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Non Non Biyori Episode 3 Transcript

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Oct 19th, 2018
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  1. きょうは遠足
  2. 姉ちゃん手伝いにきてやったぞ
  3. 何すればいい
  4. 普通におにぎり作って
  5. 余計な事を思いつかなくていいからね
  6. よしまかせてもらおうじゃないか
  7. うまそう
  8. ありがとう
  9. うちの姉ちゃんはうちより一個うえ
  10. でも小さいしドジだから
  11. うちがついててやんないとね
  12. だから余計な事考えるなってば
  13. よしロシアおにぎりだ
  14. 一個だけからしを入れておきます
  15. それにあったたら外れ
  16. 何かもう言葉が矛盾してるし
  17. 天気もいいし
  18. 絶好の遠足びよりだね
  19. あの山を一つ越えたら見えてくる翻越那座山便能一目了然
  20. 絶え間なく降り注いでる毫无停息的洒下大地
  21. 夏海先輩なんですかそのリュック
  22. 何いってんの今日遠足だよ
  23. えっ私何も聞いてないですけど
  24. 私も昨日夏海から聞いただけだよ
  25. ホタルンも姉ちゃんもちゃんと先生の言う事は聞いとかないとな
  26. というわけで楽しい楽しい遠足
  27. 田植え祭りを始めます
  28. 今日はこちらの田んぼお手伝いをしてもらいます
  29. まぁこちらと言っても
  30. 先生とこの田んぼですが
  31. あっ違う違う
  32. 別にバイトを雇うお金がないとか
  33. 先生が家の手伝いするのがめんどいとか
  34. だから生徒に労働させてるってわけじゃなくてね
  35. 楽しく田植えしてお米の大切さを知ろう
  36. って言う課外授業でね
  37. うん
  38. えーあ
  39. 遠足の情報が十分に伝わってなっかた事に怒ってるのかな
  40. いや昨日言おうとして忘れててね
  41. 夏海には言ったんだけど
  42. でもれんちょんは遠足って聞いて
  43. キャッキャっ笑いながら楽しみにしてたもんね
  44. 本当笑わせてくれる
  45. うんそういうわけで
  46. 楽しい田植え始まるよ
  47. そう言やこの時期はいつも田植えさせられるんだった
  48. 仕方ないね
  49. さっさと終わらせてお弁当食べて帰ろう
  50. 私お弁当なんて持ってきてないですよ
  51. ああおにぎりでいいんなら
  52. 朝作ってきたの分けてあげるよ
  53. 先輩の作ったおにぎり
  54. 頑張ろう
  55. よし
  56. れんちょんストップ
  57. うん
  58. 植えた苗ガチ踏みしてるんですけど
  59. あら
  60. こう言うのは後ろに下がりながら苗を植えてゆくの
  61. さすが先人の智慧
  62. 先人とか言うな
  63. あー何だこれ
  64. 遊園地行きたかった動物園行きたかった水族館行きたかった
  65. せめて地元の一流編成自動式ドーアの電車乗りたかった
  66. 少しすっきりした
  67. とはいえ田植えする気は起こらんな
  68. いたんだ兄ちゃん
  69. カカシの出来上がり
  70. もっと面白くなるはずだったのに
  71. ちょっと夏海
  72. 田植えならしないよ
  73. ぬかるみに嵌って動けない
  74. なになになになに
  75. なにはまっちゃってんの
  76. どうやったらそこまで嵌るの
  77. 嵌る瞬間アンコールアンコール
  78. 笑ってないで助けにこい
  79. しょうがないな
  80. うちが付いてないとすぐこうなるんだから
  81. お前もぬかるみに嵌っただろう
  82. どつぼには嵌ったかな
  83. ホタルンホタルン助けて
  84. おにぎりおにぎり
  85. 先輩のおにぎり
  86. さっきおにぎりあげるって言ってから
  87. ずっとあの調子
  88. どんだけおにぎりづきだよ
  89. 仕方ない
  90. うちを踏み台にして姉ちゃんだけでも助かれ
  91. あんたはどうすんの
  92. まかせろ足腰には自信がある
  93. よししっかり踏ん張っててよ
  94. もう田植えなんてしない
  95. あんた何もしてないけどね
  96. ってか元凶の先生どこいったの
  97. やっぱり人手より機械だわ
  98. こいつ買ったから人の手とどっちが効率がいいか知りたかったんだけど
  99. 断然機械だわ
  100. あもう帰っていいよ
  101. お弁当食べて帰ろう
  102. あのわたしももらっていいですか
  103. もちろん約束だからね
  104. はい
