようだよ。
- 【ゴールドマン】オフィサー、出撃の準備を。
- 【ゴールドマン】ベルリン防衛の援護を頼む。
- 【オフィサー】了解。
- 【オフィサー】これより我々はユーロアフリカの首都ベルリンの防衛任務に参加する。
- 【オフィサー】首都防衛部隊を援護し、首都に近づくいかなるものも迎撃せよ。
- 【オフィサー】いい みんな? これは通常作戦ではないわ。それを忘れないで。
- 【オフィサー】よし、各機、第一級戦闘装備にて降下待機。
- 【千帆】麗......私......。
- 【麗】恐いかい?
- 【千帆】だって......これじゃ、まるで戦争だもの......。
- 【麗】......大丈夫。
- 【麗】千帆なら、うまくやれるよ。
- 【千帆】......私......戦う事を上手にするなんて......嫌。
- 【麗】どうしたんだよ、千帆......。
- 【千帆】......ごめんなさい。
- 【千帆】大丈夫......少し神経過敏になっただけ。
- 【千帆】......何だかいつもと感じが違うから。
- 【麗】ああ......そうかもしれない。
- 【麗】千帆が言うとおり、これは紛れもなく戦争だよ。
- 【麗】私たちの出る番じゃない......。
- 【麗】......千帆、あんたは後方でラーニャの援護を頼むよ。
- 【麗】これは命令だよ。
- 【千帆】......わかったわ。
- 【麗】よし、さぁ、急ごう。
- 【指揮官】スティール・フォックスの諸君、我々はユーロアフリカ軍の首都防衛部隊だ。
- 【指揮官】君らの協力に感謝する。
- 【指揮官】敵の侵攻部隊がまもなくやってくるはずだ。
- 【指揮官】諸君らは、我々と共に、この司令部ビルを守ってくれ。
- 【麗】了解した。
- 【ジュリア】麗! 司令部の守備はまかせるわよ!
- 【ノッティー】注意! 敵の制圧砲撃来ます!
- 【ノッティー】続いて、敵の侵攻部隊来ます!
- 【指揮官】敵の先鋒は空挺部隊だ。全機撃墜せよ!
- 【ノッティー】敵侵攻部隊の第二波来ます!
- 【ノッティー】は、速い....こ、これはいったい....!?
- 【指揮官】“アサルト・ライダース”隊か....。
- 【指揮官】各機、用心しろ! 敵は戦闘バイクの精鋭部隊だ。
- 【ノッティー】注意! 敵の主力部隊が急速接近中!
- 【ノッティー】重アサルト・ギアを中心した機甲部隊です!
- 【指揮官】全部隊へ告ぐ、いよい【指揮官】全部隊へ告ぐ、
- いよ大物ゲストがお出ましだ! 気を引き締めてかれ!
- 【指揮官】全部隊へ告ぐ、いよ大物ゲストがお出ましだ! 気を引き締めてかれ!
- 【麗】こちらスティール・フォックス! どうした!?
- 【戦車兵】現在、我々は、敵の機動兵器と交戦中! 至急、増援を求む!
- 【ノッティー】麗! 敵の大型兵器が首都に迫っているよ!
- 【麗】了解! 迎撃に向かう!
- 【戦車兵】ひるむな! 奴の足を集中して撃てっ!
- 【麗】あれは....防衛部隊の戦車中隊!
- 【麗】!
- 【麗】....ひどい....なんて事を!
- 【オフィサー】 麗、シールドの出力が低下しているわよ。気をつけて!
- 【麗】くっ....このまじゃ、ゼロのエネルギーがもちそうもない。
- 【麗】....!?
- 【千帆】麗を傷つけないでっ!
- 【麗】!....千、千帆!?
- 【麗】千帆ーーっ!
- Stage 6 End:
- 【デーニッツ】そうか......双方相打ちとならば、まぁよかろう。
- 【デーニッツ】この作戦は元から、我が機動猟兵部隊を捨て石にした陽動作戦だ、仕方があるまい。
- 【エリカ】しかし将軍......これで、我々はヨーロッパ各地の補給拠点も失う事になります。
- 【エリカ】我が方のアサルト・ギアの残存数も、中東のわずかな数しか残されておりません。
- 【エリカ】本当にこれでよいのですか?
