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Untitled

a guest Feb 8th, 2018 249 Never
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  1. 01
  2. @シィル
  3. 「は、発情するキノコ……?」
  4.  
  5. 扉の向こうから聞こえた声に、
  6. 俺は思わずドアノブにかけた手を止めた。
  7.  
  8. 何事かと思って扉の隙間から室内を覗くと、
  9.  
  10. @シィル
  11. 「そんな……しいたけだと思ってたのに……」
  12.  
  13. そう呟いた少女の手から書物が滑り落ち、
  14. 寝台に座る彼女の両脚の間に着地した直後。
  15.  
  16. 俺はある光景を目にして思わず驚愕した。
  17.  
  18. 書物が落ちたその先、
  19. 股間を覆っているはずの薄布の姿はなく、
  20. 柔らかそうな恥部が外気に晒されていたのだ。
  21.  
  22. @シィル
  23. 「あぅ……だ、だからここが、こんなに……っ」
  24.  
  25. 泣きそうな瞳を細めた少女の、
  26. 震える指が密濡れた花弁にそっと触れる。
  27.  
  28. @シィル
  29. 「んっ……!」
  30.  
  31. 細い指が桃色の花弁を軽く撫でると、
  32. ぴくん、と少女は愛らしく肩を揺らした。
  33.  
  34. @シィル
  35. 「あっ……だめ……。
  36. こんなこと……やめないと、ダメ……なのにっ……」
  37.  
  38. 切なげに涙を浮かべる本人の意志とは裏腹に、
  39. 指は徐々に、だが着実に花弁の奥へと潜り込んでいく。
  40.  
  41. くちゅくちゅと音を立て始める
  42. その部分に目を奪われながらも、
  43. 俺は未だに眼前の光景が信じられずにいた。
  44.  
  45. シィル・プライン――。
  46. 異界より来訪したこの可憐な魔法使いの少女が、
  47. 自室で自慰に耽るなんて、誰が想像できただろうか。
  48.  
  49. @シィル
  50. 「んっ……は、早くっ……。
  51. 王子様が御見舞にいらっしゃる前に……治めないと……」
  52.  
  53. その一言で俺は、
  54. 森に生えていたキノコを食べて体調を崩したという
  55. 彼女を見舞いに来ていたことを思い出す。
  56.  
  57. それが発情を促すキノコだったのだろう。
  58. ならば彼女の看病は女性に任せるべきだと判断し、
  59. その場を立ち去ろうとした、その直後。
  60.  
  61. @シィル
  62. 「あっ……あああっ……!」
  63.  
  64. 高い声を響かせたシィルの
  65. 中指が根本近くまで埋まるのが見え、再び俺は凍りついた。
  66.  
  67. @シィル
  68. 「あう……は、恥ずかしいっ……
  69. くちゅくちゅって、エッチな音……漏れて……」
  70.  
  71. @シィル
  72. 「んんっ……でも、気持ちいいっ……」
  73.  
  74. こう状に曲げられた中指の先は、
  75. おそらく膣内の敏感なヒダを掻いているのだろう。
  76.  
  77. とろりとした蜜が花弁の奥から溢れ、
  78. 小さな尻の下に影のような染みが拡がっていく。
  79.  
  80. @シィル
  81. 「うっ……シーツ、汚れちゃって……」
  82.  
  83. @シィル
  84. 「あう……は、恥ずかしい、のに……
  85. なんで、私……あっ……くっ、んんっ……」
  86.  
  87. 零れる吐息が少しずつ艶めいていくにつれ、
  88. 膣内をかき混ぜる指の動きも徐々に激しくなっていく。
  89.  
  90. @シィル
  91. 「んっ……早くやめないと……」
  92.  
  93. @シィル
  94. 「こんな……エッチなことしてるの……
  95. 王子様に見られたら、私……」
  96.  
  97. 快感と興奮で脳が惚けてしまったのか、
  98. いまやシィルの思考は口と直結してしまっていた。
  99.  
  100. @シィル
  101. 「こ、こっちもいじれば……もっと早く……」
  102.  
  103. 震えながらそう言うと、
  104. シィルは服をめくって白い乳房を露出させた。
  105.  
  106. ツンと上を向いた桜色の突起に、
  107. さらなる愉悦を求めて細い手指が這い寄る。
  108.  
  109. @シィル
  110. 「んんんんんっ……!」
  111.  
  112. 二本の指がつまんだ乳首を強めにひねると、
  113. 喉奥でくぐもった甘い響きがシィルの肩をわななかせた。
  114.  
  115. @シィル
  116. 「はぁぁ……き、気持ちいいっ……」
  117.  