  105. 美味しい
  106. ホタルンお握り好きなんだね
  107. 自縛が
  108. やっと泥落ちた
  109. 姉ちゃんずりよ
  110. さっさと先に入っちゃってさ
  111. うるさい姉の特権だ
  112. 何を見てんの
  113. レンタル屋で借りてきた癒し系感動恋愛映画
  114. 明日返却日だから今日中に見る
  115. 返しに行くの大変なもんね10駅向こうだし
  116. 感動ものってことは主人公かヒロインが病気で死ぬんだ
  117. まさかウイルス感染で登場人物全滅とは
  118. なんか微妙だったおかしいな評判はよかったのに
  119. うちもう寝るね今日は疲れたし
  120. 私は残りの全部見てから寝る
  121. 貧乏性だな姉ちゃんは
  122. こんなのも借りてたん
  123. 忘れてた
  124. まあ大丈夫子供のころは苦手だったけど
  125. じゃお休み
  126. もう14だし
  127. あれなんでうちの部屋に来てるの
  128. 姉ちゃんの部屋隣でしょう
  129. いやその私の部屋虫の鳴き声がうるさくて
  130. 知ってるよ隣の部屋だもの
  131. しゃないな
  132. じゃうち姉ちゃんの部屋で寝る
  133. いやいやいや
  134. 先ホラーをみてたけどもしかして怖いのん
  135. 怖いわけないじゃん私も14だし
  136. 姉ちゃんの後ろに白いものが
  137. なんてただの障子でした
  138. やっぱり怖いんだ
  139. 偉そうなこと言ってやっぱ怖いんだ
  140. お化けちゃん映像見て怖くなっちゃったんでちゅか
  141. 大丈夫でちゅよ夏海ちゃんがいっちょでちゅかへんね
  142. 枕カバーのチャックが眉間に目が目が
  143. ほら騒いでないでさっさと寝なよ
  144. 後ついでに夕方にして
  145. 夕方
  146. 豆球
  147. うち暗くしないと寝れらないんだけとな
  148. そうだこの宝箱兼ゴミ箱にアイマスクあったような
  149. 姉ちゃん暗いの怖いならライトいる
  150. 別に怖くないけどでも持ってきて
  151. 怖いなら
  152. 昔姉ちゃんが好きだったぬいぐるみの小吉さんもあるけど
  153. 怖くないって言ってんじゃでも持ってきて小吉さん
  154. ちょっと待ってね
  155. はいお待たせ
  156. どうした姉ちゃん
  157. ちゃんと言われたとおりランプを持って来たぞー
  158. やっぱ怖いんでしょう
  159. うるさい馬鹿んなわけあるか
  160. まあまあ熊ちゃんこんなになっちゃってるけど
  161. 小吉さんが
  162. なんで私の小吉さんがお前のとこにあるんだ
  163. だからうちの宝箱兼ゴミ箱って言ったじゃん
  164. 勝手にごみに分類するな
  165. そういえば
  166. 前から夜な夜な引き出しから声聞こえてたんだよね
  167. 暗いよとか出してくれとか
  168. これ絶対小吉さんの祟り
  169. ほら小吉さんですよ
  170. あれ布団から出れない暗い
  171. 本当脆い子だわ姉ちゃんは
  172. 何だその上から目線は
  173. もう嫌だお化けはいやお化けはいや
  174. 何もみたくない聞きたくない
  175. 魂とかあの世とかあるわけないんだから
  176. 何も怖がることないじゃん
  177. お化けなんていないお化けなんていない
  178. あれでも魂もあの世もないってことは
  179. 死ぬなら一体どうなるの
  180. ちょっと姉ちゃん魂がいなかったら死んだ後真っ暗なの
  181. お化けなんていない
  182. 寝よう
  183. 姉ちゃん起きてよ
  184. あれ夏海遅刻
  185. 何か寝付けなかったみたいです
  186. さていつも頼りない姉ちゃんだけど
  187. 結構付き合いのいいところもあるんだよ
  188. たとえば
  189. だからうちが割ったんじゃないって
  190. 野良猫がやったの
  191. 前にも似たようなこといって
  192. ガラス割ったの誤魔化しとでしょうか
  193. 今回はマジだっつの
  194. 二人でボール投げしてだから姉ちゃんも見てたし
  195. ねえ姉ちゃんも見たよね
  196. ええと
  197. そうなの
  198. その
  199. 小鞠
  200. ちち
  201. ほら違うって言ってるでしょか
  202. 違う
  203. 姉ちゃん何を言ってんの
  204. そうだその猫竹輪咥えてた
  205. 竹輪
  206. 確かに晩御飯に使うと思って出してたけど
  207. あんたがつまみ食いしたかもしらんじゃない
  208. なんで自分の子供のこと信用できないの
  209. あんたの普段の行いが悪いからでしょ
  210. この前だって柱に落書きして兄ちゃんのせいにしたし
  211. でも今回は
  212. そういえば0点のテストだって屋根裏に隠してたでしょ