- 【デーニッツ】あわてるな......これからが正念場だ。
- 【デーニッツ】グレイ・ゴースト作戦は第二段階に入る。
- 【エリカ】では、中東の機動艦隊を動かすのですか?
- 【デーニッツ】うむ......今ならば、ユーロアフリカ軍も手出しできまいからな。
- 【デーニッツ】残るはエイジアとパンアメリカーナを落とすのみだ。
- 【エリカ】ラシアン国はどうするのです?
- 【エリカ】彼らがこのまま黙っているはずがありません。
- 【デーニッツ】それならば心配は無い。
- 【デーニッツ】ラシアンと取り引きをするつもりだ。
- 【エリカ】......取り引き?
- 【デーニッツ】フフフッ......忘れたか? 我々が奴らの急所を握っている事を。
- 【エリカ】ラシアン国が取り引きに応じるでしょうか?
- 【デーニッツ】あたりまえだ。
- 【デーニッツ】奴らにとってあれは核よりも効果がある。
- 【エリカ】......。
- 【デーニッツ】どうした? 浮かぬ顔だな?
- 【デーニッツ】心配せずとも全てうまくいく。私を信じろ。
- 【デーニッツ】さあ、
- そろ我が古巣<砂漠の城>に到着する。
- 【デーニッツ】<スティール・フォックス>の連中が、あそこを嗅ぎ付けるのも時間の問題だろう。
- 【デーニッツ】到着し次第、準備にとりかかれ。
- 【エリカ】はい......。
- 【千帆】......麗。
- 【麗】気がついたかい?
- 【千帆】あ......私......。
- 【麗】いいんだよ、そのまま少し休みな。
- 【千帆】......私......どうしたの?
- 【麗】覚えてないのかい?
- 【千帆】......ええ。
- 【千帆】そうだわ......麗、作戦はどうなったの? 他のみんなは?
- 【麗】大丈夫、みんな無事だよ。
- 【麗】ユーロアフリカ軍はかなりの損害を出したみたいだけど、<スレイブ・ドッグ>を追い払う事には成功したよ。
- 【千帆】そう......よかった。
- 【麗】......千帆......本当に何も覚えていないんだね。
- 【千帆】うん......。
- 【千帆】......麗、教えて。私、いったいどうしたの?
- 【麗】あんたが私の事、救ってくれたんだよ。
- 【千帆】私が......麗を?
- 【麗】ああ。
- 【千帆】でも......どうやって......。
- 【麗】詳しい事は私にはわからないよ。
- 【麗】ただ、あの時の<シュペル・フォックス>の動き、あれは普通じゃなかった。
- 【麗】あのアサルト・ギアにあんな仕掛があったなんて、オフィサーも知らなかったらしい。
- 【千帆】......。
- 【麗】千帆......あんた何か知ってるのかい?
- 【千帆】......わからない。
- 【千帆】私はただ麗を守りたいと思って必死になっていただけだもの......。
- 【千帆】......私、あれに乗るの何だか恐い。
- 【千帆】あれを操縦していると、自分が自分でなくなっていく気がするの......。
- 【麗】......そういえば前に聞いた事があったね。
- 【麗】あの機体に千帆の思考を読みとりトレースする操縦システムが登載されているって話。
- 【千帆】......ええ。
- 【麗】どうもそれだけの操縦システムとは思えないね......。
- 【麗】あんな事があった後じゃなおさら。
- 【千帆】......。
- 【麗】ともかく、千帆、あんたはしばらく休んで。
- 【麗】オフィサーには私の方から報告しておくから。
- 【千帆】大丈夫......もう動けるわ。
- 【千帆】いつまでも、こんなところで休んでいる訳にはいかないもの。
- 【千帆】それに大事な作戦だって控えているんでしょう?
- 【麗】......しょうがないね。本当に大丈夫なのかい?