  118. 頬を染め、蕩けた顔で恍惚の溜息を零す。
  119.  
  120. @シィル
  121. 「で、でも……
  122. んっ……まだ、うずうずして……」
  123.  
  124. 恥部から引き抜いた蜜濡れた指を、
  125. シィルはどこか物足りなそうな眼差しで見下ろした。
  126.  
  127. @シィル
  128. 「くすん……ランス様、切ないです……」
  129.  
  130. ランス――と俺は心の中でその名を呟く。
  131.  
  132. シィルは以前、仕えている主がいると言っていた。
  133.  
  134. そんな彼女が時折嬉しそうに口にするのが、
  135. ランスという男の名だった。
  136.  
  137. @シィル
  138. 「こんな時……ランス様なら、もっと激しく……」
  139.  
  140. @シィル
  141. 「…………っ」
  142.  
  143. やるせなく蕩けた瞳に溜まった涙がふるふると震える。
  144.  
  145. その切なげな表情に束の間の平常を取り戻した俺が、
  146. こんな覗きみたいな真似はやめよう、と思った刹那――。
  147.  
  148. @シィル
  149. 「ん……んんんんんっ……!」
  150.  
  151. ずにゅっ、と狭い膣口を押し広げ、
  152. 細い指が二本、シィルの花弁に侵入した。
  153.  
  154. @シィル
  155. 「んっ……あ、あっ、ああああんっ……!
  156. ランス、様っ……あっ……ランス様ぁ……!」
  157.  
  158. ――ぐちゅっ、ぐちゅちゅっ、ぬぢゅっ……!
  159.  
  160. 蜜を泡立てる花弁が漏らす卑猥な粘着音が、
  161. 少女の甘い嬌声に負けじとばかりに大きく響く。
  162.  
  163. @シィル
  164. 「ん、くぅっ……ランス、様っ……んんっ……」
  165.  
  166. @シィル
  167. 「そこ、くちゅくちゅって……
  168. き、気持ちいい……ですっ……!」
  169.  
  170. 二本の指が互い違いに敏感な粘膜を揉み擦り、
  171. かと思えば性交を模した激しい前後運動に没頭する。
  172.  
  173. 甘酸っぱい女の香りが扉の外にまで漂い始め、
  174. 時折引きつったように腰を浮かすシィルは、
  175. もはや正視に堪えない状態に陥っていた。
  176.  
  177. @シィル
  178. 「あ、あ、あっ……ああんっ!
  179. ランスっ、様ぁっ……もうすぐ、ですっ……」
  180.  
  181. よだれを垂らす口から漏れた絶頂を予感する言葉に、
  182. 俺はごくりと生唾を飲み下す。
  183.  
  184. 純真無垢だとばかり思っていたシィルが、
  185. 想い人の名を呼びながら自慰で絶頂を迎えようとしている。
  186.  
  187. そんな異常な光景を否定したいにもかかわらず、
  188. 彼女の痴態から目が離せない自分が情けない。
  189.  
  190. @シィル
  191. 「ああっ……駄目、なのにっ……」
  192.  
  193. @シィル
  194. 「っ……ランス様以外で……
  195. こんな、気持ちよくなっちゃ……だめなのにっ……」
  196.  
  197. @シィル
  198. 「あうう……ごめんなさい、ランス様っ……
  199. 指っ……もう、と、止まりませんっ……!」
  200.  
  201. 堪えがたい快楽の責めに身悶え、
  202. シィルの腰が指の動きに合わせてくねくねと波打つ。
  203.  
  204. と見るや、ふいに空色の瞳が大きく見開かれ、
  205.  
  206. @シィル
  207. 「あっ……き、来ます……ランス様っ……」
  208.  
  209. 最後のひと押しとばかりに、
  210. 花弁に挿し込まれた指の動きが苛烈さを増した直後、
  211.  
  212. @シィル
  213. 「あ、あ、あ……あああーーっ!
  214. ランス様、ランス様、ランス様ああっーーー!!」
  215.  
  216. 喜悦に染まった甘い声で想い人の名を叫びながら、
  217. シィルは両脚を突っ張って細い腰を大きく浮かせた。
  218.  
  219. 濃いものの混じった愛蜜が
  220. 指と膣口の隙間からどっと溢れ、糸を引いて垂れ落ちる。
  221.  
  222. @シィル
  223. 「はあ、はあっ……」
  224.  
  225. @シィル
  226. 「う……ぐすん……
  227. ランス様、ごめんなさい……」
  228.  
  229. 自らの分泌液でドロドロになった指を見て、
  230. シィルは蕩けた瞳に大粒の涙を浮かべた。
  231.  
