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- ## スワップファイルの作成
- システムの稼動中などに,一時的にスワップ領域を確保したい場合などにスワップファイルを作成します。そして,作成したファイルをスワップ領域に追加をします。
- ## (1)スワップファイルの作成
- コマンドオプションの「of」にファイルのパスを指定して「bs」に基準となる容量の単位を指定して「count」にbsの量を指定します。
- ```bash
- # dd if=/dev/zero of=作成するファイル名 bs=ブロックサイズ(byte) count=ブロック数
- ブロックサイズ×ブロック数のサイズのファイルが作成されます。
- ```
- ### BlockSizeを大きくするとOSがはんぐってしまう例
- ```bash
- # dd if=/dev/xvde1 of=/swapfile bs=1G count=4
- dd: メモリを使い果たしました
- ```
- dd コマンドは、ifで指定したファイルを、ofで指定したファイルへ、
- bsに指定された入出力ブロックサイズ単位で、countに指定された回数コピーを実行するコマンドです。
- if に、/dev/xvde1 ファイルを指定しているので、ofで指定したファイルの中身はすべて0で埋め尽くされたファイルとなります。
- ```bash
- ## ddコマンドを使って64MBのスワップファイルを作成します。
- # dd if=/dev/xvde1 of=/swapfile bs=1024 count=65536
- ## ddコマンドを使って4GBのスワップファイルを作成します。
- # dd if=/dev/xvde1 of=/swapfile bs=1M count=4096
- ```
- 実行属性を付加します。
- ```bash
- $ chmod 600 /swapfile
- ```
- ## (2)スワップ領域を作成
- mkswapコマンドでスワップ領域を作成します。
- ```bash
- $ mkswap -f /swapfile
- スワップ空間バージョン1を設定します、サイズ = 4194300 KiB
- ラベルはありません, UUID=4883763a-8516-49c9-a847-ed72b9fcc0b7
- ```
- ## (3)スワップ領域を有効にする
- swaponコマンドを使って,スワップ領域を有効にします。
- ```bash
- $ swapon /swapfile
- ```
- スワップ領域が有効になったかどうかの確認するには,freeコマンドを使用します。
- ```bash
- $ free
- ```
- ##(4)/etc/fstabに登録する
- ブート時にスワップ領域が有効になるように,/etc/fstabに下記を追加します。
- ```bash
- # vim /etc/fstab
- /swapfile swap swap defaults 0 0
- ```
- 次にシステムがブートする時に,新しいスワップファイルが有効になります。
- ### swap ファイルの削除
- シェルプロンプトで次のコマンドを実行して swap ファイルを無効にします (swap ファイルの場所が/swapfile であるとします)。
- ```bash
- # swapoff -v /swapfile
- ```
- ```
- /etc/fstab ファイルから該当するエントリーを削除します。
- ```
- 実際のファイルを削除します。
- ```bash
- # rm /swapfile
- ```
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