- LISPっぽい、言語っぽい言語。。。を創ったんですね
- そしたら、なんか非常に人気が出てですね
- 練馬文化会舘に何百人も集まるような、非常に優れた言語として評価が高いんですけども
- あれ?もしかしたら、言語デザイナとしては、Paul Grahamより上じゃね?とか
- まぁ、思ったりもしてですね
- そうすると、彼が「百年の言語」で言ってることについて、ちょっと考えてみると
- よいしょ
- あ、間違えた
- まぁ、同意できることも沢山あるんですね
- で、Paul Grahamも同じエッセイの中で、やっぱりムーアの法則によって、
- どんどんどんどん伸びていく、と
- 100年先に、もしその、本当に今のように2年で2倍のペースでね、性能が伸びていったらば。。。
- 100年で何倍になるんですかね。ちょっと何兆?何京倍くらい?
- よくわからない X-)
- 数字に弱いんですけども
- まぁ、とにかくトンデモナイ性能が伸びるハズですね
- たぶん、それより先に物理的限界が来ると思うんですけども
- もし、仮に、物理的限界が来なかったとしてもですね
- 今よりも、ずっとずっと性
- ずっとずっと沢山、ずっとずっと安く手に入れることができる未来において
- 「本当にクリティカルなものは、コンピュータの性能ではない」ということについて
- Paul Grahamと私は、同じ意見を持ってますし、
- それから、より今よりももっともっとですね
- プログラマがソフトウェアを書く行為が、どれだけ簡単に終わるか
- どれだけ短く終わるか。ということが非常に重要であると
- いう点において、Paul Grahamと私は、非常に意見を
- 同意できるところですね
- 一方ですね、同意できないところもあって
- 彼は、「マクロが無い言語はダメだ」と
- マクロ命!みたいな感じですね
- で、彼に一回しか会ったことないんですけども
- さっき言った、MITで行われた "LL2" の時に、チラっと話をしただけだったんですけども
- その時に、Paul Grahamでない、別のLISPハッカーがですね
- 「あなたの問題が何であっても、答えはマクロだ」とか言ってですね
- もう、何だか知らないけど、マクロすごい強力ですよね
- そして、"最小のコンセプトによって構成される言語が非常に優れていると直感する"
- という風に、彼はエッセイの中で書いています
- で、ここはちょっと同意できなくて、とういうのはですね
- コンピュータの制約から完全に離れて
- いかに自分の考えていること、自分のやりたいことを伝えるかという風な観点に立った時に
- 我々が、人間が一番重要なファクターになるわけですね
- コンピュータにどう伝えるかっていうのは
- コンピュータ側の都合とコンピュータ側の性能によって決まるので
- それがもし無限にあるという風に仮定したならば、
- そこは無視してもいいわけですね
- そうすると、自然言語で起きたのと同じような要素が起きるんじゃないかなぁ、という風に思うんです
- つまり、私たちは、過去に何百年も、あるいは何千年も前から自然言語を使い続けてきて
- 自然言語は、ある程度使い易いようにちょっとずつ変化してきたんですね
- だけど、例えば、「マクロ」って自然言語じゃないわけですよね
- (自然言語じゃ)ないですね
- あの、ごく一部ですね、数学者の方だけ使っておられますけれども
- で、ふつうの人は使わないですよ
- それから、ミニマルコンセプトな自然言語とかもないですね
- 類義語辞典とかをみると、いかに人間が冗長かということがですね、よく分かると思うんですけども
- で、これらはですね、実は人間の脳は求めていない。。だろうと
- つまり人間の脳が本能的にこれらを求めるならば
- 我々の知っている言語
- 英語だったり、日本語だったり、中国語だったり、どこかの言語でもいいですけども
- は、もっとミニマルで、もっと柔軟で、もっとなんていうのかな
- 最小のコンビネーションで、色々表現できる言語に進化していると思うんですね
- だけど、本能的にはこういうものは組み込まれていないんですね
- で、100年先の言語はどうなるかっていうことなんですけども
- まぁ、100年先っていうとちょっと難しいんですけども
- でも、過去の50年のコンピュータの歴史をみてみると
- あらゆる言語とは言いませんけども、これから先に出てくる言語の中で良い言語っていうのの一部には
- ハッカーによって創られた
- つまり、プログラムが本当に好きで、自分がプログラムを書く時に
- "どれだけエンジョイできるか"ということが非常に重要で
- そして、そのプログラムを書く時の、ユーザエクスペリエンスですね
- 自分がどういう風に感じるか
- それが、優れた言語
- そして、ある意味ですね、日本人お得意の"おもてなし"っていうんですかね