  232. @シィル
  233. 「帰ったら、なんでもします……だから……」
  234.  
  235. @シィル
  236. 「だから……許してください、ランス様……」
  237.  
  238. そう呟くと、シィルは糸の切れた人形のように
  239. くたりと脱力し、やがて微かな寝息を立て始めた。
  240.  
  241. あられもない恰好で眠る彼女が心配になったが、
  242. さりとてどうしてやることもできず、
  243. 俺は細く開いた扉をそっと閉めてその場を後にした。
  244.  
  245. そして、高鳴り続ける胸を抑えながら、
  246. シィルほどの美少女が懸想するランスという男は、
  247. よほどの好漢なのだろうな、と思うのだった。
  248.  
  249.  
  250.  
  251.  
  252. 02
  253. @シィル
  254. 「ひ……ひーん!
  255. 王子様ぁ、助けてくださいーーー!!」
  256.  
  257. 少女の悲痛な叫びが、
  258. 暗い森の木々の合間に虚しく吸い込まれていく。
  259.  
  260. 無数の醜悪な触手が次々とシィルに襲いかかる様を、
  261. 俺は地に倒れ伏したまま呆然と見上げていた。
  262.  
  263. @シィル
  264. 「い、嫌……やめ、て……ああっ!」
  265.  
  266. @シィル
  267. 「は、放してくださ……ひ、ひぃんっ!?
  268. や、そんなとこ……入ってこないでぇ……!」
  269.  
  270. 恐怖に染まった少女の訴えをあざ笑うかのように、
  271. 赤黒くぬめった肉紐は無遠慮に服の隙間に侵入していく。
  272.  
  273. @シィル
  274. 「あううっ……ぬるぬるして、気持ち悪い……」
  275.  
  276. 嫌悪感もあらわに震えるシィルの柔肌を、
  277. 軟体動物じみた触手の群れがウジュウジュと這い回る。
  278.  
  279. 獲物を味わう様を見せつけるようにうごめく異形に、
  280. 見上げることしかできない俺は心の中で歯ぎしりした。
  281.  
  282. シィルに頼まれて付き添った買い物の帰り、
  283. 背後からの不意打ちを受けて麻痺させられた俺には、
  284. 触手の魔物に襲われている彼女を助ける術はない。
  285.  
  286. @シィル
  287. 「ひっ……だ、だめ……
  288. 服、脱がさないで……ひんっ……!」
  289.  
  290. @シィル
  291. 「い、いや……恥ずかしいっ……
  292. 王子様ぁ……み、見ないでください……」
  293.  
  294. 涙目での嘆願をあざ笑うかのように、
  295. 絡みついた肉紐は器用に動いて
  296. 恥部を覆う布を引き剥がしていく。
  297.  
  298. 白い乳房が露わになると、
  299. 嬉々として飛びついた触手が強かに巻き付き、
  300. 淡い色の乳頭を舌のような先端で撫ではじめた。
  301.  
  302. @シィル
  303. 「あうっ……
  304. 先っぽ、クニクニしたら…………ひぃぃんっ!?」
  305.  
  306. 驚愕に染まったシィルの視線の先――。
  307.  
  308. 柔らかな股間の肉に粘液を塗り込んでいた触手が
  309. 満を持したように鎌首をもたげ、割れ目に狙いをつけた。
  310.  
  311. @シィル
  312. 「だ、駄目ですっ……んんっ……
  313. そこは、そこだけは……い、いやあああっ……!」
  314.  
  315. 駄々っ子のように手足をバタつかせ、
  316. 必死の抵抗を試みたのも虚しく。
  317.  
  318. ――にゅるッ! にゅるにゅるにゅぐぐぐぐっ!!
  319.  
  320. @シィル
  321. 「あ……あああああーーーーッ!!」
  322.  
  323. 巨大ミミズのように不気味な肉の管が、
  324. 泥に潜るかの如くシィルの花弁を犯し貫いた。
  325.  
  326. @シィル
  327. 「んっ……んううっ……
  328. や……は、入って……くるっ……」
  329.  
  330. @シィル
  331. 「太くて、ぬるぬるして……
  332. あうっ……お、おなかのなか……気持ち悪い……っ」
  333.  
  334. 体内を異形の肉厚に犯されることの生理的嫌悪感と、
  335. それを俺に見られていることの耐えがたい羞恥心。
  336.  
  337. そんな心情がありありと浮かんだ涙は、
  338. しかし卑劣な触手を狂喜させたに過ぎなかった。
  339.  