  213. それは別にうそついたわけじゃないし
  214. 後部屋も全然掃除してないし出したら出しっぱなし
  215. それらも関係ない
  216. 大体ねあんたはもっと人の言うことを聞いて
  217. ちゃんとした行動取らないと
  218. 何だよ
  219. そっちこそ人の言うこと全然聞いてないじゃん
  220. もういいし姉ちゃん行くぞ
  221. ちょっと待ちなさい
  222. アホオカン
  223. 親に向かって何を
  224. 家出じゃ家出こんな家出てくもんねぇ
  225. もう夏海のアホ
  226. 私家出なんかしたくなかったのに
  227. だって腹立つじゃん
  228. 今回はマジでうちらのせいじゃないし
  229. これからどうするの
  230. とりあえず昔使ってた秘密基地いくか
  231. え秘密基地ってここの
  232. そう
  233. 早来い
  234. 待ってよ
  235. あぁ落ちる
  236. ここのトンネル潜れば
  237. こんなとこ入るのは嫌だな
  238. けっこう昔のまま残ってる
  239. ここ住処にするか
  240. まじでいってんのこんなとこも電気も水道もないじゃん
  241. とにかく寛ぎましょうよ
  242. こんなとこ座ったらスカート汚れちゃう
  243. 心配せんても姉ちゃん一人くらいうちが養ってやるって
  244. いざとなったら山菜採れても猪野狩りでもしてさ
  245. なんであんたが保護者ずらよ
  246. 暇だししりとりでもしようか
  247. しりとりもっと面白い遊びを思いつかないわけ
  248. リンコ
  249. ごちゃごちゃを言うわりにはやるんた
  250. ゴリラ
  251. ライオン
  252. もっかいらっこ
  253. 小石
  254. しし新幹線
  255. まさか姉ちゃんがこんなにしりとり弱いとは思わなかったよ
  256. いいじゃん苦手でも
  257. 腹へった
  258. 姉ちゃんなんか食べ物持ってない
  259. あんた私のこと養ってくれるんじゃなかったの
  260. 昨日帰りに買ったやつだ
  261. 姉ちゃんは偉い半分ご半分ご
  262. しょうがないな
  263. うわうめぇ
  264. 思い出したこれあんたが小さい時の落書きだよ
  265. あの時もお母さんと喧嘩してここに家出してきたんだよ
  266. 私のこと巻き添えにして
  267. そんなこともあったっけな
  268. ってお腹が空いたからって
  269. その辺の草もしって食べて気持ち悪くなったんだよね
  270. あったあった
  271. あれでもあの後どうなったんだっけ
  272. 夏海しっかりしてもうすぐうちだからね
  273. 夏海
  274. お母さん
  275. 母ちゃん
  276. 夏海夏海
  277. あれ見て
  278. ちょっと追いかけてどうするの
  279. 捕まえて母ちゃんのところに連行する
  280. 待ってよ
  281. 追いかけないの
  282. ちょっと寒くなってきた
  283. 帰ろうか
  284. うん
  285. お母さんいる
  286. わかんない
  287. とにかくそっと入って
  288. あんたたち
  289. いままでどこほっつき歩いてたの
  290. これはその家出しても門限を守ろうと思いまして
  291. 何が門限なのこっちはずっと探し回ってたっていうのに
  292. タイムアウト
  293. ストップストップ
  294. 美味しい西瓜みたいな匂い
  295. 母ちゃんこんなに鮎どうしたの
  296. お隣からお裾分け
  297. ほらそんなに急いで食べないの
  298. 取られたのが鮎じゃないくて竹輪でよかったね
  299. そう猫いたよ猫
  300. あと姉ちゃんしりとり弱すぎてさあ
  301. 夏海箸で人を指さないの
  302. 小鞠も食べながら喋らない
  303. なんだよ
  304. お邪魔します
  305. どうしたの一緒に寝たいなんて
  306. まぁちょっと
  307. あ姉ちゃんそっち布団から食み出してない
  308. なんか気持ち悪いなあ
  309. ひょっとして家出に巻き込んだこと気にしてる
  310. うちもいろいろ思うところがあるわけですよ
  311. ちょっと反省モードっつか
  312. そんないいで別に
  313. あんたには私が付いててあげないたらだめなんだから
  314. あれ
  315. 澄んだ川覗いて清澈的小河里
  316. 狸なの是狸猫
  317. 細い水路を挟んで虫の声軽程度水路蜿蜒虫声重奏
  318. もう一杯
  319. カメラ
  320. 新幹線ってやつ
  321. れんげちゃん明日も遊べる
  322. 遊べるん
  323. 本当じゃまた明日ね
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