### こたらさん（@kotala_b）	What's new In Testing

VISITSで働いています、４週間目。

WWDCのテストセッションより

#### Target selection
Xcodeのターゲットも設定でそれぞれにコードカバレッジを出力できる、Xcode9.3から使えるようになっている。

### XCCOV
JSON出力のサポート。コードカバレッジの詳細データが出てくる。

```
xcodebuild test -enableCodeCoverage YES -....
```

コードカバレッジのレポートファイルが出力される --json でJSON形式で出てくる。JSONで出さないと詳細なデータが出てこない。
fastlaneでももう使える。
result_bundle, output_directory の指定で出てくる。

#### Editorの中のコードカバレッジという設定が追加されていて、

XcodeEditorの右側に、テストされていないコードが赤く表示される。

#### Parallel Testing

##### Parallel Destination Testing

端末を指定していくつかの端末で並行テスト実行できる、今まであったやつ

##### Parallel Distributed Testing
Xcode10から、複数のテストがあったとき、並行で実行できてテスト時間を短縮できる。
普通にSimulatorが立ち上がって、Simulatorのクローンが起動して並列実行される。

```
-parallel-testing-worker-.... 4
```

Xcodeからできるのでやってみます。
Cloneの起動に時間がかかるので、時間がかからない限りあまり意味がない。
Simulatorを起動したまま、２度目のテストをやってみると片方クラッシュもする。

RxSwiftのテストをやってみました。
直列だと23ｓ、並列にすると14ｓ。ちゃんと動けばやる意味がありそう。

#### Tips
実行に時間が掛かるテストはクラス単位で行われると思うので、テストクラスを分割して並列実行しやすいようにすること。パフォーマンステストは並列実行するとパフォーマンスに影響が出るのでそこは並列実行しないようにする必要がある。