  340. @シィル
  341. 「ん、んんんんんっ……!
  342. そ、そんな……奥まで来ちゃ……ああっ!」
  343.  
  344. 侵入を続ける触手が行き詰まったように動きを止めると、
  345. シィルの尻が驚いたように跳ね上がる。
  346.  
  347. @シィル
  348. 「い、イヤ……イヤあああっ……!
  349. やめ、て……ああっ……それ以上は、入らな……ひぃぃんっ!」
  350.  
  351. 鋭い悲鳴がふいにシィルの口を衝くと、
  352. 同時に彼女の腰が異常を感知したように大きく跳ねた。
  353.  
  354. 触手の頭から生えた細い舌状の器官が
  355. 子宮口から侵入して内膜を撫でる……。
  356. そんなおぞましい光景が唐突に脳裏に浮かぶ。
  357.  
  358. @シィル
  359. 「んんっ……んっ、う、んんんんっ……」
  360.  
  361. にっちゅ、ぬっちゅ、と粘ついた音を奏でながら、
  362. 赤黒い肉器官がゆっくりとシィルの膣口を出入りする。
  363.  
  364. 垂れ落ちる粘液の青臭さに、
  365. 甘い女の香りが混じり始めたことに気付き、俺は愕然とした。
  366.  
  367. @シィル
  368. 「あっ……く、ううっ……!
  369. う、うそ……そんな、私……んんっ!」
  370.  
  371. 引きつったような震えが、シィルの尻を跳ねさせる。
  372.  
  373. @シィル
  374. 「や……見ないでっ……
  375. お、王子様……ああっ……見ないで、くださいっ……」
  376.  
  377. 涙ながらに懇願するその瞳は、
  378. いまや色惚けたように蕩け、混濁していた。
  379.  
  380. 目をつむらなくては、と頭では思うのだが、
  381. 目蓋まで麻痺したかのように目が離せない。
  382.  
  383. そんな俺に自慢するかのように、
  384. 触手はぬちゃぬちゃと音を立てて
  385. シィルの花弁を犯し続ける。
  386.  
  387. @シィル
  388. 「あ、駄目、駄目っ……
  389. そんなにされたら……あっ……」
  390.  
  391. @シィル
  392. 「あああ……あっ、あっ……あぁああっ!!」
  393.  
  394. 甲高い悲鳴とともに、
  395. 無数の触手に抱かれたシィルの身体が跳ねた。
  396.  
  397. 絶望的な無力感に苛まれながら、
  398. 俺はうめくようにシィルの名を呼ぶ。
  399.  
  400. @シィル
  401. 「お、王子様っ……」
  402.  
  403. @シィル
  404. 「ち、違います……いまのは、その……
  405. ああっ……き、気持ちよくなったわけでは……」
  406.  
  407. @シィル
  408. 「んっ……こ、このぬるぬるのせいなんです……
  409. これのせいで、身体中がじんじんして、熱く……」
  410.  
  411. ――ぬぢゅッ! ぐぢゅぐぢゅぢゅっ、にゅぢゅうぅぅっ!!
  412.  
  413. @シィル
  414. 「ひ……ひィィんッ!?」
  415.  
  416. 言い訳するなと、とがめるように
  417. 花弁に出入りする触手の動きが突如苛烈さを増す。
  418.  
  419. 貫いては退き、貫いては退き。
  420. 素早い前後運動で膣口を泡立たせながら、
  421. 不気味な肉紐は全身を這い、あらゆる性感帯を刺激する。
  422.  
  423. @シィル
  424. 「い、嫌……嫌ああぁっ……!
  425. や……そこは……お尻だけは……!」
  426.  
  427. 乳首に吸い付きながら乳房を揉み伸ばし、
  428. 陰核をねぶって尻穴にまで食指を伸ばす。
  429.  
  430. 人間では与えることも受け止めることもできない、
  431. 想像を絶する肉悦がシィルの相貌を歪ませていく。
  432.  
  433. @シィル
  434. 「ひんっ……も、もう嫌ぁ……
  435. 気持ち悪い、のに……あ、ううっ……
  436. 王子様に……見られてるのに……」
  437.  
  438. @シィル
  439. 「わ、私……ぐすん……私……
  440. もう……我慢、できませんっ……!」
  441.  
  442. 溢れた涙が頬を伝ってきらめくと、
  443. シィルは開き直ったように自ら腰を振り始めた。
  444.  
  445. @シィル
  446. 「あっ……あっ、あっ……あああああっ!」
  447.  
  448. @シィル
  449. 「あ、あうっ……王子、様ぁ……
  450. 見ないで……ああっ……見ないでくださいぃっ……!」
  451.  