- 【千帆】ええ。
- 【千帆】だって麗がずっと側にいてくれたんだもの。
- 【千帆】......ありがとう。麗。
- 【麗】馬鹿だね......そんなのあたりまえだよ。
- 【女】んんっ......!
- 【アンジュ】ほら......おとなしくしなさいってば。
- 【エミリー】ダメよ、アンジュ、大切なお客さまよ。そんなに乱暴にしてはいけないわ。
- 【エミリー】何たってラシアン国大統領の娘なんだから。
- 【エミリー】乱暴して傷つけたりしたら、デーニッツ将軍にしかられるわ。
- 【アンジュ】将軍が何よ、私たちには関係ない事じゃない。
- 【エミリー】アンジュ、ダメよ、そんな事、将軍に聞かれたらただではすまないわよ。
- 【アンジュ】もう、お説教はやめてよ。エミリーは、この娘で遊びたくないの?
- 【エミリー】あっ......もう、アンジュだけずるい。
- 【大統領の娘】......んぐっ......んんんっ!
- 【アンジュ】だけど、エミリー......こんな女一人の為に何でラシアン国は血眼になるのかしらね?
- 【エミリー】そんなの知らないわよ。将軍は何も話してくれないもの。
- 【エミリー】......きっと何か秘密があるのよ。
- 【アンジュ】ふぅん......。
- 【アンジュ】だったらエミリー......私たちで、その秘密を見つけて横取りしちゃおうか?
- 【エミリー】だめだって、アンジュ。
- 【エミリー】今はおとなしくしてなくちゃ......。その時が来るまで。
- 【アンジュ】......つまんないの。
- 【大統領の娘】っん......んっ!
- 【アンジュ】ウフフッ......どうしたの? 何か言いたそうね。
- 【エミリー】......おねだりしているのよ。ほら......嫌がっていた割には、こっちは、びっしょりになっているもの。
- 【アンジュ】しょうがないわね。
- 【アンジュ】こうしていじめるのも飽きたし......
- そろご褒美をあげようかしら?
- 【エミリー】いいわ、下のご褒美は私があげる。
- 【アンジュ】じゃあ私はこっちね......。
- 【大統領の娘】んっ......んんっ!
- 【大統領の娘】い、いやっ!
- 【大統領の娘】だ、誰か......助けて!
- 【大統領の娘】はっ......んっ!
- 【アンジュ】ほらっ......しっかりくわえるのよ。
- 【大統領の娘】......んぐっ!
- 【大統領の娘】んっ......は......んむっ......。
- 【アンジュ】そ、そう......そうよ、上手。
- 【エミリー】ダメ......下の方もさぼらないの。
- 【大統領の娘】んっ......はぁっ......や、あぁっ!
- 【大統領の娘】うくぅっ! ......あぁ......っん!
- 【エミリー】ウフフッ......2つもくわえこんで、満足したかしら?
- 【大統領の娘】んーーーっ! ......あ、あうぅん!
- 【アンジュ】まだよ......満足するのはまだ早いわ。
- 【アンジュ】はぁ......ほら、これからが本番よ。
- 【大統領の娘】んっっ!
- 【アンジュ】どう? 満足する大きさになったでしょう?
- 【大統領の娘】......んぐ......んんっ!
- 【エミリー】はぁ、はぁ......アンジュったら......やりすぎよ。
- 【エミリー】ほら、苦しがっているじゃない。
- 【アンジュ】違うわよ......喜んでいるのよ、ね?
- 【大統領の娘】んんっ!
- 【アンジュ】ほらね。
- 【エミリー】......はぁ、はぁ......ほ、本当。
- 【女】そこをどきなさい。
- 【アンジュ】エ、エリカ様......。
- 【エリカ】大事な捕虜に勝手な真似を!
- 【エミリー】ご、ごめんなさい、アンジュが無理矢理、誘って......私、反対したんですけど。
- 【アンジュ】ちょっと、何で私のせいにするのよ!
- 【エリカ】いいから二人共、はやくこの部屋から出なさい。
- 【アンジュ】えっ......どうしてですか?
- 【エリカ】私の命令が聞けないのか?
- 【アンジュ】......は、はい。行こう、エミリー。
- 【エミリー】う、うん。
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