# pythonでの入力

## 入力に用いる関数 `input()`

input関数は入力を文字列で返すので他の型にキャストして使うことがあります.
pythonで文字列'14'をint型にキャストすると数値14になります.

```python
# 文字列 str型
s = input()
>>> 入力されるよ
# s => '入力されるよ'

# 整数 int型
i = int(input())
>>> 7
# i => 7

# 実数 float型
f = float(input())
>>> 5.4
# f => 5.4
```

## list内包表記
list型(C言語でいう配列のようなもの)
set型(集合を扱う型, 重複を省いたりする)

```python
a_str = [_ for _ in input().split()]
>>> 複数の値が 入力 されるよ
# a_str => ['複数の値が', '入力', 'されるよ']
# 文字列の場合 a_str = input().split() で同じことができる

a_int = [int(_) for _ in input().split()]
>>> 1 2 3
# a_int => [1, 2, 3]

a, b, c = [int(input()) for _ in range(3)]
>>> 3 5 7
# a => 3
# b => 5
# c => 7

a_str = {_ for _ in input().split()}
>>> わーい　すごーい　たーのしー　すごーい
# a_str => {'すごーい', 'たーのしー', 'わーい'}

a_int = {int(_) for _ in input().split()}
>>> 1 1 2 3 5 8 13
# a_int => {1, 2, 3, 5, 8, 13}
```

## 文字列の分割に用いる関数 `split()`
split()は標準で文字列を空白区切りで分割します.
```python
s1 = '文字列が 区切れるよ'
s2 = 'カンマでも,区切れるよ'
s3 = '2文字以上でも, 区切れるよ'
s4 = '文字列が たくさん　あっても　区切れるよ'

# 分割された文字列はlist型で返されます.
s1.split() # => ['文字列が', '区切れるよ']

# 引数で分割する文字を指定することができます.
s2.split(',') # => ['カンマでも', '区切れるよ']

# 2文字以上でも区切ることができます.
s3.split(', ') # => ['2文字以上でも', '区切れるよ']

# 文字列が複数あっても区切ることができます.
s4.split() # => ['文字列が', ' たくさん', 'あっても', '区切れるよ']

```