  452. 脳を蕩かす淫悦に身を委ね、
  453. 突き挿れられる都度みっともなく腰を波打たせるシィル。
  454.  
  455. ぬぢゅっ、ぐぢゅっ、と出入りを繰り返す肉厚触手の
  456. 結合部付近が盛り上がり、強かに脈動しはじめた。
  457.  
  458. 射精の前触れのようなその動きに、
  459. 冷たいものが背筋をゾクリと駆け抜ける。
  460.  
  461. @シィル
  462. 「や……駄目っ……
  463. み、見ないでくださ……あっ、あああっ……!」
  464.  
  465. @シィル
  466. 「ご、ごめんなさい……ランス様ぁっ……
  467. 私……もう……っ……んっ……あ、あっ、あああ……」
  468.  
  469. @シィル
  470. 「ぁ……あああああっーーー!!
  471. ランス様、ランス様っ、ランス様ぁぁーーっ!!」
  472.  
  473. ひと際高い歓喜の叫びが口を衝くと、
  474. シィルは身体を目一杯反り返らせた。
  475.  
  476. 同時に彼女の中を犯していた触手がドクドクと脈打ち、
  477. 数秒後、ドロリとした粘液が結合部の隙間から溢れ出る。
  478.  
  479. @シィル
  480. 「はっ、はあっ、はあっ……」
  481.  
  482. 抵抗の無為を悟った虚ろな表情で、
  483. シィルは吐き出される粘液を大人しく受け容れ続ける。
  484.  
  485. 獲物の胎内までをも占有し終えた触手は、
  486. 勝ち誇ったかのように少女の膣内を掻き回した。
  487.  
  488. 言い知れぬ怒りが全身の痺れを灼き払うと、
  489. 俺は立ち上がりざま剣を抜き、
  490. 一閃の下に触手の魔物を両断した。
  491.  
  492. 返す刀で伸びた触手を胴体から切り離し、
  493. 支えを失ったシィルの身体をすかさず抱き止める。
  494.  
  495. @シィル
  496. 「え……王子、様……?」
  497.  
  498. ぼんやりとした瞳で見上げるシィルから身体を離すと、
  499. 助けが遅れてすまない、と俺は心から頭を下げた。
  500.  
  501. @シィル
  502. 「い、いえ……
  503. 助けてくださって、ありがとうございます」
  504.  
  505. @シィル
  506. 「王子様がいらっしゃらなかったら、
  507. 私……きっともっと酷い目に……」
  508.  
  509. @シィル
  510. 「……え、早く触手を取ったほうがいい……?」
  511.  
  512. @シィル
  513. 「あ、あう……
  514. み、見ないでくださいっ……」
  515.  
  516. 慌てて身体中に絡まった肉紐を剥がし始めるシィル。
  517.  
  518. @シィル
  519. 「ひんひん……
  520. こ、怖かったです……くすん……」
  521.  
  522. すべての触手を剥がし捨て、衣装の乱れを整えると、
  523. シィルはふいに俺を見上げた。
  524.  
  525. @シィル
  526. 「あ、あの……見てましたか?」
  527.  
  528. @シィル
  529. 「な、なにをって……それは……」
  530.  
  531. @シィル
  532. 「わ、私が……
  533. あんな風になってしまったところを……です」
  534.  
  535. すまない、と俺は
  536. シィルの痴態から目が話せなかったことを正直に告げる。
  537.  
  538. @シィル
  539. 「あ、あう……恥ずかしいです……」
  540.  
  541. かーっと、顔を赤らめる。
  542.  
  543. 居たたまれなくなった俺は、
  544. 俺にできることならなんでもする、と伝えた。
  545.  
  546. @シィル
  547. 「で、でしたら……その……」
  548.  
  549. @シィル
  550. 「……このことは、
  551. 他の人たちには内緒にしていただけますか?」
  552.  
  553. @シィル
  554. 「王子様と……私だけの秘密ということで……」
  555.  
  556. うるうると瞳を潤ませ、
  557. 問うようにこちらを見上げてくる。
  558.  
  559. そんなシィルのふわふわした頭にそっと手を置き、
  560. お安い御用だ、と返した。
  561.  
  562. @シィル
  563. 「くすん……約束ですよ、王子様?」
  564.  
  565. 涙を拭きつつ念を押すシィルに頷きを返しながら、
  566. 俺は彼女との約束を守ることを固く心に誓った。
  567.  
  568. そして同時に、不謹慎ではあるものの
  569. 彼女と二人だけの秘密を共有できたことに
  570. ささやかな喜びを感じたのだった。
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